アメリカで生まれ、アメリカ市民権を持つ13歳の少年サミーは父親の都合で家族ごと故郷アフガニスタンへ戻る。しかし間もなくして父親が死んでしまい、母は生活のためにサミーと兄をテロリストグループに売り渡してしまう。サミーの出自に目を付けたグループは、デリーのアメリカ大使館に自爆テロを仕掛ける要員として彼を訓練する。やがてミッションを言い渡されるサミーだったが、実行を前に重大な決断を心に秘めていた。今なお続く中東の混乱で、日々起きる悲劇的な真実をベースにした衝撃作
大学院で哲学を学ぶ平凡な学生、珠。同棲中の恋人卓也との日々は、穏やかなものだった。ところがそんな毎日は、担当教授から修士論文の題材に“哲学的尾行”の実践を持ちかけられたことで一変する。それは、無作為に選んだ対象を追ういわば〝理由なき尾行″。半信半疑ではじめた、隣人、石坂への尾行だったが、彼の秘密が明らかになっていくにつれ、珠は異常なほどの胸の高鳴りを感じ、やがてその禁断の行為にのめりこんでいく―。
母親の病死で一人ぼっちとなったみどり(中村里砂)は、赤猫サーカス団団長の嵐鯉治郎(中谷彰宏)に拾われる。サーカス団には、怪力自慢の赤座(深水元基)、美少年のカナブン(武瑠)、蛇使いの紅悦(森野美咲)、足芸の鞭棄(佐伯大地)、異人の海鼠、蟻男といった個性的な連中が顔を揃えていた。その中で下働きするみどりは、苛めにあいながらも女優を夢見て毎日を送っていた。ある日、ワンダー正光(風間俊介)という西洋奇術と称した超能力を使う男が入団する。不思議な力は話題となりサーカス団は連日大入りになる。みどりは彼の優しさに心を寄せていくが、そんな二人の関係を面白くない鞭棄は、力づくでみどりをものにした。それを知ったワンダー正光は激怒し、超能力で鞭棄を殺害する。その光景を目撃したみどりはワンダー正光に恐怖を覚え避けようとするが…。
孤児院育ちの警官ジャンは台頭するパリのアナーキズムを抑えこむ為、上官から組織の潜入捜査を命じられる。リーダーのウジェーヌにも認められ参加したある日の集会で、ウジェーヌの恋人で、死んだ親友の妹ジュディットを紹介され、その魅力に心を奪われる。3人それぞれの思惑が交錯する中、事態は思わぬ方向へ進んでいく。
「弱虫ペダル SPARE BIKE 巻島裕介」春、総北高校に入学した巻島裕介。これまでたった一人で走ってきた彼は総北の自転車競技部に入部することで、自らの自由な走りで周囲から認められ、広い世界に羽ばたくことが出来る、と胸を躍らせていた。しかし、彼の独特なダンシング走法は、部の先輩たちから嘲笑され、走り方を直すように言われてしまう。「自転車は自由だ」と信じていた巻島は…。「弱虫ペダル SPARE BIKE 東堂尽八」オシャレであることがモットーの中学二年生・東堂尽八は、箱根の街に生まれ育った、老舗温泉旅館の嫡男。ある日、ロードバイクに乗る友人・糸川修作から自転車レースに誘われるも、ヘルメットで髪が乱れる理由から拒否。しかし試しに2人で競うように箱根の山を走ってみると、東堂の心の中にひとつの衝動が生まれ―。「弱虫ペダル スペアバイク それいけアラキタくん」箱根学園1年生ヤンキー、荒北靖友は今日も授業をサボり、校舎裏へ。そこで出会ったのは…。
放射能に侵された近未来の日本。各国と提携して敷かれた計画的避難体制のもと国民は、国外へと次々と避難していく。その光景をよそに、避難優先順位下位の為に取り残された外国人の難民、ターニャ。そして幼いころから病弱な彼女をサポートするアンドロイドのレオナ。やがて、ほとんどの人々が消えていく中、遂にターニャはレオナに見守られながら最期の時を迎えることになる・・・・・。
外交官で人類学者のポールは、長かった外国暮らしを終えて、フランスへ帰国する。ところが空港で、彼と同じパスポートを持つ“もう一人のポール”がいるという奇妙なトラブルに巻き込まれる。 偽のパスポートが忘れかけていた過去の記憶を呼び覚まし、ポールは人生を振り返りはじめる。幼い頃に亡くなった母、父との決裂、弟妹との絆。ソ連へのスリリングな旅、そしてエステルとの初恋―。
除霊師見習いの雫音(志田友美)は、師匠の美代(竹内えり)と修行の旅に出ていた。ある日、ふざけて廃校に忍び込んだロックバンドメンバーのミカ(多田愛佳)やジョー(淳士)らが肝試しをしていたところ、一緒に参加していたや友人の亜紀(横山ルリカ)が命を落としてしまう。事態に怖じ気付きお祓いにやって来た彼らの話から邪悪な霊の存在を感じ取った雫音は除霊のために廃校へと向かうーー。
年に一度、自転車で旅に出る6人の仲間たち。持ち回りで行き先を決めるのだが、ハンネスとキキが選んだのはベルギーだった。友人たちはチョコレート以外に何があるのかとボヤくが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告されたハンネスが、人生最期の旅と決めて尊厳死の許されるベルギーをめざすしたと知り、彼の願いを叶えることを決意する-。
