かつてはアイドルスターとして一時代を築き、30代半ばとなった今でも人気DJとして活躍するヒョンス。高級マンションに暮らし、独身生活を満喫していた彼だったが、ある日、ファン・ジョンナムと名乗る若い女性が実の娘だと言って押しかけてくる。しかも、幼い息子キドンを連れて。彼女の突然の出現で、完璧だった彼の人生は今や風前の灯火となろうとしていた…。
世界からはぐれてしまったふたりの小さな勇気が起こした奇蹟。人生に行き詰まり、ソウル市内に流れる漢江に飛び込んだサラリーマンのキムは、目が覚めると孤島に漂着していた。そこは都会にぽっかりと存在する、立ち入り禁止の無人島だった。幼い頃のトラウマで泳げないキムは自力で脱出もできず、目の前に街があるのに誰にも気付いてもらえないという孤立無援の状況。しかし、絶望の中で小さな“希望”を見つけ、アイデアをふりしぼり、サバイバル生活を始める。一方、対岸のマンションに住む女は、3年間の引きこもり生活を送っていた。ある晩、カメラ越しにキムの姿を見つけて好奇心を抱いた女は、キムが砂浜に書いた「HELLO」のメッセージに応えるため、外の世界への一歩を踏み出す・・・・・・。
不特定多数の人間たちが入り混じる街・梨泰院(イテウォン)のハンバーガーショップのトイレで、韓国人大学生が胸や首など9カ所を刺されて死亡する殺人事件が発生。現場にいたアメリカ国籍の青年2人が有力な容疑者となるが…
仕事で成功を収めているCEOのジェヒョクだったが、人付き合いは苦手。事情があってフィリピンへ向かうことになった彼は、そこで旅行中のOLスジンと出会う。一方、就職浪人でフリーターのジョンファンは友人を訪ねてフィリピンにやって来るが、そこで人気アイドルのカヨンと出会い行動を共にすることになる。美しいボラカイ島で、2組の男女は様々な出来事を通して次第に惹かれ合っていくが――。
久々に姉ミラを訪ねた弟ヒョンチョルはひとまわり以上も年上の女性ムシンを家に連れてくる。そして、ムシンの連れ子を含めて奇妙な共同生活が始まる。一方、不倫相手の子どもを産むほど愛に生きる母にうんざりしているソンギョン。そして美しく心優しい恋人を愛するあまりに嫉妬に取りつかれたギョンソク。3つのストーリーはやがて混じり合いある”家族の誕生“を目撃する。
春、深い山間の自然に囲まれた湖に浮かぶ小さな寺。幼子と老僧が静かに暮らしていた。無邪気な幼子は、いたずら心から小さな生き物を殺めてしまう…。夏、幼子は17歳に成長し、寺に養生にやってきた同い年の少女に恋をする…。秋、寺を出奔した男が十数年ぶりに帰ってくる。冬、中年となり、再び寺に戻ってきた男。そこに老僧の姿はもうない。男は荒廃した寺でひとり心身の鍛練に励む…。季節は移ろい、再び春がめぐってくる…。
夢見がちでまだまだ世間知らずな16歳の女子高生ボウン。ある日、彼女の幼なじみの大学生のサンミンがアメリカ留学から帰国。すると、ボウンの祖父はサンミンの祖父との約束だからと、2人の結婚を強引に決めてしまう。最初は抵抗する2人だったが、祖父の病状が悪化したことで仕方なく結婚を承諾。2人の新婚生活がスタートしたものの、世間に結婚の事実を隠している2人をピンチが襲う!
