ゼファー(ハッシー・ハリソン)は過去の傷を癒すため、オーストラリア・ゴールドコーストに逃れてきた孤独なサーファー。落ち着きを取り戻しつつあるゼファーの生活は地元の不動産業者でサーファー仲間のモーゼズ(ジョシュ・ヒューストン)との出会いによって一変する。彼とのロマンティックな一夜のあと、夜もあけぬうちにサーフィンへと海に向かった彼女は、サメ体験ツアーの船長タッカー(ジェイ・コートニー)に連れ去られてしまう。
イスタンブールに駐留し、家族と離れて暮らす軍人ジャック。休暇で日本を訪れた妻ハンナと二人の息子を、思わぬ事故が襲う。湖で次男カイルが何者かに水中へ引きずり込まれ、溺れかけたのだ。一命は取り留めたものの、帰国後のカイルは水を異様に求め、奇妙な言動を繰り返す。やがて一家の周囲では、説明のつかない現象まで起こり始める。オンライン通話や監視カメラ越しに異変を目撃したジャックは、調査の末、人を水底へ引き込み魂を奪う妖怪「河童」の伝説にたどり着く。息子の内に潜む邪悪な存在が家族をのみ込む前に、遠く離れたジャックは世界を隔てる距離を超え、未知なる恐怖へ立ち向かう決意を固める。
心理治療を受けている3組のカップルは、カウンセラーの招待で同じ場所に集まることになる。 カウンセラーは集まりに参加しなかったが、3組のカップルが何をすべきかを指示するメッセージを残しておく。 3組のカップルはカウンセラーが残したメッセージに従ってお金と嫉妬、セックスなどについて話し合うことになるが..
17歳のヨンジェは家を出て、教会の保護施設でほとんどの時間を過ごしてきた。年齢制限が近づき退所を迫られる中、無責任な父のもとへ戻ることだけは避けたいヨンジェは、信仰心がないにもかかわらず「神父になりたい」と嘘をつき、居場所を守ろうとする。しかしその嘘が、唯一の友人ボムテとの関係を悪化させていく。さらに突然現れた父が、弟ミンジェまで施設に預けようとしたことで、ヨンジェの心は強い怒りと絶望に満たされていく。逃げ場のない現実の中で、彼は自分の人生を選び取るため、過去と向き合う決断を迫られる――。
連続して発生する銀行強盗事件への対策として、新しく赴任した警察署長イ・スンウは、官民一体で銀行強盗の模擬訓練を実施することに。その主犯役に任命されたのは、交通課の巡査チョン・ドマン。「異常」がつくほど融通の利かない生真面目なドマンは、緻密な準備のもと偽の銀行強盗を遂行する。しかし、手を抜かない真面目一徹ぶりが思わぬ方向へ転がり、周囲の人々は次第に何が嘘で何が本当なのか分からなくなっていく――。
冴えない三流暴力団のナンバー2のビョンドゥは、何とかして成り上がりたいと機会を狙っていた。そんなある日、組織のファン会長から、ある検事を暗殺すれば将来を約束すると提案される。約束を果たした彼は、初恋の女性ヒョンジュとの愛を育み、映画監督になった幼なじみのミノとも再会でき、満ち足りた毎日を送りはじめる。しかし、ある秘密をミノに告白したことから、運命は思わぬ方向へと転がっていく…。
仁川で暮らす荒っぽい闇金業者ドゥソクとジョンベは、踏み倒された借金の回収に向かった家で、9歳の少女スンイを“担保”として預かることになる。母親の事情から養子縁組まで引き受けることになった二人は、スンイが危険な環境に置かれていると知り、彼女を連れ戻し面倒を見るようになる。やがて三人は血のつながりを超えた絆を育み、スンイは二人にとって欠かせない存在へと成長していく。時が流れ、大人になったスンイは長年探し続けてきた人物の消息を知り、過去と向き合うため再び歩き出す。
長年の海外生活を経て、フランスへ帰国したピアニストのマティアスは、かつての師であるエレナの誘いで、リヨンでの一連のピアノコンサートを共同で企画することになる。長らく待ち望んだ帰郷と再会は祝うべき出来事のはずだったが、自分の分身のような不思議な少年との出会いによって、マティアスの人生は奇妙な方向へと転じていく。かつて情熱的に愛した女性クロードへと導かれ、すでに不安定なマティアスの精神状態がさらに揺るがされていく…。
