女子高生のマギーは転校初日に知り合ったイケメン男子、カールにホームパーティーに誘われ意気昂揚。だが、パーティーに相応しい服がないと、友人になったばかりのローレルに愚痴をこぼす。するとローレルに誘われるがまま授業を抜け出し、2人でショッピングへと繰り出すことに。初めてのサボりに罪悪感を持ちながらもワクワクするマギーだったが、洋品店でドレスを万引きするローレルに激しく動揺する。学校からの連絡を受け、母親のケイトから授業を抜け出したことを叱責されるが、なんとかパーティーへの参加を許されたマギー。だが、迎えに来たローレルはカールの家に向かわず、サプライズとして友人が経営するクラブへとマギーを連れ込むのだった。
カリブ海の島で祖父ジョナと暮らす14歳のアナベル。彼女は10年前に事故で亡くなった海洋動物学者の両親が作ったドルフィン・アイランド調査保護センターを守り、イルカのミッツィを遊び相手に、おんぼろ船でジョナと生活していた。そんな2人の前に新しいソーシャルワーカーのロールが暮らしぶりを調査しにやって来た。身なりに気を遣わず気ままに暮らすジョナを見て、アナベルを虐待していると決めつけたロールは、ジョナに対してケンカ腰。そんな折、アナベルの母方の祖父母が島へやってきた。資産家である彼らはアナベルの将来を考え、ニューヨークに連れて行こうとするが、頑として話を聞き入れないジョナと対立。遂には親権争いに打って出る。
検事の仕事と愛娘の育児で多忙を極めるシングルマザーのアニーは、現在担当する裁判で悪評高い弁護士ラーソンに苦戦中。そんなある夜、ラーソンから取引を求められたアニーは酒に薬物を盛られ、彼の家で意識を失ってしまう。深夜、ベッドで目を覚ました彼女は、その横でラーソンが殺されていることに気づく。その際、現場に戻ってきた犯人の手を、とっさに隠されたベッドの下で目撃。まもなくしてある男が犯人として逮捕されたが、アニーは彼の手を見て別人と確信する。一方、何者かが犯行の夜の盗撮写真を用いて、アニーへの脅迫を開始。さらには元彼で捜査官マークは、ラーソンと金髪女がベッドを共にしていた事実を突き止め、その正体を探ろうとしていた。
1993年、春。養護施設出身で札付きのワルだったヒスは、釜山港の外れの街クアムを牛耳るソンに拾われ、その右腕として一帯を仕切っていた。小さな海水浴場に観光ホテル、屋台に風俗店。こんな小さな港でも、その利権を狙う奴らがしのぎを削っていた。一方、クアムに目を付けたヨンド派は、ヒスと共に施設で過ごした親友チョルジンを使い、ヒスを懐柔しようとしていた。しかし、ヤクザ稼業に嫌気がさしていたヒスの望みは、クアムでのし上がっていくでもなく、ヨンド派で金を稼ぐのでもなく、施設時代からの恋人インスクと一緒に、巨済島でペンションをやりながら暮らすことだった。そして、ヒスはソンの元を訪れ組織を抜けたいと告げるが―。
ロサンゼルス。攻撃的なユーモアセンスをもったスタンダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と、国際的に有名なオペラ歌手のアン(マリオン・コティヤール)。“美女と野人”とはやされる程にかけ離れた二人が恋に落ち、やがて世間から注目されるようになる。だが二人の間にミステリアスで非凡な才能をもったアネットが生まれたことで、彼らの人生は狂い始める。
組織から金とコカインを盗んだフレディは、腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込む。冷酷無比な女ボスのヴィックは、裏切りを絶対に許さない。フレディと共謀した仲間たちは、次々と捕まり殺されていく。しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由があった。それは、ひとり娘のリリーのためだった。犯罪を繰り返し、父親らしいことは何もできなかった。この金は、せめてものリリーへの償いだった。ヴィックの追手が迫る中、出血多量で意識が朦朧としていく。さらに、車内には怪しい行動を取る乗客もいる。フレディは、藁をもすがる思いで疎遠になっていた父親に助けを求めるが―。
