シャチは、ようやく安全な場所までケンシロウを運び込む。その頃、シャチとケンシロウの手配書を受け取った修羅の郡将ケインは、第三の羅将の地位を欲してシャチたちの捜索に取り掛かっていた。そしてついにシャチが辿り付いた小屋を調べだしてしまう。タイミング悪く、小屋には世話係の老人だけ。そこに手下の修羅たちがおしかけて…。一方、ヒョウを魔界に陥れるために、カイオウは実の妹サヤカを手にかける。
自ら妹・サヤカを殺したカイオウは、その犯人がケンシロウであると偽ることでヒョウに強い憎しみを抱かせた。北斗宗家を途絶えさせるための策略である。カイオウの居城でサヤカの葬儀の最中に、ギョウコという修羅の戦闘汽車が突っ込む。カイオウの前に転がり出たギョウコは、ケンシロウからのメッセージ「オレに二度の敗北はない!」を伝える。ケンシロウをサヤカの仇だと思い込んでいたヒョウは、それを聞いて強い憎しみを抱き、魔界への一歩を踏み出してしまう…。
魔界の領域に足を踏み入れたことで、ヒョウの人格は凶悪なものに変貌していた。その変わり様に、これまで彼を慕い、尽くして来た忠臣ナガトはやり切れない想いを抱く。そんなナガトが遭遇したのは、カイオウとの激闘で大ダメージを負ったシャチと、ケンシロウだった。敵であったはずのケンシロウの目に心動かすものを感じた彼は、2人を自分の家にかくまうことにする…。
ヒョウが村人たちを酷使し、沼の底から北斗琉拳発祥の地である『羅聖殿』を蘇らせようとしていることを聞くケンシロウたち。その地に赴き魔人と化したヒョウと対峙したケンシロウ。ケンシロウがヒョウを兄だと意識する一方、記憶の封印で過去を失っていたヒョウは、ケンシロウをただの「サヤカの仇」としてしか見ずに敵意を新たにする。一方、闘いの報告を受けたカイオウは、望んでいた展開に高笑いを響かせるのだった。
ケンシロウとヒョウの一進一退の攻防の中、ケンシロウに秘孔を突かれても、ヒョウは自ら秘孔の部分の肉を抉り取って邪悪な拳を振り上げた。ケンシロウとヒョウの闘いが始まったことで、いよいよ北斗琉拳の新世紀を確信するカイオウ。リンを目の前に引き出すと、魔闘気を漂わせながら自身の素顔を晒した。カイオウの素顔はラオウと瓜ふたつ…。それもそのはず、カイオウこそラオウの兄だったのだ!
闘神のオーラを無意識に放出したヒョウから魔闘気が消えた! しかし完全に記憶が戻らなかったのか、幼いケンシロウとの別れの場面を脳裏によぎらせながらも、ヒョウは再びケンシロウに拳を向けようとする。危機感を抱いたシャチがついに動いた。ヒョウの涙を見てしまったケンシロウが攻撃の手を緩めると、それを助けるために後ろからヒョウに襲い掛かったのだ!だが、倒れされたヒョウは、意外な言葉を発する。
ヒョウに記憶が戻り、ケンシロウと和解したことを知らされ、カイオウの様子が一変する。和解のきっかけを作ったシャチに対し怒りを露にしたカイオウは、修羅たちにシャチ狩りを命令した。その頃、致命傷を免れていたヒョウは、共に落ち延びたケンシロウやシャチに、北斗宗家の聖地『泰聖殿』に秘拳が封じられていることを語る。レイアやリンの愛で開かれた秘拳のありか、女人像が見守る地下で、カイオウとシャチが闘い…。
レイアを守るためにカイオウと闘い、すでに命尽きたと思われたシャチ。しかし泰聖殿の女人像が謎の共鳴現象を起こしたかと思うと、涙を流しシャチを再び立たせた。これまで圧倒されていたシャチが、カイオウでも驚愕するような猛反撃を見せていた。それはすべて「愛」の力がそうさせているのだという…。宗家の奥義が愛であることを確信したカイオウは、悪を奥義とする琉拳の正しさを証明してみせようと…。
カイオウが決戦に選んだ場所…それは彼の悪の原点だという、魔闘気が渦巻く『魔性の沼』だった。ケンシロウは、レイアからシャチのプロテクターを形見に受け、ひとり沼へと足を踏み入れた。そこで明かされる、カイオウ兄弟とケンシロウ兄弟母の悲劇の過去! そして、闘いの直前に、カイオウはリンの破孔を突く! その恐るべき作用とは…!?
カイオウに突かれた破孔のせいで、リンが再び目が覚めたとき、どこの誰だかも知れない人物を愛してしまうかも知れない。怒りに震えるケンシロウはカイオウと戦っていた。リンの危機を知ったヒョウもまた、ダメージを受けた体を酷使し、リン救出のために動くことに…。ヒョウにより語られる、カイオウを歪ませた少年時代の屈辱とは…!? そして、ケンシロウがラオウより聞かされていたカイオウへの想いとは…!?
なおも続くケンシロウとカイオウの死闘。だが、ケンシロウは、魔性の沼の地下空洞に充満するガスによって身体の自由を奪われピンチに立たされてしまう。一方、破孔のことを知られ、修羅たちに狙われるリン。意識を取り戻しかけるリンに危機が迫る。果たしてヒョウは間に合うのか!? そして、ケンシロウは闘いの中、カイオウもまた、北斗宗家の血を引くものであることを知る。そこには北斗神拳が誕生する以前の北斗宗家にまつわる悲劇の物語が…。
カイオウの拳はもはやケンシロウには通じなかった。すでに完成され、進化することがない北斗琉拳に対し、北斗神拳は常に戦場で進化し続ける拳。故にケンシロウが会得した『秘拳』…北斗琉拳を受け流す拳を使えば、北斗琉拳は一切無効に…もはや勝機を見出せなくなったカイオウは、自らの強大すぎる魔闘気を封じていた鎧を脱ぎ捨てて最後の攻防にでる! 一方、リンを守りながら黒夜叉は絶命、ヒョウもまた絶体絶命の危機! だが、そこに思わぬ援軍が…!!
リンとヒョウを救出した北斗の軍は、激闘を展開するケンシロウとカイオウの元へと急いだ。鎧を脱ぎ捨て魔闘気で必死に戦うカイオウと、すでに彼を凌駕し余裕さえ見せるケンシロウ。しかし魔闘気さえ通じなくなったカイオウは、母の力を借りて最後の一撃に撃って出る!墓の下から噴出した水流に乗って空から襲い掛かったカイオウに、ケンシロウの拳が食い込んだ! 北斗宗家の時代から続く宿命の歴史に、ついに終止符が打たれるのか!!
ご購入時から視聴有効期限内、視聴いただけます。 日本国内でのみ視聴可能です。日本国外からはご利用いただけませんのでご注意ください。