韓国の片田舎ポクスンア村に嫁いだ由美。不器用ながらも優しい夫テスンと、慎ましくも幸せな日々を送っていた。一方、日本人の若くて美しい嫁をもらったテスンは、村の男たちから妬まれていたが、自治会長を務める彼の目下の悩みは、村の貧しい経済状態だった。そんな中、テスンは映画の撮影を村に誘致し、収益を上げようと思いつく。早速国内外問わず募集を掛け、日本から撮影隊が村に訪れることになる。テスンや村人たちは手厚くもてなすが、実は彼らの目的は映画ではなく官能映画の撮影だった。しかも、彼らは由美の日本での過去を知っており…。
第二次世界大戦下。英国首相ウィンストン・チャーチル直属の特殊作戦執行部(SOE)に所属した実在の女性スパイ、クリスティーナ・スカルベク。祖国ポーランドへの愛を胸に、ナチス占領下の敵地へ潜入。ヨーロッパ各地で、レジスタンス活動や極秘任務に身を投じていく。裏切りや陰謀が渦巻く中、危険な任務を次々と遂行するクリスティーナ。その行動は祖国のためだったのか、それとも危険と隣り合わせのスリルに魅せられていたのか――。実在した伝説の女性スパイの知られざる戦いを描く、実話ベースの戦争スパイ・サスペンス。
1989年、警官のライアンは、任務中に命を落としてしまった。しかし、目覚めると2067年のディストピア世界にいた。そこで、歴史上の戦士たちが命懸けで戦わされるという娯楽番組に強制参加させられ、ライアンは生き残るために戦い続けていた。やがて、ある女性と出会い、この世界を支配する独裁者フィッシャーの陰謀を知る。そして、ライアンは未来を変えようと再び生死を賭けた戦いに挑む―。
“私の人生には娘が必要なの”思いもよらない妻の、母の決断に、家族は大きく揺さぶられる―ジャスミンは、夫と3人の息子たちに囲まれ、オーナーを務めるヘアサロンは大繁盛と、満ち足りた日々を送っていた。しかし40歳を迎えた頃、父の死をきっかけに異変が起きる。金髪の少女を父から託される夢を繰り返し見るようになり、自分の人生には「娘」が必要だという想いに囚われるようになる。ジャスミンは養子縁組で娘を迎え入れることを決意するが、それは幸せだった家族に大きな波乱を巻き起こすのだった。イタリア国内での養子縁組はハードルが高く、それをクリアしたとしても性別を選ぶことは許されていない。家庭内が疲弊していく中、夫から「あきらめるんだ。家族のために」と諭されたジャスミンは一度は断念したものの、どうしてもあきらめきれず国際養子縁組という手段を選ぶ。そうして一家が下した、大きな決断とは――。
ハネムーンでパリを訪れたシェーンとその妻ジューン。幸せに満ちた新婚旅行にはある秘密が隠されていた……。それはかつて彼が巻き込まれた研究の副作用で、《欲望》と《暴力》が結びつく危険な衝動を抱えていることだった。同じ研究に関わり、同じ病を抱え欲望のままに暴走するコレ。街の片隅で彼女は人を襲い続け、夫のレオは彼女を守りながら孤独な日々を送っている。やがてシェーンは症状の真相を求めてコレの元を訪れるが、二人の“止められない本能”はすでに取り返しがつかない悲劇の始まりだった――。
アメリカからアイルランドへ留学し、大学に通うエイミーは、リムリック・ホテルで22時から翌朝6時までの夜勤アルバイトを始めることに。初日の夜、彼女はお調子者の先輩アダムに振り回されながらも、受付業務や客室対応、ごみ捨てなど慣れない仕事をこなしていく。休憩中、エイミーは10年前にこのホテルで起きた惨殺事件について聞かされる。犯人は犠牲者たちの内臓をえぐり取り、自分の体へ塗りつけていたという異常な殺人鬼だった。不気味な話に怯えながらも朝を待つエイミー。しかしその頃、客室フロアで清掃係らしき女の姿を目撃する。しかし今夜、ホテルにいる従業員はアダムと自分だけのはずで…。
