「ゴーイングホーム」【カード:愚者】正位置:冒険と放浪 逆位置:軽率と判断ミス モーテルで浮気相手と密会をしていたギョンレは、電話口で妻から追及され、急いでタクシーを拾い家に戻ろうとする。しかし、何故か運転手はギョンレの家とは違う方向に車を走らせ、人里離れた山奥へと向かう―。/「レンタルママ」【カード:星】正位置:希望と憧れ 逆位置:失望と幻滅 高級分譲から賃貸まで揃える大規模マンション。賃貸で暮らすヨンジのママは、ウンセムのママに誘われて高級分譲棟のママ会に参加するようになったものの、マウントを取りたがるママたちの対応に苦慮していた―。/「カップルマネージャー」【カード:隠者】正位置:知恵と賢明さ 逆位置:貪欲と不注意 ミンチャンと婚約していたウンミは、一流企業に就職してさらに上の階級の男を探そうとしていた。そんなウンミの心変わりを察したミンチャンは、「カップルマネージャー」と呼ばれるコンサルタントに相談するが―。
「シングル収納ロッカー」【カード:恋人】 正位置:恋愛と快楽 逆位置:嫉妬と裏切り 美容院で働くジェユンは、内向的な性格が災いし、友人や同僚との溝を感じていた。ある日、ふと使用したコインロッカーの奥に、何者かの気配を感じ取る。試しに手紙を入れておくと、翌日返事が置かれていた―。/「フィッシング」【カード:戦車】 正位置:前進と勝利 逆位置:暴走と挫折 ライブ配信者のソンジャは、出会い系アプリで誘い出した男にイタズラを仕掛けて、その様子を実況し視聴数を稼いでいた。しかし、騙された男のひとりが、ソンジャの留守中に家に侵入する様子を実況し始め―。/「サンタの訪問」【カード:運命の輪】 正位置:チャンスと幸運 逆位置:喪失と不運 スーパーのパートが決まったジウの初出勤は、混雑を極めるクリスマスの日。ひとりで留守番をしている娘のミナの様子が気になり、休憩中に電話をする。すると、ミナは「サンタさんが来て遊んでいる」と言うが―。/「捨ててください」【カード:女教皇】 正位置:知性と聡明 逆位置:無神経と残酷 起業を夢見てフードデリバリーの仕事をするドンイン。ある配達先の客から、ゴミ袋を捨てるように頼まれる。配達の度にゴミ袋を渡されるドンインは不審に思い袋を開けると、そこには血まみれの生肉が入っていた―。
11歳のマリアは、湖に隣接する広大なゴミ集積場の近くで、母親のリリベスと共にゴミ収集をしながら暮らしているリリベスは、街の組織と取引をし、飼い犬を売って生計の足しにしようとするが、不測の事態により取引ができなくなってしまう。トラブル解決のため、リリベスはリサイクル施設にマリアを預け、ひとり街へと出かけていく。「すぐに戻る」という母の言葉を信じて待つマリアだったが、母は何日経っても戻らない。マリアは戸惑い、混乱し、言葉にならない怒りを募らせていく。
韓国で大きく盛り上がった#スクールMetooを描いた <女子高の怪談>、「#Me Too」から取りこぼされた中年女性の姿を追った<100. 私の体と心は健康になった>、学校やアートの現場で「#Me Too」運動に参加した人たちの“その後”を描く<その後の時間>、「#Me Too」とも言い切れない、「加害」「被害」の区分けが難しいグレーゾーンをテーマにした<グレーセックス>の4つの短編からなるオムニバス。
広東省に住むチアニーと恋人の志遠は、最近結婚と家のことで意見が分かれていた。チアニーは家がないと結婚できないとジーユェンからのプロポーズへの返事を先延ばしにしているが、彼は家を持つことに拘る必要はないと考えていた。ある電話をきっかけに、チアニーは生家の家族のことを知り、実父の葬儀に参列することになった。
母親の死をきっかけに、夫と共に生まれ育った家に引っ越してきたクレア。ミスコンでの優勝経験を持つ母親は、クレアにも自分と同じ道を歩ませようと、幼いクレアに過剰な負担を強いていた。虐待のトラウマが蘇ったクレアは、恐ろしい幻覚に悩まされるようになる。夫の仕事が増えるにつれ、クレアの幻覚は徐々に現実を蝕んでいき、やがて1人の少女が現れる。クレアにつきまとう少女は何者なのか?クレアは、子どもの頃の心のよりどころだった壁の向こう側の想像上の友人・ベサニーの存在を思い出すが…
