高校2年生のくるみ、日向子、さやか、まどか。部活も違えば趣味も違う4人は、ただ一緒にいる事が心地良く、なんとなく毎日を過ごしていた。ある事件をきっかけに家出を決意するくるみに、母親が家の離れにあるガレージをくるみの部屋にしていいと言い出した。そこで亡き父が残した錆びたハーレーが置いてある事を知るが、そのハーレーが邪魔で仕方ないくるみは、母に内緒でSNSを使い、貰い手を探すことに。数日後「投稿されていたハーレー、ぜひ弊社の番組で使用させて貰えませんか?」という一通の連絡がくるみの元へ届くが、引き取って貰う条件としてハーレーを修理しなくてはならない。くるみはその事を3人に相談し、軽い気持ちでハーレーの修理を始めるが、母親に猛反対され計画はストップしてしまう・・・。
このままでいいんや、このまま幸せになるんや 1995年春、兵庫県西宮。脳性麻痺の娘・望美(5歳)を抱え、介護に勤しむ美幸(38歳)は、望美の世話をできるのは自分だけと、介護に、家事に、子育てに、家の中のことを全て背負っていた。次第に追い詰められていった美幸は、長年会っていない大分に住む母・喜子(65歳)に支援を頼む。「そげな子は、自分で育てられるわきゃないき!こっちはこっちの生活があるんやけん!」意を決し助けを求めた美幸に対し、母の言葉は残酷だった。見えないストレスを抱えた美幸は、見た目は元気ながらも不眠と摂食障害に悩む“仮面うつ”を患ってしまう。そんな疲れ切った毎日で、美幸は“望美がいなかったら幸せだった…”という自分無思慮な考えにハッとするが次の瞬間、同じ団地に住み、いつも母親のようにしてくれる大守(83歳)に言われた言葉が脳裏に浮かんだ。「全ては自分やからね」望美のせいじゃない。全ては自分次第だ。そう思った美幸はもう一度自分らしい生き方を取り戻すべく、夢だった児童文学者への道を目指し、小説を書きはじめる。こうして美幸が前向きになり、暗闇から抜け出そうと決めた途端、新たな試練がやってきた。母が認知症とうつ病を併発してしまったのだ…。
大晦日。アメリカ留学中だった妻が死んだ。絵描きの男は、新年までに「死んだ妻の“肖像画”」を完成させなくてはならないが、「生きている“瞳”」をどうしても描けない。そんな時空港で、妻に似た女・リンと運命的な出逢いを果たす。彼女もまた、新年までに“終わらせたい”ことを抱えていた。ふたりはタイの三輪タクシー(トゥクトゥク)に惹きつけられて乗り込み、“終わらせる”ための旅に出る!
料理教室の先生、茜(美谷朱里)はネットの動画撮影など生徒募集の為、日々精を出している。夫の圭介は実業家として飲食店をを複数経営、今は京都での新店オープンの為忙しくしているが、茜は他の女性の影を疑い始めている。近所の中年男性の哲夫は妻と共働き、全く料理をしない妻のおかげで食事はほとんどコンビニやスーパーのお惣菜で済ませている毎日である。そんなある日、料理教室の生徒募集の看板を設置する茜とふとしたことで話をかわすようになる。
ついに100作突破!24年目に突入した心霊ドキュメンタリーの金字塔、最新作!邦OV部門回転率1位、ホラー部門レンタルランキング1位も記録!大ヒットシリーズ最新作!この恐怖、お分かりいただけるだろうか…
とある郊外の閑静な町。幼稚園に勤めるエミリーは、「アーリア人団結をめざす娘たち」という白人至上主義のグループを結成する。教会での会合に集まったのは、主催者のエミリーを含む6人の女性。多文化主義や多様性が重んじられる現代の風潮に反感を抱き、有色人種や移民を毛嫌いする6人は、日頃の不満や過激な思想を共有して大いに盛り上がる。やがてエミリーの自宅で二次会を行うことにするが、途中立ち寄った食料品店でアジア系の姉妹との激しい口論が勃発。それは取り返しのつかない残虐でおぞましい犯罪の始まりだった。
日々、心霊・オカルトを多角的に調査するチーム「心霊調査ビッグサマー」の元に一本の動画が送られてきた。あるカップルユーチューバーが心霊スポットに行った映像。廃井戸の中から、異形な生き物が姿を現し、カップルの女性を襲ったというのだ。その後、女性は行方不明となってしまう。果たして異形のモノの正体とは?心霊調査ビッグサマーは命がけの調査を開始する……。
