2年前に母親を亡くし、里親先の養母に虐待を受けたことで行き場を失った9歳のタルサ。福祉士のジェイリーンが彼女の預け先に困っていると、タルサは聖書の間に挟んでいた写真の男を父親だと言い張った。突然、父親と言われたトミーは強引なタルサに押し切られ、DNA検査の結果が判明するまで彼女を預かることに。修理工場を営むトミーの家は乱雑で生活も荒れていたが、タルサはトミーが寝ている隙にタバコと酒を処分、福祉局の面談に間に合うようにとせっせと掃除をしていく。自分の生活にどんどん入り込むタルサに振り回されながらも、トミーは利発で母親のような彼女との暮らしがまんざらでもなくなっていた。だが、トミーの心には、誰にも言えぬ深い傷があって…。
キャリアウーマンのアニーは、大事なプレゼンの日に朝寝坊という失態を犯し、慌てて会社へ向かおうとしていた。しかし、車庫の前を居候中の恋人オリバーの車でふさがれ、急遽、彼のその車で会社へ向かった。プレゼンが成功して祝杯を挙げ帰宅する途中、交通違反で警察に止められたアニーは、車の後部座席から血の付いた包丁が発見されたことから、殺人事件の容疑者として取り調べを受けることに。無実を訴えるアニーだったが、車が盗難車だったことや、オリバーという人物が警察のデータ上で存在していないことから、ますます殺人の嫌疑は強まっていく。かろうじて釈放されたアニーはオリバーを探し回るが、探せば探すほど彼の痕跡は消えていってしまう。
朝の人気テレビ番組「ナオミ&ロバート」の司会者ナオミの悩みは、ライバル番組に視聴率で負けていること。職場の上司であり親友のスカーレットからは、視聴率獲得のための新しいアイデアを出すよう求められていた。ある日のこと、10年以上ぶりに大学時代の友人ジェイクとばったり出会う。彼とは大学時代「キャンパスクール」という番組で一緒に司会をしていたが、ジェイクがある事件の容疑者になったため、疎遠になっていた。求職中だというジェイクを番組の見学に招待したナオミは、スタッフとして雇えないかとスカーレットに相談。その頃、楽屋に忘れ物をしたと、再びテレビ局を訪れるジェイクの姿があった。
すべての大人たちがゾンビになってしまった世界。青年トッドは、言葉を発しない弟ベニーを守りながら、安住の地を求めて旅をしていた。生き残るため、常に気丈に振る舞うトッドだったが、内心はもうすぐ18歳になる自分もゾンビに“変換”してしまうのではないかと怯えていた。ある日の夜、いつものようにたき火の側でベニーと過ごすトッドたちに、謎の集団が近づいてくる。頭目と思われる女は家族にならないかとトッドを誘うが、“平原の魔女”の噂を聞いていた彼は、彼女たちを信用できないと、その申し出を断る。しかしその後、謎の集団が去ると同時に猛烈な睡魔に襲われるトッド。翌朝、目を覚ますとベニーの姿が消えていた。
ジャネットとティムの愛娘ケイティが行方不明になり5年。未だ見つからぬ娘の身を案じるジャネットと、現実を受け入れ前へと進もうとするティムの間には、いつしか深い溝ができていた。度重なるマスコミの取材攻勢や、頻繁にかかる無言電話にジャネットが辟易していたある夜、17歳に成長したケイティが突然、玄関前に現れた。驚きを隠せず歓喜するジャネットたちだったが、トラウマを抱えたケイティは行方不明中の出来事はおろか、言葉を発することができなかった。そんなある日、普段通りの生活を過ごそうと、ジャネットはケイティをショッピングに誘う。そこで彼女は、見知らぬ男がケイティを監視していることに気づく。
素行の悪さ、下劣な芸風で周囲に煙たがられ、一向に漫才師として売れる気配のない塚口敏夫は、相方の国松博之と共に小劇場で漫才をする日々を過ごしていた。ある日、そんな二人にテレビ出演のオファーが舞い込む。しかし恋人との間にある大きな問題を抱えていた塚口は、現実と妄想が交錯する中で、やがて漫才師として取り返しのつかない事態へと巻き込まれていくのだった。
ソウル西北に位置し、北朝鮮とも対峙する街パジュ。数年間インドで放浪生活を送っていたウンモは故郷のパジュに帰ってくるが、そこでは事故死した姉ウンスの夫、ジュンシクが以前と変わらぬ生活を送っていた。かつて学生運動の活動家だったジュンシクに対し、姉の生前から複雑な感情を抱いていたウンモは、次第にジュンシクを異性として意識し始める。一方で、姉の死に疑問を抱いたウンモはジュンシクを責めるが……。
映画の脚本を売り込もうとするものの、持ち込んだ方々で断られるばかりの新米作家シェーン。恋人のクロエに励ましてもらいつつ、少しでも夢の実現に近づこうとしている。そんな時、彼は「囚われのバージン・チアリーダー」という新作のアイデアを思いつき、自分で監督することを決意する。クロエや同居人たち、周囲を巻き込みながら、資金調達に乗り出すが、投資家との交渉やどうにもまとまらない未完成の脚本に悩まされる。やっとの事で製作にこぎつけ、主演のマイク・ビールの知り合いの農場で撮影をすることになる。しかし、その敷地内には殺意満々の人々が潜んでいた!
