マルクとその一味は、大富豪の令嬢クッキーを誘拐。しかし聡明で蠱惑的なクッキーは、ギャングの構成員を次々と懐柔し、彼らを骨抜きにしていく。そこを付け狙う第三者まで現れ、狂おしいほど滑稽な抗争に発展する。
保守的な村社会から除け者にされるマリーと母。母の死をきっかけに、マリーは村人たちを相手に売春をはじめる。男たちを利用して稼いだ金を、必要のない商品の購入で浪費し、彼女のあばら家はモノであふれていく。
自殺した母親が遺した膨大な借金を背負わされた美しいリガヤ。家を守るため、生きるため、彼女は毎夜、部屋を訪れる男たちにその身体を捧げる。欲望の餌食となり、尊厳を削り取られていくリガヤ。そんな彼女を、屋敷の使用人としてただ静かに見守り続ける青年カルロ。リガヤの心は、男たちの裏切りと暴力で壊れ、やがて残酷な忘却――アルツハイマーが彼女を襲う。時は流れ、老いたリガヤの記憶の中で、自分を愛したカルロの存在だけが抜け落ちていく。自分を傷つけた男たちの名を呼び、怯える彼女。それでもカルロは、彼女のために食事を作り、髪を梳かし、祈る。欲望の果てにボロボロになった女と、その影に一生を捧げた男。二人が辿り着く、痛切な愛の結末とは―。
失恋後にニューヨークに移り住んだステラ。 いろんな男と付き合っては別れ、気がつけば曖昧な身体の関係ばかりを繰り返し、心はいつも満たされない。 失敗のたびに二人の親友に愚痴をこぼし、恋愛もキャリアも中途半端なままの日々を過ごしていた。 そんなステラの日常にも少しずつ変化が訪れるが・・・
父と共にパリのレストランを切り盛りする美しきエラ。ある日、彼女の前に現れた謎めいた男アベルを、一晩限りの見習いとして雇い入れる。しかし閉店後、彼は店の売上金と共に姿を消した。怒りに震え、彼を追ったエラが辿り着いたのは、パリの暗部に潜む地下の秘密賭場。そこでアベルは、奪った金をチップ代わりに「賭けに興じろ」と彼女を誘う。抗いがたい狂気の中、初めて勝負のテーブルに就いたエラを襲ったのは、かつてないほど濃密な高揚感だった。ギャンブルに命を焼くアベルの、自己破壊的な色香にどうしようもなく惹かれてゆくエラ。二人はやがて、溺れるように激しく身体を重ねていく。彼を破滅から救いたいという切なる願いは、皮肉にも彼女自身を、戻ることのできないセルクル(博徒の輪)の深淵へと引きずり込んでゆく。単なる一晩の賭けとして始まった二人の関係は、やがて互いの身を滅ぼすほどの、狂おしい愛欲と情熱へと変貌してゆく――。
ある夜、郊外の屋敷で女性・ダニーが惨殺されるという悲劇が起きる。容疑者は、現場に現れた精神科病院の患者とされていたが、事件は多くの謎を残したまま幕を閉じた。それから1年後、盲目で霊能力を持つ、ダニーの妹・ダーシーが、不気味な木製マネキンと共に、ダニーが殺された屋敷を訪れる。そこには、ダニーの元夫・テッドと、その恋人・ヤナが暮らしていた。姉の死の真相を探ろうとするダーシーを待ち受けていたのは、思いもよらぬ真実と恐怖だった──。
3000年前の古代ギリシャ。アテネの姫ダフネは、哲学者ペリクレスと恋に落ちる。しかしその想いとは裏腹に冷酷だったダフネは、平民との身分の差の恋愛を拒絶。絶望したペリクレスは戦地へと旅立ち命を落とした。そんな息子の悲劇に激怒したペリクレスの母で魔術師のテオドラによって、ダフネは呪いをかけられ人魚になってしまう。ただし100年に一度、10日間だけ陸に戻り、ペリクレスの生まれ変わりを捜す機会を与えていた。時は現在、海沿いの町に暮らすトラビスは借金のカタで、クリスマスを前に大切なバーを奪われようとしていた。一方のダフネは、今度こそ人間の姿に戻ろうと願っていた。海から陸に上がった彼女はトラビス見るなりペリクレスの魂を感じ、彼のバーを訪ねるのだが…。
5世紀、ブリタニア。ピクト人を撃退するためブリトン人の王ヴォーティガンはサクソン人の兄弟を国に招き、ピクト人との戦いに勝利。やがてサクソン人は勢力を拡大、王の息子カティガンと王妃ロウィーナはサクソン人たちの兵を挙げ、自国の民と戦うヴォーティガン王に反旗を翻す。お互いの血を流しながらも和平に歩み寄ったかに見えたが、ロウィーナの策略によってブリトン人は壊滅的な打撃を受け、ヴォーティガンも生き延びたものの重傷を負ってしまう。その後、ヴォーティガンは、ロウィーナの弟ヘンギストによるブリトン人への迫害を知り、前王妃セヴィラたちブリトン人とかつての敵ピクト人たちの力を借り、奪われた自由と国を取り戻すため再び立ち上がる。
本作は売れないピン芸人・佐藤賢治(原嘉孝)は、怪獣ネタで舞台に立ちながらも鳴かず飛ばず。彼女いない歴=年齢で、妄想の世界にだけ居場所を見つけていた。嫌な相手を怪獣に見立て、自分をヒーローとして戦わせることで心を保ってきたのだ。そんな彼の前に現れたのが、市川理沙(沢口愛華)。佐藤を「面白い」と言ってくれる彼女との時間は、初めての恋のときめきに満ちていた。しかし、不器用な賢治は想いを伝えられないまま、市川から距離を置かれてしまう。やがて明かされる市川の秘密――。すれ違い、傷つき、それでも誰かを想うことをやめられない。そんな賢治が最後にたどり着く初恋の結末とは?