地球に優しい世界征服を企む秘密結社・鷹の爪団。戦闘主任の吉田くんの実家・島根でおみくじをひいたが全員「凶」で頭を抱える団員たち。一方、地球から遠く離れた機械生命体の惑星ゴゴゴは悪のネマール帝国に侵攻されていた。命からがら脱出したのはさえない中年男オキテマス・スマイルと娘のヨルニー。彼らの手に握られているのは伝説の救世主の居場所だった。予言に語られるその救世主は「青く輝く星に住む一人の尖がった耳の男」。そう、彼らが向かった先は、鷹の爪団の秘密基地だった…。
黒光産業に雇われたDXファイターは、再開発予定地から住民たちを立ち退かせるためDXボンバーを駆使して住民たちを次々と立ち退かせていた。お金のためと割り切り、全く罪悪感を感じていないDXファイター。しかし、そんなDXファイターが、どうしても立ち退きをさせられない1軒の小料理屋があった・・・。
長期休暇をとった鷹の爪団のメンバーは、それぞれ実家に帰りリフレッシュしていたが、休暇から戻ってくると秘密基地が何者かの手で荒らされていた。問題はそれだけではない。レオナルド博士が未だ故郷から戻っていないのだ。仕方なく皆で博士の故郷=テキサスにあるヴィンチ家へ向かうことにー
相変わらずダメな秘密結社 鷹の爪団、今日もデラックスファイターにやられてしまう。そんなある日、デラックスファイターの会社、DXカンパニーの株価が大暴落。その裏にはネットを利用し、日本を売り飛ばすことを企むMr.Aの影が...ついに鷹の爪団 秘密基地までが買収されたため、総統たちは 吉田の生まれ故郷・島根県へ逃れる。そこで体勢を立て直し、反撃するはずが...
資金難に苦しみながら、つつましく世界征服をたくらむベンチャー秘密結社 鷹の爪。ある日、大家さんからのきびしい家賃の取り立てから逃れようと、レオナルド博士の作ったマシンで夜逃げを試みたものの、なんと勢いあまって、宇宙空間にまで飛び出してしまった……!
自称「21世紀の天才レントゲン技師」こと飛島芳一は、第二農響会長に「キンジローが本物ならパリ万博出品時に骨折した跡があるはず」とレントゲン撮影を依頼される。キンジローとは、美人四姉妹…アキノ、みはり、日々子、あづきのいる二宮家が代々運営する「サラマンドル・キンジロー財団」によって管理される、動物国宝のオオサンショウウオ。同じ頃、家を追い出されているパパ・四郎は、「悪い奴らに狙われているから、キンジローを連れだしてくれ。そしてママに会いにいこう」とあづきに持ちかける。物心ついた時にはママはおらず、一生会えないと思っていたあづきの心は揺れる。キンジローの生誕150周年パーティの夜。忍びこんだ芳一とあづきは出逢い、恋に落ちる…。果たしてキンジローは本物か?芳一とあづきの恋の行方は?しかし、すべてがぶっ飛ぶような展開が待ち受けている!?
六本木最強のキャバクラ「Red Dragon」で、ナンバー1となったミカヨ。だが彼女の前に、伝説の嬢王と呼ばれた千鶴が3年の時を経て再び戻ってきた。ミカヨは伝説に負けまいと、客の限界以上まで搾り取るようになっていた。ある時ミカヨの客のひとりが、借金を重ねてまで彼女に貢ぎ続けたのに全く振り向いてくれないという理由で、ミカヨを刺すという事件が起きる。ミカヨは一命をとりとめるが、入院生活を余儀なくされることに。一方、千鶴は伝説の名の通りに指名を伸ばしていった。実は千鶴は、今はつぶれた「冴島ファイナンス」の社長だった冴島を、裏社会の目から届かぬ自分の家にかくまっており、千鶴が復帰した理由も、「Red Dragon」でお金を貯めて2人でどこか遠くへ行こうと計画していたからであった。すべてが順調かに見えたが、冴島が千鶴のもとにいるという情報が洩れてしまい...。
神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している。ある日、神様の娘10歳のエアは人間に運命に縛られずに生きてほしいと思って、神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ったから、さあ大変!エアが大パニックな世界を救う旅にでると、彼女の小さくてヘンテコな奇跡は思いがけず人々のお悩みを解決していく。会社員は鳥を追い北極まで大冒険、殺し屋は不死身の美女にめぐりあい、主婦はゴリラと恋に落ち……皆、それぞれの生きがいを見つけていく。しかしエアが最後に出会ったウィリーは死期が迫っていて――。小さな奇跡たちが呼び起こす、神様のパソコンからの人類への[最高にハッピー]なメールとは?