2022年、フィリピン マニラ。現地で逮捕された犯罪者たちを乗せた貨物船“フロンティア・タイタン号”が釜山港に向けて出航した。長年、凶悪犯罪を担当してきたベテラン刑事の約20人が護送官として乗船。釜山では、海上交通管制センターで海洋監視システムを設置。万全な体制により、韓比共同護送計画(プロジェクト名:オオカミ狩り)が進められた。監獄化した貨物船には、13名に対する殺人および殺人教唆、強姦罪に問われ第一級殺人犯として国際手配されたジョンドゥ(ソ・イングク)、特殊暴行17件で赤手配者のドイル(チャン・ドンユン)など極悪非道な犯罪者たちが収容されていた。その夜、密かに脱走を企てていたジョンドゥと刑事として紛れ込んでいたジョンドゥの一味により暴動が勃発。船上は武器を手にした犯罪者たちで溢れかえる。仲間以外は誰であろうと容赦なく殺める犯罪者たちと彼らに立ち向かう警察。そこに、眠っていた“怪人”が目を覚まし、熾烈な戦いが幕を開ける。地獄の航海から生き残るのは誰か……。
物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(そばた・かすみ)は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…
仲の良い兄弟、兄の西野耕平(松田悟志)と、弟の雅也(藤沢大悟)は、両親を一度に亡くしてしまう。一流シェフを目指し東京で修行をしていた耕平は、両親が経営していた、海辺の小さなホテルを継ぐ事を決意する。一方、弟の雅也も画家を目指しながら協力する事に。ホテルを再開したものの客は来ず、ロビーには耕平が生まれた時に父親が買ってくれた、大きな柱時計が時を刻んでいた。ある日、ホテルにやって来た若い女性、川瀬彩華(松本まりか)が、予約も無しに独りで長期滞在したいと言う。怪しく思った兄弟は満室だと断ろうとするが、突然、大きな柱時計の鐘が鳴り響く。耕平は柱時計がその客を歓迎したと思い宿泊を了承してしまう。困惑する雅也であったが、女っ気のない男兄弟には、毎日が新鮮に楽しい日々が続き、いつしか兄弟は、彩華の天真爛漫な姿に惹かれて行く・・・
福山城築城400周年で盛り上がる福山市で、市長の密着取材をするため東京からやってきた映像制作会社のディレクターが、ひょんなことから市長になりすますことになり、市民を巻き込んだ大騒動へと発展してゆく
自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一は、長年同棲している恋人・里美と、些細なことで言い合いになり、話し合うこともせず家を飛び出してしまう。その夜から、親友、バイト先の先輩や大学の後輩、姉のもとを渡り歩くが、ばつが悪くなるとその場から逃げ出し、ついには、母が1人で暮らす北海道・苫小牧の実家へ辿り着く。だが、母ともなぜか気まずくなり、雪降る街へ。行き場を無くし、途方に暮れる裕一は最果ての地で、思いがけず、かつて家族から逃げていった父と10年ぶりに再会する。「俺の家に来るか?」、父の誘いを受けた裕一は、ついにスマホの電源を切ってすべての人間関係を断つのだが―。
大ヒットシリーズ第102弾!この恐怖、お分かりいただけるだろうか…心霊ドキュメンタリーといえば、他の追随を許さない『ほんとにあった!呪いのビデオ』!日本全国でほん呪フリーク増殖中!一般投稿による心霊映像を集めた人気シリーズ!全国から続々と寄せられている新規投稿も満載!ナレーションは「お分かりいただけるだろうか…」「…とでも、いうのだろうか…」でおなじみの中村義洋監督!衝撃映像の連打にあなたは眠れない!
戦前には四島全体で約17000人いた日本人も、戦後の1947年から48年にかけて強制退去が行われ現在は誰もいない。寺の石垣、欠けた茶碗、戦車や砲台など、国後島の至るところに今なお日本や第二次世界大戦の傷跡が残っている。両国の交流は断たれているため、日本人墓地も荒れ果てたまま土に埋もれ、そこに人の姿はない。映画では国後島の厳しい現状やロシア人住民らの生活の様子が収められ、政治に翻弄されてきた島民の暮らしや本音、日本人が残したものを追っていく。
ナチス占領下のフランス上空。敵基地殲滅(せんめつ)作戦に向かうB-17爆撃機の護衛任務についていたホールデン大尉らは突如、接近してきた所属不明機の奇襲を受ける。ドイツ軍パイロットのロス兄弟が乗り込む2機の戦闘機―それは連合軍の目を欺くため英軍の機体を鹵獲(ろかく)した第200爆撃航空団のものであった。激しい空中戦の末、1機を撃墜し命からがら不時着したホールデンであったが、同行していたB-17のクルーたちはドイツ軍に囚われてしまう。偵察部隊の追跡を受けながらも単身、クルー救出のため敵基地を目指すが、その途中、ロンドン壊滅を目論んだナチスの極秘計画の存在を知る。それは極秘裏に進行する新型爆弾“超兵器”の開発であった。更にその背後には、弟を殺され復讐に燃える兄・ロス少佐の姿が迫っていた。