名家・神崎家に仕える家政婦あやかは、ある日突然“毒混入事件”の容疑者として追い込まれる。主人の裏切り、仕組まれた罠、そして逃げ場のない状況の中で翻弄される彼女の運命とは――。ミステリーと官能要素を融合させた、大人のためのR15サスペンス作品。予測不能な展開と衝撃のラストが強い余韻を残す一本。
殺人を予知する能力を持つジェリーによって悪名高いキャンプブラッドの森の”殺人鬼”は退治された…はずだった。しかし邪悪な魂は、こともあろうに獰猛なホオジロザメに憑依してしまったのだ。やがて発生する新たな殺人事件。町の住人たちは犯人捜しで混乱していく。異変に気付いたジェリーは再び森に戻り、転生を繰り替えす凶悪な殺人鬼に立ち向かうのだがー。
内気で貧しい高校生カンジンは、親の借金のせいで闇金業者ランに目をつけられ、学校では模範生を装うナムヨンから執拗ないじめを受けていた。ある日、ランが落とした金の入った封筒を拾ったことで、カンジンの運命は大きく動き出す。偶然その場にいたナムヨンの恋人ダヨンを助けたことで、ナムヨンの怒りを買い、脅迫を受ける。追い詰められたカンジンはランに相談し、借金回収の手口を学ぶ。金の力に魅せられた彼は、同級生を相手に危険な民間ローンビジネスを始め、学校と裏社会の境界が静かに崩れ始めていく。
カンボジアの首都プノンペンで、ノンフィクション作家として成功を夢見るバツイチ・シングルマザーのナナ。娘ニニと古い安アパートに移り住み、執筆テーマの古典舞踊家殺害事件の真相を追うが、幻視や幻聴に悩まされる。首のない女性幽霊が「私の頭はどこ?」と絶えず迫り、ナナの友人たちも次々と不審な事故に巻き込まれていく。ついに娘まで幽霊の手に落ち、恐怖と絶望に半狂乱となるナナ。はたして愛する娘を救い出せるのか?
マディと親友トリッシュは南国リゾートで無人のラグーンを訪れるが、突如現れた殺人シャチ“セト”がガイドをのみ込み、楽園は一転して恐怖の海へ。逃げ場を失った二人は小島を目指すが、セトの執拗な追跡は止まらず、同行者ジョシュも犠牲となる。極限状態の中で支え合う二人だったが、過去の秘密が明かされ、心の均衡は崩れていく。やがてトリッシュはマディを守るために身を投げ出し、残されたマディは、水面を揺らして迫りくる黒影に全身をこわばらせる――その黒影は、まだ彼女を狙っていた…
北魏・太武帝の時代。柔然が6万騎で侵攻し、虐殺と略奪が広がる中、父に代わって志願したムーランは戦場で武功を重ね、やがて丁遠将軍として平陽王・長孫翰(ちょう・そんかん)と共に戦う。しかし戦略の失敗で負傷し、女性であることが露見して軍を離れることに。故郷へ戻った彼女を柔然軍の追撃が襲い、ムーランは再び剣を取る。護衛の末に辿り着いた“魔都”で、抑圧された部族を率いる女戦士アイナと出会い、共通の敵への怒りがムーランの闘志を呼び覚ます。仲間たちと再び結集した彼女は、宿敵・柔然軍との最終決戦へ挑む――。
精神的外傷を負った陳教授が突如失踪。シャーリー楊は胡八一と王胖子と共に、雲南奥地へ教授の行方を追う。旅の途中、一行は人喰い魚や呪術、巨大蜘蛛など“虫”にまつわる怪異に次々と遭遇。さらに盗墓団との対決を経て、ついに伝説の「献王墓」へ――。そこには、想像を超える危機と、隠された真実が待っていた。
中蒙国境に下放された胡八一は、家に残された風水秘術書を読み耽る。やがて軍に入り、チベットで雪崩に遭うも秘術で生還。復員後、旧友・王凱旋と新疆の考古遠征隊に参加し、伝説の精絶古城を目指す。砂漠の奥地に眠る“鬼洞”には、数々の罠と謎が仕掛けられ、迷宮を操る何者かの存在も――。信念と欲望、科学と信仰が交錯する中、彼らは埋もれた真実に迫っていく。
23歳の誕生日を迎え、仕事に追われる日々に疲れを感じていた人気アイドルの「かすみ」。ある日、彼女の元に見覚えのある風景が写った一通の絵はがきが届く。差出人を求めて幼少期を過ごした沖縄へと旅立った彼女は、不思議な力に導かれるように思い出の入り江へとたどり着く。そこで再会したのは、かつて恋心を抱いていた少年。しかし、その正体は沖縄に古くから伝わる妖精「キジムナー」だった ……。
