3年前、異世界「きさらぎ駅」から奇跡の生還を果たした宮崎明日香(本田望結)。しかし、彼女の外見は20年前のまま――その異質な存在は、世間の冷たい視線と疑念に晒されることとなった。孤独と絶望に沈む明日香の前に現れたのは、ドキュメンタリーディレクターとして名を馳せる角中瞳(奥菜恵)。この運命的な出会いが、明日香の心に新たな決意を芽生えさせる。かつて命を懸けて救ってくれた堤春奈(恒松祐里)、そして異世界に取り残された者たち――彼らを助けるため、明日香は再び「きさらぎ駅」へと足を踏み入れる。果たして、彼女を待ち受けるのは救済か、それともさらなる絶望か。前作を凌駕する衝撃の展開に、あなたは息を呑む――!
ある宗教二世が残した一通の遺書。そこには、宗教虐待の実態、そして当たり前の自由を求めながらも、親への捨てきれぬ愛ゆえに苦しんだ少女の痛みが、どこまでも繊細に鮮明に残されていた。その遺書に感化され、自身も新興宗教で洗脳された過去をもつ平田うらら監督が、宗教虐待被害者300名以上に取材し、宗教虐待の実態を映画化。フィクションでありながら、宗教虐待というテーマを娘、母、祖母ら3世代の視点を交えて多角的に描いた。
かつて国内で栄えた造船業が急速に廃れた後の日本。瀬戸内海に面した香川・坂出に逃げ着いた女(河野知美)は、体を売って孤独に生きていた。女には6年前、長崎・佐世保で共に暮らしていた夫(梅田誠弘)のもとから、別の男と駆け落ちした過去があった。ある雨の晩、突然訪ねてきた夫。女のさびれたアパートの部屋で、二人が空白の時間を埋めるかのように語らい、体を重ねるにつれ、次第に時空が歪み出し……。
中学時代に亡くなった友人の墓前で旧友の哲也と再会した達生は、バイト先の元同僚・結衣と3人で、夏休みの数日間を地元の田舎町で過ごすことになる。達生の父が社長を務める経営不振の工場の寮に滞在しながら、彼らはそこで働くベトナム人技能実習生たちと交流し、それぞれが抱えていた過去と向き合っていく。
大学恒例のゼミコンのテーマ発表の日。聖学長が今年のテーマに選んだ「愛」が、教授陣や学生たちを困惑させる。愛なんて抽象的すぎると具体的なところから進めようとする成績優秀な海田ゼミ。何だかよく分からないけどちょっと面白いかもと、珍しく興味を見せる落ちこぼれの遠山ゼミ。それぞれの思いや事情を抱えながらも、学生たちは自分なりのアプローチで愛について模索していく。そんな中で仲間の一人に起こった事が、学生たちに思いがけない変化をもたらし....
ある法学部の学生がアパートの家主と恋に落ちる。出会ってまもなく、行方不明になった前の住人と彼女に何か関係がある事を疑い始める。
ニューヨークで新たなスタートを切ろうとした元ボクシング選手の男。あることがきっかけで一夜限りのリングに戻される。
ジャズ界のスーパースター、ハービー・ハンコックが2005年に発表したアルバム「Possibilities」で競演した豪華アーティストたちとの貴重なレコーディング風景を記録した、最高に刺激的でクリエイティブな音楽ドキュメンタリー。
19世紀末のアメリカ。馬を失い、未開拓の荒野を1人彷徨う漂流者ソロモン・ミラーはアリゾナ州の小さな集落に辿り着く。かつて金の採掘で栄えたその集落は今は朽ち果て、酒場と教会を中心に極わずかな人々が暮らすゴースト・タウンと化していた。生活のためバーテンとして働くことになったソロモンだが、酒場のオーナーであるヘーガンをはじめ、集落の人々の態度はどこか冷たくよそよそしい。やがて血なまぐさい事件や恐ろしい幻覚を目にするようになったソロモンは、徐々に精神的に追い詰められていく。
東京の郊外にある古い木造アパート。フリーター・太田茂樹(勇翔)は人生の再出発を図り、全てを捨ててこの街に引っ越してきた。新生活に心躍らせていたのも束の間、不動産屋から請求された敷金・礼金を用意できず、さっそくアパートを追い出されそうになる。そこに現れたのは、この部屋の前の住人・小菅陽二(柳川るい)……話を聞くと、なんと今は地縛霊?!敷金・礼金減額のため、幽霊がいることを不動産屋に証明したい茂樹。全く霊感のない不動産屋に存在をアピールして欲しいと茂樹が懇願すると、小菅から交換条件として「元カノ・艶子(山下リオ)への復讐を手伝うこと」を提案される。ふたりの「作戦」の行方、そして、小菅の本当の願いとは…?茂樹は無事に再出発〈Starting Over〉を遂げられるのか……?!
