イタリアでの休暇中、デンマーク人夫婦のビャアンとルイーセ、娘のアウネスは、オランダ人夫婦のパトリックとカリン、その息子のアーベルと出会い、同世代の子どもを持つ者同士で意気投合する。“お元気ですか?少し間があいてしまいましたが、我が家に遊びにきませんか?”後日、パトリック夫婦からの招待状を受け取ったビャアンは、家族を連れて人里離れた彼らの家を訪れる。オランダの田舎町。豊かな自然に囲まれたパトリックの家に到着し、再会を喜んだのも束の間、会話のなかで些細な誤解や違和感が生まれていき、それは段々と広がっていく。パトリックとカリンからの”おもてなし”に居心地の悪さと恐怖を覚えながらも、その好意をむげにできないビャアンとルイーセ。善良な一家は、週末が終わるまでの辛抱だと自分たちに言い聞かせるがー。
今日は水曜日…結婚10年目のチョルスとヨンヒだけの「内密な約束」がある日だ。先週の水曜日も来週の水曜日も…自慢することも自慢することもない二人だが、お互いに対する信頼や愛だけでも幸せになれることに満足している。そんなある日…突然、チョルスが職場を失い、マイホーム購入という素朴な夢を育ててきたヨンヒの希望が、債務返済という大きな試練に変わる絶命の危機に直面することになる。お前の子供のお母さんとして…ケチな妻としてひたすら太陽が見える小さな家を持つのが願いだった。。。ヨンヒは一筋の希望すらない境遇に至ると、家庭を守るための死闘を始め、チョルスもまた凄絶な幸せを守ることに突入する。そんな日が過ぎて…ヨンヒは学生時代、自分を非常に慕っていた成功した企業家ハン・ジフンに偶然出会い、数日後想像もできない途方もない提案を彼から受けることになる。一方、大物財力家で魅惑的な女ソリンの資金管理人になったチョルスにも、断れない誘惑が広がってくる。いつもの水曜日…寝床に入ったチョルスとヨンヒは、お互い知らないそれぞれの混沌に陥る。私たちの愛を守るために君との愛をしばらく裏切るか...果たしてそれが裏切られるのか…。本当にそうしてもいいかな...翌日ヨンヒとチョルスの決心が分からないまま家を出ることになるが…。
この10年間、京畿道禾谷里(キョンギド・ファゴクリ)の村に連続強姦殺人事件が相次ぎ、村人たちは一人二人と離れ、廃墟と化しており、警察まで諦めた状態だったが、この2年間、何の事件も起きないと、住民や警察はようやく落ち着きを取り戻している。そんなある日、この村に遊びに来た女子大生2人が強姦(ごうかん)殺人事件が発生すると、村は再び恐怖に陥る。しかし、捜査に入った警察は、今回も大きな手がかりを発見することができない。この時、この事件は人間の犯行ではなく悪霊の仕業だと言うゴーストハンター最強が村を訪れることになり、警察は彼を「狂人」扱いする。ことあるごとに警察と対立するようになった最強は、悪霊であるタンを捕まえるために対決するが、彼の力では不十分だ。この時、巫女の娘として生まれ、巫女の呪いを断ち切るために悪霊を探しに出た別のゴーストハンター神ギザは、世界に一つだけの悪霊キャッチカメラを持って村に静かに忍び込み、事件を暴き始めるが…。
神話(SHINHWA)のイ・ミヌが初出演したコメディー。死んだ詐欺師が、息子との思い出を作りたいと天使に願うが、男は息子の同級生として生まれ変わってしまう!?共演に『トンマッコルへようこそ』のイム・ハリョン。
民族の名を呼ぶどころか、自分の名も改名してこそ生き残ることができた混乱した時代、1940年代の日本統治下の京城…。朝鮮に駐屯して以来、日本の軍部は新羅千年の象徴と呼ばれた石窟庵の本尊仏像の眉間白毫相と呼ばれた「東方の光」を探すため血眼になっていた。ついに日本軍部の最高権力者である総監は数年間の執拗な努力の末、「東方の光」を得ることになり、勝利を祝うと同時に、一日も早く本国である日本に移送するための「東方の光」歓送会を開催することになる。一方、前途有望な財力家として知られているが、実際は千の顔を持つ、京城最高の詐欺師である「ボング」(パク・ヨンウ扮)。彼は「東方の光」を手に入れるため、猫かぶり100段の京城第一ジャズ歌手「チュンジャ」(イ・ボヨン扮)に「東方の光」歓送会に同行しようと、高価なダイヤの指輪を武器に彼女を誘惑する。しかし彼女も京城第一の泥棒「ハマナス」で「東方の光」を盗もうという夢を持っている。相手の正体が分からないボングとチュンジャは、異なる魂胆では値段をつけられない高価なダイヤモンド「東方の光」を手に入れるために、各自野心に満ちた作戦を始めるが…。
