パリ郊外の団地で暮らす、エキゾチックアニマル愛好家のカレブ(テオ・クリスティーヌ)はある日、珍しい毒グモを手に入れる。日々、スニーカーの転売で稼ぐカレブは、同じアパートに住むトゥマニから注文を受けたスニーカーを渡す。その直後、原因不明の死を遂げるトゥマニ。警察は謎のウィルスが発生していると判断し、建物は封鎖され住民たちは閉じ込められてしまう。その裏で、カレブの購入した毒グモが脱走し、猛スピードで繁殖し始めていて……。
アルゼンチンをツアー中の英米のインディー・ロックバンドが、捨て去られ荒涼とした街、エペクエンで立ち往生してしまう。突然の不運に見舞われたツアーも、彼らを待ち受ける狂気の一家による血塗られた地獄を目の当たりにした時、バンドメンバー間にあった葛藤はたちまち忘れ去られる。
インドの山奥。小さな村に暮らす青年ハヌマントゥは、気の強い姉アンジャンマにどやされながら、定職に就かず日々を過ごしていた。ある日、幼馴染のミーナークシを助けようとして海に転落し、海底で不思議な力を持つ宝石を見つける。その石は、ある条件下で彼を無敵のスーパーヒーローに変えることが分かり、ハヌマントゥは一躍、村の救世主となるが、謎の男が石を狙いに彼のもとへやってくる…!
かつて女優として一世を風靡したスヨンだったが、飲酒運転で事故を起こし活動休止に追い込まれた。その後、再起を図るために地道に活動を始めるが、世間の反応は冷ややかだった。事務所が用意した住居では、後輩女優のガヨンと同居させられ、断ったはずの酒をあおる日々が続いていた。その夜も酒に酔い目を覚ますと、包丁が突き刺さったガヨンの死体が横たわっていた。言い争いの末に殺してしまったのか、それとも事故なのか、記憶が全くない。どちらにしろ、事件が明るみになれば再起の道は完全に断たれてしまう。スヨンは、事件を隠ぺいしようと決心するが、その時、何者かが玄関のチャイムを鳴らした―。
うまくいかないビジネス、自分のことを罵る妻、もうすぐ生まれる赤ん坊、妻の実家であれこれ指図をしてくる義父、そんなすべてが嫌になったエリック。彼はネットに救いを求め、あるポルノサイトに辿り着く。そこで自分の欲求を満たしてくれる人物、ギーゼ女王様の存在を知る。ある日、妊娠中の妻が癇癪を起こし、罵倒を繰り返されるストレスフルな日々に嫌気がさしたエリックはすべてを捨てて、人生のすべてをギーゼ女王様に委ねる覚悟を決める。そして自由を求めて彼女のいる屋敷へと旅立つのだった。ギーゼ女王様のしもべとなる儀式を終えて満たされていくエリックだったが、妻や妻の家族が彼を取り戻そうと説得に現れる。
ニューヨークの歴史あるクラブで特別ゲストとして招かれるほど、キューバ系アメリカ人歌手として名声を得ているニコ。3年前、彼はキューバのハバナにいた。親友のセルソを癌で亡くしたニコは喪失感から立ち直れず、歌を作ることもできなくなっていた。そんなある時、彼の歌を聴いたボブと名乗る自称音楽プロデューサーの男に、“才能があるからニューヨークに来ないか”と誘われる。ニコは父親を探したいと言っていた亡きセルソの夢を叶えるため、ニューヨークへと向かうことに。だが、当てにしていたボブは口先だけで、会うことすら叶わず、公園で野宿をするハメに。翌朝、目が覚めると、セルソの遺灰が入ったリョックは盗まれ、盗人のホームレスを探して街中を彷徨うことになる。
ある日突然、猛烈な放電と竜巻をまき散らし、接触したあらゆる物体を粉砕・ガス化してしまう巨大な赤い大竜巻が各地で発生。アメリカではニューヨーク、ボストン、ワシントンDCにかけて街が消滅。そんな時、とある田舎町では救助活動に奔走する高校教師ジェイソンが、道中に救出した素粒子物理学者キャロリンから驚くべき事実を知らされていた。それは、この嵐の猛威を止めるためには、ジェイソンの息子ウィルが偶然にも発見した、素粒子分解装置がカギを握るということだった。
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった......。
巫堂ファリム(キム・ゴウン)と弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受ける。すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)も合流する。やがて、4人はお祓いと改葬を同時に行うが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた…。
コロンビアの巨大麻薬カルテルが、2人の若い女性を人質に、コカインをメキシコ経由でアメリカに密輸する作戦を実行している。元ネイビーシールズ(海兵隊員)のストライカーは、麻薬取締局と国境警備隊の女性救出作戦に協力を求められ、度重なる死闘の果てに人質たちを救出し、麻薬密輸の計画を暴くことに成功する。しかし、激怒したカルテルは復讐のため、彼の家族を誘拐し、アメリカへの特殊潜水艦を操縦するよう迫る。その潜水艦は長距離航海可能な、麻薬を運ぶための特殊な潜水艇ナルコサブだった。危険な航海、そして巨大カルテルの陰謀。元ネイビーシールズのストライカーは家族を取り戻すことができるのか!?
朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗(ハン・ソッキュ)は、奴婢の身分だったチャン・ヨンシル(チェ・ミンシク)の優れた才能を認め、武官に任命する。豊富な科学知識と高い技術を持つヨンシルは「水時計」や「天体観測機器」を次々に発明。それらは庶民の生活に大いに役立てられた。一方で、「明の従属国という立場から脱し、朝鮮の自立を成し遂げたい」という夢をもつ世宗も、朝鮮独自の文字である“ハングル”を創ろうとしていた。天と地ほどの身分の差を超え、特別な絆を結んでいく二人。だが朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、密かに二人を引き離そうとする。そしてある日、世宗を乗せた輿が大破する大事故が発生。輿の製作責任者であるヨンシルに疑いの目が向けられるが…
ミアとその婚約者マックスはスノーボードざんまいのバカンスを満喫しようとジョージアのウィンター・リゾートを訪れる。チェックインの際ホテルのフロントレディに“ブラック・リッジ”という山でフリーライドを楽しみたいと申し出るが、謎の死をとげた犠牲者が続出する禁断の山であり、近づかぬようにと警告をされる。その警告を無視しスリルを求めるミアとマックスはヘリをチャーターし禁断のゲレンデを制覇しようと挑む。しかし突然スノーモービルを駆る謎の殺人鬼が二人を襲ってきた。マックスと離れ離れになってしまったミアを殺人鬼は執拗に追ってくる。更には殺人鬼が仕掛けた爆弾で大雪崩が発生し、ミアを飲み込もうとしていた。果たしてミアは生き残ることができるのか?マックスの安否は?そして殺人鬼の正体、目的は一体何なのか―!?
PKO(国連平和維持活動)の中国歩兵大隊が、アフリカの広大な砂地の中、遠くの小さな町に向かって疾走している。様々な思いを胸に、テロの渦中にある人々を救うべくこの地に集まった男達。“兵王”の異名を持つドゥー・フォンを中心に、卑劣なテロリストたちを一網打尽にすべく、共に別の場所で闘った同僚や現地の医師らの力を借りながら任務に挑む。しかし魔の手は着実に彼らに、そして町の人々にも忍び寄る。医師の娘の誘拐、そして奪還に仕掛けられた、誰も想像しなかった壮絶な罠とは!?はたして男達は、誰一人欠けることなく平和を取り戻せるのか!?
