家庭に問題を抱え、18歳で少年院を出たマコトを迎えに来たのは、見ず知らずの教職員ナツミ。「荒れた成人式の実行委員になってほしい」と言われ、最初は断るマコトだったが、子どもの頃の夢を思い出し、映画を作れるならと実行委員を承諾する。引きこもりのカケル、インフルエンサーのスイら同級生と共に、勢いだけで素人集団の映画制作に乗り出すのだが、主演が行方不明に…。大人と子どもの狭間、様々なトラブルとリスクに直面しながらも、夢に向かい成長していく、実話をもとに描いた感動の青春ストーリー。
コロナ禍。舞台や映画のようなエンターテインメントは「不要不急」という言葉によって表現の場を失われつつあった。突然の緊急事態宣言、そして公演中止。それは役者だけでなく、現場に関わるスタッフ、楽しみにしてくれている観客の方々、多くの人々の楽しみを一瞬にして奪ってしまう。ポストコロナと言われる中で、我々はどのようにして芸術と向き合っていくべきなのか、どのようにして<私たちの表現>を観客に伝えていくべきなのか?520名の命を奪った航空機事故をモデルにした舞台『幸せになるために』に向き合ったキャスト・スタッフの一夏の物語。
ゴードン探偵事務所分室で、気ままな昼下がりを過ごしていたエリーとレイラの元にやってきた依頼人の里咲。里咲からの依頼は、失踪した恋人・翔平の捜索。一方その頃、ゴードン探偵の元には5年前に起きた強盗殺人事件で逃走中の犯人捜しの依頼が。失踪人捜しと、犯人捜し。二つの依頼が交差しながら進んでいくお砂糖系ミステリー!!
妊娠中のアレックスは、空き家となった夫ダミアンの実家に移り住むことに。長い間実家と疎遠だったダミアンだが、町で高齢の女性に声をかけられる。翌朝、警察が家を訪れ、女性の行方不明を知らされるが、ダミアンは彼女のことは知らないと嘘をつく。やがてダミアンが夜に出歩く姿を目撃するようになり、アレックスは彼が危険な夢遊病者なのではと疑念を抱いていく。
純と翼は小学校からの親友。幼いころに母親を亡くしていた純は、よく翼の家に泊まりに来ていた。その関係は大学生になっても変わらずに、翼の家に頻繁に泊まりに来ていたのだが……。翼が一人暮らしを始めることになる。翼の父親は海外赴任でめったに帰ることがなく、翼の母親の真子は翼がいなくなると寂しくなるなと思っていた。純も翼の家に泊まりにくることができなくなることが残念だった。純は「一人暮らしのオレの家に泊まりに来なよ」と言っていたが、純が翼の家に泊まりに来る理由の一つが真子に会うことだったからだ。純にとって、真子は憧れだった。優しくて、美人で……初めは理想の母親像を真子に重ねていたのだが、思春期を迎えて純の憧れは恋心に変わっていた。翼が一人暮らしを始めるという出来事をきっかけに、純と真子の関係に変化が起ころうとしていた……。
かつて映画監督だったレオノールも72歳になり今では電気代も払えずにいた。彼女の二人の息子のうち兄ロンワルドはずっと以前に事故で亡くなっており、残された弟ルディも仕事で遠くに行くことになった。そのせいでレオノールは精神的にも落ち込んでいた。そんなある日、新聞に掲載されていた脚本コンクールを目にした彼女は、現状を抜け出すために映画脚本の執筆に取り組み始める。その内容は「殺された兄の仇を弟が討つアクション映画」で、昔に書いたものの未完で終わっていた作品でもあった。脚本のアイデアを考えながら歩いていると、運悪く近所のカップルが投げたテレビが降ってきてぶつかってしまう。その結果、レオノールはヒプナゴジアに陥り現実と物語の世界を行き来するようになってしまった。その物語の世界とは、先ほどまで執筆していた仇討ちアクション映画の世界だった。レオノールは自分で書いた脚本の世界に入り込んでしまったのだ。レオノールは物語の世界で、兄の仇を討とうとする主人公と出会い共に旅をする。現実世界では、意識を失って入院しているレオノールをルディが看病をしていた。物語の世界では、レオノールは息子を亡くした女性と出会う。そこでレオノールは言った「私もロンワルドを撮影中の事故で亡くしてしまった」と。この未完の物語は亡くなったロンワルドへの贖罪の物語でもあった。ルディは今まで母親に対して冷たく応対していたことを悔い、レオノールを脚本の世界から引き戻そうとするが、レオノールは病室からもいなくなってしまう。ルディは現実の世界でレオノールを見つけようと奮闘する。かたやレオノールは物語の世界で未完脚本の結末を見つけようと奮闘する。過去に中途半端で終わってしまった自作品への納得のいく結末を……
