上海を拠点とする大規模な金融詐欺の首謀者で、7年間逃亡を続けていたダイ・イーチェンが、フランス・パリに姿を現した。彼を追い続けていた中国の経済犯罪捜査官イエ・ジュンは「フォックス・ハント」チームを率い、盗まれた資産回収を目的とした越境ミッションに乗り込む。しかし、法の穴を掻い潜るダイ側の周到な手管により不正資金の行方は依然として謎に包まれ、街中での手荒な追跡や人間爆弾、偽装誘拐など、金のためなら命を惜しまない悪党どもが仕掛けた罠が「フォックス・ハント」チームを待ち受ける―
2008年、北京オリンピック開催間近の中国。友人を誤って死なせた青年ランは、刑期を終えゴビ砂漠の端にある故郷に戻って来る。区画整理で人の流出が止まらず廃墟が目立つ街では、捨てられた犬たちが野生化して群れとなっていた。ランを気に掛ける警官から捕獲隊に誘われるが、ひょんなことから一匹で行動している黒い犬と出会う。決して捕まらず賞金を懸けられた黒い犬とランの間に、いつしか奇妙な友情が芽生えるが…。
要人警護のスペシャリストだったハオジュンは、事故で娘を失明させてしまい、妻とは離婚、仕事も失った。それから8年後。航空会社の保安警備員として働く彼は、勤務を終え帰国便に乗り込む。偶然にもその機内には、海外での治療を終えた元妻と娘の姿があった。久しぶりの再会に心が揺れるも、視力を失った娘にどうしても声を掛けることはできなかった。静かに高度を上げていく機体。穏やかな空の旅は、ある瞬間を境に一変する。乗客に紛れていたハイジャッカーたちが、突如として機内を制圧したのだ。その瞬間、ハオジュンの中で眠っていた何かが目を覚ます。逃げ場のない上空で、再び“護る者”として立ち向かう―。
新たな世紀を迎え、漠然とした未来への期待に溢れていた2001年。三峡ダム建設により建物が解体され、長江で100万を超える住民たちが移住した2006年。目覚ましい経済発展を遂げ、地方都市も都会化したコロナ禍の2022年......。チャオは山西省・大同(ダートン)を出て戻らぬ恋人ビンを探して奉節(フォンジエ)を訪ね、ビンは仕事を求めて奉節からマカオに隣接する経済特区・珠海(チューハイ)を訪れる。時は流れ、ふたりはまた大同へ――。恋人たちの関係と比例するように、街は変化していく。21世紀を22年かけて旅するチャオはどこにたどり着くのか――。仕事もなく、道路は舗装されておらず、北京との格差にあえいでいた街が、22年の時を経て、ビルが立ち並び、グローバル化され、若者たちは世界の都市と変わらぬ娯楽を享受するようになる。二つ折りの携帯電話はスマートフォンに、SF世界だったAIロボットはスーパーマーケットで接客をし、孤独な女性の話し相手に......。壊れゆくもの、消えゆくもの、再び構築されるもの。変貌し続ける街に飲み込まれながら、出会いと別れを繰り返す。時間は戻らない。だから、前へと進む。
特殊部隊を退役後、ロン・シャオフーとガオ・フォンは国家機密に関わる物資を護送する警備に携わっている。今回の任務は南極で発見された古代微生物の実験用サンプルの護送だ。しかし、任務途中、国際テロ組織に随行していた科学者でありロン・シャオフーの妻シューチンが、彼の目の前で殺害される。2年後、製薬会社は古代微生物の実験用サンプルに遺伝子操作を施し、新薬の開発に成功。新薬の利権を狙い再び国際テロ組織が研究所に襲撃をかけてくる。
新疆ウイグル自治区にある氷河近くの遺跡で発掘調査を行っていた考古学者ファン教授は、ある夢を見る。夢の中で教授は、前漢の武将、霍去病(かくきょへい)の部下、趙戦(ちょうせん)となり騎馬隊を率いて匈奴(きょうど)と激しい戦いを繰り広げ、匈奴の軍勢に追われる謎の美女を救った。発掘された前漢時代の遺物の中に夢で見た翡翠の装飾品を見つけた教授は、それが夢と現実世界を繋ぐ鍵であることを知る…。