ダンサーのエレーヌは、恋人でダンスパートナーのデイモンと一緒にニューヨークでの成功を夢見て練習を重ねる日々を過ごしていた。一方、ベビーシッター先のカートライト家では、赤ん坊の頃から世話をしている娘のリリーとマッケンジーに懐かれ、2人の両親エイドリアンとシルビアとも良好な関係を築いていた。ある日、リリーとマッケンジーとプールで過ごしていたエレーヌはシルビアから、水着姿でエイドリアンを誘惑していると思われ、今日は帰るよう告げられる。解雇されると不安を隠せないエレーヌだったが、翌日のベビーシッターの依頼に安堵。しかし、カートライト家でエレーヌが見たものは、変わり果てた姿でベッドに横たわるシルビアの姿だった。
カフェオーナーのサマンサは、娘ブレイクの意向を汲んで、イギリス人留学生クロエを受け入れるホストファミリーとなった。1年前に双子の姉を亡くした喪失感から、ふさぎ込んでいたブレイクだったが、明るく活発なクロエの影響で元気を取り戻していた。そんな娘の様子を見て、サマンサは重たい肩の荷が下りた気分だったが、常にクロエと一緒いることで、ボーイフレンドのジャックとの仲が微妙な関係になっていることが気がかりだった。そんなサマンサが不在のある夜、家ではブレイクとクロエらが同級生を集めてパーティーをしていた。翌日、庭に出たサマンサはプールに浮かぶジャックを発見する。
18歳のアレクシスはお腹の子の父親であるジョンを、口論の果てに車で轢いてしまう。それから16年後。ある二組の家族の子供が生まれて間もなく、病院側のミスで取り違えられていたことが発覚。カーター&ブルックに育てられた娘ヘイリーと、シングルマザーのアレクシスの娘ブリアンである。家族カウンセラー、スーザンの提案で、お互いの娘に実の親と交流を持たせつつ、その後、彼女らにどちらかの親を選んでもらうことに決まるが、双方の家には明確に貧富の差があった。そんな折、アレクシスは勤務先の店の金を盗んでいたことがバレ、思わず店主を殺害してしまう。殺戮の味を蘇らせてしまったアレクシスは、その後も次々と邪魔者たちを毒牙にかけていく。
アクセサリーデザイナーのケンドルは、小学生の娘エミーと、息子ボビーを育てるシングルマザー。仕事で出会ったイーサンと恋に落ち、いつしか一緒に暮らす仲になっていた。しかしイーサンは、3年前に死産を経験。イーサンの母バーバラが執拗に孫に執着したことから、前妻とは離婚するハメに。以来、イーサンはバーバラと距離を取っていた。そんな事情を知らないケンドルは、プロポーズされたのを機に彼と母との親子関係を修復させようと、バーバラを家に招くのだった。それが悪夢の始まりとは知らずに。表向きは優しく、子どもたちともすぐに馴染んだバーバラ。だが、たちまち彼らの家に我が物顔で現れるようになり、子どもたちを手なずけようとする。
1945年、終戦直後のレニングラード。第二次世界大戦の独ソ戦により、街は荒廃し、建物は取り壊され、市民は心身ともにボロボロになっていた。史上最悪の包囲戦が終わったものの、残された残骸の中で生と死の戦いは続いていた。多くの傷病軍人が収容された病院で働く看護師のイーヤ(ヴィクトリア・ミロシニチェンコ)は、PTSDを抱えながら働き、パーシュカという子供を育てていた。しかし、後遺症の発作のせいでその子供を失ってしまった。そこに子供の本当の母であり、戦友のマーシャ(ヴァシリサ・ペレリギナ)が戦地から帰還する。彼女もまた後遺症や戦傷を抱えていた。二人の若き女性イーヤとマーシャは、廃墟の中で自分たちの生活を再建するための闘いに意味と希望を見いだすが...。
記者で人気ポッドキャストのホスト、アレックスが勤める新聞社ハリントン・クロニクルに、休暇中のチャックの甥ザックがヘルプとして訪れる。即戦力となる人物の登場に喜ぶ編集部だったが、ザックはビリー・ギャレットが主催する自己啓発セミナー合宿への参加を予定に入れていた。ビリーは5年前、主宰したセミナーで参加者の死亡事故を起こし、収監されていたことを知ったアレックスとドリューは、ザックの身を案じ合宿への潜入取材を試みることに。そしてビリーと妻のアイヴィに接触したアレックスは、秘かにセミナーの内情を調査。そんな最中、ハイキング・チャレンジ行程中に、参加者のダニエルが崖から落下する死亡事故が再び発生してしまう。
女子高生のセイディは、大学合格と奨学金獲得の通知を受け取り大喜び。だが、一緒にその喜びを分かち合うはずの恋人ジャックは、予定とは違う大学への進学を決めていた。口論となり、ジャックの本音を聞いたセイディは、彼に別れを告げるも落ち込みを隠せないでいた。そんな時、友人に誘われたパーティーで、他校生のギャビンと運命的な出会い果たしたセイディ。しかし、パーティー会場がジャックの家だったことから、男同士のケンカが勃発。彼女の機転で大ごとにならずにケンカは収まるも、帰宅したセイディの携帯に、“ギャビンとは関わるな”と、差出人不明の忠告メールが届く。
