サッカーが盛んな町、北フランス・クルリエール。90年の伝統を誇る名門チームSPACの試合中にまさかの乱闘騒ぎが起き、なんと主要メンバーの男性たちが出場停止となってしまう!?このままでは残りのリーグが戦えずにチームは崩壊、町にも大打撃が訪れてしまう。。。そんな彼らの窮地を救ったのは、奥様達だった!!チームを、そして町全体を救うために専業主婦、シングルマザー、セレブ妻、女子高生達も次々と立ち上がった。今までサッカーは見る専門だった彼女たち。家事や育児に代わりサッカーを始める事になった彼女たちに待っていたものとは…?そして夫たちはどうなるのか…。
幼い頃に父を亡くし、母に育てられた部族長の息子であるテムジン(後のチンギス・ハーン)。幼い頃からの恋人ボルテと結婚するために故郷に戻ったが、テムジンを疎ましく思う親族らの仕掛ける罠にはまり、ボルテを連れ去られてしまう。盟友の契りを結んだボオルチュやシャーマンの長老たちの協力のもと、テムジンはボルテを救い、大草原を守るために戦へと乗り出す!
母親と二人暮らしのカート・カンクル(ジョー・キーリー)はソーシャルメディアで注目を浴び、スターになることを夢見ているが、現実はうまくいかずぱっとしない生活を送っている。カートは「スプリー」というライドシェアアプリで運転手の仕事をしながらライブストリーミングで注目を集める為に「ザ・レッスン」というおぞましい内容の生配信を思いつく。乗客を殺害してその様子を生配信するという過激なアイデアを実行に移すべく、ハンドルを握ったカートの狂気は加速していく。カートは客を乗せると仕込んであった毒入りの水で殺害することに成功するも、配信は全くバズらない。もっと過激な映像で視聴者を見返してやろうと意気込むと、千載一遇のチャンスが訪れる。有名コメディアンでフォロワーを多数抱えるジェシー・アダムス(サシーア・ザメイタ)が客として乗車、カートはここぞとばかりに拡散を依頼するも、常識はずれな相談に同意は得られるはずもなく、ジェシーは憤慨し途中下車。相変わらず配信は低調なままだった。日が暮れて、イケイケのパーティーピープル3人組が乗車。カートは思惑通り派手に殺害するも、未だ配信は盛り上がらず「退屈だ」といったネガティブな反応に憤りを隠せない。すると、カートは昼間乗せたジェシーが数百万人視聴するライブストリーミングに出演することを知り、配信ジャックを画策。道中でライブストリーミングをシェアさせて拡散を依頼していたインフルエンサー、ボビーの元を訪れる。協力する気のないボビーを口論の末に銃で殺。しかし、ライブストリーミングを開始していたボビーの方がバズり、カートに対しては「くだらないフェイク」だと誹謗中傷が殺到。カートの怒りの矛先は、乗客のみならず拡散に協力しないインフルエンサー、そして視聴者にまで向けられることとなる。追跡を逃れながらジェシーの元へと車を走らせるカートの暴走を止めることはできるのだろうか……。
シュションは幼いころ、古くから村に言い伝えられる水辺に棲む怪物“水猿”に、共に漁に出た父を無残にも目の前で殺された。人間の頭を喰らい、知識を得ると言われる悍ましく恐ろしい怪物。父亡きあと、村の若い女を生け贄としたことで災いは収束したかに思えたが、十年後、平和だった村に再び水猿が現れ、川で遊んでいた子どもと、その父親が餌食となる。怯える村人たちに対し、村の長老は水猿をなだめるため再び生け贄を差し出そうと言い出す。白羽の矢が立ったのは二人の犠牲者の家族で村一番の美しい娘シャンラン。生け贄のための祭壇を築き着々と準備を進める村人たち。しかし、シャンランに密かに想いを寄せるシュションと村の若者たちが彼女を救うため、水猿と戦う事を決意し立ち上がったのだ。果たしてシュションはシャンランを救い、自ら父の仇を討つ事が出来るのか―。
酒乱の父によって、母が命を落とす現場を目撃してしまった幼児のヤスミン。25年後、検察官になった彼女は、知事の息子ティモシー・ロックによる妻殺しの事件を担当していた。ティモシーの容疑は明らかだったが、両親の事件と重なったヤスミンはショックから卒倒し、裁判は審理無効に。しかも父の事件を暴かれた彼女は、ティモシーを有罪にしたいがための検察側の不正だと決めつけられれしまう。騒ぎから身を隠すため、上司の命令でヤスミンは娘を連れ、姉ローラが暮らす故郷へ。隣人で精神科医のピーターの優しさもあり、ヤスミンは少しずつ落ち着きを取り戻していった。しかしそこへ接近禁止命令が出ている父が突然現れて…。