記者のルー・シャオシェンは20年前に起きた紙人形による殺人事件について調べていた。チャオ家の紙人形に命が宿り、家の主を殺したというのだ。事件が起きた町を訪れた彼は現場となった屋敷で奇妙な体験をし、気を失ったところを町の男性に助けられる。その男性から事件に関わった人物の話を聞き、ある紙人形店の店主に会いに行く。店主のナン・シャンは人を殺したとされる紙人形を作ったリウ・サンの弟子だったのだ。チャオ家の主アンは病床に伏す息子のトンを救うため、呪術師を雇った。娘であるユアンユアンの命と引き換えに息子の病気を治そうとするアン。彼は儀式を行うため、リウ・サンに紙人形を作らせるよう命じた。しかしまだ生きているユアンユアンの紙人形を作ることは禁忌であり、さらには目まで描いてしまう。そして紙人形に命が宿り、復讐のために父親と呪術師を殺すのだった。しかしシャンからこの話を聞いたシャオシェンはサンの友人のチェン・ゴシェンが事件に関わっているのではないかと彼女を追及する。重い口を開いた彼女は、ゴシェンが死んだ恋人の紙人形と結婚し異常者として扱われていたと話す。実はシャオシェンは、シェンがチャオ家の娘のユアンユアンではないか、さらにはチャオ・アンを殺したのがゴシェンではないかと疑っていた。そして彼女からまた別の話を聞くことに。彼女は父親のアンを殺したのは自分で、ゴシェンはその罪をかぶってくれたと涙する。しかし事件の真相は、儀式の場にいたトンが姉を守るために父親を殺したのだった。すべてはトンを守るための作り話で、トンもあの時の出来事は夢だと信じていた。紙人形による殺人事件の全貌が分かり、店をあとにするシャオシェン。だがシェンがあることに気づく。実はシャオシェンは彼女の弟のトンだったのだ。姉弟は運命的な再会を果たすことになる。
ガン治療の製薬会社を設立したチェン社長は特効薬といわれている古代植物“火獄蔓蓮(ルビ:フォーユーマンリエン)”を求めて南海の孤島ヌブラル島に先発隊を送り込んだ。しかし、そこで調査隊が目にしたのは全長20メートルを超える巨大恐竜ブロントサウルスの腐乱死体だった……。
反政府武装集団と政府軍の武力紛争が続くアフリカの某国へ、国連の要請を受けた中国の国連平和維持警察隊「FPU」が派遣された。チームワークを重んじる分隊長ユーや人一倍正義感が強い狙撃手ヤンら精鋭メンバーたちは、一触即発の雰囲気が漂う最も危険なエリアに向かう。大量虐殺、テロ攻撃、暗殺、大暴動、人質事件。幾度となく命の危機に直面する彼らだったが、人々に平和な日常を取り戻すため、命がけの任務に邁進する。そんな中、隊員たちは予期せぬ事件に直面することに――。
唐の時代、深刻な干ばつに見舞われ司天台のガオ・シェンヤオが雨乞いの儀式を執り行うが、儀式によって恵みの雨ではなく大量の油が降り注ぎ千の頭の悪魔が出現、儀式に参加した多くの人が襲われ副官であるルオ・ハも惨殺される。ガオは過去に江南の地で起きた水猿による未解決事件を解決した実績をもつ死刑囚ドグに調査を依頼、ドグは調査の間だけ死刑を免れ釈放されることに。監察御史のリン・チェンユエや大理寺少卿チー・ドーダオと共に調査に乗り出したドグは、卓越した知識と推理力で事件にチョウセンアサガオの毒が使用されたことに辿りつき、その流通ルートが夜市であることを突き止める。だが、再び千の頭の悪魔が現れ、ルオの妻であったシャン・イェが死亡、彼女を訪ねてきた妹ホワ・レイも捜査に参加したいと申し出る。夜市を裏で仕切る謎の女イェ・ティエンズーからチョウセンアサガオの毒の売人の情報を聞き出すことに成功し、事件の真相へと近づくも、次々に浮き彫りとなる事件とそれに関わる人物たちの闇と秘密、そして、陰謀。そして、それはドグも例外ではなかった。果たして、ドグは事件を解決出来るのか!?
