ひとりご飯、ひとり映画、ひとり旅……ひとりで生きる。ソロ活好きで気ままなシングルライフを楽しむ、カリスマ塾講師で人気インフルエンサーのヨンホ。出版社の有能な編集長だけれど、ひとりでいる事が苦手で恋愛に関しては妄想癖のあるヒョンジン。シングルライフと観光地がテーマのエッセイ「シングル・イン・ザ・シティ」シリーズの作家と編集者として出会ったふたりは、ライフスタイルも価値観も何もかもが違い、本をめぐって事あるごとに対立するが、企画が進むにつれ一緒に過ごす時間も悪くないと思い始める…。
天下一の称号を得るため、武術家の道を志す女傑アーシー。彼女を倒して名を上げようとあらゆる武術家や、利権を牛耳ろうと目論む西洋人までもが彼女を狙ってくる。亡き師匠の復讐を果たすため上海灘に戻って来た彼女の前に、龍堂派の金剛龍(ジンガンロン)と西洋人ビジネスマンのハンクスが立ちはだかる。しかも警察署長までもがハンクスと裏で手を握り……。果たして彼女は警察や政治家の腐敗を暴き、亡き師匠の仇を討つことができるのか!?
モレは優しい夫サンインと幸せな結婚生活を送っていたが、ある日美術館で偶然出会った青年と過ちを犯してしまう。モレがすぐにサンインに打ち明けると、サンインはショックを受けながらも彼女を受け入れる。ところが、フレンチ・レストラン開業の為に夫婦が住み込みで雇った天才シェフ、ドゥレこそが例の青年だった。モレは動揺しつつも、3人の奇妙な同棲生活が始まる。
地球では世界全体の放射線量が急上昇し、約50年が経過。その原因とされる核兵器施設がある政府の立ち入り禁止区域に、一組の男女が入り込んだ。だが、間もなくして彼らはそこに現れた翼のある生物によって絶命する。その後、怪生物の目撃情報がなされるようになり、軍はこれを最後に引退するリーダーのネス軍曹と、前回の任務の失敗で負傷したレクシー、他人を信じないリビーを禁区へ派遣。彼らはスチュアート教授と地元の登山家ニコールと合流、そこで生物を極秘に捕獲することが真の任務であることを知らされる。早速ネスは単独で禁区に入り、生物の卵を発見するも放射能で失神、救出に向かったリビーが卵も一緒に持ち帰る。これで任務は完了かと思われたが…。
恋愛の関係性コーチングのブログが人気を博し、5つのSNSで12万人のフォロワーを持つ心理学博士のサム。彼女はオペラティック社にポッドキャストの新番組として、関係性に悩んでいるカップルから話を聞いた上で“楽しい挑戦”をしてもらい、新たな発見を促すことで関係が改善するか別れるかを追う企画を売り込む。ボスのマリーから、試作がうまくいけば秋番組の発表会で紹介すると約束され、サムはプロデューサーのジョシュと組むことに。最初は噛み合わない2人だったが、さまざまなカップルに取材していくなか、お互いの仕事を認め合っていく。しかし、忙しく働くサムは、同棲しようとしていた恋人ブレッドとの関係も変化していくことになり…。
ゴールドバーグはイスラエルのテルアビブに暮らす平凡なコンピュータープログラマー。唯一の友は、雌犬のオードリーだけ。友達のいない彼はいつもオンラインでガールフレンドを探すことに躍起になっていた。そんなある日、公園にいたゴールドバーグに突然、見知らぬ男が声をかけてくる。ずんぐりむっくりした男はアイゼンバーグと名乗るが、ゴールドバーグが迷惑そうな顔をしているのにも構わずに絡んでくる。そして、ゴールドバーグが住むマンションにまで乗り込み、勝手に“住む”とまで言い始める。さらには公園でデートをしている最中にも現れ、相手の女性に失礼な暴言を吐くなど、次第にゴールドバーグはアイゼンバーグによって日常が乱されていく。
イラストレーターのジェニーは、35歳で結婚するという有名占い師の予言を信じていた。ある日、3ヵ月後の35歳の誕生日に歴史的な修道院の予約が空いたとの連絡が入る。そこは亡き祖父母が結婚式を挙げた場所。結婚式には祖父母が関わっているとの予言もあった。彼氏もいないのに式場を予約したジェニーは婚活に励むなか、友人クララの紹介で、児童書作家タイラーの著書のイラストを手掛けることに。最初はギクシャクした2人だったが、修道院の予約にタイラーを偽彼氏として同行してもらったことから次第に名コンビぶりを見せ、いい新刊本を完成させる。その後、ジェニーは婚活パーティーですれ違ったイケメン実業家のブレイクと再会、仕事どころではなくなってしまい…。