夢を追いながらバイトに励むJP、そして妹のリリーはコロンビア大への進学が決まったばかりだった。そんな時、突然知事が緊急事態を宣言し不法滞在者やその子どもたちを逮捕するという行政命令を発出した。拘束されたJPら若者たちは住み込みで老人ホームでのボランティアをすることになるが、そこにはおぞましい秘密があり、彼らは大虐殺(カーネイジ)を目撃する。
事故で視力を失った西村芳則(木村知貴)は、小さな港町で、ときに伯母(内田春菊)に面倒を見てもらいながら生活している。かつて同じ通りの家から一緒に通学していた同級生の大畑(高見こころ)は、東京で役者をしながら、理想と現実の狭間で憂鬱なときを過ごしていた。ある日、西村は大畑と偶然再会する。町にはゆっくりと陽が落ち、そこで暮らす人々はそれぞれの帰路に着く。窮屈で、美しい、その町を眺める二人は、その景色にそれぞれの記憶と想像を重ねる。
バスで毎朝乗り合わせる女性アラに片思いをしている奥手のサラリーマン、チャンス。ある日、その香りをかいだらどんな女性も自分のことを好きになるという香水を手に入れる。チャンスが香水をつけると、その香りをかいだ女性たちはたちまち彼を追い掛け回すように!そしてついにはチャンスの憧れの女神アラも、その香りに恋をしてチャンスに恋焦がれるようになり――!?
ミュージシャンのクレイグは近所の商店を出た直後、何者かに昏倒させられる。目を覚ますと、クレイグは見知らぬ地下室で椅子に拘束されていた。混乱するクレイグの前に、派手な化粧のピエロが現れる。自らベイリーと名乗るピエロは、クレイグを「ビリー」と呼び、陽気な口調の裏に暴力性をにじませる。ベイリーが地下室から立ち去ると、今度は銃を構えた警官が1人突入してくる。助けを求めるクレイグを、警官は世間を騒がせている連続殺人犯として糾弾する。困惑するクレイグは、目の前の警官と先ほど立ち去ったピエロがまったくの同一人物であることに気づく。立ち去っては役を変え、クレイグを尋問する謎の男。その尋問は、やがて過激な拷問へとエスカレートしていく。
報道記者のスンジュは、姪の突然の死に疑問を抱く。というのも、姪と3人の友人たちは、旅行から戻った後、まったく同じ瞬間に心臓発作で死亡していたからだ。姪の検死を担当した病理医チェ・ヨルも、彼らの死に対するスンジュの不気味な感情を共有していた。子供の足取りを追っていたスンジュは、一行が泊まったマンションでラベルのないビデオテープを見つける・・・。
数百億ウォンに達する組織のダイアモンドを持って高飛びしたソクテは,交通事故のため美しくて平和なシシルリ(時失里)に不時着する。村の人々の歓待に心を奪われたソクテは,シシルリで一夜を明かすことにする。ところがダイアモンドを確認しようと入った化粧室で足を滑らせ頭を打って気を失ったソクテを見た住民たちは,ソクテが死んだと考え,殺人寃罪をこうむるのが恐ろしくて,ソクテを壁に塗り込めることを決議する。
小説家のユンヒは、新しい物語を必死に探していた。そんなとき、ベトナムにいる友人ソヨンから、「ムイ」の肖像画にまつわる伝説について、とても魅力的な話を聞く。長年の恨みから、ユンヒはソヨンに会うためにベトナムに行くことをためらう。しかし、ソヨンがしきりに送ってくる肖像画の資料に魅せられたユンヒは、100年にわたる肖像画の伝説を解き明かすためにベトナムへ向かう・・・。