天下一の称号を得るため、武術家の道を志す女傑アーシー。彼女を倒して名を上げようとあらゆる武術家や、利権を牛耳ろうと目論む西洋人までもが彼女を狙ってくる。亡き師匠の復讐を果たすため上海灘に戻って来た彼女の前に、龍堂派の金剛龍(ジンガンロン)と西洋人ビジネスマンのハンクスが立ちはだかる。しかも警察署長までもがハンクスと裏で手を握り……。果たして彼女は警察や政治家の腐敗を暴き、亡き師匠の仇を討つことができるのか!?
明の時代。南の海に恐竜の住む島があるという噂が流れた。皇帝はそれを確かめるために、秘密警察を南の海に漂うその島に派遣した…。それから400年後。生物学者の周万里は、調査隊とともに「幽霊島」と呼ばれる恐竜が住むという伝説の島を発見し上陸するが、間もなく一行は連絡が途絶え行方不明に…。周万里の娘、周芳蕊は行方不明になった父を探すため、父の弟子である古代生物学者の陳良、サバイバル、医療、通信、セキュリティの各分野の専門家たちと捜索隊を結成。幽霊島に向けて出航した彼らだったが、まもなく原因不明の電磁波の影響で外部との通信が一切取れなくなってしまう。しかし、偶然にも彼らの前に突如、目的の幽霊島が。さっそく島に上陸した捜索隊は信じられない光景を目にする。色鮮やかな古代蝶の群れや、ゆっくりと歩き回る恐竜たちなど、既に絶滅したはずの古代の生物たちが次々と目の前に現れ、驚きを隠せない一行たち。さらに捜索を進めていく中で、瀕死の重傷を負った男を発見する。周万里の調査隊の一員だという男だったが、最後に「周万里は生きている・・・」と言い残して死んでしまうのだった。
32歳の女性ドゥ・ローインは無職で実家に引きこもる日々を過ごしていたが、実家に戻ってきた妹と大ゲンカしたことをきっかけに、家を出ることになってしまう。そんな折、偶然出会ったボクサーのハオ・クンに一目ぼれしたローインは自らもボクシングを始めるが、試合に負けたクンはジムを辞め、彼女の前から姿を消してしまう。すべてを失ったローインは「一度は勝ってみたい」という思いから、ボクシング大会への出場を決意する。
空軍のパイロットであるレイ・ユー(ワン・イーボー)は、操縦に長けているが訓練中にトラブルを起こし能力を活かしきれずにいた。ある時、戦闘機のテストパイロットチーム隊長のチャン・ティン(フー・ジュン)が彼の才能に気付き、チームへと誘う。レイは厳正な選考を経て、ドン・ファン(ユー・シー)を始めとする優秀な6人と共に、テストパイロットに選ばれる。彼らは、新世代ステルス戦闘機のテスト飛行任務に就くが、高度1万メートル以上の世界で、何度も繰り返される厳しいテストは、想像を絶する程に過酷だった。死と隣り合わせの極限状態のなか、思うように成果を出せず苛立つレイは、ライバルのドンと衝突。果たして彼らは難関なミッションを乗り越え、最高レベルの技術が結集して開発された戦闘機の飛行に成功するのか―?
かつて香港映画界伝説のスタントマンと言われたが第一線を退き、借金に追われながら生活する男・ルオ・ジーロン(ジャッキー・チェン)。愛馬・チートゥと公私をともにし、借金返済のため、エキストラなどの地味な仕事をこなしながら生活していたが、債務トラブルをきっかけにチートゥを手放すことになる。法学部に通う一人娘のシャオバオ(リウ・ハオツン)とは疎遠になっていたが、苦肉の策で助けを求め、不器用ながらもなんとかチートゥを守ろうとあがいていく…。
そう遠くない未来に起こりえる太陽系消滅に備え、地球連合政府による1万基に及ぶロケットエンジンを使って、地球を太陽系から離脱させる巨大プロジェクト「移山計画」が始動!人類存亡の危機を目前に、各国の思惑や、内紛、争いが相次ぐ中、自らの危険を顧みず立ち向かった人々がいた。亡き妻への想いを胸に、宇宙へと旅立つ飛行士・リウ(ウー・ジン)。禁断のデジタル技術によって、事故死した娘を蘇らせようとする量子科学研究者・トゥー(アンディ・ラウ)。そして、大きな決断を迫られる連合政府の中国代表・ジョウ(リー・シュエチェン)。多くの犠牲を払いながら、地球と人類の存亡、そして希望を懸けた最終作戦が始まった!