田舎町で若い女性を狙った殺人事件が発生。被害者を窒息させた後、体に“無限”を意味する焼き印を残すことから、その犯人はインフィニティと呼ばれていた。6年ぶりに再び犯行が繰り返され、FBI捜査官のセイヤーズとバートンが町に派遣される。そんな町で画廊を営むアマンダは、まもなく10歳になる息子コディを抱えるシングルマザー。ある日、彼女の前に元夫でコディの父クレイが現れる。写真家のクレイは家庭を顧みなかったため、アマンダと離婚に至るも、急に父親面してコディに会わせろと言い出し、アマンダは対応に困り果てていた。そんな時、アマンダのもとに“俺の女神へ”とメッセージが書かれた1枚の写真が届けられた。それは、インフィニティの犠牲者であろう遺体に押された焼き印の写真で…。
レシピ業界で一番の売れっ子編集者ベッキー。料理には人一倍こだわりがあり、完璧さを求める彼女は、最近テレビで時短で簡単に料理が作れる人気の料理タレント・ウィルのことが気にくわなかった。ある日、料理評論家のロバートとデートに訪れたレストランで、ウィルと偶然出会ったベッキーは、ウィルの図々しい態度の呆れてしまう。そんな彼のレシピ本の編集を命じられたベッキー。一度は断るものの、役員昇進の約束と引き換えに編集を担当することに。早速、彼の家へ向かったベッキーは、ウィルが幼い息子デイビッドを抱えるシングル・ファーザーで、彼がひとり親を助けるために簡単レシピを広めていることを知る。
独身を満喫する独身主義の男サムは、常に違う女性と夜を共にし大忙し。そんなサムを見かねた親友で産婦人科医のドックは、特定の相手を見つけ落ち着いた生活をするべきだと諭すが、一笑に付されてしまう。結婚を決めた友人スティーブンの独身お別れ会の日、悪酔いしたサムは酔い覚ましに歩いていた街中で、ガラクタを並べる骨董屋に入り込む。店主に差し出されたお茶を飲み、雑談に興じたサムは、酔いが醒めると再び街へと戻っていった。翌朝、いつものように起きてトイレに向かったサム。しかし自分にあるべき“下のモノ”がなくなっていることに気付く。驚き悲鳴を上げ狼狽えるサムが鏡を見ると、そこには見知らぬ女の姿が映し出されていた…!
娘を主人公にした「エラ」シリーズが人気の絵本作家ケリーに、父の訃報が届く。母の死後、父とは疎遠になっていたため、故郷へ戻ってきたのは久しぶりのことだった。遺産として残された生家は誰もが羨む趣のある家だったが、ケリーは1年前に離婚、母娘二人の生活にようやく慣れてきたこともあり処分することを決めていた。そんなにケリーのもとへ、父ウィリアムと親しかったという工事業者のマイケルが訪ねてくる。ケリーと高校の同級生だったマイクに家の修繕をお願いするケリーだったが、不動産業者が購入を申し出たため、修繕の仕事はなくなってしまう。その夜、監視するかのように、ケリーたちの家をじっと見つめるマイケルの姿があった…。
ステファニー はバレエの練習中に足をケガして、自宅療養をすることに。退屈な彼女は暇つぶしに近所の家を双眼鏡で覗き見し始める。そんなある日、どこか挙動不審に見える隣人の男性ボブと目が合ってしまう。以後、ステファニーはボブを監視するように。一方、刑事フランクは、18年前に妻と3人の子どもを殺した逃亡中の犯人ジョン・リストを追っていたが、捜査が打ち切りになってしまう。諦めきれないフランクは、知人から未解決事件を題材に犯人逮捕につなげるテレビ番組を教えられ、プロデューサーに会いに行く。その頃、一家殺しの殺人犯が掲載された雑誌を見て、その犯人がボブではないかと疑うステファニー は、男友達のダニーに頼み、ボブの留守中、彼の家に侵入させるのだが…。
全米を揺るがす大スキャンダル事件が発生。アカデミー賞の有力候補者の女優カーリー・ニックスが自宅で殺害され、事件の容疑者として別居中の夫ガレスが浮かび上がる。しかし、ガレスはアリバイを主張して容疑を否認すると、加熱するマスコミの報道を避けるかのように姿をくらましてしまう。事件を知ったハリウッドスター専門に広報を請け負うエイドリアンは、激しく動揺していた。エイドリアンとガレスは大学時代に恋人同士であり、そんな過去が報道されてしまうのは、ハリウッドスターを顧客に持つエイドリアンにとって致命的な醜聞となってしまうからだ。事件の巻き添えを懸念するエイドリアンが自宅に戻ると、暗がりからガレスが現れる。
「サタデー・ナイト・ライブ」、『ブルース・ブラザース』の他、『アニマル・ハウス』(78)、『1941』(79)など、輝かしい日々を振り返るアーカイヴ映像、親友で俳優のダン・エイクロイドや、弟で俳優のジェームズ・ベルーシ、映画監督のジョン・ランディスなど関係者たちへのインタビュー、ロックバンド「ゴリラズ」のMVを手掛けるアーティスト、ロバート・バレーによる、人生の貴重な瞬間を表現するアニメーションで構成。さらに、高校時代からの恋人で、後に妻となるジュディスが製作に協力したことで使用が実現した、彼女の自宅の地下室に保管されていた貴重な未公開音声テープと、ベルーシがジュディスに宛てた大量のラブレターや詩が物語を牽引していく。
パリ郊外の団地に住むアフリカ系移民の少女マリエムは忙しい母親と暴力的な兄の代わりに小さい妹たちの面倒をみる毎日。成績が悪くて進学もままならない、そんな日々に鬱屈していたある日、不良少女たちと出会い、つるむようになる。次第に抑えていた感情を吐き出すように、より危険な世界に足を踏み入れていきながら、自分の人生を生きようとする・・・。少女たちの衝動と痛みを鮮烈に描いたガーリームービーの傑作。