ニンとクウィンは7歳の娘インを持つ夫婦。3人は経済的理由から、家を元々医者だったラトリーとその娘ヌッチの二人の親子に貸し出し、家族でマンションに移り住むことを決めたのだった。ラトリー親子がニンとクウィンの家に引っ越してきた後、次第にクウィンが奇妙な行動をとり始める。クウィンの不気味な行動に気付いたニンは不安に感じるが、夫がなぜそのような行動をとるのか探り始める。クウィンは、ニンに気づかれまいと秘密を抱えるようになり、毎朝午前4時少し前に外出するようになった。だが、ニンはそれに気付き、クウィンにヌッチと同じデザインの三角形のタトゥーがあることを突き止める。夫の行動がますます不気味になる中、ニンは娘が見えない邪悪な力に狙われていることに気付く。ラトリーとヌッチはカルト集団のメンバーであり、彼女たちからある見返りを得ることを引き換えに、クウィンはカルト集団に入ってしまったのだった。彼女たちはクウィンを邪悪な計画の一部に引き入れ、その計画に娘が必要になるとクウィンを操ろうとする。カルト集団の行動が次第に過激さを増していく中で、カルト集団から、そして自分の夫からも、どのような手段を使ってでも娘を守ろうと決意をする。
第1話「不法挿入」見知らぬ侵入者に唇を奪われ強引に…。/第2話「さまよう淫霊」人里離れた古城、妖艶な貴婦人が強烈なフェロモンを漂わせ…。/第3話「花びらの誘惑」花屋で働く若い女が、狂おしいほど身もだえて…。/第4話「痴女の宅急便」妻が突然外出したため、ピザの配達にやってきた美しい女性を部屋へ招き入れた。カメラ好きの彼女の卑猥な体験談を聞くうちに…。
第1話「飢えた女豹」狙った獲物は逃さない豹のような女がひとり…。/第2話「セックスと幻とビデオテープ」届けたビデオには、淫らな自分が映っていて…。/第3話「肉体のシンフォニー」私のチェロの先生は、セックスにおいても類まれなテクニシャン…。/第4話「熟女の選択」30歳を機に三人の男から本命を選ぶことを決意した…。/第5話「無抵抗の女」招待された家で、彼女が全裸で寝ていたので…。
第1話「孤独なジェラシー」夫婦関係を修復する過激なSEX本を知り…。/第2話「秘密の性歴」見知らぬ女から恋人宛てに留守番電話が入り…。/第3話「愛の料理人」コックの料理を気に入り、見返りとして自らの肉体を差し出すが…。/第4話「芸術家の密かな愉しみ」淫らな光景に発情しながら一心不乱にシャッターを切る…。/第5話「快楽を乗せる女」美人タクシードライバーは、欲望のおもむくまま今日も街を流していた…。
第1話「甘美な密会」親友から夫の浮気調査を依頼され…。/第2話「女流作家の性態」“売れ筋を書け”と言われ、大胆な官能小説を創作するが…。/第3話「魅惑のランジェリー」恋人の心を取り戻すため、刺激的なランジェリーで挑発するが…。/第4話「濡れる待合室」ある精神科医の待合室、男女3人が無関心を装いながら性の妄想を巡らして…。/第5話「魔法の媚薬」飲めばみるみる性欲が湧いてくる魔法の媚薬を手に入れた…。
第1話「家政婦の誘惑」妻の目を盗み、一線を越えて激しく愛し合う家政婦と夫…。/第2話「メランコリックな女」性に飢えた年下の男たちと情事にふけて…。/第3話「欲しがる女」親友が付き合っていた過去の全ての男と寝る女…。/第4話「覗かれた別荘」昼間から愛の行為を繰り返す淫乱夫婦を覗き見て…。/第5話「淫らなルームメイト」その昔ルームメイトだった、心も体もすべてを捧げたかけがえのない愛人から手紙が届き…。
第1話「歪んだ欲望」あまりにも異常な性癖をもつ男が現れて…。/第2話「ひとりぼっちのアバンチュール」夫の浮気を気にかけながら…。/第3話「踊るフェロモン」強烈な悩殺フェロモンで男どもを次々と誘惑…。/第4話「秘密のベッドルーム」親友の、目を疑う淫らな光景を目撃…。/第5話「快楽への扉」ふと目覚めた部屋を見渡せば、4つの白い不思議なドア。それは経験したこともない過激な快楽への扉だった…。
富豪シャンボン家に仕える庭師の娘ドリスは一家のハンサムな息子エリックに淡い恋心を抱いていた。だが弟エリックを溺愛している姉カルラにけしかけられ、彼はドリスに無理強いしてしまう。処女を喪失したドリスは性的快楽を味わえぬ体になってしまった。事態を知った一家は体裁のため彼女を寄宿学校に入れる。女友達レアの誘いで見た前衛ショウの演出家リュックに惹かれたドリスはパリに向かい劇団の裏方として働くことになり…。
南仏ニースに住む美しい娘キャロルは、厳格な父と従順な母と共にごく普通の生活を送っていた。キャロルには同僚の彼氏エリックがいたが、彼女は性に嫌悪感を抱き淡白な付き合いだった。だがある日、エレベーターに乗ろうとした時、ある男性に見とれ誤って転落してから、彼女は強い欲望を感じるようになる。エリックに自ら迫り拒絶され、変化に戸惑いながらも性欲を抑えきれない彼女は、勤務先社長の甥の誘いに乗ってしまい…。
