絵本作家のウェードには、CIAの父親がいた。また幼少期に悪しき友人ルーカスによって、車椅子生活を強いられていた病弱な姉タラを水死させられた忌まわしき過去があった。そのトラウマに導かれるかの如く、ウェードは密かに猟奇殺人を繰り返していた。今回も数名の男女を拉致し、一人また一人と拷問にかけては殺害。だが、一人の若者だけはなぜか殺すことなく、危険な実験をし続けていた。そんな秘めた正体を知らぬ隣人女性のゲイルからは、好意を抱かれているようだった。一方で、謎の老人ジェフリーズからは常に監視されているウェード。そんなこともお構いなく、“死に至る最後の数秒には、究極の幸福がもたらされる”ことを信じて疑わず、ウェードの狂気はエスカレートしていく。
家庭を顧みず、仕事と浮気優先の人生を送る一児の母アーリン。ある日、息子のお迎えの帰り道に交通事故を起こし、息子を失ってしまう。悲しみに打ちひしがれるアーリンは、夫とも別れ、仕事に行くこともできなくなった。そんなある日、アーリンの前に1人の男が現れ、“不可能を可能に”と書かれたチラシを手渡される。不気味さからすぐにその場から立ち去るアーリンだったが、日増しに精神が不安定になっていったことで、男が示したエンデバー・インスティテュート社を訪問。そこは、過去をやり直すことができる施設だった。早速サインをし施術に入るアーリン。そして次に目が覚めると、彼女の前には愛する息子ウィリアムの姿があった。今までの生活を反省し、家族のために生きようとするアーリンだったが、現在の生活と過去の記憶が交錯し、再び彼女の心は蝕まれていく。
シングルマザーのマディは、郊外の古い一軒家を格安で購入。幼い息子のジョナは生後20ヵ月の頃、離婚前のマディが迎え入れた養子だが、口がきけずメッセージボードの絵でしか意思を示せない自閉症児だった。マディは妹のアンバーにも手伝ってもらい新居へ引っ越すが、ジョナは家を気に入らない様子でかんしゃくの回数も増えていくばかり。ある日、ジョナは“うるさい大男を止めて”という謎のメッセージを示し、全裸でスキンヘッドの男の絵を描く。医者はジョナの異変を引っ越しのストレスだろうと診断。そんななか、見知らぬホームレスの男が家を訪ねてきて、「息子を連れて逃げろ」と忠告しにくる。その後、ジョナの絵と瓜二つの全裸の大男が、室内に突然現れて…。
カリフォルニア州のパサデナの大学で美術講師を務めるアンディ。彼女の家は代々、新年の祝賀行事として行われるローズ・パレードで町の目玉、花で装飾されたフロート車を作ってきた。次のフロート車は体調を崩した父アルに代わってアンディが仕切ることに。そんな彼女の前にシカゴの金融会社で働くクリフが、チームワークを学ぶためにやって来る。自社のフロート車を予算内で期日どおりに作れば昇進が約束されていることから、彼は躍起になっていた。だがアンディは、上から目線で小バカにした態度のクリフとぶつかってばかり。そんななか、最高のフロートづくりを目指そうと頑張るアンディたちの頑張りが、クリフを徐々に変えてゆく。
デザイナーのメリッサは1年前、強盗に襲われたところを救ってくれたケビンと結婚。一軒家を購入し、幸せな日々を過ごしていた。しかし今や、夫婦仲はギクシャク。ケビンはワインバーのオープンの資金繰りに苦労し、決して順調ではなかった。にも関わらず隣人ローレンの娘グレースを、メリッサには内緒でワインバーの店員として口利きし、それを口実に親密な男女仲になっていた。一方ある夜、メリッサが一人で家で過ごしていたところ、知らない男が侵入し、ケビンが賭博で負った借金を払えと脅迫してきた。さらには職場にクインと名乗る女性が現れ、「ケビンは裕福な女性に目をつけて金を騙し取る男」だと聞かされたメリッサ。ケビンの本性を知ったことで離婚を決意するも、その後、職場にやってきた刑事2人に、ケビンが遺体が発見されたと報告され、激しい混乱とともに動揺を隠せないでいた。
水ウイルスの蔓延によって世界中で6000万人もの人々が死亡、残りの人類も5年以内に死滅することが予想されている近未来。水を飲み過ぎると毒によって死亡する絶望的な世界で、水化学のジェニファー博士はこの問題の解決に最も近い科学者の1人と言われていた。ある日のこと、自身の目から零れ落ちそうな涙を鏡で見たジェニファーは、水ウイルスに対抗する術を思いつく。人類を救う手立ての発見に興奮したジェニファーは関係者と話し合うため急いで出かけるが…。ジェニファーが目覚めると、そこは自宅のベッドの上だった。ストレスで解離性健忘症を引き起こしたジェニファーは失神を起こし、この数日間の記憶をすべて失ってしまっていたのだった。
