男友達のサムに誘われ湖畔の貸し別荘を訪れたエイブリー。一緒に休暇を過ごすはずのベッカとコリーのカップルは、まだ到着しておらず、先に2人で楽しむことに。その夜、ワインを飲みながらサムと思い出話に花を咲かせるエイブリーだったが、彼女がサムの書いた脚本の内容について問い詰めたことで、2人の間に微妙な空気が漂ってしまう。その直後、玄関の扉が強く叩かれると、別荘のオーナー・タッドが姿を現した。翌日、エイブリーとサムが湖でボートに乗っていると、カヤックに乗ったタッドが近寄ってくる。始めは談笑していたタッドだったが、会話の途中で突然エイブリーたちのボートを強く揺らし、2人は湖に落下してしまう。
脳腫瘍で余命半年と宣告された元殺し屋のレクイエム。だが、仲間のジョニーには真実を告げず、これまで通り借金の取り立てで日銭を稼ぐ生活を続けようとしていた。一方、ロンドン市内の瀟洒な家に妻と12歳の娘エルシーと暮らす株式ブローカーのジェームズは、ヨーロッパ最大のヘロイン商人で“公爵”と呼ばれる男から借金をしたことから窮地に陥っていた。人身売買にも手を染める公爵はエルシーに目をつけ、男女3人のチンピラにジェームズを襲わせ、エルシーを拉致しようとしていた。そこに偶然、借金の取り立てに現れたレクイエムだったが、エルシーを救わなくてはならないと使命に駆られる。公爵とは関わるなと釘を刺されるが、レクイエムはエルシーを守り抜こうと暴走していく。
大学教授のブルックは恋愛テストのデータを開発中。男女ペアでスコアがそれぞれ95点以上になれば、相手は運命の人で相性も最高だという。テストの人気は上々だったが、当のブルックには恋人もおらず、自身のテストを試したこともなかった。一方、保護犬センターを営む獣医ライアンは、恋人テイラーとの仲が最近ギクシャク。彼女の機嫌を取ろうと花束を買いに行くが、買いたかった花を巡り客とひと悶着を起こしてしまう。さらにはテイラーが聞きたいという講演会の主催者は、生花店でモメたブルックだった。怒りから、壇上にいるブルックに意地悪な質問をするライアン。恋愛テストを受けたことがないとバラされた彼女は、ライアンを相手に恋愛テストをすることになる。
過去のトラウマで家の外に出ることができなくなり、今は映画館が入った建物の2階に閉じこもりながら、画家としての活動を続ける孤独なアーティスト、ドゥルセ。そんな彼女のもとへ、いつものようにエージェントから画材道具一式が送られてきた。しかし、キャンバス用の布地がいつもと違い、何やら生き物の皮でできたベラムのようだった。スランプ気味の彼女はある青年の絵を描き始めるが、仕上げたものが床に倒れた際、絵がベラムにかぶさってしまう。まもなくして、彼女の前に絵画にそっくりの青年が全裸の姿で現れた。まるで幼子のように知識を持たない彼に、彼女はウェブスターと名付ける。続いて、以前に描いていたドゥルセの友人ミミも絵から抜け出てきて…。
1990年、イギリスの秘密情報部MI6は、アメリカの中央情報局CIAの協力を得て”ハイド計画”を推進。遺伝学のクロス博士によって13人の人間兵器を作り上げられた。しかし、この兵器たちには壊滅的な副作用があり、のちに管理不能となって暴力や殺人を続けてしまう凶暴性が発現された。人間兵器たちが逃亡したため1人ずつ抹殺、残る3人の捜索が続いていた。一方、カフェで働くアイリスは、浮気性の恋人マイケルとの関係と、見知らぬ女からのストーカー行為に悩んでいた。ある日、アイリスのもとにFBI捜査官のローマンとフライが現れ、マイケルが殺されたことを告げられる。次の日、精神的に不安定な状態のまま働いていたアイリスは、カフェの向かいの通りにストーカー女の姿を見つけるのだが…。
仕事で家族旅行をキャンセルしたジェイクに、妻と子どもたちが事故に遭い死亡したという報せが届く。家族を失った悲しみで気力をなくしたジェイクは、唯一生き残った飼い犬クーパーの引き取りもできないでいた。葬儀が終わり動物病院に保護されていたクーパーを引き取りに行ったジェイクだったが、クーパーが車に乗るのを拒んだため歩いて自宅に連れて帰るハメに。その後、置きっぱなしの車を引き取りに何度も動物病院に出向くが、クーパーは乗車を拒否し続けるばかりだった。ある日の深夜、ソファーで横たわるジェイクは、亡き家族の声を聞いて飛び上がる。遺品を入れた紙袋を漁るクーパーが見つけたもの、それは事故直前に携帯電話で撮られた最愛の家族の姿だった。
ニュージャージー州カムデンの治安が悪い街で父親と暮らすトーリは、女性同士のストリートファイトで売り出し中。大金を稼ぐために“庭”と呼ばれる地下格闘技での戦いを望み、実力トップの格闘家のジャブスのジムに入門を志願するが、新参者向きではないと断られてしまう。それから6週間後、トーリが川沿いの茂みで死体となって発見された。別の街で母親と暮らしていたトーリの姉ウィンザーは、妹の恋人デュークや友人たちを訪ね、無駄だと止められながらも、自らトーリを殺した犯人を捜そうと街中へ。地元のワルたちにリンチに遭いかけたところをジャブスに助けられる。犯人の捜索を諦めないウィンザーは、ジャブスから最低限の戦う術を教えてもらうことにするが…。