くせ者揃いの傭兵部隊を率いる強きリーダー、サム。彼女達は誘拐された政治家の愛娘を救出する為にアフリカの危険地帯へ降り立つが、テロリストらの熾烈な反撃にあり、命からがら廃墟に逃げ込む。だが、そこはかつてライオンの繁殖が行われていた場所であった。ひとまず敵影のない建物で休息するが、怒り猛る野獣が物陰から虎視眈々と獲物に狙いを定めていた。テロリストの追手も忍び寄る中、果たして、サム達は無事に生還することが出来るのか。
アンドレとジエゴは大成功を夢見て地元を飛び出した元映像作家。30代を迎え、夢破れて転職と失業を味わった二人は故郷へ帰るしかなく、そこで先の見えない無味乾燥な生活を送っていた。ある日二人は同窓会に出席するが、そこでジエゴは結婚を控えた元恋人と思わぬ再会を果たし、燃え上がる気持ちを抑えきれず彼女と強引に体を重ねてしまう。一方のアンドレも、永遠を誓った相手がいるにも関わらず、会場で出会った若く美しい女と衝動的に一夜を共にするのであった。かつて捨てたはずの街で、情熱的なセックスに溺れていく二人。やがてその情事は彼らの生活を侵食していく。
フィリピンを人生初の海外旅行で訪れた田舎警察の刑事ビョンス(クァク・ドウォン)。楽しい日々も束の間、ビョンスは地元の犯罪組織が起こした事件に巻き込まれ、殺人事件の容疑者になってしまう。濡れ衣を晴らすため、ビョンスはフィリピンで観光ガイドになっていた故郷の後輩マンチョル(キム・デミョン)とともに真相を追う。ところが、真実を求めて激しく燃える刑事としての本能とは裏腹に、平和ボケしたビョンスの体力と語学力は全くついてこない。そこに、フィリピンでまさかの再会を果たしたかつての親友ヨンベ(キム・サンホ)が参入し、捜査は予期せぬ方向へ…。果たしてビョンスは濡れ衣を晴らし、再び故郷の地を踏むことができるのか!?コリアン・ポリスの意地と威信を賭けた国際捜査が幕を開ける!
陸上のオリンピック候補として期待されていたセルゲイ。しかし、交通事故で恋人を亡くし、自身も運動をすると急激に心拍数が上がるという後遺症を負ってしまう。ある日、自暴自棄になったセルゲイは、心拍計の警告音を無視して全力疾走し、倒れてしまう。手助けしてくれた女性の手をはねのけ、気を失い、目を覚ますと、近くの雑木林で遺体が発見されていた。その遺体は彼が気を失う前に手をはねのけた女性で、死後3日が経過しているという。困惑したセルゲイは、身に起きたことを確認するため、前回と同じ場所で心拍数を極限まで上げた。すると突然、目の前に死んだ女性と彼女を追いかける男の姿が。いつの間にか、セルゲイの身体は時空を超えていたのだ!やがて元の時間に戻ったセルゲイだったが、その後も立て続けに殺害された女性の遺体を発見。連続して殺人事件の第一発見者となった彼を不審に思った警察は、セルゲイを容疑者と確信して強引な捜査を開始する。思わぬ濡れ衣を着せられたセルゲイが身の潔白を晴らすには、命の危険を冒して全力疾走を続けることで極限の心拍数を維持し、何度も時空を行き来するしかなかった…。
大学時代、キャンプ場でバイトをしていたアリソン。一緒に働いていたコディと恋仲だったが、バイト最終日、彼が他の子とキスしている現場を目撃し、失意のまま別れてしまった。あれから10年。アリソンはマーケティング会社で重要な仕事を任されていた。しかし上司を前にしたプレゼンで、ライバルのヴァネッサに手柄を横取りされ、実力を今一つ発揮できずにいた。そんなある日、年に一度の野外研修を、例年のリゾート地ではなく、キャンプ場で開催することに。そこはアリソンがバイトしていたキャンプ場だった。しかも、現在のオーナーはコディ。研修には同僚で恋人のブライスも一緒だったが、コディとの気まずい別れが忘れられず、アリソンは何かと動揺してしまう。
上司からのセクハラと恋人との婚約解消で、仕事も愛も失ったアネット。そんな彼女に親友モリーは、トランクルームの競売を利用した儲け話を持ちかける。競り落としたトランクルームの中には大量のウェディングドレスなどが保管されていた。一方、窃盗の罪で服役していたデイトンは、自身が借りていたトランクルームが賃料滞納の末、競売にかけられてしまったことを知る。受付係のジニーから強引にアネットたちの情報を引き出したデイトンは、泣き叫ぶジニーを微笑みながら殺害してしまう。競売品の宝石が高値で売れ喜ぶアネットたちは、追加の品物を取りにトランクルームを訪れる。そんな2人を車の中から見つめるデイトンの姿があった。
鎖に繋がれるのは人間たち!支配するは匿名の動物たち!?林の中、全裸で鎖に繋がれた男は突然、何者かに連れて行かれる。トラックで運ばれた男女達は畜舎に放たれる。そこは人間と動物の立場、パワーバランスが完全に逆転した世界。従順な者、逃げようとする者。それを支配するのは匿名の動物たち。逃亡に成功した男、追う動物。衝撃のラストにあなたは何を感じる・・・!?
