目を覚ますと、不気味な部屋の中に閉じ込められていた1人の女性。彼女自身、記憶がなく、その状況を把握できずにただただ混乱する。その時、謎の男が彼女にスピーカー越しに話しかけてきた。社会が彼女を悪人とみなし、心の中の社会悪を矯正する治療を施している最中なのだという。どうやら彼女は何某かの罪を犯して捕らえられ、記憶を削除されて今は白紙の心のまま治療=実験を受けさせられているらしい。協力しないと既に彼女に投与されたセラムが脳内で毒素となって彼女を蝕み、死に至らしめる。解毒剤を得るためにも、彼女は実験を受け入れざるを得ない。そんな精神的苦痛と不安の中から、彼女は少しずつ真実を見出していくのだが…。
40歳、未だ童貞の孤独な男が、運命の女性に出会い、胸を焦がす初恋に身を委ねる。心の支えは、母が遺したサメのフィギュア。幻の巨大サメ――守護霊のように寄り添い、男を奮い立たせる。恋の喜びと喪失、切ない青春の疼きが、深海の如く渦巻く。世界初の、青春サメ映画、ここに誕生。静かな本屋の片隅で、男の人生が、牙を剥いて動き出す。
1965年、オリンピック景気に沸く東京で、街の浄化を目指す警察は、街に立つセックスワーカーたちを厳しく取り締まっていた。ただし、ブルーボーイと呼ばれる、性別適合手術[*当時の呼称は性転換手術]を受け、身体の特徴を女性的に変えた者たちの存在が警察の頭を悩ませていた。戸籍は男性のまま、女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にはならない。そこで目をつけたのが性別適合手術だった。警察は、生殖を不能にする手術は「優生保護法」[*現在は母体保護法に改正]に違反するとして、手術を行っていた医師の赤城を逮捕し、裁判にかける。同じ頃、東京の喫茶店で働く女性サチは、恋人からプロポーズを受け幸せを噛み締めていた。そんなある日、弁護士の狩野がサチのもとを訪れる。実はサチは、赤城のもとで性別適合手術を行った患者のひとり。赤城の弁護を引き受けた狩野は、証人としてサチに出廷してほしいと依頼する。
大石万理花と須藤玲は、アイドルグループ・FunFAREの現エースである西尾由奈の卒業コンサートのために呼び出されていた。3人は結成メンバー。由奈の希望により卒業曲は、ダンサーをしている万理花に振り付けを、衣装制作会社で働く玲に衣装のデザインを頼むことに。才能の限界を感じてアイドルをやめ、振付師を目指してダンサーになるもバイト三昧な万理花。一方、才能とカリスマ性で人気を牽引していたものの服飾の道に進み、衣装制作会社に入るも慣れない社会人に疲弊する玲。決して成功しているとは言えないセカンドキャリアを送る中で、由奈の門出を華々しく飾るべく2人は奮闘する。しかし、すれ違いうまくいかない万理花と玲。そうした中でも由奈の卒業の日は近づいてくる…とうとう由奈のアイドル最後の日。無観客配信で行われるライブの客席には万理花と玲の姿。卒業曲を披露し終わった後、万感の思いで由奈がステージに立っていた。
周囲に馴染めず、転校を繰り返す杏菜が、新たな寄宿学校で出会ったのは、美しく完璧な少女・莉花。 しかし、莉花は突然、屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。残されたのは一冊の≪日記≫。ページをめくるたび、莉花の苦悩や怒り、痛み―― そして、言葉にできなかった“ある秘密”が浮かび上がる。その秘密に触れた杏菜と少女たちの心は揺さぶられ、初めて“自分”と向き合い始める。やがて日記から青白く揺れる“鬼火”のような魂が現れ、杏菜の心に静かに入り込む。その魂に導かれ、杏菜は予想もつかない行動へと踏み出す――。観る者は知らず知らずのうちに、その奇妙で美しい世界へと引き込まれていく。
ソープ店で働く主人公・加那。ある日、母から電話が。「一週間だけ、おばあちゃん の介護してくれない?」 仕事のことを隠していた加那は、ソープ嬢ということを秘密に、翌日から祖母宅⇔ソープ店を行き来して、“人の身体”を洗い続ける二重生活〈ダブルワーク〉をすることに。認知症が進み、名前すら覚えていない祖母・紀江の介護に奮闘する加那。会うたびに“初対面”を繰り返してゆく毎日。「どうせ忘れる」相手に対し加那は、祖母との暮らしの中で、本当の事を素直に打ち明けられている自分に気付く。そして祖母の知らなかった、これまでの人生と孤独が垣間見えてきて…。