フラウ・ペルヒタの物語―。それは最も恐れられている魔女の話。悪い子をつかまえて腹を切り裂き小石や藁を詰める。ジャーナリストのイングリッドは、上司のロニーから彼女の故郷で起こった殺人事件についての取材と記事の執筆を命令される。しかしイングリッドは、帰郷を躊躇していた。彼女はこの事件の犯人が魔女フラウ・ペルヒタだと確信していたのだ。20年前のクリスマスイブの夜、イングリッドの母親ローズマリーと妹ハンナは、魔女フラウ・ペルヒタに襲われ命を奪われていた。そんなイングリッドの過去を知るロニーの説得を受け、イングリッドは呪われた過去と決着をつけるべく娘のエレナと共に故郷へと向かうのだが…。
アイビーは“ロマンスの達人”と言われる優秀な編集者。上司に頼まれ、最近スランプ気味のミステリー作家リードの次回作のラブストーリー部分にコメントを入れるも、プライドを傷つけられたとリードから怒りをぶつけられてしまう。気を取り直し、アイビーはその足で休暇を取ることに。友人サラの結婚式に参列するため、目的地のビーチへと向かった。しかし現地に到着するや、彼女を連れた元カレのザックと鉢合わせ。本人に気づかれぬよう隠れていたところを、偶然にも執筆のためにビーチを訪れていたリードに見つかってしまう。そして成り行きから休暇の間、リードの原稿の恋愛部分の書き直しを手伝う代わりに、リードに彼氏のフリをしてもらうという日々が始まるのだが…。
画期的な新薬“インスピリア”が発売。この薬を飲めば、風邪・インフルエンザ・ポリオ・エイズなど、あらゆるウイルス性疾患に対する免疫を得られるという。インスピリアの発売日、この特別な新薬の発売を祝い、一斉に飲もうするイベントが催されようとしていた。SNSの告知で集まった新薬発売を喜ぶゲイコミュニティの人々と、それに反発する人々が揉み合う中、始まるカウントダウン。そして小さな町は朝を迎える…。いつものように礼拝を始めようとしていたサミュエル神父は、礼拝の出席者がゼロという異様な事態に戸惑っていた。やがて1人、2人と信者たちが歩いてくる。彼らの姿に安堵するサミュエル神父だったが、突然信者たちが襲いかかってきて…。
シカゴのクラシカルなアパートに住むポピーは、トップインフルエンサー・イングリッドのPR担当。シェフのジョーとの結婚も控え、式場選びなどで慌ただしく過ごしていた。ある日、彼女はアパートの内見に来た男性と、エレベーター内に閉じ込められるハプニングに見舞われる。しかし故障は日常のあるあるだと動じることのないポピーは、閉所恐怖症だという男性を落ち着かせ事なきを得た。その後、広告代理店との会食に出席したポピー。すると紹介された代理店の役員が、今朝出会った男性マイロだったことに驚く。一方、独身者を嫌うアパートのオーナーから賃貸契約を拒否されたマイロは、どうしてもこのアパートに住みたい一心で、ポピーに2週間だけ婚約者のフリをしてほしいと懇願。わがままなイングリッドとの仕事に嫌気が差していたポピーは、マイロの会社への引き抜きを条件に、偽装婚約者として過ごすことになるのだが…。
シアトルでウェディング雑誌のライターを務めるサムは、小説家になる夢を捨てきれないでいた。ある日、上司から不動産王の娘で有名なインフルエンサー、ヘザーの結婚式の取材を指示される。その取材地は偶然にも自身の出身地、オレゴン州エバーラスティングのワイナリーだった。帰りたくない事情があるサムは担当を渋るも断り切れず、帰郷することに。両親や親友ジュリーは喜んでくれたが、一番会いたくないリアムとも再会。彼は取材先のワイナリーの息子で、学生時代の元恋人。互いの夢のために離れたが、1年後の再会を約束した日に彼の姿はなく、サムは失恋と同時に仕事に生きようと決心した過去があった。しかし最悪なことに、ヘザーの結婚相手がリアムだと判明し、サムは元カレの結婚式を取材するハメになる。
専業主夫のマイケルは、いつも家族のために忙しく働く妻で弁護士のパメラのために内緒でサプライズの誕生日パーティーの計画を立てる。さらに妻の喜ぶ顔が見たいと考えたマイケルは、みんなに祝ってもらおうとSNSで高校の同級生たちに声をかけて招待する。サプライズ・パーティー当日、ディナーデートという口実で待ち合わせたマイケルは、パメラに悟られないようパーティー会場に彼女を連れて行こうとするが、仕事がトラブル中のパメラはマイケルの意図に気づかず仕事に戻ろうとしていた。内緒にすることを諦めたマイケルは、サプライズ・パーティーの計画を打ち明け、大勢の人たちを巻き込んだサプライズ誕生日パーティーがいよいよ始まるのだが…。