女子高を卒業して10年、美玲(桜井玲香)はモデルを続けているが、いつの間にか雑誌のグラビアを飾ることはなくなった。そんな中、放送クラブで一緒だったアンディ(三戸なつめ)から、部長だったまりりん(岡崎紗絵)と3人で、取り壊しになる母校にタイムカプセルを探しに行こうと誘われる。超マジメで目立たなかったまりりんが広告代理店に就職し、デキる女ぽくなっているのを見て焦り、相変わらずカメラ好きサブカル系のアンディにホッとする美玲。裏門から忍び込んだ3人は、廊下を走り、笑い転げ、やりたい放題。結局、タイムカプセルは見つからず、また週末に集まることになる。何にでもなれると思っていたあの頃の自分に戻ったつもりの3人だったが、事態は全然!違う方へと転がっていく──。
交通事故で両親を失い、いきなり一家の主となったヨンジュ(キム・ヒャンギ)は自らの学業を放棄しても弟ヨンイン(タン・ジュンサン)の面倒だけはみようと決意する。しかし、ヨンインはそんな姉の思いをよそに、非行に走り問題を起こしてしまう。示談金を用意しなければヨンインが少年院送りになるという状況に直面したヨンジュは、両親の事故の加害者であるサンムン(ユン・ジェミョン)を訪ねるが…。
妻のエミリーと幼い娘を連れ、バージニア州からユタ州に帰省したい医学生のジョン・ジョーンズ。洞窟探検好きな彼は妻の許可を得て、弟のジョシュと共にナティ・パティ洞窟へ。久々の洞窟探検を楽しむジョンだったが、地図にないルートを二手に分かれて進むうち、狭い洞穴の中に頭から突っ込み、身動きが取れなくなってしまう。自分を呼ぶ兄の声に気付いたジョシュは救出を試みるも断念。救助隊を呼ぶことになるが、駆け付けた彼らもその難しさに頭を抱える。逆さまの状態では頭に血流がたまり長くはもたない。エミリーも駆け付け、音声ケーブル越しに声援を送りジョンを勇気づけるが、彼の意識は混濁しはじめ、想い出や幻覚が頭の中を駆け巡る。
両親を火事で亡くし、故郷に戻ったバツイチのヘザー。だが、腹違いの姉グウェンはヘザーの帰りを待つことなく葬儀を終わらせ、夫ジェィソンと遺品の整理を始め、家を売却しようとしていた。グウェンは昔から意地悪く、姉妹は不仲だった。ヘザーは気分転換にと街を散策しに出かけるも、急な自転車の不具合により、危うく命を落としそうになる。その時、高校時代の同級生で消防士のベンが彼女を間一髪救う。そんな様子を見物人に撮られ、その動画がSNSで拡散されたことからベンは一躍、街のヒーローに。更にヘザーはそんなヒーローに助けられたヒロインだと、時の人となる。だが、そんなそんな状況をよく思わない人物がいた。それは、ヘザーの別れた元夫リチャードだった。
ハイスクールを卒業して1週間、軍への入隊を志願する予定だったクリスは、未だ自らの進路を決められず、怠惰な日々を過ごしていた。そんなクリスの様子を見かねた父リチャードは生活を改めるよう苦言を呈するが、クリスは煩い小言として聞き流す。恋人のジェシカから、「入隊を悩むのなら元軍人に話を聞いたら?」とアドバイスを受けたクリスは、ジェシカの言う元軍人の老人を訪ねるも不在。帰ろうとしたクリスは、その老人が二人組の強盗に襲われる場面に遭遇するが、彼はいとも簡単に強盗を退けてしまうのだった。“ホークアイ”と呼ばれたその老人は、クリスが家の手伝いをすることと引き換えに、当時のことを語り出すのだった。
作家としての成功を夢見て、恋人とも別れ、親友リンジーとLAへ越してきたブリジット。しかし一文無しの生活で厳しい現実の壁に直面していた。そんなある日、気晴らしにとリンジーに勧められ、マッチングアプリの相手と初めてのデートへ。約束の店に姿を現わさない相手に暇を持て余した彼女は、隣にいた会社経営者の男性アンソニーとの会話を楽しむ。「希望する会社がダメなら、うちで秘書を」と、名刺を渡されたブリジット。翌日、彼に連絡すると、すぐさま採用が決定。高額な給料が約束され順調すぎる事態に戸惑いつつも、求められる仕事を全うしようと、アンソニーに同行し、夜の社交の場へも顔を出すように。女としての役割を求められていることに気付いたブリジットは、持ち前の美貌で、男たちとの駆け引きに身を委ねるようになるのだが…。
コロナ禍の2020年。いつかが通う美術大学でも、その影響は例外なく、卒業制作展が中止となった。悲しむ間もなく、作品を持ち帰ることになったいつか。いろいろな感情が渦巻いて、何も手につかない。心配してくれる父・母とも、衝突してしまう。妹のまいもコロナに過剰反応。普段は冷静な親友の平井もイライラを募らせている。こんなことではいけない。絵を描くことに夢中になったきっかけをくれた友人との再会、平井との本音の衝突により、心が動く。未来をこじ開けられるのは、自分しかいない―。誰もが苦しんだ2020年―。心に光が差す青春ストーリー。
TOCANA編集長・角由紀子原案によるTOCANA映画第1弾にして“事故物件”映画史上最恐&最狂の衝撃作がついに完成!監督・脚本は数々の短編スプラッター・ホラーで注目された“ジャパニーズ・ホラーの暴走王”佐々木勝己。主演は映画デビュー作となる本作で血まみれ演技に挑戦する海老野心(「超無敵クラス」)。共演は小島みゆ、RaMu、小野健斗(『天装戦隊ゴセイジャー』、ミュージカル『新テニスの王子様』)、渋江譲二(『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼』、『新卒ポモドーロ』)ほか。日本映画界の未来を担う若者たちが体当たりで挑んだ怒涛のバイオレンス・スプラッターにあなたはどこまで耐えられるか!?