コンビニで店員ナンシーは、警備員の恋人ベンショーと同棲していた。ある日、閉店後のコンビニ倉庫で、ベンショーと行為に及んでいるところを店長に見つかり、仕事をクビになってしまう。家族からの仕送りの催促や、滞納している家賃の支払いもあり、追い詰められたナンシーは「特殊な仕事」と書かれた高収入の求人に応募する。その仕事は、裕福なクリストフ夫妻の屋敷で、下半身不随の従兄弟ジャスパーの世話係として働くことだった。借家を追い出され、住み込みで働く事になったナンシー。始めは、ジャスパーの反抗的な態度と、「男としての欲求を満たしてほしい」という夫妻の要望に戸惑うものの、徐々に心を通わせた二人は、程なくして深く惹かれ合う。ジャスパーはナンシーの夢を応援し、彼女の自由を願うようになるのだが…。
環境破壊により人類が地上に暮らせなくなってから25年が経った地球。豪華な地下シェルターで暮らす富裕層のアメリカ人家族のもとにある日、外の世界からやって来た少女が現れる。少女は人間が住めない地表の様子を語り、家族が川を渡ろうとして死に、自分だけが生き残ったと告白する。一行はしぶしぶ少女を地下シェルターに迎え入れることにしたが、この出来事をきっかけに、これまで孤立しながらもルーティーンを守って暮らしてきた家族の脆い日常が静かに崩れはじめ、やがて自らの過去と存在の真実に対峙することになる。
サンダンス映画祭でプレミア上映され、絶賛されたSFストーリー。気鋭の映像作家アルバート・バーニーが監督と主演を務め、各映画祭や批評家からも絶賛。奇想天外なストーリーと、どこか懐かしいコンピューター画面やノイズなど仮想空間世界へと観る者を誘う。1987年夏、人目を避け、似顔絵をアスキーアートで描いて暮らすコナーの生きがいはコンピューター・ゲームと愛犬のサンディ。しかし、購入したクソゲーの“オベックス”をプレイすることで事態は一変。サンディが姿を消し、現実とゲームの境界が曖昧になる。コナーは“オベックス”を支配する魔王イクサロスを倒し、サンディを救うためゲームの世界に入り、妖精のメアリーやテレビ男のビクターの力を借りて、奇妙な世界を旅する。
ティーンエイジャーの青年フランシスは、到着が遅れている少女を父親のゲイブリエルと待ちわびていた。すると母親のステファニーに連れられ、美しい同年代のローラが訪れる。2人は重度の自閉症のため、声の代わりにレターボードを使い、それを読み取った両親が言葉にすることで、意思を伝え合っていた。この初デートで積極的に言葉を交わし合うが、急ぎすぎたフランシスがキスを求めたことから空気が一変。両親も2人の思いを代弁するよう言葉を導くことも。だが、難しさを感じ合いつつも2人は心を通わせ、次のデートを約束。しかし2回目のデートでは、フランシスの補助が上手くない母親のヘレンだったため、明らかな齟齬が生まれ、決定的にすれ違ってしまう。
革新的技術と謳われていたGTIが“全て捏造だった”と明るみに出たことで、資金調達を担当していたジョエルは会社に巨額の損失を与えた張本人として追及され、ついには退職へと追い込まれてしまう。やむなく妻の実家に身を寄せることになった彼は、旧友のニコラスと再会。彼は仮想体験をよりリアルにしたエクストリーム・ヴァーチャル・リアリティXVRを扱う会社エンパシーを立ち上げるために、100万ドルの資金援助が必要だという。ジョエルはその技術が本物かどうか、自ら実験台になってその成果を確認。義父母の老後の資金を使って投資するが、その後ニコラスの態度が急につれなくなっていく。体験の興奮が忘れられないジョエルは密かに器具を使用し、再びXVRを体験するのだが…。