宋代の中国。丐幇(かいほう)の幇主・喬峯(きょうほう)は誰からも慕われる英雄的な存在だった。だがある日、何者かに副幇の馬が殺害され、その犯人に仕立て上げられてしまう。しかも自分が漢民族ではなく契丹人であるという出自まで明かされ丐幇を追放される。自らを陥れた人間を探し出し、さらに自身の出生の真実をつきとめるため喬峯は旅にでる。しかし、彼の行く手には更なる罠が仕掛けられていた!武林最強の技「降龍十八掌」を使い、襲い来る刺客たちをなぎ倒す喬峯。果たして彼は黒幕を突き止め復讐を果たすことが出来るのか!?
かつては時代の波に乗りメディアにもてはやされ活気のあったUFO雑誌[宇宙探索]。今や編集部員も減り廃刊寸前。数少ないファンの支えはあるものの、電気代さえ払えないほどの存続の危機を迎えていた。そんな時、[宇宙探索]編集長のタンは、中国西部の村に宇宙人が現れたという情報を掴み、仲間たちを引き連れて西へと向かう。そこで彼らを待ち受けていたのは、予想と人智をはるかに超えた出来事だった・・・・・・人に何を言われようと、バカにされようと、夢を信じて進む宇宙探索編集部。果たしてタンたちは宇宙人に出会えるのか?そして、タンの心の奥にある想いとは?
従妹イーランの誕生日パーティに招待された外科医のシェン。イーランのボーイフレンドであるティエンミンと彼の職場の上司ウェンディーも加わり、船上での和やかなパーティが始まった。しかし、イーランのウェンディーに対する嫉妬心がきっかけでとった行動が引き金となり、4人は海の中に放り出されヨットに上がれなくなってしまう。その時、海中に忍び寄る巨大な影が――。それは規格外の巨大ザメ“ギガ・シャーク”の姿であった。
ある夜、港で3人の人物が生きたまま焼かれるという事件が発生。被害者は20年前に起きた未解決殺人事件の容疑者となった男たちで、彼らが迎えた悲惨な最期も、当の事件を真似たもの。そして地面には「神探」の文字が、これ見よがしに残されていた。神探=神の捜査官――そう呼ばれた刑事がいた。天才的な閃きと推理力を持ちながら、17年前に問題を起こして警察をクビになったレイは、今やホームレス同然の暮らしをしているのだった。やがて、香港では過去の未解決事件を模した猟奇犯罪が立て続けに発生し…。
国際的な核兵器専門家が記者会見の場でテロリストに射殺される。そして彼の鞄が盗まれ、世界に緊張が走る。一方、テロリスト集団が冷戦時代に海底に残された核爆弾を引き揚げ、環太平洋地震帯で核爆弾を爆発させるテロ計画を立てていた。国安局と海軍が緊密に連携を取る事となり、リン・ジャンとシア・スーからなる対テロ先鋒チームが動き出すことに…。
江東省灌城市で、マグニチュード3.1の地震が発生。トンネル付近で危険物を積んだタンクローリーが衝突事故を起こしたが、ジャオ消防署長らの活躍で事態は収束し、事なきを得たかにみえた。しかし、天宜化学工場で化学物質が爆発。周囲の工業団地へも引火し、一帯の住居や公共施設を巻き込んだ前代未聞の大規模爆発事故が発生する。ジャオや通信員のハンらが現場に急行するが、建物は崩壊し要救助者は多数、まさに阿鼻叫喚の様相を呈していた。時を同じくして、ジャオの婚約者ジャンは、半壊した学校に子供たちと閉じ込められていた。煙が校内に充満しなんとか屋上に避難するが、そこには想像を絶する惨状が広がっていた―。
武装組織が開発中のガス田内部に欠陥のある整圧器を設置し、破壊工作を計画している情報を入手した民間軍事会社「背嵬(はいかい)」。ひとたび稼働してしまえば、パイプラインが大爆発を起こし、莫大な損失をもたらすことに。この事態を阻止すべく動き出した背嵬メンバーの前に、全員が特殊部隊出身者で構成された武装集団「神奴(しんど)206」が立ちはだかる…。