雑種犬に重税を課すという悪法が施行された、ある街。13歳のリリは理解のない父親によって愛犬ハーゲンを捨てられてしまう・・・。必死でハーゲンを救うべく探し回るリリ、そして主人を失ってしまったハーゲンは安住の地を求めて街を彷徨う。人間に捨てられ、裏切られてしまった、かつての“人類最良の友”。ハーゲンは虐げられてきた施設の犬たちを従えて人間に対して反乱を起こすのだった・・・。
独裁政権に支配される国。ある日、クーデターが起こり、老いた独裁者は幼い孫と共に逃亡を余儀なくされる。彼は多くの罪なき国民を政権維持のために処刑してきた冷酷な男だった。変装で素性を隠しながら、独裁者と孫は海を目指す。二人が逃亡の旅で目の当たりにする驚きの光景とは―。自らの過去の罪に追われる独裁者と孫の衝撃的な結末とは―。
建築家として世界各国で活躍しキャリアを積んでいたセレーナは、ふと自分を見つめ直し「新たなステップ」を踏み出そうと故郷のローマに帰ってきた。しかし、イタリアの建築業界は男性社会で、ろくな仕事にも就けないまま貯金も底をついてしまう。そんな時、公営住宅のリフォーム案が公募されていることを知ったセレーナは、男性のフリをして応募し、自分はアシスタントだと偽ってコンペに臨む―。
本作は、世界のコーヒーカルチャーを牽引する都市を舞台に、今、最も重要なコーヒーのプロフェッショナルたちの熱き仕事ぶりと哲学を追う。すべての生産過程が味を左右するコーヒーの世界で、日々、究極のコーヒーを追い求める人々の姿はまるで求道者のようだ。従来の“質より量”のコーヒー業界のカウンターとして登場した「スペシャルティコーヒー」の担い手たちは、新たな経済の仕組みを息吹かせ始めている。
詩織は中年の雑誌編集者。周りからはお局的な扱いを受けているが、実は彼女は女性向けAV男優・駿介を神格化し自分が若い頃出来なかったロマンチックな恋愛をいまだに求めている。ある日、仕事の関係で駿介と知り合い、付き合うようになった詩織。だがデートを重ね、駿介にホテルに誘われるが最後の一歩を踏み出せない…。時を同じくして詩織の家に居候している姪の冴子が親子ほど歳の離れた中年男・宗方と付き合っていてると言って家に連れ込んだりする。宗方を毛嫌いする詩織だったが…。
モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉。妊娠した恋人・由佳を連れて、故郷・戸鼻島へ結婚報告をするため7年ぶりに帰る。永吉たちを待ち構えていたのは、矢沢永吉をこよなく愛す頑固おやじ・治と筋金入りのカープ狂の母・春子、そしてたまたま帰省していた弟・浩二の3人。家族がそろったかと思えば、のらりくらりの永吉に治が怒り心頭!いつもの一家総出でド派手な親子喧嘩が始まる。なんだかんだありつつも、二人の結婚を祝う大宴会が開かれたその夜、永吉は治が倒れているのを発見。病院で受けた検査結果はガンだった――。 動揺を隠せない5人の頭に渦巻く「どうする!?」 何をするのが正しいのかわからないけれど、不器用にぶつかりあいながら、喧嘩したり笑い合って離れた時を埋めていく。
富豪のニールはイーストマンの島に友人たちを招待した。島のクラブのオーナーに【アージ】と呼ばれる劇薬を紹介される。このドラッグには人の心の奥底にある欲望をむき出しにさせる危険なドラッグだった。ニールをはじめ激しい副作用に耐えられず何度も投薬し、暴動が乱交するが誰にもコントロールすることが出来ない─そして、島がカオス化する。そして島で人体試験をして手ごたえを感じた謎の男は、この劇薬を大量に積んだ船で島を出る。唯一ドラッグが効かなかったジェイソンは男を追いかけ詰め寄る。男はジェイソンにこの劇薬を使う恐ろしい計画を話すのだった…。
関西の小さな街の団地で、つつましく暮らす母と子。たこ焼き屋で働く母と、野球が大好きな娘の間には、いつも笑顔が絶えない。しかし、そんな二人にアクシデント! 猛暑の中、エアコンが故障してしまう。「今、お金がないから、もう少し我慢して」という母の言葉に、ふてくされる娘。しかし、自分のために必死に働いてくれる母の姿を知り、母を思いやる気持ちが高まっていった。そんな二人に訪れた小さな好機。そのとき互いがとった行動とは……。