ドキュメンタリーディレクターの由宇子は、3年前にとある地方で起きた「女子高生いじめ自殺事件」を追っていた。由宇子がその事件を追うのには理由があった。当時、女子高生の自殺をきっかけに、報道合戦はエスカレート。学校はいじめを隠蔽するために、女子高生が講師と交際関係にあることをでっちあげ、女子高生を学校から退学させようとしたのではないか―?いじめられていたとされる女子高生は、素行が悪く講師に色目を使っていたのではないか―?真偽のわからない様々な情報がメディア上に飛び交い、交際を噂された講師にまでバッシングは及び、その講師も自殺してしまうという特異な事件だったからだ。由宇子は、テレビ局の保守的な方針と対立を繰返しながらも、遺族への取材を粘り強く続け、事件の真相に迫りつつあった。そんな時、由宇子は学習塾を経営する父から思いもよらぬ“衝撃の事実”を聞かされる。その事実が世間に明るみになれば、父や自分、そして周りの人たちが社会から徹底的に叩かれ、抹殺されてしまうかもしれない…。大切なものを守りたい、しかしそれは同時に自分の「正義」を揺るがすことになる―。果たして“正しさ”とは何なのか―?常に真実を明らかにしたいという信念に突き動かされてきた由宇子は、究極の選択を迫られる…。ドキュメンタリーディレクターとしての自分と、一人の人間としての自分。その狭間で激しく揺れ動き、迷い苦しみながらもドキュメンタリーを世に送り出すべく突き進む由宇子。彼女を最後に待ち受けていたものとは―!?
八十万の禁軍で師範を務める林冲はある日、妻の貞娘と訪れた五岳廟で武術の腕が立つ大相国寺の僧 魯智深に出会い、意気投合する。その頃、貞娘は太尉の息子 高衙内に絡まれていた。知らせを受け、駆けつけた林冲と魯智深。高衙内の悪行は阻まれるも後日、林冲の友人である陸謙は貞娘をだまし、高衙内の元へ連れて行く。憤慨した林冲の訴えに理解を見せる太尉だったが、林冲を陥れるために策を講じる。林冲が刀を持参し、赴いた先は…。
かつて80万禁軍の師範だった林沖は、太尉の高俅に陥れられ、滄州への流刑に処された。林沖は流刑地に向かう道中で、義理人情にあつい柴進と出会う。その後、滄州の牢城営にたどり着くいた林冲は、管営の梁伯侯に目をつけられる。柴進に頼まれた牢城営の主簿である孟知秋が林冲を優遇したのをきっかけに、梁伯侯は林冲を目の敵にしてしまい…。時を同じくして、太尉に林冲の殺害を命じられた陸謙は滄州に着いたが…。
かつて80万禁軍の師範だった林沖は、太尉の高俅に陥れられ、滄州への流刑に処された。董超と薛覇がその護送をするのだが、2人は高俅に買収され、滄州への道中で林沖を始末するように命じられていた。2人が林沖を殺害する時機を伺う一方で、都では太尉の息子である高衙内が林冲の妻である張貞娘を手に入れようとしていた。妻の身を案じていた林冲は、妻を守るように義兄弟である魯智深に頼み…。
泥沼の戦いとなったベトナム戦争のさなか、第一歩兵師団に従軍していたブレットのもとに弟がトイレで変死したという訃報が舞い込む。終戦後、失意のままに母国へと帰ったブレットは、弟の死の真相を知るべく彼が遺した家の調査を始める。ブレットはトイレに狂暴な悪魔がとりついてることを知り、ディングルベリー神父に悪魔祓いを依頼。人を嘲笑い、火を噴き、そして激しく爆発する悪魔トイレを相手にした史上初の“トイレ・エクソシズム”が始まろうとしていた…!