竜巻をコントロールする技術を開発中の研究者たち。竜巻警報が発せられる中で実験を行うが、装置が制御不能になり竜巻は火を噴きながら巨大化する。沈静化させる方法を模索しながら、近隣住民を避難させようと奮闘する一行。時を同じくして、竜巻の進路上にある邸宅に強盗が押し入る。炎の竜巻と強盗、ふたつの脅威が襲いかかる…
最新のAI開発者、スティーヴィン博士はソニアという少女型のAIを創造し、ソニアに四次元で未来を見てくるよう任務を与えた。四次元に送り込まれたソニアは、想像を絶するある事実を知ってしまう。地球は終末を迎え、生き残るために日々戦う孤独な女性。火星への植民地化が進むも、外は危険な環境のため地下で自由なき生活を送る若者。更に、宇宙船では命を救う医療処理のシステム障害が起こるなど宇宙のあらゆる場所で終焉と闘う人々の未来が待っていたのだった。四次元から戻ったソニアが終焉の未来を阻止するために決断したこととは…
「THE AREA 51」で日夜研究されているのは、エイリアンの研究。厳重な警備の中、その研究は進めてられていた。しかしその日突如、封鎖設備に問題が生じ、閉じ込められていた凶暴なエイリアンが地上に放たれてしまった。警備を担当していたそこに隣接するアメリカ軍の特殊精鋭部隊がすぐに駆けつける。が、時すでに遅しの状態で、パニックが始まっていた。エイリアン研究員が次々と倒れる中、特殊精鋭部隊はエイリアンとの戦いに身を投じてゆく・・・。
小学校教師のマリーとCFモデルのポール。二人は付き合い始めて3ヵ月になるが、互いの想いは少しずつズレ始めていた。マリーを抱こうとしないポール。そんなポールに満たされないものを感じ、不安を抱くマリー。、ポールへの想いを募らせながらもマリーは次々と違う男との誘惑に身を委ねていく・・・・。
15歳の美しい姉エレナと、13歳の肉付きのよい妹アナイス。全く容姿の違うこの姉妹に共通する関心ごとはロストバージンだった。その年の夏休み、家族で出かけたヴァカンス先で、姉妹はイタリア人の大学生フェルナンドと出会う。突然のチャンス到来に燃え上がるふたりだが、彼が夜更けに忍んできたのは姉エレナの寝室だった。隣室では、アナイスが息を殺してその物音を聞いていた……。
「未来のことはわかんないからさ、とりあえず良いことが起こることにしとこう。」舞台は2020年11月17日。婚約をしたものの、コロナの影響で結婚式をすることができなかった20代の亮介(前原滉)とゆかり(大友花恋)。引っ越しの整理もままならない二人だが、都会から離れた町に住む真紀子(柳ゆり菜)の自宅で友人たちがお祝いパーティーを開いてくれることになり、稲田(中島歩)や圭吾(篠田諒)、そして真紀子の知り合いのインフルエンサーちひろ(めがね)らが集まる。しかし、自分の意見に合わせるばかりで、本音を話さない夫に不安を募らせていたゆかりは、彼の隠し事を知ってしまい、祝いの席に不穏な空気が漂ってしまう。同じ空の下、様々な人物がやり切れない想いを抱えて毎日を過ごしている。急増するデリバリー案件に答えながら出演舞台が中止になる日々を送る30代の若手俳優の片岡(アベラヒデノブ)、帰省できず里帰り出産のわが子を抱くこともできない40代のタクシードライバーの淡路(高橋努)、そして、学校イベントのほとんどが中止となり、長年の恋心さえも伝えられずにいる中学3年生の光輝(山時聡真)と鈴(佐々木悠華)。
田原総一朗と小泉純一郎元総理大臣との激論で飛び出したのは、これまで原発について語られてきた嘘の数々。政府代表者として原発を推進してきた立場である小泉純一郎が何故、原発反対の立場を取るようになっていったのか。数々の嘘が明らかになってきた今、政治家を引退した小泉元首相に去来する想いとは一体、何なのか。
刻は江戸時代。人里離れた沖津村の浜に村人の惨殺された死体が上がる。邪教集団・紅魔衆の首領・螭鮫士郎は不老不死の力を得る為に呪術を使い、鮫を操る事によって村で採れる真珠を強制的に村人から巻き上げていたのだ。この状況に業を煮やした村長は、助太刀を頼むべく村外れの寺にいる用心棒の潮崎小太郎に会いに行く。報酬とともにその仕事を一旦引き受ける小太郎だが、その行く手を菊魔と名乗る女忍者が遮ってきた。村人の沙代を生贄として鮫士郎に捧げようとする村長に反発する信助と共に、鮫士郎に戦いを挑む小太郎だが、その前に現れたのは、この世の物とは思えない巨大な鮫...。遂に実現する、忍者対鮫の究極バトル!生き残るのはどっちだ!!