人間と同じ感情を持ち完璧な伴侶となるように設計された“ミューズ”が誕生して47年。免疫アレル遺伝子技術が確立されて11年の月日が経った21世紀の半ば、人間とミューズの成婚数は800万、離婚数ゼロという未来社会が築き上げられていた。そんな中、婚約者のリーナが謎の失踪を遂げて傷心の日々を送っていた画家ジャックは、一念発起してミューズ社と契約。まもなくして、彼の前に現れた美しいミューズ・エヴの虜になるとともに、再び人生にも絵にも前向きになっていく。しかしある時、彼女が自身の過去の話を語り出したことにジャックは妙な違和感を抱く。契約解除を申し出るが、そもそも契約が成立していないことを社から知らされて…。
ドイツ・ベルリン。スパイ組織NIAの工作員ジェイコブは、相棒のマルタとともにKGBの男を亡命させる任務を実行していた。しかし、計画を察知した何者かによって任務は失敗、その数日後にベルリンの壁は崩壊し東西冷戦の時代は幕を下ろす。それから長い月日が経ち、イタリア・ミラノで写真家として活動していたジェイコブは、きな臭い世界から離れ、女性の友人との間に娘ジュリアを授かり第2の人生を送っていた。ある日のこと、ジェイコブ家の電話にかつての相棒マルタから「会いたい」というメッセージが残されていた。緊迫した声の様子が気になったジェイコブはマルタを駅まで迎えに行くが、久しぶりに会った彼女は記憶喪失に陥っていた。
宇宙船レベレーターに乗り込み、資源回収を行うウェイクたち。戦闘宙域にやって来た彼らは、とある不審船から異質なエネルギーを放つ謎の物体を発見し、危険に犯されながらも回収に成功する。しかしウェイクの元仲間で、今や宿敵と化したジェケルの船によって、その事実を察知されてしまう。ジェケルは長年、珍しいエネルギーを放出し、エイリアンが築いた宇宙の英知の結晶とされている物体“カオス・ジェネレーター”を探し求めていた。ウェイクに先を越されたジェケルは、力ずくでカオス・ジェネレーターを奪おうと攻撃を開始するのだが…。
ある若い女が、老婦人のアメリアに会いにレストランを訪れた。女はアメリアが60年以上捜し続けた男を、ついに見つけ出したという。女は協力者から偽造パスポートを入手し、イギリスの田舎町に向かった。そしてハイキング中に足を痛めたとウソをつき、ある農場の老人に助けを求めた。家に招き入れられた女は温かい飲み物をもらって眠りにつき、翌朝お礼代わりにコーヒーを淹れた。老人に薦めたそのコーヒーには、密かに毒が盛られていた。女は老人を家畜小屋の中で椅子に縛りつけ、電話を繋げたアメリアと共に厳しい尋問を始めた。老人はアメリカ人のテリーと名乗っていたが、真の姿は、アウシュビッツの守衛をしていたナチス親衛隊員の残党、ルドルフ・タンボイザーだった。
理論物理学者のスチュワートは、論文の著作権を巡り恩師を表舞台から追放した学会の嫌われ者。しかしその頭脳はズバ抜けており、密かに天才的な発明をしていた。それは時間を10分巻き戻すことが可能な、“スリップストリーム”と名づけられた携帯型のタイムマシン装置だった。ある日、銀行に向かったスチュワートは、突然のり込んできた強盗団に発砲されてしまったが、遠のく意識の中、装置を作動させたことで、世界を10分前に戻らせることに成功する。一方、偶然現場に居合わせ、たまたま装置に触れたFBI女捜査官サラは、現実が呑み込めない様子だったが、その装置を強盗団に奪われたことから、スチュワートと共に奴らのあとを追うのだが…。
タマラは友人の同性カップル、マディーとブルックと”女子旅”をするため湖へと向かっていた。しかし道中、車がガソリン切れを起こし立ち往生。携帯電話は圏外と、途方に暮れていたタマラだったが、運よく通りがかったマーブとキブ兄弟にガソリンを分けてもらうことに。ただ品定めするかのような、自身へ向けられる兄弟の視線や態度に不安を感じ、素早くその場を走り去った。無事に湖に着きマディーとブルックと合流、夜は3人で地元のバーへ。旅の解放感から見知らぬ客から奢ってもらったお酒を飲んだり薬物をキメたりと、バーでハメを外す3人。だがお酒に睡眠薬を入れられ、フラフラになりながらバーの外に出たタマラが目を覚ますと、見知らぬトラックの荷台に乗せられていた。
1970年代の終わり。ロシア系ユダヤ人のディーマは、妻ミーラと息子ダニークを連れて、モスクワからアメリカへ渡った移民家族。しかし、車の設計士だった彼に見合う職はなく、焦りが募るばかり。そもそも移住を彼に勧めていたミーラとも衝突してばかりで、やがて倉庫の仕事を辞めて酒浸りの日々を送るようになり、ついには家を出て行ってしまう。ミーラは生活のために同じロシア系のトリクと付き合い、家に招き入れるようになるが、ダニークはかつて父を侮辱し、母にも自分にも暴力をふるうトリクのことを忌み嫌う。一方で、徐々に友達ができ学校生活を楽しむようにもなっていくダニークだったが、学内でも家の中でも大人たちの非道は続き…。