他人に共感することなく、ひとかけらの罪悪感も持ち合わせていない男、スペンス。そんな彼が一仕事を終えた夜、クラブでピンクドーヴというドラッグを勧められて口にする。その後、美しく裕福な女性アザリアに接近して交際を始める彼だったが、やがて彼女の弟ジョリーから莫大な遺産を手にするために父ボウマンを殺す手伝いをしてほしいと持ち掛けられる。それを受けたスペンスは、酒に薬を盛ってボウマンを殺そうとするが、あと一息のところでジョリーが怖気づいて失敗。その後、発作を起こしたスペンスは病院へ運ばれ、そこで医師からピンクドーヴを飲んだかどうかを聞かれる。それは脳皮質が異常に活動し、感情の起伏が激しくなるドラッグだった。
親友エラが挙式寸前で婚約者にドタキャンされ憂き目に遭ったある日、恋人ダンカンとNYで同棲中のリンジーが家に戻ると、婚約指輪を発見。プロポーズされそうだとわかりパニックに陥ったリンジーは、1人で新婚旅行に出発しようとしていたエラに急遽同行し、自然豊かなリゾートに向かうことに。現地についた2人は、“バカンス旅行の最中は、どんなにイケメンでも恋愛は禁止”という協定を結ぶ。だが、家族経営の湖畔のリゾートにはニックとジョシュの兄弟がいた。最初は相手にもしなかったが、破談で傷ついているエラを気遣うため、何かとジョシュに助けてもらっているうちに、リンジーは彼と急速に親しくなっていく。
アメリカ・コロラド州のデンバーで、地元バスケチームを応援するテレビ番組“バスケに夢中”のキャスターを務めるパイパーは、一人息子オリバーを育てるシングルマザー。ある日、彼女は息子が女生徒アーニャとケンカしたため、その父親エリックと共に、小学校の校長室に呼び出される。共にひとり親で子どもを溺愛する2人は、停学処分を免れる代わりに、オリバーとアーニャが主演する課外活動の演劇公演“ロミオとジュリエット3000”の小道具制作などを担当することに。2人は反発し合うも、次第に親交を深めていくが、舞台公演当日に上司から自身のキャリアアップにつながる大仕事を任されたパイパーは、息子と仕事のどちらを優先するのかの選択を迫られる。
5年前のある事件から自宅学習していた喘息持ちのスカイは、大学受験前に優等生コースを履修するため高校へ初登校。そこで幼馴染のマーニーと再会したスカイは、女子バスケ部の記録係に誘われる。その後、マーニーやヘザーら部員たちから、着ない洋服の販売を手伝ってほしいと頼まれ、フリマサイトで出品作業をしたスカイはチームメイトとして扱われるように。しかし売っていたのは万引き品で、記録係の前任者シェリーは行方不明となっていた。女子高生には不釣り合いな洋服の数々を不審に感じてマーニーを問い詰めるも、攻撃的なヘザーから「抜けるなら警察に突き出す」と脅されてしまう。謎の影がつきまとい、両親やバスケ部の顧問もスカイの不審な行動に目を光らせる中、思わぬ真相を知ることになり…。
カラフルな料理レシピが人気のブロガー、ケイシーは最近フォロワー数が伸び悩んでいた。そんな彼女に、出版社からレシピ本を出版しないかというオファーが入る。だが、彼女の料理は見映えだけで、実際に作ると味はイマイチだった。そこで一流シェフのギャビンが監修につくことに。プライドの高いケイシーはギャビンと手を組むことに躊躇したものの、確かな腕と食の魅力を語る彼に心を開き、次々と2人でレシピを開発していく。元々シカゴで有名なステーキハウスのオーナーシェフだったギャビン。だが、それを料理評論家のフランソワに酷評され、閉店を余儀なくされていた。しかもそのフランソワは、ケイシーの元カレということが発覚して…。
病気で診療ができなくなった父親の代わりに妻サラと故郷に戻ってきたマイク。マイクたちは一時的な帰郷と考えていたが、実家の眼科診療所を継ぐために戻ってきたと喜ぶ両親をマイクは複雑な気持ちで見ていた。彼がそんな気持ちになるもう1つの理由、それはマイク自身も病魔に冒されており、診療を続けることが困難になってきていることだった。病魔の進行に悩むマイクは相談をしていたライアン医師から、ヴィルマという女が主催する、とある集いに参加するよう勧められる。そこでマイクは自分と同じ病気に冒された人たちが互いの支援を目的とした”チェイン”と呼ぶ秘密裏の活動を行っていることを知る。その活動に興味を持ったマイクは、早速同じ参加者のレベッカと接触するのだが…。