日本の国民食「ラーメン」の世界的な熱狂ぶりと、この複雑で繊細な和食麺料理の奥深い魅力とエッセンスを検証しながら、世界のラーメン人気を支えワールドワイドな活躍を見せる中村比呂人(AFURI 代表取締役)と中村栄利(ニューヨーク「NAKAMURA」オーナーシェフ)のカリスマ的な天才兄弟の情熱と熱い生き様に焦点をあてた、ドラマティックでエンターテインメントな、観る者の心と魂を激しく揺さぶる珠玉のドキュメンタリー映画。
大学生の越坂高次は奇妙な夢に悩まされていた。女物の服に着替えたり、スイーツを見てはしゃいだり…それはボヤッとしたものではなく、自分が女子になって体験しているかのように生々しい夢だった。ある日高次の脳裏に、大学受験のイメージがフラッシュバックする。受験生としてキャンパスに向かうが道に迷ってしまい、通りがかった男に訊くのだが…その顔がはっきりしないまま我に返る。数日後大学に行った高次は、受験で関係者以外は校内に入れないことを知り、とぼとぼ引き返す。その時女子高生の枝野凛香が現れ、道を訊ねられる。先日見たのと全く同じシチュエーション。ただし高次が見たのは凛香の側からの光景だった…。
2020年4月に東京芸術劇場、5月に近鉄アート館で予定していた“STRAYDOG”Produce公演『路地裏の優しい猫』。4度の延期を経て、2021年4月にCBGKシブゲキ!!でやっと幕を下ろせる!と思った矢先に、3度目の緊急事態宣言が発表され、座組の希望はあっさり潰えた……。そんな中、一人だけ諦めなかった男がいる。演出・森岡利行だ。瞬く間に舵を切り替え、郊外の美術倉庫で、たった一度きりの無観客公演を行うことになった『路地猫』。図面を引きなおす間も無く建てられた舞台セット、仕込まれていく照明や音響。今までずっと肩を並べて来たスタッフ達の献身によって現れた、主人公が生きた昭和の街に、多くの関係者が涙し、胸を打たれた。無観客の客席へ向けた、カーテンコール。「今だからこそ、笑っていなきゃって思うんです」1年半もの間、ヒロイン・ハルコを生き続けた女優・市川美織の笑顔と涙は眩しく、闘い続けた日々を慈しむようでもあった──本映画は、コロナ禍に翻弄された小さな座組の最後の9日間を『路地裏の優しい猫』演出・森岡利行の目線で切り取った、芸術の尊厳を静かに問いかけるドキュメンタリー・ドラマ映画です。
スーパースターのウジンは、恋人を亡くしてから、小さなことでもすべて記憶し続けてしまうようになった。恋人との鮮明な記憶が毎日蘇り、自責の念に苦しんでいたウジンだったがヘスに出会い心に安らぎを感じ始める。一方ヘスは数年前の事故以来、記憶が毎月リセットされて過去のことは忘れてしまうという苦しみの中にいた。やがて衝撃的な過去が明らかになり、ふたりはそれぞれに決意を固める。
愛するセックスドール、アンナとの別れから立ち直れずにいるイット。そんな彼を励まそうと新たなドール、マリアがイットの元へと送りこまれる。そんな中、イットは受診先の病院で医師となった同級生のオーと再会する。アンナとの愛を忘れられないイットに対してきつくあたるオーにはある想いがあった。一方、ご主人様であるイットの満足が得られないマリアは暴走し、ある計画を企てるのだった。
2つのマフィアグループの抗争で、ゴンボンは相手グループのボスを刺した。元医師のセジュは妻と赤ん坊を救おうとするが、自分のミスでふたりを失い、刑務所に送られる。セジュは刑期を終えるが、罪の意識をどう背負って生きていけばいいのだろうか?両親に捨てられたジェリムは、神にも捨てられたようだ。早く肝臓移植を受けなければ命が危ない。唯一の慰めは買い物だ。明日はないと思ってクレジットカードを使いすぎた彼女は、債権者から逃げ回っている。3人は互いの境遇に共感する。ゴンボンはドクデパに会いに行き、ジェリムは肝臓移植を受けることを決意する・・・。
警察官のキムはソウルから「シンスンミョン」という名の辺境の町に赴任する。そこは汚職と暴力に満ちた場所で、観光客は暴行を受け、女性はレイプされ、ヤクザは好き勝手にうろつく。犯罪は横行しているが、警察は何もできない。誰も逮捕されない。刑務所に入る者もいない。ある夜遅く、ソヒという教師がキム巡査に友人の不可解な死について抱いている疑念を打ち明ける。KIMはソヒの助けを借りて、町を襲うエスカレートする暴力の輪から逃れる。キムはついに暴力と腐敗の源を突き止め、その過程でソヒと彼女の友人の死の背後にあるものを突き止める・・・。