インドのムンバイで看護師をしているプラバと、年下の同僚のアヌ。二人はルームメイトとして一緒に暮らしているが、職場と自宅を往復するだけの真面目なプラバと、何事も楽しみたい陽気なアヌの間には少し心の距離があった。プラバは親が決めた相手と結婚したが、ドイツで仕事を見つけた夫から、もうずっと音沙汰がない。アヌには密かに付き合うイスラム教徒の恋人がいるが、お見合い結婚させようとする親に知られたら大反対されることはわかっていた。そんな中、病院の食堂に勤めるパルヴァティが、高層ビル建築のために立ち退きを迫られ、故郷の海辺の村へ帰ることになる。揺れる想いを抱えたプラバとアヌは、一人で生きていくというパルヴァティを村まで見送る旅に出る。神秘的な森や洞窟のある別世界のような村で、二人はそれぞれの人生を変えようと決意させる、ある出来事に遭遇する──。
12月24日のLA。キーティング刑事は何年も落ちなかった連続殺人犯を18時間で自白させたが、一方で大事な家族を事故で失ってしまう。2年後。世捨て人のような生活を送っていた彼は、LA地方検察庁のダイアンから復帰を要請される。献金者も多い地区である殺人事件が起きたことから、早急な事件解決を求める市長がキーティングを指名してきたからだ。容疑者は交際相手の3人の女。最初は興味を持てないキーティングだったが、捜査資料の被害者名を見て復帰を決意。殺されたのは、2年前の自動車事故で妻と娘の命を奪った男ジョンだった。ブラウン刑事を相棒に3人の容疑者の取り調べを始めたキーティングは、この中に犯人がいると確信するが、決め手を見つけられずにいた。
人里離れた田舎町ストーカーヒルズの大学生ジェイクとライアン、エリカはゾンビものとラブコメを合体させた「ストリートウォーカー」を完成させるべく夜の撮影に出かけた。しかし、エリカが何者かによって無理やり車へ拉致されてしまう。ジェイクとライアンは急いでその車を追いかけ、やがて廃墟へ到達して地下へ潜入するも、そこで複数の死体を発見する。さらに謎の男に襲われて森へ逃げた2人は、何とか自分たちの大学まで辿り着くが、それでも男はしつこく彼らを追い続けてきた。まもなくして警察はジェイクが残したムービーカメラを発見。撮影された映像を見ながら2人の刑事が捜査を開始させる。そして刑事たちが追い続けてきた連続殺人鬼“シャドウ”との関連性を探っていく。
謎の宇宙アメーバが地球へ墜落し、海へと落下。その生命体が伝説のメガロドンを蘇らせ、新たな恐怖の波を引き起こす。血に飢えた巨大ザメを止めるため、2人の特殊部隊員が最新鋭の軍事兵器を投入する―― 戦闘用に作られたメカ・シャークだ!
あかり(46)は数年前の交通事故でもうすぐ生まれてくるはずの胎児を亡くして以来、がらんどうの心身を抱えて生きていた。自宅と職場とスーパーを行き来するルーティンの毎日で、人づきあいは素っ気ない。ところが、エミコ(17)という野良猫のような少女が居候してしまい、あかりの生活は掻き乱される。性格も習慣も真逆でぶつかってばかりの二人の唯一の共通点は、母親の愛情を知らずに育ったこと。ぎくしゃくしながら一緒に暮らすうちに、あかりの目に映る景色が変わっていく…。
“真夜中の悪魔”として恐れられる猟奇的連続殺人鬼の裏の顔を持つ男、チャーリー。凄惨な殺人事件が起きた夜、彼は人里離れたロードサイドのダイナーに足を踏み入れる。新たに狙いをつけたウェイトレスのアナを惨殺したチャーリーであったが、そこから彼は血塗られた夜を繰り返す悪夢のタイムループに囚われてしまう。初めは本能のまま殺戮衝動に身を任せ、快楽殺人を繰り返すチャーリーであったが、何度も夜はリセットされ殺戮は無限に繰り返された。肉体と精神は徐々に蝕まれはじめ、彼は次第にこの終わりなき地獄から脱出したいと渇望するようになるが―。
長年離れていた故郷の海辺の町に戻ってきた男。息子とともに思い出の地を訪れるが、そこはすでにジュリアン・マクマホン演じる冷酷なリーダー率いるサーファー集団によって支配されていた。執拗な嫌がらせを受け、完全に屈辱を味わった彼は、それでもビーチを離れず、暴力的なサーファーたちと対峙することを決意。地元サーファーたちとの対立が次第に激化、気温がどんどん上昇する中、周囲の誰もが敵に回り、やがて彼は精神的に追い詰められていく。
