19世紀初頭のスペイン。時の王妃マリア・ルイーサが絶大な権力を握っていた頃、スペイン王室を揺るがす大事件が起きる。王妃と対立関係にあったアルバ侯爵夫人が急死を遂げ、発作によるものと思われていた夫人の死が、王妃や宮廷エリートが寵愛する愛人のペピータなど各々の愛憎が複雑に絡み合い、誰もが殺害を企んでもおかしくないという事実が明らかになっていく。一方、王妃が侯爵夫人のお膝元で宮廷画家を務めていたフランシスコ・ゴヤは、後の絵画界の歴史を変える世紀の傑作『裸のマハ』を、今まさに完成させようとしていた。しかし、この一枚の名画がゴヤだけでなく、女たちの運命をも大きく変えることになる・・・
欲望渦巻く眠らない街・ソウルの繁華街で、ミソン(ハン・ソヒ)とドギョン(チョン・ジョンソ)は日々生き延びるために必死に金を工面していた。「昼は働き夜は眠る」――そんな普通の生活を夢見る二人は、その第一歩として、ミソンが勤めるフラワーショップの事業を継ぐという目標を達成する日も目前に迫っていた。しかし、夢が叶おうとしたまさにその時、ある人物から騙されていたことがわかり、すべてが粉々に砕け散る。追い詰められていく二人は、クラブを経営するト社長(キム・ソンチョル)がソウル近郊のどこかに大金を隠しているという情報をつかむ。一攫千金の大チャンスを目の前にした二人は、人生を懸けた危険極まりない大勝負に乗り出した――!
真面目だけが取り柄の学生ランスは、儚げな美しさを纏う同級生マユミに密かな憧れを抱いていた。物理の課題をきっかけに急接近した二人は、ある夜、ランスの部屋で初めて身体を重ねる。マユミとの情事に溺れ、有頂天になるランス。彼は彼女の孤独な生い立ちや複雑な家庭環境を知るにつれ、自分が彼女を守り、支えるのだと心に誓う。マユミもまた、ランスの献身的な愛に、閉ざしていた心を少しずつ開き始めていた。しかし、愛されることに臆病な彼女の綻びを、ランスの友人ブライアンは見逃さなかった。ある晩、ランスは偶然にも、マユミとブライアンが激しく求め合う姿を目撃してしまう。信じていた絆が音を立てて崩れ、ランスは深い絶望と嫉妬に引き裂かれるのだが―。
個性豊かな姉妹に囲まれ、?分に?信が持てない?の?・リヴィ。そんな彼?の前に、ある???のペンギンが迷い込んできた!?そのペンギンの名はパウル。なんと彼は、ダンスがとっても得意なペンギンだった!!突然あらわれたパウルは、たちまち家中を巻き込む?さわぎに。姉妹たちはパウルを動物園に返そうとするが、あやしいマジシャンの??組に連れ去られてしまい…?「パウルを絶対に助け出す?」リヴィは、にぎやかな姉妹たちや?思いの相?・デニスと?を合わせ、前代未聞の“ペンギン救出ミッション”に挑む。??のペンギンがつなぐ、バラバラだった家族の絆の行方は?!