サイバー・セキュリティの研究員が行方不明になる。同時に華僑の令嬢連続失踪事件が発生する。情報セキュリティの安全確保と失踪事件の解決のために特殊部隊のスーパー・エージェント・シスターズが結成された。彼女たちはコールガールに扮して操作を開始するが――。
黒雲がたちこめる無人島の上空。ヘリでパトロールをしていたアントンとルーユーは海岸沿いに書かれたSOSの文字を発見する。遭難者の男性二人を無事に救助し島を離れようとした矢先、霧の中から一羽の巨大な鳥が現れた……。それは何と太古の昔に絶滅したはずの翼竜プテラノドン!凍りつくドン達にプテラノドンの大群が襲来する。そこへ謎の軍用ヘリ2機が突如現れ、武装した傭兵とプテラノドンの壮絶な空中戦がはじまり――。彼らが訪れたこの島は、太古の巨大生物が蠢く恐るべき恐竜島だったのだ。
1934年、雪に覆われた中国・東北部の森林地帯にパラシュートで降り立った4人の男女工作員。満州国のハルビンに潜入しようとしている4人の目的は、日本軍の秘密施設から脱走した男性を保護し、日本軍の罪を世界中に知らしめること。そのミッション名「ウートラ計画」遂行に選ばれた張、王夫婦と楚良と小蘭カップルだが、突然の作戦変更で互いのパートナーを入替、別行動をとる事になってしまう。敵地への潜入には、石橋を叩いて渡るほどの用心深さが求められる中、このミッションは既に満州国の特務警察に察知されていたのだ。敵国に事前に侵入していた仲間の裏切りから作戦が漏れ、敵に先回りされてしまう事態が続く中、4人の工作員は「ウートラ計画」を無事に遂行する事ができるのか?
香港九龍の黒社会で暗躍していたシャンはある日、組織間の暴動事件に関わった罪で投獄される。出所したシャンは一人娘を育てるため、弟分のラオリン、ア-ナンとともに黒社会から足を洗い二度と戻らないと誓いをたてるが、黒社会のボス、タリーの襲撃を受ける。激しい格闘とカーチェイスの末にタリーを死に至らしめると、復讐に燃える凶暴なタリーの弟・ジャーノンの報復を受ける。弟分たちを殺され、ついには娘をジャーノンに拉致され――。
1997年香港返還前夜、香港英政府と黒社会は結託して香港を大混乱に陥れていた。大きな変化の前に、黒社会のボスであるチョンは、側近のロクに重要な任務を託す。しかし実は、ロクは香港警察の潜入捜査官であり、黒社会による麻薬取引の真相を調査していた。ロクは仁義と正義の狭間で選択を迫られる。黒社会での仁義なきポジション争い、そして黒社会と警察組織間に蔓延る陰謀。暴力と汚職を撲滅するために、ロクの選択する道は…。
国共内戦後に帰郷した人民志願軍・第9兵団第7中隊長の伍千里(ウー・ジン)は、兄の百里が戦死したことを両親に報告する。間もなく中国が朝鮮戦争に参戦し、千里の休暇は取り消され、再び従軍することに。弟の万里(イー・ヤンチェンシー)も一緒に行きたいと願うが、千里はそれを許さなかった。おりしも1950年9月、朝鮮戦争に介入した米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。第7中隊に戻った千里は、そこで自分を追って入隊した万里の姿を見つけ愕然とするが、その揺るがぬ意志を目の当たりにし、彼に銃を渡す。前線へ無線機を届けるよう命じられた第7中隊は、米軍の容赦ない爆撃にさらされながら過酷な行軍を続けるが……。
