三沢光晴さんが亡くなってから5年、今年も命日に記念大会が開催された。後半にはメモリアルマッチがある中で、7・5有明コロシアム大会で決定しているGHCジュニア戦選手権の前哨戦。王者・原田大輔と挑戦者・拳王が3Wayマッチで激突。5・31ディファ大会でクワイエットストームを下し、2度目の防衛に成功した原田。試合後、勝利の凱歌に酔う原田を急襲したのが拳王だった。必殺技“羅喉”(らご)の封印を解いて原田にお見舞いした。マイクを握ると拳王は、本格的な王座取りを宣言。どうする原田?大一番を前に、駆け引きはもう始まっている。
この試合前のセレモニーでは、来年広島での大会開催も決定。そんな中で三沢光晴メモリアルマッチと銘打たれた記念試合は後半3試合。まずは、三沢さんにゆかりある3人が青コーナーに立つ。三沢さんが尊敬していた先輩である天龍源一郎(天龍プロジェクト)、若手時代に名勝負を展開した3歳年上の先輩である越中詩郎、そして正パートナーとしてタッグ王座を幾度も獲得、常に三沢さんの横にいた小川良成。その対角線に立つのは、森嶋猛率いる超危暴軍の3人、マイバッハ谷口と大原はじめ。この試合で人一倍張り切っているのは、2年前の記念試合で足のケガをしてしまった越中に違いない。
セミファイナルの三沢光晴メモリアルマッチは混成タッグマッチが実現。かつて三沢さんとGHCタッグ王座をかけて激闘を繰り広げた永田裕志(新日本)。赤コーナーには、その永田が関本大介(大日本)とのタッグで参戦。三沢さんの創設したGHCヘビー級王者としてここまで4度の防衛に成功している永田だが一方、青コーナーには、そのGHCヘビー級王座の初代トーナメント決勝戦で三沢さんと戦った高山善廣(高山堂)と、三沢さんの代名詞でもあるエルボーの継承者となった杉浦貴の2人が立つ。それぞれの思いを込めたセミファイナル。団体の枠を超えた4人の闘いを天国の三沢さんへ送る!
あれから5年、常に心はNOAHに・・・。三沢光晴メモリアルナイトを締めくくるのは、このシングルマッチ。三沢さんの付き人として、帝王学を学んできた丸藤正道。そして、三沢さん最後の相手となった齋藤彰俊。あの悲劇で一番心に傷を負ったのは間違いなく齋藤だった。それでも重い十字架を背負って齋藤はプロレスを続けてきた。その思いを理解している丸藤があえてこの日のメインイベントのシングルマッチで対決。試合後には、その丸藤から齋藤へNOAH再入団を直訴。『自分の心は常にNOAHでした』といって再入団を決意した齋藤、感動の大団円となった。
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