アキバ育ちのミナノ(滝沢乃南)は、メイドカフェで働きながら歌手を夢見る元気な少女。ある朝、彼女の前に小学校時代の同級生・カナコ(前田綾花)が突然現れる。かつていじめられ、特殊学級に通っていたカナコ。8年ぶりの再会に喜ぶミナノでしたが、カナコの無垢な笑顔の裏には、人には言えない深い心の傷が隠されていた。二人の時間が重なり合う中で、物語は予想外の展開を迎え、切なくも残酷な結末へと加速して行く。
アメリカの片田舎で病気の祖父を介護しながら暮らす青年キリアン・マドックス。低収入で友人も恋人もおらず孤独な毎日を送っているが、彼には揺るぎない<夢>があった。一流ボディビルダーになり、その鍛え上げた肉体で雑誌の表紙を飾ることだ。すべてを捧げ過酷なトレーニングと食事制限に打ち込むが、身体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立が彼の精神を蝕んでいく。そしてある事件を機に、純粋な夢は狂気へと変貌する…。
新人女優のカリーナは、市長である父との確執を抱えながらも、恵まれた環境と美貌で周囲の羨望を一身に集めていた。恋人ブルースとの関係を楽しんでいた彼女だったが、彼の浮気発覚を機に、以前から気になっていたブルースの従弟ジョーダンへと近づいていく。粗野なブルースとは対照的に、ミステリアスな孤独を纏うジョーダン。幼い頃に両親を亡くした彼は「自分の傍には精霊がいる」と語る奇妙な青年だった。彼にはメルシーという恋人がおり、カリーナの誘惑に戸惑いを見せるが、強引な彼女に押し切られる形で二人は一線を越えてしまう。やがてカリーナの妊娠が発覚し、事態は誰も予想しなかった破滅へと加速していく――。物語は凄惨な結末から「逆再生」で語られ、その衝撃の過程が剥き出しにされていく。
1990年代に「JAM」「バラ色の日々」などのヒットで一世を風靡し、今も多くの音楽ファンを、魅了する不屈のロックバンドTHE YELLOW MONKEY。そのボーカルとして、深く響く歌詞と圧倒的な存在感で愛されている吉井和哉。彼のミュージシャンとしての人生は、URGH POLICEのボーカルEROとの出会いから始まった。その後、吉井はURGH POLICEを通じて出会った仲間達とTHE YELLOW MONKEYを結成。EROは静岡に残り、それぞれの音楽の道を歩みながらも、長く二人は交流を続けていた。 しかし2021年、EROが脳梗塞で倒れ、音楽活動どころか仕事もできなくなってしまう。吉井は、療養中だったEROのために何かできることはないかと思い、40年ぶりのセッションの約束をし、その様子を追ったドキュメンタリーの撮影を開始したが、数ヶ月後、吉井自身が喉頭がんになっていることが発覚する―。
浅草で中古レコード屋を営む浅谷浩之はシングルファーザーだ。息子の健太は、小四なのに怪獣は実在する、と信じていた。しかし、怪獣プロレスの楽屋で怪獣のきぐるみからレスラーが出てくるのを見て、ショックをうける。失望した健太だがある日、本物の怪獣・マミトラ―と出会い仲良くなる。マミトラ―は浅谷家の居候となり、中古レコード屋を手伝うこととなる。ある日、店の常連でマニアの稲葉が、店から盗んだレコード「怪獣フラメンコ」をかけると異変が生じ、稲葉は怪獣ビッグモンにのっとられてしまう。同じ頃、浅草では怪獣コスプレイヤーたちが次々と怪獣化し、暴れ始める。ビッグモンは世界中の眠っている怪獣たちを蘇らせ、その総攻撃により人間世界を滅亡させようとしていた。マミトラ―は巨大化し、テラインコグニータとともに次々と現れた怪獣たちを倒すが、ピンチに。果たして怪獣軍団にマミトラ―たちは勝てるのだろうか…!?