人間の無自覚な加害性や、有害な男性性に反応して発症する謎のウィルスが蔓延した世界。30代以降の男性を中心に感染が広がり、発症者はゾンビの様な風貌で日常生活を送ることを余儀なくされる。自らを良き父であり、良き上司であると自負する会社員・瀬古は、ある朝身に覚えのない体の異変に気が付く。体の変化はやがて誤魔化す事の出来ない程に進行していく。
原因不明で完治の見えない指定難病クローン病。愛知県にクローン病を抱えながらも、自らの夢へ進む一人の女性がいました。重光・ルマ・ナオミ。ナオミの夢は、今世界で最も注目を集めるミスコンテスト-ミス・グランド・インターナショナル-で優勝すること。華やかな舞台で結果を出すため、地道な努力と病との戦いを重ねるナオミの奮闘が始まります。
2026年、モスクワ中央臨床病院に無残な姿のプーチンがいる。そして、欧州、米国をはじめ世界は混乱に陥っていた――。時は遡りエリツィン政権下、プーチンはエリツィンに彼の免責を保証する代わりに自分を大統領にするよう詰め寄っていた。KGBでの不遇の東ドイツ時代を経て、タクシー運転手をして食いつないでいたプーチンが、大国ロシアの大統領にまで上り詰め、その絶大な権力を暴力的に行使していくその裏には、常に恐怖と不安があり、その脆さが隠されていたのだ。
売れないミュージシャン・リアムと著名なジャーナリスト・レイのカップルはレイの誕生日を祝うために週末、人里離れた田舎の宿を訪れる。ネットでの評判は上々の宿だが、かつてはシングルマザーの避難所として運営されており、生まれたばかりの子どもやその母親の大量死が問題になっていた。現在妊娠中のレイは、近くの森で若い女性の霊を目撃し、リアムとの仲が徐々に険悪になっていく。やがて、施設の真の歴史が明らかになると同時に、自らの出生の秘密が明かされる…。
ある若い女性が人里離れた廃墟となった水車の修理に挑む。しかしそこで待ち受けていたのは危険な生物、その正体とは。
人生で一度も働いたことのない専業主婦・未知子が、スーパーで働き始め、トルコ旅行を目指して成長していく。同じ砺波市で生きる、元役者の花屋店長・千花、旅するインフルエンサー・ゆう。異なる生き方をする3人の女性が出会い、悩み、影響し合いながら自分らしく生きていく物語。
21歳の誕生日を迎えるアレックスは、バイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれ、夜遅くまで働くことになった。一人きりの店内で不気味な人影を目撃した彼女は恐怖心を募らせるが、旧友たちが店に集まり誕生日祝いのサプライズパーティーを準備していたことを知り安堵する。だが、楽しい時間を過ごしていた若者たちの前に謎の“ヤツ”が出現。アトラクションを楽しむかのようにデスゲームを開始し、若者たちを次々と血祭りにあげていく......!!
時代は1930年代。フランス、アメリカ、ロシア、ドイツに住むとある四家族は、音楽やバレエなどの芸術に勤しみながら、愛する者たちと日々暮らしていた。しかし、第二次世界大戦が勃発。それぞれが戦禍に巻き込まれ、彼らの運命は交錯していく。そして時代は1980年代まで進み、物語は戦争を生き残った者たちと、その子孫たちへと受け継がれる。時代を超え国境を超え、音楽と共に紡がれる壮大な哀しみと愛の物語。
黒魔術を愛する少女フェイは、人気の高校教師ジョーンズに密かな想いを抱いている。問題児エリースとその取り巻きは、フェイの恋心を利用して残酷ないたずらを仕かける。ジョーンズや他の生徒の前で恥をかかされたフェイは、エリースたちに復讐しようと黒魔術の儀式でキューピッドを召喚する。「愛を消滅させたい」というフェイの願いに呼応したキューピッドは、バレンタインデー当日に高校に現れる。外部との接触を断たれ、キューピッドの毒矢と猛攻に次々と倒れる教師と生徒たち。果たしてフェイたちは、全滅する前にキューピッドの呪いに打ち勝ち、高校から脱出することはできるのか。
「夢も、自分のことも、見失いかけていた28歳の千奈津。そんな彼女の前に現れたのは、「千奈津の夢を叶えてくれる」という不思議な少年だった。なぞなぞを通じて、忘れていた大切な気持ちや、ありふれた日常の愛おしさに触れていく――。そっと心に寄り添う、優しさに満ちたファンタジー。2005年韓国プチョン国際ファンタスティック映画祭招待作品」
夢に迷う絵本作家・ユェンが、幼い頃に出会った一冊の絵本に導かれ、旅に出る。母との記憶、友人との絆、そして自分自身と孤独に向き合う日々の中で、彼女が見つけたものとは――。あなたの中の“とべない鳥”にそっと寄り添う、心あたたまる短編ファンタジー。 2009年台北映画祭招待作品