マンハッタンで暮らし、ユニオンスクエアパークで散歩や瞑想をしたり、ヨガ教室に通うなどして過ごす休職中の元俳優リッキー。高校の同窓会の招待状を受け取った彼は、高校時代に同級生のトラヴィスに負わされた大ケガのトラウマから、自身の暗い内面と対峙せざるを得なくなっていた。スピリチュアルなことにも関心が強いリッキーは、翌日、街中で因縁の相手トラヴィスを見かけ、妙な気を感じて動揺する。そんな中、長期旅行から帰ってきた親友の刑事アンディに、クラブへ誘われる。ハイになって公園で寝てしまったリッキーは翌朝、写真家のナタリーに起こされる。彼女は以前、リッキーを公園で見かけており、その際、密かに写真を撮影していた。意気投合した2人は惹かれ合うのだが…。
2週間後に結婚してオーストラリアに移住する妹のメーガンと、ブライダルフェアへやってきた姉のケイト。婚礼衣装など華やかな展示やイベントが行われるなか、地元の結婚情報誌が当選者カップルに豪華な結婚式を贈呈する“10万ドルのドリーム・ウェディング抽選会”を実施しケイトが当選。恋人もいないケイトは断ろうとするが、特典の豪華な食事やマッサージなどを楽しみたいメーガンによって、強引に賞品を受け取ることに。ブライダル写真はメーガンの結婚相手デイブで偽装しようとするが、情報誌のカメラマンのアンディに即座にバレてしまう。しかし面白がったアンディの協力によって、2週間だけの偽装花婿を探すことになるのだが…。
スティーブン・セイヤーズは、少年時代ニューカッスルの中心部エルスウィックで暮らしていた。彼の父親は運送会社を経営していたが、裏では犯罪を働く悪党で、子どもたちにも悪事を教え、彼らをまっとうに育てようとする母には暴力をふるい続けていた。スティーブンは学校でなく路上で学び、盗みの達人になり、少年院を幾度も出入りするようになる。やがて大人になった彼は兄ジョン、弟マイケルとともに裏稼業で名を馳せる存在となっていくが、現金輸送車の強奪事件でジョンが逮捕。スティーブンは国外テネリフェ島へ逃亡するも、そこで地元のバイヤーからクスリの売買を持ちかけられたことからニューカッスルへ舞い戻り、さらなる利益を得るが…。
アマゾン川で観光船を営むジャッキー。彼女が企画するアマゾンのジャングルや、先住民たちの村を探検する5日間の旅に参加したのは、母マギーと娘レイラの2人連れに、ネタ探しのために乗り込んできた新聞記者の老父ロメロ、そしてマチャドとシルヴァの2人組の男たちだった。この2人組は数日前、ブラジル・マナウスの牧畜会社で強盗を働きセスナ機で国外逃亡するはずが、何者かにカネを奪われてしまっていた。そのセスナ機が森の中に墜落したことから、アマゾン川を行くこのツアーに参加したのだった。そうとは知らないジャッキーたちだったが、ロメロがマチャドを強盗犯ではと怪しんだことから、ツアーは恐怖に包まれていく。
大学生のアナは、卒業旅行のためのお金が必要になり、ベビーシッターの求人募集に応募。指定の家に向かい、老婦人ディアマンティーナの面接を受ける。ピアニストだという老婦人は、コンサートの準備や練習で忙しい間、エリーゼの遊び相手になってほしいという。しかし紹介された子どもは、少女のよう格好をした大人の女性だった。アナは仕事を断ろうとするが、お茶に薬を入れられ意識を失う。目覚めると家中に飾られた人形のような服を着せられたうえ椅子に縛り付けられ、人形として振る舞うことを要求される。さらに、老婦人が「動くなこのガキ!」「口だけでなく目も縫い付けようか?」と、自分以外の“生き人形”らしき者に怒鳴っている声が聞こえてきて…。
父親の再婚と継母の妊娠で家に居場所がなくなった少女ホープ。セクシーモデルに憧れる彼女はかつてベビーシッターだったペイジと連絡を取り合い、親には内緒でハリウッドへと向かう。ペイジと合流したホープが連れて行かれたのは、仮住まいだと言うホテルの一室。部屋の中にはペイジの友人デスティニーと男がいたが、ホープを見ると2人とも出て行ってしまう。翌朝、二日酔いの重い頭を持ち上げ起きたホープ。スマホを確認するが、父親からの連絡はなかった。自分の娘が家出をしたことに興味がない事実に傷つきながらも、次第とハリウッドの華やかなで自由な生活と、ペイジとの快楽に身を委ねるのだが…。
ある日、羊の大量死の原因を突き止めるため、牧場へ調査にやってきた博士のカレン。すると牧場の娘アシュリーが倒れ込んでしまう。急いで診療所に駆け込むと、原因は高炭酸症だったが、屋外で発症した例は異例のことだという。その後、アシュリーは無事、意識を取り戻す。そんな最中、テレビから緊急警報のニュースが流れてきた。中部太平洋で起こった巨大地震と津波により、多くの都市が壊滅。内陸部でも、大規模な火山噴火の前兆が観測された。カレンは近隣住民らと、安全だと思われる山岳地帯を目指すのだが、それはパニック状態の暴徒たちと戦う地獄の逃避行に過ぎず…。