ある夫婦が離島にある完全自動運転の豪邸へ暮らすことになった。しかし、家のAIシステムが誤作動を起こし、彼らに恐怖を与える。
幸せでいっぱいの花嫁だったが、夫と過ごした別荘でマスクを覆った男に襲われ九死に一生を得る。
あるガイドがインフルエンサーのグループから人里離れた谷の川へ案内を頼まれた。そこでは奥へ進むほど恐怖が待ち受ける。
LAの犯罪組織のボス、ピネロの部下マックスはある日、ボスの右腕で殺し屋のセスに呼び出される。告げられたのは、ボスの妻ローレルを寝取ったうえに殺害したマックスの実弟ヴィンスを始末せよという命令だった。猶予は2日間。マックスは、身を潜めるヴィンスのいるモーテルへ向かう。血まみれで怯える弟は、バーでローレルに誘惑され、2ヵ月前から不倫関係にあったと告白。別れ話を切り出された末、衝動的に銃で撃ってしまったのだという。着替えや食事を用意し、弟とともに逃亡を決意したマックス。だが彼自身も過去に、ローレルの運転手をしていた際、彼女と男女の関係にあった。しかしセスに疑われ始めことを機に、マックスは、別れを告げたのだが…。
彼女にフラれ、不況のあおりで保険会社も解雇されたダグは、これを機に風景写真家になる夢に懸けようと決意する。森で静かに写真を撮ろうと、マサチューセッツ州セイラム北部で人気の宿“ブラック・スワン・イン”を予約。道に迷いながらも夕暮れ時に到着する。宿主は不在で電波も弱いが、歴史ある大邸宅と豊かな自然を気に入ったダグは、写真を撮り、本を読み、静かな時間を満喫する。しかしある朝、ジョギング中に石塔と鍵のかかった箱を発見。街で見かけた魔除けの五芒星と合わせ、この土地が1600年代の魔女狩りで悪名高く、宿でも1692年に残虐な殺人事件が起きていたことを知る。好奇心に駆られ箱を開けようとした時、奇妙な出来事が起こり始める。
メーガンは恋人リアムと暮らす新居の購入を考えていたが、教師である自分の安月給では難しく、裕福な母ジェンからの援助を頼りにしていた。母からは支援の約束を受けていたが、再婚相手で作家のトムがケンカ相手から訴訟を起こされ損害賠償を求められており、母から「今はお金を出せない」と告げられてしまう。もともとトムと仲の悪いメーガンは激怒し、リアムと共に母を離婚させようと計画を進める。まずはトムの浮気現場を隠し撮りしようと、友人エヴァにトムのファンを装って誘惑させるが失敗。次に偽のセックス映像を作ることを企て、映像制作に詳しいリアムの同僚マックスを巻き込み、ディープフェイク映像でトムの不貞をでっちあげようと画策する。
ドイツ人海洋学者のトムと、フランス人医師の妻ジュリア。そして二人の子供たち。息子のベンの誕生日祝いでカリブ海へのクルーズを計画する。しかし、幸せな家族旅行はすぐに地獄へと変わってしまった――。奇妙な波の動きや野生動物の行動から何かがおかしいことに気が付く。ついに空には流星群が降り注ぎ、次の瞬間天変地異が起きる。家族の乗った船は巨大な嵐に見舞われてしまう。気を失った家族が目を覚ますと海の水は全てなくなり目の前に広がるのは一面の砂漠だった……。
100年に一度、世界の終末を防ぐためにジャジャウキ族は部族の一員を“生贄”に捧げてきた。何世紀にも渡り果たされてきた部族の使命を引き継いだリタは、その運命を信じず、これまで家族の言い伝えと重責から距離を置いて生きてきた。しかし、金銭問題に直面した彼女は娘を守るため、報酬と引き換えに“生贄の儀式”を映像で記録するテレビ撮影にクルーとして参加する。やがて、世界各地で異変が起き始める中、リタにもその兆候が現れる。撮影クルーたちの間に流れる不協和音の末、まるで呼ばれるかのように”儀式”の場所に辿り着いた一行。倫理に反する生贄の儀式への忌避と部族の使命、そして娘との未来の狭間で葛藤するリタは、呪われた運命と向き合う。
独り暮らしのカウボーイ、ローガンはクロスロード・マーケットでヒッチハイクをしていた女性を車に乗せ、高熱で咳込んでいた彼女を気遣い、自宅に招いた。落ち着いた環境の下で徐々に回復していく彼女は、やがて自分のことを語り出す。もともとはシンガー・ソング・ライターだったが、ルームメイトの死を殺人と疑ったことを機に旅に出たという彼女は、スマホも持たないシンプル生活ながら、夜になるとうなされるローガンに興味を抱く。やがて彼がアフガニスタンに二度出征し、PTSDを患った帰還兵であることを知る。彼女もまた自分の名前がジェーン、通称スターであることをローガンに告げた。ローガンも亡き母の思い出を語り出す。その後も2人は対話を重ね…。