5年前、カムリンは友人たちと7人で訪れたキャンプ場で異形の仮面を被った殺人鬼“ハンター”に襲われる。生贄の儀式のため友人6人が殺害されるが、ハンターに反撃したカムリンだけが生き残り保護される。治療を施された彼女は世間の興味を避けるように姿を隠し、ひっそりとクリーニング店に勤めだすが、事件のPTSDによって悪夢にうなされ、怯えて暮らす日々を送っていた。ある日、シャツの汚れを落とすため1人で残業をしていたカムリン。その際、背後に響く物音を聞き恐々と確認に向かうが、それはクリーニングに使用するハンガーの束が落ちた音だった。しかしその直後、安堵するカムリンの背後から異形の仮面を被ったハンターが襲い掛かる。
母親と母親の恋人の家で暮らしていたシャラ。しかし、シャラは同居させてやっていることを楯に、カラダの関係を迫る母親の恋人のことを嫌悪していた。母親に言えないストレスを抱えたシャラは、自身の体を傷つけることで心を慰めていく。ある日、恋人から暴力を受けたことで我慢の限界を超えた母親に連れられ、家を飛び出したシャラ。母親が体を売りながら各地を転々とする生活を続ける2人はやがてロサンゼルスに辿りつき、母親がリハビリ施設で一緒だった男キャップの家に間借りする生活が始まる。キャップの息子ジェイミーとの触れ合いで落ち着きを取り戻したシャラだったが、生活費を稼ぐためと母親から言われるままカラダを売り始める。
新人保安官補のロリンズは、露出癖で収監されている囚人ジェリーと2人っきりで退屈な刑務所の夜を過ごしていた。するとそこに、ヘンダーソン郡のアダムス保安官補がやってきた。彼女はここから5時間かかるハンティントンまで殺人罪で捕まえた男ラッセルを護送していたが、ひどい土砂降りで道が冠水してしまい、ロリンズがいる刑務所に避難してきたという。緊急事態ということで滞在を許したロリンズだったが、突然ブレーカーが落ち刑務所内の電源が消失してしまう。その後、停電によって電子錠が解放されたことで牢屋からラッセルが脱獄。アダムスと共に刑務所内を捜索するロリンズは、逃走したラッセルに襲われ逆に拘束されてしまう。
モルガナ国のカミール王女は外交のため、アメリカ周遊で慈善イベントなどに参加。クリスマスが迫る中、帰国前にパイン州立大学を訪問する。実は財政難で廃校の危機にあるモルガナ大学を存続させるには、交流留学を実現させて大学の成長が継続できるとアピール、ある財団から投資と大学への寄付を後押ししてもらう必要があった。モルガナ大は1588年のクリスマスに創立した言語学と外交学が有名な学校で、カミールは自国と家族の財産と考えていた。しかし財政難は深刻で、父のルシアン国王から廃校決定は1週間後だと告げられる。カミールは廃校を止めようと奮闘する中、彼女の見守り役となったパイン州立大の学長アンジェラの弟で教授のベンに惹かれていく。
2022年のロサンゼルス。女子大生のカティアは、ナンパされたチャラ男の血を飲みたいと欲した自身に恐怖して、ドン一味を潜入捜査していた刑事ルナに連絡、彼女のサプライヤー、イングリッドを紹介された。ルナの正体はヴァンパイアで、職務中に巻き添えで死なせてしまったカティアを助けるべく彼女の血を吸い、ヴァンパイアとして“転換”させていたのだ。ただし2人とも生きた人の血を飲む“肉食”は望まず、サプライヤーから供給される特別な血によって生きる転換者として生活していた。間もなくして、謎のヴァンパイアに恋人を殺された転換者アドリアナもイングリッドのもとを訪れる。またドンをルナに殺された一味も報復のため、ヴァンパイアと手を結んでいた。