ニューヨーク・ブルックリンのアパートで、管理人&雑用係として7年暮らしているトム、30歳。大家のナットに怒鳴られながらも大麻を吸い、地元店のチラシをデザインしながら、その日暮らしの毎日を送っていた。「幸せか?」と聞かれれば、「いや、でも不幸でもない」と答える、そんな男だった。ある日、離婚したばかりの元ウォール街エリートのデイビスや、キャリア志向の女性コレットがアパートに引っ越してきたことをきっかけに、それまでお気楽な生活を満喫していたトムや周囲の友人たちの日常は少しずつ変わり始める。仕事や恋愛、結婚、これまで目を背けてきた現実が迫る中、やがてトムとコレットの間にも特別な感情が芽生え始めていく。
30歳を目前にして仕事も目標もなく、恋人にも浮気されて裏切られたロドニー。住む家さえ失いかけた彼は、あてもなく車を走らせた末にエンストし、身動きが取れなくなってしまう。気づけば携帯の電源も切れていた。仕方なく目の前の家から電気を盗もうとするが、家主の老女ジューンに見つかってしまう。ロドニーは荒れ放題の芝生の手入れや家の雑用を引き受けることを条件に、なんとか許しを得ることに。そんなジューンは夫を亡くして以来、一人暮らしを続けているが、酒に溺れた荒れた生活を送っていた。一方、週60時間も病院で働くジューンの娘オリーは、病を抱える母に薬を飲ませようとするもののうまくいかず、その役目をロドニーに頼むのだが…。
ダイヤ強盗の失敗により、重傷を負った犯罪者エディは病院へ搬送される。彼を監視することになった若き女性警官フランシスは、ベッドに拘束されたエディから事件の真相を聞き出そうとするが、コルデロは巧みに彼女を翻弄していく。だがその頃、奪われたダイヤを取り戻そうとする凶悪なギャングたちが病院へ侵入。閉鎖された病棟は逃げ場のない戦場と化し、敵同士だった2人は、生き延びるため危険な共闘を強いられるのだが…
春の訪れを祝う新年の日、7歳の少女ラジエーは店で見た、白くぽっちゃりとした、ヒレが花嫁さんみたいにきれいな金魚が欲しくてたまらない。母親にねだってどうにかお金をもらい、初めて街中を一人で駆け抜ける。でもあちこちで寄り道をして、やっとのことで店に着いた時、お金は手もとからなくなっていた。ラジエーは途方にくれながら、どこに落としたのかと思い悩み、金魚が売れてしまわないうちに、お金を見つけようと奮闘する…。
東京でシェフとして働くフランス人のジェイ(ロマン・デュリス)は、日本人女性と結婚するも離婚。共同親権をめぐる制度の違いにより、最愛の娘リリーと引き離される。望みを捨てきれないままタクシー運転手に転身した彼は、孤独に街を彷徨いながら、いつも娘の面影を追いかけている。やがて帰国を決意しかけた矢先、思いがけない再会が訪れる。成長した少女が、偶然ジェイのタクシーに乗り込んでくるのだ。しかし、リリーは目の前の男性が実の父親とは気づかない。ジェイもまた名乗ることができないまま、束の間の時間を共にする。それは偶然か、あるいは運命か。再び父として娘と向き合うことができるのか。名乗れない父と、父を知らない娘。交差した時間が、止まっていた父の人生を再び動かしはじめる。
ある病院の小児科センターに、左腕を骨折したアダムという4歳の男の子が入院した。栄養失調で痩せこけたアダムは発育が遅れ、骨が脆くなっている。裁判所は移民のシングルマザー、レベッカに問題があるとし、彼女の面会を制限する命令を下した。自らもシングルマザーである看護師長のルシーは、息子と引き離され、親権を失うことを恐れるレベッカに寄り添おうとする。しかしレベッカの思いもよらない行動と病院システムの歪みによって、ルシーは次第に追いつめられていく……。
北京の片隅で、窓清掃員の夫アン・クンと貧しくも幸せに暮らすマッサージ師のピングォ。ある夜、泥酔したピングォは店のオーナー、リン・ドンに関係を迫られ、その現場を窓の外から夫に目撃されてしまう。この事件をきっかけにピングォは解雇されるが、ほどなくして彼女の妊娠が発覚。事態はリン・ドンの妻をも巻き込み、金と欲が絡み合う思わぬ騒動へと発展していく。