彼女(サラ・フォレスティエ)は父の葬儀のために久々に故郷に帰ってきた。葬儀を終えた彼女は隣家に出向き、男(ジェームス・ティエレ)に会いに行った。かつて、ふたりは男と女の関係になりかけたことがあった。今、彼女は、父の遺産をめぐる問題で家族との確執を抱えていた。彼女は毎日のように男のもとを訪れた。互いを言葉で罵り、やがて肉体同士の“闘い”へと発展る。回を重ねるごとに激しく、心と肉体を傷つけあうふたり。いつのまにかそれは、セックスよりも激しいエクスタシーをふたりにもたらすようになっていた。彼女と男の行き着く先に待つものとは・・・
天才でありながら破滅的な生き方しかできない真剣士(プロの将棋指し)小坂。カネと女に狂った彼の壮絶な死を前に、妻・江梨子は娘・香花(きょうか)には父親と同じ道を歩ませないためにも、将棋に触れさせないように育てることを決意する。が、運命的に将棋と出会ってしまった香花は、父親と同じように貪欲に勝利を求める修羅の将棋道にのめり込み、母の反対を押し切って真剣士を志すのだった。「強くなりたい!」と意気込むも、百戦錬磨の浪花の真剣士に身も心も貶められてしまう香花。彼女を救ったのは、彼女の亡き父の仲間だった男だった―。
女性専用の闇金会社、白ユリファイナンス。その女社長ユリは美しい顔を持ちながら、今日もあこぎな手段で女達から金を巻き上げていた。なぜ彼女が闇金のような危険な仕事をやっているのか。幼い頃ユリの親は借金地獄から逃れるために彼女を置き去りにして夜逃げをした。そんなユリを救ってくれたのが、闇金の取り立てをしていた冴島だったのだ。数年後、冴島と再会した彼女は、彼に闇金の極意を学ぶ。いつしか心を通い合わせる二人だったが、突然幸せな日々は幕を閉じた。何者かに冴島が殺されてしまったのだ。犯人が誰かわかっていながら、ユリは復讐に走らず冴島の跡を継ぎ、闇金の中で頭角を現していく。そんなユリのもとに、今日もまた女たちが金を借りに来る―。
歌舞伎町の入り口でお金がなくため息をついている女子大生ツバサ。ホストのカレシ・マサルに貢ぐために、年齢に合わない借金地獄に落ちている彼女の前に現れたゆきがツバサの世界を一新させる。ゆきは歌舞伎町をホームにする女スカウトマン。なぜゆきがいわば現代の女衒という仕事についているのか、ゆきの過去、そしてゆきの笑顔を知る者はこの街には誰もいない。ただ一人、ゆきを暗闇から救った男を除いては。そんなゆきにツバサは興味を持つが、夜の世界はツバサの身体をもてあそび、落していく・・・。
企業の”特命”を受けて人材を確保する凄腕ヘッドハンター、理奈。標的を落とすためには双子の妹のカラダまで使う理奈の今回のターゲットは、仕事は出来るが女関係にだらしがない男、大井。現在も部下の女性2人に手をつけ、職場環境を最悪にしている大井は、このヘッドハントに対してかなり乗り気の様子。だが、理奈の他にも大井獲得に乗り出すライバル会社がおり、条件の良い方と契約をするとはっきり言われてしまう。大井の周辺を調べていくと、大井の妻はライバル会社の石田と不倫を、不倫相手の石田は大井の不倫相手の女性ともつながりがあることが分かる。あまりにもきな臭すぎる状況に、誰かの悪意によって大井が嵌められようとしているのではないかと疑う理奈だったが・・・。
すべての愛を奪われた女・沙希。自身が勤めるパチンコ店の不正を暴こうとした恋人ケンジが仲間から制裁を受け、結果ケンジは殺され、男たちにレイプされた沙希もお腹の子供を流産してしまう。命からがら逃げだした沙希は警察に訴えるが証拠がないために、刑事に辱められた挙句、被害届を出すこともできない。あまりに深い悲しみと憎しみは沙希の精神をおかしくさせ、そんな彼女の訴えを周囲が信じることはなかった。ある日、犯人の一人・藤沢を偶然にも殺してしまった沙希は、残りの2人への復讐を決意する。それは男たちだけではなく、彼女を信じなかった警察や周囲への復讐も意味していた。沙希の凶行を心配する刑事・鳴瀬は、なんとか彼女を救おうとするのだが・・・。