生まれてこのかた一度も父親に会ったことがないヒョンス。母親は有名な整形外科医でもあり、ヒョンスの周りには母親から美容整形を受けたいと願う少女たちがあふれる。しかし、母親から顔の整形手術を受けた友人たちが、顔を切り取って謎の自殺を始めると、彼女の幸せは終わりを告げる。また、母親と二人きりで暮らす家に、誰かがいるような気がし始める。ある日、彼女は隠された地下室を発見し、そこで過去の秘密を知ることになる。
いよいよ大学の卒業証書をもらってカンナム(江南)を引き受けるようになったケ・ドゥシクは、組織の構造をグローバル化するようにとの長兄様の下命により、「大企業最高の性能に挑戦プロジェクト」を強行するようになる。このため、組織員のうちの1人を大企業に入社させなければならないが、すべての組織員は、唯一の4年制大学卒業者トゥシクを連呼する。大企業に偽装入社したトゥシクは、部署配分の誤りから期待した企画室でない保険営業を引き受ける。突然にFC(Financial Consultant)になったトゥシクを助けて、サンドゥとテガリは、組織員を動員する。そして、創立以来類例がない初の月500件という驚異的な実績を上げて保険王になったトゥシクは、やっと会長の特別指示で企画室に入城する。一方、親しく過ごした万年代理キム代理と、同期入社のスジョンに対するパク所長の横暴はより一層激しくなり、キム代理は構造調整にあう。パク所長の横暴と会社の不正、話にもならない処置にトゥシクはついに爆発する。パク所長の背後にある組織プゴ(干し明太)組と、ロシアのマフィアまで結集した彼らを相手に挑戦状を投げつける。果たしてヨンドン組ナンバー2、新入社員ケ・ドゥシクは、会社から無事にグローバル経営を学んで組織に復帰できるだろうか。
1億を超える全国の口座から5兆ウォンを超える金額が引き出しされるという前代未聞の金融犯罪が行われ,国家情報院(NSI)は,容疑者キョンホとエリーを逮捕するが,すでにお金は,第3の人物ジョンと共に跡形もなく消えてしまう。逮捕されたキョンホは,取調べで次のように回想する。カイスト(KAIST:韓国科学技術院)出身の天才ハッカーで,現在は大韓民国金融電算網管理者のキョンホは,米国1.5世代事業家のジョンと偶然に会うようになった後,彼の拒否できない強いカリスマ性に引きずられて,彼と送る時間が多くなる。ジョンは,自分の恋人エリーと一緒に行くヨット旅行を提案するなど,キョンホが経験できない特別な世界があることを知らせる。ある日,ジョンに盲目的な献身を見せるエリーが,「ジョンを信じてはだめ。あなたを利用している。」という警告のメッセージを投げてから,キョンホの不安感は始まる。一方,ジョンは,キョンホに世の中を思いのままに動かす特別な身分上昇の機会を提案して,それのために大韓民国のすべての口座から小額の金を引き出して,天文学的な資金を作ろうという途方もない大型犯罪を提案する。自分のために殺人まで犯したジョンのために,キョンホとエリーは犯行を行うが,約束の場所に到着した彼らを待っていたのは,国家情報院の要員だった。
平穏な町では同じような連続殺人事件が相次いで発生している。殺害されたのはいずれも女性で、発見当時、両手はひもに縛られたまま十字架にぶら下がっていた。推理小説家志望の「慶州」は家賃を督促していた家主と口論の末、偶発的に殺人を犯すようになり、それを隠ぺいするため連続殺人犯を模倣して死体を処理する。事件捜査が難航している中、再び殺人事件が発生するや、市民たちは皆不安と恐怖を感じており、警察関係者は今回の事件もやはり同一犯の仕業と断定する。しかし、唯一強力系班長の「再神」だけが最後の事件は模倣犯の仕業であることを直感する。そして自分の殺害の手口を模倣する者がいるという事実を知った連続殺人犯「ヒョイ」は、彼を追跡し始めるが…。
北緯38度線・・・暴雨の非武装地帯内の最前方境界警戒所「GP(Guard Post)」にて、身の毛もよだつ恐怖の残虐劇が繰り広げられる。突如凶暴化した兵隊が、20名の兵士が抹殺したのだ。事件の真相を突き止める為に派遣された捜索隊は、嵐の為に施設に閉じ込められてしまう。参謀総長の息子・ユ中尉の捜索を命じられていたノ捜査官は、迷宮の様なGPの中で彼を発見する。しかし、事件はまだ終わっていなかった…。
建築家のミンジュンと投資マネージャーのジウォンはともに、恋愛苦戦錬磨のモテ男とモテ女。ふたりは「ナンパとは技術ではなく科学」と信じるナンパのプロで、数々のテクニックを駆使しては狙ったターゲットを確実に落としてきた。ある日、偶然に出会ったふたりは瞬時に惹かれ合うも、お互いにナンパのプロとしてのプライドから自分からは告白できず、“恋愛バトル”が巻き起こる!