とある企業のCEOで独身男性ウィルと、運命の女性をマッチングさせる恋愛リアリティー番組「愛の価値」。華やかな経歴や地位を持つ参加者女性たちのなかで、小学校教師のハナはコロラドの田舎町に住む平凡な女性だった。友人の勝手な応募により強制的に参加したハナだったが、素朴で誠実な人柄が功を奏し、最終候補者2名にまで残っていた。しかし番組の方針でプロデューサーがウィルにウソの情報を吹き込んだことで、ハナはウィルに振られ落選。失意のまま故郷に戻ってきた。しかし、番組内で“アメリカの恋人”と呼ばれるほど人気者になっていたハナとは対照的に、最終候補者の女性ケルシーと幸せになるはずのウィルは、わずか数ヵ月の交際ののち、婚約破棄され、おまけに会社も業績不振に陥ってしまっていた。そんなウィルは会社を立て直すための秘策として、ハナが暮らすコロラドまで出向き、偽のカップルになってほしいと懇願するのだが…。
地震学者のワトソン博士は研究に打ち込むあまり家族からの信頼を失い、妻のグウェンからは離婚を求められていた。今日も家族でバカンスに行く予定を仕事でキャンセルしたワトソンを、グウェンは責めることなく3人の娘たちと出発してしまう。研究を見下す同僚から邪魔をされながらも地震の測定結果を分析していたワトソンは、数値に異常を発見。その直後、大きな揺れが研究室を襲う。地震の影響によって各地で地滑りや地割れのニュースが伝えられるなか、ワトソンは研究出資者のコリンズに人類史上最大の地震が起こることを報告。本震の到達予測時刻まであと5時間。コリンズから避難シェルターの使用を許可されたワトソンは、家族を救うため車を走らすが…。
28歳のジャレッドは映像作家を目指し作品を作っていたが、なかなか芽が出ない。孤独な彼は恋人がほしくてジムに通い、体づくりもしていたが、誰からも相手にされず鬱々とした日々を過ごしていた。そんな中、1人のセクシーな女性のオンラインチャットにハマっていく。ある日、自身が暮らすアパートの洗濯室で女性を見かけるが、その人はジャレッドがいつも見ているチャットの女性と同一人物だということに気づく。彼女に近づきたいジャレッドは、洗濯室で彼女を待ちながらチャンスを作り、何とか声をかけることに成功。数日後には部屋に誘うことができ、彼女が売れない役者であることを知る。食事をしてさらに近しくなったジャレットは、彼女に思いを募らせていくが、ある夜、彼女に恋人がいることを知る。
精神科医を父に持つレニーは控えめな性格にして、性に対して非常に興味を持つ少年だった。しかし、その強い性への興味は幼少の頃の強いトラウマと後妻の死によって、心の奥底に深く押し込んでいった。欲望を抑えつけたまま成長したレニーは、女性の前では極度に緊張してしまう内向的な性格となっていく。感謝祭の5日前、パーティーに参加したレニーはルームメイトのチェットやグロックにけしかけられ、バーカウンターに座る少女ジェーンにナンパを試みるが、極度の興奮からぜんそくの発作を発症してしまう。咳き込み苦しむレニーだったが、幸運にもジェーンから優しく声をかけられる。2人きりの食事を楽しんだのち、ジェーンの家に誘われたレニーはそこで初めての体験を迎えるが…。
モニカは代理母リリーのおかげで夫ブラッドとの間に娘オリビアをもうけ、幸せの絶頂だった。妹のジェンがお祝いにやって来るが、モニカにはブラッドの顔が曇っているように見えた。それもそのはず、ジェンは離婚した夫と娘の親権で争っており、弁護士であるモニカが担当していたが、ジェンはキレやすくトラブルメーカーだった。モニカが子どもを産めない体になったのも、10年前にジェンが起こしたあることが原因だった。だがモニカはそんなことも水に流し、ジェンにオリビアの子守りを頼んでいた。しかし、問題ばかり起こすジェンに呆れたモニカは、ちょうど仕事を探していたリリーに子守りを頼むことに。しかしその頃、モニカたちの様子を影から監視する何者かの存在がいた…。
故郷カリフォルニア・サンタルシアを捨て、ロサンゼルスで記者として働いていたスローン。しかし彼女は仕事をクビになり暇を持て余していた。そんな時、故郷の旧友マルコスから、実家のブドウ農園で働く移民作業員たちが、何者かに嫌がらせを受けて大勢が辞めてしまったことを告げられ、しぶしぶ現地へ戻ってきたスローン。農園主アーサーは、スローンの亡き母の再婚相手で、娘と義父の仲は今もしっくりきていなかった。折しも町では外国人排斥の論議が沸騰しており、建設中の作業員寮が何者かに放火されて全焼。また従業員のドゥルセが欠勤したまま行方不明となり、スローンへの嫌がらせも始まる。そんな中、スローンは謎の青年レイェスと親しくなっていくが、彼の正体は先祖代々、町を仕切ってきたピクーニャ家の一員だった。
高額な報酬と引き換えに犯罪者の逃走を請負うドライバーのレイ。彼の中には仕事を請負う上でいくつもの掟があり、それを頑なに守ることで生き延びてきた。今夜の客は伝説の大泥棒ビリー・レッド。彼の”仕事”が終わるのを車で待っていたレイだったが、ビリーが逃げる途中で心臓発作を起こしてしまう。慌てたレイは、ビリーを助けて車に乗せると、彼を病院に運ぼうとする。しかしビリーは、病院に行くことを拒み、ブツが入ったカバンを自宅に届けるようレイに懇願。彼を見捨てることができないレイは、パートナーのマックスに闇医者の手配を頼むと、ビリーの自宅へと向かい、彼の娘マヤにカバンを渡すのだが…。