暗殺が世を動かしていた混乱の時代。覇権を勝ち取るため宝の在処が記された地図をめぐって東桑と南陵の間で争いが起こり、それぞれの思惑が交錯。最強の暗殺集団である離恨谷も争いに巻き込まれていく。その離恨谷が誇る四大刺客の1人“青の修羅”ユアンは、地図が原因で虐殺された一族の仇を討つため、幼い頃から厳しい修行を積み、谷で随一の実力を備えるまでに成長する。一族の復讐を果たす機会をうかがっていたが、掟を破り仲間を殺したという濡れ衣を着せられ、谷から追われる身に。次々と迫りくる追っ手と戦うなかで、彼は自身が巨大な陰謀に巻き込まれていることに気が付く…。
中国西南部、周囲を山々に囲まれた街は春節を前に賑わいを見せていた。一方、山では10年を要した高速鉄道を通すためのトンネル掘削工事がようやく終わりを迎えようとしていた。休暇を返上し、工期に間に合わせるために働く技術者たち。地質学の専門家ホン・イージョウもその日、変動し続ける地殻の再調査にあたっていた。ところが、トンネル内で突然の湧水が技術者たちを襲い、街では大規模な地盤の陥没が発生し…。
文化大革命まっただなかの中国。強制労働所送りになった男(チャン・イー)は、妻と離婚し、最愛の娘とも疎遠になってしまう。数年後、ニュース映画に娘の姿が1秒間映っているという話を聞いた男は、娘を一目見たいがために強制労働所を脱出。砂漠の中を映画が上映される予定の村を目指して進んでいく。しかし、村へ向かう途中、大事なフィルムを盗み出す孤児のリウ(リウ・ハオツン)の姿を目撃。すぐにリウを見つけ出し、盗んだフィルムを映写技師のファン(ファン・ウェイ)に返すのだが、その時、村では大騒動が勃発していた。運搬係の不手際で膨大な量のフィルムがむき出しで地面にばらまかれ、ドロドロに汚れたフィルムは上映不可能な状態に…。果たして男は、愛しい娘の姿を見られるだろうか?そして、追われ続ける彼の運命は―?
宋の時代。蒙古で育った郭靖は、中原で黄蓉(こう・よう)に出会い命を救われる。意気投合し、頻発している幼子の失踪について調べるために白駝山荘主催の宴へ向かった2人が偶然鉢合わせしたのは、郭靖の師匠・江南七怪(こうなんしちかい)だった。彼らは黄蓉が黄薬師(こう・やくし)の娘だと知って逆上する。憎き仇の娘を庇ったことで師匠に見放され落ち込む郭靖と黄蓉の前に洪七公(こう・しちこう)が現れ…。
村に害をなす大蛇を追い詰めた伝説の“蛇王”を父に持つ裴元(ペイユエン)。しかし父が蛇に殺されて以来、めっぽう蛇に弱くなっていた。幼馴染の小秋(シャオチウ)ら、裴元の正義感と優しさを知る村の人間は、彼こそが次の蛇王にふさわしいと考えているが、小秋に恋慕する鉄男(ティエナン)の立候補もあり、蛇王決めは難航する。そんな中、都から大隊長の息子が、税の徴収を建前に村人から金を巻き上げにやって来る。村人との押し問答の結果、暴力を振るい始めた大隊長の息子に立ち向かった裴元と村長らは、誤って息子を殺めてしまう。大隊長には「大蛇に殺された」と申告するが、「3日以内に大蛇を殺さなければ、村人を皆殺しにする」と宣告される―。果たして、裴元は恐怖を乗り越え“蛇王”となり、村人を救うことができるのか!?
一大土地開発事業として着工された巨大アミューズメント《荒島パーク》プロジェクト。施工段階の開発地で巨大な恐竜の骨が発見されるが、完成を急ぐ開発業者は研究を主張する考古学者を尻目に、工事を進めるため爆弾による破壊を命じる。しかし、その爆発により未曽有のメガ・スネークが出現し、人間どもに牙を剥く。更には、太古の巨大恐竜までもが目を覚まし、その背後に迫っていた。果たして、この島で何が起こっているのか!?
