米オレゴン州に住む女性ジュリー・キースがスーパーで購入した「中国製」のハロウィーンの飾りの箱に忍び込まんだSOSの手紙。それは、政治犯として捕らえられた孫毅(スン・イ)が、中国でも悪名高い馬三家(マサンジャ)労働教養所の中で書いたものだった。8000キロ以上の旅を経てクシャクシャになった紙には、信念のために収監され、拷問・洗脳されている実態が事細かに記されていた。このメッセージは次々と広まり、中国の労働教養所制度を閉鎖させるまでに至った。しかし、これでストーリーは終わらなかった……。2012年、米オレゴン州で見つかった中国からのSOSの手紙が国際的なトップニュースになった。中国系カナダ人監督レオン・リーは、この事件に関心を抱き、中国の活動家らとの独自のネットワークを通して、その手紙の主であるとの接触に成功。ふたりはスカイプ上で連絡を取り合い、当局の圧力に苦しみながらも製作。本作は想像を絶する実態を明らかにし、世界中の映画祭で高く評価された。現在、頻繁に報道されるウイグル自治区の再教育施設の問題などとも重なるだろう。
卒業前の最後の週末を仲間と過ごすため、あるキャンプ地を訪れた高校生たち。過去に忌まわしい事件の起きたこの公園は、管理・経営する夫婦にもどこか訳ありの雰囲気が漂う。そんな大人の思惑をよそに恋と水着と乱痴気と、解放感にひたってはしゃぐ生徒たち。賞金のかかったスライダータイムレースを前にして最高潮に達した興奮もつかの間、歓声は悲鳴に変わり、血の海と化すプール。 阿鼻叫喚の地獄ショーが、幕をあける・・・。
ジャーンシー王国に嫁ぎ、「ラクシュミー・バーイー」の王妃名で国民に敬愛されていたマニカルニカ。しかし産まれた王子を亡くし、養子を迎えた矢先に夫も病死。この機に乗じて王国を支配したイギリスに対し、1857年に「インド大反乱」が勃発すると、呼応して蜂起した彼女は自ら兵を率いて戦火の最前線に向かう──!
幼い頃に “伝説の九龍”と出会い、肉体に“ドラゴン・タトゥー”を入れた香港警察の熱血捜査官ガウ。女性警官を狙った連続殺人を捜査していた彼は、婚約者を犯人に拉致され、失意のドン底に...。その後マカオで同じ手口の事件が発生。犯人へ宣戦布告したガウは、巨大な陰謀に立ち向かう!!
古いびっくり箱が発見され、町の博物館に寄贈される。博物館で働くケイシー・レイノルズ(イーサン・テイラー)は、このびっくり箱を開ける。そんなある日、ケイシーは収められていた不気味なピエロの異変に気づく。ピエロが勝手に動き、こちらを見つめていたのだ。生きているのではないかと疑うが、そんなはずがあるわけないと自問自答するケイシー。しかし惨劇の幕はあがった。同僚が1人、また1人殺されていく中、ケイシーは箱の謎をといて、この悪夢を終わらせることができるのだろうか。それとも呪いの犠牲者となってしまうのか…。
ソウルに住む七歳の少年サンウは、母親と二人で田舎のおばあちゃんの家へ行くことになった。母親が新しい仕事を見つけるまでの間、会ったことのないおばあちゃんと暮らすことになったのだ。話すことができず、読み書きもできないおばあちゃんをサンウはバカにし、不便な山の生活に不満をぶちまける。しかし、おばあちゃんは決して叱らず、サンウの願いを一心に叶えようとする。