シカゴの証券取引所で働くジョンは、高給取りのエリート・サラリーマン。美しい妻と可愛らしい子供たちに囲まれ幸せな日々を過ごしていた。ある日のこと、ジョンのもとにフロリダの病院から、搬送された母親に対する手術同意書へのサインを求められ、急いで現場へ向かったジョン。そんな彼を待ち受けたのは、認知症が進んだ父親ハリーのハチャメチャな行動だった。ハリーが起した火事によって両親の住み家が消失し、シカゴに戻るや否や、インサイダー取引容疑で銀行口座は凍結され、妻と子供たちは出て行ってしまう。FBIの追求が進み災難続きのジョンは、母親からある提案を告げられる。
ミシェルは成績優秀な生徒6人だけが参加できる学業的十種競技の選考試験を受け、トップ成績でメンバーに選出される。これで結果を出せば大学進学や奨学金の獲得が有利に運べることから、母の応援を受け、より一層勉強に励んでいた。競技チームを担当するルー先生の厳しい指導に応えながら、勉強に打ち込むミシェルたちだったが、成績最下位のメンバーの点数がチームの点数になるルールから、次第とサラが落ちこぼれ始める。そんなサラをチームの面々は責め立てるも、ミシェルはたった1人でサラをかばっていた。しかしプレッシャーに耐えきれなくなった彼女が教室を飛び出した時、あとを追ったミシェルが目にしたのは、意識を失い倒れているサラの姿だった。
ある夜、付け狙われていたネットストーカーが家に侵入し、両親を殺されたエイデン。目撃情報もなく犯人は捕まっていない。あれから13年間、エイデンはインターネットを絶ち、セラピーを受けながら画家としてひっそりと暮らしていた。美術商で友人のウィントンの勧めで開催した個展で魅力的な男性ポールと出会い、心を許し始めるエイデン。一方、この事件の捜査を未だ続けるペイジ刑事に、エイデンの身辺調査を依頼されたサイバー・セキュリティー専門家のジャックは、犯人はエイデンの身近に潜み、彼女の家に設置した隠しカメラで行動を監視し、次なる行動に出ようと企んでいるという衝撃の事実を突き止めるのだが…。
ある夜、一人の警官が殺害された。裏で糸を引く人物として浮上したのは、出処不明の莫大な後援金を受け、高い検挙率を誇る広域捜査隊のエース刑事パク・ガンユン。彼を内偵調査するのは、殉職を隠蔽された警官の父を持つ原理主義者の新人刑事チェ・ミンジェ。広域捜査隊に配属されたミンジェが目の当たりにしたのは、裏社会に精通しながら違法捜査を繰り返すガンユンの姿だった。ミンジェはガンユンのやり方に戸惑いながら捜査をともにすることで、警察内部の秘密組織やその裏に隠された不正行為、そして父の死の真相にたどりついていく。ある日、情報員から高額で情報を仕入れたガンユンは、警官殺しの犯人を逮捕する。しかし、都合よく手柄をあげるガンユンの疑いは解けないままだ。そんな中、二人は新種の麻薬捜査をするも、捜査費が足りず、ガンユンは暴力団から多額の借金までして逮捕に力を入れる。そして、ガンユンは遂に警官として越えてはならない一線を越えてしまい……。
若者たちが多く集うヤングスタウンでは、未解決の殺人事件が多発中。しかしそんな場所でも好きだと答えるジョアナは、ファッションのドキュメンタリー撮影でクルーに密着されていた。その後、彼女が向かった先は、アフガニスタンで戦死したボビーの通夜。そこには多くの学生たちが集まっていた。彼を偲びながら他愛もない話で盛り上がるジョアナたち。しばらくすると、おぼつかない足取りで近寄ってきた1人の少女が、近くにいた女性に噛みついたことで、周囲はパニックに陥ってしまう。
幼馴染みのジェイクを頼り、ニューヨークへとやってきたユーリ。刺激的な街に触発されたかのように都会の生活を楽しむ彼は、ジェイクの友人メアリーを部屋へと連れ込み、事に及んでいた。しかし隣の部屋で寝ているはずのジェイクのもがき苦しむ声が聞こえ、我に返ったユーリ。急いで救急車を呼ぶと、隣人だと言う救急救命士の男が駆けつけてきた。やがて救急車に運ばれたジェイクだったが、容体が急変し死亡。激しく落ち込むユーリは昨夜、救急救命士と名乗った男の行動を不審に思いジェイクの部屋を調べると、部屋に置かれていたジェイクの勤め先・自助団体トゥルー・ヒーリングから贈られたトロフィーに仕掛けられていた盗聴マイクを発見する。