釜山で食堂を営む元刑事テホは、“保安官”として街の治安を守っていた。ある日、刑事時代に追っていた麻薬組織の大元締め“ポパイ”の捜査中に、気の毒な運び人ジョンジンを捕らえる一方、自身は過剰調査で懲戒免職となってしまう。数年後、成功した実業家としてテホの前にジョンジンが現れるが、人望も厚くいかにも善人といったふるまいのジョンジンにテホは疑念を抱き始め――。
1953年、朝鮮戦争が始まって3年。平穏な生活から突如、戦争に駆り出された韓国軍の伝令兵ナムボクは、前線基地に第1級の軍事機密文書を届けるという重要な任務に就くが、機密文書の入ったカバンを紛失してしまう。そしてカバンを偶然拾ったのは、北朝鮮軍の戦車部隊で、唯一生き残った新人兵ヨングァン(ヨ・ジング)だった――。韓国兵ナムボクと北朝鮮兵ヨングァン、孤立無援の西部戦線で出会った二人が、一触即発の危険な対決を繰り広げる!
吹雪が猛威をふるう中、若い技術者の男が発電所の修理のため標高の高い街へ来る。しかし、この街へ来た目的は他にもあった。
映画が誕生した1895年。当時5歳だったアンリ・フォルタンは、父が無実の罪を着せられ獄中で無念の死を遂げ、その後を追って母も自殺しためノルマンディーの漁村で居酒屋を営む夫婦に育てられ、過酷な少年時代を過ごした。やがて、ボクシングのチャンピオンとなったフォルタンは1931年に引退し、運送業を始めた。第二次世界大戦がはじまり、フォルタンはユダヤ人の弁護士ジマンとその家族の引っ越しを請け負う。だが、密告によって一家はスイスへの逃亡を余儀なくされ、フォルタンはそれも請け負った。フォルタンは一家の娘サロメを修道院の寄宿学校に預け、夫婦を国境近くまで運んだものの、夫婦を待っていたのはなナチスの卑劣な罠だった。フォルタンもナチスに協力する警察に逮捕されるがその後脱獄し、強盗団に参加、さらに終戦間近にはレジスタンスに加わった。ついに終戦を迎え、運命の糸で結ばれた様々な人々の人生が再び動きだそうとしていた…。
1930年代のパリ。少年サム・リオンは母親にサーカスの回転木馬に置き去りにされ、拾われたサーカス団で空中ブランコのスターになった。だが、事故で大怪我を負った彼は、サーカスを去り、事業を起こして清掃会社経営を成功させ、実業家として大成功を収めた。50代となったある日、様々なことに疲れたサムは、ヨットで単独大西洋横断に挑戦するが、大西洋上で行方不明となってしまう。2年後、死んだものと思われたサムを、元会社の従業員だった青年アルがアフリカで見つけるのだが…。
幸せな新婚生活を送っていたソヒの夫チャンスが、ある日突然、自らの命を絶った。ショックのあまり流産し、悲しみのどん底に突き落とされたソヒは、生前のチャンスが購入していた郊外の邸宅を相続することに。ソヒは姉ヘランの反対を押しきって、ヌルボムガーデンと名付けられたその家に移り住むが、引っ越し後まもなく奇怪な出来事が続発。ある夜、家の中ですでにこの世にいないはずのチャンスの姿を目撃したソヒは、心優しかった彼が自殺に追いやられた理由を探り始める。やがて地元の女子高校生ヒョンジュが事情を知っていると確信したソヒは、数ヵ月前に失踪した彼女の行方を追うが、ヌルボムガーデンに取り憑いた邪悪な“何か”に脅かされていくのだった……。
物理学を専攻する学生・ロジャーは、唯一の肉親である父が遺した家を相続するため、恋人のベスと幼馴染のジョーダンを連れて帰省する。家の整理している最中、天才物理学者だった母の仕事場で、3人は古いカルテを発見する。そこには8歳のロジャーが精神科を受診していたことが書かれていた。だが、ロジャーには精神科にかかった記憶がまったくない。やがて、3人は幼くして死んだ妹の部屋のドアがひとりでに閉まったり、不気味な人影が浴室でうごめくのを目撃するようになる。不可解な父の死、幼い頃の妹の死、兄妹が見ていた想像上の友人、そして母の最後の研究と失踪…ロジャーは、自らの頭脳を武器に家族にまつわる謎に立ち向かう。
『ワガママお姫様がスタジオ管理人を乗っ取り!?』ある日グラビア撮影の予定が入っているスタジオにやってきた礼としのぶ。礼がスタジオに入ると見知らぬ女性・由加が眠っている。目を覚ました由加は、スタジオ管理人を礼から譲り受ける。今回の撮影は、不倫騒動で活動休止をしていたグラビアアイドルうたのの復帰作。しかし由加が撮影に首を突っ込みめちゃくちゃになってしまう!!そんな中、撮影には学生時代、礼に恋心を抱いていた美希がスタイリストとして参加していた。美希の礼への恋心が再燃!「管理人としての礼の姿を一目みたい!」としのぶとタッグを組み、礼を管理人に復活すべく奮闘!今回のグラビア撮影も前途多難!!どうなるスタジオ管理人…!?