山あいの小さな村。唯一の医師として人々から慕われていたひとりの医師が失踪した。警察がやってきて捜査が始まるが、驚いたことに村人は、自分たちが唯一の医者として慕ってきたその男について、はっきりした素性を何一つ知らなかった。やがて経歴はおろか出身地さえ曖昧なその医師、伊野の不可解な行動が浮かびあがってくる――。
東京で写真家として成功した猛は母の一周忌で久しぶりに帰郷し、実家に残り父親と暮らしている兄の稔、幼なじみの智恵子との3人で近くの渓谷に足をのばすことにする。懐かしい場所にはしゃぐ稔。稔のいない所で、猛と一緒に東京へ行くと言い出す智恵子。だが渓谷にかかった吊り橋から流れの激しい渓流へ、智恵子が落下してしまう。その時そばにいたのは、稔ひとりだった。事故だったのか、事件なのか。裁判が始められるが、次第にこれまでとは違う一面を見せるようになる兄を前にして猛の心はゆれていく。やがて猛が選択した行為は、誰もが思いもよらないことだった──。
伊勢湾の湾口にある歌島の人口の多くは漁師と海女である。18になる久保新治も、一昨年中学を出るとすぐ十吉の船に乗り込み、母と弟の生計を助けていた。ある日彼は、魚市場で魚貝の計量の仕方が分らず困惑している見知らぬ少女に手を差しのべた。翌日、新治は船の中で十吉から昨日の少女の話を聞いた。金持ちの男やもめで、村一番のがみがみ親爺の宮田照吉が、一人息子に死なれた為、他所に預けておいた末娘の初江を呼びもどし、島で婿取りをさせるというのだ。新治は自分の財力の乏しさを思って自信を失くした。それから四、五日した強風の日、風の為の休漁で山の観的哨跡に薪を取りに出かけた新治は、そこで道に迷って泣いている初江と出会った。観的哨跡から見える景色を彼女に説明しているだけで幸福な新治。こうした偶然の出会いは、噂好きの村人を憚る理由から二人だけの秘密に変化した。
ガングロや援助交際など社会現象にもなった“コギャル”。「KAMIKAZE TAXI」の原田眞人監督が、そんな彼女たちの生態をリアルに描きその内面に迫った青春群像ドラマ。土曜の午後の渋谷。コギャルのマルはおじさんと援助交際でホテルヘ。が、その男はヤクザで逆に脅されて学生証と携帯電話を奪われる。一方、家出少女リサは、ニューヨークへの旅行資金の足しにアダルトビデオに出ることに。が、撮影中にヤクザが乱入してきて持ち金の35万円をとられてしまう……。
新興宗教団体“ライフイズビューティフル“の若き三代目教祖・吉野ルイ(藤原竜也)は、祖父からの継承だけで教祖となり、空虚な毎日を過ごしていた。ある夜、謎の美女・流美(水原希子)に出逢い一瞬で彼女に魅かれていくルイ。しかし、ドライブで暴走した2人の車はバイクと衝突、ルイは奇跡的に軽傷ですんだが、相手は即死、流美は生死を彷徨う。事故のことを知った教団の幹部であるルイの母(大楠道代)と姉(原田麻由)は教団の存亡を危惧し、事故のもみ消しに躍起になる。そこでルイを南海の孤島へ逃避させ、警護のため3人のボディガード(松田龍平・仲野茂・永山絢斗)が雇われる。いびつな家族とルイの行動に、不思議と次第に興味を惹かれていく新野(松田龍平)。一方、自ら「死」に直面し、初めて生きる意味を知りったルイは教団を辞める決意をするが、それは同時に教団に背くことを意味していた。そして、ボディガードの新野たちに教団から新たな指令が下された…。