心臓病手術を受けている間、手術の苦痛をそのまま感じる「手術中覚醒」を体験した10歳のナ・サンウ。サンウは、深刻な苦痛の記憶で異常な行動を見せ、大人たちは、サンウの苦痛の記憶を封印する。幼なじみのカン・ウックァンの突然な訪問以後、自分の周りの人々が疑問の死を迎えていることに気づいたエリート外科医リュ・ジェウ。彼は、さらに、一緒に仕事をする麻酔科医のチャン・ソクホと精神科専門医オ・チフンと摩擦まで生じ、分からない事件にまきこまれ、妻のヒジンまで突然の事故に遭遇する。続いて起こる疑問の事件の中心に、25年前に「手術中覚醒」を体験したナ・サンウが関連していることに気づいたリュ・ジェウ。彼の存在を追えば追うほど、ジェウには思いがけない真実が近寄ってくる。外科医リュ・ジェウ、精神科医オ・チフン、麻酔科医チャン・ソクホ、そして、カン・ウックァン。25年前に消えたナ・サンウは誰なのか。
麻薬密売団のナンバー2パク・テホが、300億位の「ブツ」(ダイヤモンド)を唐辛子味噌の瓶の中にぎゅうぎゅうに隠し、海外に24(イサ=韓国語で「引越し」と同じ発音)して行く。組織掃討に血眼になった検察は、引越荷物センター職員に偽装して潜入、決定的証拠をつかむという計画をたてる、作戦名2424!(이사이사=イサイサ=引越し引越し)問題なのは、検事チェ・ドゥチル。ありったけの力を込めて作戦を支援するといって敵地に入るが、引越荷物を一つずつめちゃめちゃにしてしまう。左衝右突、孤軍奮闘のあげく、かろうじて引越荷物トラックをまるごと引、き出すのに成功した検察チーム。だが問題の瓶の中で出てきたものは、100%の朝鮮味噌だけ。パク・テホも「ブツ」の行方を探すためにあわててアパートをひっくり返し始める。こうして包んで解いて走って追う極道対検察の勝負が始まる。
コウ・チャンは、ギャングのボスのケントに育てられ、幼い頃から賭博の教育をほどこされてきた。やがて、博徒としての才能を開花させたチャンは、ギャンブラーの大会である前世界賭神位決定戦に出場することになる。ところがチャンのもとに、ボスから大会で負けるようにという指令が突然入る。
ある日、とある写真館の店主が頭を割られ惨殺される。事件を担当することになったギフン刑事は、現場に血まみれで立ち尽くしていた妻ギョンヒを容疑者と疑い捜査を開始する。最初は単なる痴情殺人と思われた事件だったが、捜査は予想外に混迷する。そんなギフンは、美しく貞淑な妻スヒョンがありながら、妻の親友であるカヒと不倫関係にあった。妻の妊娠を機に、カヒとの関係を精算しようとした矢先、カヒの妊娠が発覚する…。
夢を抱いて田舎の孤児院からソウルへとやって来た青年スミン。思いとは裏腹に、バイトに追われるその日暮らしの日々。そんな時、彼に一目惚れした青年ジェミンに声を掛けられ、久々に心をときめかせるスミンだったが、ジェミンには婚約者が…。
<夢>陸軍士官学校への進学が将来の希望である平凡な高等学校1年生サンホには、中学校の時から親しい友人のジェグとチャンベがいる。サンホは、群れてうろつくのが好きで学校以外の事に関心が多い人々とは違って、夢をかなえるために模範生の道を歩いている。サンホが勉強のほかに関心があるのは、友人たちと一緒にすることだけだ。サンホ一行は、高等学校に入って友だちになったギョンチョル、サンシク、ホンギュと一緒に<タイガー>というサークルを作って、サッカーを楽しみながら、若さのエネルギーを噴出している。<愛>勉強とサッカーしか知らなかったサンホは、ある日、ジェグと知りあいのスヒという女の子に会うようになるが、スヒは、模範生サンホとは正反対のキャラクター。互いに違う特別な魅力に引かれたサンホとスヒは、お互いを守ってあげたい間に発展する。しかし、スヒは、他の高等学校の<ティーエヌティー(TNT)>という不良サークルのチャン(番長)のハン・ジョンソクのガールフレンドであった。スヒに会ったのが禍根になって、サンホと<タイガー>は、やむを得ず<ティーエヌティー(TNT)>との戦いにまきこまれるようになる。<友情>友情をわかちあおうと思った<タイガー>は、時間が経つほどサークルの性格とは関係なく、<暴力サークル>という名前で人々に呼ばれ始める。名前のためであろうか、それ以後、<タイガー>は、避けられない争いにしきりに巻きこまれて、<ティーエヌティー(TNT)>の無差別的な攻撃に友人たちが大怪我をして、サンホは、友情のために、義理を守るために、元に戻せない決定を下すようになる。