エリア51の調査に向かったゼータ・レチクル星のUFOがアメリカ合衆国の空軍機に撃墜され、2体のエイリアンが捕虜となる人類史上前代未聞の事件が起こる。この事態にゼータ・レチクル星の代表グウェルダは、すぐさま仲間の救出を命令し、ヘイゴーを中心とした救出チームが結成される。しかし、この救出チームの派遣をエイリアンの地球侵略と受け取ったアメリカ合衆国は、空軍とNASAの連携で立ち向かうことに。結果、双方に多くの犠牲を出し、膠着状態に陥ってしまう。平和的に事態の解決を図りたいグウェルダは、部下のマゴンをアメリカとの交渉役に当たらせるが、アメリカ空軍のロムニー大将はマゴンからの停戦の申し出を拒否してしまう。
ニューヨーク社交界の花、政治家一族の娘エイブリーは、周囲の期待とは裏腹にファッションデザイナーの夢を胸に秘めていた。フランス人デザイナーであるリゼットがアシスタントを募集していると知り、彼女のモデルでもあるオリバーに口利きしてもらおうと考える。一方、代々続く船舶会社の跡取りであるオリバーは、現CEOの父親から1ヵ月後の役員会までに周囲に認められるべく、イメージアップを図るように言われていた。そこで、エイブリーにリゼットを紹介するのと引き換えに、良家の子女であるエイブリーに恋人のフリを頼むのだった。その後、エイブリーは幸運にもリゼットのアシスタント候補に選ばれ、さらには母の命令で上院議員候補の事務所で手伝いをしながら、オリバーの恋人としてパパラッチに追われる日々を送るのだが…。
サーフトリップという言葉を生んだ、終わらない夏と完璧な波を求めた旅の物語。26歳の映画監督ブルース・ブラウンが21歳のマイク・ハインソン、18歳のロバート・オーガストの2人のカリフォルニアン・サーファーとともに完璧な波と夏を求めて世界を巡る。カメラとサーフボードを持って、未知なる場所での撮影に予測できない困難の連続だが、新たな体験は好奇心とユーモアに満ち溢れている。さまざまな人との出会い、初めての地で波を追う。セネガルで誰も乗ったことのない波に乗り、ガーナでは子供たちにサーフィンを教え、ナイジェリアではヒッチハイク、赤道を超えて南アフリカのケープタウンからダーバン、セントフランシス岬へ。オーストラリア、ニュージーランドで地元のサーファーと交流し、タヒチ、ハワイへ波を求めて巡る旅。それはまさにサーファーの究極の夢。多くの人の冒険心をかきたて、人生に影響を与え、バイブルとして愛され続けるサーフィン映画の金字塔。
ハッカーと泥棒という異色の女性カップルがダークウェブ界で暗躍する企業を相手に脳チップの強盗を計画する。世界を一変させうる可能性を秘めたチップを盗んで大金と交換し、人生をやり直すはずだった。命からがらチップを奪い、人里離れた森の隠れ家へ逃げ込む。だが安全なはずの場所に謎めいた男が現れる。その正体も目的も分からず、不穏な空気が漂う。生死を賭けた予期せぬゲームの始まり。ふたりは森からの脱出を試みるが、方々にワナが仕掛けられており、徐々に追い込まれていく。
ヴィンセントはある日、職場で突然暴行を受ける。ケガが癒える間もなく、今度は別の同僚にも襲われたが、加害者たちは襲撃時の記憶がないと言う。「事件の原因は被害者の方にあるのでは」と疑われるヴィンセント。しかし彼に対して殺意を抱く者は後を絶たなくなり、見ず知らずの他人ですら命を狙ってくるように。「自分と目線が合った瞬間に、人々は襲いかかってくる」....終わらない襲撃の法則をかろうじて発見したヴィンセントは、生き残りをかけた<自衛>を開始する。
未解決事件や超常現象を扱うラジオ番組「カルラの迷宮事件簿」。パーソナリティーのカルラの冠番組だが、ネタ不足で聴取率が下がり続け、打ち切り寸前だった。起死回生のため話題性のある事件を探す中、「ワープウッズの森」で行方不明者が続出しているという情報を手に入れる。カルラは、取材をするべくスタッフを連れてワープウッズへと向かうが、深い森の中で道に迷ってしまう。途方に暮れていたところ、一軒家を見つけ助けを乞おうとするが、そこにメリーという女性が現れる。この家で息子と二人で暮らしているというメリーは、カルラたちを温かく迎え入れるが―。