ロンドンで暮らすミナ・ハーカーは、夫で弁護士のジョナサンがトランシルバニアに出張してから便りがないことを心配していた。そんな時、夫の勤務先の男性が、会社宛の書類が入った小包の中に、「ドラキュラ城に幽閉された」とジョナサンが書いたミナ宛の手紙があったと訪ねてくる。“海外出張は自己責任”との雇用契約を結んでいる会社側は援助できないとのことから、ミナは単身、鉄道や船を乗り継ぎ、ドラキュラ城へ向かうことに。その際、3年前からドラキュラ伯爵を追いかけて世界各国を巡っているというヴァン・ヘルシング教授と出会う。ミナは、伯爵の正体は吸血鬼だと明かす教授と組み、城に乗り込んで戦うための準備を始めるのだが…。
ある日、地上から湖に落ちてきた裸の男は、かつて子どもの頃に住んでいた湖畔の家に向かう。口から鍵を吐き出した彼は家に入り、昔の80年代風ファッションに身を包み町へ。ソープと名乗る彼は宇宙人で、25年以上前に突然地球を離れたことから、別れを告げられなかった親友サムを探しに戻ってきたのだった。サムの行方を探す中、パンケーキ店やボウリング場の店主たち、湖で友達になった少女オリビアなどと知り合い、とある家の犬を連れて帰り飼い始める。偶然、迷惑な生配信ドローンを叩き落し、海水浴客を救ったと有名人になった彼は、「お帰り ソープ」「秘密を知ってる」「あなたは死ぬ」との謎の置手紙をもらう。さらには家賃収入のため、同居人もやってきて…。
45歳の恋愛依存症のアリスは、既婚者のマイケルとの先の見えない関係に終止符を打とうと、グループカウンセリングに通っていた。連絡を疎遠にして何度もマイケルから離れようとするが、なかなか想いを断ち切れず、ズルズルと付き合ってしまうそんなある日、アリスが部屋に帰ると浴室から物音が聞こえてくる。恐る恐る覗くと、そこには顔にひどい火傷の痕がある見知らぬ女性が立っていた。シェリーと名乗る彼女は、アリスが依頼した浴室の修理に来た掃除婦だった。アリスは個人的に自分の部屋兼仕事場の掃除をシェリーに依頼。その後、週2回アリスの部屋に通うことになる。部屋の掃除から解消され自宅でくつろぐアリスだったが、そんな彼女をシェリーはじっと見つめていて…。
ある日、無職で金欠を嘆く作家志望のギャビーの家に、世界的大スターのジャスティスが現れる。ギャビーの母親と友人だったという彼女は、娘ウィローのナニーを依頼してきた。人気セレブの申し出に尻込みするギャビーだったが、断るという選択肢を潰され、戸惑いながらも依頼を引き受ける。そして早々に、イベントのためジャスティスの自宅に連れ出されたギャビーは、彼女の護衛ダミアンから携帯電話の提出と秘密保持契約へのサインを求められる。平穏な生活から突如、懸け離れた芸能人の生活へ。ギャビーは外から見聞きしたことではわからなかった、セレブ階級のウソと真実に巻き込まれていく。
ある日、宝石店に強盗に入ったサミー。その帰りに乗ったバスで隣り合わせたシングルマザーのケイティに惹かれ、その日のうちに彼女が勤めるイタリアン・レストランまで足を運び、熱烈なアプローチをする。そんな情熱的なサミーにケイティも引かれて2人は恋仲に。だがサミーは、ギャングの父のもとに生まれ、昔、多額の借金をしたことからボスの言うがまま犯罪に手を染めてきた過去だけは、ケイティには明かせずにいた。やがて2人は結婚するが、ケイティの2人の連れ子のうち、レイチェルだけはいつになってもサミーに反発していた。しかしある日、ケイティが突然の事故で死亡してしまう。母を失った2人の娘にサミーは向き合うことになっていくのだが…。
年老いた父ジェラードと農場を営む息子のドナン。年頃となった彼は性に興味を持つものの、厳しいしつけを強いる父親の目を盗んでは農場の片隅で、一人慰めることで欲求を発散するしかなかった。しかし、父親が急死したことでドナンの鬱屈した日々は終わりを告げる。葬儀が終わり一息ついたドナンは逸る心を抑えきれず、アダルトサイトからコートニーという娼婦にメッセージを送信。地元にコートニーを呼び出したドナンは、女性に慣れていないことを彼女に見抜かれ、流されるままに一夜を過ごす。新しい生活を始めたドナンだったが、コートニーとの情事が頭の中を支配していく。我慢できなくなったドナンはコートニーに電話をかけるが…。