幼い頃からお金だけが好きだったアヒョンは、お金を数えた方が好きで銀行に就職する。最初はあれほど多いお金を数えるだけで幸せだったが、時間が経つにつれ、それが私のお金ではないという事実に失望したアヒョンは、何か「事件」が起きてほしい。願いどおり強盗の人質になったアヒョンは池に落ちて気絶した後、よく救出される。事件発生から数日後、「現金5億ウォンは犯人たちと一緒に自動車爆発で焼けてしまった」というテレビ報道を聞いたアヒョンは、一瞬自分が気絶した時に水中に沈んだ財布が思い出される。その金袋を探すための「アヒョンの冒険」が始まる。
怪しげな仕事を回してくるワン社長のもとで、ブランド品のコピー商品や盗んだスクーターを売って日銭を稼ぐだけの生活を続けている青年ジョンナム。ある日、商売のトラブルでチンピラにボコボコにされ、ゴミ置き場に打ち捨てられてしまう。そんなジャンナムを見つけて助け、家まで連れ帰って介抱する見知らぬ女ジニ。孤独な二人は惹かれあい、自然と共同生活を送るようになる。少しずつ根無し草のようなその日暮らしから抜け出しジニと二人で新たな人生を歩もうと考えたジョンナムは、ワン社長から任されたあるブツを奪って逃げようと考えるが…。
パパラッチ専門のカメラマン、イ・ジェフンは過去のある事件をきっかけに今は失職し、不倫の現場を盗撮するような仕事で糊口をしのいでいた。ある日、そんなジェフンのもとに謎めいた美女が仕事の依頼にやって来た。双子の妹の様子がおかしいので、誰と会って何をしているのか調べてほしい、というのだ。危険な匂いを感じながらも魅力的な彼女の依頼を断り切れず、ジェフンは早速妹が女医として勤務する性相談クリニックを患者を装い訪れる。問診を受ける中で、彼女はあるカメラマンにまつわる奇妙な話を始めるのだった・・・。
大学に行かず出版されるあてのない小説を書きながら、やもめの父と二人で呑気に暮らすギチャン。ある日、父が家に美しい女性を連れてくる。すると父は「この人と再婚することにしたから、これから3人で暮らす」と言うのだ。あまりの急な展開に戸惑うギチャンだったが、父が幸せならと自分を納得させ、その日から三人での生活が始まる。父が仕事に出かけた後は、家で二人きりになる時間が多く、好きな本が同じだったこともあり急速に距離を縮める継母とギチャン。やがて彼の感情は複雑なものとなっていき、書いていた小説の内容にも変化が現れてくる。
時代に翻弄されたふたりの、心震える愛の物語。1970年代後期、ソ連占領下のエストニア。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵セルゲイ(トム・プライヤー)は、間もなく兵役を終える日を迎えようとしていた。そんなある日、パイロット将校のロマン(オレグ・ザゴロドニー)が、セルゲイと同じ基地に配属されてくる。セルゲイは、ロマンの毅然としていて謎めいた雰囲気に一瞬で心奪われる。ロマンも、セルゲイと目が合ったその瞬間から、体に閃光が走るのを感じていた。写真という共通の趣味を持つ二人の友情が、愛へと変わるのに多くの時間を必要としなかった。しかし当時のソビエトでは同性愛はタブーで、発覚すれば厳罰に処された。一方、同僚の女性将校ルイーザ(ダイアナ・ポザルスカヤ)もまた、ロマンに思いを寄せていた。そんな折、セルゲイとロマンの関係を怪しむクズネツォフ大佐は、二人の身辺調査を始めるのだった。
イスラエルの諜報機関モサドが、ハマス幹部を暗殺する事件がドバイで発生。暗殺を実行した諜報員の男はモサドのやり方に反発し組織を辞める。12年後―男は女ボス・ヴィクトリアの命令で1200万€相当のダイヤモンドを運ぶミッションを請け負うことに。アメリカ人のパスポートを盗み、デイヴィッドと名乗りはじめる。車でバルセロナへ向かう道中を共にするのは、美女ドライバーマリア。マリアには素性を知られずにミッションを遂行するデイヴィッドだったが、美しく聡明で博識なマリアに恋をしてしまう。しかし、ヴィクトリアはマリアの信用性を疑い、バルセロナについたらマリアを殺すように言い渡す。苦悩を抱えたまま、一夜を共にしたデイヴィッドとマリア。しかし次の瞬間、マリアが突如デイヴィッドを殺そうと襲い掛かる。この美女は一体何者なのか?そしてデイヴィッドに近づいた目的はー!?