エリートで優しい夫とかわいい息子に囲まれ、一見とても幸せそうな生活を送る主婦レイチェル(キャスリン・ハーン)。セックスレスを相談する心理カウンセラーに、彼女は語る。不満はないの。でも、日常の中で女性としての魅力を失っていく漠然とした焦燥感。ある日、レイチェルは友人たちと遊びで訪れたストリップクラブで、少女のようなルックスで強烈な性的魅力を放つストリッパー、マッケナ(ジュノー・テンプル)に出会った。自分が失ってしまった、眩ゆいほどの若さと奔放な自由を謳歌するマッケナに、レイチェルはどうしようもなく惹きつけられ、住むところを失い困っている彼女を、家に住まわせることに。しかし、彼女はただのストリッパーではなく体も売る娼婦だったことから、家族や友人たちとの関係が思わぬ方向にー。
レバノン内戦下のベイルートで韓国人外交官が忽然と姿を消した。やがてそれが忘れ去られた頃、現任の外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)は、消えた外交官が人質として生きていることを告げる暗号をキャッチする。彼を救うため、身代金を手にレバノンに向かったミンジュンだが、現地に降り立つや否や大金を狙った武装組織に襲われピンチに陥ったところを、タクシー運転手として働く韓国人のパンス(チュ・ジフン)に救われる。金のためなら何でもするパンスを、韓国政府からの見返りをチラつかせて同行させることにしたミンジュン。奇妙な協力関係で結ばれた二人は、時にぶつかり、互いを認め合いながら戦火が吹き荒れるベイルートの街を突き進んでいくのだが…。果たして二人は捕らわれた外交官を無事に救うことができるのか?
森の中で続発する失踪事件は、そこに住む人食い一家による犯行だった。行方不明となった女性を探しにいったデヴィッドも、人食い一家に捕らえられてしまう。なんとか脱出を企てるが失敗し、あえなく命を落としてしまう。すると森の中に倒れ込むデヴィッドを、次々と木々や葉っぱが覆いつくしていく。森の自然が、復讐の魂を宿らせたのだ。異形の姿となり、驚異の力を手に入れた怪物化するのだがー。
12歳のダルバは父親と2人暮らしで、子供なのに化粧をして大人の女性のような服装で生活をしている。ある晩、突然警察が家に押しかけ、ダルバは父親から連れ去られ児童保護施設に保護される。ダルバは新しいルームメイトのサミアやソーシャルワーカーのジェイデンと親しくなるにつれ、父親と分かち合っていた愛情と信じていたものは、自分が思っていたようなものではなかったことを次第に理解していく。ジェイデンやサミアの助けを借りながら、ダルバの新しい人生が始まる。
フレッド・ジンネマン監督によるミュージカル映画。1943年の同名ミュージカルが原作。リン・リッグスによるブロードウェイ劇「ライラックが盛んに咲く」をベースに、オクラホマが州として承認される1906年にクレアモア駅近くの田舎でおこった出来事を描く。
ジェームズ・A・ミッチェナーの小説「南太平洋物語」のミュージカル化でブロードウェイで驚異的なロングランを続けた作品の映画で、ミュージカルの演出も手がけたJ・ローガンによる作品。出演は『旅情』のロッサノ・ブラッツィ、『魅惑の巴里』のミッチー・ゲイナー、『お茶と同情』のジョン・カー等。
公務員試験に落ち続けていた31歳のチャヨン。ついに受験を諦めることにした彼女だったが、そのせいで恋人は去り、母親も怒り心頭。そんなある日の夜、チャヨンは帰宅途中で女性ランナーのヒョンジュと出会う。颯爽と風を切って走る彼女の姿に目を奪われ、チャヨンもランニングを始める。ヒョンジュと一緒に走るようになったチャヨンは、ランニングによって自身の体と心に変化を実感し、ヒョンジュとも親密になっていくが……。
パリの店舗やルイ・ヴィトンなどの高級ブランドとのコラボレーションが話題の人気パティシエ、ヤジッド・イシュムラエンの自伝書を元に映画化された感動のサクセス・ストーリー。登場する全てのスイーツの監修もヤジッド本人が務めた。またオーディションで映画初主演を射止めたのはTikTokで660万人のフォロワーを持つ映像クリエイターとしても活躍する俳優リアド・ベライシュ。
引きこもりの青年ヘンリーにとって、毎日の楽しみはハッキングしたウェブカメラで女性たちを観察すること。画面の向こうに映る彼女たちの私生活を眺め、のぞき見するだけでヘンリーの心は満たされていた。しかし、そんなヘンリーの生活は売れない役者の同居人エリックによって脅かされ始める。何かとちょっかいをかけてくるエリックの無神経な行動にうんざりするヘンリーだったが、どこか憎めない彼のことを嫌いにはなれなかった。ある日のこと、盗撮している女性たちの1人ローラの部屋をのぞいていたヘンリーは、彼女の衝撃的な行動を目の当りにしてしまう。心身ともに強いショックを受けたヘンリーは、次第に妄想と現実の狭間で翻弄されていく。