80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく...。
パリ近郊の音楽院でヴィオラを学んできたザイアは、パリ市内の名門音楽院に最終学年で編入が認められ、指揮者になりたいという夢を持つ。だが、女性で指揮者を目指すのはとても困難な上、クラスには指揮者を目指すエリートのランベールがいる。超高級楽器を持つ名家の生徒たちに囲まれアウェーの中、ランベールの仲間たちには田舎者とやじられ、指揮の練習の授業では指揮台に立っても、真面目に演奏してもらえず、練習にならない。しかし、特別授業に来た世界的指揮者に気に入られ、指導を受けることができるようになり、道がわずかに拓き始める―。
イスタンブールのジムで掃除婦として働く移民のサヤラ。ジムのオーナー、バリスに密かに思いを寄せていたが、姉ヨンジャとバリスが不倫関係にあった。ある日、ヨンジャはバリスに呼び出され、バリスの仲間から激しい暴行を受け殺されてしまう。だが、政治的な権力を持つバリスの父親の手回しで、ヨンジャの死は自殺にみせかけ処理されてしまう。ヨンジャが殺されたと確信するサヤラ。サヤラは幼い頃よりソ連の軍隊格闘術サンボのチャンピオンで裏社会で暗躍した父から、格闘術を叩き込まれ、殺人マシンとして育てられていた。人を殺める技を封印していたサヤラだったが、愛する姉の屈辱を晴らすため、その能力を覚醒させる―!
フランス海軍の兵士/フランス人船乗りのオルドは、若い頃に数か月だけ結婚したエステルが、16年ほど経ってルイーズ・サンドーリと名乗る有名な女優になっていることを知る。写真を見ても見分けがつかないほど別人のようになっているルイーズだったが、オルドは久々の再会を果たし、美しくなった元妻と再び身体の関係を持つ。しかし、思い出話を懐かしむこともあれば、相手が全然覚えていないようなこともあり、オルドはルイーズの変化に戸惑う。本当にかつての妻なのか、彼女としばらく過ごし何があったのかを探ろうとするが・・・
幼き日に自分が強盗を見過ごしてしまったことから父が破産し、ついには自殺するさまを目の当たりにしたヴィンセント。やがて成長した彼は神父となり、弟のマイケルとともに車の移動懺悔室で布教活動を行うように。しかしヴィンセントは罪を犯して懺悔に訪れた者たちを殺害することで許しを与え、マイケルとともにその遺体をバラバラにしては捨てていくサイコパスと化していた。ヴィンセントは強盗が奪っただけのお金を献金で集め、亡き父に懺悔しようとしていた。だが、兄の異常な行動にマイケルは嫌気がさしていた。そんな兄弟のもとを、男女を問わずベッドを共にしては殺害を繰り返す女メアリーが訪れ、助手として働かせてほしいと近寄ってきて…。
カネなし女なしのボーヤンに、同じく赤貧の弟マルヤンが儲け話を持ってきた。町を訪れる観光客が通常行けない場所へのツアーを仕掛けようというのだ。場所は友人フェルドが管理してるというヴァルブルガの屋敷。そこはかつてドラキュラ伯爵のいとこで、人を食う男爵が住んでいたという胡散臭い情報がインターネットに載っていた。屋敷は戦後、精神科病棟になったものの、数年後に医者も患者も全員姿を消したのだという。早速BMFツアーズと称した観光詐欺を開始、しかし仕掛けの準備中、フェルドがおぞましい死を遂げてしまう。その後、観光客の1人が、さらにはボーヤンも何者かの餌食になってしまう。
ブルジョアの妻エレナは、帰宅した夫エドゥアルドから突然一家が破産したことを告げられる。娘のブランカは能天気にも、破産の真実を受け入れず今夜のパーティーの件で頭がいっぱいの様子。しかしすでに、家中のすべてのものが銀行に差し押さえられ、3日以内には何もかも手放さねばならなかった。使用人のルシアは今月給料をもらえるかどうかを気にしているが、どうやらその見込みもなさそうだった。やがてエドゥアルドは自分にかけられている多額の生命保険を入手すべく、自分を殺してほしいと相談を持ちかけるが、妻も娘も本気にしてくれない。しかし彼は睡眠薬を飲んで枕の傍らに遺書と銃を置いて眠りについた。あとは誰かが手袋をはめて、彼の頭部に銃弾を撃ち込むだけなのだが…。