連続在任日数2822日を誇った歴代最長在任総理大臣・故安倍晋三。総理退任後も、凶弾に倒れるまでキングメーカーと称され、群を抜く影響力を維持していた。タカ派的な外交政策と所謂“アベノミクス”に代表される経済政策を行い、高い人気を誇った半面、物議を醸す言動やスキャンダルの絶えない人物だった。昨今の日本は分断と格差が広がり、選挙に勝てば問題も疑惑も忘れ去られるという悪習が政治に根付いてしまった。果たして“美しき国、日本”をスローガンに掲げていた安倍元総理とはいったい何者であったのか。この国に遺したものは何だったのか。
将来の進路も定まらず、まだ何者にもなれないナイーブな青年ヨンホ。韓国とベルリンを舞台に、折り合いの悪い父、夢を追って海外に旅立ってしまった恋人ジュウォン、息子の進路が気がかりな母との再会と三つの“抱擁”を通して、一人の若者の人生が紐解かれていく。誰もが経験する青年期の迷いや喪失、孤独を抱え、恋に夢に破れながらも、やがて心安らぐ温もりに満ちた瞬間が訪れる…。
長いアメリカ暮らしから突然、妹ジョンオクの元を訪ねて韓国へ帰国した元女優のサンオク。母親が亡くなって以来、久しぶりに家族と再会を果たすが、帰国の理由を妹には明らかにしない。彼女に出演オファーを申し出る映画監督との約束を控えていたが、その内面には深い葛藤が渦巻いていた。サンオクはなぜ自分が捨てたはずの母国に戻り、思い出の地を訪ね歩くのか?捨て去った過去や後悔と向き合いながら、かけがえのない心のよりどころを見出していく、たった一日の出来事が描かれていく。
一夜の関係を共にしていたジョヴァナとヤーゴをけたたましい警報が襲う。突如として世界中に発生した正体不明のピンクの雲――それは10秒間で人を死に至らしめる毒性の雲だった。緊急事態下、外出制限で街は無人となり、家から一歩も出られなくなった人々の生活は一変する。友人の家から帰れなくなった妹、主治医と閉じ込められた年老いた父、自宅に一人きりの親友……オンラインで連絡をとりあううち、いつ終わるともしれない監禁生活のなかで、彼らの状況が少しずつ悪い方へ傾き始めていることを知るジョヴァナ。そして、見知らぬ他人であったジョヴァナとヤーゴも現実的な役割を果たすことを迫られる。父親になることを望むヤーゴに反対していたジョヴァナだったが、やがて男の子・リノを出産する。ロックダウン以前の生活を知らないリノは、家の中だけの狭い世界で何不自由なく暮らしており、父となったヤーゴも前向きに新しい生活に適応している。しかし、ピンクの雲が日常の景色となるにつれ、ジョヴァナの中で生じた歪みは次第に大きくなっていくのだった……。
メキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロのひとり娘ラウラが犯罪組織に誘拐された。誘拐犯の要求に従い、20万ペソの身代金を支払ってもラウラは帰ってこない。警察に相談しても取り合ってもらえないシエロは、自力で娘を取り戻すことを胸に誓い、犯罪組織の調査に乗り出すのだが…。
「…そうか、私は栃木で死ぬのか。」世界の終焉を告げる予言がメディアを駆け巡っていたある日、栃木県の某所に集められたアイドルグループ・イブニングローリーは配信ライブとミュージックビデオの撮影のために合宿を行う予定となっていた。ところが合宿は初日からメンバーやスタッフが失踪するトラブルが発生。日頃からメンバー間での折り合いがつかないメグ(桃果)は我慢の限界を迎えグループからの脱退を決意する。翌朝、メグはメンバーの制止を振り切って合宿所を後にするが、その道中で失踪していたメンバーのハル(ブラジル)の変死体と遭遇、その直後謎の怪電波に襲われたメグも自らの死を予感するが、これはその後のメグとイブニングローリーに降りかかる出来事のプロローグに過ぎなかった…。
障がい者施設で暮らす那須叶(なすかなえ)通称ヌー。彼女は母親を求めながら、赤ん坊の頃捨てられたロッカー“ぬ5515”を守り続け、毎日コインロッカーの前で絵を描き続けていた。ある日、刑務所から出所した男・黒迫和眞(くろさこかずま)と出会う。黒迫は、別れた妻子に金を送る為、現在はヤクザである友人の木嶋から紹介してもらった覚醒剤売買で金を稼ぐ。ヌーのコインロッカーの傍で覚醒剤売買をしながら次第にヌーに興味を持ち、思い付きでSNSでヌーの絵をアップし始める。海外の有名アーティストから絵を買いたいとの連絡が入り、高額で売ろうとした黒迫だったが、ヌーの純粋な心に触れ良心が生まれる。そんな時、ヌーが白血病により倒れ余命を宣告される。黒迫はヌーに、適合した自分の骨髄を移植するが、覚醒剤売買が発覚し、警察に連行される。病院を抜け出し冷たい雨に打たれながら黒迫を追って警察署の前で再び倒れたヌーは、無理が祟り亡くなってしまう。釈放された黒迫はヌーの担当施設職員・瀬戸瑠璃子によって、ヌーが黒迫へ残した沢山の絵と想いを受け取る。
建築会社の契約社員として働く櫻川優子は、通称「5年ルール」が原因で正社員になる前に雇い止めを宣告される。優子はかつて諦めた教員になる夢を叶えるべく、24歳にして大学進学を志す。そのことで母親や婚約者、友人との間で生じる問題とも向きあいながら、優子は歩みを進めていく。
天界と地上の間にある街、三ツ瀬。美しい海を見下ろす山の上に、老舗旅館「天間荘」がある。切り盛りするのは若女将の天間のぞみ(大島優子)だ。のぞみの妹・かなえ(門脇麦)はイルカのトレーナー。ふたりの母親にして大女将の恵子(寺島しのぶ)は逃げた父親をいまだに恨んでいる。ある日、小川たまえ(のん)という少女が謎の女性・イズコ(柴咲コウ)に連れられて天間荘にやってきた。たまえはのぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身。交通事故にあい、臨死状態に陥ったのだった。イズコはたまえに言う。「天間荘で魂の疲れを癒して、肉体に戻るか、そのまま天界へ旅立つのか決めたらいいわ」。しかし、たまえは天間荘に客として泊まるのではなく、働かせてほしいと申し出る。そもそも三ツ瀬とは何なのか?天間荘の真の役割とは?