アメリカの田舎町である日、ロシア製の人工衛星が墜落した。その瞬間を目撃し残骸を拾いに行ったジェイクとイーサン兄弟は、カネに困っていたこともあり、スクラップ業者のアールに800ドルでその残骸を売りつけた。アールは変わった趣味を持っており、町の100周年祝いで披露するという、クズ鉄を溶接して作り上げた体長5メートルのオブジェ“ゴーレム”を制作していた。しかしほどなくして、アールが目を離した隙にゴーレムが突然動き出し、町の人々を襲い始めてしまう。
舞台はスイスの山中に建つ古いホテル。ここの持ち主だった祖父母に育てられたヴァランタンが、ホテルが取り壊されると聞いて記憶をたよりにやってくる。今は無人と化したホテルの中を歩きながら、彼は少年時代の懐かしい記憶の数々を思う。あこがれの“世界一の美女”や女性歌手とピアノ弾き、魔術師、思い出話がいつも面白かった祖母。少年ヴァランタンにとって大人たちの世界は素晴らしく魅力的なものだった。過去と現在が交錯するホテルで、シュミットがつむぎ出す夢幻的な舞台がいま始まる。
17世紀のスイス、グリソン州独立の最大の英雄であるイェナチュは、宿敵ポンペウスを殺し、権力を手中に入れた。しかし、数年後には“謎の人物”によってイェナチュもまた殺された──。現代の記者、クリストフはイェナチュの墓の発掘を指揮した人類学者トブラーとのインタビューの仕事を引き受けた。トブラーは一風変わった人物で、イェナチュに取り憑かれている。やがて、ポンペウスの暗殺のあった城に、末裔の老嬢プランタを訪ねた帰路、クリストフは不思議なことにイェナチュに出会う。既視体験(ルビ:デ ジャ ヴュ)に悩まされるクリストフは謎を究明するべくもう一度城に向かうも、何とそこでポンペウス暗殺の現場を目撃。そして、ポンペウスの美しい娘ルクレツィアの姿を発見し…。
世界中が未曽有の危機にさらされているなか、メイは娘のスーと息子のティミーを連れて祖母の住む田舎へ赴こうとしていた。しかし、まもなくして一行の前に怪物が出現する。今や地球は突如として現れた古代の恐竜や爬虫類などのモンスターによって、大パニックのさなかにあった。周囲のさまざまな犠牲を目の当たりにしつつ、スーたちは何とか森の中の屋敷に逃げ込むことができた。そこはマークと母親リンの家で、他にも数名の者たちが逃れてきていた。常に窓から離れ、絶対にドアを開けないようにしておけば、ここは安全だという。しかし、今回の逃避行に父が同行していないことで、母に対して反抗的になっていたスーが、父を探そうと外に出て行ってしまう。
出版エージェントの会社でアシスタントをしているジェンは、人気詩人のジェームズ・マクダフに憧れながら自身も詩人を目指していた。そんな彼女が担当する作家リズ・ハーヴィがスコットランドで行われる授賞式に出席することに。だが、リズが急病になったため、ジェンが代理で向かうことになる。リズが顔出しNGの作家だったことから、空港の係員の早とちりでジェンはリズと間違われてしまい、授賞式のプレゼンターとして出席するためにスコットランドに向かっていたジェームズも、ジェンをリズと勘違い。最悪な出会いとなったが、ひょんなことからジェームズの屋敷に宿泊することになったジェンは、スコットランドの美しい自然とジェームズの人柄に惹かれていく。
ヴィクトリアは刑事事件専門の30代のバツイチ弁護士で、二人の娘の子育てに奮闘しているシングルマザー。家の中は猥雑で、ベビーシッターが居着かない。彼女は洞察力があり皮肉屋だが現在、感情的に崩壊寸前の状態。精神分析のセラピーを受けたり、占い師に運勢を見てもらっている。ある日友人の結婚式で、ヴィクトリアは古い友人のヴァンサンと以前担当した薬物事件の依頼人サムに出会う。その翌日、ヴァンサンが恋人の殺害未遂容疑で逮捕される。無実を証明できるのは被害者の飼い犬ただ一匹。ヴァンサンに頼まれて仕方なく弁護を引き受けたヴィクトリアだったが、その一方で、元夫のSNS上での迷惑行為に対応したり、なぜかサムを住込みのベビーシッター兼助手として雇うことになったり、彼女の人生に数々の波乱が巻き起こる…!