ウェルネス商品を扱うグッドウェル社で働くジュリエットは、クリスマス直前にもかかわらず、上司からヒット商品を生み出すよう命じられる。時間がない中、街へアイデアを探しに出た彼女は、特別なクリスマスキャンドルの企画を思いつく。キャンドルショップのオーナー兼職人であるトムは、かつて企業とのコラボレーションで苦い経験をしたことから、ブランドイメージを守れないと一度は断る。しかし経営難の現実もあり、最終的にジュリエットと手を組むことに。マーケティングデータを重視し、何事も計画通りに進めようとするジュリエット。一方のトムは、感性を大切にする自由なタイプで、気分転換と称しては外へ出てアイデアを練ろうとする。正反対の2人は衝突を繰り返しながらも、トムの娘オリーブの後押しもあり、企画は次第に軌道に乗っていくのだが…。
小説家とセックスワークの狭間で漂流する25歳マックス、青春の体温。ロンドンに住み、将来を嘱望されている若い作家志望のマックス。彼はデビュー作となる長編小説をリアルなものとするために、“セバスチャン” という名前で男性相手のセックスワークの世界に足を踏み入れる。職業を通して体験する未知の世界。様々なクライアントと接していく内に、マックスとセバスチャンの境界線を次第に見失っていく…。
ある日、空が裂け、世界は崩壊した―。裂け目からは異世界の“侵入者(ブレイカー)”が人類に襲いかかり、文明は滅び、わずかな生存者は荒廃した地で恐怖の日々を過ごしていた。かつて男達はブレイカーとの戦いに敗れ、人類の運命は女性に託されていた…その女性戦士の隊長役として本作で剣を握るのは、『バイオハザード』シリーズでアクション女優のトップスターとなったミラ・ジョヴォヴィッチ。本作では、異世界からの脅威に立ち向かう強き母を演じ、圧倒的存在感と卓越した剣さばきで“戦う女戦士”の完全復活を魅せつける!さらに、生き残りをかけた夫役のルーク・エヴァンスと娘との感動の家族愛を描いたヒューマンドラマも融合、壮大なSFサバイバル・アクションがここに誕生した!
ハロウィンの夜、ミラー刑事の携帯に謎の男から電話が入る。指定されたのは管轄内のある通り。「午前1時5分までに来い」。ミラーと相棒が1分遅れて現場に到着すると、そこにはすでに死体が横たわっていた。直後に再び電話が鳴り、「今回は惜しかったな」と告げられる。犯人はその後も手がかりをほのめかしながら次々と殺人を重ね、犯行のたびに「遅いぞ」と挑発。警察の捜査網をあざ笑うかのように姿をくらます。被害者に共通点はなく、恨みもないという無差別犯行。しかも現場はなぜか、必ずミラー刑事が駆けつけられる距離ばかりだった。未解決事件や私怨の心当たりもないはずなのに、なぜ犯人はミラー刑事の携帯番号を知っているのか。連続殺人犯が残した謎の言葉「3.3マイル」。その意味を追ううちに、昨年のある事件との関連が浮かび上がってくる。
役者のジェイクは、映画の撮影のためオハイオ州・シンシナティを訪れる。子役時代から活躍してきた彼はちょっとした有名人だが、私生活は薬物依存ですっかり破綻していた。撮影現場でも酒とドラッグに溺れ、監督が監視役をつけるほど。それでも夜になると目を盗み、地元の若者たちのドラッグパーティーに参加するなど、行動は一向に改まらない。薬物に依存してしまうのは、本当の自分を誰にも理解されない寂しさからだとジェイクは語るが、その言葉は周囲には届かない。そんなある日、モーテルで出会ったプランドンとともにハイになった彼は、停泊中のボートを盗むという騒動を起こし、逮捕される。度重なる問題行動に、監督やスタッフたちはついに呆れ果ててしまう。
生花店で働くソフィは、初めて出版した小説がベストセラーとなり大喜び。だが、今後は大物とのインタビューや出版ツアーが控えていることから、エージェントは人前で話す訓練のためにスピーチコーチのダニエルを雇う。勝気なソフィは「必要ない」と突っぱねるが、記者会見でうまく話せず大失敗。仕方なくレッスンを受け始めることに。当初は彼を信用していなかったものの、優しく誠実に向き合うダニエルに次第に心を開き、やがて好意を抱くように。だがダニエルは、自身の番組の脚本サンプルとして、ソフィに内緒で彼女とのレッスンを題材に書いていた。その事実が発覚し、ソフィは激怒してしまう。
考えるネタが全てマニアックな昭和の映画や芸能界話、そして下ネタだけという女漫才師のみなみと、相方のあずさ。全く売れていない二人は今日もネタ合わせに励むが、方向性の違いでの言い争いからついに解散の危機に……!昭和のレジェンドお笑い芸人・ビートきよしが大暴れ!