ブン太こと紀伊国屋文左衛門(越岡裕貴)は、モン太こと近松門左衛門(工藤美桜)とバディを組み、「人生の幕は自分でおろすな」と、心中希望のカップルに芝居を打たせ助けている。溜まり場どっぐかふぇ「いずもや」で、芸人・犬屋敷郎府(室龍太)などと交流を深めている時、アルバイトに来たヤスベーこと堀部安兵衛(寺西拓人)が赤穂浪士で、吉良上野介義央(岸谷五朗)への仇討ちを目論んでいることを知る。寺坂吉右衛門(高田翔)ら赤穂浪士が江戸に集結する中、ブン太はモン太と共に一計を案じる。しかし、討ち入りの裏には、10年前に南町奉行の大岡越前守忠相(原嘉孝)と、諸国を巡って情報収集していた松尾芭蕉(竹中直人)が戦った反乱軍による企みがあった。しかも、それによってブン太の秘密も明らかに……。
人食い伝説によって、たがいに憎しみあうムラブリ族に日本の言語学者が対話の力で融和をもたらす映像人類学の可能性を切りひらく、かつてない冒険!タイ北部ナーン県のフワイヤク村の周辺は、400人のムラブリ族が暮らす最大のコミュニティ。男たちはモン族の畑に日雇い労働にでて、女たちは子育てや編み細工の内職をする。無文字社会に生きるムラブリ族には、森のなかで出くわす妖怪や幽霊などのフォークロアも豊富だ。しかし、言語学者の伊藤雄馬が話を聞いて歩くと、ムラブリ族はラオスに住む別のグループを「人食いだ」と怖れている様子。 伊藤とカメラは国境をこえて、ラオスの密林で昔ながらのノマド生活を送るムラブリを探す。ある村で、ムラブリ族が山奥の野営地から下りてきて、村人と物々交換している現場に出くわす。それは少女ナンノイと少年ルンだった。地元民の助けを得て、密林の奥へとわけ入る。はたして今も狩猟採集を続けるムラブリ族に会えるのか? 21世紀の森の民が抱える問題とはいったい何なのか?
超常的な能力をもつ巨大人食いザメの伝説がある湖畔の森を訪れた二人の少年、グレイスとチャンス。二人はキャンプをしながら人食いザメの伝説を語り合うが、背後には怪しげな影が迫っていた……。全編パペットで制作された史上初のサメ映画が早くも日本に上陸!
両親の愛情を、養女である妹に奪われ怒りをあらわにするブライアン。彼の凶暴性を心配した父親が病院へ連れていくが、繰り返される秘密のセラピーは少年を闇の世界へと引きずり込んでいく…。繰り返し行われる“治療”によってブライアンは哀しい殺人鬼へと変貌していく。
1995年、東大大学院を卒業した安蔵は、ワインを作りたいという希望を叶えるために山梨県勝沼町にあるシャトーメルシャンに入社した。入社してからは畑の草刈りなどワインに触れる機会の無い日々を送る。そんな中、会社の大先輩でもあり日本ワイン業界を牽引する麻井宇介(浅井昭吾)と出会い、その見識の高さと人柄に傾倒していく。やがて、ワインの醸造にも携わる中で、ワイン造りを切磋琢磨する仲間に出会う。その中には後に安蔵の妻となる正子の存在もあった。その後安蔵は本社への転勤のため現場を離れる事になる。しかし、その間に出会った名醸造家から日本ワインの将来を考えるきっかけを得て、さらに麻井からの推薦もあり1998年にワイナリーへ復帰を果たす。ワイン醸造の現場に戻った安蔵は理想のワインを造る為に、麻井の努力によって改植に成功した、長野県塩尻市にある欧州品種のメルローを醸造家自ら収穫・選果するという大胆な提案をする。渋る葡萄農家の説得や不測の怪我に見舞われ、悪戦苦闘しながらも2樽の特別なメルローを仕込むことに成功する。一方で正子はドメーヌのプロジェクトに突き進んでいたが、方向性の違いからプロジェクトに見切りをつけ人生の再設計を迫られている最中、安蔵と再会する。お互いにどこか惹かれる存在と意識していた2人は共に人生の歩みをスタートさせる。その後、安蔵はフランスのボルドーへの赴任も決まり、順風満帆にワイン造りに没頭する。そんな中、安蔵が仕込んだ特別なメルローのリリースが決定した。ラベルに自らシリアルナンバーを手書きする事から、【桔梗ヶ原メルロー シグナチャー1998】と命名される。その一方で麻井に病気の魔の手が迫る。余命宣告まで受けた麻井に安蔵と正子は衝撃を受ける。麻井は安蔵に「君が日本のワインを背負って行ってくれよ」と渾身の檄を送る。あれから20年―。麻井が理想とし追い求めた日本ワインに、安蔵も正子も追いつき追い越さんという想いでワイン造りに日々向き合っている。安蔵は麻井の想いを受け継ぎ【日本を世界の銘醸地に】するため、日本ワインの一致団結を掲げ奮闘する。