植村一也は、沖縄美ら海水族館にやってきたばかりの新米獣医師。調餌(イルカの餌作り)やプール掃除など飼育員の仕事もこなしながらイルカについて知っていく、という館長の方針に基づき植村は獣医にも関わらず 飼育員の仕事も忙しくやっていた。忙しい夏休みも終わり仕事も一段落したころ、ビッグマザーと呼ばれる3頭の子を産んだ母イルカのフジに異変が起こっていた。尾びれが壊死していたのだ。原因不明の尾びれの壊死。薬も効かない。このままではフジが死んでしまう。新米獣医の植村は尾びれを切り落とすことを決意した。尾びれの4分の3を失ったビッグマザーフジは一命は取り留めたが、泳ぐことができなくなっていた。館長の知り合いの孫であるミチルという少女は、泳げなくなったフジを見て「泳げないイルカはイルカじゃない」と植村に言い捨てる。ここで再び植村が立ち上がった。再びフジに泳いでもらいたい、フジに宙(そら)を飛んで欲しい。世界初のイルカの人工尾びれ開発プロジェクトが始まった。
命とは、命の重さとは計れるものか・・・亡くなれば消えて無くなる、そんな当たり前な言葉が何故か重い。人の人生とは、ひとそれぞれ。育った場所が裕福であれば、それが当たり前。育った場所が貧しければ、それも又当たり前。裕福をしらなければ裕福だとは思わない。不幸を知らなければ不幸だと思わない。じゃあ、裕福からの転落とは?人生を転落しどん底まで行った少女たちは、立ち直る事・生きる気力さえ失いかけた少女たちが殺し屋と言う架空の仕事を通し生き方を教わる。命の大切さとは、人の命とは・・・
時代は変わっても不良は変わらない。形は変われどいつまでも生き続ける。ヤンキー達は何故喧嘩を?心の傷は、ほんのちっぽけな事で深い傷に変わって大人たちへ反発する。ヤンキーにはヤンキーを、昔悪かった先生がヤンキー達の傷を少しずつ埋めていく。昔も今も変わらない、アツイアツイ青春ストーリー!喧嘩・笑い・男泣き、ヤンキーだからこそ感情を素直に出せる。人間らしさ、社会への階段を登れるよう道を開くある先公。それにすがるヤンキー達。“先公よ、俺たちの卒業見てくれよな!”
身よりの無い少年少女たち・すさんだ生活をしている子供達・犯罪者・悪い事をする子供達を政府が狙う。犯罪を無くす目的で政府が少年少女に近付き、未成年たちを殺し屋に育てる。そして、何事もなかったかの様に消し去って行く。そんな時代は長くは続かず、立ち上がる者が現れる。何も知らず、人を殺す為だけの訓練を受ける少女たちの元に光の手が。世の中にいらない人間など居ない、人が人を裁いてはいけない、そんな時代だからこそ間違った人間が生まれてしまうのか・・・?彼女たちは普通の生活を取り戻す事が出来るのだろうか・・
ごく稀にある荒れた高校【功輪道並高校】廃校の危機を救い落ち着きを取り戻した学校。安息も束の間、大会社の社長(水澤グループ)を父に持つ次男(零二)が別所から出て来て再び波乱が巻き起こる!水澤グループ社長が功輪を買収し、潰そうと計画をしている。校長も退き・学校も零二により裏で手を回され日に日に学校に来る生徒達も減り絶体絶命の状態に。一度は学校を離れたカオルは噂を聞きつけ功輪道並に舞い戻る。水澤グループの社長は何故そんなにも功輪道並の廃校を望むのか。カオルは生徒達を守り学校を救う事が出来るのか!?
東京の片隅で小料理店を営んでいた夫婦は、火事ですべてを失ってしまう。夢を諦めきれないふたりは金が必要。再出発のため、彼らが始めたのは妻が計画し、夫が女を騙す結婚詐欺!しかし嘘の繰り返しはやがて、女たちとの間に、夫婦の間に、さざ波を立て始める…
慎ましくも平穏な日々を送っていた明智一家。幼い頃から正義感の強いしっかり者の長女、優しい母に、働き盛りの父、呆けてはいるが明るく楽しい祖父。そんなどこにでもいる平凡な家族のもとに、ある日突然、勘当され行方不明になっていた放蕩息子が10年ぶりに舞い戻ってきた。そして時を同じくして、明智家の平穏さの裏に隠されていた嘘と欺瞞が、小さな亀裂から次々と噴出しはじめ・・・。ついには、彼らを支えていた“正”と“悪”の価値観までもが、ものの見事に逆転していく。
パンティが消えるニュースが連日メディアを賑わせている中、狂介は相変わらず愛子のパンティを被って悪を倒していた。複雑な想いを抱く愛子はパンティを返してもらうが、徐々に二人の心はすれ違い始める。気づかぬうちに愛子を傷つける狂介の事を、同級生の真琴正が憎しみに満ちた目で見つめていた。愛子を失い、さらに世界中からパンティが消えるという未曾有の危機を迎えた変態仮面の前に、史上最強の敵が現れる。