2022年2月、ロシア軍がキーウ周辺のブチャを占領する中、コンスタンティン・グダウスカスは占領地への通行を利用して市民を救出する。破壊された街を歩き、略奪や暴行に直面しながら、逃げ遅れた家族や孤立した住民を安全な場所へ導く。建物や路地には恐怖と混乱が渦巻き、銃声や爆発が響く中、街の広場や道路に散在する傷ついた人々を避けつつ任務を遂行する。彼の行動により多くの民間人が避難する一方、目撃する残虐行為や破壊の痕跡は彼の心身に深く刻まれる。通過する家屋では、住民たちの恐怖や絶望が伝わり、彼はひとりひとりに声をかけ導く。戦場の街を進む中、占領下の現実を目撃し続ける。
第1話:クリスマスの日、ジャネット、シャーロット、ビアードは“3人の女王”として街の家々を回る予定だった。しかし、今3人はどこかの部屋で電飾に縛られ監禁されていた。目が覚め自分たちの状況に戸惑う3人の前に、自称デザイナーのシェリーが現れる。自分も“3人の女王”のメンバーに加えてほしいと訴えるシェリーに、ジャネットは拒否をするが…。第8話:離婚して初めてのクリスマスを孤独に過ごすジェナ。ネットで幸せそうに過ごす元夫を垣間見て落ち込んでいた彼女に、突然語りかける声が聞こえる。そこにはクリスマス飾りの箱に入っていたエルフ人形のチップがいた。妄想が生み出した幻覚と思ったジェナに、チップはサンタからの助けだと伝える。
高級レストランで雇われることになった料理人のシェフ。職を得たことに喜ぶ一方、面接時にオーナーのファウストから家族を含め、合法移民か不法移民かを確認をされたことに引っかかりを覚える。出勤初日、手厳しい厨房メンバーによる歓迎行事を乗り越えたシェフは、忙しくも充実した1日を終えて帰宅する。しかしリビングでは家族が、不法移民取り締まり強化を伝えるニュースに真剣な眼差しを向けていた。シェフの両親と祖母は不法滞在者であり、政府の移民政策として、1人あたり2万ドルの申請料を支払えば市民権を得られると知った彼は、3人分の6万ドルを用意するため、ファウストに勤務時間の延長を願い出るが…。
とあるイベント会場の控室で繰り広げられる、先輩グラビアアイドルと後輩グラビアアイドルの悲哀に満ちた世間話。志村けんと柄本明の芸者コントをヒントにしたセクシー会話劇。田渡きょう華は現役のレースクイーンとして活躍している新星。坂井麻美は女優人生最初で最後のセクシー衣装で体当たり演技を披露する。
ベルギーのテニス・アカデミーに所属する15歳のジュリーは、その実力によって奨学金を獲得し、いくつもの試合に勝利してきた。ある日、突然、担当コーチのジェレミーが指導停止になったことを知らされると、彼の教え子であるアリーヌが不可解な状況下で自ら命を絶った事件を巡って不穏な噂が立ちはじめる。ベルギー・テニス協会の選抜入りテストを間近に控えるなか、クラブに所属する全選手を対象にジェレミーについてのヒアリングが行われ、彼と最も近しい関係だったジュリーには大きな負担がのしかかる。それでも日々のルーティンを崩さず、熱心にトレーニングに打ち込み続けるジュリーだが、なぜかジェレミーに関する調査には沈黙を続ける……。
仕事を探していた22歳の大学生、白雪梅(パイ・シューメイ)は、割のいい仕事を紹介してくれるという親切そうな若い女性と出会い、その誘いを受けて遠く離れた山奥へ向かう。長く過酷な旅の末、眠りに落ちた白雪梅が目を覚ますと、そこは見知らぬ農家だった。自分がどこにいるのかも分からず、財布や身分証明書、手荷物はすべて失われている。仕事を紹介した女性の姿もどこにも見当たらない。やがて白雪梅は、村人から村に住む40歳の独身男性・黄徳貴(ホアン・デグイ)の花嫁として売られたのだと告げられ、自らが人身売買業者に騙されていたことを知る……。
心霊ドキュメンタリーといえば、他の追随を許さない『ほんとにあった!呪いのビデオ』!日本全国でほん呪フリーク増殖中!27年目に突入し、ますます進化し続ける心霊ドキュメンタリーの金字塔、最新作!一般投稿による心霊映像を集めた人気シリーズ!全国から続々と寄せられている新規投稿も満載!ナレーションは「お分かりいただけるだろうか…」「…とでも、いうのだろうか…」でおなじみ『残穢―住んではいけない部屋―』『忍びの国』の中村義洋監督!衝撃映像の連打にあなたは眠れない!