新人なのにも関わらず勇敢な新聞記者ポーラ・ペリルは、次々と死人が出ているマフィアの抗争の手がかりをつかもうと、ヴィンセリという人物を追ってある倉庫に忍び込む。しかしその際、手下の男たちに襲われ捕らわれの身になってしまう。その頃、ヴィンセリを追っていることを知る編集長は、カメラマンのジミーにポーラの捜索を指示。一方、ポーラをライバル視する記者のベロニカは、社会部への異動を希望し、マフィアのカーリオニを追求する記事を提案するが、編集長に却下されてしまう。そして物語は、デファルコ伯爵夫人が一族に代々伝わるクリスタルファルコンを売却するために行った、1年前のパーティーに遡る。
父親に母が殺害されたことで、別々に里子に出された幼いカーリーとニッキー。以降、2人は疎遠になり、お互いの存在を明かさず暮らしていた。20年後、写真家となったカーリーをライルという人物が訪ねてくる。ライルは妹ニッキーが亡くなり、養女ゾーイが相続した財産の法定後見人にカーリーが指名されていることを告げる。驚きながらも、カーリーは妹の遺志を継ぐことを決意しゾーイが住む家へ。そこにはニッキーが養母から相続した莫大な財産やゾーイの養育権を相続できず、納得がいかないニッキーの元夫コーリーが待ち構え、悪態をつき去っていった。一方、カーリーとゾーイはすぐ打ち解け暮らし始めるが、2人が寝静まった夜、ゾーイの部屋を窺う人影が現れる。
ケンカに明け暮れる青年アジョ・カウィルは、クールで美しく、男顔負けの強さを持つ女ボディガードのイトゥンとの決闘に身を投じ、情熱的な恋に落ちる。アジョは勃起不全のコンプレックスを抱えていたが、イトゥンの一途な愛に救われ、2人は結ばれる。しかしアジョから勃起不全の原因となった秘密を打ち明けられたイトゥンは、愛する夫のために復讐を企てるが、そのせいで取り返しのつかない悲劇的な事態を招いてしまう。そして暴力と憎しみの連鎖にのみ込まれた彼らの前に、ジェリタという正体不明の“復讐の女神”が舞い降りる…
アメリカ軍の防衛基地を撃破した中国人民志願軍第9兵団第7中隊に、司令部は長津湖の水門橋を破壊し敵軍の退路を絶つよう指令を出す。極寒のなか、アメリカ軍の上空からの攻撃を回避し、少しずつ目標に近づく兵士たちだったが、心身共に大きなダメージが蓄積し、その限界は近づいていた…。しかし、鋼のような意志の強さを持つ第7中隊は苦境を耐え抜き、水門橋に接近することに成功する。要塞のごとく立ちはだかる水門橋からの敵の攻撃を受け窮地に陥る第7中隊。果たして彼らは目的を達成し、再び祖国の地を踏むことができるのか!?
警察官の彼氏ボビーを職場の同僚ベサニーに奪われてから恋人不在のリサ。独り身を心配する母のため、リサはマッチングアプリで適当な男性の写真を切り抜いてツーショット写真を合成、恋人がいることにしようと画策する。ところが、その写真をベサニーが故意にネットで公開。するとその彼がリサの前に現れる。マイケルと名乗る彼は印象もよく、リサはつき合い始めることに。そんな様子に母も親友たちも喜ぶが、同僚のニナはネットで“マイケルが妻の死に関与”と書かれた記事を目の当たりにして胸騒ぎを感じていた。そしてその夜、仲間たちといつものバーで飲んでいた時、ニナは、その話をリサに伝えようとするのだが…。
イギリス・ブライトン。ブルーはこの街でフレディとシンシアのもとで娼婦として働いていた。ある日、ブルーはヴィクトリア朝時代の悪名高い売春宿“ザ・ペルズ”の修繕を依頼されているという客ビルのもとに派遣される。部屋に置かれていた古いミュートスコープに興味を抱いたブルーは、その中で奇妙な男と2人の女性が踊る様子が映されているフィルムを目にする。その後、“仕事”を終えたブルーは、この家の中で何かが見え始める。不審に思ったビルとブルーが部屋を調べると、その奥に隠されていた部屋“スリーピング・ルーム”を発見。その部屋に遺されていた写真に強く惹かれたブルーは、ペルズの歴史を調べ始める。
心臓外科医のキャシーは弁護士の夫デイビッドと高校生の娘エイプリルの3人暮らし。忙しいながらもそれぞれの友人を夕食に招待するなど、幸せな日々を送っていた。しかしその日常も、デイビッドが遺体で発見されたことで一変する。遺書があったことから警察は自殺と断定、これ以上の捜査には消極的な姿勢を見せる。夫を信じ、自殺はありえないと否定するキャシーは、遺書に書かれていた暗号を読み解き、とある本の中から鍵を発見。さらにエイプリルが花壇でボイスレコーダーを見つけたことから、デイビッドの死が何者かによって自殺に偽装されていたことを確信する。