ニューヨークのマフィアのボスの下で、どんな敵でも倒せる格闘技術を学んだボルト。彼はある地下格闘技の試合で、ボスから負けるように指示されていたが、勝ち逃げしてしまう。賭け試合の大金と信用を失ったボスは激怒し、生け捕りするよう命令を受けた部下たちにボルトは狙われるハメに。兄のヘンリーを頼ってサンフランシスコで身を隠していたボルトだったが、ある夜、息抜きにバーに出かけ、魅力的な女性ソニアと出会う。だが、ケンカに巻き込まれて相手を叩きのめした結果、追手に見つかることに。そんな中、ソニアがヘンリーの元カノだったことが判明。交際を諦めようとするが、ボルトはマフィアの追手と闘わざるを得なくなり、ヘンリーとソニアも巻き込んでしまう。
1936年、マリファナの害から子どもたちを守るための講演会が開かれる。多くの親たちが集まった会場でドラッグの危険性を訴える講師は、ある物語の上映を始める。16歳のジミー・ハーパーは礼儀正しく勤勉で、地域からも信頼されている若者だった。彼は同じ学校に通うメリー・レーンを愛し、彼女もまたジミーのことを愛していた。しかし、一生愛し合うはずの2人には悲しくも儚い運命が待ち構えていた。ある日の放課後、来週開催されるルーズベルト大統領の来校記念行事のダンス大会にメリーを誘ったジミーは、ジャックと名乗る男から本物のパーティーに行こうと話しかけられる。30分だけという約束でジャックについていくジミー。この時のジミーはまだ、これから自分の身に降りかかる悪夢のことなど知る由もなかった…。
フロリダ州南部の町オチョピーで21歳の女性が失踪する事件が発生。今回の失踪事件の取材を始めたドキュメンタリー映画のプロデューサー・サラとブランドン、カメラマンのティムら3人は取材を続けるなかで、スカンクエイプと呼ばれる未知の獣人の存在に突き当たる。スカンクエイプ・ハンターを自称するデイルという変わり者の男に取材協力を要請したサラたちは、デイルとともにスカンクエイプの出現場所という森の中でキャンプを張る。キャンプ中にホテルの部屋が荒らされたことで身の危険を感じたブランドンとティムから取材の打ち切りを提案されたサラだったが、逆に真相に迫っていると感じた彼女はもう一晩森でキャンプを行うことを決意する。
幼い頃に訪れたことのある思い出の別荘へ、家族4人で出かけようと妻リアの誘いを、多忙な仕事を理由に断った夫テランス。しかしその直後、家の廊下で運悪く転倒し頭を強打したリアは、帰らぬ人となってしまう。1年後のクリスマスの日、妻との約束を果たすため、娘シンシアと息子ジェイクを連れ別荘にやってきたテランス。しかし未だ精神的に参っていた彼は、酒と薬に頼る日々だった。子どもたちを励ますために元気なフリを続け、子どもたちもそんな父を気使って楽しいフリをしていた。しかし別荘で過ごすうち、テランスのみならず子どもたちの体調も悪化し始めてしまう。急いで病院へ向かおうとするが、豪雪で身動きが取れず電話も通じない。子たちたちを守りたいと焦るなか、異変が起き始める。
ボイジー出身のポールとラモーナのカップルは、共に音楽好き。以前訪れて気に入ったオレゴン州ポートランドに変化を求めて引っ越すことに。一緒にいれば音楽があり、いつも幸せな2人だった。だが、ラモーナは先にフードランナーとして仕事を見つけるも、ポールはなかなか職に就けず、次第に引きこもっていく。ようやくコーヒーショップ店員の仕事を得たポールだったが、互いに仕事に疲れ、気持ちがすれ違い始める。2人でいつか一緒に乗るはずだった2人乗りの自転車“タンデム”も結局ポールが1人で乗る始末。そしてついにある日、ラモーナがポールに対して感じていた不満や、将来に対する不安をぶちまけたことから、2人は取り返しのつかないケンカを始めてしまう。
1980年5月、1人の男がロサンゼルス刑事裁判所に移送されてきた。男の名はムンド・メンドーサ。メキシカン・マフィア“ラ・エメ”のメンバーとして、“機関銃ムンド”の異名を持つ男だった。彼はラ・エメのゴッドファーザーこと、ジョーの罪を証言するために裁判所に運ばれてきたのだ。遡ること1969年3月、地元ロサンゼルスのギャング組織“ヴァリオ・ヌエヴォ・エストラーダ”に入った際、彼は本名のラモンを捨て、尊敬する伯父の名ムンドと名乗り始めた。その後、敵対するギャング組織”ホワイト・フェンス”のメンバーを殺害したことで、ムンドは逮捕されてしまうのだが…。