韓国の暴力団名家として名をはせたペッコ(白虎)組一族だったが、暴力団の天敵である検事ジンギョン(キム・ウォニ)を長男の嫁として迎え入れて、波瀾万丈だった組織の生活から足を洗った。そして、母・ドクチャを中心にキムチ事業を始める。食品会社として新しい一族の歴史を作り出すペッコ組一族。一方、陰謀を計画して拘束された元検事ミョンピル(コン・ヒョンジン)は監獄の中で復讐を誓う。ペッコ組のライバルだったトッキ(斧)組親分と手を組み、組織の生活から足を洗ったはずのペッコ組一族を再び危機に陥れようとし…。
照明ディレクターとして働くインスはある日、仕事中に妻が交通事故に遭ったという連絡を受ける。妻が搬送された病院へ駆けつけると、そこには、夫が交通事故に遭ったという女性ソヨンが不安と悲しみの中にいた。やがて、お互いのパートナーが不倫関係にあり、同じ車に乗っていたという衝撃の事実を知ることになった。パートナーへの怒りと深い悲しみを経験する中で慰め励まし合ううち、ふたりはお互いに惹かれていくのだった。
1968年メキシコオリンピックで銅メダルを獲得したボクサー・森岡栄治(武田真治)。その後プロに転向したが、1975年網膜剥離によって引退を余儀なくされる。妻・和江(紺野まひる)との間に治子(藤本七海)と和則をもうけていたが、仕事も続かず、和江がスナックで働いて生活を支えていた。ダメな父親の姿しか知らないの治子は、バレエのレッスンを心のよりどころにしていた。栄治は用心棒をした縁で、ヤクザの親分が世話してくれたボクシングジムの会長をつとめることになる。しかし栄治の兄・忠利(山崎邦正)が金の無心に来たり、和江が店の客に送ってもらうのを目にした栄治が相手を殴ったりと、生活は良くならない。そんな日々に嫌気がさした和江は、子供たちを置いて家出してしまう。その数日後、治子が拾ってきた猫のハシゾウが死ぬ。そのとき治子は、初めて栄治の涙を見る。それから栄治の愛人になったホステスの裕子(広末涼子)が、一緒に暮らし始める。借金まみれだった忠利から株券を預かった栄治は、偽造有価証券発行、詐欺未遂の容疑者として逮捕される。証拠不十分で釈放されるが、父や裕子と子供たちの間には、微妙な変化が訪れる。昭和天皇の崩御した日に治子の祖父も他界し、時代は昭和から平成へ移り変わる。栄治は和則と共にジムでボクサーを育て、日本チャンピオンを輩出。治子は子供のころからの夢だったバレエ教室の先生になった。そんなある日、治子の元に、栄治がガンであるという知らせが入る……。
ピョクトルとケットクは一時勢力を誇った東方組の序列2位、3位を争う間柄、サムボクは2人の直属後輩で、3人衆の組織力は、この一帯で知らない者がいない。しかし、ピョクトルとケットクは、チョ・ドンパルの計略に陥り、くやしい寃罪で15年の刑を受け、サムボクは、要領がよくて、かろうじて危機をまぬがれたのだった。ただひたすら復讐のために出所を待ちわびるピョクトルとケットク。そして、豆腐を持って彼らを迎えるサムボク。15年ぶりにまた一つになった彼らは、自分たちにくやしい汚名をかぶせて組織を横取りしたドンパルを探しに出るけれど、ドンパルも寃罪をこうむって警察に連行されていた。ついにドンパルに会った3人衆。復讐のために会ったのに、自分の娘ウンジを守ってくれとドンパルが取り引きを求める。そんなわけで3人衆は、ウンジとウンジの恋人ミョンソクまでを密着保護するボディーガードになってしまう。一方、ドンパルに陰湿な攻撃をしたヤス(野獣)は、ドンパルの隠された財産を奪い取るために虎視耽々ウンジをねらって3人衆と敵対するようになる。
チョン・ハンス!その名の通り、不遇な境遇にある。彼のモットーは「毎日、元気で」。しかし、そんな彼に挑む一団がいた。生徒全員を圧倒するペク・ソンギ、あらゆる面で男を凌駕するハン・ミンジュ、そして単純で無知な担任教師ゴ・ミンシク。彼の思いのままに、この難局を乗り越え、調和のとれた人生を送ることができるのか?
