ケンシロウとファルコの決戦が繰り広げられる中、リンは天帝の声を感じていた。ジャコウの罠で地底深くに突き落とされた一同は、そこで、天帝ルイを発見する。リンとルイは双子の姉妹。「天帝はひとりでなければならない」という掟により、ファルコは幼子のリンを抹殺するようジャコウに指示されたが、密かに彼女を救ったのだった…。
満身創痍のケンシロウとファルコは、ジャコウの卑劣な手段でピンチに陥っていた。すでに全身血まみれの両者を、ジャコウの射出した巨大槍が襲う!一刻も早く地下洞窟から脱出し、ファルコとケンシロウが戦う理由など既にないことを伝えたいリンたち。そこでアインは鉄杭を拳で地下水脈まで打ち抜き、地下水の水圧で脱出させようとした。彼の命がけの一撃は、ついに奇跡を起こす!
切り札の天帝を救出されたことで、もはやジャコウは裸の王様でしかなかった。部下は彼を見捨て、怒りに燃えるファルコに滅殺されてしまう。平和が訪れた喜びも束の間。緑光のタイガが、リンを連れ去り「死の海」を渡ろうとしているという事実が発覚する。ケンシロウは、アインの生き様を心に焼き付け、タイガを追うことを決意。それは新たな戦いの序曲だった…。
リンが連れ去られたのは『死の海』を渡った先にある『修羅の国』。力だけが全てを決めるその国には、北斗の源流が存在するとされる。海賊船で海を渡るケンシロウ、その隻眼・隻腕・片足の船長『赤シャチ』は、かつて修羅の国に攻め込んだが、息子すら置き去りにして逃げ出したという。修羅の国に上陸したケンシロウが目にしたのは、修羅によって瀕死の重傷を負わされたファルコの姿だった。
名も無き修羅に敗北したファルコ。闘いの中はずれた義足がその敗因だった。名誉のために再び修羅に挑むファルコ。土に潜る修羅に対し、地面を凍らせる滅凍黄色凄陣で修羅が飛び出すのを待ち構えるファルコ。死を覚悟しながら繰り出すファルコの元斗皇拳は、修羅を捉えるか…!?
名を許された修羅・砂時計のアルフ。リンをめぐっての修羅同士の闘いに勝利した彼は、ケンシロウの抹殺を命じられる。毒のマントを被せ、自由を奪ってからケンシロウに攻撃を浴びせるアルフだが、2分内で散ったのはアルフの方だった。その頃、リンは北斗琉拳を使うシャチに連れ出されていた。
北斗琉拳を操る男シャチ。その目的は、修羅の国を支配する3人の羅将を倒すこと。一方、ケンシロウは、修羅の国であえて愛を説く女、シャチのかつての恋人レイアに「悪に染まったシャチを殺して」と言われる。そして、追っ手に行く手を阻まれたシャチ。傷つけずにあいての内臓を奪うというカイゼルとシャチの闘いの結末は!?
シャチは、ケンシロウを羅将ハンにぶつけてハンの体力を消耗させようと、リンを連れたままハンの居城を目指していた。ボロとしてリンをハンに差し出す芝居をしながらハンに近づくシャチ。変装を見破られると、早くもハンと戦闘状態に入る。が、ハンの実力を確かめ、逃げを打つ。一方ケンシロウは、すでにハンの居城に…。
ケンシロウとハンの戦いを観戦しながら、この国で生きるには強さが必要だと語るシャチ。北斗琉拳の使い手だったその老人に弟子入りしたシャチは、愛を説く恋人のレイアの反対を押し切って鬼になることを決意。「いずれ救世主がこの国を変える」と発言したジュウケイの下で拳を磨いた。しかしジュウケイから救世主だと聞かされていた者の名は、なんと「ラオウ」だった!
シャチの策略により、ケンシロウの存在は「ラオウの来襲」として国中に知らせられた。畏怖する修羅、開放に期待する人々。そんな中、その報に安堵したジュウケイは、彼の過去を語る…彼が3人の羅将に北斗琉拳を教え、修羅の国を生み出すもととなったこと、そして、この修羅の国がラオウやケンシロウの故国であること…。
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