物事がうまくいかず意気消沈した大学生ジウォンとソヒョンは、苦しい日常から脱出するため東海岸のカンヌン(江陵)へ旅行に出かけるが、借りた車の中に拳銃2挺を発見する。拳銃のため旅行計画が狂ってしまったジウォンとソヒョンは、ずっと奇妙なことに巻き込まれてヨンミとジナという新しい友達に出会う。外見コンプレックスを持った田舎喫茶店のヨンミと、かつて自分を翻弄した男に復讐を夢見ていたジンア。拳銃に魅せられた人たちが一つになって事件は手のほどこしようもなく大きくなるばかりだが・・・
離れの賃貸業だけをやって15年目、男子禁制のヘジュ家の離れにソウルからのお客さんが入居する。最後のロマンスを夢見たヘジュは、秀麗な容貌にマナーまでそろえたお客さんの出現がとても嬉しい。三食すべてにゆで卵を出したり、汚れ物の手洗いまで自ら申し出るほどの熱心さだが、お客さんがヘジュの離れに泊まった理由は、別にあったのだった。
あなたごめんなさい・・・元カレに調教された私の体はもうあなたのセックスでは満足できない体になってしまったの・・・一流企業の御曹司の真吾と婚約し、三ヶ月後に結婚を控えているかな。「誰もが憧れるような結婚生活が待っている。」そう思っていた矢先に、元カレの順平からメールがくる。「また金を貸してくれないか?」定職もつかずに、ギャンブルにハマるどうしようもない男の順平。かなは結婚するからもう連絡をしてこないでと伝えに、順平に会いに行くはずだったが……。
引きこもりの息子が1人いる年上夫と結婚したニーナ。何不自由なく幸せな日々を過ごしていたが夫が不能で若いニーナは夜の性に満足できずについつい爆乳がうずき不倫をしてしまう。その激しい不倫SEXを秘かにニーナに惚れていた息子が目撃してしまい、、、!
感動すると生命の危機に陥るという病を患うボヨン。カーリングの天才でありながらも病のせいでその夢もあきらめていた。ある日、田舎の青年チョルギと出会い彼に恋をした彼女は、恋と夢を成就すべく奮闘していくのだった。
変わり者の転校生ヒョンジュンは、3人の新たな友人に出会い四銃士を結成する。持っているものは“根性”だけの若者たちが青春を突き進む――。
世界中をゾンビウイルスが覆い、限られた人のみ各地の”安全地区”で暮らすことができる近未来。安全区域外でゾンビ同士を戦わせる賭けデスマッチに、主人公の地下格闘家はゾンビを装い出場。賞金を荒稼ぎしていたが胴元に正体がバレて娘の命を守るために本物のゾンビになって試合に出場する――。
姓はナムグン(南宮)、名前はタル(月)の男ナムグン・ダル。しかし,みんな彼をクンダルと誤って呼んで,今まで一度も名前を正しく呼ばれたことがない。クンダルは,悪い運命を持って生まれたのか、意図とは反対にいつも物事が絡まって、学校でも除け者にされるのが常だ。結局、1年間いじめ脱出クリニックで集中治療を受けて、転校と共に新しい人生を始めようとする。「拷問高等学校」という別名で呼ばれるコンムン高等学校に第一歩を踏み出したまさにその日。クンダルは、いじめ脱出クリニックの同期ヤムセンに会う。過去を清算して完全適応したというヤムセンが伝授した「正しい学校生活のためのアクションプラン」は、ひとまず弱いと見られる奴に喧嘩をふっかけて、強い奴であるかのようにポジションを膨らませること。
舞台は、ソウルオリンピックの1988年。どこにでもいるような普通の中学生ドンヒョン(ノ・ヒョンウク)は、この頃、人に話せない苦悶に陥っている。小便が出てくるだけと思っていた隠密なあそこが、他の用途で作動を始めたためだ。雑誌の下着宣伝、女化粧室の表示板、生理用ナプキンの宣伝、コーラ瓶のようなものを見ただけで、あそこがかたくなって胸が駆け出しはじめる。そんな日夜に夢精を繰り返したドンヒョンは、父母が旅人宿を運営して同年配の子供たちより性知識が多い「野生馬」サンミン(チョン・デフン)、判断力が良いけれどニックネームは「大物」のヨンジェ(アン・ジェホン)、単純無知な性格で性に一番無知な「ピョンガンスェ」ソック(チョン・ジェヒョン)、チョンス(シン・ヒョンタク)などの友達にも自分と同じ奇現象が起きていることを知る。