巨大地震で街は一瞬にして崩壊し、瓦礫と混乱が広がる中、二人の姉妹は離れ離れになった両親を捜すため危険地帯へ向かう。だが、救助が届かない無法地帯では凶悪な強盗団が暗躍し、生存者を容赦なく襲っていた。絶え間なく続く余震が続き、崩れ落ちる建物が行く手を阻む中、姉妹は災害と犯罪という二重の脅威に追い詰められていく。家族を取り戻すため、極限状況で次々と選択を迫られ、ついに後戻りできない決断を下す――。
スウェランディア王国のユリアン王子(イサーク・カムロート)は、淑女たちの憧れの存在。彼と結婚するために、彼女たちは日々努力を重ね、美しさに磨きをかける。エルヴィラ(リア・マイレン)は、母レベッカ(アーネ・ダール・トルプ)の再婚のために妹アルマ(フロー・ファゲーリ)とこの王国へとやってきた。ユリアン王子の花嫁になることを夢見ながら・・・。新しい家族となる義姉妹のアグネス(テア・ソフィー・ロック・ネス)は、家柄に恵まれたとても美しい女性。一方、エルヴィラは矯正器具に覆われた口元、ふくよかな体形、こじんまりとした鼻、つぶらな瞳。しかし、アグネスの父が急逝したことで事態は一変する。レベッカはアグネスを貶め、エルヴィラを王子の花嫁にするため手段を選ばずに美を施してゆく。そんななか、ユリアン王子の花嫁候補を集めた舞踏会が開かれることになるが――。
カナダ・モントリオールで暮らすシングルマザーのアニーは、ティーンエージャーの娘サラが、自分を執拗にいじめていた相手に暴力を振るった事件をきっかけに、“ある重大な過ち”から逃れるため、衝動的にアメリカへの逃亡を決意する。幼い息子フェリックスは「フロリダに行く」という母の言葉を信じて無邪気に喜ぶが、旅の途中でそれが逃避行だと気づき、不安から騒ぎ出す。やがて道中で車が故障し、町の整備士ポールが現れるものの、部品がないため修理には数日かかると言われ、一家は足止めを余儀なくされる。早くこの地を離れたいアニーは次第に神経を尖らせるが、サラは大切な日記帳を車に置き忘れたことに気づき、ポールの家を訪ねる。そこには同年代の娘ホープがおり、彼女は密かにサラの日記を車から盗み、隠していた。
国際工科大学の学生ブライアン、アリス、サイソップの3人は、技術展に間に合わせるため、それぞれの研究開発に勤しんでいる。そんなある日、ブライアンはアリスに勧められた無線ARの実験を行っていた際、放置されていた機器のスイッチを興味本位で入れたところ、不気味な現象に襲われる。かつて研究者らがそこで実験死していたことを知ったブライアンは、機器が幽霊の探知装置ではないかと推定。かつて自分が車の運転中に起こした事故で、恋人を亡くしていたブライアン。彼はそのトラウマも手伝って装置の開発を決意する。霊の存在を信じるアリスと現実主義者のサイソップも共闘。やがて3人の研究開発は携帯アプリとして実を結んでいくが…。
アリーは耳の不自由な息子フィルを育てるシングルマザー。部屋を貸していたルームメイトが故郷に戻ることになり困っていたところ、街から街へ旅をしながら絵を描く芸術家のローナンが現れる。かなりの変わり者ではあったが、“3ヵ月のお試し期間”を条件に部屋を貸すことに。一方、アリーの父が娘ほど年の離れた女性と再婚することになりショックを受ける母リリアンは、悔しさから2週間後に控えた元夫の結婚式にパートナーを同伴させようと、マッチングアプリで相手探しにふけっていた。そんな中、次第にローナンを慕うようになったフィルが絵を描く楽しさを覚えたことを受け、アリーはそのお礼としてローナンに街案内を実施。行動を共にするうち、人生を素直に楽しみむことを惜しまず表現するローナンに、アリーは少しずつ影響を受けていく。
多額の借金を抱えた若い整備士が銀行融資を断られたことから、一連の不運な出来事が予期せぬ銀行強盗へと発展する。元ラリードライバーの親友と、人質となった落ち目のティーンエイジ・スーパースターと共に、彼らはイタリアを横断するクレイジーなレースに挑む。
30代のカップルが、片方の母親を自宅に招き入れたとき、彼らは自分たちが一種の煉獄に足を踏み入れたことに全く気づいていなかった。平穏な生活は、ゆっくりと混沌とした惨状へと変貌していく。60代の身なりの良いヴァレリーは、エネルギッシュなディーバで、アパートの空間だけでなく、住人の心までも少しずつ支配していく。忍び寄る侵入が勢いを増すにつれ、確信は揺らぎ、プライバシーの境界線は破壊されていく。母親や義母は常に正しいのだろうか?彼女たちは私たちに善意を持っているのだろうか?そして、だからこそ彼女たちは最も恐ろしい怪物なのではないだろうか?