アニーは閉ざされた村アーミッシュで、夫ジェイコブと息子ケイレブと幸せに暮らしていた。しかしジェイコブは、アニーを愛しながらもここでの暮らしに辟易し、密かに外の世界に出たいと願っていた。そんなある日、ジェイコブは友人サミュエルが外の世界の男から酒を高い金額で売り付けられたことを知り、仲裁に入る。だが、男のナメた態度に激昂したジェイコブは男を殴打。その拍子に運悪く石に頭をぶつけ、男は死んでしまう。焦りを隠せないジェイコブは、アニーにこの世界から脱け出そうと言い出すが、敬虔なアーミッシュであるアニーはそれを拒否。すると翌朝、ジェイコブはケイレブを連れ外の世界に逃げ出していた。そして数日後、裁判所からケイレブの親権をめぐる訴状がアニーのもとへ届く。
ボスクをリーダーとする5人の賞金稼ぎバウンティハンターは、ダーネルという黒人の男を追い、逃げたと思われる森の中へ勇んでやって来た。新たに仲間に加わった紅一点のハンナは、キャンプに来ていた若者たちにも銃を向け、傍若無人なふるまいをするボスクに意見をしながらも、ダーネルを捜し回っていた。やがて夜になり、ボスクたちは遂にダーネルを発見、捕らえようとしていた。だが突如、森の中から現れた何者かによって、仲間の1人が襲われてしまう。体に食らいついてきたその者たちは、若者らも容赦なく襲い、やがてて犠牲になって死んだはずの仲間たちまでもが蘇り、おぞましい形相で襲いかかってくるのだった。
ジェイクは祖父の代から受け継ぐプロ・バスケットチーム“クーガーズ”のオーナー。だが、ワンマン経営で業績は悪くなるばかり。そこで息子バートンと娘アレックスがチームの売却を提案するも、ジェイクが応じないとわかると、株主の権限でジェイクを解任し、母親でジェイクの元妻フランキーが新オーナーに就いた。フランキーはバスケのルールさえ知らない素人でありながらも、所有するアリーナの売店メニューを豊富にしたり、選手のユニフォームを新しくするなど、チームの刷新を図る。そんなフランキーを横目に、チームを取り戻したいジェイクは、彼女との復縁を目論み、ある行動に出るのだが…。
建築家のソフィアは自身が設計し建てた家で娘のエマと、別居していた夫カイルとよりを戻し、人生の再スタートを切ろうとしていた。だが、新居への引っ越しを明日に控えた矢先、「隣人クレアと一夜の過ちで彼女を妊娠させてしまった」と、カイルから衝撃の事実を告げられてしまう。怒りを抑えきれないソフィアは、カイルとの同居を保留することに。その後、クレアはソフィアの前にも姿を現すようになり、身に覚えがないにも関わらず、「ソフィアに暴行された」と警察に通報されたり、クレアが仕掛けた怪メールや盗撮騒ぎなどで犯人扱いをされようになる。そんなソフィアを心配した親友のレイチェルがクレアの正体を調べると、思いがけない真実が浮かび上がり…。
10年以上前のことが思い出せず、時々妙なものが見えてしまうダリウスは、刑事の仕事を休職。一緒に暮らす老婆の世話をしていたが、とある殺人事件の捜査に呼び出される。そこで見たのは、自分と瓜二つの遺体。復職して捜査に当たるダリウスだったが、他にも自分と似た人間が何人も存在することや、自分とそっくりの男が再び殺されたことから、自分を含めた似た誰かが、何者かに狙われていることに気づく。身の回りのものから調べることにしたダリウスは、公共図書館にいる老人から、自分の腕に出現した謎の渦巻き状の記号が、ギリシャ語でへそを意味する“オンファロス”の象徴だと教えられる。ダリウスはオンファロスについて調べるのだが…。
衛生兵として従軍していたマギーは、退役した後に救命士として活動していた。ある夜、スーパーマーケットで強盗事件が発生。銃に撃たれた2名の負傷者の救助を願い出たマギーに対し、強盗犯は1名だけの救助を認める。その直後、警察官と強盗犯の銃撃戦が始まり、人質の男性が死亡してしまった。その事件から10年、目の前で起きた惨劇により、マギーはPTSDを発症して救命士を辞めていた。夫ジェイソンの転職を機に引っ越し少しずつ回復の兆しを見せるマギーは、病んだ生活から脱しようと周囲を説得して救命士への復帰を画策していた。その頃、ジェイソンの新しい職場の上司ビィクトリアが、“あのスーパーマーケット”で二人の男にマギーたちの誘拐と殺害を依頼していた…。
刑事のフランクが、何者かに殺害されてから2年が経過。その妻で芸術家のスーザンは、父親の想いを継ぎ、警察学校に行きたいという15歳の娘クリスティと暮らしていた。ある日、少女誘拐事件が発生。フランクの相棒だったジョンは、以前フランクと共に担当した事件との関連性を疑い、自宅にフランクの調査資料が残されていないかスーザンを尋ねてくる。フランクの部屋を探すスーザンは、夫が隠し持っていた調査資料を発見。だがヒントと思わしきメモ書きの中に、“内部犯行”の文字を見つけ動揺してしまう。そんな折、サンフランシスコの美術館から個展の開催を早めるとの連絡を受け、急遽2日ほど家を空けることに。親しくしている隣人テリにクリスティの子守りを頼み、スーザンは家をあとにする。しかしその後、テリが数分、家を空けた隙にクリスティは忽然と姿を消してしまう。
敏腕政治家ジャネットが大臣に昇進。友人カップル3組が招待されて今日は、ホームパーティだ。ジャネットは料理の準備、夫のビルはジャズを聴きながらほろ酔い気分。エイプリルとドイツ人夫のゴットフリードは離婚寸前、シェフのジニーは妊娠中で3つ子だとわかり動揺してパートナーの大学教授マーサと口喧嘩。トムは来たときから様子がおかしくトムの妻マリアンヌは用事で遅れてくるらしい。そんな中、ビルの爆弾発言が発端でパーティはおかしな方向へ。