2006年に北海道根室市でおもちゃ屋を営むサムソン宮本を中心に結成されたプロレス団体・新根室プロレス。プロレスをこよなく愛し、地元を元気にするために立ち上がったサムソンが、100万円のリングを勢いで購入し、神社のお祭りなどで興行をスタートさせたのが新根室プロレスのはじまりだった。所属メンバーは、おもちゃ屋を訪れサムソンと意気投合したお客さんをはじめ、地元の酪農家や会社員など様々だが、みんなに共通するのは学生時代イケてなかったということ。そんなメンバーにスポットライトを当てるべく、サムソンはひとりひとりにリングネームを命名し、覆面をかぶせ、新根室プロレスのキャラクターとして新たな命を吹き込んだ!“無理しない ケガしない 明日も仕事 をモットーとしており、平日は仕事をしつつも休みの日にはプロレスを通じて個性を生かし光り輝いていく。しかし、団体の人気がピークを迎えようとしていた2019年9月「難病・平滑筋肉腫と診断され・・・新根室プロレスを解散します」とサムソンから衝撃の告白が飛び出す。東京・新木場1stRINGで行われたサムソンの引退試合には、超満員の300人が詰めかけた。結成13年間の感謝を込めて13番勝負の全てを戦い抜いたサムソンは「病気を克服して必ずこのリングに帰ってきます」と言い残し、リングを降りた。しかし1年後、家族に見守られながら55歳でこの世を去ったのだった。サムソンの死から3年が経過した2022年10月、活動を休止していた新根室プロレスのメンバーは新木場1stRINGに再び姿を現すこととなり・・・!?
失われた時代をまっすぐ見つめる 最も勇敢な女性の物語1953年、自由を口にするものは政治犯としてすぐに捕まる時代。政治的弾圧が続く中、罪を課せられた者は思想改造および教育・更生のため緑島に収監されていた。連行された者たちは、名前ではなく番号に置き換えられ、囚人として「新生訓導処」に監禁、重労働を課せられる日々を余儀なくされた。純粋な心を持つ、絵を描くことが好きな高校生・余杏惠(ユー・シンホェイ)。ひとりの子どもが生まれて間もなく投獄された正義感の強い、看護師・嚴水霞(イェン・シュェイシア)。妹を拷問から守るため自首して囚人となった陳萍(チェン・ピン)。次々と迫る不条理に対しても思考は止めず台湾語、北京語、日本語などあらゆる言語を駆使しながら一日一日を生き延びようと過ごす人々。時の為政者は何をしてきたのか。考えることは罪なのか。これまで閉ざされていた歴史に、また一つ光が射す。
1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯(富田望生)。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父(甲本雅裕)や母(麻生祐未)からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れていた。ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちが昂り「全部しんどい」と吐き出す灯。そして、姉・美悠(伊藤万理華)が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていく――。なぜこの家族のもとに生まれてきたのか。家族とわたし、国籍とわたし。わたしはいったいどうしたいのだろう――。
染井春太(猪征大)は居酒屋でアルバイトをしながら役者を目指しているが、来る仕事はエキストラばかり。ある日、路上で一人芝居をしている途中に出会ったアニキ(松本ししまる)と東京・下北沢にあるバーを訪れる。そこで吃音のアーティスト、レオ(遠藤史也)と出会う。レオはアメリカから帰ってきたばかりで家が無く、気付けば春太の家に住み着くようになる。目指すものは違うが、お互い夢を追う者として気付けばかけがえのない存在となっていく。そして2 人はある約束を交わし、お互い約束を果たす為に日々努力する。しかし次第に春太を取り巻く環境に変化が訪れ、春太の夢に対する気持ちも揺らいでいく、、、いつまでも変わらないと思っていた。偶然出会った若者2人の出会いからそれぞれの人生の選択を描いた8年間を描く。
幸田町の魚屋「一心屋鮮魚店」の二十五代目当主・一心太助は超伝工業につとめるサラリーマン。困った人を見たら助けずにいられない性格で、お節介でお人よしな人気者だ。超伝工業は大鷲コンツェルンの岩山の妨害工作に頭を悩ませていた。太助は新任のAIのエキスパート・宮田仲子に心を奪われるも、ある日出勤途中に何者かの凶弾に倒れてしまう。しかし、大久保専務は秘密の研究所に太助の遺体を運び込み、蘇生させる手術を施した。大久保専務は実は、サイバネティクス工学の天才科学者だったのだ。太助は甦り、サイボーグ一心太助(Cyborg1Heart=1ハート)となった。だが、太助の前に、サイボーグロック1(Cyborg1Rock1=)となった岩山が現れ、襲いかかる。大鷲コンツェルンの正体は死の商人・ブルーゴーストで、大鷲のサイボーグ・コンドロイドも襲ってきた。サイボーグ一心太助(1ハート)はこの悪魔たちに果たして勝てるであろうか!?