カナダの田舎町で偽名を使いウェイトレスとして働くカルメン。元夫からDVを受けている同僚のティナを助けようとするが、誤って殺害してしまう。逮捕されたことがきっかけで、彼女の正体が死んだとされていたオランダいちのマフィアのボス、通称“ブラック・ウィドウ”だとバレてしまう。オランダ警察は、殺人、麻薬密売、マネーロンダリングなど数々の犯罪を犯してきた彼女を自白させるため拘束する。その頃、敵対していたメキシコの麻薬カルテルは、カルメンの母親を自殺に見せかけ殺害。拘置所から出てこない限り、1人ずつ家族を殺すと脅迫してくるのだった。自らの死を偽装したのもカルテルとの全面抗争を避け、家族を守るためだったのだ。カルメンは家族を守るため、再びカルテルと対峙することを決意。仲間と家族の力を借り、拘置所からの逃走を成功させるが、彼女を待ち構えていたのは仲間の裏切りだった…。
黒社会で密輸業をしているカイは、警察官である弟のチャオに長年、船乗りであると偽ってきた。カイの素顔を知らないチャオは父親の介護をしながら、兄への厚い信頼を寄せていた。ある日、カイと義兄弟のマークは、岡本率いる東京のヤクザ組織に麻薬の密輸をもちかけられるが、殺しと麻薬に手を出さないという信念を持つカイは彼らの誘いを断る。その結果、カイは組織内で対立するピージャの仕組んだ罠にはまり、チャオに逮捕されてしまうのだった。さらには父親も殺害され、カイは自分の正体を知ったチャオから絶縁される。それから数年後、出所したカイは堅気の道を歩もうとするが、弟が刑事であるカイを組織は放っておくはずもなく・・・。
東ヨーロッパの戦地に6人のイギリス特殊部隊が送りこまれた。敵陣を一掃せよとのミッションを受けた6人は激しい銃撃戦を繰り広げ、上官の命令で民間人の女性捕虜を撃ち殺した上、敵が民間人3名を殺害するのを見殺しにしてしまう。ミッションを無事遂行した6人は自らの本拠地に到着するが突如エレベーターが停止したため、階段を上り始める。しかし上っても一向に出口にたどりつけない。やっと見つけたドアを開けるとそこは先ほどまでいた戦場であり、戦っている自分たちが目の前にいた。一体何が起こっているのか。果たして6人は無事にこの悪夢のような階段から脱出できるのか!?
先ごろ、カナダ政府とアメリカ政府が、隠匿していた衝撃の事実が判明した!カナダの自然豊かな山中で、未確認生物“ビッグフット”の存在が証明されたのだ!しかも、そのビッグフットは殺人ウイルスの保菌者であり、直径80キロ圏内の野生生物を死滅させるほどの威力を持っていた。人間への感染も確認され、すでに死に至っているケースもあるという。史上最悪の感染症が猛威を振るう中、当局はこの危機的事態にワクチンの生成を試みるも失敗。しかし、殺人ウイルスへの免疫を持つ数少ない人物を特定することができた。その人物こそ、カルヴィン・バール氏である。殺人ウイルスに免疫を持つカルヴィン・バール氏はなんと、第二次世界大戦の最中、史上最悪の独裁者アドルフ・ヒトラーを暗殺した最強のナチハンターだった!年老いた現在はリタイア中のカルヴィン氏だったが、FBIの要請を受け、最後のハンティングに挑む――。
ムンバイで獣医業を営むラージ。インド武術カラリパヤットの使い手で強く魅力的な彼は、母の10周忌の儀式に参加するため、故郷のチャンドリカへと赴く。そこは象の聖域と呼ばれる山奥で、父ディパンカルは野生インド象保護公園を運営していた。幼い頃から公園の野生の象と戯れて育ったラージだったが、母の死で父との確執が生まれ故郷を長い間離れていたのだった。そんな彼を幼なじみのシャンカラや「親友」象のボラは温かく迎え入れる。だが、公園の象たちには危険が迫っていた。素晴らしい象牙で一攫千金を得ようとする野生動物ハンター一味がこの地に狙いを付けていたのだった。仲間の象たちに加え父親をも襲われたラージは、幼なじみの腕利き動物保護官デーヴたちととも象を守るため一味と闘うことを決意する。