逃げ場無し。待つのは死かゾンビか銃口か!?強制収容所から突然、謎の武装集団にトラックで連れ出された住民たち。トラックから降ろされると、突然、銃口を向けられ虐殺が始まる。次々と人々が銃殺される中、かろうじて大地に空いた深い穴に落ちて難を逃れたカップル。しかし、そこは自力で這い上がるには困難な場所。長く留まれば、彼らに待ち受けているのは餓死か謎の注射で感染したゾンビ化。上に登れたとしても待ち構えるのは銃口かも知れない中、ついに脱出を試みるが・・・!
深い森の奥のキャンプ場にやって来た、友達グループの9人の若者たち。深夜、催眠ガスで眠らされ、目覚めると彼らの体にはタイマー付きの《爆弾ベスト》が着せられていた。そこに現れたのは、高校時代の9人の教師だった、ピーターソンという男。『最後の授業だ』という謎の言葉を残し、タイマーをスタートさせた男はいきなり自殺してしまう。そして、恐怖のゲームがはじまった。互いを疑い、やがて殺し合いをはじめる9人。暴き出されてゆく、秘密と狂気。ピーターソンの目的とは?そして、恐るべきゲームの結末とは?
ホラー雑誌「殺人鬼マニア」の編集者ジョエルは、ある夜怪しげなバーに迷い込む。泥酔して目を覚ますと、閉店後の店の奥から声が聞こえる。それは参加者が自らの体験を話し悩みを打ち明けあう、殺人鬼たちの集会だった。遅刻した参加者と間違われ招き入れられたジョエルは、その知識で殺人鬼のふりをしてやり過ごそうとするが、すぐにバレてしまう。「ジョエルを、誰がどうやって始末するか」でもめ始める殺人鬼たち。隙をついて逃げ出すジョエル。果たしてジョエルは生きて帰ることはできるのか!?
70歳になるアンドレアは、夫のジャン、孫娘のエマとフランス南西部の邸宅で穏やかに暮らしている。そこへ、母の誕生日を祝うため、長男ヴァンサンの家族、次男ロマンは恋人ロジータを連れてやってくる。家族が揃い、楽しい宴が催されようとしたその時、3年前に姿を消した長女クレールが帰ってくる。突然のことに戸惑いを隠せない家族。それぞれの思いはすれ違い、やがて混乱の一夜が幕を開ける――。
人命救助を最優先にする海難救助隊の隊長ガオ・チエンは、冷静に判断を下す救命ヘリコプターの女性パイロット、ファン・ユーリンとチームを組むが、出会った瞬間から衝突する。死と隣り合わせの任務のなか、大切な仲間を目の前で失い、失意と後悔の念に苛まれてもなお、彼らは大災害に立ち向かっていく―!
カルメンとメイソン夫妻は離婚調停中ながらも、二人でシティビューニュースの人気アンカーを務めている。そんな華々しい活躍をする姉カルメンを、アシスタントとしてサポートする妹ヘザーには、密かに自身もスポットライトを浴びたいという願望があった。空きスタジオでキャスターの真似事をする姿を義兄メイソンに目撃され、アンカーとしての心得を伝授されたりと、変わりのない日常だったにも関わらず、姉夫婦の離婚報道は加熱の一途を辿るばかりだった。そんな中、いつものように姉を迎えに家へ入ったヘザーが見たのは、プールに死体となって浮かぶ姉の変わり果てた姿だった。
高校の同窓会で、20年ぶりにかつての恋人ヴァレリーと再会したギャリー。シアトルでバッグ・デザイナーとして成功したヴァレリーは、美しく自信に満ち、男性をそそる魅力的な女性になっていた。ギャリーは結婚19年になる妻子と暮らしていたが、経営する会社の業績は悪く、家計に苦しみ、娘の大学入学費を払えずにいた。そんな最中に再会したヴァレリーに心を許したギャリーは、妻との関係がうまく行っていなことを話し、その夜、彼女の誘惑に乗ってしまう。その過ちが、ギャリーの家庭を想像をも絶する破滅へと向かわせるなんて、まだこの時は知る由もなく…。
自然豊かなペンシルバニアのとある町に越してきたジョンと妻のヘザー、息子のベン、ネイサンたち。穏やかな生活が始まるはずだったが、ジョンは引っ越してきて以来、謎の金縛りに悩まされるように。一方、幼い息子のネイサンは<黒い男>が部屋にいると訴えるようになる。最初は思春期によくある妄想だと相手にしなかった両親たちも、だんだんと町の異変に気づき始める。そんな中、ネイサンが謎の少女に町外れのトンネルに連れ去れられそうになるという事件が起こる。間一髪、家族はネイサンを救い出すことに成功するが、ジョンは男の目的が幼い息子を誘拐することだということに気付き…。<黒い男>の正体とは。町の人々が隠し通す<ルール>とは。息子を救うためにジョンが取るべき行動とは…。予測不可能な恐怖があなたを襲う。
突如発生したゾンビパンテミック!首都を襲った原因不明の感染症は人々をアンデットに変えた。病院に避難したセレブのモティカはそこでゾンビから逃れてきたミステリアスなビジネスウーマン・ヴェスナ、ドラッグとお酒に溺れる国民的女優のフランカ、そして、スキンヘッドのマクスたちと出会う。彼らはゾンビから逃れるため国境地帯をめざす。だが、マクスが噛まれゾンビと人間のハーフになってしまうなどピンチに遭遇!やがて、4人はゾンビで国家を滅亡させる計画に巻き込まれていく!