1978年1月15日、フロリダ州タハラシー。連続殺人犯として逮捕されるも脱獄したテッド・バンディは、逃亡中にカイ・オメガ寮の女生徒たちを襲う。そして1982年。ワシントン州グリーン・リバーで複数の遺体が発見。捜査を指揮していたデイビッド・リチャーズ刑事は、その犯行手口などから、同一犯による連続殺人として対策本部を立ち上げる。新たな人骨も発見され、グリーン・リバー殺人事件として騒がれるが、捜査に行き詰まるなか、対策本部に加わっていたFBI行動科学課のボブ・ケラー宛に死刑囚となっていたバンディから手紙が届く。その内容は、“取り調べなどで何度も会ったことのあるケラーに捜査協力をしたいので、リチャーズ刑事と一緒にフロリダ刑務所に会いに来てほしい”というものだった。
1980年12月8日、アイウィットネス・ニュースの記者アラン・ワイスは、バイク事故に遭いニューヨークのルーズベルト病院の救急科に搬送される。治療を待つアランだったが、ある銃撃の被害者が処置室に運び込まれたことで病院内が慌ただしくなり、治療を後回しにされてしまう。医師や警官の会話などからその救急患者が”ジョン・レノン”であると察したアランは、特大スクープ獲得の予感に心を逸らせ、放送局の同僚ウィルに病院の状況を知らせる。同日23時15分、ジョン・レノンの死亡を確認。世界で最も有名なミュージャンの1人がこの世を去っていった。平和を訴え続けた人物の訃報は世界中を駆け巡り、人々は深い悲しみと痛みに心を震わせる。
クリスマスシーズンが到来。ソリューション・スペシャリストとして働くリナも実家へ帰るべく、12月20日早朝のデンバー空港行きの飛行機に乗り込んだ。そこで彼女は高校時代の同級生マックスと再会。しかし離陸後、機は冬の嵐で空港が閉鎖されたことから、急きょオハイオ州トーランスに着陸することに。以後、西へ向かう便はいずれも欠航となり、陸路のバスも満席、レンタカーもすべて貸し出し中ときた。リナとマックスは空港内で出会ったモーガンの車に同乗して、まずは西へ。続いてクリスマス用のツリーを運ぶジョーを手伝いながら、大陸横断急行の駅へ到着。ところが、そこでコロラド行きに乗ろうとして、誤って家畜用車両に乗り込んでしまう。
役者志望のジェーンは気がつくと観覧車の中にいた。なぜ自分はこんなところにいるのか?自問自答し時間を遡ってみた。朝からハッパをキメてパソコンゲームに興じていたジェーンはご機嫌だった。お腹が空いた彼女は、ルームメイトのスティーブがSFイベント用に用意していた”特製”カップケーキをすべて完食。1時間後、食べたカップケーキのヤバい正体を、身をもって知ったジェーンはとてもハイになっていた。代わりのカップケーキを作るためハッパの売人からブツを買い調理を始めるが、エージェントのカイルからの電話に気を取られてカップケーキ作りは大失敗。あきらめてカイルの指示どおりにオーディション会場へと向かうジェーンだったが…。
イベントプランナーのマーリーは、完璧なプロポーズを演出することで大人気。彼女が手がけたプロポーズ動画は300万回もの再生数を叩き出していた。そんな彼女の他社への引き抜きを危惧した社長から、次の仕事に成功したら共同経営者に迎えたいと告げられる。しかも次の依頼者は親友ララの恋人グラント。親友の幸せと自らの昇進がかかった大仕事に張り切るマーリーは、親友が子供の頃に叶えたかった夢を実現させる演出を思いつく。訪れたのはララの故郷で、祖父母が住んでいた頃にマーリー自身も訪れたことのある馴染み深い町リトル・ブルック。今は手放されたララの育った農園をプロポーズの舞台に定めたマーリーは、現所有者のカートに協力を求めるのだが…。
映画監督のビョンスは、インテリア関係の仕事を志望する娘のジョンスと一緒に、インテリアデザイナーとして活躍する旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。そのアパートは1階がレストラン、2階が料理教室、3階が賃貸住宅、4階が芸術家向けのアトリエ、地下がヘオクの作業場になっている。3人は和やかに語り合い、ワインを酌み交わすが、仕事の連絡が入りビョンスはその場を離れる。ビョンスが戻ってくると、そこには娘のジョンスの姿はなく…。