舞台は1980年代のポーランド。市民民兵隊の少尉、アンジェイ・バランは、これまでのキャリアで最も困難な事件を担当することになる。誰も彼にこの謎を解いてほしくないようだ。
ベルリンのおしゃれな地区にある、唯一未改修の建物が空き家になりつつある。以前の住人たちは引っ越していくが、ディートマーは頑として動こうとしない。息子のトビアスは、父親に公営住宅への入居を説得しようとする。しかし、父親は頑として聞き入れず、偶然そこに居合わせた不動産業者とトビアスの間で事態はエスカレートし、収拾がつかなくなってしまう。
荒涼としたイタリア・アルプスのどこかに、超富裕層の家庭に育った問題児のための孤立した寄宿学校がある。17歳のジュリオは母親に送り込まれ、すぐに同級生や教師たちと対立するようになるが、風変わりなエドゥオルドがやって来ると状況は一変する。二人は共に逃げ出したいという共通の願望で心を通わせ、やがて森の奥深くにあるナイトクラブへと逃亡する。
退役軍人デリックは、日雇い仕事のため国境近くの農地へ向かう。 しかしそれは、不法移民を標的にした“人間狩り”の罠だった。 私有地に連れ込まれた労働者たちは首輪を装着され、22時間以内に国境へ逃げなければ殺されるゲームに強制参加させられる。 武装したファミリーによる執拗な追跡の中、仲間は次々と命を落としていく。 極限状態に追い込まれたデリックは、軍人としての経験を武器に反撃を決意。 逃げるだけの獲物から、狩る側へ――。 だが、待ち受けるのは逃げ場のない国境ライン。 タイムリミットが迫る中、壮絶なサバイバルの果てに、生き残るのは誰か!?反撃が始まる――。
1988年、テキサス州ロンド。町はジェレマイア一族と買収された保安官に支配され、住民は醸造所でコカイン密売に加担させられていた。車椅子の父オーウェンと娘レーナも逃げ場を失うなか、元特殊部隊で流れ者の“名もなき男”が現れる。修理仕事をきっかけに親子と関わった男は、横暴なジェレマイアの息子クライドの暴力を止め、町に巣食う悪の実態を知る。祈りに導かれたように現れた男は、一味の報復が迫るなか、過去の傷を抱え、レーナを守るため腐敗した町を揺るがす孤独な戦いに身を投じるが…。
元特殊部隊員の張智勇が搭乗した国際便が、機密データを狙ったテロ集団にハイジャックされてしまう。乗客たちは次々と人質にされ、逃げ場のない機内はパニックに。張智勇は極限状態の中、封印していた戦闘能力を駆使してたった一人でテロリストに立ち向かう―。
チンギス・ハン没後、モンゴル帝国は崩壊し、衰退の一途を辿っていた。シルクロード周辺は、無数の勢力によって戦乱の時代へと突入していた。そんな中、ひとりの若き戦士・ティムールが立ち上がる。裏切りや敗北を味わい一旦は流民にまで落ちぶれたティムールであったが、男は仲間と敵を見極めながら勢力を拡大、やがて分断された世界を再び統一へと導いていく―。
1956年、ブダペシュトで民衆が蜂起する。モスクワからハンガリーへ帰国したユリはカメラを手に、荒廃した街並みや犠牲者を見つめていく。その年の大晦日、ユリたちは久々に一堂に会する。政治的立場が異なる者たちも、束の間、仮装や音楽、ダンスに耽る。しかし反動分子の弾圧はとどまるところを知らず……。
1947年、ソ連からハンガリーへ帰国したユリは、共産党員の養母マグダの保護下で育つ。父は秘密警察に捕らわれ、母はこの世を去っていた。恐怖政治が布かれるこの国で、ユリは不安定な生活を強いられる。ある日、ユリはヤーノシュと名乗る男と出会う。彼は父と瓜二つの人物だった。
マグダの元を離れ映画監督を志すユリは、モスクワの大学で映画制作を学ぶ。スターリンの死後、ユリは労働者の実情を捉えたドキュメンタリー映画を完成させる。そしてユリは父がすでに死去したことを知らされる。
アメリカからハンガリーへ帰国したアンドラーシュ。根無し草状態の彼は、放し飼いにされていた犬に惚れ込み、飼い主の少女から強引に買い取る。やがてふたりは、親子とも言い切れぬ親密な関係を育んでいく。彼のかつての恋人アンナも、そんなふたりを気に掛け、彼に愛を告白するが……。