ワケあって警察に追われる少女サラは身を隠すため旅行で不在になっている家に潜むことに。その夜、窓ガラスが割れた音がして様子を見に行くと、そこには何と傷ついたドラゴンが!ドラゴンの傷を治してあげようと薬を探している最中、この家の金魚の世話に来た小学生のモーティマーに見つかってしまう!ドラゴンを見て驚くモーティマーだったが、ふたりで協力しドラゴンを元の世界に戻すことに。しかし、誤ってSNSにドラゴンの映像がアップされてしまったことで、特殊部隊やメディアが集まり街は大騒動に。ふたりはドラゴンを守るために大きな決断をする…
ブリュノ、20歳。ソニア、18歳。ソニアはふたりの子供・ジミーを出産したばかり。小さな盗みをしては盗品を売った金でその日暮しをしているブリュノに「真面目に働いて欲しい」とソニアは頼むが、ブリュノは相手にしない。ふたりは職業斡旋所に行くが、ブリュノは長蛇の列を見て辟易してしまう。列にはソニアが残り、ブリュノはジミーを連れて散歩をする。ふと、昨晩、取引をした女の言葉を思い出して電話するブリュノ。「いくらで子供を買う?」――ブリュノはソニアに黙って、子供を売った。彼はまだ何も知らなかった。涙も、働く汗も、本当の愛も、命の重ささえも。ショックを受け、倒れるソニア。ブリュノは自分の犯してしまった過ちに気づくのだが……。
職業訓練所で大工仕事を教えているオリヴィエ。ある日、フランシスという少年が入所してくる。オリヴィエは動揺し、秘かに彼の動向を観察するようになる。フランシスは目指すべき大人を知らず、自分を受け入れてくれる人を求めていた。やがてオリヴィエは自分のクラスに入ってきたフランシスに仕事を教えるようになり、フランシスはオリヴィエを父親のように慕うようになる。しかし、オリヴィエの心にはある事件の影が重くのしかかっていた。フランシスは、5年前に自分の息子を殺害した犯人だったのだ…。
キャンプ場のトレーラーハウスで酒浸りの母親と暮らす少女ロゼッタ。ある日、理由もなく工場での仕事を奪われてしまう。必死に抵抗するが、仕事を取り戻すことができない。怒りと絶望をはっきりと表情に刻みながらも、ロゼッタは涙を見せない。大きく息をつくと、怒ったように早足で歩き始める。ただ新しい仕事をみつけるために。ロゼッタは仕事を探し出せるだろうか?頑なな心が開かれる時は訪れるのだろうか?
違法外国人労働者の売人である父親に従属し、罪の意識もなく生きる15歳の少年イゴール。ある日、瀕死の外国人労働者と交わしたひとつの約束が、彼の心の葛藤を生む。約束を守ることは、父親を裏切ることになる。イゴールは、苦しみながら真実と向き合い、自分に目覚めていく。
オランダ・ヘルダーラント州に位置する森林に恵まれたフェルウェ。広大なその敷地は、森林、荒野、いくつもの湖、砂の漂流など様々な風景があり、キツネ、アカシカ、イノシシ、野鳥などの動物たちが生息するヨーロッパで最大の自然保護区である。そんな自然豊かな場所で繋がれていく動物たちの命の連鎖を、圧巻の映像美とともに壮大に映し出すネイチャー・ドキュメンタリー!
冒険を求め、アイダホの田舎町からアリゾナの大学で新生活を始めたルーシー。だが、ルームメイトにイケメン学生と遊ぼうと誘われても高校時代からの恋人ジョーダン一筋、感謝祭で会えることを楽しみにしていた。そんな彼女に、ルームメイトが“ターキードロップ”に気をつけてと忠告。それは遠距離カップルの一方が、感謝祭の休暇中にフラれるという意味だった。帰郷すると、実家では感謝祭を祝うため、姉や兄が恋人や親友を招いて大賑わい。久しぶりにジョーダンと再会したルーシーは、彼こそが最高の恋人と思いながらも、ルームメイトの言葉がよぎり、彼から「話がある」と言われるたびに逃げ出す始末。そんな彼女を、兄の幼馴染でルーシーをイジメてばかりのディーンが冷ややかな目で見ていた。
19歳のギタリストのユーロニモスは、デッドたちとともに「真のブラック・メタル」を追求するバンド「メイヘム」の活動に熱中していた。しかしある日、デッドはショットガンで頭をブチ抜き、自殺…。発見者のユーロニモスは、親友の脳漿が飛び散る遺体の写真を撮り、喧伝することでカリスマ化。“誰が一番邪悪か”を競うサークルを作り、王として君臨。しかし、メンバーのヴァーグが起こした事件を契機に、主導権争いは熾烈化。歯止めが効かなくなった果て、狂乱が待ち受けていた。