教師でシングルマザーのカミルは、熱愛中のラファエルから求婚されることを意識していたが、彼の実態は“ハンター”と称される連続殺人鬼だった。デートを約束していた日に愛を囁かれるが、同時に命を狙われてしまったカミル。なんとか逃げ出すことに成功し、ラファエルは逮捕され、無期懲役の判決を受け収監される。だが6ヵ月後、突然家に現れたFBI捜査官から、ラファエルが脱獄したことを聞かされるカミル。標的にされている可能性が高いため、彼女は親子でFBIの証人保護プログラムを受け入れることに。カリフォルニア州ウィローフィールドに移り住み、カミルはエミリー、娘のバイオレットはリリーとして新生活をスタート。しかし、ラファエルは整形して顔を変え、別人になりすましていた。
世界が大きく変わる予感と不安の中で青年ファビアンは惑う。時代は1931年のベルリン。狂騒と頽廃の20年代から出口のない不況へ、人々の心に生まれた空虚な隙間に入り込むように、ひたひたとナチスの足音が聞こえてくる。どこか現代にも重なる時代、作家を志してベルリンにやってきたファビアンはどこへ行くべきか惑い、立ち尽くす。コルネリアとの恋。ただ一人の「親友」ラブーデの破滅。コルネリアは女優を目指しファビアンの元を離れるが……。
児童養護施設で暮らす13歳の中学生、優太は、施設でも学校でもいじめられ、いつも一人ぼっち。自分を理解してくれる大人もいない。母・梨花が迎えに来てくれることだけを心の支えに毎日を過ごしているが、一向に現れず不安を募らせていく。そんなある日、偶然母の居場所を知った優太は、会いたい一心で施設を抜け出し、地方に住む母のアパートを訪ね、ようやく再会するのだが…。
父親が事故で死亡した翌年、シャロンが5歳の時に、母親とケンカをした15歳の姉レイヴンが家出。懸命に捜索するも、行方不明のまま27年の時が過ぎた。産科医となったシャロンは、建設中の母子センターの管理責任者として、寄付金集めを行いながら忙しく働き、プライベートでは恋人の市議会議員デヴと充実した日々を送っていた。しかし、シャロンは母親を病気で亡くしてから、レイヴンを頻繁に思い返すようになると同時に、家族を失ったトラウマから、家庭を持つことを恐れていた。それを気にかけたデヴが、レイヴン捜しを開始。すると運転免許の再申請履歴から、彼女らしき女性の住所が判明する。すぐさまシャロンとデヴはその家を訪ねてみるのだが…。
交通事故で恋人のジェイミーを亡くしてから、喪失感と後悔に苛まれる日々を送るカメラマンのニック。そんな彼のもとに、従兄弟レニーの女友達イングリッドがドラッグを求めて訪ねてくる。出会った瞬間に惹かれ合った2人は、衝動的に肌を重ねてしまう。翌日ニックのもとへ、再びイングリッドが訪ねてくる。レニーや友人たちに2人の関係がバレることを懸念するニックだったが、イングリッドに身体だけの関係を提案され、ニックは同意。そしてジェイミーとの過去を忘れようとするかのごとく、イングリッドとの淫らな関係に溺れていく。2人の関係はセックスとドラッグを繰り返す日々となり…。
薬物中毒で落ちぶれたサニー。妻のジェンとやり直したい彼は、結婚記念日にもう一度会いたいと、ペンダントを用意してその日を待ち焦がれていた。しかし妻の携帯番号へ電話するも、一向に繋がることはなく会えずじまいだった。そんな時、ふと目にしたデリバリーヘルスの広告の女が、妻と似ていたことから部屋へ呼んだサニー。しかし、現れたのは全くの別人女性でキャンセルを依頼。しかし料金を支払えと用心棒と押し問答になり、挙げ句の果てにペンダントを奪われてしまう。すぐさま男たちのあとを追うサニーだったが、とあるクラブを見つけると、そこには広告の女がいて…。
患者の最期を看取るホスピスの仕事で、疲弊していた若き医学生のジョーンズが心臓移植部に異動。2年前、父親を亡くした悲しみから抜け出せない彼は、この異動により患者の命を救うことに尽力できると喜んでいた。だが、世話を任された元・駐シリア大使のクリスは、現地でのテロ事件に巻き込まれ娘を失い、妻をレイプされ、心身ともにひどい傷を負い、生きることを拒否。誰が話しかけても口を開くことは決してなかった。何としてでもクリスの命を救いたいジョーンズは、辛抱強く彼を介護。ある日、病室の床に置かれていた本の裏表紙に、クリスからの暗号ともとれる“危険”と書かれた文字を見つけたジョーンズは、クリスについて改めて調べることに。さらに、彼の妻にも接触を試みるのだが…。