海底で見つかったメデューサの金の仮面。若いダイバーが謎の失踪。警察が謎に迫る中、そこに待ち受ける危機に彼らは気づく。
高校に初登校する朝、母親・紅乃木麗華のあまりの過干渉・過保護ぶりに大喧嘩する紅乃木杏奈(16)。家を飛び出して公園で泣いている時に迎えにきた執事・稲垣丈一郎ともめているところを襲われていると勘違いされ、駆け付けた白鳥果林と朝倉美羽と仲良くなる。
「へえ! そんな事件があったんだ?」映画監督のGUYとデイヴはバーテンダーのクロミから、20年前に起きたラブホテルでの殺人事件についての話を聞く。酔った勢いも手伝い、3人はその事件を追うドキュメンタリーの制作を決定。そして彼らは調査の末にラブホテルの場所を突き止め、さらにそこで一晩、泊まり込みの撮影に挑んだ。はたしてカメラには何が映されるのか?!
11歳のマリアは、湖に隣接する広大なゴミ集積場の近くで、母親のリリベスと共にゴミ収集をしながら暮らしているリリベスは、街の組織と取引をし、飼い犬を売って生計の足しにしようとするが、不測の事態により取引ができなくなってしまう。トラブル解決のため、リリベスはリサイクル施設にマリアを預け、ひとり街へと出かけていく。「すぐに戻る」という母の言葉を信じて待つマリアだったが、母は何日経っても戻らない。マリアは戸惑い、混乱し、言葉にならない怒りを募らせていく。
韓国で大きく盛り上がった#スクールMetooを描いた <女子高の怪談>、「#Me Too」から取りこぼされた中年女性の姿を追った<100. 私の体と心は健康になった>、学校やアートの現場で「#Me Too」運動に参加した人たちの“その後”を描く<その後の時間>、「#Me Too」とも言い切れない、「加害」「被害」の区分けが難しいグレーゾーンをテーマにした<グレーセックス>の4つの短編からなるオムニバス。
広東省に住むチアニーと恋人の志遠は、最近結婚と家のことで意見が分かれていた。チアニーは家がないと結婚できないとジーユェンからのプロポーズへの返事を先延ばしにしているが、彼は家を持つことに拘る必要はないと考えていた。ある電話をきっかけに、チアニーは生家の家族のことを知り、実父の葬儀に参列することになった。
母親の死をきっかけに、夫と共に生まれ育った家に引っ越してきたクレア。ミスコンでの優勝経験を持つ母親は、クレアにも自分と同じ道を歩ませようと、幼いクレアに過剰な負担を強いていた。虐待のトラウマが蘇ったクレアは、恐ろしい幻覚に悩まされるようになる。夫の仕事が増えるにつれ、クレアの幻覚は徐々に現実を蝕んでいき、やがて1人の少女が現れる。クレアにつきまとう少女は何者なのか?クレアは、子どもの頃の心のよりどころだった壁の向こう側の想像上の友人・ベサニーの存在を思い出すが…
ニンとクウィンは7歳の娘インを持つ夫婦。3人は経済的理由から、家を元々医者だったラトリーとその娘ヌッチの二人の親子に貸し出し、家族でマンションに移り住むことを決めたのだった。ラトリー親子がニンとクウィンの家に引っ越してきた後、次第にクウィンが奇妙な行動をとり始める。クウィンの不気味な行動に気付いたニンは不安に感じるが、夫がなぜそのような行動をとるのか探り始める。クウィンは、ニンに気づかれまいと秘密を抱えるようになり、毎朝午前4時少し前に外出するようになった。だが、ニンはそれに気付き、クウィンにヌッチと同じデザインの三角形のタトゥーがあることを突き止める。夫の行動がますます不気味になる中、ニンは娘が見えない邪悪な力に狙われていることに気付く。ラトリーとヌッチはカルト集団のメンバーであり、彼女たちからある見返りを得ることを引き換えに、クウィンはカルト集団に入ってしまったのだった。彼女たちはクウィンを邪悪な計画の一部に引き入れ、その計画に娘が必要になるとクウィンを操ろうとする。カルト集団の行動が次第に過激さを増していく中で、カルト集団から、そして自分の夫からも、どのような手段を使ってでも娘を守ろうと決意をする。