アパレル企業のデザイナー、イザベラは自身の創造力を発揮できる仕事で昇進を目指していた。そんな中、著名なゴッドフリー家の100周年記念祝賀会で、子孫のアグネスが着る最高級ドレスのデザインを担当することに。イザベラはゴッドフリー家の愛の物語に心酔、大役すぎると渋る上司ミアの説得に成功した。早速、アシスタントのケイリーと共にゴッドフリー家の大邸宅に向かうと、特別番組を製作する監督兼司会のブレイクと、カメラマンのカールのガイド役も成り行きで引き受けることに。交換条件としてドレスの縫製作業をブレイクが手伝うことになる。最初は合わないと思っていた2人は意気投合とし急接近するのだが…。
1871年。カリフォルニア州の山奥で、キャスパーは父ロジャーと金の鉱脈を発掘していた。気の弱いキャスパーは父から、生き抜くことの厳しさを日々の生活から教え込まれていたが、山奥の生活は野生動物や原住民、山賊など様々な脅威が脅かす厳しいものだった。親子2人の孤独な生活の寂しさから、保安官アンディが訪ねてきた時などは、亡くなった母マリアの夢を見たりと、人の温もりを求め思いを馳せていた。ある日、虫歯を抜くため、父と川べりにやって来たキャスパーは、歯を抜かれた痛みに悶え川に落下。その拍子に川底に沈んでいた金の欠片を発見する。やっと手にした金に喜ぶ親子は、改めて採掘を始めるのだが、その頃から父の様子がおかしくなっていく。
かつてイケメンボクサーとして人気を博し”ワンラウンド・エディ”と呼ばれていたラスティ。しかし、ある試合で対戦相手を殺してしまってから殴ることに恐怖を覚え、ボクシングから逃げ出してしまっていた。そんな彼は今、しがないトラック乗りとして金払いの悪いバディに雇われ牧草を運び、家のローンを滞納する堕落した生活を送っていた。ある日、ラスティは隣人のキャンディスから夫のジムを殺した犯人ブルースの殺害と、ジムがキャンディスに贈った行方不明となっている絵画の捜索を依頼される。突然の殺人依頼に躊躇するラスティ。しかし給料の遅配によって生活が困窮していた彼は、報酬と引き換えにブルースの拉致と絵画の捜索を引き受けるのだが…。
新入生のドレアは親元を離れ、大学での寮生活をスタート。彼女には姉ガビがいたが、1年前に強盗に襲われ死去し、犯人は未だ捕まっていなかった。その無念を晴らしたいドレアは、姉と同じ大学に通うことで事件解決の手がかりを見つけ出そうとしていた。姉が生前所属していた女子学生クラブ“デルタ・パイ”に接触を図ったドレアは、ガビの妹ということで、優先的に入会を認められる。その後、懇親会に参加し、クラブのシスターから歓迎メッセージカードを受け取るも、その内容に顔を強張らせる。そこには“ガビを殺したのは強盗じゃない。誰も信じるな”と書かれていた。
遥か昔、ルシファー率いる天使たちは神に反旗を翻した。反乱を起こした天使は天国から追放され堕天使となって地上を彷徨い、神に愛された人間たちを殺そうと画策する。神は善良な天使を地上に派遣、堕天使の計画を阻止する戦いは今も続いている。一方、ロンドンにある有名音楽学校に合格したナオミは、家族と喜びをかみしめていた。しかしロンドンに向かう道中で交通事故に遭い、両親は帰らぬ人となってしまう。家族を失った悲しみから抜け出せず音楽学校へも登校できずにいたナオミだったが、彼女を心配する叔母エスタの説得で登校を始める。音楽に触れることで表面上は笑顔を取り戻していくナオミに、ラファエルという男子生徒が話しかけてくるのだが…。
ジュリアード音楽院への進学を目指すソフィア。学校ではピアノの練習に励み、授業が終わると建築家である母親の仕事の手伝いを行ったりと、忙しい日々を過ごしていた。ある日、ソフィアのクラスにミシェルという転校生が入ってくる。隣同士の席になったことで仲良くなったソフィアとミシェルは、友達として交流を重ねていく。奨学金の獲得がかかるピアノの大会が迫るなか、練習に力を入れるソフィアだったが、同じ教室内にソフィアの練習風景を見学するミシェルがいることが気になって練習に集中できないでいた。ミシェルのせいでソフィアの練習がうまくいっていないと考えた講師のハナから、ソフィアは練習中にミシェルを教室内に入れないよう命じられてしまうのだが…。
不動産販売業者のリサは幼い頃に両親を亡くし、ジョージア州スプリングデールの祖母の邸宅“セブンオークス”で、妹のホイットニーと3人で暮らしてきた。その邸宅は130年前に高名な建築家が設計した歴史的建造物だが、ホイットニーの結婚式使用後に売却しようと祖母が決意、家族で大事に住んでくれる買い手を探していた。そんななか、ウォレス・ファミリーを名乗る男性から内覧見学希望があるが、現れたのはマシューという名の男性1人。ウォレス・ファミリーとは彼の兄アンドリューが経営する開発業者名だった。ホテルに再開発したいと購入希望を受けるがリサは拒否。しかし祖母は、邸宅の固定資産税や維持費などを1年以上前から払えなくなり、町に差し押さえられる期限が迫っていた。