日本返還直前の沖縄で、製糖工場に勤める男、ギルー(小林薫)は、西原親方(平良進)の養女マレー(青山知可子)を誘い出し関係を持つが、そのことが親方に知られてしまう。また、マレーが豚の化身であることを知ってしまったギルーは親方の怒りを買い、妹のチルー(戸川純)の助言で運玉森に身を隠す。ギルーは森の妖怪キジムナー(宮里榮弘)から特殊な手術を受け、超能力を授かり、義賊・ウンタマギルーとなって米軍倉庫や悪徳動物商会から武器や食料を盗んでは、独立派のゲリラや貧しい村人に分け与え、島中の人気者となる。そんなギルーを題材とした芝居に本人役で出演中、西原親方の槍が命中し、ギルーの超能力は失われてしまう。月日が流れ、製糖所ではギルーそっくりなサンラー(小林薫)が働いており、マレーも居る。そこに親方が現れて、沖縄の日本復帰を告げ、マレーを道連れにダイナマイトで自爆する。
滞在していたシンガボールで、診療ミスにより我が子を失ったアシュリー。医師から今後、子供を授かることができないと告げられ、ショックのあまり鬱状態になってしまう。悲しみに囚われ続けるアシュリーを心配した夫ビルは、彼女の心が癒えるよう故郷アメリカのミネソタ州に戻ることを決意。帰国したものの家に引き籠るアシュリーは、インドネシア人家政婦のシティにある相談を持ちかける。近所に住む親友ナオミの誘いによって徐々に元気を取り戻したかに見えるアシュリーだったが、その裏でシティとある計画を実行していた。立ち直りを見せる妻に安堵したビルだったが、その頃から家の中で異変を感じるようになる。
5歳の愛娘を何者かに殺されたライアン。捜査に当たる警察はなかなか犯人を挙げることもできず、彼の苛立ちは募るばかり。ある日、犬を連れて近所を散歩していたライアンは、近所の一軒の家で犬が激しく吠え立てたのを見て、この家に住む男こそが娘の命を奪ったのではと直感し、通報する。担当刑事は家宅捜査を行うが、証拠は全く出ず、ライアンは逆にたしなめられてしまう。だが、男が犯人と確信したライアンは、その日から彼を監視する毎日。あまりの執着ぶりに妻のジェシーは家を出てしまう。ライアンはそれでも一人監視を続け、ついに自らの手で制裁しようと企てる。その頃、近隣で新たに5歳の少女が失踪する事件が発生する。
ジェシカは弁護士の夫ラーズと、息子ダニーの親権を巡り離婚係争中。そんな中、ジェシカは仕事で赴いた先で魅力的なハリーと出会い、甘い一夜を過ごす。しかし翌朝、ハリーはいきなり7万ドルを要求。彼はラーズに雇われた男で、昨夜の秘め事を隠し撮りしていたのだ。情事の際に薬も飲まされていたジェシカは万事休すで、絶縁していた双子の姉アリーから金を工面する。アリーはハリーと寝たのが自分であると偽り、逆に彼を脅迫。その代償として、彼女はジェシカにメキシコである荷物を自分になりきり受け取るよう要請する。やむなく実行に移したジェシカだったが、まもなくして警察が彼女のもとを訪れ、父親が何者かに殺害されたことを告げられる。
霊能者のニナは、障碍を持つ息子ヒューゴと認知症の母を抱えるシングルマザー。ある日、近辺の再開発を手掛けるサラリーマンのダニエルと出会い、彼の霊視をすることに。大きな成功を手にする一方で、霊が憑いているとダニエルに告げると、彼は亡くなった妻マギーの霊と話がしたいと言い出す。高額な料金にもかかわらず依頼する顧客の出現に、始めはよかれと思っていたニナ。ヒューゴを通わせる私立学校の学費を稼ぐ必要があった彼女は、ダニエルの要求に応じていく。だが交信中、急に意識を失ったニナ。ダニエルによる人工呼吸で再び息を吹き返すも、その表情やしぐさはまぎれもなくマギーで、感情が高ぶったダニエルとそのままベッドへなだれ込み、ニナは顧客と一線を超えてしまう。
勉強よりも映画制作に夢中の女子大生チェルシー。今朝も脚本作りに没頭し、講義の時間に遅れてしまった。さらには忙しさのあまり、会う時間を作らなかった恋人エリックから別れを告げられる始末。落ち込んだ彼女は、親友のサラとバーへ。そこで高校時代のクラスメイト、ミラと再会する。当時、問題を起こし退学になったミラだったが、現在は大金を稼げるライブ配信チャンネルを主宰。豪邸に住み、贅沢な暮らしをしていた。そこでチェルシーは、クスリの入ったお酒を飲んだことで高揚感もあり、ゲスト出演に誘われたライブ配信であられもない姿を晒してしまう。そんなチェルシーを熱く見つめる男がいた。