ある少女が、私をじろじろのぞいて見る。私より絵を上手に描くという。しばらく聞いてみない言葉だ。少女が、私にいいものをあげると私を誘惑する。だが、少女について行った場所には、生まれて初め見る暴悪な男がいた。怒りでひどく充血した彼の目で、私の姿を見た。なぜそんなに情けなく生きているのかと、彼が私を追及する。暴悪な男がささやく。今でも遅くないよ。私の絵を破ってしまった女、浮気をしても横着に花のように派手な私の恋人、私の絵を侮辱しながら私を利用したカメラマン、蛇のように気味が悪い奴、私の恋人を奪って古いマンガ本のようにした奴。血液がついた手で肉をこねくりまわす私の戦友、私をあの肉の塊のように扱ったのは忘れたようだ。どうしてこんなことができるのか。私はこんなに腹が立つのに、私がなぜ腹を立てるのか誰も知らないということなのか。絵のように私を待っているやさしく慎ましい日常、私は今見ることができるようだ。その穏やかな日常からまっさかさまに墜落する衝動。その瞬間、狂暴な悲鳴が聞こえてくる。おとなしい隣人。彼も胸の中に荒っぽい蛇一匹を育てているようだ。
韓国の人気作家による同名のベストセラー小説を、『パイラン』『力道山』のソン・ヘソン監督が映画化した感動ドラマ。主演は『ベイビー・ブローカー』のカン・ドンウォンと『小さな恋のステップ』のイ・ナヨン。3人の人を殺した死刑囚と、生きる望みをなくして3度も自殺を図った元歌手を演じている。
失業中の夫・ミンギの代わりに家計を支えるためにせわしなく働いているキャリアウーマンの妻・ボラ。だがボラは同じ職場で働く大学時代の恋人イルボムと再会して以来、不倫関係を続けていた。純粋に身体だけの付き合いのはずが、イルボムは次第にボラと彼女の子供と一緒に暮らすことを夢見がちになっていった。そしてある時、合鍵がきっかけで彼ら三人の運命が狂い始めていく…。
60歳を超えた今も独身を貫き通す元大学教授ユン・ソギョンのもとに、テレビ局のスタッフからある番組企画が持ちかけられる。それは、教授の初恋の女性を探すというもの。どうにかソギョンの了承を得て、取材を開始したスタッフは、やがて、大学生だったソギョンのあまりにも美しく悲しい初恋の物語を知るのだった。
米国ロサンジェルスで開催された世界テコンドーチャンピオン決勝戦で、韓国最高のファイター、キム・スンヒョンと、米国の自尊心ジャック・ミラーの火花が散る対決が真っ最中だ。誰が見てもスンヒョンの軽快なボディーコントロールによる速い攻撃が一枚上。ところが、スンヒョンの攻撃がジャック・ミラーの急所に正確に入ったにもかかわらず、点数は上がらない。米国側の悪だくみで、優勝は、初めからジャック・ミラーに決まっていたのだ。テコンドーチャンピオンを強奪された日、恋人のミンソとも交錯した道を歩くようになったスンヒョン。絡まった時間はさらに絡まって7年が流れる。それでも屈しないスンヒョンは、自ら人生に適応して生きている。刑事という職業を得て、可愛い愛娘サランとの仲むつまじい生活もある。しかし、暴力組織のボス、ファン・ジョンチョルの組員に対し、誤った取扱いをしたスンヒョンは、刑事を止めざるを得なくなり、生計と娘の安全のためにファン・ジョンチョルが主催する不法異種格闘技で戦うようになる。
マフィアのボス、チューの金に手をつけた義兄弟のユンとアコは、ライバルのボスのチャイに窮地を救われ、部下として働く。控え目で忠誠心に厚いアコは、チャイの信頼を勝ち得ていくが、功ばかりを狙い度々ミスをおかすユンは、チャイから冷遇を受ける。嫉妬と復讐に狂ったユンは、チュウーと手を組み、アコのみならずチャイにまで裏切りの毒牙を奮う。
70年代初頭、サイは、幼馴染のユンとクオの兄弟とともに暗黒街でナンバー1のボスとなった。しかし後継者問題でクオに跡目を取られたユンは、新組織のボスとなり、サイを葬り去ろうと対抗し始める。家族を愛するサイは、静かな生活を望んでいたが、ユンの手口は卑怯極まりなく、サイの仲間を次々に葬っていく。そしてその魔の手は愛する家族へ。最愛の家族を奪われた男は最後の戦いへと向かっていく。
売れない脚本家のウォンは、ある夜、海岸でカップルに強盗と間違われる。彼らの靴やコートを返そうと、親友のキュンと持ち主の部屋を訪ねるが、そこで彼女たちは犯罪事件に巻き込まれる。そして、キュンは犯罪組織に捕らえられ、ウォンは黒薔薇という女義賊にさらわれる。ウォンに思いを寄せるロイ・ケイ刑事は、彼女を救うべく黒薔薇の館に忍び込むが、ロイの姿が黒薔薇の初恋の人にそっくりだったため…