「当選しました」その声で、死んだはずの“ボク”の魂が、自殺した高校生ミンの肉体に“ホームステイ”することになった。ミンの自殺の原因を100日間で見つけ出さないと、“ボク”の魂は永遠に消えると告げられ、新生“ミン”としてもう一度人生をスタートさせる。初めて訪れた街で見知らぬ家族や同級生に囲まれ、違和感だらけの学校生活を送る “ミン”。誰にも気づかれないように謎解きを始めるうちに、秀才の美少女パイと出会い一瞬で恋に落ちる。ある日、1台のパソコンの存在を知り、自殺したミンを苦しめた残酷な現実と対峙していく・・・。
1939年の華やかなニューヨーク。作家を志す20歳のサリンジャーは編集者バーネットと出会い短編を書き始め、その一方で劇作家ユージン・オニールの娘ウーナと恋に落ちる。だが太平洋戦争が勃発し、サリンジャーは戦争の最前線での地獄を経験することになる。数年後、苦しみながら完成させた初長編小説「ライ麦畑でつかまえて」は発売と同時にベストセラーとなり、サリンジャーは天才作家ちしてスターダムに押し上げられた。だが、彼は次第に世間の狂騒に背を向けるようになる…。
物語は千年前の中国王朝。時の皇帝・徽宗(きそう)は、政治のことには全く興味がなく大好きなサッカーに興じているうちに、国は腐敗が進み不正がはびこる時代となった。中でも悪徳役人・高球(こうきゅう)は、得意のサッカーで皇帝をたぶらかし、私利私欲の限りを尽くし朝廷の中でも絶大な権力を握っていた。しかしそこには、様々な理由で世間から弾き出されたが国のことを憂う、義に厚い108人の英雄たちがいた。ある日、皇帝は反逆者でも逃亡者でも誰でも参加できる神州カップの開催を決定。しかしその裏には、恐ろしい陰謀が隠されていた。自由を求める宋江率いる「水滸チーム」と、高俅率いる「皇室クラブ」。これは単なる試合ではない、正義を賭けた決戦となるに違いない…。
1609年 、国王の娘ミトラ姫と愛しあっていた勇敢な戦士バイラヴァは、軍司令官の陰謀により命を落とす。400年後、ハルシャという青年に生まれ変わったバイラヴァに前世の記憶がよみがえり、ミトラ姫の生まれ変わりインドゥと運命の再会を果たした。だが、かつて二人の仲を裂いた軍司令官も現代に転生し、再び非道な罠をしかけられる──!!
暗殺のミッションに失敗した、若きアメリカ兵士・マイク。逃れた先が、3000万以上の地雷が埋まる地雷原だと気づいたその時、目の前で仲間の兵士が爆死。さらにその瞬間、“カチッ!”…。自らも地雷を踏み、一歩足りとも動けない絶体絶命の窮地に立たされる。援軍と連絡も途絶え、救出まで52時間。その間、容赦なく次々に押し寄せる自然の脅威と、心に封印してきた過去のトラウマからくる激しいフラッシュバックに襲われ続ける。現実と幻覚の間を彷徨い、己との孤独で壮絶な戦いを強いられた男の運命はー。
オーストラリア人のフォトジャーナリストであるクレアはベルリンでの休暇中、地元で高校の教師を務めるアンディと出会い一夜を共にする。しかしこの一目惚れのロマンスの始まりが、クレアにとっての悪夢の始まりだった。翌朝アンディの部屋で目覚めると、彼は仕事に出かけていた。そして気が付く。自分が監禁されていることを。そう、アンディは2 度とクレアをこの部屋から出さないつもりだったのだ…。
悪徳な金融詐欺テクニックで巨富を築き、今や政官界をも牛耳るチン会長。彼を追う知能犯罪捜査官のキム刑事は、会長の側近で天才ハッカーのパクに捜査への協力を承諾させる。しかし、裏切り者の匂いを察知したチン会長は大金と共に姿をくらまし、遺体となって発見されるのだが...。一歩も譲れぬプライドに突き動かされた男たちの戦いは、海を越えた異国の地で激化していく!!