元海兵隊で今は映像制作者のトムは美しい海に潜り、そこに住む生物たちを撮影している。恋人のシンディとの結婚記念を兼ねてスキューバダイビングに来たトム。友人のブルースも参加して3人で海へとダイビングを始める。美しい景色に誘われるように海中の洞窟へと泳ぎ進めた3人は、大量のロブスターを捕まえ大喜びで船に戻ろうとするが、突然起きた海流の乱れに阻まれ帰り道を見失ってしまう。凌げる場所を見つけ安堵するトムたちだったが、酸素の残りは少なく体温が下がってくる状態では死を待つしかなかった。トムはシンディとブルースを残し、助けを呼ぶために単独で船に戻ろうと決心するも、彼の前には暗く深い海が待ち受けていた。
トレジャーハンターのランドルフ博士は、エジプトのピラミッドで4000年以上前の第2王朝時代の王女ケネプターが埋葬されていると思われる、宝石で装飾され黄金に輝く石棺を発見する。そこには“触れた者には死がもたらされる”と書かれており、触れてしまった同行者のアザーンは翌日に亡くなってしまう。それから6ヵ月後のロンドン。伯父であるランドルフの仕事場で研究をさせてもらっている医者の卵アーチーは、自分の命が長くないと悟ったランドルフから、いとこのエベレットと共に遺産に関する説明を受ける。ランドルフは収集した工芸品や骨董品を大英博物館にすべて寄贈していたが、1つだけ例外として残していたのが、あの石棺だった。借金のあるエベレットはそれを狙っていて…。
水星探査に向かった宇宙船ノーチラス号が消息を絶った。物理学者のプレストン博士は、太陽活動の異常により水星が軌道を外れたことを察知する。このままでは地球と水星は衝突し、人類は滅亡してしまう。そんな最悪な事態を回避するため、プレストン博士は封印されていた“プロジェクト7”を再起動させる決意をする。それは、宇宙空間を漂う小惑星を標的に激突させ、その軌道を変えるという計画だった。しかしそのためには、宇宙船を小惑星に送り込む必要があり…。
誕生日に由来してクリスマスと名づけられた少女、通称クリスは1999年冬、幼馴染みのジョーとおもちゃ作家になる夢を語り合いながら、クリスマスのおもちゃを手作りして庭先で販売していた。22年後、玩具会社CJトイズの社長となったクリス。自社を急成長させた経営手腕を評価され、大手アーロトイズ社のCEOキャスリーンから、合併して新会社設立と、CEOを任せたいとの提案を受ける。しかし、合併には共同設立者ジョーの署名も必要と判明。彼は経営方針が合わずに退社し、7年も音信不通だった。姉夫婦の仕事の都合でしばらく姪のエマを預かることになったクリスは、一緒にジョーの父親が経営するアンティークショップを訪ねる。久々に再会したジョーは合併を反対するが、クリスマスのチャリティイベントを手伝えば署名すると言ってきて…。
夏、ギリシャの島でレストランを営むシェフのマックス(マット・ディロン)のもとに、仕事を求めて若い女性アレックス(アイーダ・フォルチ)がスペインからやってくる。アレックスはウエイトレスとして働くことになり、マックスに惹かれていく。マックスはアレックスに心を閉ざし、なかなか関係は進展しない。しかし、秋になると、マックスもアレックスを受け入れ、ふたりは恋人同士になり一緒に暮らし始める。マックスの過去が気になるアレックス。やがて自宅で彼が女性と子どもと一緒に写っている写真、そして一枚のレコードをみつける。アレックスは、自分に気のある若い男の友人のチコに、レコードのことを調べさせ、マックスがかつてアメリカでミュージシャンとしてレコードを出しており、名前が違うことを知る。激怒したマックスはチコにこれ以上過去を詮索しないように警告する。冬、島には誰も人がいなくなる。マックスとアレックスは表面上は穏やかに仲良く暮らしている。しかし、チコがマックスが殺人で逃亡している過去を調べ、アレックスにそれを知らせようとするが、マックスに見つかり逆に殺されてしまう。アレックスは、チコがマックスに殺されたことに気がつき、マックスから逃げようとするが海で溺れてしまう。アレックスを助けたのはマックスだった。アレックスはマックスにナイフを向けるが・・・。