モデルになるため日本に来たフィリピン人のエミリアは、フォトグラファーの未来(ミキ)と出会う。異国のふたりは互いにないものに惹かれ、求め合う。未来はその瞬間を逃さないように写真を撮り続ける。しかしそれはどこか脆く儚く、季節が流れるように突然の別れが訪れる。そして物語は海を越えフィリピンへ―
匂いに敏感なひのき(17)は、亡くなった父が残した全国のミニシアターで観た映画の感想が書かれたノートを見つける。ある映画館だけ場所がわからず、匂いのメモや、感想だけが書かれていた。コーヒー豆の焙煎店を営んでいた父が残したコーヒー豆を配りながら、父の巡った映画館へと旅にでるひのき。薄れていく父の匂いと、場所のわからない映画館を探しながら、ひのきは少し、大人になっていく。
高校3年生、みんなが進路について焦るなか、上京して演劇の世界に行くことを夢見るサト(片田陽依)は今日も認知症の祖母のシズ(福井裕子)の介護のため、演劇部の練習中に早退する。サトとシズと父の3人暮らし。大変ながらも仲良く暮らしているのだが、最近「旅行」と言って一人でやたらとどこかにシズが行きたがる。危ないと止めるサト、そしてシズがハワイ旅行に行くことが長年の夢だったとわかる。そんな中で、次第にシズの体の状態が悪くなっていくことを告げられたサトは、家族の最後の思い出になるかもしれないと、逗子での『擬似ハワイ旅行』を企画する。
幼い頃、母親・早希の勧めでバレエと出会った美夏。生まれながらのスタイルとバレエの才能に恵まれ、コンクールにも上位入賞し、将来を期待されていた。しかし、怪我に荷まれ道半ばにしてバレエの道を諦めてしまう。全てを早希のせいにして、逃げるように家を出る美夏。女手一つで美夏を育ててきた早希は深く絶望する。自分がなりたかったバレリーナの夢を娘に託し過ぎたのかもしれない…。美夏の気持ちを知るために早希は近くのバレエ教室に通い始める。教室には様々な年代の女性達がバレエを楽しんでいて、早希もバレエを習ううち、少しずつ娘の気持ちがわかってくる。そんな中、教室で発表会が催される事になる。演目はくるみ割り人形の「花のワルツ」。それぞれの思いが交錯し、母娘の「花のワルツ」のステージの幕が今、開く一。
モレは優しい夫サンインと幸せな結婚生活を送っていたが、ある日美術館で偶然出会った青年と過ちを犯してしまう。モレがすぐにサンインに打ち明けると、サンインはショックを受けながらも彼女を受け入れる。ところが、フレンチ・レストラン開業の為に夫婦が住み込みで雇った天才シェフ、ドゥレこそが例の青年だった。モレは動揺しつつも、3人の奇妙な同棲生活が始まる。
ある晴れた朝。ラジオ体操をする大勢の作業員たちが向かったのは、広大な遺跡発掘現場。そこで発掘されたものは「落し物」として警察に届けられるらしい。そんな古代人の落し物を探し続ける女性たちがいた。長野県の山中。星糞峠の遺跡発掘現場で調査員として働く大竹幸恵さんは、そこに30年間通い続けてきた。大昔、同じ場所で縄文人たちは天然ガラスの黒曜石を掘っていて、その遺跡が出てくるのだ。小学6年生の時に土器を拾って以来、大竹さんは考古学一筋の人生。今では10名の作業員を率いて、毎日、泥まみれになって遺跡を掘る。でも、今年いっぱいで発掘は終わり、定年を迎えることになっていた。