Jは、昼間はクィックサービスの仕事をしながら、夜はライブ・カフェで歌を歌う魅力的なトランスジェンダー女性だ。彼女には、Mというボーイフレンドがいるが、性転換者という事実のために、二人の愛は、社会的に容認されない。Yは、コンビニエンスストアーで仕事をする女性。三流マネジャーのカン室長に引っかかって苦しい状況に陥る。JとYは、コンビニエンスストアーで偶然に知り合って、ある事件にまきこまれ、一緒に逃走する境遇になる。二人の女は、暴力的な男たちがうようよする「危険な」韓国社会を横断しながら左衝右突する。
拡声器が鳴ると村のネズミの穴まで響く、地図にもない島の村マイ島で祝宴が真っさかりだ。村の最高齢者であり、独立運動家の子孫と自任するチャン・スヘおじいさんの99歳の誕生日を祝うためだ。おじいさんは、死ぬ前に心にわだかまっている恨(ハン)をはらしたいと遺言を残す・・・。森の中で小便をしていて思いがけなく会ったイェジンに一目で惚れしたチャン・スヘの曽孫テソン。単純無知だけど村の祝宴では実力を発揮する歌手が夢のマング。明確な人生の目標なく取りあえず島の村を離れてたいヘサム。彼ら3人が、島の村に残っている青年達だ。おじいさんの遺言を聞いた村の人々は、驚き転んでしまう。おじいさんの恨とは、大学に行って島の村を輝かせてくれる奴が一人もいなかったということ。村中の人々は、額を突き合わせておじいさんの恨をはらす方法を探す。苦心の末に彼らが発見した解決法は、テソン、マンフ、ヘサムに運動をさせ、スポーツ特待生で大学に行かせて活躍させること。果たして彼らは、おじいさんの願いを聞いてくれるだろうか?
忠清道のある村、テッコンと剣道の2つの道場が対立している。中華料理店武林閣のパク社長の建物を借りたテッコンのキム館長と剣道のキム館長は、ことごとに対決する間柄だ。村の子供たちを置いて繰り広げる修練生募集の血闘はもちろん、パク社長の娘ヨンシルをめぐって宿命のライバル関係にあるためだ。そんなある日、一大波乱といえる事件が発生する。武林閣の1階にカンフー道場の看板が掲げられたこと。ひとつの村に武術道場が2つも多いが、3つとは!それにカンフーもキム館長とは!彼は、優れた実力で村の子供たちの目をとろんとさせて漸次佳境に入る。そして、背が高くスマートな容貌のうえ、ロマンチックなピアノ演奏で、パク社長とヨンシル氏の心までぎゅっとつかんで行く。テッコンのキム館長 対 剣道のキム館長 対 カンフーのキム館長の町内最強を選ぶための対決は、手のほどこしようもない旋風の中へ巻き込まれる。
母親が不在の誕生日パーティーで、落ち込むエマを楽しませるため、父親が家に招いたのは2人組のピエロだった。愉快な2人はエマとその友人を笑顔にした帰り際に、狂気的な事件に巻き込まれてしまう。すべてを目撃したエマは、以来大きなトラウマを抱え、自分の誕生日が近づくたびに、2人のピエロの亡霊に悩まされることになる。誕生日を祝えずにいるエマのために、親友のアリソンがエマの21歳の誕生日を祝おうとパーティーを企画したことをきっかけに、ピエロたちの凶行は徐々にエスカレートしていく。周囲の人々が犠牲になる中、エマはついに過去のトラウマと対峙することになる。
母親の介護に人生の大半を捧げてきた中年女性のマリカー。母親の他界後、手放してきた青春を取り戻そうと最新の全身整形医療技術で、20代のセクシー美女に生まれ変わる。そんな時、すべての性欲を満たしてくれるイケメンインフルエンサーのミッコと出会い…。
17歳の夏、訪れた避暑地でマーティンは、二人の女性と出会う。一人は議員の息子に囲われた美女アデル。もう一人は、性に奔放な少女ナディーン。彼女たちが、マーティンを大人の男へと成長させるのであった。