2020年4月。売れない俳優の北島タツロウ(34)は、コロナ禍で唯一決まっていた出演作が白紙になる。暇を持て余した彼は、中古で2万4千円の珍本を購入する。伝説の地下演出家アン・W・トッテヤゴ著の演技指南書で、「役者を狂わせる禁書」と噂される一冊である。北島は半信半疑でその風変わりなメソッドを実践していくが・・・萱野孝幸監督長編映画『津田寛治に撮休はない』のスピンオフ作品ともとれる萱野ワールド新作映画!
心霊世界における新たな領域へ、より深く踏み込んだ作品としてアムモ98がプロデュースするシリーズ第13弾!
17歳のファティマ(ナディア・メリティ)は、アルジェリア系フランス人で、愛情あふれる家族の末っ子。 イスラム教徒であり、彼女との結婚を望む同じイスラム教徒の青年と幼い頃から婚約している。 しかし優秀な学生である彼女は、自宅のある郊外を離れてパリの哲学部に進学。外の世界を発見し、初めての人々と出会い、内なる疑問を抱いていく…。
スキャンダルで女優の仕事を失い、10年ぶりに故郷の熊本に帰ってきた梨枝(蓮佛美沙子)。彼女は、ドラマ部志望の若手ディレクター・咲(伊藤万理華)と共に“女優が生まれ故郷の熊本で素顔を見せる”密着ドキュメンタリー撮影に渋々挑むことに。女優復帰と希望部署への異動をかけて、それぞれ再起を図ろうとする2人だが、全くソリの合わない2人はたびたび衝突し、撮影は前途多難。 そして、なるべくこっそりと撮影をしたい梨枝の気持ちとは裏腹に、次々と現れる知人たち。やがて小さな町で噂が広まり、撮影のことを内緒で帰郷した梨枝の存在が家族の耳に入ってしまう。かつて、父・康夫(升毅)と大喧嘩の末、町を飛び出した梨枝。その父は今、がんに冒されていた。父の病状を知りながら、父を避けていた梨枝に怒り心頭の家族。果たして、ドキュメンタリー撮影の行方は?そして、梨枝と康夫の確執は……。
江戸の町で萬屋を営む篝火とお喬。彼女たちは風魔忍者の一族の末裔として、一族の再興を願い、日々町人たちの依頼を請け負い“ド派手に”解決して日々の生活を食いつないでいた。 ある日、友人で“町一番の娘”お蘭が、謎の集団に突然襲われる。彼らは将軍家直属の剣術指南役を務める柳生家であると名乗り、「将軍の命」によってお蘭を連れ去ってしまう。抵抗するも、柳生家の剣術に手も足も出ない篝火とお喬。さらに柳生家は風魔一族を滅亡に追い込んだ張本人だったということが判明し、復讐とお蘭奪還に燃える二人だったが・・・。
民衆を煽り幕府への謀反を企む怪しげな新興宗教・白蓮教を調査していた狐の集団の当主・石動律花(山本千尋)。そこで律花は、将軍からの任務を受けて現れた風魔忍者のお喬(宮原華音)と出会う。 律花とお喬たちが立ち向かうべき敵は同じ、徳川家に恨みを持ち復興を願う、服部半蔵(ケイン・コスギ)率いる伊賀忍者たちであった!!その背後には幕府に復讐を誓うある人物の哀しい過去があって・・・。BLACKFOXの世界とSHOGUN’S NINJAの世界が交わる。狐の集団 VS 風魔忍者 VS 伊賀忍者の忍者大戦=NINJA WARSが幕を開ける!!