二本目にして最後の長編監督作。題名はランボーの同名の詩から採られている。ペサックで心優しい祖母と二人暮らしをしていた13歳の少年ダニエルが、やがて母が継父と住むナルボンヌに移住し、経済事情から学業を諦めて二輪車販売・修理店で見習いとなる物語には、ユスターシュの少年時代の記憶が多分に投影された。作家によれば、「自分の映画はどれも最初から社会ののけ者の中に身を置く」一方、本作だけは「ある子どもの、普通の生活から脱落者の境遇への移行」を描いている。主題の一つは、聖体拝領の日に初めて異性を意識した経験に始まる、ダニエルの性的な成長だ。半ば様式的な演出が施されたこの寡黙な映画は、繊細なカラー撮影と相まってユスターシュ作品中例外的な輝きを放ち続けている。
ユスターシュにとって最初の長編映画である本作は、四時間近い破格の上映時間を通じて、やはり作家の私的経験に基づいた物語を綴っていく。その物語とは、72年のパリを舞台に、五月革命の記憶を引きずる無職の若者アレクサンドルと彼の年上の恋人マリー、前者がカフェで知り合った性に奔放な20代の看護師ヴェロニカの奇妙な三角関係を描いたものだ。ユスターシュは、当時破局を迎えたばかりだったルブラン(ヴェロニカ役を演じている)をはじめ、自身と複数の女性との関係に基づいて脚本を執筆した。完成作はカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを獲得。男女の性的関係が台詞も含めて赤裸々に描かれた本作はスキャンダルをも巻き起こしたが、今や映画史上の傑作の一本として不動の地位を築いている。
『ママと娼婦』『ぼくの小さな恋人たち』と併せて、ユスターシュの自伝的三部作を形成する一本。ゴダール提供による『男性・女性』(66)の未使用フィルムを使って撮られた。主演も『男性・女性』のレオー。舞台となるのは、クリスマス・シーズンの仏南西部ナルボンヌ。貧しい青年ダニエルは、モテるためのダッフルコート欲しさにサンタクロースの扮装をして街角に立ち、写真撮影のモデルを務める仕事を引き受ける。やがて彼は、変装した方がナンパに好都合であることに気づくが……ヴォイスオーヴァーを活用して定職のない若者の冴えない日々を描きつつ、やがて彼の滑稽な日常が悲哀へと、期待が幻滅へと転調する語り口が絶妙。ナルボンヌ生まれの国民的歌手シャルル・トレネに捧げられている。
ユスターシュの妻ジャネット・ドゥロにふりかかった災難(ユスターシュと喧嘩して街へ出たドゥロに、二人組の無骨者がつきまとって彼女を困らせた)に基づいて構想された作品。当時ドゥロが秘書として働いていた、カイエ・デュ・シネマ誌のオフィスにある金庫から盗んだカネを使って撮られたとの伝説がある。主人公はタフガイ気取りで品位を欠く、自堕落な生活を送る若者二人組だ。彼らは街をぶらぶらするうちに知り合った女性を口説こうとするが、なびいてこないので腹いせに彼女の財布を盗む。ヌーヴェル・ヴァーグ映画的な街なかでのゲリラ撮影を活用しながらも、ここでのパリは生きづらい寒々しく退屈な街へと変貌しており、登場人物の「リアルな」描出ともども新世代作家の台頭を印象づける。
グレースは父マイクと母レベッカとともに都会から田舎の牧場に引っ越してきた。都会の生活と違い家族で過ごす時間が増えたことを喜ぶグレースだったが、幸せは長くは続かなかった。数年後、マイクは軍に招集され戦地で死亡してしまう。大好きな父親の死はグレースの心を深く傷つけ、以来彼女は神への信仰を失い教会へと行くことを止めてしまう。信仰の厚いレベッカから教会に行くように何度も説得されるが、逆にグレースの心は固く閉ざしてしまう。彼女の心を唯一慰めてくれるのは、マイクが亡くなる前に贈ってくれた1頭の白い馬フェイスだけだった。しかし、レベッカ1人で牧場の経営を続けるのは難しく、牧場を残すためフェイスを売る選択を迫られる。
アメリカ・ネバダ州。ある日、謎の巨大植物が強烈なスピードで繁殖する異常事態が発生。その正体はエデンの園に生えていたとされる古代植物で、あらゆる不純物を浄化し、人類に終末をもたらす滅びの種ということが判明する。軍の攻撃も空しく、瞬く間に巨大植物に覆われてゆく大地の数々。植物博士ジョスリンは、研究を共にしていたかつての同僚、フレーム博士が“エデンの園の種”を蘇らせたと知り、研究所へ向かうのだが…。