炭鉱の町の冬。彷徨い混沌とした80年代に抗議運動を扇動した疑いで逃亡中の大学生ギヨンは、キヨンという偽名で閉鎖の危機に瀕している炭鉱の町に忍び込み、練炭工場で便利屋としての仕事を得た。政府は安価な原炭を輸入しており、ほとんどの鉱山が閉鎖の危機に瀕し、鉱山労働者は仕事を求めて他の都市に逃げることを余儀なくされる中、彼らは海外の悪徳勢力を異常に警戒していた。仕事を得たギヨンは町に身を潜め、未来を失ったかのように生きる練炭工場の労働者たちの謙虚な現実があった。それはギヨンが解決したかった現実だが、今は身を潜めるしかない。しかし、練炭工場社長の一人息子イ・ソンソンと、町の喫茶店で生きるソン・ヨンスクとの出会いが、ギヨンの運命を大きく変える。ここ一帯の富を握る練炭工場のオーナーの一人息子、ソンチョルはギヨンに恋心を抱く。そんな中、喫茶店で体を売って生活しているヨンスクもまた、ギヨンの人間性に恋をし体を売ることをやめる。労働者のストライキが激化する中、彼らの愛は大きくなってゆく。しかし、母の死を聞いたソンチョルは、ヨンスクに暴行を加える。ギヨンは喧嘩に巻き込まれ、捜索中の刑事に捕まり拷問を受けるが、起訴されずに釈放されたが、正体がバレたギヨンはヨンスクと共に炭鉱の町を離れるのだった…。
医大生のミンウ(カン・ソグ)と音大生ダヘ(イ・ミスク))は、ミヌの先輩ヒョンテ(アン・ソンギ)の仲介で互いに愛し合うようになったが、ミヌは病気の父を守るために傷害事件を起こし大学を除籍処分となる。それ以後、ミヌの身辺には次々と不幸が訪れ、ミヌは自分の出生の秘密を探ろうとして米軍相手のバーを経営する叔母のヨンスク(キム・ヨンエ)に会いに行き、そこで米軍基地の歓楽街の悪の世界に引き込まれていく。
1年間の刑務所生活を終えて出所したムルセは、かつてスリをしていたジスクと一瞬すれ違う。彼は奪われた縄張りを取り戻した後、ジスクと再会し、彼女を自らの組織に引き入れながら徐々に愛を感じ始める。ムルセに同情を抱きながらも、彼の粗野さと卑しさを受け入れられず距離を置くジスク。彼女はホテルでジョンマンの財布を盗むが、過去を思い出して返却する。一方ジョンマンはジスクの生意気な明るさの中にある孤独を感じ、彼女に真心と確信を持って接する。その姿に危機感を覚えたムルセはジョンマンを暴行するが、それによってジスクとジョンマンの距離はさらに縮まる。
<第1部>東学を起こしたチェ・ジェウ(崔済愚=スウン)が死刑に処せられ、2代目教主のチェ・シヒョン(崔時亨=ヘウォル)は、朝廷からの逃亡者となる。テグ(大邱)のパク捕校に追われたヘウォルは、チュクビョンに潜伏して組織を再建し始めるが、そこでパク捕校による襲撃にあってまた身を隠す。東学は、丙寅洋擾(江華島事件)によってより一層苛酷な弾圧を受けており、道人(天道教徒)たちは、スウン先生の4周期追慕式で東学をより一層確固たるものとして組織を育てる。ヘウォルは、イ・ピルジェから東学の乱を起こす勧誘を受けるが、これを拒んで教祖の伸寃(恨みをはらすこと)を嘆願するというイ・ピルジェの誓いで道人の通院を許諾する。しかし、イ・ピルジェは、むしろ乱を起こし、東学の根を揺さぶろうという。パク捕校は、密偵として乱に参加するが、官衙の拷問を受けて亡くなり、彼の息子は、ヘウォルの死を誓う。イ・ピルジェの乱で、ヘウォルの夫人と子供たちは官衙に捕まり、拷問を受けてばらばらに散在するようになる。大院君は、辛未洋擾で鎖国政策を繰広げ、イ・ピルジェは処刑される。ヘウォルは、テベク(太白)山の赤潮岩で隠遁生活をするが見つけられて逃亡し、露宿を求めた家で越冬したり、いろんな地域を巡たりして、東学を伝播し開闢を知らせる。そして、ヘウォルは、道人たちのために2人目の夫人を迎える。<第2部>ヘウォルは、道人たちのおかげで第1夫人に会い、家族の消息を聞く。第2夫人が亡くなり、第1夫人を訪ねたヘウォルは、病気看護をしながら東学を伝播する。そして、62歳の時に3番目の夫人を迎え、第1夫人の病気看護を任せてホナムを訪ねる。東学の組織は、民衆の信頼を得て、より一層大きくなり、東学の指導部は、教祖伸寃を要求して光化門で複合上訴をする。その上疏文は受入れられるが、腐敗した朝廷と蛮夷が闊歩するソウルを正しいと思わない東学の指導部は、3月11日に集会を強行する。