【僕らはいつだって遠回りをしている】日菜は花蓮を中心とした女子グループに属しており、花蓮はクラスで目立たない女の子、 真希を目の敵にしている。そんなある日、日菜は一人の見知らぬ青年から話しかけられる。「彼女(真希)を助けて欲しい」と。その日から、日菜の心に変化が現れ始める。【センパイの卒業式】2019年、大型台風で千曲市は大きな被害を受けた。その後、コロナウイルスが街を襲う。綾香が思いを寄せていた匠(たくみ)センパイは「綾香に話がある」と言い残したまま、卒業式もできずに街から消えた。そんなある日、匠センパイがライブ配信をしているのを親友のかおるが見つける。その姿はあまりにも変わり果てていて……。綾香はそのライブ配信に参加し「あなたの秘密をバラす」とメッセージを送ってしまう。【こじらせ女子からの卒業】クラス委員を務める西野明日香は男子生徒たちのひそひそ話を耳にする。聞けば、テストで最低点をとった人間が、罰ゲームとして自分に告白するらしい。その中には、なんと憧れの五十嵐君の存在も。罰ゲームでもせめて五十嵐から告白されたいと妄想する明日香は、驚きの行動に出る。
【7時45分の君】バスで通学する女子高生の彩と玖実。彩には、片思いの男子学生がいる。彩の想いに気づいた玖実は、彩に告白するように進めるのだが、、、。【叫び】東京の大学に進学することが決まった若菜。彼女には歩人という彼氏がいる。卒業して遠距離恋愛になる若菜に不安が募るが、クールな歩人の考えがわからず、ギクシャクしてしまう、、、。【Beyond the Limit!】YouTuber テッシーの動画を日々鑑賞している葉月。卒業を間近に控え、テッシーのメッセージ、Beyond the limit という言葉に感化される。サッカー部のモテ男子、颯太に告白したいと幼馴染の俊に相談するが、事態は思わぬ方向に。【束縛彼女】卒業式で他の女の子と写真を撮らないで欲しい、と、彼氏の達樹を束縛する莉紗。自分がうざいと思いながらも、彼女にはどうしてもそうしてしまう理由があった、、、。
30歳を目前にした功一は、東京での仕事を捨て、函館の空き家になった実家で暮らし始める。何も告げず東京に残してきた愛人に電話をすると、女は一人の若い女性との出会いを予言する。ある一夜、功一は場末の裏通りで亡き父に似た流しのアコーディオン弾きとすれ違い、昔馴染みのバーで働き始めたユミコを知る。そして二人は互いの過去や孤独を語りあい、次第に思いを深め合っていく。ユミコと一緒に暮し始めたある夜、静まりかえった部屋で功一は死んだ父と出会う。功一はユミコとの将来を伝えるが父は何も答えてくれない…。
結婚しないと親の財産がもらえないソンソクと、親の結婚圧力から逃げたいヘジュ。そんな二人がひょんなことから意気投合し、3年後にはきっぱり離婚するという契約の下、お互いの目的のためだけに“偽装結婚”を企てた。順調に結婚準備を進めていた二人だったが、次から次へと難関が襲い掛かる。果たして二人の“偽装結婚”は無事成功するのか!?
ビデオカメラを購入した映画監督志望のジェニファーは、夫ファーハンと共に、日頃の生活を撮影。雑貨店に出かけた二人は早速、買い物風景を撮ることに。商品を物色するうちに、ジェニファーはそこにあるものを使って人を殺す場合のシミュレーションのようなことを語り始める。ファーハンも面白がり、二人は人の殺し方やその証拠隠滅方法を相談。さらには殺す人を誰にするかのルールを決めようと、街中をドライブしながら話し合う。ある日、一人で歩きながらカメラを回していたジェニファーは、ホームレスのゲイリーに話しかけている際、見知らぬサラリーマン風の男とぶつかり罵倒される。気分を害したジェニファーだったが、同時に殺しのターゲットが見つかり不敵な笑みを浮かべていた。
夫のウソが原因で離婚訴訟中のソプラノ歌手ジョーン。ある晩、彼女は家に戻ると、空き巣被害に遭い家中を荒らされていた。動揺するジョーンは、偶然手にした番犬貸し出し業のチラシに藁をも掴む思いで電話をかける。すると彼女の前に現れたのは、番犬デュークを連れた中年男ハリーだった。そんなハリーもまた、女たらしでカネにルーズな性格が災い、妻に愛想を尽かされ夫婦仲は冷めきっていたところだった。
公園で、妊婦や赤ちゃんを連れた親たちが一緒に運動をする“ベイビー・ブートキャンプ”のインストラクター、ジュリア。独身で彼氏もお金もない彼女は、30歳の誕生日を迎え今年こそは結婚したいと願っていた。だが、なかなか出会いには恵まれず、そんなある日のレッスン中、1人親のスコットが赤ちゃんのマティを連れて参加を希望。彼氏と副業の両方をゲットできるチャンスだと、妊娠中の姉にけしかけられたジュリアは、小さな冒険旅行会社を経営し多忙なスコットの家で、経験者だと偽りベビーシッターをすることに。しかし、彼の家には7歳の長女シャーロットもいて…。