工場勤務のユトゥカは、大学生のアンドラーシュと恋に落ちるが、拒絶されることを恐れ、学生のふりをして名前も偽る。やがてアンドラーシュは真実を知るも、両親には告げられない。両家の食事会でアンドラーシュ家の階級意識が剥き出しになっていく。
政治家の夫に先立たれたエディトは、保険金や邸宅の相続を頑なに拒む。父の名声が汚されることを恐れた息子は、母エディトを別荘に軟禁した。息子の婚約者も「看守」として手を貸すが、壊れていくエディトを見るうち、結婚という結び付きに違和感を募らせていく。
児童養護施設で育ったエルジは、24年ぶりに小村で暮らす実の母を訪ねる。再婚していた母は、娘の来訪に戸惑い、彼女を姪と偽って新しい家族に引き合わせた。家族関係の修復も曖昧なまま街へ戻ったエルジは、行きずりの男と交際しながら、鬱々と日々を過ごす。ある日、素性の知れぬ中年男性がエルジの前に現れ、「君の両親は死んだ」と告げる。
明け方の病院に意識不明の女性を車で連れ現れた作家のドギョン(チョン・リョウォン)。取り乱した様子の彼女は、警察官のヒョンジュ(イ・ジョンウン)にその女性は姉だと告げ、暴力的な姉の婚約者から逃げてきたと話す。しかし、“姉”とされる女性は全くの赤の他人であることが分かり、さらに婚約者とされる男は遺体となって雪の中から発見され…。
恵まれない家庭環境に育ち、非行を繰り返す青年エリック。彼は、更生施設で同じく暗い過去を持つ女性シェリーと出会う。瞬く間に燃えるような恋に落ちた彼らは脱走を成功させ、誰も知らない場所で二人だけの時間を過ごすうちに、お互いの中に生きる意味を見出して深く愛し合っていくのだった。しかし、謎の組織が隠れ家を襲撃し、二人は惨殺されてしまう。やがて命を落としたエリックのもとへ死の国の使者であるカラスが現れ…。
遠くない未来、遂にホホジロザメは絶滅。事態を受けマッドサイエンティストが、”再生”の名の下に遺伝子操作を行い、新たなサメを誕生させてしまう。舞台はとある小さな町。キャットとマーカスは、ときに些細な喧嘩をしながらも日常を送る恋人同士だった。その日はキャットの誕生日。だが、記念日は“異変”によって引き裂かれる。マーカスの友人ダニーが、移動中に何者かに襲われ腕を噛まれてしまったのだ。彼を自宅へ連れ帰り手当を試みるが、ダニーの体調は悪化していく。やがて家の中に”いるはずのないもの”の気配が忍び込む。サメは家の中に現れ、人間たちをあざ笑うかの如く奇声をあげながら、増殖を始めていたのだ―。
連続変死事件に揺れる町ウォルバーグ。どうやら犯人はウサギ軍団を操り人間に化ける伝説の怪物ジャカロープらしい・・・そんなウワサも囁かれる中、町はイースターのお祭り〈イースター・パルーザ〉に突入する。果たしてクセモノだらけの住民の誰がジャカロープなのだろうか? そして、イースターをジャカロープのもこもこした魔の手から守ることはできるのだろうか? ウサギ、ニンジャ、陰謀論者、アル中の中年女性などなどの入り乱れる戦いが今、幕を開けた!
1992年、警察のマルクス・バッハとパトリック・ステインが統一されたばかりのドイツの東ドイツ地域、人里離れた村で10代姉妹失踪事件を調査する。 姉妹は他の若者たちのように西ドイツのベルリンに向かったと推定される中で、村人たちは行方不明者探しには関心がなく、皆何かを隠している。 村人たちの嘘と陰謀をかき分けて犯人を探すことはますます難しくなる。
突然、妻に先立たれたコミック・アーティストの父。幼い二人の息子を抱え、慣れない家事にも手をそめ、手探りで新たな生活を始めようとしていたある日、1本の謎の電話がかかってくる。「彼女は逝ったが、私はいる」――その正体不明の男は、その日から父につきまとい、遂には “カラス(クロウ)”となって姿を現わす。彼がコミックとして描く生き物に似た“クロウ”。それは現実なのか、幻なのか?最後に父が遭遇する衝撃の真実とは……?