ヴィンセントは成功した実業家。新年はいつも年下の妻と義理の息子と山奥の別荘で迎えることにしている。ところが今年は勝手が違った。厄介者の前妻の息子が、身重の恋人と母親を連れて転がり込んできたのだ。嫌な予感は的中し、彼を追ってギャングのボスが乗り込んでくる。ボスはヴィンセントの長年の知り合いでもあった。。。そして、家族の秘密と愚かさが新年と共にカウントダウンされてゆく!
マニラでの都会暮らしに心身ともに疲れ果てたクレアは、新天地を求めて静かな農村カプカプへとやってくる。彼女は地元の製粉所で働き始めるが、そこは平和な風景とは裏腹に、大手資本による宅地開発の波に飲み込まれようとしていた。開発を頑なに拒む地主のカルメロと、貧しい生活を抜け出しマニラでの成功を夢見る義理の息子のアンドレス。二人の間で板挟みになる妻ノラの苦悩をよそに、アンドレスは都会的な魅力を持つクレアに惹かれていた。ある晩、ノラの目を盗み、アンドレスとクレアは密やかにも激しく求め合う。それ以来アンドレスは、謎めいた美しさを放つクレアへと溺れていく。しかし、その甘美な情事は、土地を巡る執拗な買収工作と絡み合い、やがて凄惨な悲劇を招き寄せる。
亡き母を偲ぶため、クリスと息子のジョンは山へ向かっていた。しかしジョンは、父とは別に一人で頂上を目指すことを決める。川に花束を手向けた後、山道を歩いていたクリスは、危うく車とぶつかりそうになる。運転していた中年女性のジュリーが動揺している様子を見て、クリスは彼女を安心させようとお茶に誘い、次第に親しくなっていく。定年退職後、鬱々とした日々を送っていたジュリーは、クリスとジョンの言葉に背中を押され、山歩きを始めるようになる。一方、食堂で働くウェイトレスのケイトはあと1週間で街を離れることに。忙しさから山歩きができなかったことを悔やみ、仕事を休んで急きょ山に登り始める。そんな彼女に親友のアシュリーが付き添う。5人はそれぞれの思いを抱いて山登りを始めるが…。
売れない役者でゲイのレオナルドは、仕事も恋も思うようにいかず、人生の波動を整えようと悪戦苦闘中。誕生日を明日に控えた彼は、しばらく音信不通だった元カレのクリストから突然のメッセージが届き、期待と不安が入り混じる中、何とか自分を変えようと奮闘する。クリストから復縁を求められたらきっぱり断るつもりでいたが、実際にできるか怖くなり心を落ち着かせるため10分間の瞑想をしようとしていた。しかし、姉オルラがクリスマスツリーを持ってやってきて、なかなかそれも果たせない。そこでヨガ・トレーナーのサヴァンナの家に赴き、ようやく目的達成。さらには重要な役のオファーも舞い込んできた。その勢いに乗せ、いよいよクリストに会おうとするが…。
女流作家のシャーロットはローリーと幼馴染みで大の親友。2人は30歳までお互い独り身だったら結婚しようと約束していた。だが29歳のとき、ローリーは南米を旅行したいと旅に出る。1年後。シャーロットは仕事で出会った霊能者に、「長く知っていて、絆がある相手との結婚が現実になるだろう」と言われ大慌て。偶然にもそのあとすぐ、30歳の誕生日を地元のマイアミで迎えるため帰郷したローリーから連絡が入る。さらに彼から「運命の人と落ち着きたい」と言われ、シャーロットはてっきり自分のことだと思うが、相手は旅先で出会ったレイチェルという女性だった。挙式まで3週間。そんな中、シャーロットはローリーに結婚式の準備を手伝って欲しいと頼まれるが…。
ヨンウンは水泳インストラクターとして静かな生活を送っていたが、その日常は7歳の娘ソヒョンの奇妙な行動によって次第に崩れ始める。彼女の小さな手が巻き起こす恐怖は日に日に増してゆき、母娘の関係は闇に包まれていく。そして、20年後――。特殊清掃の仕事に携わるミンと、新たな同僚となったヘヨン。それぞれ生い立ちに暗い過去を抱える2人は共に暮らし始める。しかし、周囲で次々と起こる不可解な出来事をきっかけに、2人の生活に不気味な影が忍び寄る…。過去と現在、2つの物語が交錯したとき、逃れられない狂気が姿を現す。
将来の夢もなく男友達と遊んでばかりいるジヌ(ジニョン)は、恋愛とは程遠い高校生活を謳歌していたが、とある出来事をきっかけに美しさと品格を兼ね備えたクラスの優等生・ソナ(ダヒョン)への想いに気づく。みんなの憧れの存在だったソナと少しずつ心を通わせ、青春の日々が色濃くなっていくジヌの毎日。大変だった受験生活を終え、やがて特別な絆を築き始めていた2人はそれぞれの大学生活とともに大人への階段を上り始めるが…。