高校生のジア・シャオリンは何をしても上手くいかず、母親に苦労をかけてばかり。母を喜ばせたい一心で一流大学に合格したと嘘をつくも、合格祝いパーティで嘘がバレてしまう。帰り道に二人は交通事故に巻き込まれ、病院で意識の戻らない母に付き添っていたジアだったが、目を覚ますと20年前の1981年にタイムスリップしていた! ジアは親孝行をすべく、母が幸せな人生を築けるように奮闘する。
爆弾処理班に所属するフォンは、数々の事件を解決してきたエースだったが、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。恋人や同僚の助けもあり、義足とは思えないほど身体機能が回復するが、上層部はフォンの現場復帰を認めなかった。仕事一筋で生きて来たフォンは自暴自棄になり、警察を辞めて姿をくらませる。そのフォンが、テロ組織「復生会」によるホテル爆破事件の現場で、重体の状態で発見される。容疑者として病院に収容されたフォンは尋問を受けるが、爆発の影響で過去の記憶を失っていた。そこに、フォンを救い出すべく復生会が乗り込んでくる。「なぜテロ組織が俺を助けるのか―?」フォンは病院から抜け出しひとりで逃亡するが―。
空(そら)と海(かい)は、日本人の父・高志(たかし)と韓国人の母・チスクの間に生まれた一卵性双生児の姉弟。大きな湖があり、民族芸能が盛んな韓国・安東(アンドン)で生まれ育った。現在、28歳となった空は中国・上海(シャンハイ)に暮らしている。イラストレーターとして仕事を得ようとするが、作品の売り込みはなかなかうまくいかない。出版社に勤める日本人の男性、望月隼人(もちづきはやと)が何かと空の絵を気にかけ、仕事を提供しようとする。異郷の地で暮らす二人は、似たような境遇から親密な関係を築きつつあった。
元々海賊の首領であった蔡炎は仲間に裏切られ重傷を負い記憶を失うが、南少林寺の僧侶・彗遠に命を助けられ彼らと暮らすようになる。そして、南少林寺の弟子たちが貧しい人々を助けている姿に触発された蔡炎には、いつしか正義の心が芽生え始めていた。ある日、自分を裏切った徐昭たちが「至尊宝印」を手に入れ、栄華を手に入れようとしていることを知る。ただひたすら耐えに耐えて苦難を乗り越えた末、遂には正義の拳を振り上げ、悪と化した権力に立ち向かう決意をするのであった。
唐の時代。画家の呉道士は、姜子牙が残したとされる伝説の書、「千里不周山」の解読を命じられる。またその書に使われた封神筆は、手にした者は世界を支配できると噂されていた。封神筆こそが「千里不周山」の解読の手掛かりになると考えた呉道士は、九尾のキツネの力を借りてその痕跡を発見する。しかし背後には、想像も及ばぬ巨大な陰謀が彼を待ち受けていた…。
近未来、地球の資源不足から世界各国は《火星移住計画同盟》を結成。火星を人類の居住に適した環境に改善させるため、高度な科学技術を結集させ、火星上で動植物を使った研究を行っていた。2042年―火星基地での実験中に種子バンクの生物に突然変異が発生し、さらに小惑星が落下し危険な事態に。探査チームは緊急脱出を図るが、離陸後に宇宙船が未知の巨大生物に襲われ不時着してしまう。同盟は研究チーム救出作戦を立て、火星近くを航行していた中国のエウロパ探査宇宙船 万戸(ワン・フー)に緊急指令を送る。万戸(ワン・フー)の乗組員は未知の生物襲来と更なる小惑星衝突のタイムリミットが迫る火星に着陸するが・・・
孫悟空は、天帝の神獣を殺した罪で三眼戦神に追われていた。天界を揺らす激しいバトルの最中、孫悟空は人間界に落ち、力を封印されてしまう。人間界で詐欺や盗みを働いて生活している巴海星という娘に救われ、彼女達と行動を共にするようになった孫悟空。しかし、彼を倒し、<戦神>の称号を得ようと目論む三眼戦神が人間界に降りてくる。孫悟空を狙った一撃が放たれるも、彼をかばった巴海星が倒れてしまう。避けられぬ戦いに挑む孫悟空だったが、その背後には巨大な陰謀が待ち構えていた…。