11歳の女の子・楓(田中千空)は、ある日突然授業中に倒れてしまい、「急性骨髄性白血病」と診断される。幼い楓にとって、抗がん剤治療や放射線治療は過酷でしかなかったが、隣のベッドで同じ病気と闘っている与志(海津陽)だけが唯一の心の支えだった。同じ頃、IT企業を経営する柳井健吾(崔哲浩)は最愛の娘を白血病で亡くしてしまう。経営者の健吾は仕事を優先せざるを得なかったが、娘を失ったことで、幸せだと思っていた家庭は崩壊へと向かってしまう。全てを失ってしまった健吾にとって、今や一通の手紙でのみ交流があった、見知らぬ女の子の骨髄ドナーになれたことだけが人生で唯一の誇れることだった。かけがえのない人を失いながら、それでも懸命に生きていこうとする一人の男と大人になった一人の少女(倉野尾成美)。異なる人生を歩みながら探し求めた、それぞれの「いちばん逢いたいひと」とは。。。
彗星の衝突により人類の滅亡が数ヶ月後に迫った2020年。小学生だった1999年にノストラダムスの予言を信じ、家出をした長女・絢音と次女・花音と、その後生まれた腹違いの妹・音が、初めて一緒に生活することになる。絢音は、彗星の衝突を前にシェルターの個室の設計を担当しており、暴力によるシェルター強奪の危険と隣り合わせの日々。花音は、帰郷を機に、妻とうまくいっていない妻子持ちの小学校の同級生・良平と再会。音は、未成年ながらひょんなことから飲み会サークルと出会い、飲んだ帰りに花音が良平にキスするのを目撃。互いに踏み込めず、すれ違う三姉妹は、世界の終わりを前に、本当の家族になれるのか。
心の扉をひらくと、新しい風が入ってくる 脆もろく傷つきやすい人間たちが、苦しみの末に手にした人生を開く鍵とは?ローマの高級住宅街の同じアパートに住む3つの家族。顔見知り程度の隣人の扉の向こう側の顔を誰も知らない。ある夜、建物に車が衝突し女性が亡くなる。運転していたのは3階に住むヴィットリオとドーラの裁判官夫婦の息子アンドレアだった。同じ夜2階のモニカは陣痛が始まり、夫が長期出張中のためたった一人で病院に向かう。仕事場が事故で崩壊した1階のルーチョとサラの夫婦は、娘を朝まで向かいの老夫婦に預けた。後日、ルーチョはジムに行くために軽率にも認知症が疑われる隣りの夫に娘を預け、二人は一時行方不明になる。ルーチョは娘に何か起きたのではと疑念を持ち始める。同時に自責の念におし潰され極端な行動に出てしまう。5年後、出所した3階の息子は家には戻らず、ドーラは夫に自分か息子かの選択を迫られる。2階の夫は変わらず出張続きで、義兄が起こした詐欺事件が世間を騒がせる。夫は頑なに兄を遠ざけるがモニカはその理由を知らない。ルーチョは疑念のせいで妻との間に溝ができ家を離れたが、いまだに疑惑を抱えたままだ。10年後、住人たちは自らの選択の結果に苦しみながら現実と向き合っている。彼らの未来の扉を開く鍵は何なのか?
女優で劇作家のナオミ(中原翔子)は一夏借りた山荘で、かつて自分の夫を略奪した女優ミズキ(河野知美)を呼び寄せ、芝居の稽古を始める。題材となるのはある謎めいた母親殺しの事件だった。マネージャーの大牟田(横井翔二郎)と共にやって来たミズキは、母親を殺した娘の役を演じるにつれ、事件が起きたのはこの屋敷ではないかと疑い始める・・・
東京・三軒茶屋の雑居ビル。そこにある某芸能プロダクションがレッスンスタジオとして使用しているフロアは、昼夜を問わず様々な超常現象が多発することで広く知られ、すでに数多くのメディアに取り上げられている。部屋中に漂う線香の臭い、誰もいない部屋で揺れるカーテンやスケジュール表、振動し、点滅する照明器具、ドン!ドン!と壁を激しく叩く音や声、水を吹き出す鏡…。トリックもフェイクもCGも一切なしのリアルなポルターガイスト現象、そしてカメラの前に人間の姿をした白い影が浮き上がり、人間が入れるはずのない場所から白い手が現われた!ホラードキュメンタリーの歴史を変える真実の記録!!