持ち前の調子の良よさで人生を乗り切ってきた元高校球児・有矢が、野球好きの映像ディレクター・大谷が主宰する草野球チームに入団してきた。有矢は実力はあるが遅刻やミスを繰り返すと次第にチームの信頼を失っていく…。実在する野球ユーチューバーを元に創られた本格的野球映画。
1人暮らしの映画監督・大滝隆太郎は突然、脳梗塞を発症。目がよく見えない。言葉もうまく出ない。心臓機能が20%まで低下、夏の猛暑で外出は危険。友人に電話しても「お前が病気?笑わせるなよー」と言われ、SNSに闘病状況を書いても、的外れな助言や誹謗中傷ばかり。「俺はこのまま孤独死?」と追い込まれるが、意外な人たちから救いの手が? 本人には悲劇、周りの人たちには喜劇?病気と医療を笑いと涙で描く社会派現代劇。
性行為中の女性を撮影するフランスの写真家トマ。ある日、記憶や感情を失った謎めいた男と出会い、彼に娼婦をあてがって人生を弄んでいく。やがて記憶を取り戻した男の過去が明らかになり…。
1960年代のフランス。子供の頃から、スチュワーデスになることを夢見ていたナターシャ。何度も試験にチャレンジするが、当時の航空会社は厳しい外見基準を設けており、背の高い彼女は、何年も最終面接をパスする事が出来ず空港職員として働いていた。ある日、パリから美術品を運ぶ特別便の臨時スタッフとして空を飛ぶチャンスを掴む。しかし、その輸送品にあった〈モナ・リザ〉の盗難事件が発生。ナターシャは思わぬ展開に巻き込まれ、空への憧れをよそに人生最大の冒険へと飛び込むハメに!?
小麦の種を育てる人々の共同体“穀物の民”は、遠方にある都〈シティ〉の圧政に抗い独立を維持していたが、裏切り者によって崩壊の危機に陥る。主人公ヨヴァンは失踪した妹マリヤを探すため、荒廃した世界を旅しながら仲間や愛を見つけ、やがて伝説の剣に選ばれし者となる。 彼の前に立ちはだかるのは、かつて共同体に受け入れられながら裏切り、都市を支配する男。ヨヴァンは剣と仲間の力を頼りに、自由を奪う支配者に挑み、家族と民族の未来を取り戻す戦いへと身を投じていくのだった。
石油業で財を成した家系に生まれたウィル。次期大統領を狙う父親は、いつまでもいい加減な生活を送る息子に業を煮やし、ウィルをワシントンで開かれる学生総会に出席するよう強制する。ワシントンに着いてからもやる気のないウィルだったが、偶然にも環境問題に対して過激な行動をとる学生アリーと出会う。学生総会でアリーの仕掛けたいたずらがきっかけでタニーシャ、ハビエルとも意気投合したウィル。迎えに来た車でアリーたちと一緒に帰ろうとしたウィルは、学生総会で傲慢な講演をした石油会社社長ディアパーと父親のライバル・アトキンソン議員が同乗して何処かに向かう姿を見かける。2人の行動を怪しんだウィルたちは彼らの尾行を開始するが…。
政治家や企業家の汚職や不正行為を暴くウェブサイト “リスト”。そのトップに名を連ねた人物が次々と何者かに処刑される映像が流出。世の中が疑心暗鬼に包まれる。ウェブサイトの開発者クリスは、自らの正義が暴力と結びついたことに気づき、サイト閉鎖を決断。しかし何者かによって、別のサーバーにコピーされていた。その黒幕の存在におびえながらも、警察にも追われうる身となるクリスは、次なる犠牲者を防ぐための真実に迫るが…。
川上達也は、一人、ずっと暗闇の中で生きてきた。記憶のある明るい時間は、父が生きていた時代。普通よりは裕福な家庭で育ち、父が経営する会社も順調、優しい母、頼もしい兄と可愛い妹に囲まれて何不自由のない生活を送っていた。しかし、仕事と人間関係に疲れ果てた父の自殺からすべてが一変する。
所長の奥様・怜子は、穏やかな日常の中で夫の部下と顔を合わせる機会を重ねていく。何気ない視線や会話の積み重ねが、互いの心に小さな揺らぎを生み、やがて静かな関係を変えていく。家庭という居場所を守りながらも、抑えきれない想いに戸惑う怜子。日常の隙間で芽生える背徳と切なさを、静かな時間の流れとともに描く「青い密会」の物語。
触れてはいけない人ほど、美しく見えた、、!彼女の実家である温泉旅館を訪れた青年・松也。そこで出会ったのは、凛とした佇まいと包容力を備えた美人女将・玲子だった。何気ない会話と優しさの積み重ねが、年上人妻の静かな色香を際立たせていく。娘と夫が不在となった昼下がり、越えてはならない一線の前で揺れる二人。「青い密会」シリーズが描く、背徳と切なさの大人の恋。
深夜の倉庫街で音楽制作中のマサキとKの元に、抑圧された日常から逃れるようにして3人の女が集まってきた。マサキとKとの出会いによって自分を解き放っていく3人。それは、共に作り上げていく一つの音楽に結実するように思われたのだが…。
とにかくセックスがしたい!だけどうまくいかない!老いも若きも男も女も右往左往!世界を脱力させ続ける、今岡わーるだ・フルスロットル!!