記者のルー・シャオシェンは20年前に起きた紙人形による殺人事件について調べていた。チャオ家の紙人形に命が宿り、家の主を殺したというのだ。事件が起きた町を訪れた彼は現場となった屋敷で奇妙な体験をし、気を失ったところを町の男性に助けられる。その男性から事件に関わった人物の話を聞き、ある紙人形店の店主に会いに行く。店主のナン・シャンは人を殺したとされる紙人形を作ったリウ・サンの弟子だったのだ。チャオ家の主アンは病床に伏す息子のトンを救うため、呪術師を雇った。娘であるユアンユアンの命と引き換えに息子の病気を治そうとするアン。彼は儀式を行うため、リウ・サンに紙人形を作らせるよう命じた。しかしまだ生きているユアンユアンの紙人形を作ることは禁忌であり、さらには目まで描いてしまう。そして紙人形に命が宿り、復讐のために父親と呪術師を殺すのだった。しかしシャンからこの話を聞いたシャオシェンはサンの友人のチェン・ゴシェンが事件に関わっているのではないかと彼女を追及する。重い口を開いた彼女は、ゴシェンが死んだ恋人の紙人形と結婚し異常者として扱われていたと話す。実はシャオシェンは、シェンがチャオ家の娘のユアンユアンではないか、さらにはチャオ・アンを殺したのがゴシェンではないかと疑っていた。そして彼女からまた別の話を聞くことに。彼女は父親のアンを殺したのは自分で、ゴシェンはその罪をかぶってくれたと涙する。しかし事件の真相は、儀式の場にいたトンが姉を守るために父親を殺したのだった。すべてはトンを守るための作り話で、トンもあの時の出来事は夢だと信じていた。紙人形による殺人事件の全貌が分かり、店をあとにするシャオシェン。だがシェンがあることに気づく。実はシャオシェンは彼女の弟のトンだったのだ。姉弟は運命的な再会を果たすことになる。
人間の感情と行動をコントロール出来る反面、人を愛したり痛みを感じることが出来ないエマーと呼ばれる特殊能力者たち。彼らは自分達に欠けた感情を他人から摂取しないと生きられない。また同じエマーである仲間を見つける為、人間の感情をコントロールするアプリを開発しているエムロン社のビクトルに協力していたが、そのエムロン社の投資家向けのプレゼンで特定の人の感情を変えるというパフォーマンスを裏で能力を使い手助けしていたエマーのリーダーであるグレブが力を使い過ぎ倒れてしまう。そんな中、一切の感情を持つことなく育ちエマーの未来を変えてくれるかも知れない少女カティアの存在を知ったエマーの若者デニスは彼女の元へと向かう。デニスと出会ったことで様々な感情とエマーとしての能力に目覚めていくカティア。一方、愛を知らないエマーであるデニスの感情にもある変化が。だが、二人はカティアの能力を欲しがるエマーとエムロン社との争奪戦に巻き込まれていくことになる。果たして、彼女の選択する未来とは!?
新人女優のローラは、収入を当てにする母親への反抗心から、セックスシーンが描かれる実験的な官能演劇への出演を決める。だが、初心で舞台経験の浅いローラの演技は、演出家ハリーの求める官能表現に遠く及ばなかった。稽古場で何度も叱責され落ち込むローラ。彼女を優しく慰めるのは相手役のジェームスだった。かつて子役として一世を風靡したものの、落ち目となった今、この舞台は彼にとって再起をかける重要な場だった。ジェームスの励ましで自信を取り戻すローラだったが、舞台は注目されないまま初日を迎える。そんな2日目の公演のさ中、ローラとジェームスが愛を交わすクライマックスシーンで、ジェームスは、誰も予想だにしなかった恐ろしい行動に出るのだった…。
野良猫たちと人間が共存する「奇跡の島」と呼ばれるマルタ共和国。そこには猫たちと、彼らに心を奪われた住民たちの姿があった。“猫の村”存続をかけて開発業者と戦うローザ、巨大な猫像を制作し、補修をライフワークにするアーティストのマシュー、猫に魅了されマルタに移住した女優ポリー、猫の保護活動に奮闘する少年アイザック…。個性あふれる愛すべき猫たちと、彼らと共に人生を慈しむ人々の姿から、現在のマルタの「猫文化」が明らかになる。
いとこの代わりに裕福な家庭で家政婦として働き始めたリンダ。美しく独特な魅力を持ち、自由に振る舞うリンダを姉のように慕う娘、性の対象としか見ない夫、年上の女性に手ほどきを受けたい息子、そして、家政婦以上の関係を求める妻。リンダは次第に、幸せそうな家族一人ひとりのさまざまな欲望を呼び覚まし始める。
井戸の底に渦巻く恐怖を正視できるか?著名な絵画修復師の父親の死後、娘のリサはイタリアの小さな町で中世の絵画修復を受ける。道中で出会った生物学者たちと意気投合しつつも絵画のある豪邸へと向かう。そこには美しい母親エマと、人付き合いが苦手な娘が暮らしていた。焼けただれた絵画を修復していくと次第にリサは悪夢に襲われるようになる。一方その頃、生物学医者たちは何者かによって次々と拉致、監禁され、おぞましい拷問を受けていたのだった…。
