物語は休職中の刑事皆月悟郡(大沢たかお)のもとに興信所の線引亜希美(宝井滋)から依頼が舞い込むところから始まる。稲富という男が失踪した婚約者・矢野祥子(佐伯日菜子)を搜がしてほしいというものだった。捜査を進めるうちに、皆月は奇妙な事実に突き当たる。祥子が失験した同日に吉村香織という女子大生が、4日後に柏木千鶴(岡元夕紀子)という女子大生が謎の失踪を遂げていたのだった…。
皆月悟郎(大沢たかお)は美術商の黒川忠夫(篠井英介)の部屋で目覚めた。なんと悟郎が意識を失ってから1カ月もの時が経過していたのだ。そして、悟郎には失踪した矢野祥子(佐伯日菜子)の婚約者である、稲富圭一(松重 豊)殺害容疑がかけられていた。悟郎は大石紀子(本上まなみ)に事情を話すが信じてもらえない。そうこうしているうちに祥子の両親も死亡してしまう。何か手掛かりをつかもうと、悟郎は幕田ユウジ(加藤晴彦)とともに“紫の石”が採取された温泉へと向かった…。
稲富圭一(松重豊)は、皆月悟郎(大沢たかお)たちの目の前で突然老人化し、戸津山統五郎(佐藤誓)の屋敷から消えた。一連の殺人事件は稲富らの手によるものとされた。皆月は、大石紀子(本上まなみ)の心配をよそに、再び綿引亜希美(室井滋)から仕事の依頼を受ける。1週間前に会社の財産をすべて持ち逃げした出版社の社長、大貫太一(美木良介)を探してほしいというのだ。皆月と幕田ユウジ(加藤晴彦)は、まず芸能プロダクションの峰村順一(矢島健一)をマークすることにしたが、そんな峰村が突然襲われたのだった…。
皆月悟郎(大沢たかお)は山辺綾子(岡元夕紀子)の本当の目的がわからないまま、自分の部屋に泊めてしまう。その後、小山、昌(橋本さとし)はついに力ずくで大石紀子(本上まなみ)に迫るが、すんでのところを悟郎に救われる。小山は15年前のトラウマを紀子に植え付けた目的を「悟郎と紀子が結ばれないためだ」と白状する。一方、綿引亜希美(室井滋)は如月市のレジャーランド計画のナゾから戸津山統五郎(佐藤 誓)の本拠地に足を踏み入れ、連続殺人犯を名乗る不思議な女に出会う。その女から手渡された紫の石を握ってしまった亜希美は…。
皆月悟郎(大沢たかお)は幕田ユウジ(加藤晴彦)と共に彼の部屋へ戻ると、すでにそこには大石紀子(本上まなみ)の姿はなかった。二人は車で綿引亜希美(室井滋)のオフィスへ向かうが、そこにもいない。手掛かりを探していると悟郎の前に黒川忠夫(篠井英介)の幻影が現れ、紀子が如月に連れ去られたことを知る。そのころ紀子は如月のホテルに監禁されていた。亜希美は、月食祭の巫女として紀子が必要な戸津山統五郎(佐藤 誓)と取引して、大金をせしめようと企んでいたのだった…。
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