第一次大戦下、ドイツの侵攻に怯えながらも家族と農業を営み穏やかに暮らす少年アルトゥルスの幸せな日常は、母の非業の死で一変する。復讐を誓い父・兄と共に身を投じたのは、国民の約半数にあたる120万人もの死者を出したラトビア戦線だった。敵は二つの大国。圧倒的な武器と兵力で迫るドイツと、そのドイツから自らを守る楯にせんと国と民を蹂躙するロシア。戦争に翻弄された北欧の小国ラトビアの知られざる死闘が今、鮮烈な映像で蘇る。
MI6 指揮下の特殊部隊に属し、チーム内でも高い命中率でターゲットを仕留める最強のスナイパー 、 リア。ある日、テログループ<ブラック・サンデー> の制圧という ミッションを与えられた彼女のチームは、組織の潜伏先である アフガニスタンへと向かったが、激しい銃撃戦 の末に 作戦 は失敗。 拘束されたリアと義兄のポールはテログループか ら 「 二人の どちらか一人を逃が す から選べ 」 と 告げられる 。 リアもポールも互いにお前が生きろと言い合うが、すでにポールはリアを犠牲にし、生き延びることが決まって いた 。 何も知らないリアは別室へと連れて行かれ、目の前で次々と仲間を殺され、自身もにも銃口が向けられるのだった…。3年後、イギリス 高官邸を訪れたサウジアラビア大使。 MI6 が警備についていたが、イギリス高官 と大使 が テログループに 拉致され る事件が発生。その現場にはなんと 殺され たはずのリアの姿があった。彼女は 生き残り、裏切った者 への復讐のためテロリストグループ の一員となっていた …。
時代は衰退期の明国。ブルネイ王国から国宝として世にも珍しい怪物が贈られる。東廠の督主である孫玉鶴(ソン・ギョクカク)は、錦衣衛の封四海(ホウ・シカイ)に、凶暴と思われるその怪物を調教させ、皇太子を殺害させようと画策する。しかし、招財(ショウザイ)と名付けられたその怪物を調教するうちに、心を通わせた封四海は、孫玉鶴の命に背き、招財をわざと逃がしてしまう。孫玉鶴は、命に背いた封四海と招財を捕らえようとその首に賞金を懸け動き始めるが、そんな中、冷氷氷(レイ・ヒョウヒョウ)、甄剣(シン・ケン)、熊嬌嬌(ユウ・キョウキョウ)をはじめとする、出身も素性もバラバラの6人が、朝廷の金を奪おうと計画を練り、招財を探し回る孫玉鶴率いる一行を待ち受けるのだった…。
フィリピン軍特殊部隊の隊長として多くの部下に慕われているアベル。ある日、部隊にジャングルに潜むテロ組織掃討命令が下される。困難を極める作戦はアベルを隊長とする精鋭部隊の活躍で見事に成功した。数日後、部下の家族との洗礼式の場で、何者かが仕掛けた爆弾が炸裂。アベルは偶然にも爆破を逃れるが、部下とその家族を含む多くの命が奪われてしまう。いったい誰が、どんな理由で自分たちを襲ったのか? 警察の捜査が進む中、妻と幼い子供が住む自宅も何者かに襲撃される。反撃に転じるアベルは、腹部に銃弾を受け負傷したものの、辛くも難を逃れる。家族にも危害が及ぶことを知ったアベルは死んだ部下たちのため、家族を守るため、上官の制止を振り切り、独り復讐に動き出す。特殊部隊の無断離隊者<AWOL>となったアベルは、一人、また一人と犯人たちの居所を突き止め、自らのライフルで冷徹に復讐を遂行していく。犯人たちの目的も次第に明らかになっていく中、その先には思わぬ黒幕の存在が。
インド陸軍大佐として活躍するスバッシュは、愛するミーアとの結婚を控え順風満帆な日々を送っていた。だが、出席した政党連合の協議会で党首の命を狙った爆破テロ事件が勃発。ミーアも遺体となって発見され、その後次期州首相である兄サラヴァナまでも不審な死を遂げることに。選挙前の混乱で暴動がおこる中、監視カメラの映像から二人の死に共通する人物を見つけたスバッシュはその女、プロの殺し屋カイラを追いロンドンへ飛ぶ。凄腕ハッカーの力を借りてカイラを追い詰めたスバッシュだが、裏にはまた別の人物が関与していることを知りイスタンブール、更にはパキスタンへ。復習を誓う彼が追う事件の先には、国家間をも巻き込む巨大な陰謀が隠されていた…。
映画やテレビの撮影現場でスタントウーマンとして働いているクレイ。今日も現場でスタントの仕事をこなしていたが、往年の名スタントマンであった父親譲りの演技を、監督から「古臭いアクション」と切って捨てられ、降板させられてしまう。病気がちの父親のため高額な医療費が必要なクレイは仕事にあぶれ途方にくれていた。そんな時、彼女の前にかつての恋人ラミーユと3人の旧友が現れる。ラミーユはクレイに、大金を稼げる仕事があると誘う。詳しい内容を知らされぬまま協力を承諾するクレイたちは、ラミーユに従い、マニラのスラム街へ。そこで彼らを待ち受けていたのは、ただならぬ雰囲気をまとった怪しげな組織の面々。そして彼らから説明された仕事とは、ストリートチルドレンを誘拐し、臓器を売りさばくことだった!そんなヤマは踏めないと拒否して立ち去ろうとするクレイたちだったが、実態を知られた組織は彼らを全員抹殺すべく襲いかかる。かくして夜のマニラを舞台に血みどろの殺し合いが始まった!