もうすぐ12歳になる少年シリル。彼の願いは、自分をホーム(児童養護施設)へ預けた父親を見つけ出し、再び一緒に暮らすこと。一人で父を探し回る中、美容院を経営する女性サマンサと出会う。サマンサはシリルの話を聞き、盗まれたという父親に買ってもらった大切な自転車を探し出し、取り戻してくれた。シリルは週末だけ里親になってくれるようにサマンサに頼み込み、一緒に暮らしながら父親探しを始める。ようやく父親を見つけ出し、再会を果たしたシリル。ところが父親は喜ぶどころか、シリルをすげなく拒絶してしまう……。
愛する息子ウリのために人生を捧げてきた父アハロンは、田舎町で2人だけの世界を楽しんできた。しかし、別居中の妻タマラは自閉症スペクトラムを抱える息子の将来を心配し、全寮制の支援施設への入所を決める。定収入のないアハロンは養育不適合と判断され、裁判所の決定に従うしかなかった。入所の日、ウリは大好きな父との別れにパニックを起こしてしまう。アハロンは決意した。「息子は自分が守る―」こうして2人の無謀な逃避行が始まった。
卒業シーズンにリゾート地へ向かったジュリアたち。だが、それが悪夢の始まりだった。徐々に姿を消すクラスメイト。その後に届く謎の写真。殺人鬼の正体は…!?なぜ私たちが!?恐怖のパーティーが今、始まる。
完璧な容姿と知性、圧倒的な戦闘能力を持つ暗殺者エヴァ。ある日、極秘の潜入任務に臨むが、組織から事前に与えられていた重要な情報に誤りがあり、エヴァの正体に気づいた敵と熾烈な銃撃戦になってしまう。辛くも生き延びたエヴァは、関係者の中に自分を陥れようとしている存在を疑い、組織へ不信感を募らせていく。そんなエヴァに、秘密裏に始末しようする最強の殺し屋“サイモン”の魔の手が迫っていた…。
スタンの家の裏庭にある小屋から、怪しい声が聞こえてくる。勝手に入り込んだ不審者を追い出そうとするが、番犬、おじいちゃん、保安官…、中に入った者は次々と八つ裂きにされてしまった。スタンが途方に暮れていると、友人のいじめられっ子ドマーがこう言った。「お前、すごい武器を手に入れたじゃないか。これで学校の嫌な奴らに仕返しができる。」しかし、彼らは小屋の中の怪物の本当の恐ろしさを分かっていなかった…。ピンチをチャンスに変えようとした高校生2人組が巻き込まれる、青春八つ裂きホラー!
冒険心あふれる少女マーラは親を突然の事故で失い、心が色あせた日々を送っていた。ある日、無断で街へ出かけた弟チャーリーを探しに行ったマーラは、チャーリーと共に“プレイモービル”の展示会場へ迷い込む。すると突然、光が彼らを包み込み二人は“プレイモービル”の世界へと吸い込まれてしまう。その世界でバイキングとなったチャーリーは、悪の皇帝マキシマスにさらわれてしまう。マーラはお調子者のデル、スパイのレックス・ダッシャーなどたくさんの仲間に助けられ、チャーリーを探す旅にでる。果たしてマーラはチャーリーを救い、無事に元の世界に帰ることが出来るのか!?
幼い頃に父を何者かに殺されたベイリー。それから9年が経過し大学生になった彼女は、休みに入り実家に戻ると早々に母から、ヒューゴと名乗る恋人を紹介される。健康生活コンサルタントの彼に夢中の母は、その影響で朝はスムージーを飲む健康オタクに。しかも父の形見でもあるパソコンを使われていたことで、ベイリーはショックを受け、彼に不信感を抱くようになっていた。そんなある日、ベイリーは怪しい男に車で追いかけられ、その一件を母に話すも、ヒューゴに遮られてしまう。結局、母はヒューゴと結婚し、ますますベイリーの言葉に耳を貸さなくなってしまった。その夜、家の中でスマホがなくなったベイリーは、ウェブカメラで盗撮されていたことに気づく。
田舎町で自動車修理を営む父に育てられたマデリンは、自動車メーカーの研究部門で働くキャリアウーマン。ハイテク企業の若手CEOで恋人デヴィンを、妹クレアの結婚式で家族に紹介するはずがドタキャンされ、マデリンは一人帰郷する。実家では式を前に、クレアがマリッジブルーになっていた。そんなクレアへ結婚プレゼントにと、父は亡き妻の愛車の修理をマデリンに託すことに。その補佐に就いたのは、工場で働くジェイクだった。幼い頃からマデリンに好意を抱いていたジェイクは、何かと彼女を手伝い、クレアの結婚式の準備にも協力的だった。そんな二人は次第に親密な関係になっていくのだが、その矢先にデヴィンが現れて…。
シングルマザーで1人娘エマと暮らすアーデン。ある夜、家に強盗が侵入。その日以来、エマはもちろんアーデンも恐怖におびえる日々を送っていた。しかし事件の担当刑事や科学捜査班の姉からも、「愛する人がいるなら戦う術を学んだほうがいい」とアトバイスされ、アーデンは護身術を学ぼうと考える。早速、ウェブサイトで見つけた護身術を見学。トレーナーのローデンの強引な指導に思わず怖気づくも、通い始めること間もなく、ふさぎ込んでいた心も開放され次第に明るくなったアーデンは、エマにも教わった護身術を教えるほどに上達していった。そしてローデンのセクシーな魅力に惹かれ始めた彼女は、彼を家に招くのだが…。