ヘウォルと指導部の開闢には、意見の相違が存在するようになり、ヘウォルは、朝廷の官僚と交渉をするが、朝廷の腐敗と逼迫した生活で不満が溜まった民衆は、乱を起こす。日本軍のソウル進入で始まった日清戦争で朝廷は敗れ、日本軍と官軍は、東学を弾圧する。これに対し、チョン・ボンジュン将軍は動員令を訴えるが、ヘウォルは、東学の本来の意味を抜け出すという理由で蜂起を命じない。しかし、進退両難に陥ったヘウォルは、時代の流れを拒めず、蜂起を命じる。日本軍と大々的に戦った東学軍であったが、新式武器のため完全な敗北を味わい、東学の指導部たちは、逮捕されて処刑される。そして、ヘウォルも東学人の密告により捕まり、絞首刑に処せられる。
年の瀬の迫った嵐の夜、男女7人の仲間たちが荒涼とした山中のロッジに集まり、パーティーを楽しもうとしている。近隣地域では殺人事件が立て続けに起きているが、保安官も荒天のため捜査まで手が回らない。パーティーを楽しむ7人のいるロッジには、失踪した弟を探す謎のバックパッカーがやってきて、かつてこのロッジで殺人事件があったことを伝えるが、彼らは全く意に介さない。やがて、覆面を被った殺人集団が彼らに牙をむく。
銀河系からやってきた宇宙ガニが地球へと飛来した。しかしファーストコンタクトした人類はおバカな学生たち。その場のノリでコカインを吸わされクラクラとする中、カニは勢い余って学生たちの喉元をハサミでチョッキン!辺りは血の海と化してしまう。そうとは知らないリース刑事が現場に到着。捜査を進める内に薬物の存在と、カニによる犯行を疑い始める。ただ、“メザメ容疑ガニ”による犯行説を訴えても上司は一切信じない。裏付けのため水生生物の専門家に助けを求めるが、地元で最高の知識を持っているのはペットショップ店員のベイリーだけだった。2人は“キマってしまったカニ”の捜査を始めるのだがー。 ※本作はコカインを始め薬物を推奨する作品ではありません
台風ハイエンが街を襲った影響で、宗教狂信者、自暴自棄者、犯罪者、逃げ惑う動物たちが街に野放しになった。ミゲルは無気力な青年であったが、恋人アンドレアと母ノーマという2人の女性を探し出すために廃墟を歩き回る。二人を見つけるとミゲルは、この街は危険だから去ろうと説得をする。嵐の到来という新たな噂が浮上し、脱出のための時間が徐々になくなっていく中、彼は愛する二人を説得するために留まるか、自分ひとりで町を出るかの決断を迫られる。
台北に住む17歳の女子高生バイ(ルゥルゥ)は、離婚した母と祖母との3人暮らし。学園生活を明るく満喫していたが、最近、親友ウエンと男友達イエとの関係に心を痛めていた。そんなある日、母のワン(アリッサ)が交通事故で意識不明の重体に。悲しみに暮れる中、バイは母のパソコンから、偶然、初恋の相手リン(リッチー)に宛てた未送信メールを発見。そこには、自分と同じ17歳だったころの思い出が切々と綴られていた。遠い日の母の青春に思いを馳せるバイは、彼女に代わって「会いたい」とリンにメールを送る…。
工作員の父親が汚名を着せられた上に殺害されたため、ミョンフンとヘインの兄妹は北朝鮮の収容所に監禁される。妹の命と引き換えに韓国での暗殺活動を命じられたミョンフンは、身を隠すために通い始めた高校でヘインという少女と出会い心に安らぎを得るのだったが…。
ホテル勤務に嫌気がさしたアナは現実から逃避するように、とある浜辺にたどり着いていた。そこでは潜水艦に住み着いたマーシャをはじめとした少女兵士たちが生活をしており、アナもまたそのグループの一員となってゆく。少女たちにはミッションがあり、それは無線を打診することで戦場の兵士たちを巧みにおびき寄せ、死に至らしめるというものだった――。
近未来を舞台にカニバルゾンビがはびこる街で、誘拐されたおばあちゃんを救うため、ゾンビポルノが大好きなカール、レスリングに夢中なフレディ、カールの異母姉マギーたち3人が、極悪大企業コールマン社と戦う。