チンピラ世界の真骨と呼ばれるモッポ(木浦)出身の兄弟チンピラ、ソンジュンとソンデは、中国進出の橋頭堡であるインチョン(仁川)組織を手に入れるため、インチョン上陸作戦(?)を敢行する。金と腕力でインチョンの組織を無事に手に入れて、接待のためにやってきたルームサロンで彼らは予想すらできない敵に会うようになる。インチョン最高のルームサロンの女主人であり、インチョン組織のボス、チェ・ムヨンの恋人でもあるオ・マダムは、この足りない兄弟チンピラにものすごいパンチを食わせる。女だと見くびって立て続けに破れたソンデは、乗勝長駆したチンピラ人生に消せない汚点を残すようになる。弱り目にたたり目で、戦いには負けたことがないが無知この上ない兄ソンジュンが、<ファミリア>の看板ホステス、チョヒに一目惚れしてしまい、正常な感覚でなくなってしまう。
女性を誘拐、拉致して男性に斡旋する犯罪組織に客として現れた男・飯島。暴力団関係者とも警察とも思える飯島に疑念を抱きながら、組織は女性の監禁場所である熱海に連れていこうとするが、その車中で彼の素性が明らかになってゆく。
女子高へ転校したユジンはクラスメイトからいじめにあっていた。ある日ユジンは、友人と深夜の教室で、“コックリさん”で自分をいじめたクラスメイトに呪いをかける。いたずらのつもりだったものの、翌朝呪いをかけられた一人が変死体で発見され、その後も次々とクラスメイトが悲惨な死を遂げる。“コックリさん”によって呼び起された怨霊はやがて、村全体へ広がっていきユジンは事の重大さに恐怖するが――。
大学時代の愛が忘れられず、彼女に捧げたモーツァルトの曲しか流さないレコード店を開くヨンフン。ある日、ルームサロンのホステスをしていたヨンファが、従業員募集の貼り紙をみて彼の店で働くようになる。大学講師のジニョンは、妻と離婚し一人娘と暮らすが、外国から尋ねた妻が娘を連れにくる。公務員のセジンは、仲むつまじい家庭を持っているが、収賄事件にかかわる危機にあう。腹が出てきた科学教師ホンチョルは、独身と別れることが一番の宿題だ。音楽が好きな4人は、10年前から小さなコンサートを開いてきた。今年も準備しているけれど、予約しておいたコンサート会場の小劇場が工事で使えなくなってしまう。
ソウル地方警察の凶悪犯罪捜査班に勤務する若き刑事チャン・ドヨンは純粋で正義感に溢れ力ずくの捜査も厭わない男。そんなある日、ドヨンが自らの手で逮捕した義弟が出所直後、ドガン組の幹部に殺されてしまう。怒りに震えるドヨンはドガン組の撲滅を心に誓う。そしてもう一人、冷徹で妥協のない仕事ぶりで知られるエリート検事オ・ジヌもドガン組の撲滅に乗り出した。2人は運命的に出会い、協力して捜査を進めるが…。
ヨディはサッカー場の売り子スーに話しかけふたりは恋仲となるも、ある日ヨディはスーのもとを去る。ヨディは実の母親を知らず、そのことが彼の心に影を落としていた。ナイトクラブのダンサー、ミミと一夜を過ごすヨディ。部屋を出たミミはヨディの親友サブと出くわし、サブはひと目で彼女に恋をする。スーはヨディのことが忘れられず夜ごと彼の部屋へと足を向け、夜間巡回中の警官タイドはそんな彼女に想いを寄せる。60年代の香港を舞台に、ヨディを中心に交錯する若者たちのそれぞれの運命と恋──やがて彼らの醒めない夢は、目にもとまらぬスピードで加速する。
特戦団隊員ソンジンは、毎夜、面識のない女性の夢を見る。正体がわからない女性は、ソンジンの夢の中でいつも危険な目にあう。ソンジンは夢から目覚めても、彼女に対する思いは容易に消えない。そんなある日、ソンジンは、チャン・ペソン博士の前世体験実験途中に、タルロ教祖イ・セシンの侵入で違った時空間に流れてしまったチャン博士の娘ナモンを探せとの新しい任務を引き受ける。チャン博士は、娘を探すためにより一層進歩した時空装置CSM1004を完成して, 彼女が縛られている前世空間に入っていける人はナモンと脳波が一致するソンジンしかないという。当時の事件ファイルを調べたソンジンは、チャン博士の娘ナモンが自分の夢に出てくる女性と知って、このおかしな因縁を受け入れることにする。ソンジンは、前世体験のためCSM1004から乱れた時空間通路を通って自分の前世を見ることになる。
台湾の三連会に幹部として籍を置く香港洪興社のサンカイは、三連会と日本の暴力団山田組とが連盟を結ぶために、組長の娘との結婚を命じられる。台湾・日本の裏社会同盟が無事結ばれると、三連会の後継者を決める会合が開かれる。三連会のボスの息子であり組織を継承する立場にあったレイがその座をサンカイに譲ろうとするものの、古巣の幹部・勇伯が猛反対。その直後、レイが何者かに襲われ、勇伯が暗殺されるとサンカイの仕業ではないかと疑う組員たちはいきりたち、一触即発の不穏な空気が台湾裏社会に漂い始める。窮地に立たされたサンカイを救うため、ナンたち香港黒社会が立ち上がる!