福島出身の廣木監督が同じく福島出身の撮影=鍋島淳裕と共に、福島ロケを敢行。様々な人々が交差する海辺の町を舞台に綴られた映像詩。この新鮮な映画力
ささやかで平凡な生活を送っていた夫婦。ある日同窓会に参加すると徐々に驚愕の事実が明らかになっていく。日常に潜む狂気を見事に抉り出す、熊切ワールド。
ミュージシャン兼チンピラのショウ。今日も親分から無理難題を押し付けられた。なんとかなると、軽いノリで夜の街に出て行ったのだが…ダメ人間達の新宿一夜物語。
ADHD―― “注意欠如・多動症”という意味を持ち、年齢あるいは発達に比べて注意力が足りない、衝動的で落ち着きがないといった特性がある。現在、日本にはこの症状がある人が300万人いるとされており、正式な診断を受けていない人も多く、実際の人数はさらに多い可能性がある。55歳でADHDと診断された君塚匠監督は、「一人でも多くの人にこの症状を知ってもらい、生きやすい社会になってほしい」という思いから、映画を制作することを決意した。
社会運動が高揚していた1970年代の日本、新左翼過激派集団「東アジア反日武装戦線“さそり”」のメンバーであった桐島聡。若き桐島は重要指名手配犯とされ、いつ逮捕されるかわからない緊張感の中、逃亡を続けていた。生活を繋ぐため日雇い仕事を転々とし、数十年前からは「内田洋」という偽名を使い、神奈川県藤沢市内の工務店で住み込みの仕事に就くようになる。メンバーの獄中闘争、超法規措置により国外に出る仲間たち、自ら命を絶った者――。桐島はそうした仲間たちの姿を思い浮かべながら、日本社会の欺瞞や凋落を孤独に見つめ続けていた。2024年、70歳となった桐島は末期がんと診断され、病院のベッドで生死の狭間を彷徨う。
記者の夏天(シャー・ティエン)は、仲間たちと共に旅先で休暇を楽しんでいた。ある日、道端で助けを求める少女と出会い、彼らは少女を助ける決断を下す。しかしそれが、恐るべき変異鼠の大群による人類襲撃事件へと巻き込まれるきっかけとなった。次々と命を奪われる中、極限状況で人々の本性があらわになってゆく。仲間の裏切り、想定外の恐怖、そして希望の光――彼らは果たして、この絶望の中で生き延びることができるのか?