2018年、オランダから伝えられたあるニュースが、世界に衝撃を与えた。44年ぶりにレンブラントが描いた肖像画が発見されたのだ。競売で落札した絵が実はレンブラントの作品だったと発表したのは、野心に燃える若き画商オーナーのヤン・シックス(11世)。それは果たして本物のレンブラント作品なのか、はたまた無名の画家の作品か…?一枚の肖像画をめぐる議論は、やがて真犯人を探すミステリーのような展開に。監督は『みんなのアムステルダム国立美術館へ』(14)で美術館の舞台裏に深く切り込んだウケ・ホーヘンダイク。美術ドキュメンタリーを専門に、長期間にわたる取材によって数多くの作品を発表してきた監督は、本作を「アートスリラーとしてつくりたかった」と語る。その言葉通り、美術界を大きな混乱と興奮に陥れた大騒動とその顛末が、スリリングかつサスペンスフルに映しだされる。
幻覚か悪魔か精神を侵して危ない真実が覚醒する。フィリップ(ジェイミー・クリストファーセン)は、幼い頃に妹を何者かに殺害されてから「得体の知れない霊的存在」に日々怯え続ける。そんな息子のために、母は神父の力を借りながらフィリップを守り続ける。しかしフィリップが感じている霊的な存在は、崇拝と祈りを続けても逃れることが出来ず次第に、フィリップ自身が感じているものは霊的なのか、それとも自身の幻覚なのか、区別がつかなくなる。数十年後、母が他界してもなおフィリップは不可解な現象が続く生まれ育ったこの家にひとりで暮らし続ける。キャサリンと出会い、つかの間の幸せを掴むが魔の手がキャサリンに忍び寄り彼女を救うため神父と共に戦うが...
11歳の少年レミは、南仏の農村で貧しいながらも優しいいママと幸せに暮らしていた。ところが、長い間パリへ出稼ぎに出ていた義父によって旅芸人の親方ヴィタリスに売り飛ばされてしまう。だが、情の深い親方に歌の才能を見いだされ、犬のカピ、猿のジョリクールと親交を深めながら、懸命に旅を続けるレミ。さまざまな出会いや困難が渦巻く冒険の果てに、待ち受ける運命とは・・・・?
久しぶりの友人との再会に喜ぶフェデリコ、ロベルト、ジュリオ、ミケーレ。彼らは7年前に事故死した友人アレッサンドロの母が開いた展覧会に招待されていた。しかし、翌日彼らが目を覚ましたのは雪に覆われたロッジ。水も食料も、防寒着すらなく外に出ることができなかった。さらに室内の壁には「真実を」と書かれた文字とアレッサンドロがいつもつけていたペンダント、そして彼ら宛てのメモが置いてあった。「アレッサンドロは殺された。死にたくなければ真実を話せ。明日までに白状しないと、全員を殺す。」謎のメモと突然の出来事に困惑する4人。ただ時間が過ぎていく中、椅子に隠されていた拳銃を発見すると、互いの疑いと不満、そして緊張はピークを迎える。誰が彼らを閉じ込めたのか、誰がアレッサンドロを殺したのか。そして、彼らは無事生きて帰ることはできるのか…?!
ISが突然、イラク西部の少数派ヤジディ教徒の村を襲った。ザラは父親を殺され、弟と生き別れ、自身は奴隷としてISのメンバーに売られてしまう。様々な国の女性だけで構成される特殊部隊「蛇の旅団」に救われたザラは、ISのメンバーの元から逃げ出し、部隊に加わる。厳しい訓練を終え、コードネームを「レッド・スネイク」としたザラは、“姉妹たち”と共に前線へと赴く。
米軍の補給経路を維持するための重要拠点とされていたキーティング前哨基地だが、基地として致命的な欠陥が存在していた。四方を険しい山に囲まれた谷底に位置しており、敵に包囲されれば格好の的となる。いつタリバン兵の銃弾が撃ち込まれてもおかしくはない。そして、ついに恐れていたタリバン兵の総攻撃が開始された。それは後に「カムデシュの戦い」と呼ばれる、アフガニスタン紛争で最も過酷な激戦の幕開けだった。
かつてない、ヒロインの誕生!衝撃の結末!!主役のハーパーを演じるのは、セレブモデルとしても知られるアナベル・デクスター・ジョーンズ。美しい容姿を誇る彼女が演じるパーカーに二つの選択肢があった。それは、自分の命を脅かす敵と遭遇した時に、逃げて自分の命を守るという選択。もう一つは、その敵を殺すことで自分の命を守るという事。本作の主人公は迷わず後者を選択した。そして、監督はもう一つ本作に王道にはない仕掛けを施す。それは、必ずしもヒーローやヒロインが最後に勝つとは限らないということ。美しい自然を背景に次第に残虐なヒロインと化す主人公に待ち受ける衝撃の結末は!