穏やかな自然に囲まれたアップルバレーで、叔母に育てられた頑固で意思の強い少女オーラ。ある日、とある出来後で自分が魔法の力を宿している事に気づく。彼女の15歳の誕生日、家の片隅に眠っていた壊れた小型ロボット“ヨーデル”が突如目を覚まし、オーラに魔法学校への入学を勧める。大好きな叔母とのしばしの別れを決意し、ヨーデルをガイドにオーラは家を出た。目指すは“モントローズ魔法学校”。そんな彼女たちの行く手を巨大なピンクドラゴンが阻んだが、同じ学校に通う少年ショーンの助けにより無事にモントローズ魔法学校へとたどり着く。そこでは、特別な能力を持ったたくさん子供たちが学んでおり、彼女も彼らと新たな楽しい生活を始める事に。しかし、ほどなくしてこのモントローズ魔法学校が抱える大いなる秘密の存在に気づく。危険な闇が彼女と大切な友達に近づく中、彼女は自らの出生の真相を知る事になる・・・。
デザイン会社で働くシングルマザーのヴィカ。家探しをしていた彼女は、モスクワの高級アパートを相場よりもかなり安く購入することに成功する。しかし、娘アリーナと飼い猫クージャとともに移り住もうとしたその日から、ポルターガイスト現象が頻発。部屋には姿は見えないがいたずらで人々を惑わせるエルフが住んでおり、不動産業者に雇われた祈祷師や魔術師はもとより、新しい入居者を次々と追い出していた。アパートで平穏に暮らしたいヴィカと彼女たちを追い出したいエルフの攻防が続く中、唯一飼い猫クージャと会話が出来るエルフは、彼を通じて純真なアリーナと友情を育み始める。一方、かつてエルフを追い出すべく不動産業者に雇われ返り討ちにあった魔女は、アパートに宝石が隠されていることを透視し、自分のものにしようと企んでいた…。
麻薬を精製し売買する闇組織に入り込み、一員として捜査を続ける潜入捜査官ウー。ある夜、大物取引の現場に突如侵入してきた謎の二人組に邪魔をされ、買い手との抗争が勃発。組織のボスであるボブが撃たれてしまう。有能かつ娘の恋人でもあるウーを信頼していたボブはウーを跡継ぎに指名し絶命。ウーは組織のトップの座につくことになる。直後、ウーは買い手だった組織が所有する巨大輸送船に拉致され、組織を率いるハと対面。仲間にも冷徹非道なハはウーの組織が精製する麻薬の純度を称賛、ウーにコックを引き渡すよう脅迫するのだった。その後解放されたウーと仲間のタイガーの前に抗争のきっかけとなった二人組が現れる。実は元特殊部隊所属だったハと同僚だったという彼らは、ハが潜入捜査時に寝返り仲間を惨殺し今の麻薬王にのしあがったこと、復讐すべくハの組織に精通しているためウーの捜査の戦力になれることを伝える。ウーは自分の正体も把握しているその二人、マグナムとエバと手を組み組織の一網打尽を目論むのだが…。
1950年代にジョージア州の小さな町で、妊娠している若い女性アガサ(サブリナ・カーン)が修道院に避難を求めてくる。だがここには、多くの秘密と厳粛なルールがあった。そして、この修道院で過ごす中でシスター達の怪しい行動と真実を知った時、院内に潜む存在に気がつく…彼女は無事にこの修道院から生きて出られるのか―