天才ハッカーのジャッキーは、電話番号が分かれば世界中の人々のSNSのデータを抜き取ることができるアプリを開発。それは、テキスト、ボイスメール、写真や動画、削除済みのものでもファイルを復元して抜き取ることができるという、個人のプライバシーを脅かす非常に危険なものだった。このアプリを世間に公開する気はなかったジャッキーだったが、手違いからダークウェブ上に公開。アプリの存在は瞬く間に世界を駆け巡り、権力者や犯罪組織が争奪戦を開始、ジャッキー自身も命を狙われる標的となってしまう。一夜明け、想像以上に世の中の反応が過激になり、自身の命が危険に晒されていることを感じとったジャッキーは逃亡を図るが…。
クリスマス休暇を過ごすため、姉リズのもとへやってきたハーパー。幼稚園で働きながらも、イラストレーターとして自分が描いた児童書を出したい夢があったが、なかなか一歩を踏み出せずにいた。一方、編集者でもあるリズは気難しい作家ケイレブが締め切り目前にもかかわらず、挿絵担当のイラストレーターをクビして頭を悩ませていた。話を聞いたハーパーは自ら志願し、休暇も返上してケイレブと仕事をすることに。クリスマスが大好きなハーパーは心沸き立つイベントを利用し、持ち前の明るさでケイレブを和ませ、信頼を築いていく。やがてハーバーとの本づくりを楽しむようになったケイレブだったが、元仕事仲間のピートが現れたことから雲行きが怪しくなる。
2人の娘キーラとマディを育てるキャムと結婚した、未解決殺人事件ポッドキャスターのレイシーは、現在妊娠中。日々の誹謗中傷メールに悩まされながらも、仕事に奮闘していた。そんな彼女が新しく取り組むことになったのは、6年前にサラ、3年前にマリサが殺害された2つの未解決事件。この事件には共通点があり、同一犯の仕業ではないかという疑いがあった。そんな彼女のもとに、事件に関わるなといった謎の脅迫写真やメールが頻発して届くようになる。自身もまた、20年前に妹のジョスリンを殺された過去を持つレイシーは、逆に、俄然やる気を出し、不審な行動を取るスタッフのバレンタインに疑念を抱くのだが…。
フィンランド出身の女性アイノは、ベビーシッターとして裕福なミラー家に派遣される。しかし、家の中にはどこか張りつめた空気が漂い、夫のブレンダンと妻ロビンの間には不穏な緊張が、息子クリストファーに対しては冷淡さが感じられた。住み込みで働くことになったアイノは、夫妻のぎくしゃくした関係に戸惑いながらも、慎重に日々を過ごしていく。ある日、ブレンダンの父とロビンの祖父の“共通の弁護士”であるマービンが家を訪れ、ミラー夫妻の結婚生活が円満に保つよう意味深な忠告を受けるアイノ。この夫妻の結婚は政略的なもので、莫大な財産は息子クリストファーが相続する取り決めになっていた。そのため夫妻は互いを信用できず、憎しみを抱えたまま、破綻寸前の結婚生活を続けていたのだった。やがて、その歪んだ関係の渦に、アイノ自身も巻き込まれていくことになるが…。
アメリカとメキシコの国境地帯にはある伝説があった。それは、アステカ歴の“どの月にも属さない5日間”が訪れ、その間、古代アステカの神々が地上に降り立ち、人間の魂を奪うというもの。ある夜、メキシコ側から国境を超えようとする人々が何者かに襲われ、妊娠中の妹ガブリエラを連れた青年ラウイもその騒動に巻き込まれる。一方、アメリカ側の国境近くで牧場を営む父チャーリーと暮らすニコールは、牧場に勝手に入り込む移民たちに日々、悩まされていた。そんなある日、家のガレージで腹部をケガしたラウイを発見するニコール。彼は“アステカの悪霊に襲われ、ガブリエラと国境近くではぐれた”と言う。ニコールはラウイに同情し、一緒にガブリエラを探すが…。