サラは夫ブラムとの間に娘スカイアをもうけ、幸せをかみしめていた。聖職者である夫とともに、神への感謝の祈りを捧げる毎日。娘の洗礼式も無事に終え、友人や司祭ウリエルを招き自宅でパーティーを楽しんだ翌日、夫が上気した顔で「全能の神が現れた」と語った。そして、自分が神の右腕になると言う。だが、夫が自殺する悪夢を見たサラは、ウリエル司祭に相談。ブラムは1ヵ月も食事も睡眠もとらず、神の言葉だけに囚われていた。しかもそれは、「神の意志を実行しなければ終末が近い。それを避けるためには、我が子を殺さなくてはいけない」というものだった。娘スカイアを守り、夫ブラムを救うため、サラは奔走するのだが…。
会社が株式上場することから昇進できると踏み、新居に越したジョン・マクベスとその妻ジェーン。だが、ジョンはCEOのダンカンに貢献を称えられるどころか完全に無視され、約束されていた昇進も昇給の話も立ち消えに。一方、子どもを失った悲しみから立ち直れないジェーンは、近所に住む出産間近のメアリーに子どもを持たないのかと聞かれ深く傷ついていた。その夜、気を取り直し、夫の昇進を祝おうと帰りを待つジェーン。ジョンから昇進できなかったことを聞かされ落胆するも、「あなたが貢献した分は取り返すべき」と奮い立たせる。翌朝、会社に向かったジョンは、ダンカンに彼の不正を問いただすが、ダンカンと取っ組み合いになった末に殺害してしまう。
議員の娘、岸菜穂子は、いつも笑顔でクラスの中心にいる。一方で、高校生ラジオDJとして働きつつも、自身の未来に悩んでいる。親が敷いてくれたレールの上を歩く人生に不満はないが、自分自身が何をしたいのかわからない。そんな折、東京から来たクラスで浮いている転校生、清水洋輝に、“スイッチオフ”の見られたくない一面を見られてしまい「いつもの笑っている君と違う」と指摘される。そこで思わず本音を漏らしてしまう菜穂子に対し、一つ頼みがあるという洋輝。一方で、将来ダンサーになりたいと夢見る、里見おとは、上京資金をためるべく、みかん農家でアルバイトを始めるが、そこで休学中の萩原隆と会う。なぜ彼が学校に来ないのか?それは悲しい生活の現実があった。それを見てしまったおとは、自身の夢を捨てて、萩原くんを手伝うというが、彼の逆鱗に触れてしまい…。干物屋の跡取り息子、山岡翔太は、突如、彼女と別れを切り出す。父が倒れてしまい、高校卒業後に勤める決意をする一方、彼女を巻き込みたくないという優しさからだった。しかし、彼女の角野朱莉には理解できず。一方で、漁師の娘で幼なじみの舞が、私が翔太を助ける!と親友の朱莉に宣言するのだが…。「わからないことは悪いことじゃない」最後にラジオから流れる菜穂子のメッセージが、思い悩む彼らの心を揺さぶり、感動のラストを呼ぶ。
ある日突然、5年付き合った恋人・清水緑に別れを告げられた俳優・前原瑞樹。どうにかヨリを戻したい一心で、周囲に失恋相談をして回り、ひとまずは1ヶ月後に迎える25歳の誕生日まで待つと決める。しかし、待てど暮らせど清水からはなんの音沙汰もない…。復縁への淡い期待を抱きながら右往左往する男の<愛と執着の30日間>。
5000年前、太平洋には海を渡る人々がいた。彼らは数千年に渡って大海原を攻略し、地球の半分を覆う島々にたどり着いた。文字が普及する前の時代、彼らは音楽で交流していった――。監督とプロデューサーの2人は3年間に渡りその航路をたどった。台湾から出発してオーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、さらに太平洋の向こう側に位置するマダカスカル、そしてイースター島に至るまで16の島国に残る伝統的な音楽やパフォーマンスを記録していった。本作はオーストラリアの先住民に受け継がれる“ソングライン”という思想/信仰に基づいて、100名を越える各島々の音楽家たちと共同で、かつて同じ言葉や音楽で繋がっていた島々の歌を、もう一度集結させる壮大な音楽プロジェクト!「Small Island Big Song」と名付けられたこの試みは、単なる伝統音楽の記録に留まらず、それぞれの島で生きる人々が伝承の音楽を伝統の楽器で演奏し、やがて一つの壮大なアンサンブルを奏でる…!
新婚のマシューとレベッカは、普段の会話もメールでやり取りするほどのデジタル依存夫婦。教師のマシューは、アプリの開発で成功したいと暇さえあればパソコンに向かい、アパートから一戸建てに引っ越したいレベッカは、希望条件に合う家を逃すまいとスマホで物件情報を探る日々。しかしある夜、発電所の事故の影響で街の電力供給がストップ。そのせいでパソコンもバッテリー切れのスマホも使えなくなってしまった。しかし、久しぶりにお互いが向き合い過ごした時間が心地よかったことから、二人で過ごす時はデジタルデトックスの生活を続けることを誓い合うのだった。慣れない電子機器なしの生活に戸惑いつつも、恋人時代に戻ったような生活を楽しむ二人だったが…。
812年12月。イングランドのサセックス王国は、滅亡の危機を迎えていた。かねてよりこの地を狙っていたヴァイキングが、ユールの日(冬至祭)の3日前に奇襲を仕かけたのだ。形勢が不利と悟ったサセックス王・ロロは、家族と共に城からの脱出を図るが、ヴァイキングたちに捕まり、王と王妃は瀕死の重傷を負い、王女アベリーは連れ去られてしまう。そんな時、森の中で偶然、王と王妃を見つけたミリセントとコンスタンス姉妹。彼女たちの懸命な治療によって、その後ロロ王は息を吹き返すことに。そんな彼に、ミリセントは王国の復活と城の奪還を進言。しかしそのためには、ユールの日だけに呼び出せる悪魔“クランプス”の伝承を伝えるのだが…。