ハンカとペトルは同棲中のカップル。ハンカは2人の関係が悪化していると感じ始めていて、改善しようと自分のエロティックな妄想や秘密の欲望をペトルと共有し始める。それがきっかけで2人は自分たちの快楽を探求し始め、やがて他のパートナーとのセックスも試すようになるが、後ろ向きなペトルに対して、どんどんのめり込んでいくハンカ。やがて2人は愛と欲望の境界線がどこにあるのか分からなくなり・・・
ローレル・キャニオンを代表するクロスビー、スティルス&ナッシュ(CSN)にスポットを当て、スーパーバンドの誕生から名曲秘話まで...伝説のミュージシャンたち自らが“魔法の音楽磁場”の日々を語る、ウェストコースト・ロックファン必見の音楽ドキュメンタリー
あおい(山岸逢花)は婚活活動が実り、高収入で仕事のできる年上の男、誠と結婚することになった。幼なじみの楓太は、都会で映像関係の仕事をしていたが辞めてしまい無職となったが、彼女の結婚式に招待され久しぶりに実家に戻ってきた。久しぶりに再開した2人は、昔話に花を咲かせる。結婚式前の3日間に起こった2人だけの出来事・・・。
頭部を負傷して意識を失った建築家フランクが、リゾートホテルの建設現場で横倒しになった仮設トイレの中で目を覚ます。記憶の一部が吹っ飛び、この異常な状況がのみ込めないフランクは、トイレの周りに大量の解体用ダイナマイトが仕掛けられ、34分後の午後2時ジャストに爆破が行われることを知る。この非常事態を生き延びるには、誰かに助けを求めるか、もしくは自力で脱出しなくてはならない。ところが右腕に鉄筋が突き刺さって動けないうえに、友人である市長ホルストの邪悪な思惑が明らかになり、時間だけが空しく過ぎていく。刻一刻と爆発のリミットが迫るなか、絶体絶命のフランクに打つ手はあるのか……
1592年4月。朝鮮は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の勃発後、わずか15日で日本軍に漢陽を奪われ絶体絶命の危機に瀕する。破竹の勢いで占領を進める日本軍は明国への進軍を念頭に、軍勢を釜山浦に集結させる。一方、イ・スンシン将軍は、相次ぐ戦の敗北や宣祖の義州への避難など、守勢に追いやられながらも朝鮮を救うため出陣の準備を進めていた。しかし、先の海戦で破壊されてしまった亀船での出戦は難しく、その上、亀船の図面まで日本軍の間者によって盗まれてしまう…。日本軍は連戦連勝の勢いに乗り閑山島沖へと出陣、対するイ・スンシン将軍は朝鮮の運命を分ける戦にある戦略を用意する。1592年夏、旧暦7月8日閑山島沖にて戦国史上最大の海戦の幕が切って落とされた。
町の古い一軒家に暮らす武藤 千夏(吉田 美月喜)と、母の昭子(常盤 貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。小説家を目指し念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題「初恋の思い出」の事で頭を悩ませている。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで苦い思い出になっていた。その言葉は今でも千夏の胸に“しこり”のように残ったままだ。だが、初恋の相手である川柳 光輝(奥平 大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じ、その想いを小説に綴っていくことにする。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村 基晴(三浦 誠己)の不器用だけど屈託のない人柄に興味を惹かれはじめており、20年ぶりにやってきたトキメキを同僚の花内 透子(前田 敦子)にからかわれていた。親子ふたりして恋がはじまる予感に浮き足立つ毎日。そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。娘の身を案じた昭子は本人以上にネガティブになっていく。だが千夏は光輝との距離が少しずつ縮まるのを感じ、それどころではない。「こんなに胸が高鳴っているのに、病気になんかなるわけない」と不安をごまかすように自分に言い聞かせる。少しずつ親子の気持ちがすれ違い始めた矢先、医師から再検査の結果が告げられる。初恋の胸の高鳴りは、いつしか胸さわぎに変わっていった……。
まだ冬が残るソウル。小説家のチャンソク(ヨン・ウジン)は、妻をイギリスに残し7年ぶりに帰ってくる。自らの経験をもとに小説を出版する為、懐かしさに思いを馳せながらソウルでの日々を過ごす。そこで出会う、喫茶店で誰かを待つ女・ミヨン(イ・ジウン/IU)、秘めた過去を燃やす編集者・ユジン(ユン・ヘリ)、妻が病に侵され希望を求める写真家・ソンハ(キム・サンホ)、客の記憶と引き換えに酒を奢るバーテンダー・チュウン(イ・ジュヨン)。心に深い葛藤を抱えながらも、人生を歩み続ける4人との出会いを経て、チャンソクは心に閉ざしてきた記憶と向き合い、新たな物語を紡ぎだす―。