アルマは高級バーを拠点に置く若き娼婦。コスプレ好きの金持ち弁護士や、ナニはデカいが早漏に悩む気弱男、心優しい貧乏学生らが常連客。ある日、子供のころに自分を売り飛ばした母親だという女性シーラが現れる。
映画プロデューサーの唐澤一路、UMAオカルト研究家の中沢健がオカルト仲間を引き連れお寺でお祓いを受けていた。小道具として借りてきた「お地蔵様」を使ってホラー映画を作ろうと思っているのだが…・お地蔵様を使ってホラーを作っても問題ないでしょうか?・罰があたったりしないでしょうか?・このお地蔵さんを呪物にしても大丈夫でしょうか?そんな質問にお坊さんは答える「問題ありません!」一同「よし、じゃあつくるぞ!」こうして、地蔵を呪物にするための映画制作は始まったのだった…。
ナンの所属する洪興社と同様に、黒社会の結社・東星社のボスのロクは、しきたりを重んじる経済マフィアであった。しかしその部下であるタイガーとクロウは伝統を踏みにじり、東星社の乗っ取りと洪興社への執拗な嫌がらせを始める。組織のボスたちロクとチャンを殺害した二人は、ナンにチャン殺害の罪を着せ、ナンの恋人サイをさらう。ナンは愛する者のために一人敵地へと乗り込んでいく…
トップスター俳優のパク・ガン。出演オファーが絶えず、主演映画も大ヒット。若手女優と一夜限りの情事を楽しみスキャンダルにも物おじしない、セレブなシングルライフを謳歌する彼だが、実はクリスマスイブの予定は年末の授賞式とトロフィーだけ。イブの夜、パク・ガンは友であり、マネージャーのチョ・ユンを捕まえ、一杯呑んでタクシーに乗り込む。車中で運転手に「もし人生を選び直せるならどうするか?」と奇妙な事を尋ねられる。翌朝、目覚めると見慣れぬ家で幼い双子とかつて別れたはずの元恋人スヒョンがなぜか妻として家事をしている姿を目の当たりにする。おまけにマネージャーのチョ・ユンが演技派俳優になっていた!奇想天外のスイッチ人生が始まるー!
ラジオ番組にエッセイを投稿するタクシー運転手、守島輝。一年前に亡くなった妻の生き写しと出会うことをきっかけに、彼は再び愛を欲し、夢を乱したー
香港の闇社会で殺し屋として名を馳せたロンは、ある暗殺の失敗で刑務所送りとなっていた。7年後、刑期を終えて地元へ戻ったロンは、自分に息子がいることを知る。彼は裏社会から足を洗い堅気になることを決意し、息子のために良き父親になろうとするが…。
釜山海岸に停泊する船「おんぶ丸」の船長ジョンボムは、一人息子ノマを大切に育てている。ある日、奔放な弟ジョンフンが突然の結婚宣言!一方息子には転校生への初恋や友達関係など様々な変化が。そんな中、ジョンボムにとって自分の分身のような存在である「おんぶ丸」が奪われる危機が訪れる。愛する息子、弟、そして「おんぶ丸」を守るために奮闘するジョンボムだったが――。
どんなに危険で不可能に思える依頼でも難なく遂行する最強の産業スパイチーム。だがそのメンバーの一員のマックは、辛い過去を背負っていた。新たな任務は、マレーシアで開発された新薬のデータを盗み出すこと。しかし、このミッションの背後には思いがけない罠が潜んでおり、抜群のチームワークを誇っていたマックらは分裂の危機に立たされる。
世界の終わりを予言するかのような雲が出現しスイスを恐怖へと陥れる。非常事態が宣言されると同時に大混乱が巻き起こる。
能動的で楽天的なジフンは、有能な証券会社職員。そんな彼の難点をいえば、女性のスタイルを把握さえすれば、必ずうまくいくという自信で固まった浮気者であること。一方、ヤンヒは、30歳を過ぎれば結婚するという占い師の話に安心している29歳のオールドミス。しかし、周囲のいい男は、もうとっくにいなくなっている。ある日、同じ建物に勤めている2人は、同じエレベーターに乗り合わせる。そして、ジフンの傘にヤンヒのスカートがひっかかりはずれるという事件が発生して、ジフンは、あっという間に淫らな行為犯へ追い込まれる。その後、2人は偶然に再会するが、結婚を催促するヤンヒの父の上京で困ったヤンヒをジフンが婚約者のように仮装して手助けする。また、ヤンヒもジフンの恋人に仮装して過去の恋人で困ったジフンを手助けするようになる。