離婚して女手ひとつで愛娘を育ててきた小池涼子。五十を超えた涼子だが、娘の美奈と姉妹と間違えられるほど可愛らしい女性だ。涼子は離婚してから居酒屋を切り盛りしているが、常連の客に言い寄られても軽く交わしてもっぱら韓流ドラマを見て実際の恋愛からは遠ざかっている。急にやめた店のバイトの代わりを娘に紹介してもらった。娘の彼氏のようだったが、その若者・幸太は母・涼子の魅力に惹かれてゆき…。
メキシコのミチョアカン州。小さな町の外科医、ドクター・ホセ・ミレレスは、何年にもわたり地域を苦しめ続けている凶暴な麻薬カルテル“テンプル騎士団”に反抗するために、市民たちと蜂起を決行する。一方、アリゾナ砂漠のコカイン通りとして知られるオルター・バレーでは、アメリカの退役軍人ティム・フォーリーが、メキシコの麻薬が国境を越えるのを阻止するため“アリゾナ国境偵察隊”と呼ばれる小さな自警団を結成していた。二つの組織は徐々に勢力を強めるが、組織の拡大とともに麻薬組織との癒着や賄賂が横行してしまう。正義の元に掲げた旗は徐々に汚れ、善と悪のボーダーラインは不鮮明になっていく…。映画監督のマシュー・ハイネマンはメキシコ麻薬戦争最前線に乗り込み、決死のレポートでメキシコとアメリカの魔の連鎖、そして、肥大化した組織がたどる皮肉な秩序の崩壊を暴いていく。
【収録内容】 No.1 暗闇から覗くもの No.2 自殺の名所 No.3 死の前兆 No.4 交差点に棲む霊 No.5 赤い部屋 No.6 魑魅魍魎 No.7 古い旅行の記憶 No.8 交通事故直前 No.9 ビルに潜む悪意 No.10 座敷童子 No.11 日常の恐怖 No.12 心霊写真12連発
【収録内容】 No.1 遺品に記録された恐怖 No.2 電波干渉 No.3 霊の棲む墓地 No.4 防犯カメラに映るもの No.5 いわくつき自然公園 No.6 廃墟に潜む悪意 No.7 あの世からの干渉 No.8 惨殺事件の証拠品 No.9 呪われた携帯動画 No.10 災いの原因 No.11 恐怖のパーティー No.12 心霊写真12連発
【収録内容】 No.1 アイドル心霊ロケ No.2 遺された記録 No.3 呪われたモデルルーム No.4 背後の悪意 No.5 送られてきた恐怖 No.6 水の底から呼ぶもの No.7 心霊スポットからの帰り道 No.8 呪いの教室 No.9 事故物件 No.10 車載カメラに映る恐怖 No.11 災いの前兆 No.12 心霊写真11連発
ある日、海辺で見つけた一冊の不思議な絵本。それは、しまじろうが幼いころに大切にしていた絵本でした。しまじろうたちを呼ぶ愛らしい声とともに、なんと絵本の中に吸い込まれてしまったしまじろうたち!かわいらしい「プニたん」と出会い、いっしょに森やお菓子の村などさまざまな世界を進んで、絵本の国をたすける冒険に出ます。はたして、みんなは絵本の国をたすけ、無事に元の世界に帰ることができるのでしょうか?
福岡を拠点に活動するアイドルグループ”LinQ(リンク)”に突然言い渡された解散宣告。解散阻止を免れるために与えられたミッションはクリアすることができるのか・・・!?
愛を求める男・敏雄。東京に出てきて早数年、うだつのあがらない日々を過ごしていた。ブサイクで気の利かない敏雄は、自己チューで、たまに出来た恋人とのセックスでも早漏気味が災いし、なかなかセックスも恋人との関係も長続きしない。実は伊賀の忍者の末裔である敏雄の家には、一粒飲むと女性を虜にさせさらには自身が絶倫になれるという夢のような薬があった。ある日、故郷の伊賀に住む祖父が突然亡くなってしまう。そして、敏雄のもとには秘伝の薬が遺された。早速、東京に戻り、六本木のキャバクラ店で次々と女性キャストに手を出しまくる敏雄。新人のミサと関係を持ったことで運命が一変してしまう。調子に乗って薬を二粒飲み、透明人間になってしまったのだ!