1991年、クリスマス。英国ロイヤルファミリーの人々は、いつものようにエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスに集まったが、例年とは全く違う空気が流れていた。ダイアナ妃とチャールズ皇太子の仲が冷え切り、不倫や離婚の噂が飛び交う中、世界中がプリンセスの動向に注目していたのだ。ダイアナにとって、二人の息子たちと過ごすひと時だけが、本来の自分らしくいられる時間だった。息がつまるような王室のしきたりと、スキャンダルを避けるための厳しい監視体制の中、身も心も追い詰められてゆくダイアナは、幸せな子供時代を過ごした故郷でもあるこの地で、人生を劇的に変える一大決心をする。
その旅は、クリスマスの残酷な遊び事(ゲーム)からはじまった…。アーサー王の甥であるサー・ガウェインは、正式な騎士になれぬまま怠惰な日々を送っていた。クリスマスの日。円卓の騎士たちが集う王の宴に、まるで全身が草木に包まれたような風貌をした緑の騎士が現れ、恐ろしい首切りゲームを持ちかける。その挑発に乗ったガウェインは、緑の騎士の首を一振りで斬り落とすが、彼は転がる首を自身の手で拾い上げると「1年後に私を捜し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」と言い残して去ってゆく。それは呪いと厳しい試練の始まりだった・・・1年後、ガウェインは約束を果たすべく、未知なる世界へと旅立ってゆく。
次回作の筆が一向に進まない悩める脚本家の横田雄二(渡辺いっけい)の元に差出人不明のメールが届く。メールには「退行睡眠 失った記憶を取り戻し現代人のストレスをなくします!」の一文。横田は退行睡眠を使い30年前の自分に会い、助言し鼓舞することで、売れる脚本家へと導こうと試みる。一方、過去の横田(松田凌)は描いていた自分の理想像とかけ離れた自分に当惑するものの、未来から来たと言う自分の勧めに応じ、演劇仲間である峯井(樋口幸平)、中村(福松凜)と固く結んだ約束や、自分のファンである麻美(新谷ゆづみ)との出会いを契機として分岐する新たな世界線を辿ることになる。選ばなかった選択を過去の自分に選ばせることで、物語は追想の域を超えて展開し始め、クライマックスへと向かっていく。果たして横田は自身の手で未来を変えることができるか?
ある夏の夜、なっちゃんが死んだ。つまらない冗談を言っては「笑いなさいよ!」と一人でツッコミを入れていたなっちゃんは、新宿二丁目で食事処を営むママ。その店で働くモリリンはドラァグクイーン仲間のバージンとズブ子を呼び出す。彼らがまず考えたのは、なっちゃんが家族にオネエであることをカミングアウトしていなかったこと。証拠を隠すためなっちゃんの自宅に侵入した3人は、なっちゃんの母・恵子と出くわしてしまう。何とかその場を取り繕った彼らだが、恵子から岐阜県郡上市の実家で行われる葬儀に誘われてしまい、なっちゃんの“ひみつ”を隠し通すため“普通のおじさん”に扮し、一路郡上八幡へ向かうことになる……。
ワケあり荷物を届ける特殊配送会社「特送(ルビ:とくそう)」。天才的なドライビング・テクニックを持つウナがある日引き受けた依頼。それは海外ヘの逃亡を図る賭博ブローカーと、その息子ソウォンを港まで運ぶ(ルビ:にがす)こと。しかし、思わぬアクシデントにより依頼人不在のまま、ソウォンと300億ウォンが入った貸金庫の鍵を抱えて追われる羽目に。貸金庫の鍵を狙う悪徳警官(ルビ:ヤクザ)、冷酷非情(ルビ:サイコパス)な殺し屋、さらには「脱北」の過去を持つウナを秘密裏に調査する国家情報院までをも巻き込んだ、命がけの追走劇(ルビ:カーチェイス)が始まる――。
大雨や雹など各地で異常気象現象が起こるオーストラリア・シドニー。弁護士のデヴィッド・バートン(リチャード・チェンバレン)は先住民アボリジニによる殺人事件を担当することになる。ところがデヴィッドの周囲には次々と奇怪な出来事が起こり続け、ある悪夢の中で見たアボリジニ、クリス・リー(ガルピリル)が事件の容疑者として浮かび上がる。そしてデヴィッドは幻覚に悩まされながらも事件の謎に迫っていく…。
トビーは発明が大好きな11歳の少年。クラスメイトにいじめられた帰り道、突然空から人工衛星のようなものが落ちてきた。なんとその正体は心を持つロボット、ロビーだった。乗っていた宇宙船が墜落し、両親と離れ離れになってしまったロビーをトビーは助けることに。そしてトビーの発明品、空も海も走れる車“ファンタスティック・ボイジャー号”に乗って、ロビーの両親を探すための冒険に出発する。一方、ロビーを利用しようとする悪徳捜査官たちが2人の前に立ちはだかる。2人は友情の力でこの困難を乗り越えられるのか!?