本物のドキュメントは、語るまでもないドラマだった。一斉にねぐら立ちをする8万羽のマガン、氷河期から生き残るエゾナキウサギの冬支度、故郷の川へ遡上するシロザケと待ち構えるエゾヒグマ、情感豊かなキタキツネの子育て・・・。今を精一杯生きる姿から、新たな感動と衝撃を体験する。
行方不明の双子の妹ノーラを捜すドーラは、ノーラの足取りが途絶えた屋敷を突き止める。そこでは、交通事故で昏睡状態の息子コリーと母親キャロルが2人きりで暮らしていた。キャロルが出した介護士の求人広告に目をつけ看護師のふりをして屋敷に潜入したドーラは、家の中でノーラのネックレスを発見する。妹の手がかりがこの屋敷にあると確信したドーラは、不穏な雰囲気が漂う屋敷を探索するが、見つかるのは少年が書いたと思しき日記ばかり。やがてドーラとコリーの周辺で、不気味な怪奇現象が頻発するようになる。しかし、妹の消息がわかるまでは、この家を離れるわけにはいかない。昏睡状態であるはずの少年が屋敷内を歩きまわる姿を目撃したドーラは、ようやくこの屋敷の真の目的に気づく。
1960年代半ば、ザ・ローリング・ストーンズの初代リーダーとしてバンドとともにブリティッシュ・ロック・シーンを駆け上り、トップ女優アニタ・パレンバーグとの交際で注目され、スウィンギン・ロンドンを象徴する存在の一人として燦然たる地位を確率したブライアン・ジョーンズ。だが、彼の行き過ぎたライフ・スタイルと悪評がその後の人生を狂わせていく。1967年、シーンがドラッグに蝕まれはじめると彼もその闇に溺れていく。当局とメディアから格好のターゲットとして追われ、ブライアンは暴走していき、結果ストーンズとしての威厳もアニタも失うこととなる。2年後、彼は自宅のプールの底で発見された。検視結果は「不慮の事故による死」。若き彼の死はその後の”27クラブ”の嚆矢となる。没後から現在まで、彼の死は他殺によるもので、その真実は隠ぺいされたのだという陰謀説が数多く浮上している。そしてそういった説を証明する数々の証拠も見つかっている。本作でもまた、生前のブライアンをよく知る人物たちの声により、その疑惑を掘り下げていく。監督は音楽ドキュメンタリーの名手ダニー・ガルシア。
実話に基づく。ナポリの犯罪組織カモッラの栄華と脱落を、組織の親分とその家族の視点から物語る。物議をかもす町であるナポリの40年の歴史を美しく描いていく。
アロマテラピーの講師のアテナはアロマショップを経営し、様々な香りの調合を知っている。だが、自分自身は家と店を往復するだけの味気ない生活をしていた。彼女は最愛の恋人を亡くして以来悲しみに暮れ、独り涙を流す毎日を過ごしていたのだった。そんな嵐の夜、何かがテラスに落下した。それは翼の傷ついた天使だった。天使の登場によって少しずつ立ち直っていくアテナ。そして天使もアテナを通して本当の愛を理解していく。
女子大生のシグリッドはデートアプリで億万長者のイケメン、クリスチャンと出会う。すぐさま惹かれ合うふたりだったが、ひとつだけ問題があった。クリスチャンは、犬の着ぐるみを着て常にクリスチャンの“飼い犬”として振舞っているフランクと暮らしているのだった。人間を”飼い犬“として飼っている以外は完璧な彼氏との交際を始めるシグリッドは、彼の別荘へ招待される。
第二次世界大戦時に記された祖父の日記を辿って、ソラは不可思議な宝の探索を始める。その頃、無言で後ろ歩みをするホームレス男が、彼女の住む街へと迷い込む。もしかしたら彼は、ソラと彼女の父親との凍結された関係を溶かす触媒となり得るのかもしれない。
女優を目指しながら、東京のバーでホステスとして働く30歳の主人公。恋人に裏切られて夢も崩壊した彼女は、5年間連絡をしていなかった実家へと帰省する。恋心を持っていた旧友との再会も果たすが、同時に受け止めたくない過去や事実が彼女の前に立ちはだかる。