バーのオーナーを市長にまで押し上げた、敏腕イメージコンサルタントのサバンナ。今後は自身が求める仕事である、動画配信を主な仕事として考えていた。しかし資金のことも考えて、当面はコンサルの仕事も副業として継続していた。そんな時、人気ラジオ番組司会者パトリックのリブランディングを依頼されるサバンナ。面接のため娘のエリーとラジオ局を訪れた2人は、待機中に収録ブースでラジオ番組の真似事を始めるが、知らないうちにオンエアのスイッチを押してしまっていた。放送中の異変に気づいたパトリックにより、番組は無事に終了するが面接は失敗、あり得ない失態に落ち込むことに。しかし番組の視聴者からの反響は大きく、番組のテコ入れを模索していたラジオ局の上層部によって、パトリックとの共同司会者候補に推される。
ファーミカル製薬の顧問弁護士を務めるアンソニーは、医薬品業界で最大規模となるトラクシル製薬との合併に伴う買収交渉の会議に出席しなければならなかった。会議当日の朝、妻ソフィアからの“一緒に過ごす時間がない”という愚痴をかわしながら、メールを確認するアンソニー。ところがファーミカル製薬の研究員ゼファート博士のメールを開けたところで、パソコンが動作不良に陥ってしまう。確認を諦め出社したトニーは今日が結婚記念日だったことを思い出し、ソフィアの怒りを鎮めるためサプライズの計画を立てる。秘書のジャネットの協力で会議から抜け出すことに成功したアンソニーだったが、帰宅した家には妻の姿がなく、留守番電話に妻の身代金を要求する誘拐犯からのメッセージが残されていて…。
急逝したガブリエルの死を悲しむ父ホルヘ。最愛の息子の死に納得できない彼は、ガブリエルのSNSを調べ、通話履歴からセバスチアンという男とのビデオ通話を試みる。息子との関係を尋ねるホルヘに、セバスチアンは元恋人だと告げる。息子がゲイだという衝撃の事実に動揺した彼は、ガブリエルの死を知り悲しむセバスチアンを激しく罵倒してしまう。2週間後、セバスチアンに言われた言葉が気になり眠れなくなったホルヘは、息子の本当の姿を知るべく、ボリビアを離れニューヨークのセバスチアンの家を訪れる。アポイントもなしにセバスチアンの家を訪れたホルヘは、再び激しい口調で詰問するが、興奮のあまりその場で昏倒してしまう。
シングルマザーのオードリーは、娘シャイアンを育てるため必死に働いていたが、困窮に陥り家からの立ち退きを求められていた。そんな時、オードリーに亡くなった祖父からの遺産を相続する権利が与えられる。貧困から抜け出せることを期待し安堵するも、実は彼女の知らないところで、祖父が保有していたという水利権を奪う企みが進行していた。遺言書の開示まで1週間と聞いたオードリーは、シャイアンと共に祖父が住んでいた家を訪れる。しかし庭の片隅に積まれた木材の影に潜む男の姿に気づくのだった。急いで逃げようとするオードリー親子に銃を突きつけた男たちは、水利権を移譲する書類にサインをするよう脅す。
アメリカの田舎町。川沿いにある家族経営のレストラン“ワニ小屋”は、地元住民や観光客で大繁盛。そんなある朝、迷惑常連客の変死体がレストランの川縁から発見された。保安官は、レストランが管理していたワニが逃げ出し男は襲われたと見て、ボウチャード一家の兄ジェイソンを殺人容疑にかけることに。しかし店を切り盛りする妹のレイチェルは、前夜に目撃した巨大なサメの背びれを思い出し、男はサメに喰い殺されたと確信。兄の疑惑を晴らすべくサメの行方を追うレイチェルだったが、男子大学生の誘いに乗った妹のクリスタルが、ワニ祭りの近くの川へ行ったことを知り、危機感を覚える。
ホラー映画「笑うチャーリー」の原作者としてカルト人気を得ているサマンサ。当の本人はそれが不満で、続編を望む周りの声を無視して新作のラブストーリーを書き続けていた。しかし、夫の浮気で離婚調停となったことを機に、今まで避けてきた「笑うチャーリー」の続編映画を承諾、原稿執筆のためミシガン州ウォレンの一軒家へと引っ越してきた。ある日、スーパーマーケットで買い物を済ませたサマンサに、松葉づえを突いたディーンという男から、家まで乗せてほしいと乞われる。しかし、見知らぬ人物を車に乗せたくないサマンサは無下に断ってしまう。帰宅したものの買い忘れがあったサマンサが再び車へ向かうと、なぜかその傍らにディーンの遺体が横たわっていて…。
気絶していた博士のジェニファーは、同僚のクーパーに起こされ、自分たちが研究所内の安全室に閉じ込められていることに気づく。緊急警報が鳴り響く部屋には2人の他に、同僚のシモンズ、軍人のカーターが閉じ込められていた。70分以内にこの部屋から出なければ、自爆システムにより部屋が爆破されることを知っていたジェニファーは、部屋からの脱出を試みる。重い扉を開けるパスワードを唯一知っているのはシモンズだけ。しかし彼は未だ意識不明の状態だった。機転を利かせたジェニファーは、シモンズがあらかじめ設置していた仮想専用線で、外部との接触に成功する。しかし国土安全保障省のラングと名乗る男から、この状況はテロリストの襲撃によるものであったことを知らされる。