1913年、オーストリア=ハンガリー帝国が栄華を極めた時代。イリスは、ヨーロッパの中心、ブダペストのレイター帽子店で働くことを夢見てやってくる。そこは、彼女が2歳の時に亡くなった両親が遺した高級帽子店だ。だが今のオーナーであるブリルは、突然現れた彼女を歓迎することはなく追い返してしまう。オーストリア皇太子も訪れるような華やかで憧れの場所に見えた帽子店。しかし、そこには大きな闇が隠されていた。裏ではウィーンの王侯貴族に店の女性を捧げているという。またイリスには兄がいたことを初めて知るが、兄カルマンは伯爵殺しという大きな事件を起こしていた。彼女は失踪している兄を必死に探し始めるが辿り着けない。やがて兄とその仲間たちによる貴族への暴動が起こる。イリスもまた第一次世界大戦前に激動するヨーロッパの渦に巻き込まれていく。果たして、彼女は兄と巡り逢うことができるのか?そして高級帽子店が行きつく運命は?
愛してるから、貴女の全てを奪う。幼い頃、両親が強盗に殺害される現場を目撃してしまったソフィーとジェシカの姉妹。姉のジェシカは、そのトラウマと妹を守らなければという強い思いから精神のバランスを崩し、妹のソフィーを必要以上に束縛し依存するようになっていた。やがて犯人の出所を知ったジェシカは復讐を企てるが、突然の事故で命を落としてしまう。深い悲しみと同時に新たな人生を歩む前向きな決意をするソフィー。しかし、その日からたびたび記憶を失い、気がつくと見知らぬ場所で目を覚ますようになる。記憶を失っていた間の行動を自ら調べ始めたソフィーは、自分が姉の名前を名乗り犯人への復讐を遂げようとしていることを知る・・・。
地球上の全ての人間の記憶は記録・検閲され、個人のプライバシーも匿名性も失われた近未来。「秘密」はもはや過去の遺物となり、犯罪さえも消滅していた。しかし、起こるはずのない殺人事件が発生。捜査上で頼りになるのは、一切の「記録がない女」(ANON=匿名)だった。事件は何かの始まりを示唆するかのように、次々と発生し……
1923年、第一次世界大戦後のフランス。40万人もの行方不明者を出したアルゴンヌ戦で戦い、それぞれ心に傷を負った兄と弟。兄のジョルジュは戦友のディオフォと共に西アフリカのオートボルタへ旅に出ていたが、ある不慮の事故に遭い、失意のまま母国フランスへ向かう。しかし、弟のマルセルは戦争の後遺症で言葉を失い、心を閉ざしていた。マルセルの恋人を見つけようと奔走するジョルジュだったが、マルセルの手話の先生に惹かれていき…。
1997年、中国返還を目前に控えた香港。母と二人で低所得者用アパートに住む少年チャウは、弟分のロンを引き連れ借金の取り立ての手伝いをしている。ある日、チャウは同じような境遇の少女ペンと出会い恋をする。が、彼女は重い腎臓病に冒されていた。やがて彼女の身を守るため、生まれて初めて銃を手にするが……。
夫を亡くしたベスは、幼いローウェンを連れて、“三日月の家”と呼ばれる別荘にやって来る。その地は昔から三日月型をした岩礁になっており、水難事故が相次いでいた。ある日、家で寝ていたベスとローウェンは、インターホンの音で目覚めるが、外には誰もいない。それから不思議なことが起こり始める。そして、近くに住む少女サムに「気をつけて」と言われるベスだったが、とうとうローウェンを家に残して、ベスが消えてしまう。