クルド系音楽家のもとに生まれたジワ・ハジャビは、亡命先のパリで音楽教育を受けた後にドイツのボンに移り住むが、両親の離婚により貧しい生活を余儀なくされる。ある日、街の不良たちに叩きのめされた彼は復讐のためにボクシングを覚え、「カター(危険なヤツ)」となってドラッグの売人や用心棒をするように。さらに金塊強盗にまで手を染めて指名手配された彼は、逃亡先のシリアで拘束されてドイツに送還され、刑務所内でレコーディングした曲でデビューを果たす。
アルジェリア、サハラ砂漠。そこに佇む一軒の雑貨店。そこはマリカという女性が一人で営んでいる。ほとんどの営業時間中に客が来ることはなく、ネコと共に時間を過ごす。たまにトラックの運転手や旅人がやってくるとコーヒーやおやつを提供して、他愛もない世間話に興じる。日が暮れると、砂漠の真ん中の雑貨屋に灯されるろうそくだけが光を放つ。そして彼女は自分の人生を語りだすのだった。そんなマリカの日常生活を、カメラは時に鮮やかに時に幻想的に捉え続ける。
青年ラキブの父は刑務所に、兄は海外に出稼ぎに出ている。彼は、インドネシアの田舎町で何世紀にもわたり一族で仕えてきた、退役した将軍フルナが所有する空き屋敷で、たった一人の使用人として働くことになる。フルナはラキプに対して立場を超えたように親身に接し、父親代わりの存在となりつつあった。ラキブ自身もフルナのアシスタントとして、仕事と生活の中で天職を見出す。そして、地元の首長選挙に立候補した将軍の選挙キャンペーンが始まり、二人の運命も大きく動き出す。
鍵のない家に無断で入り込んだ5人の男女。食料もネットもつながっていない家に不満をこぼしながらもそこで一晩を過ごすことに。5人はやがて家の異様な雰囲気に違和感を覚え始める。一人、また一人と仲間が行方不明になり、やがて外から家を監視している仮面を被ったブロンドの女の子と、3匹の“くま”の存在が明らかになっていき――。
魏成功(ウェイ・チョンゴン)は離れて暮らす娘・歓歓(ホワンホワン)の誕生日祝いのため、彼女を連れて人気のクルーズ船に乗りに来ていた。しかし、船員たちが水中から巨大な影の異変に気付くや否や大波が起こり、船は転覆してしまう。命からがら無人島に流れ着いた魏成功たちだったが、安心したのも束の間、巨大蛇が現れ人々を次々に投げ倒し呑み込んでいき――。
あるK-POPスターの熱狂的ファンだったオ・セヨンは、「推し」に認知されテレビ共演もした「成功したオタク」だった。ある日、推しが性加害で逮捕されるまでは。突然「犯罪者のファン」になってしまった彼女はひどく混乱した。受け入れ難いその現実に苦悩し、様々な感情が入り乱れ葛藤した。そして、同じような経験をした友人たちのことを思った。信頼し、応援していたからこそ許せないと言う人もいれば、最後まで寄り添うべきだという人もいる。ファンであり続けることができるのか。いや、ファンをやめるべきか。彼を推していた私も加害者なのではないか。かつて、彼を思って過ごした幸せな時間まで否定しなくてはならないのか。「推し活」が人生のすべてだったオ・セヨン監督が過去を振り返り癒えぬ傷を直視すると同時に、様々な立場にあるファンたちの声を直接聞き、その社会的意味を記録する。「成功したオタク」とは果たして何なのか?その意味を新たに定義する、連帯と癒しのドキュメンタリー。
韓国で脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の携帯電話には、日々何件もの連絡が入る。これまでに1000人以上の脱北者を手助けしてきた彼が直面する緊急のミッションは、北朝鮮から中国へ渡り、山間部で路頭に迷うロ一家の脱北だ。幼い子ども2人と80代の老婆を含めた5人もの人たちを一度に脱北させることはとてつもない危険と困難を伴う。キム牧師の指揮の下、各地に身を潜める50人ものブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す決死の脱出作戦が行われる――。
恋人に失踪されたスペイン人指揮者と恋におちたファビアナは、彼が住む豪邸で新生活を始めてすぐ、無数の怪奇現象に襲われる。不自然に揺れ動く浴室の水、排水口からかすかに聞こえる異様な声、鏡を凝視する飼い犬……。やがてこの屋敷に隠された「秘密」と「真相」を知った彼女の身に、全てを呑み込む最も恐ろしい出来事がふりかかる──!!