リドリーは、多くのクライアントたちから絶大な信頼を得ている超一流のボディガード。しかしある時、大統領候補の政府要人と同僚を、国際的暗殺者マックスウェルに殺されるという大失態を犯し、引退を決意。その数年後、元上司に呼び出されたリドリーは、謎の人物から高額報酬の護衛の依頼があると聞かされ、仕事を受ける。しかしその護衛対象者は、自身を引退に追い込んだ張本人マックスウェルだった。顔を見るなり激高し殴りかかるリドリーだったが、スペインのアメリカ大使館に自首してきたマクスウェルが、依頼主や仕事内容を証言するということで、共に護衛していたFBIたちに制止されてしまう。冷静さを取り戻したリドリーは、マクスウェルが帰国し出廷する3日後まで護衛することになるのだが、そんな彼の命を新たな暗殺者が狙っていて…。
アメリカ・カリフォルニア州ベーカーズフィールドで、ヌード姿の女性が目撃される。マスコミの報道が過熱するなか、州知事に呼び出されたエレミヤは、事態収拾のために72時間以内にヌード女性を捕獲することを命じられる。女性を捕まえるために、なぜかミュージシャンとメキシコ人が必要と考えたエレミヤは、ベーカーズフィールドに住むメキシコ人のエドガーたちに接触を図る。女の裸を見たことがないというエドガーたちのために裸の女性を用意したエレミヤだったが、逆にエドガーたちから恨みを買ってしまう。次にエレミヤは女性ミュージシャンのリロイに協力を持ちかけるが、彼女は依頼人がエレミヤだと知ると協力を拒み逃亡するのだった。
1865年、南北戦争真っ只中のアメリカ。南軍の捕虜となっていた北軍のハーディング大尉ら5人の兵士は、気球に乗って敵地から脱走を試みる。しかし気球は天空に開いた奇妙な穴に飲み込まれ、気がつくと見知らぬ孤島に漂着していた。得体の知れない危険な怪物に仲間のトムが犠牲になりながらも、島を探索していたハーディング大尉は、墜落した飛行機から2人の姉妹ジュールズとアビーを救出。話を聞くと、2人は2012年の未来からこの島に迷い込んだという。そしてこの島は、時空の狭間に迷い込んだ者たちの墓場だということが判明する。
ノアは警察の尋問を受けていた。容疑はゴルフ界のスター選手ギリスの殺人。なぜ平凡な大学生の自分がこんな状況に陥っているのか自問するノア。それは数日前に届いたエミュレーション社からの招待状から始まる。その社に出向いたノアは、そこでカイガーと名乗る男から今回の体験プログラムについての説明を受けた。映画を体験ができるというカイガーの説明を訝しく思いながらも了承したノアは、”映画体験”の筋書き通りの行動を始める。ノアは一軒家に忍び込み、そこで裏切り者のCIA諜報員ギリスを始末するという設定のはずだった。しかし、すでにギリスは殺されていた。慌てたノアはエミュレーション社に連絡するのだが…。
刑務所から仮釈放されたパトリックはLAで働き始めるが、前科があるためまともな職に就けない。勤務先では上司にどやされ、恋仲になった同僚女性も前科を知ると去っていき、皿洗いや清掃に明け暮れていた。そんな日々を送るなか、出所した刑務所仲間のドルフから、ある計画を持ちかけられる。それはパトリックが裕福な妻を誘惑し、密会中にドルフが妻を誘拐。その夫にパトリックが連絡し、「誘拐されたのでカネを払って助け出してほしい」と交渉する詐欺だった。その手口で数件のカネを奪うことに成功するも、刑務所に戻りたくないパトリックは辞めたいと告げる。それを許さないドルフは、次を最後にすると約束してカネ持ち妻を探すが、同じ頃、警察もすでに誘拐詐欺事件の捜査に乗り出しており…。
大手製薬会社オービック社との訴訟を担当する弁護士ソフィーは窮地に追い込まれていた。召喚した証人は証言を翻し、証拠を持っていると断言していたアレンは面談時間に現れず、連絡がつかない状態だったからだ。証人たちの心変わりにオービック社の裏工作を感じながらも、打つ手なしの状況に追い込まれてしまったソフィー。思わず弱音を吐く彼女に、亡き父の親友で共同経営者のブルースは飲みながらの作戦会議を提案する。だが、ブルースから奇妙な電話がかかったきり、彼は約束の場所に現れなかった。心配になったソフィーは警察へ。手掛かりもなく警察署を出たタイミングで、ブルースから再び電話がかかる。それは彼女を振り回す悪夢のような1日の始まりだった。
隠れた名店を紹介・改装して繁盛店に変えることがコンセプトの人気テレビ番組“アビーのレストラン大改装”。次に手がけるお店はテレビ局の意向で、ミネソタ州ミネアポリス郊外にある”ロッコー食堂”に決まる。都会の高級店を扱っていた番組の突然の方針変更にパーソナリティを務めるアビーは戸惑うが、番組存続のため不満を持ちながらも現場へと車を走らせる。道中、羊の群れに行く手を阻まれるアクシデントがあったものの、無事に現場に辿り着いたアビーだったが、ロッコー食堂のオーナーであるトムは、番組撮影が来ることを知らされていなかった。伯母で接客係のマージと彼の娘クレアたちが、くすぶっているトムを見かねて内緒で番組に申し込みをしていたのだった。