少女・陸九寧は、姉・宋婉児と共に後宮へ入るが、なにも後ろ盾のない二人は理不尽な差別にあってしまう。執拗な嫌がらせに二人は自らの手で運命を切り開く反撃を決意する。陸九寧は御苑の草木を利用した策を講じ、皇帝の興味を惹きつけることには成功する。底辺からのし上がるため、二人は宮廷という巨大な権力の中で生き残りをかけた戦いを始めるが……。
皇帝は蛍に導かれ、亡き皇后の面影を重ねた宋婉児を寵愛する。しかし、この寵愛は世継ぎを狙う純妃の標的となってしまう。純妃は太医院の張院判を抱き込み、宋婉児を管理下に置く。そして、太后の祝宴で、姉の献上品が不吉な紙銭にすり替えられる罠が仕掛けられる。不敬罪を問われる宋婉児はさらに追い詰められていき……。
陸九寧は皇帝への直訴を張公公に阻まれるが、再考を託して吉報を待つことに。しかし、冷宮へ駆けつけた彼女が目にしたのは息絶えた宋婉児の遺体であった。純妃たちに姉を殺された九寧は復讐を誓い、あえて過酷な境遇へ身を投じる。そして潜入調査の末、姉の食事に毒を盛った犯人を見つけ出し……。
陸九寧は、李媼媼に弱みを握られていた勇公公と結託し、李媼媼を失脚させる。先皇后の衣を盗んだ罪で彼女を排除した九寧は昇進を果たす。九寧は辛者庫の帳簿から愉昭儀の不正蓄財を暴くが、勇公公は強大な黒幕の存在を恐れて隠蔽を勧める。愉昭儀からも脅しを受けるが、九寧は巨大な権力の牙城を崩す第一歩を踏み出すのであった。
九寧が提出した帳簿により、李媼媼は処刑、愉昭儀は自害へと追い込まれた。悪人たちは裁かれたが、愉昭儀は死の間際に真の黒幕は純妃であると言い残す。証拠隠滅を狙う純妃は辛者庫に乗り込み、九寧の両手を切り落とそうとする。あえて賢貴妃の蘭を枯らす策で貴妃の関心を引き、危ういところで救い出された九寧だったが……。
百花宴当日、純妃は永秀宮を陥れようとするが、九寧の機転により返り討ちに遭う。信頼を得た九寧は調査を進め、純妃が沈昭儀に代理出産をさせ、その子を奪おうとしている事実を突き止めた。九寧は沈昭儀を味方に引き入れ、太医院も巻き込んだ純妃の悪行を暴こうと動く。純妃の脅迫に怯える沈昭儀に対し九寧はが持ち掛けたのは……。
九寧は沈昭儀を冷宮へ連れて行き、純妃に使い捨てられた栄妃の姿を見せて共闘を約束させる。しかし宴の当日、純妃の脅迫に屈した沈昭儀が裏切り、張院判の針治療により懐妊の証拠も消されていた。皇帝を欺いた罪で九寧は杖刑に処され、賢貴妃も統治権を剥奪される。永秀宮の仲間から孤立し、貴妃からも叱責される九寧だったが……。
宋婉児は辛者庫で疫病に感染し倒れてしまうが、介抱する小皇叔に復讐のための捨て身の策を打ち明けた。そして、小皇叔の協力により皇帝は疫病から純妃と皇嗣を守る名目で太医らを招集する。九寧は、感染した自分が純妃の至近距離で訓戒を受けたと言い添え、太医総出の診察を促した。九寧の命懸けの計略がもたらしたものとは……。
純妃は幽閉されるが、九寧は「子を狙う純妃が宋婉児を殺すはずがない」と真犯人の存在を確信する。そんな中、姝珠を襲った刺客が賢貴妃の側近・小卓子だったことが判明。さらに、張公公がある言葉を残して急死する。状況証拠などから、九寧は賢貴妃こそが自分を利用して純妃を排除し、姉を死に追いやった黒幕だと断定。怒りに震える九寧は貴妃を問い詰めるが……。
九寧は賢貴妃と決裂したふりをして姝珠を油断させる。実は、純妃の計画を阻止するために宋婉児を殺害し、九寧を利用して純妃を失脚させた真の黒幕は姝珠であった。本性を現した姝珠は九寧を殺害しようとするが、小皇叔が間一髪で救出する。実は九寧と賢貴妃はすでに裏で手を組んでおり……。
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