子供の時のある事件がトラウマとなり、冴えない毎日を送る青年・ドクシャは、【自分だけが読んでいたweb小説】の 最終話を読み終えた。唯一の“救い”であり、10年以上読み続けた小説が迎える“最悪な結末”に絶望するドクシャの元に、作者から一通のメッセージが届く。だったら、あなたがお望みの結末を見せてください―。「俺だけが読んでいた小説の世界が現実となり、世界は崩壊した」。この世界の結末を知る“唯一の読者”となった ドクシャは、崩壊した世界の中で自らの過去と向き合っていく。ドクシャはこの世界を救い、最悪な結末を迎える物語を書き替えることができるのか?
2003年、東ジャワ州。広大なサトウキビ畑に囲まれた製糖工場に、遠くの村から若者たちが季節労働者としてやって来た。給料は良く、寮も完備されている。しかし、地元の人々は決してこの工場で働こうとはしない。そこには、決して破ってはいけないルールがあった。午後9時以降は、絶対に外に出てはいけない―。7年前、この工場の倉庫で火災が発生し、多くの労働者が命を落としたという。以来、夜になるとその霊たちが工場の周囲をさまようと噂されている。今も敷地の片隅には、立ち入り禁止となった倉庫跡が残っていた。しかしある夜、若者の一人がルールを破り、夜中に外に出てしまう―。
1960年代、神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していく。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。誰もが子供時代に夢見た世界を描く感動のアニメーション作品。
りんご酒売りを廃業した男が毛皮交換所の娘と恋に落ち、逆境をバネに成長していくアクションコメディ。モノクロの雪山で出会う人々に教えを乞い、森の動物たちを罠にかけ、ついには数百匹以上いるビーバー集団の巣窟に潜り込み、死闘を繰り広げる。男は無事脱出できるのか?ハンターとして成功し、好きな相手のもとに行けるのか…??
はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。
若者グループが泊まった山荘で、深夜に「碟仙」を試したことから、怪異が連鎖的に始まる。死者、気絶者、失踪者が続出し、不気味な人形が密室に出現。森では風に揺れるブランコ、響き渡る狂気の笑い声。友情は崩れ、愛が憎しみに変わる中、20年前の事件と“死霊の赤ちゃん”の存在が浮かび上がる。恐怖が頂点に達した時、山村の小診療所で明かされる最後の秘密。それは、想像を絶する心理的恐怖だった。
民国初年、山中で鉱石を掘っていた村人たちは、誤って百年の眠りから蛇王を目覚めさせてしまう。襲撃から逃げ延びたのは劉風ただ一人。村は恐怖に包まれ、鎮魂の祭祀を行い、放浪の道士・成州を招く。成州は偶然の一撃で蛇を仕留めるが、村ではなおも人が次々と姿を消していく。再び現れる巨大な蛇、深まる呪いの真相。村の命運をかけた、壮絶な戦いが始まる――。
台湾パビリオンのコンパニオンに抜擢された少女(ジュディ・オング)は、かつて母と自分を助けてくれた“名も知らぬ台湾の恩人”を探すため、広大な万博会場を駆け巡る。未来への熱気ときらめきに満ちた会場では、華麗な歌とダンスのミュージカル要素が物語を彩り、追跡劇は次第にサスペンスとアクションへ加速。少女は人波をかき分け、次々とパビリオンを巡りながら、記憶の糸をたどって“あの人”の正体に迫っていく。
天才高校生ミンフン、シウ、イヒョンの3人は、自作のホラーゲーム『リアル・ホラーゲーム』を完成させようとしていた。しかしある日、ゲーム内に登場する幽霊キャラクターたちが、突如として現実世界に姿を現すという異常事態が発生する。原因も対処法も分からないまま、3人はゲームと同じ“ステージ”が現実に再現されていく状況に巻き込まれていく。逃げ場のない恐怖の中、彼らは幽霊たちを捕らえるため、ゲームさながらにステージを一つずつクリアしていくしかない。バーチャルヒューマンやXRステージ、リアルタイムモーションキャプチャーなど最新技術によって構築された“ゲームの世界”が現実と交錯し、3人は命を懸けた戦いへと踏み込んでいく。