北アイルランド出身のアメリカ人で、分子生物学者として学会で世界中を飛び回っている“彼女”と、政治家の夫アンソニーとの夫婦関係はすでに修復不可能なまでになっていた。“彼女”はある日、夫の体裁の為に出席したパーティで1人のレバノン人男性と出会う。“彼”はかつて医者だったが、祖国を捨て、今はコックとして働いている。そして、彼らの情熱的な情事が始まる。2人はお互いの違いを受け止め、愛し合い甘美な日々を過ごす。しかし、厨房で同僚たちに自分の文化と親交をあざけられたことをきっかけに、“彼”の中に一度は捨てたはずの祖国への信念が再び蘇り、それが2人の愛にも暗い影を投げかけ始める…。
キルは、幼い時に鉄道で自殺しようとした母の手から逃げた後、暗黒街のキラーとして育てられる。マルボーロタバコ、コーラ、カップ麺、冷蔵庫の中の現金、ぎらぎらした刃のナイフ一本、オートバイ、猿のチチとの交流が生活のすべてであるキル(チョン・ウソン)は、自分に与えられたキラーの任務を黙黙と代行する非社会的人物。干からびた大地に降る小雨のように、彼を刺激するのは酒場のホステスで歌手志望のスハ(シム・ウナ)だけだ。キルは、遅い夜に燈台のように明るくなる彼女のアパートを見て小さな幸福を感じる。ある日、道に倒れているスハを見つけたキルは、彼女を家まで送り、スハに対する感情が愛に変わる。だが、愛という感情はキラーには致命的な弱点。
韓国の南極探検隊は、最低気温がマイナス80度に達しブリザードが容赦なく吹き荒れる地球上で最も自然条件が過酷な場所、“南極到達不能点”を目指して歩みを進めていた。ある時彼らは、80年前に遭難したイギリス探検隊によって書かれた日誌を発見する。そしてそれ以来、彼らの周りで不可解な出来事が立て続けに起こり始める。ウイルスが存在しない南極で風の症状に苦しみ、ホワイトアウトに襲われ、ベースキャンプとの交信も途絶えてしまい…。
ある春の日、強い雨の中で出会い、その悲しい運命を受け入れた彼らの名前はヒョクスとウネ。父親が連れてきたこの幼い少女を見た瞬間、彼はすべてを捧げることを決心する。二人は異性愛を心の中に秘めたまま兄妹として育ち、やがてヒョクスはやくざの世界に入ってボスになり、ウネは大学に入って法学部生のチョルミンと出会う。検事になったチョルミンから求婚されたウネは、犯罪を犯し投獄されている兄、ヒョクスの仮釈放を条件にプロポーズを受け入れるが…
カトリックの神学生のギョシクはミサの助祭で大失敗をしでかし、罰として山の上の教会で精神修行を行うことに。そこで出会ったのは神父の姪のボンヒ。酔いつぶれて寝ていた彼女とアクシデントでキスをしたギョシクは、その日から彼女が気になる存在に…。
端役に命をかけた自称映画俳優、他称エキストラのパク・ポンスとキム・ワンギ。毎度とんでもない失敗でNGを出すために監督からひじ鉄砲を食らうことが習慣だが、それでも主役の夢を捨てないで熱心に映画界の周辺をぐるぐる回っている。そのような中、助監督セピルの助けで端役の検事と捜査官役をもらったボンスとワンギは、接待のため入ったルームサロンで豪放な気性を発動して、羽振りをきかす。ところが意外にも、悪気ない自分たちのいたずらにみんながだまされることがわかると、二人は、映画を作るお金を用意するという素朴な希望から本格的な詐欺行為に出ることになる。
映画製作において重要なポジションとなるスタントマンの世界に現れた女性スタント、カン。アクション監督にその実力を認められたカンは、日々危険かつ過激なスタントをこなしその活躍は目覚ましいものがあった。ところが、その活躍に香港黒社会が目を付けたことで彼女はトラブルに巻き込まれていく――。