高校生のソナは、演劇部の公演『ロミオとジュリエット』のオーディションを受ける友人の練習に付き合っていた。友人はロミオ役を演じるハナム先輩に同性ながら恋心を抱き、何とか近づくためにジュリエット役を狙っている。ところが、演劇部の演出を務める先輩スヨンの目にソナがとまり、ソナはジュリエット役をやることに。全女子の憧れのようなハナム先輩に淡い恋心を抱き始め戸惑うソナだったが、ハナムとスヨンの間には何かがあることを感じ始める――。
30歳を目前に控えたイジョンと母のスギョンは、ふたりで団地に同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは幼い頃から娘に辛く当たり、そんな母に対してイジョンも長年積み重なった恨みを隠しきれずにいた。ある日、買い物に訪れたスーパーの駐車場で二人はいつものようにケンカになり、車から飛び出したイジョンを母スギョンが轢き飛ばしてしまう。スギョンは「車が突然発進した」と警察に説明するが、イジョンは故意の事故だと疑わず、母を相手に裁判を起こす。そんななかイジョンは、会社に新しく入社した同僚スヒの気遣いに触れ、彼女に癒しを求めるようになる。一方スギョンも、恋人ジョンヨルとの再婚の話が進んでいた。ようやくふたりはそれぞれの人生を歩むかに思えたがーー。
人里離れた村の土地を相続した一人の男性。しかしそれは土地を巡った村人と争いの始まりだった。
白髪の美しく高貴な上品さを漂わせる女性・白石弥生(黒木瞳)が香水店で2つの香水を見せながら常連客を相手に語っている「世の中には似て非なるものがたくさんある」。一方、華やかなセレブ達が集まっているバンケットホールで派遣社員として奮闘する若林恵麻(桜井日奈子)。高卒の恵麻は、いつか正社員になって、一流の仕事を与えられることを目標に頑張っていたが、後輩の見習い女性への上司のセクハラ行為を抗議したことで職を失ってしまう。自暴自棄になった恵麻は、夜の街のスカウトマンに連れられ「魔女さん」と呼ばれる弥生の店に足を訪れ、その店を手伝うことになった。ある日、金木犀の香り漂う男性・横山蓮(平岡祐太)と巡りあう。弥生に授けられた言葉と香りによって自分の人生を切り開くのは自分自身だと気づかされ、天職を探し求めるように香料会社で働き始める恵麻。すっかり香りの世界に魅了されていく恵麻は、営業先で蓮と再会することに―。魔女の香水『Parfum de prières(パッファンドプリエール)』の力に後押しされるように懸命に未来を切り開いていく恵麻の運命は、果たしてどんな風に変わっていくのだろうか?!
イソップ寓話のひとつと、ヨガの道徳的・精神的価値観にインスパイアされたこのエキサイティングなアクション満載の大冒険は、子どもたちをハラハラドキドキさせ、時には笑わせ、時には涙させる。誇りと謙虚さについての感動的な物語を軸に、キャッチーで心地よい歌に満ちたユニークな冒険が繰り広げられる。
水彩画家を目指す男の仕事は、小さな美術館の警備員展示の目玉は、自殺した男が所有していた作者不詳の絵画だった…誰もいない深夜の美術館で絵画に住まう悪魔が、男に語り掛ける「今、お前と私はつながった」才能ある画家のマリクは、絵画で生計を立てることができず、家賃の支払いもままらない生活を送っている。制作に没頭するあまり仕事を失ったマリクは、地元の美術館の警備員の仕事に応募する。そこでは、所有者が不気味な血文字を残して自殺した、いわくつきの絵画の特別展示が企画されている。オーナーに気に入られたマリクは、夜間警備員の職にありつく。呪われた絵画「レ・モール」は、夜な夜なマリクに語りかけ、アーティストとしてのインスピレーションを与えようとする。「レ・モール」に魅了されたマリクの画風は、徐々に禍々しく、血生臭く変貌していく。絵画の内側に潜む怪物が正体を現した時、マリクは「レ・モール」に影響された無数の芸術家たちの狂気とも向き合うこととなる。
理不尽が蔓延る社会の中で、少女ニコは、雑音から心を閉ざしており、行きつけの喫茶店だけが唯一の心の拠り所となっていた。ある日、ニコは両親から虐待をうけている少年亮太と出会う。自らも虐待を受けていたニコは亮太の両親を許すことが出来なかった。復讐バイオレンスドラマ。