フロリダ州マイアミのロイヤル・ヒストリー美術館で働くアンジェリカは、スペイン沖の島国サン・パブロの国王夫妻から直々に重大な依頼を受ける。近々65歳を迎えるフェリペ国王は慣例により退位を控えていたが、夫婦には子どもがおらず、唯一の王位継承者だったいとこもすでに他界していた。式典が迫る中で継承者の対象を広げ調査したところ、マイアミに血縁者ラモーンがいると判明する。振る舞いや礼儀作法、教養を身につけさせる指導役として、サン・パブロを題材に名門大学で首席卒業したアンジェリカに白羽の矢を立てた。引き受ければサン・パブロへの視察費に加えて、美術館の運営資金も支援すると約束されるが、次期国王候補のラモーンは、タコスと野球が好きな普通のアメリカ人青年で…。
その日暮らしの父親バグと腹違いの兄ハンターと暮らす12歳の少女ベイリーは、友人もいない寂しさとやり場のない閉塞感を募らせて、身の回りの風景や野生の鳥をスマホで撮影する事で孤独を紛らわせる日々を過ごしていた。そんなある日、父親のバグが3ヶ月前に知り合ったばかりの子連れの恋人ケイリーと結婚式を挙げると宣言する。突然の環境の変化に気持ちが整理できないベイリーは結婚式に出席しないと言い放ち、家を飛び出してしまう。そして兄のハンターが友人たちと町の自警団を結成した事を知り、仲間に入れてもらおうとするのだが、全く相手にされない。だが勝手に兄の後を追いかけ、彼らが襲撃する家に辿り着くも警察に通報され、散り散りになってしまう。ただ一人、草原に逃げ込んだベイリーは、そこで“バード”と名乗る謎めいた男に出会うのだが…。
大規模酪農場で飼育されているホルスタイン・フリーシアン種のルマは、一頭の雌牛を出産する。やがてルマは子牛から離され、搾乳機に繋げられ、餌を食み、放牧されて走り回り、種付けされ、また子を生む。カメラは極力牛の目線の高さに据えられ、農場の日々の営みと、家畜たちの日常が綴られていく。ルマの物言わぬ瞳が語りかけているものとは?
ヨークシャーの荒れ地に佇む屋敷“嵐が丘”の主人アーンショーが、ひとりの孤児を連れ帰る。少年はヒースクリフと名づけられ、アーンショーの娘キャサリンと一心同体のような強い絆で結ばれるが、キャサリンは裕福な家の息子エドガーと結婚してしまう。出奔したヒースクリフは数年後に大金持ちになって舞い戻り、再びキャサリンの前に現れるが……。
大好きだった祖父が急死したことで、両親とともに祖母が暮らす家を訪れた少女リーズル。長年連れ添った夫を亡くしショックで寝込んでいる祖母に、リーズルが恐る恐る話しかけると、突然目が覚めたように意識を取り戻す。その後、リーズルが祖父にもらった”歌う石”を抱いているのを見た祖母は、玄関に置いてあったもう1つの“歌う石“を持ってくるよう告げる。向かい合わせた石が”歌う”ように共鳴すると、祖母は祖父への記憶を取り戻したことで元気を取り戻す。しかしそれと同時に、両親の不審な行動や攻撃的な言動に振り回されてるリーズル。すると、部屋の中で、得体の知れない何かの気配を感じ、1人で確認に向かうのだが…。
海のバカンスに出ていた小説家ジョージが、突然船から姿を消した。同乗していたのは妻イザベル、ジョージの若き愛人セシール、そしてジョージに憧れているという青年ブレイク。警察が捜査に乗り出し、同乗者の事情聴取を始める。そして3人それぞれの状況や、ジョージに対する心情などを語っていた。イザベルとジョージの夫婦仲は冷たくなって久しかったが、一方でイザベルは嫉妬深い性格にもかかわらず、なぜかセシールの存在を受け入れていた。解決の糸口がつかめないなか、ビニールにくるまれたジョージのノートが海中のロブスターカゴから発見される。さらにジョージの銀行口座がカラになり、全額がイザベルの口座へ送金されていることが発覚するのだが…。