六本木の伝説的キャバクラ「Red Dragon」が三度復活!歌舞伎町から引き抜かれた筋金入りのナンバー1キャストの華恋を筆頭に、店では今夜もキャバ嬢が男たちに夢を見させている。そのサポートをしている新人キャバ嬢美華世は、いつか華恋を嬢王の座から引きずり落とし自分が成り上がることを夢見ていた。夜の街で店を出している占い師の予言が新しい世界へ導いた。「あなたは夜の世界でしか輝けないわ」。気がつけば、美華世は黒崎に紹介された店「Red Dragon」にいた。キャバクラの絶対的嬢王・華恋を目指して1年。美華世の目には男は札束としか映らなくなっていた。そう、あの男が現れるまでは―。
やくざ組織、竜虎組の幹部3人を殺すよう依頼された凄腕女殺し屋・美蘭(めいらん)。仕事を終えた彼女は、組織の要請でしばらく沖縄で身を隠すことに。沖縄を満喫する美蘭は、ある日、海で訳アリな雰囲気の男・新城と出会う。彼は自分の子を虐待死させた元妻とその恋人を半殺しにし、刑務所から出てきたばかりだった。「復讐は終わっていない」と元妻たちを殺す計画を美蘭に打ち明ける新城。暇を持て余していた美蘭は、彼を元妻のもとへ車で連れて行くことにする。そんな中、組織内では、美蘭を巡る陰謀が密かに進行していた…。
今にもつぶれそうな寿司屋を営む荻原郁三は、ここ十年、口もきかない娘の果林と暮らしていたが、ある日かかってきた一本の電話が、ふたりの静かすぎた日々を終わらせた。巨大なグローバル寿司ネットワークから、看板シェフとしてヘッドハントされたのだ。新たな仕事を選んで羽ばたきたいが、それでも自分の城は捨てられない。六十三才の心は大きく揺れた。果林は、そんな荻原に対して何を思うのか。
舞台は東京の下町、谷中。主人公は30歳で脱サラして落語家になったものの、気真面目で几帳面な性格のゆえか「小学生が国語の教科書を読んでいるような落語」のままで足踏みしたまま、前座に甘んじている出船亭志ん田(でふねてい・しんでん)。師匠の志ん米(しんこめ)の家に住み込み修行中で、同居する娘の夕美に密かに恋心を抱いている。志ん米の師匠、志ん扇(しんせん)の十三回忌一門会を前にスポンサーのご機嫌をとるために、後援会長のお気に入りで現在は行方不明の志ん魚(しんとと)の居場所を探すことに! 落語家の道をあきらめた気楽な中年男の志ん魚は、再び高座にあがるのか。そして将来への不安を感じながらも精進する志ん田の明日はどっちだ……!?
六本木。とあるビルの中にあるガールズバー「W Lounge」華やかなドレスではなく、タンクトップに、短パン姿で接客を行う女の子たち。ここでバイトをする、蕾、灯、志麻、のの、奈菜 ・・・。そして、ラウンジの店長、モナ。 彼女たちにはそれぞれ昼間の顔があり、そしてもうひとつの顔をもっていた。 蕾は大学の友人愛里の300万円の借金の連帯保証になっていた。その愛里が突然、蕾の前から消えた・・・。 愛里の行方を捜しながら、借金を払うためガールズバー「W Lounge」で働くことに。 蕾の現状を知った店長モナ、灯、志麻、のの、奈菜は蕾と共に愛里探しをすることに。やがて、愛里が「ルビーソウル」という秘密クラブにいるという情報を得る。一体、その「ルビーソウル」とは何なのか。そして、愛里を無事、救出できるのか。
エルサレムの老人ホームに楽しく暮らすヨヘスケルはオリジナリティあるアイディアで、みんなの生活を少しだけ楽にするような発明が趣味。ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、彼の発明で安らかに死なせてほしいと頼まれ、自らスイッチを押して最期を選ぶ装置を発明する。彼は最愛の妻レバ―ナの反対を押し切り、同じホームのダニエル、ラフィらも巻き込んで計画を準備。マックスは妻ヤナに看取られ自ら安らかに旅立っていった。しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間に広がり、彼らのもとに依頼が殺到してしまい――!?病人とその妻・夫たちの切実な想いに心が揺らぐヨヘスケル。そんななか、レバーナの認知症はすこしずつ進行していた――。
外食産業の商社に勤めるOLの嶋村美咲(瀬戸早妃)は恋も仕事も全力投球の頑張り屋。人から見れば諦めが悪いと思われても、彼女は引かない。先輩の江藤倫子から頼まれた結婚式準備の手伝いも、頑固なオーナーを口説き落とすことも、代打を頼まれたうどん屋のマネージャーだって。美咲の熱意が周りの人を動かしていく。そんな彼女に手を差し伸べてくれる男が現れて…。
彼女(希崎ジェシカ)はVIP専用の女。カラダを使って巨大な権力や利権の橋渡しをしてきた。その存在は、政界のみならず、財界、芸能界で都市伝説になっている。そんな彼女にも売れないグラビアアイドルだった過去があった。ある日、業界の有名カメラマンから指名がはいった。彼女が出向くと、そこには元同僚で、今では女優として華々しく活躍しているアイコ(美泉咲)がいた・・・。