冴えない銀行員ヨンウクと美術商のヨンギュンは長年の結婚生活を経てすっかり熱が冷めてしまった夫婦。毎月1回、第2金曜日に定められたセックスはもはや義務的な行為となっていた。ある日、ヨンギュンが勤めるギャラリーにヨンウクの銀行の副頭取ミンシクが訪ねてくる。容姿端麗で逞しく、魅力に溢れるミンシクに惹かれたヨンギュンは、衝動的に肉体関係を結んでしまうが…。
失業中の夫・ミンギの代わりに家計を支えるためにせわしなく働いているキャリアウーマンの妻・ボラ。だがボラは同じ職場で働く大学時代の恋人イルボムと再会して以来、不倫関係を続けていた。純粋に身体だけの付き合いのはずが、イルボムは次第にボラと彼女の子供と一緒に暮らすことを夢見がちになっていった。そしてある時、合鍵がきっかけで彼ら三人の運命が狂い始めていく…。
チャットゲーム“フー・アー・ユー”の企画者・ヒョンテは、掲示板に“フー・アー・ユー”を誹謗する文を書き込んだ謎の女性の存在が気になり、正体を探っていくうちに彼女に惹かれていく。
血統書付きの父と、ミックス犬で優雅な母との間に生まれたマロナは、同時に生まれた9匹きょうだいの末っ子で、“ナイン”と呼ばれていました。ハート型の鼻を持つ女の子です。生まれてすぐ家族から引き離された彼女は、曲芸師マノーレの手にわたり、“アナ”と名づけられました。住処も名前も決まり、アナにとって幸せな日々が訪れたかに思えましたが…。
目前に迫った世界恐慌を知らず、好景気に沸く1929年のアメリカ。大学を辞め、パトロンである富豪ファルドの屋敷で性に関する研究を続ける学者エドガー。研究に没頭する余り、恋人のクロエにも愛想を尽かされてしまっていた。そんな彼が、性に関する新たな実験を計画する。それは、何人かの男性を集め、セックスについてオープンに討議させる。それを2人の若い女性に書き取らせるというもの。早速アリスとゾエが速記係として雇われ、作家のモンティや英国人画家セヴィらが参加する中、討論が始められた。真剣かつ客観的にというルールのもと、実験は順調に進むかに思われたが…。
結婚10周年を祝うホームパーティーで、仲睦まじい姿を見せていた元警官で地方検事のダレンとその妻エリン。しかしその裏で、エリンは長年に渡り、再婚相手のダレンから異常なほどの束縛をされ、暴力も振るわれていた。エリンはある日、ダレンの出勤後、連れ子の長女エイミーと息子のチャーリーを連れて車で逃亡する。ダレンは仲間の刑事を呼び寄せ家族の行方を探すが、自身のパスポートを持ち出されたことに気づき青ざめる。警察からも追われるエリンたちは、偶然出会ったトラック運転手ウェスの力も借りつつ、友人がいるカリフォルニアを目指すのだが、ダレンは、「精神を病んだ妻が銃を手に子供を誘拐した」とテレビで告発。エリンたちは次第に追い詰められていく。
アメリカ・ニューヨーク。生まれた時から知らず知らずのうちにツキに恵まれていた27歳のフランク。ある日、質店で小切手を換金した際に、店主から「何か買え」と言われたフランクは、興味がなかった1ドルの宝くじを1枚購入。するとその後、なんと賞金額620万ドルの宝くじの最終候補50人に選ばれる。一方、フランクの父親はギャンブルに浸り金をスッてばかり。どうやらギャングに1万ドルもの借金をしていることが判明し、フランクは最終候補者になった夜、ある一大決心をする。
2018年6月23日、練習を終えたサッカーチームの少年たちはチームメイトの誕生日を祝うため、チェンライのタムルアン洞窟に入るが、豪雨で洞窟内の水位が急激に上昇し、身動きがとれなくなってしまう。タイ国内外から集まった軍や経験豊富なダイバーたちが捜索にあたるが、洞窟入口から4キロも離れた地点で少年たちを発見したのは、遭難から9日も経ってのことだった。彼らは洞窟の天井から滴る水を飲んで空腹をしのいでいたのだ。一刻を争う救助が求められたが、洞窟内の経路は複雑かつ、数か所は水没したままで、それは困難を極めていた。次に雨が降るまえに救出しなければ、少年の命は助からない瀬戸際で、ダイバーたちによる決死の救出劇がはじまった。
農家の娘エレンは、姉のように慕う親友マリアンの助けを借りて、父と二人きりの貧しく閉塞的な生活から逃れようとする。そうはさせまいとする父の手から逃れ、エレンはマリアンとの新しい生活を楽しんでいたが...。彼女たちの友情は徐々にエロティックなロマンスへと深まっていき、その愛情の深さゆえ、互いの嫉妬や秘密に脅かされ、やがて二人が築いた楽園は思わぬ結末へと向かっていく。