警察官・賢俊(シエンジュン)は新型ドラッグ撲滅のため、天才毒師・華哥(ホアゴー)率いる麻薬組織に潜入する。華哥は裏社会で頭角を現す「院長」との因縁から、新薬「毒票」の開発と販売に踏み出す。一方、賢俊は華哥の心理を巧みに操り、両者の対立を加速させていく。ついに華哥は新型毒の完成に成功するが、それは賢俊の張った罠だった。麻薬ネットワークは壊滅、華哥も心を入れ替える。最後に残ったのは、「悪は決して正義に勝てない」という真実だった。
私にできること、それは私自身でいること。記号のように過ぎていく29歳の毎日に、漠然とした不安を感じている小学校教師の雪子。不登校児とのコミュニケーションも、彼氏からのプロポーズにも本音を口にすることを避け、ちゃんと答えが出せずにいる。ラップをしている時だけは本音が言えていると思っていたが、思いがけず参加したラップバトルでそれを否定され、立ち尽くしてしまった。いい先生、いいラッパー、いい彼女に...なりたい?と自問自答しながら誕生日を迎えた。でも現実は、30歳になったところで何も変わらない自分でしかない。それでも自分と向き合うために一歩前へ進んだ彼女が掴んだものとは―――。
アンブローズ情報機関AIAの捜査官ジェシーは、上司からの呼び出しで、4人家族が殺された事件現場に向かう。現場にいたLA警察の刑事からは“単純な殺人事件”だと告げられるが、殺されたのが優秀なバイオエンジニアのフレイジャー博士とその家族だったこと、現場に残された状況などから、プロの殺し屋の仕業と推測する。同僚のジョンと合流したジェシーは、フレイジャー博士の部下ハンナとウィニーと接触を図るべく研究所に向かうが、目の前で研究所は爆破され炎に包まれてしまう。さらにハンナもウィニーも研究所に出勤していないことが判明、彼女たちの身に危険が迫っていると感じたジェシーたちは、ハンナの家に急行、間一髪で不審な男から救うが…。
クリスマス間近のある日、ロンドンでトムは元恋人エロイーズを待っていた。彼女がフランスへ帰国することになり、その前に別れの挨拶をしておきたいと、2人は会う約束をしていた。すでにエロイーズには新しい恋人がいたが、トムはまだ彼女に未練があり、彼女を待つ間、出会った日のことを思い出していた。5年前、レコード会社に勤めるトムがクビを言い渡された日に、偶然にも2人は同じエレベーター内に閉じ込められてしまった。彼女がトムのことを解雇させるよう、会社にアドバイスした張本人だっただけに、2人は気まずい状況に陥ったが、時間が経過するにつれ、気持ちがたがぶり恋に落ちた。その後、2人は一緒に暮らし始めるが、いつの間にかすれ違ってしまい…。
専門学校の写真の講義で出会った写真家の竜次とジャズシンガーを目指す小春。「歌っている姿を撮ってほしい」と頼まれた竜次は、ジャズクラブに小春のライブを見に行き、その姿に魅了される。東京で妻子と暮らす竜次だが、毎年、札幌のギャラリーで小春を撮った写真の個展を開くようになる。年に1度だけ、少しずつ変わっていく小春の姿をカメラに収め続けてきた竜次。だが、個展の開催9回目を迎えた春、突然ギャラリーの閉店が告げられ、2人の関係に終わりが近づく…。
母を亡くした小学4年生の美咲は、奇行を繰り返し不登校に。家族や教師が心配する中、彼女は陶芸家の工房で土に触れながら過ごすようになる。ある日、父と親しげな女性が現れ、美咲は彼女が“新しい母”になると悟る。喪失と再生の狭間で、少女と周囲の人々の人生が静かに動き始める。
大阪から宮古島にやって来た碧海貴吉が建てた小さなヴィラ「ふたたヴィラ」は、再会をかなえてくれるヴィラとして話題になり、貴吉は島でかんかかりゃ(神様)と呼ばれるようになる。その貴吉が亡くなり、娘の陽葵が引き継いだヴィラに、会えなくなった相手との再会を願うさまざまな人々が訪れる。
時は流れ季節は夏に。来る第二の簒奪者との戦いに向け、明桜と彩希は日々を過ごしてゆく。青い空に海花火。買い物訓練宿題合宿。一度きりの高1の夏。変わってゆく日常の中、ついに始まる第二の儀式。明桜と彩希は〈ヴァリシア〉を駆り、新たな戦いへと臨む。変わり始めた関係も、どうしようもない現実も、その先にある運命も。繰り返す日々は幸福で、幸福とは今だった。運命の先、二人の心が交わる時、第九の巨人は仮面を棄てる。すべての今を愛するために。もう何一つ零さぬように。