世界的に有名なバレエ団の生みの親である天才芸術監督アレックスが死んでから7年。バレエ団は解散の危機を迎えていた。そこで、アレックスが残した伝説の演目「ウィズアウト・ア・ワード」を公演することに決めたバレエ団のジェリーは、アレックスの魂を継承するオリジナルキャストの3人のダンサーを再集結させた。アレックスの死によってダンスキャリアを終わらせていたクリッサ、マックス、トラヴィスの3人だったが、理想のダンスを実現するため、互いに感情をぶつけ合い、ダンスに邁進していく。しかし、この演目を演じるためには、自らの内なる壁に直面し、それを乗り越えなければならなかった。
ウェブマガジン会社に勤めるブログ担当者リー。久々のデートだというのに、あまり乗り気じゃない様子。一方、お相手のコナーは、ライバル会社のトレンドブロガー。デート直前、同僚にスーツを汚されたことから急遽カジュアルな服装で出かけるハメに。おまけにレストランの予約が取れておらず、やっと食事ができると思ったら、テーブルキャンドルがリーの服に燃え移り、水をぶちまけてしまう。そんな数々の失態に憤慨したリーは、その出来事を自身のブログ“最悪なデート体験記”に書き綴り大反響を呼ぶ。すると、言い訳ができなかったコナーが反論記事を掲載。双方のサイトの閲覧数が跳ね上がる。その後、2人は誤解を解くも、利益を優先する双方のボスたちが、改めてデートをして、その体験記を書くよう2人に命じる。
さつき(小松菜奈)と等(宮沢氷魚)は、鈴の音に導かれるように、長い橋の下に広がる河原で出会った。恋に落ち、付き合うまでに時間はかからなかった。等には3つ下の弟・柊(佐藤緋美)がいて、柊にはゆみこという恋人(中原ナナ)がいた。初めて4人で会ったときから意気投合し、自然と一緒に過ごす時間が増えていく。食事をしたり、ゲームをしたり、ゆみこが気になっているという〈月影現象〉について「もしも現実に月影現象が起きたら、誰に一番会いたいか?」を語りあったり。何気ないけれど穏やかで幸せな日々が過ぎていくなかで、別れは前触れもなくやってきた。等とゆみこが死んだ──。深い哀しみに打ちひしがれるさつきと柊。愛する人を亡くした現実を受け止めきれず、ショックで食べることも忘れ、ひたすら走るさつき。そんなさつきを心配しながら、ゆみこの制服を着て何かを感じようとする柊。それぞれの方法で哀しみと向きあおうとしていた。ある日、2人は不思議な女性・麗(臼田あさ美)と出会い、少しずつ“生きていく”という日常を取りもどしていく。そして、以前みんなで語り合った〈月影現象〉に導かれていく。もう一度、会いたい、会いに来てほしい──。その現象とは、満月の夜の終わりに死者ともう一度会えるかもしれない、という不思議な現象だった……。
近未来。気候変動、伝染病、戦争などに汚染された地球は居住不可となり、人類はケプラー209惑星に逃げ延びた。しかし、ケプラーでの生活は人間の生殖機能に悪影響を及ぼし、生存のため彼らは再び地球に帰還を試みるユリシーズ計画を立ち上げる。ユリシーズ2号機の乗組員であるブレイクは、唯一地球への着陸に成功する。地平線まで海が広がり、変わり果てた故郷で探査を続けるブレイクだったが、何者かに襲われたことで地球に生存者がいることを知る。ケプラーの人類と地球の生存者。生き残りをかけた戦いが始まり、ブレイクは彼らの運命を左右する決断を迫られることになる。
<壮大な3部作第一章> 環境破壊が止まらず、もはや地上は住めないほど汚染された。人類は地下開発を目指し、その労働力として人工生命体マリガンを創造する。ところが、自我に目覚めたマリガンが人類に反乱、地下を乗っ取ってしまう。それから1600年──遺伝子操作により永遠と言える命を得た人類は、その代償として生殖能力を失った。そんな人類に新種のウイルスが襲いかかり、人口の30%が失われる。絶滅の危機に瀕した人類は、独自に進化していたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に、生徒が激減したダンス講師の“主人公”が名乗りを上げる。地下へと潜入し、〈死〉と隣り合わせになることで命を実感した主人公は、マリガンたちと協力して人類再生の道を探る。今、広大な地下世界の迷宮で、クセ者ぞろいのマリガンとの奇想天外な冒険が始まる!
1992年、バルセロナオリンピック開催に湧くスペイン。サラゴサの修道院に通う、母親と2人暮らしのセリア。バルセロナからやってきた大人びた転入生のブリサの影響で、新しい音楽、新しい遊びを知り、友人の姉たちともつるむようになる。しかしいつもの仲間とのゲーム中、ブリサに掛けられたある言葉をきっかけに、セリアは母親が決して話そうとしない真実に向き合うことになる。
刑務所から出所したサム・パーソンズは、妻のコートニーと幼い娘のハーパーとの生活を築こうとしている。彼は家族を養うために懸命に働き、郊外の静かな住宅地にある美しい家を買う。しかし、家の中で超自然的な現象が起こり始め、サムは妻と娘の安全を心配する。その現象が家族への攻撃にまで発展すると、サムはコービン・カーライルとリアリティ番組のゴースト・ハンティング・チーム、通称「ゴースト・キラーズ」を雇い、家の影に潜む闇の存在と戦うことになる。物事がエスカレートし始め、この実体が通常の幽霊よりもはるかに危険であることが明らかになると、コービン達は金儲けと知名度アップへの欲が出る。この戦いに勝つために、サムは自分の中の悪魔と戦い、家族との約束を破ってまでも、暴力的な過去の自分を呼び覚ます。