家族経営のオルベリアニ・サーカスのナティアは、妹デディカとコンビで看板スターとして一座を支えていた。しかし母の死後、サーカスは存続の危機に陥り、ナティアが一座の未来を一身に背負うハメになる。日に日に廃れていくサーカス一座。そんな時、ナティアの前に、犬のバディムを連れた男ヴォロシンが現れる。ヴォロシンとバディムの新たな演目は観客やメディアの関心を呼び、一座は息を吹き返すが、ナティアは謎の多いヴォロシンのことを信用することができなかった。ある日、デディカに対して不審な行動を取ったヴァロシンに危険を感じたナティアは、ヴァロシンを銃で撃ってしまう。すると主を撃たれたバディムがナティアに襲いかかるが…。
好ましくない意味を持つ名前、性的な意味を持つ名前、面白い意味を持つ名前、有名人や悪名高い人物と同じ名前など、珍しい名前を持つ人々は、自己紹介や点呼のたびに注目を浴び、恥ずかしい思いをする。そのため身構え、不愉快な反応に備えているという。あるロシア由来の名字を持つ女性は、高校生になって男子から妙に注目を集めたことから、自身の名前が英語で性的な意味を持つことを知りショックを受けたことを明かす。他にも、 “ポール・マッカトーニー”と“リンダ・マッカトーニー”の名前を持つ夫婦が空港で間違われて受けた待遇など、珍しい名前を持つ人々に取材。名前によってどんな経験をしてきたのか、多種多様な実体験が明かされる。
婚約者・朝陽と新居で暮らし始めた咲良(桜もこ)は、結婚準備に勤しんでいた。そんな時、朝陽の親友・伊織が日本に帰国してしばらく居候することに。咲良は知らない男性との同居に戸惑いながらも3人の共同生活が始まった。世界を自由奔放に旅をしているカメラマンの伊織はどこかミステリアスな男だ。最近は朝陽の仕事が忙しく、咲良はほとんど相手にしてもらえない。家にいる伊織に話し相手になってもらい寂しさを紛らわしている彼女がいた。一方、残業と称していた朝陽は女性上司との不倫に溺れていたのだった…
北宋末期、金の侵攻により国は滅び、南宋が建国されるも屈辱の従属を強いられていた。その頃、蒙古ではチンギス・ハーンが勢力を拡大し、金との戦いが激化。蒙古で育った宋人の青年・郭靖(かくせい)は、黄蓉(こうよう)と出会い桃が咲き乱れる桃花島での修行を経て成長していく。いつしか愛し合う二人だったが、陰謀と戦乱が二人を引き裂き、試練が次々と襲う。郭靖は国と民族、そして黄蓉のため、信念の拳で宿命に立ち向かう。二人は再び巡り合うことができるのか。愛と戦乱が激しく交錯する、切なくも熱い宿命の物語。
フリーランスのライター、マーゴと、料理本を作る夫ルーは、結婚して5年目。二人の間に子供はいないが、いつまでも恋人同士のように仲睦まじく暮らしている。朝は一緒に目覚め、ベッドの中でひとしきり冗談を言い合い、キッチンで新しい料理を研究するルーにマーゴがちょっかいを出す。恋愛時代の情熱やときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む毎日。ある日、マーゴは仕事で訪れた島で、ダニエルという一人の青年と出会う。情熱的な眼差しをもつダニエルに、強烈に惹かれる何かを感じてしまうマーゴ。ダニエルとの束の間の時間を楽しむが、彼が偶然にも自分の家の真向かいに住んでいることを知り、激しく動揺する。意図せずダニエルと過ごす時間が増え、夫とは正反対の彼に惹かれていくマーゴ。どうにもならない思いが募ったとき、マーゴが決めた道とは――。
国境を越えて活動する国際特殊警察ISOPの精鋭部隊は、各地で多発する児童誘拐事件の捜査に当たっていた。ある誘拐犯グループの摘発を皮切りに、事件は単なる犯罪の域を超え、国際規模へと拡大していく。やがて各国で同時多発的に子供たちが姿を消し、その数は不可解にも共通して“44人”。さらに現場周辺では、動物の死骸や異様な“かかし”のような存在が確認されるなど、説明不能な現象が相次ぐ。任務にあたる中、隊員ジェマは幻覚や予兆のようなビジョンに悩まされ、次第に現実と異常の境界が揺らぎ始める。そしてついに、子供たちは異様な状態で発見され、世界は制御不能な混乱へと突入していく。それは単なる事件ではなく、人類の秩序そのものを揺るがす“何か”の始まりだった――。