地球から遥か遠くはなれた惑星、オシリス。ここには囚人たちが収監されている刑務所があり、オシリスを植民地にする計画のため働かされていた。宇宙船フローティラで上空からオシリスの管理を任されていた中尉のケインは、地球より遊びにきていた娘インディと地上でつかの間の休暇を楽しむ。次の日、囚人たちが反乱を起こし脱走、更には“何か”が人を殺していると連絡が入る。上官は惑星を破壊すると決断。ケインはまだオシリスにいる娘を救うべく地上へ向かうも不時着。その場にいた元囚人のサイと共に囚人たちがいると思われる首都へと向かう。
19世紀アメリカ、ネブラスカ。小さな集落で暮らす独身のメアリー(ヒラリー・スワンク)は、病で豹変した3人の女性をアイオワの教会まで連れて行く役目《ホームズマン》に立候補する。そしてその直後、彼女は木に吊るされた悪党ブリッグス(トミー・リー・ジョーンズ)に遭遇、処刑寸前だった彼を、旅に同行することを条件に助け出した。こうして始まった、孤独な女と大悪党の、約400マイル(650km)の長い旅。しかし、彼らを待ち受けるのは、地獄と形容され生きて帰ることもままならない最も危険な荒野だった!過酷な気候、狂暴な先住民、そして命を狙う盗賊たち・・・。2人は無事にこの任務を全うすることができるのか!?
寄宿学校では学期末の数日を、女生徒達がもどかしく過ごしていた。その中にビリティス(パティ・ダーバンヴィル)という美しき少女もいる。そして、夏休み。彼女は、父の女友達の娘メリサ(モナ・クリステンセン)とその夫ピエール(ジル・コーレル)の住む南フランスはプロバンス地方で、その夏を過ごすことになった。サントロペ近くの高台にあるメリサの家は、牧場のある12世紀風の豪邸。そしてピエールは馬の調教師。だがビリティスは生理的に彼を好きになれない。それにくらべメリサの高貴なエレガントな美しさ。ビリティスはうっとりとした。だが、反面、メリサとピエールの夜は、サド的な夫と妻いう異常な関係。ある日、メリサとビリティスは海へ行く。そして、そこでビリティスは好意を寄せていた写真家ルカに再会。彼はアルバイトに海辺で写真店を開いていた。ルカの事も気になるビリティスだが、大人の女性であるメリサの美しさに惹かれていく・・・。
失業中のウィルは妻のドーンと仕事探しに自宅から遠く離れた街へ来ていたが、職を得られないまま帰途につく途中、ヒッチハイクするリーとシェリルを見つける。2人を車に乗せた後、低体温症の老人コーマックも乗せるが、間もなく息をひきとってしまう。そのコーマックの財布に、数字の書かれた紙片を見つけた4人。コーマックが20年前に銀行強盗をし、400万ドル相当の金貨が見つかっていないことを知る。金貨を探すため、雪山へ足を踏みいれる。そして金貨を巡る争奪戦が始まりーー!?
朝鮮第21代国王の英祖は40才を過ぎてから生まれた息子の世子を、自分と同じく学問と礼法に秀でた後継者に育てあげようとする。だが王の望みとは裏腹に、世子は芸術と武芸を好む自由奔放な青年へと成長。英祖が抱いていた世子への期待は怒りと失望に転じ、世子もまた、親子として接することのない王に憎悪にも似た思いを募らせていく。小さな衝突は大きな確執へとふくらみ、世子を失脚させようとする反対勢力の策略も加わり、ついに歴史を激震させる出来事が訪れる。1762年7月4日、悲劇の八日間が始まる──。
時は9世紀。 “ノースマン”と呼ばれる北欧から勢力を拡大していたヴァイキング集団がいた。ノースマンであるアスビョルンたちはノルウェー最初の統一王であるハーラルに追われ、リンデスファーン島(現ブリテン島)を目指していたが、嵐により船が沈没。敵陣であるアルバ王国(後のスコットランド)の岸に辿りつく。残されたのは、危険な土地を渡り、ヴァイキングの支配地デーンロウまで辿りつくこと。しかし、敵の侵入を許さないアルバ王は最強兵士“ウルフ集団”を送り込み、命を懸けた戦いへと化していく。彼らは無事未開の地を抜け、デーンロウまでたどりつくことができるのか――!?