ハンガリーの荒涼とした田舎町。天文学が趣味の郵便配達員ヤーノシュは、音楽家の老人エステルの身の周りを世話している。エステルは18世紀の音楽家ベルクマイスターを批判しているようだ。ある日、町の広場に移動サーカスと見世物である巨大クジラがこつ然と姿を現す。住民たちは「プリンス」と名乗る扇動者の声にあおられるように広場に集まり、やがて町中に破壊と暴力が充満していく。※デジタルレストア版となります。
そのビデオは、絶対に見てはならなかった ハロウィンの夜。ベビーシッターのサラは2人の兄妹の子守りをしていたがハロウィンのお菓子の袋の中に見覚えのない古びたビデオテープを発見する。ビデオテープを見たいという子供たちの好奇心に押され渋々再生するサラだったが、その中にはあまりにも残虐な3つの物語が映し出されて――。ビデオを見終わった頃、家の中では奇妙な出来事が起き始め、全てはもう手遅れだった……。
海洋調査隊の船が嵐で遭難し、生き残った調査員たちは、不気味な雰囲気の漂う島に漂着した。地獄島と呼ばれるその島に打ち上げられた彼らを待ち受けていたのは、砂浜を闊歩する無数のワニだった。次々にワニの餌食にされていく調査員たち。さらに、そこに現れたのは、想像を絶する巨大なワニ、メガ・クロコダイルだった…。東南アジアの中国人村に住む、ワニ専門の生物学者ルオ・ハン。彼の元に、ひとりの女性が現れた。財新グループの会長、コン・ミンジューと名乗るその女性は、遭難した海洋調査員コン・ズーハオの姉だという。彼女はルオ・ハンに、弟の救出を依頼しに来たのだ。大金を提示して救出を懇願する彼女だったが、自身の婚約者も、その地獄島で巨大ワニの餌食となってしまった過去を持つルオ・ハンは、一度はその依頼を断る。しかし、婚約者を守れなかった自分を悔やみながら無気力に日々を過ごしている彼は、かつての自分を取り戻すべくその依頼を引き受けるのだった。島に到着した一行に次々に襲い掛かる得体の知れない生き物たち。さらに、謎の男も加わり、一行は消えた調査隊を探し続けるが、その先には、無数の狂暴なワニと、巨大なメガ・クロコダイルが待ち受けていた。
少林寺での四年に及ぶ過酷な修行を終え故郷に帰ってきた方世玉(ほう・せいぎょく)。友人たちと久しぶりの再会を喜び合うのも束の間、待ち受けていたのは、朝廷の役人による巨額な金が絡んだ汚職事件だった。その証拠となる台帳は、方世玉の幼馴染である周蓉(しゅう・よう)の父・周峰(しゅう・ほう)が、汚職を暴くために盗んでいたのだ。台帳を取り戻すためなら手段を選ばず人の命も簡単に奪っていく腐敗した役人たち。周峰は拷問にかけられ、娘の周蓉も捕らえられてしまう。そして追手は、方世玉とその仲間、家族にも迫っていた。立ちはだかる黒幕である卾尓多(がく・じた)と、奴に操られる“半人半獣”の怪物・吐賀灼(と・がしゃく)。仲間や家族を救うため、そして世の不正を暴くため、方世玉は、正義の少林拳で戦うことを決意する。
黒髪のアンヌとブロンドのロールは、カトリック系の厳しい寄宿学校に通いながらも、ボードレールの「悪の華」等の暗黒文学に耽溺する15才の美しい少女。彼女たちは学校が長い休暇に入ると、悪魔崇拝儀式を取り行い、悪の道を突き進む事を誓う。親の目を盗んでは放火や窃盗、動物虐待、また大人の男を誘惑したり、残酷な行為を繰り返していた。やがて悪行はエスカレートし、追い詰められた彼女たちは永遠に一緒に居られる場所を求め、破滅的な決意をする…。