その刃は、ただ大切なものを守るため。時は17世紀、大陸では“明”と“清”が中華の覇権をめぐって争い、その影響は朝鮮半島にも及んだ。宮廷では生き残りをかけた対立が激化。民は不安にまどい、今まさに国は引き裂かれようとしていた。かつて国王の懐刀として最強の武人とも謳われた剣客・テユルは、そうした世間に背を向け、山奥で娘のテオクと2人ひっそりと暮らしていた。しかし、歴戦の古傷が彼の視力を蝕み光を奪おうとしていることを心配したテオクは、治療のためにとテユルを強引に都へと連れ出す。だが都では、清の皇族クルタイら大陸の使者たちが横暴の限りを尽くしており、テオクは彼らに連れ去られてしまう。「ただ静かに暮らしたい」そう願い、その刃を封印していたテユルだったが、愛する者を守るため、再び剣を抜く――。
アメリカで使用されるハリケーンの強さを表すレベルの中で最も強大な“カテゴリー5”のハリケーン。その超巨大ハリケーンがプエルトリコの首都サンフアンを襲おうとしていた。警官のコルディーロ(エミール・ハーシュ)は、避難もせずマンションに籠ろうとする元警察署長の頑固な老人レイ(メル・ギブソン)の説得を試みるも、やがてハリケーンが到来してしまう。そんな中、建物に武装した強盗団が潜入してきてしまい…超巨大ハリケーンに閉じ込められ脱出不可の極限状態の中、生き残りをかけた戦いが今始まる。
舞台は砂漠のリゾート地、パーム・スプリングス。妹の結婚式で幸せムードに馴染めずにいたサラは、一見お調子者だが全てを見通したようなナイルズに興味を抱く。いい雰囲気になる2人だが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃に!負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。ナイルズの制止を聞かずサラも洞窟に入ってしまい、一度眠りに落ちると結婚式の日の朝にリセットされる“タイムループ”に閉じ込められてしまった!しかもナイルズはすでにループにハマっていて、数え切れないほど同じ日を繰り返しているという。2人で過ごす無限の今日は最高に楽しいものに思えたが、明日がこない日々は本当に大切なものを気づかせていく。果たして2人は、永遠に続く時間の迷宮から抜け出し、未来を掴むことができるのか!?
グンデガは社内歴代最年少のシステムエンジニア。彼女には最愛の恋人がいたが、ある日事故で彼は亡くなってしまう。彼に会いたい一心で彼女はバーチャル世界の中に、亡くなった恋人を作り再び二人は愛し合い幸せな時間を過ごす。彼女はその仮想愛を世の中から隠していたが、同僚のエリクスはこのシステムを世界に出すべきではないかと考えていた…
15人もの人間を殺害し投獄されたノリスのもとを脳科学者のJ・ケンティルが彼の過去の話を聞くために訪ねてくる。「あなたの脳を調べさせて欲しいの」ノリスは店で出会った男性を次々と家に招き入れ、ある行為に及んでいた…彼女は彼の脳を研究し、過去の殺害を振り返りながら彼の暴力的な衝動の背後に潜む恐怖に迫る。
1995年、モントリオール。英仏二言語が公用語の国カナダにおいて、フランス語圏であるケベック州ーーモントリオールはその文化的首都であるーーでは、英語圏からの独立運動が盛り上がりを見せ、歴史上二度目となる独立投票が行われることとなった。賛成票が50%を超えれば、ケベック州は晴れてカナダから独立を果たすことになる。運動が盛り上がりを見せるなか、アル中の詩人ジョゼフは、何度も酒を絶とうとするがなかなかうまくいかない。妻であるエマにも愛想を尽かされ、離婚してしまった。創作活動も全く進まない。ジョゼフは辛い現実から逃れるがごとく、ガスペ半島にある海沿いの街「ヴィル・ヌーヴ」へと向かう。そして、友人に甘え、空いていた持ち家を借り、さらには金までも工面してもらった。実はその家は、かつてジョゼフがエマと蜜月の日々を過ごした思い出の場所なのだ。ジョゼフと別れたエマは、物書きの仕事で細々と生計を立てていた。彼女はジョゼフとは違い、未来をポジティブに捉えていた。自分自身の作品と胸を張れる詩のような短編小説を出版したばかりの彼女のもとに、ある日ジョゼフから電話がかかってくる。思い出の地ヴィル・ヌーヴに暮らしに来ないかと言うのだーーすでに禁酒にも取り組んでいるという。息子ユリスに引き止めれたエマだったが、ヴィル・ヌーヴへと車を走らせる。再会する2人。ジョゼフに必要とされていることを感じ取ったエマは次第に、また新たな関係を築き直すことができるのかもしれないと思いはじめる。しかし、独立を占う住民投票の日、ジョゼフは家を出ていくように頼まれる。それに対し、怒り狂うジョゼフ。エマはこれを機に新たな場所で二人の人生を始めようと提案するが、ジョゼフは耳を貸さない。ジョゼフを見捨てたエマは、モントリオールへと戻る。その車内で、住民投票の結果を知るーーわずか1%の差で、独立賛成派が勝ったというのだ。ジョゼフもまた何かを思い立ったかのようにモントリオールへと向かう。ジョゼフ、エマ、ユリス。それぞれの思いを抱え、三者はモントリオールに集う。彼らは果たして、どのような決断をするのだろうか?