大学教授で作家としても活動するアジンは、大学院生のヒョナ、ウスと共に“呪われた存在”とされる「米びつ」の展示プロジェクトを任される。正教授への昇進と、離れて暮らす娘との再会を願い、誰よりも熱心に準備を進めるアジン。しかしその裏で、彼女は盗作疑惑に巻き込まれ、立場を揺るがされていく。一方、展示の開始とともに三人が胸の奥に隠してきた欲望や過去が次々と露わになり、不可解な現象が現実となって迫りくる。理性が崩れ、関係が歪みゆく中、アジン、ヒョナ、ウスは米びつの呪いと共に破滅へと引きずり込まれていく――
この貸部屋は、昔住んでいた夫婦が亡くなったあとも留まり、入居者に取り憑いて命を奪うという曰くつきの物件だ。ある日、友人サンの紹介で何も知らずに入居したチュム・ノアとリン夫婦は、足を踏み入れたその日から災難に見舞われ始める。常に悪霊が彼らを追い詰め、この状況から抜け出そうとしても簡単には逃げられない。この窮地から脱出する方法を今すぐ見つけなければ命を落とすことになるが…。
3人の息子を不可解な死で失ったテアンは、残された家族を守るべく風水師に助けを求める。悲劇の原因は、富を求めて父アゴンを間違った方法で埋葬したことによる報いだった。父による呪いを解く唯一の手段は、墓を掘り返し正しく葬り直すこと。だが、さらなる不幸が起こり儀式は100日間延期となる。末息子トリーの命が脅かされるなか、テアンは家族を守り抜けるのか。実在の風水師の体験に基づく、カンボジア発の衝撃ホラー。
医師ロメオ(アドリアン・ティティエニ)には、イギリス留学を控える娘エリザ(マリア・ドラグシ)がいる。彼には愛人サンドラ(マリナ・マノヴィッチ)がおり、家庭は決してうまくいっているとは言えない。ある朝、ロメオは車で娘を学校へ送っていくが、校内に入る手前で降し、彼女は徒歩で登校することに。しかし白昼人通りもあるなかで、エリザは暴漢に襲われてしまう。大事には至らなかったが、娘の動揺は大きく、留学を決める翌日の卒業試験に影響を及ぼしそうだ。これまで優秀な成績を収めてきたエリザは、何もなければ合格点を取り、大学で奨学生になれるはずだった。ロメオは娘の留学をかなえるべく、警察署長(ヴラド・イヴァノフ)、副市長、試験官とツテとコネを駆使し、ある条件と交換に試験に合格させてくれるよう奔走する。しかしそれは決して正しいとは言えない行動で、ついに検察官が彼の元へやってくる…。
伝説の短剣タガーを巡り、4人の女たちが闇の儀式を始めようとしていた。その様子を見つめる2人の男。今、聖と闇の戦いの幕が上がろうとしていた。一方その頃、マリクは友人ヒックスとバーで飲んでいる最中、魅力的な女性ドナと出会う。ヒックスにけしかけられ彼女に声をかけるものの、うまく会話を続けられず、自信を失ってしまうマリク。そんな彼の前に、見知らぬバーテンダーが突然現れ、「ドナと親しくなれるよう手助けしてやる」と持ちかけられる。その条件として、彼女の髪の毛1本を要求されるマリク。半信半疑のまま、“蜘蛛がついている”とうそぶいて髪の毛を手に入れたマリク。しかし次の瞬間、男は忽然と姿を消してしまう。すると翌日、突然ドナが彼の家を訪ねてきて…。
アメフトのスター選手ジョシュは、GPSもつながらない人里離れた山道で獣用のワナにかかり、足を負傷。たまたま近くで死んだ小鳥を埋めていた少女ヒラリーに助けられ、狩猟小屋へ連れて行かれて介抱される。しかし、病院へ行きたがるジョシュをヒラリーは拘束し、外へ出そうとしない。彼女は、小鳥の代わりに彼を“飼おう”としていたのだった。恐怖に苛まれたジョシュは、隙を見て小屋からの脱出に成功する。だが、辿り着いた先はヒラリーの家だった。今度は母アンジェラに監禁され、異常な母娘に翻弄されていく。娘はジョシュへの歪んだ愛情を募らせ、母はそんな2人の関係に異様な執着を見せ始める。一方その頃、恋人レクシーや仲間たちは、消息を絶ったジョシュの行方を追っていた。