ペルシャ絨毯を通じて生まれた心の交流を描いた日本・イラン初の合作映画。飛騨高山とイランのイスファハンを舞台に、子供同士のほのかな恋を織り交ぜながら、2つの国の文化の壁や国民性の違いを乗り越えてゆく人々の姿を詩情豊かに丁寧に描いており、心温まる人間ドラマが感動を誘う。
今日も洞事務所の末席を強硬に守ってスポーツ新聞の運勢欄を閲読する9級公務員ナ・ヨンジュ。たいした事がない容貌に性格まで変わってるけれど、自分の途方もない魅力を世の中が分かってくれないという信念一つで生きている彼女は、誰が見てもノーマルな人生を生きている。ある日、洞事務所に青い目の外国人が訪れ、ヨンジュの呑気な日常にも波風がたち始める。500ウォンの宝くじにも当選したことのない彼女が、英語ができない同僚を代表して英語完全征服走者に当選したのだ。生まれて初めて英語学院の門をくぐったヨンジュは、脂汗が出るレベルテストを経て,初歩クラスに入れられる。しかし、このとんでもない公務員の女の子は、アルファベットに慣れる前に浮気なムンスに心を奪われてしまう。エレベーターに乗ってなくした運動靴の片方を探して履かせてくれたムンスの親切に、思わず胸が熱くなった感激を味わったのだ。ムンスの親切が靴販売員の習慣性行動ということを識別できないヨンジュは、「ムンス=待ち望んだ男性」と信じるようになる。そして、「愛する女ができたら英語でプロポーズをする」というムンスの心をとらえるために英語勉強にまい進する。彼女は、果たして90日以内に高地を征服できようか?
ジャーナリストのジウォンはスクープ記事を発端に脅迫電話に悩まされていた。親友のアドバイスで携帯番号を変更したジウォンだったが、ある日、まだ誰にも番号を教えていないはずの携帯が鳴りだした。誤ってその電話に出てしまった親友の子どもは、全身を痙攣させて絶叫したため、ジウォンは慌てて携帯を奪い取るが、不気味なノイズが鳴っているだけだった…。
1960年代の激動の韓国。大統領官邸“青瓦台”のある孝子洞で理髪店を営む平凡な男ソン・ハンモ。美しい妻とかわいい息子に囲まれて幸せな日々を送るソンだったが、ふとした事件をきっかけに大統領の専属理髪師に選ばれる。これによって思いがけずも、ソンは権力をめぐる政争の渦に巻き込まれてしまうのだった…。
5人の女性を殺害した後、遺体に絵を描くなど猟奇的な行為をした犯人チョ・ミョングが6回目の犯行現場で警察に検挙される。派手なヘアカラーと予想できない突出行動で有名な熱血女検事オ・ヒョンジュはミョングの有罪を確信し、事件を担当すると志願する。果たしてミョングが精神病を認められ無罪判決を受けるか有罪判決を受けるか、犯人に対する世論の熱い関心と死刑を要求する声が高い中、ヒョンジュの大学同窓でありかつての恋人だった尹炳斗(ユン・ビョンドゥ)が国選弁護を志願することになる・・・。
美しく優れた運動能力を持つ少女たちが世界中から誘拐される。冷酷非情なマダムMが少女たちを誘拐し、厳しい訓練を課し、美貌と脅威の身体能力を備えた殺人マシーンを作り上げる計画を立てていたのだ。誘拐されたシャーリーとキャットも他の少女たちとともに6年間過酷な訓練に耐えてきたが、彼女たちに課された最後のテストは、お互いに殺し合い、最後に生き残った一人だけがプロの暗殺者として卒業できるというものだった――。
韓国人気俳優イ・ジョンジェ主演のロマンティック・ラブストーリー。記憶の一部を失った青年が愛する女性の記憶を取り戻すため、大学時代の同級生と様々な思い出を語り合ううちに恋に落ちる姿を描く。『雨に唄えば』のミュージカル・シーンを思わせるダンスを披露した、イ・ジョンジェの熱演も見ものだ。ある雨の夜、天気予報士のジンス(イ・ジョンジェ)は交通事故に遭い記憶の一部を失う。誰かを激しく愛したという感覚はあるが、相手が誰なのか思い出せない。彼は大学時代の女友達ヨニ(チャン・ジニョン)に協力を頼み、失われた記憶を取り戻そうとする。