アメリカ・ニュージャージー州の私立探偵ジミーのもとに、4日前から行方不明になった22歳の息子カリドを探してほしいと、両親からの依頼が入る。カリドはアフガニスタン難民で、12歳の時にターナー夫妻の養子になっていた。成績は優秀で、大学では薬学を専攻。寮生活を送っていたが、無口で友人はほとんどいなかった。かつて刑事だったジミーも、幼い我が子が行方不明になり、それが原因で停職処分になった過去があり、困惑しながらも依頼を受けることに。そんな彼に、かつての同僚アルベス刑事から情報が入る。アフガニスタン人の男が殺され、ほぼ同時刻にカリドも消えていたことが判明。その夜、またもや別のアフガニスタン人が殺害される事件が発生。そのどちらにも同じ筋弛緩剤ベクロニウム臭化物が使用されていて…。
それは愛する人のために犯した罪だった…。袋小路の男を描く骨太な人間ドラマ。母と妹を暴力から守る為、父を殺めてしまった石川一馬。社会復帰を目指し、更生保護施設で生活を始めるが、社会は彼を「人殺し」と非難する。彼は次第に生きる希望を失っていく。ある日、一馬は職場のスクラップ工場で外国人労働者へのいじめに巻き込まれる。皆がいじめから目を背ける中、なりふり構わず止めに入った中国人労働者の劉の姿に目を覚まされる一馬。劉との交流を通じ、自分の望む幸せを掴もうと立ち上がるが‥。
1988年、民主化の波が押し寄せていた頃の北京。政府幹部とのコネで順調に貿易会社を経営するバイセクシャルのプレイボーイ、ハントン。彼はある日、地方から出てきたばかりの苦学生・ランユーを買いベッドを共にする。ハントンにとっては一夜限りの遊びだったがランユーは女性経験すら無く、ハントンとの関係が初めてだった。数か月後、夜の街で2人は偶然に再会する・・・。
ソウルの賭博場で負け知らずのタチャ(賭博の達人)として名をはせていたテギルだったが、賭博場で初恋の女性と再会したことで気が緩み大敗、多額の借金を背負う。すべてを失ったテギルは、伝説のタチャである叔父ゴニのかつてのパートナー、グァンリョルに出会い、彼に師事することでさらなる技術を身に着け、タチャの頂点「神の手」を目指す。そして、裏切りと策謀が渦巻く世界で、命をかけた真剣勝負に挑んでいくのだった。
国連管轄の特殊部隊「フラワーズ」のナンバー06こと冬月ハナは、ある任務の遂行のため江ノ島の公立高校に転入。任務対象であるクラスメイトの七瀬俊一に接近を図るが、時を同じくして、ある中年男性が俊一を訪ねてやってくる。さらにその中年男性を追うように、今度は在日米軍や、ひとりの少女が現れ……。
一年で最も賑わうクリスマス前の金曜日、ロンドンの人気高級レストラン。その日、オーナーシェフのアンディは妻子と別居し疲れきっていた。運悪く衛生管理検査があり評価を下げられ、次々とトラブルに見舞われるアンディ。気を取り直して開店するが、予約過多でスタッフたちは一触即発状態。そんな中、アンディのライバルシェフが有名なグルメ評論家を連れてサプライズ来店する。さらに、脅迫まがいの取引を持ちかけてきて…。
1960年代のニューヨーク。マディソン・アベニューにある名門広告会社の創業者が突然亡くなり、会社の唯一の黒人役員であるパトニー・スウォープが予想外の結果によって新社長に選出される。早速、スウォープは会社の名前を Truth and Soul に変更し、ほぼすべての白人役員を解雇してしまう。破壊的で奇抜で斬新だが悪趣味ともいえる過激な広告キャンペーンは次々とヒット商品を生み出し、会社は新たな成功へと飛躍する中、何とスウォープは国家安全保障への脅威であるとして、アメリカ大統領ミミオの陰謀に巻き込まれることになる…。
仕事も恋愛も思い通りに進まない29歳ジャヨン。元カレとの別れから恋愛引退を決意したが、耐えがたい寂しさに勝てず、最後の望み“デートアプリ”で相手を検索する。一方、仕事も恋愛もカモにされる33歳ウリ。恋愛の痛みも引かない内に編集長から19禁コラムを引き受けることになり、半強制的に“デートアプリ”に加入することになる。名前、目的、本音すべてを隠して会ったジャヨンとウリだったが…。
夢に見た結婚パーティー。マリアンにとって、その日は人生最良の一日になるはずだった。裕福な家庭に生まれ育った彼女を祝うため豪邸に集うのは、着飾った政財界の名士たち。一方、マリアン宅からほど近い通りでは、広がり続ける貧富の格差に対する抗議運動が、今まさに暴動と化していた。その勢いは爆発的に広がり、遂にはマリアンの家にも暴徒が押し寄せてくるのだが…。
トルコ・イスタンブールの街中。車道、マーケット、レストラン、ボスポラス海峡の砂浜…。あらゆる場所を縦横無尽に闊歩する犬たち。その数はかなり多く、社会もそれを自然と受け入れている。車をかわし、渋滞する車道をすり抜ける大型犬、その大型犬をうまく回避するドライバーたち。恋人たちが痴話げんかをするカフェの傍らで、耳を傾けながら横たわる犬。20世紀初頭の野犬駆除への猛省から、トルコの人々は野良犬と共存する道を選んだのだ。