雪深い孤島で開かれる謎めいたカップル合宿プログラム。参加した4組の若いカップルは、非日常の中で互いの関係を深められると期待に胸を膨らませていた。考古学者のステイシーは、恋人マイケルとの関係修復の為、このプログラムに参加していた。大切な記念日に仕事を入れて以来、二人の関係はギクシャクしていた。美しくナルシストのケイトは、恋人のニックの独占欲に悩んでいた。知的なオリビアは浮気をした恋人アンディを信頼出来ずにいた。参加者はそれぞれの悩みを抱えたまま、タマルと名乗る姿の見えない主催者の指示のもと、互いの心情を吐露してゆく。そんなさなか、ステイシーとケイトは恋人以外の男性参加者と性行為をする幻覚に襲われ動揺するのだが―。
ジャンニは有名シューズブランドの社長で独身生活を謳歌していた。ある日モテたくて成り行き上、足が不自由だと偽るが、車いすユーザーで情熱的なキアラと出会い、強烈に心惹かれる。だが彼女と親しくなるにつれ嘘を重ねるハメに…。
ノルウェーの人里離れた渓谷「オルデダーレン」。厳しくも美しい自然に囲まれた場所に、年老いた父母が生きている。成長し、作家となった娘が二人の姿をカメラに留めようとすると、84歳となった父親はこの国で最も美しい渓谷と呼ばれる場所を案内しながら、彼の人生と最愛の妻、そして何世代も自然と共に生きてきた人々の暮らしについて静かに語りはじめるのだった。
規則違反が見つかり、病院を解雇された看護師のオードリーは、麻酔医スタンに、難病の妻デミの介護士として雇われる。献身的にデミに寄り添う優しいスタンの姿に、次第に惹かれてゆくオードリー。スタンもまた、若く美しいオードリーに惹かれていく。互いの欲望を抑えきれなくなったある日、二人は秘密裏に激しく身体を求め合う。それ以来、デミに隠れて何度も肉体を重ねる二人。次第にデミの存在が疎ましくなり―。
一人旅で海辺の街へとやってきたジャネット。彼女は麻薬所持の疑いをかけられ、アマゾンの奥地に作られた刑務所へ連行される。そこには、金持ちの欲望のはけ口のために収集された美女たちが監禁されていた。既に抵抗する気力すら残っていない女囚たち。そんな中、ジャネットと一晩を過ごしたヘリコプター技師フランクは、彼女の幽閉を知る。ジャネットがやってきたことをきっかけに、女たちは遂に怒りの反撃を試みるが……。
独立記念日を目前に、アメリカ全土で凶悪テロが多発。その背後には合衆国の全機能停止を狙う陰謀が潜んでいた。ロサンゼルス市警特殊部隊“SWAT”を率いてベテランエージェント、ジェームズ・ナイト(ブルース・ウィリス)は真相を追い始める。しかし、その裏には衝撃の事実が隠されていた―。愛する者と国家存亡の間で揺れるナイトの決断が、合衆国の運命を左右する。街に轟く銃声が告げるのは希望か、それとも絶望か?最終決戦の火蓋が切って落とされた!
ねこのモーリスと仲間のネズミたちは魔法学校から出たゴミを食べたことで言葉を話せるようになり、笛吹き少年ケイスと一緒に人々からお金を騙し取っていた。次のターゲットであるバッドブリンツという町へ向かうと、そこにはネズミ王と呼ばれるモンスターがネズミや食べ物を奪い、悪さをしていた。町長の娘であるマリシアと出会ったモーリスたちは町の安全と仲間を取り戻すため、救出大作戦を計画する!
クリーニング店が火災になりお金を必要としていたドッキに、銀行のソン代理から融資商品を紹介したいとの電話がかかってくる。融資に必要だからとあれこれ手数料を請求され、ソン代理に送金したドッキ。しかし、この一連の流れが振り込め詐欺であったことを後から知り、ショックを受ける。全財産を失い子供たちと路頭に迷うドッキに、再びソン代理から電話がかかってくるのだが…。
クリスマスの夜、刑事ボブ・ハイタワーの元妻とその夫が惨殺され、愛娘ギャビが忽然と姿を消した。その背後には、悪魔のようなカルト集団「左手の小径」の影が蠢(うごめ)いていた。絶望と怒りに苛まれたボブは、かつてカルトに誘拐され生還を果たした女性、ケース・ハーディンと出会う。深い傷を負った彼女は、ボブの苦悩と覚悟に心を動かされ、再びその悪夢の世界へ戻ることを決意する。
ベルナデット・シラクは、夫ジャック・シラクを大統領にするため、常に影で働いてきた。ようやく大統領府であるエリゼ宮に到着し、自分の働きに見合う場所を得られると思っていたが、夫やその側近、そして夫の広報アシスタントを務める娘からも「時代遅れ」「メディアに向いていない」と突き放されてしまう。だが、このままでは終われない。参謀の“ミッケー”ことベルナール・ニケと共に、「メディアの最重要人物になる」という、華麗にして唯一無二の“復讐計画”をスタートさせる!