1940年、ソ連・スターリンの恐怖支配に巻き込まれ無実の罪で囚われたポーランド人兵士ヤヌシュ(ジム・スタージェス)は、極寒のシベリアにある矯正労働収容所へ護送された。そこはすべての生命をのみこみ凍てつかせる不毛地帯・・・。20年の懲役という途方もない刑を言い渡されたヤヌシュは、ある猛吹雪の夜に6人の仲間と共に収容所を脱出する。雪と闇にまぎれなんとか追っ手はまいたものの、この先彼らが進まねばならない道のりは実に厳しいものだった。食糧も装備も殆どなく目指す方向も不確かな中、凍てつく森を抜け灼熱の大地をわたる6500kmの旅路。想像を絶する苦難に直面する彼らがした事はただひとつ。歩いて、歩いて、歩き続ける事だった・・・。
画家のアルドは、昔の恋人リサが忘れられない。ある日、路上で油絵を売っていると、リサとその息子が現れー。超売れっ子インフルエンサーのセクシー・ララは、彼氏の束縛に嫌気がさしていた。ララの冷たい態度に憤慨した彼氏は、あるとんでもない行動に出るのだがー。官能的な作品で有名なアーティストのリラクの元に、彼女のドキュメンタリーを撮影したいという美しい日本人女性が現れー。個性豊かな人々の、愛と欲望を描いた3編のオムニバス官能ドラマ。
新進気鋭の美容会社セナで、CEOのグエンのアシスタントを務めながらSNS担当もこなすジェニーは、周囲も心配するほど仕事を抱えているが、それでもなお働こうとするワーカホリック。ある日、グエンから店舗をすべて閉店し、オンライン販売にシフトすることを聞かされる。自分の提案をすべて否定され、違うフィールドの仕事を提案されたことから職場での危機を感じてしまう。そんな中、研修旅行で会社のリゾート施設に行くことになり、ジェニーはリゾート部門を任されたグエンの弟ネイトと協力することに。だが、ネイトは人生を謳歌するタイプで、ワーカホリックなジェニーとは真逆。やることなすこと、やりづらさを感じてしまう。
アンドーバー博士は、恐怖を幻覚として具象化するカプセル型の機械を使った治療法を発明。様々な恐怖症から解放する完全没入型の体験セラピーを施術するものだった。ある日、小さなレストランで起きた銃撃乱射事件の生存者で、PTSDを発症した者たちを治療中、患者の1人ページが恐怖の幻覚に囚われたまま目覚めなくなる。1年後。治療が成功していたはずのサラやケイリーが武装犯の幻覚を見るようになり、恐怖症を再発した彼女たちが博士もとを訪ねてくる。ページの件以来、博士は治療再開をためらい、病院は休業状態だった。しかし、ケイリーが口から謎の黒い液体を吐き、博士はサラたちから再治療を求められる。それはさらなる恐怖の始まりにすぎなかった。
クラレンスはガソリンスタンド強盗と脱走を犯した罪で、脱獄不可能と言われている“アルカトラズ刑務所”に収監される。店員を銃で撃ち逃走した相棒のせいで、終身刑という重い罰を宣告されてしまったことに強い不満を抱いていたクラレンスは、入所早々にナグスという囚人とトラブルを起こし独房に入れられる。独房から出たクラレンスに囚人のバーニーが接触、逆恨みしたナグスがクラレンスの命を狙っていると忠告してくる。身を守るため、バーニーの仲介でギャングのリーダーだった男ジョーの仲間に入れてもらったクレランスは、彼らがアルカトラズからの脱獄を計画していることを知らされる。30年後の仮釈放を待てないクレランスは、ジョーたちの計画に参加することを決意するのだが…。
ナポレオン政権下の1850年代のフランスの田舎の村。働き盛りの男たちはみなレジスタンス活動に明け暮れ、終いには投獄されてしまう。そして、女だけが残された。小麦を収穫してパンを作り、果物を摘み、牛から乳を搾る・・・女だけで平和な日々は続いた。しかし女たちは知っていた。このままでは村に「未来」がないことを。女たちは子孫を残すために、もし男がやって来たら、みなで共有しよう―と、秘密の約束をかわす。そこへ、ひとりの若い男がやって来た。若く健康なその男の素性はまったくわからないものの、男を村に引き留めるために、村1番の聡明な美しい女が世話係としてつくことに。美しい大自然の中、衣食住を共にしていくうちに、その女の生命力あふれるたくましさ、美しさに魅了された男は、密かに女と関係を持つ―。しかしその事実はすぐ皆が知ることとなる―。