かつてビリヤードのプロを目指していたソンフンは、ビリヤード賭博で左手を負傷し、プロになる夢をあきらめコンビニでアルバイトをしながら暮らしていた。そんなある日、弟子であり友人でもあるインチョルが現れ、賭けビリヤードで金を稼ごうと提案をする。30分以上キューを握っていると左手が震えてしまうためビリヤードをやめたソンフンだが、インチョルの提案を受け入れビリヤード場に足を踏み入れる。毎日連勝をするソンフンとインチョルの二人は、ハウスの総支配人であるキム室長の目にとまり選手としてプレーをし始める。堂々とセクシーにビリヤードをするソンフンの魅力に惚れ込んだキム室長は彼を誘惑して自分のものにしようとするのだが、ソンフンの心の中には一緒にプロ選手を目指していたソギョンという女性でいっぱいだった。キム室長はソンフンが自分に興味が無いと感じ、ソンフンを破滅させることを決心する。
夜の街でキャンプに行こうと盛り上がる大学生の北村優希(水石亜飛夢)、村井孝則(松本卓也)、鈴木うらら(鈴木まゆ)、遠藤なごみ(秋乃ゆに)。翌朝、梶原健人(伊能昌幸)、工藤啓作(ウメモトジンギ)、谷村真琴(石塚汐花)、谷村睦夫(大坂健太)も加わりレンタカーに乗り込む8人の若者たち。BBQを楽しんでからキャンプ場へ向かう道中、携帯も繋がらない山の中で車がパンクしてしまう。助けを求め歩く内に、龍切村という見知らぬ村に辿り着く。焚火の前で音楽を聴きながら返事をしない村人や包丁が頭に刺さった案山子……。そこへ馬に乗った梅宮新次郎(陸野銀次郎)という老人が現れ、車を直してくれるという。誘われるがまま新次郎の家を訪れる8人。千代(小玉百夏)、奈穂美(上のしおり)、莉子(藤井愛稀)の3人の女性に出迎えられ、既に人数分が用意されていた夕食や布団を訝しがりつつも、新次郎の半ば強引な誘いを断れず、ひと晩泊まっていくことに。翌朝 物音で目覚める優希。窓から外を覗き見ると、不思議なお面を着け家の周りを練り歩く村人たちの姿が。気味が悪くなり、早くここを出ようと皆を起こすが、啓作の姿が見当たらない。とにかく逃げ出そうと開けた扉の前には奈穂美と莉子が立っており、朝食の準備ができたと告げられる。朝食の途中、突然うめき声をあげた孝則。その背中に千代が包丁を突き立てている。唖然とする彼らの前に、銃を持った村人と村長(海道力也)が現れる。
生まれてからずっと虐待の日々が続く少女・鞠(小南希良梨)。食べる物もなく、電気もガスも止められている家に置き去りにされた鞠のもとへ、犯罪を重ねる破綻者の男・金田(上西雄大)が空巣に入る。幼い頃に虐待を受けていた金田は、鞠の姿に自分を重ね、社会からは外れた方法で彼女を救おうと動き出す。そして、鞠の母である凜(古川藍)の恋人から鞠が虐待を受けていることを知る。虐待されつつも母親を愛する鞠。鞠が虐待されていると確信した担任教師は、児童相談所職員を連れてやって来るが、鞠は母の元を離れようとせず、保護することができずにいた。金田は鞠を救うため虐待をする凜の恋人を殺してしまう。凜に力ずくで、母親にさせようとする金田。しかし、凜もまた、虐待の過去を持ち、子供の愛し方が分からないでいた。そんな3人が不器用ながらも共に暮らし、「家族」の暖かさを感じ本物の「家族」へと近づいていく・・・。
大学でデザインの勉強をしている優実(木竜麻生)には、演劇サークルに所属する直哉(藤原季節)という恋人がいるが、ある日、自分が妊娠していることに気付く。悩みながらも優実は直哉に妊娠と、ある事実を告白する。直哉は将来自分の劇団を持ちたいと願っていた。現実を受け入れようとすればするほどふたりの想いや考えはすれ違っていく…。まるで隣の男女の生活を覗き見しているような不思議な映画体験で私達をスクリーンに釘付けにし、その切迫感と「圧倒的にリアリティのある日常」を突きつける本作。同じ時を過ごして、お互いを求めたあの時、そして今、お互いが分からなくなって…。
1960年代の保守的な家庭で、5人兄弟の4男として育ったザック。「特別な子」と呼ばれた彼は、軍で働き音楽を愛する父親と過保護気味の母親、それぞれ文武に秀でた兄2人、問題だらけの次男を観察しながら幼少期を過ごす。やがて思春期に足を踏み入れる1970年代。ザックは自らのアイデンティティと、父親の価値観の間でもがくようになる。