陸揚は娘の陸熒熒の年齢を思い、そろそろ結婚について考える時期だろうと釣書を用意する。あまり気の乗らない様子の陸熒熒を見て、男性たちを全員屋敷に呼びお見合いをさせることにする。陸熒熒が結婚の条件を伝えると見合い相手たちは次々と引き下がるが、1人だけ全ての条件を受け入れる者が現れる。
宏安は陸熒熒を食事に誘い、彼女を娶りたいと伝える。しかし曖昧な理由で拒絶されたことに腹を立て、2人は言い争い険悪な雰囲気となる。君澈が駆けつけた時には酒楼は炎に包まれおり、彩屏が陸熒熒を探し回っている。危険を顧みず炎の中へ飛び込み陸熒熒を探すが、見つかったのは宏安1人だけだった。
陸熒熒と君澈は互いの想いを確かめ語り合う。君澈は実は奴隷ではなく、大寧の第五皇子であるということを打ち明ける。さらに大皇子と皇帝に虐げられた過去から恨みが持ち、殺害する計画を立てていることも陸熒熒に伝える。ただ同心蠱の件だけは、立太子の儀が終わってから伝えようと考えていた。
同心蠱で雁回に憑依した桑離は、事前に自分の酒を水にすり替えておき宴を乗り切ろうとしていた。しかし大皇子が祝いの酒を持って来て、飲まないと反逆と見なすと脅され飲まざるを得ない状況に陥ってしまう。酒を飲むと同心蠱の効果が薄れ始め、雁回と桑離はそれぞれ元の体で意識を取り戻す。
陸熒熒は屋敷から姿を消した雁回を鳳満楼で発見する。意識を取り戻した雁回は自身が蠱で操られていたという真実を陸熒熒に告げ、君澈と桑離を朝廷に引き渡すと宣言する。しかし陸熒熒がそれを止め、君澈たちを逃がす。一方、立太子の儀が翌日に迫る中、陸揚は大皇子に呼び出され無茶な要求をされる。
瑞雲のために犠牲になった小河村だが、実は君澈が手下を遣わして村人を事前に避難させていた。また、大皇子の数々の悪行を暴く証拠を握っており、陸熒熒を通じてその事実を都中に広める。立太子の儀が行われる中、皇宮に乗り込み大皇子の告発をする君澈に対し大皇子は最後まで抵抗し剣を抜く。
君澈が即位すると、各国の使節が祝賀に訪れる。月国の使節として現れたのは、幼い頃に君澈を捨てた実の母であった。大寧の君主の血が流れていることで君澈を嫌悪して突き放し、置き去りにして月国へ戻ったのだ。今になって謝罪の言葉を口にし、余命が短いことを伝え和解を求める母に君澈の心は揺れる。
頭痛が再発し、性格が前世の暴君のように変化し始める君澈。実は月国の母が離魂草で操っているのだった。雁回は同心蠱の一件以来、目の病を患っていた。家族を心配させないため、手紙を残して1人で月国での治療を求めて旅立つ。しかし月国へ向かう途中で気を失い、桑離に助けられて鳳満楼へ運ばれる。
君澈の異変に気付いた陸熒熒が駆けつけると、自分を制御できなくなりたくさんの人間を殺めた彼がいた。混乱する君澈をなだめて話を聞き、二度と無辜の者を殺さなぬよう約束させる。しかし陸熒熒が君澈を救っていることを君澈の母・霊汐に感づかれ、陸熒熒と過ごすと幻覚を見るように仕組まれる。
陸熒熒は雁回との関係を君澈に疑われ、長春宮に軟禁されてしまう。この日のあらゆる出来事に違和感を覚えた陸熒熒は、突然会いに来た雁回の正体を同心蠱で化けた桑離だと見抜く。一方、桑離は雁回を鳳満楼に残し1人で霊汐に立ち向かう。雁回を守るため、自らが犠牲になることを選ぶ。
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