1989年、ソ連の共産主義に対する恐れが蔓延する冷戦下のスイス。警察官であるヴィクトール・シュエラーは、反体制派の情報収集と監視のため、デモ活動を展開していたシャウシュピールハウス劇場への潜入捜査を命じられる。しかし監視対象であるはずの主演女優オディール・ヨーラと恋に落ち、劇団員とも交流を深めるうちに、自らの任務にも疑問を抱くようになる…。従うべきは任務なのか、心なのか――。
真面目で純粋なミラソールは、学校一のイケメンでバスケ部のアリエスに密かに恋をしていた。親友のフェイに背中を押され、彼との距離を少しずつ縮めていくミラソール。ついにアリエスから告白され、有頂天になったミラソールは、アリエスが求めるがまま、すぐに彼に身体を捧げてしまう。彼とのセックスを経験し、幸せの絶頂にいたミラソールだったが、残酷な事実が発覚する。アリエスにとって彼女は、友人たちとの「落とせるか」という賭けの対象に過ぎなかったのだ。さらにアリエスの友人たちの悪巧みにより、さらなる悲劇がミラソールを襲う……。青春時代の純愛が、無慈悲な裏切りと性被害によって崩壊していく様をリアルに描いた衝撃作。
4歳の娘アビーが末期の病を患うダリルは、妻ジャンと残された時間を家族で大切に過ごしていた。そんなある日、アビーが突然「月に行く時、火事で行けなかった」と口にする。最初は子どもの空想だと気にも留めなかったダリルだったが、アポロ1号の火災事故や、発射カウントダウンを担当した人物名など、アビーが知るはずのない事実を語るのを聞き、動揺を隠せなくなる。やがてダリルは、アビーが事故で命を落とした宇宙飛行士“エドワード・ジョーンズ”の前世の記憶を持っているのではないかと考え始める。ジャンはその考えを一蹴するが、娘を失う現実を受け入れられないダリルは、2000人以上の子どもから前世の記憶を聞き取ってきた研究者フィッシャー博士の存在を突き止める。博士は「死が近い子どもは、未来を予見することがある」と語り、ダリルは真実を確かめるため、ある実験を依頼するが…。
モホーク族のダートは大家族を支えつつ、民族の伝統を護りながら生きている。かつては鉄工として20年間アメリカ中を回って働いたが、人生の最後はここがいいと、今の地に移り住んだ。本名はエリック・ニコラスだが、みんなが彼のことをダート(汚い)と呼ぶのを、母親は怒っている。妻ポーラは両親に彼との結婚を反対されたが、今では7人の子どもがいて幸せな日々を送る。子供たちの評価も千差万別ながら、底辺にはきちんと父に対する愛情が敷かれている。ダートは「毎日が、宝くじが当たるように楽しい」と語る。1990年「オカの闘い」に巻き込まれた時は必死で妻子を護った。作業場が火事で全焼しても、決してヘコたれない。そんな彼の生きざまを描く。
クリスチャン家の父親バーニーは熱心なキリスト教徒で、妻、息子、娘の家族4人で平穏な日々を送っていた。ある日、うっかり水道を壊し途方に暮れていたところ、タイミングよく3人組が現れる。彼らは父親と息子2人で修理業を営むロシア人親子。彼らに水道修理を頼んだバーニーであったが、ここから彼らの日常が一変。彼らは修理するどころか、どんどん家を破壊していくのだった。実は凶悪脱獄犯であるこの親子、クリスチャン家に眠る、ある“何か”を探しているらしい。突如として家庭は彼らに占拠され、クリスチャン家は恐怖と混乱の渦中へと追い込まれていく。秩序と信仰が崩壊していく中、バーニーは家族を救うため、自らの信念を貫くため、これまでにない行動を選ぶが・・・。狂気が渦巻く“家”の中で、バーニーの祈りはどこへ向かうのか――。