時は2006年、四国の海運都市。陸上選手の夢を失った少女、星守明桜は親友の海添彩希とともに高校に進学。新しい友人と出会い、かつての自分を取り戻しつつあった。しかしある日彩希が姿を消してしまう。この星には、太古より続く戦いがあった。かつて神に与えられた8機の巨人〈星辰機〉。『これに乗り、百年に一度現れる〈簒奪者〉より生命の火を守れ』その言葉に従い、星辰機に選ばれた乗り手は戦い抜いてきた。それから幾星霜。全ての星辰機が斃れてから百年。次の百年を繋ぐため建造された巨大ロボット〈星辰機・デスタニア・レプリカ〉の「精神燃料」として捧げられた彩希の魂に選ばれ、明桜は全生命を守る戦いに身を投じる。彩希とともにいるために。彩希へ一歩踏み出すために。そしてもう一度、自分を信じるために。彩希の運命を奪い奇跡の熱量が爆ぜた時、存在しない9番目の巨人が目覚める。其は〈ヴァリシア〉。冥王の名を持つ白亜の巨人。
事故の後、ある女性が記憶喪失に陥り、気づくと人のいない奇妙な病院にいた。彼女はこの恐ろしい島の謎を解こうとする。
子供と夫を殺した容疑にかけられた親友の無実を証明しようと戦うが、その裏に隠された秘密を知ることに。
探偵のニックはアメリカ政府のチズム長官から誘拐された少女ダヴの奪還を依頼される。チズム長官からの情報を元に北メキシコに向かったニックは、ダヴを監禁していた男コルテスのアジトを急襲。逃げる途中でダヴの不思議な能力に助けられ無事に脱出する。ダヴを救出したことで任務が完了したと考えていたニックだったが、実は彼女は誘拐されたのではなく、透視能力を持っていたことで母親に売られ、コルテスの元で犯罪の手助けをさせられていたことを知る。依頼内容が偽りだったことからチズム長官もダヴの能力を利用するつもりだと推測したニックはダヴと共に逃亡、アメリカ政府と犯罪組織の2つの勢力がニックとダヴの行方を追い始める。
LAで弁護士として働くアリは所属事務所でパートナー昇格の話が持ち上がるが、役員から様子が変だと心配される。実はアリは、亡くなった大おばユージニーから、「遺産が欲しいなら最後の鉢が置かれる前にエミリア・ウッドの秘密の財宝を見つけよ」との遺言を受けていた。遺産とは、幼少期を過ごした英国の邸宅や土地で、秘密の財宝とは300年前に消えた金塊の伝説が絡んでいた。パートナーを目指すなら、その件を片付けて冷静さを取り戻すべきだと役員に告げられ、アリは英国デボン州にあるポットン邸へ旅立つ。アリは遺品のロケットペンダントを手掛かりに、ポットン邸の管理人でシングルファーザーのマシューとその娘ソフィー、幼馴染みのハンナらの力を借りて謎の解明に挑む。
地元で長く愛されてきた野球場<ソルジャーズ・フィールド>は、中学校建設のためもうすぐ取り壊される。毎週末のように過ごしてきたこの球場に別れを告げるべく集まった草野球チームの面々。言葉にできない様々な思いを抱えながら、男たちは“最後の試合”を始める…。
人気アジアホラーの系譜に連なる、恐怖が連鎖し続ける新感覚。1990年、修練施設で起きた大量殺人事件。その後も不可解な死が続き、廃墟は“鬼門”と呼ばれるようになった。母を悪霊に奪われた青年ドジンは真相を求めて施設へ。同じ夜、都市伝説を追う学生たちも足を踏み入れる。オカルト×心霊の恐怖と謎解きミステリーが交錯し、逃げ場のない恐怖が果てなく続いていく―。
11歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ナディア・ブーランジェに師事。才能は開花しクラシックとジャズを組み合わせた独自の音楽を作り上げた。ジャズミュージシャンとして活躍したのち、フランス映画音楽の世界に飛び込みジャック・ドゥミとのコンビで『シェルブールの雨傘』他名作を生みだす。海を越えハリウッド映画の作曲も数多く手がけた。本作は、晩年のルグランに密着し、貴重なアーカイブと、スティング、クロード・ルルーシュなど、45名以上の音楽家や映画監督、家族のインタビューを通じて、彼の人生を振り返りながら貴重な音楽制作の舞台裏に迫る。音楽家としての高いプライドを持ち、一切の妥協を許さない厳格な姿勢、普段見せることのない作曲中の姿、創作にもがき苦しみ重圧に苦悩するという知られることのなかった素顔を映し出す。
模範囚だけが入所を許される特別な施設<マーリカヤ刑務所共同体>へ移送されたカーラ。そこでは「HOPE」と呼ばれる、極秘の社会復帰プログラムが実施されていた。カーラの世話役は、美しくミステリアスなリラ。カーラはリラの不思議な魅力に引き込まれ、魅了される。ある晩カーラは、リラと数人の受刑者たちが、美しく着飾って施設を出て行く光景を目撃する。受刑者たちは、HOPEプログラムの一環として、秘密裏に外で顧客に性的なサービスを提供していた。それを知ったカーラはリラに、自分も連れて行ってほしいと強く頼み込む。リラは、自分が監督役となることを条件に、カーラを連れて行くのだが―。