1971年。農家の娘デルフィーヌは、家族の束縛から離れ、経済的にも自立するためにパリに移り住む。ある日、偶然乗り合わせたバスで、女性解放運動家のキャロルと出会い、ふたりは情熱的な恋に落ちる。しかし、デルフィーヌの父親が脳卒中で倒れ、デルフィーヌは実家に戻って母親の農場を手伝うことになり、キャロルはデルフィーヌを追って農場で一緒に暮らすことを決めるが・・・
1970年、スイス・ヴァレー州の小さな村、モンシュ。ワイン醸造家のアロイスは地元のブラスバンドの指揮者で、村で開かれる音楽祭のオーディション通過を目指して日々練習に励んでいる。しかしアロイスの指導力を疑問視する楽団のメンバーが、村の出身でプロの音楽家として活躍するピエールをこっそりパリから呼び寄せてしまい、楽団内に亀裂が生じることに。伝統を重んじるアロイスと違い、才能ある女性や移民を次々と楽団のメンバーに加えるピエール。それぞれを指揮者に立てた2つの楽団が出来上がり、楽団の対立は村全体を巻き込んだ大騒動へと発展していく。さらにアロイスとピエールはかつて、アロイスの妻マリー=テレーズをめぐった恋敵であったこともあり、事態はより複雑に……。互いの楽団への嫌がらせがエスカレートする中、果たしてどちらの楽団がオーディションを通過するのか?
バスケットボール選手出身で公益勤務中のカン・ヤンヒョンは突然、かつては全国優勝したこともあるが部員が減少し廃部の危機に瀕した母校の釜山中央高校バスケットボール部の新任コーチに抜擢される。指導者としての経験はなかったが、部の再建のために部員を集め始めるヤンヒョン。そして、寄せ集め部員を引き連れ初試合に挑むことになるが、対戦相手はなんと高校バスケットボール界の最強校だった。チームワークは崩れ、結果は惨敗。学校側はバスケットボール部解体まで議論しはじめ、部員もバラバラになってしまうのだが...。
1999年、韓国大学機械工学科に通うヨンは、皆既月食の夜、無線機を通じてある女子学生ムニと交信を始める。しかも同じ大学に通う学生という偶然に驚きつつ、翌日大学構内で会う約束をするが、約束の時間を過ぎてもムニは来なかった。一方、どしゃぶりの雨の中で待ち続けるムニの前にもヨンは現れない。その夜、互いに相手のすっぽかしを責めるヨンとムニ。話が噛み合わないまま、それから何度か交信するうち、2人は自分たちが違う時代を生きていると気づく…。不思議な状況に半信半疑ながらも2人の会話は弾み、ムニはヨンにとってかけがえのない存在となっていくのだが…。
便器から手が!?ある日、酔っ払って帰宅した’ボンス’がトイレに入ると、トイレの便器から人間の手が突き出ていた。ボンスと妻の“ジュヒ”、助けに駆け付けた救急隊員たちはその正体を探ろうとするが...。彼らは狂暴なその“手”の襲撃から逃れられるのか。
その日、アメリカ西海岸には史上最大規模、カテゴリー5の巨大ハリケーンが迫っていた。住民たちが避難する中、財務省の紙幣処理施設を武装集団が襲撃する。それは大災害の混乱に乗じて、6億ドルにも及ぶ現金を強奪しようという前代未聞の犯罪計画だった。施設のセキュリティを担当するケーシー(マギー・グレイス)は、最強の災害用特殊車両“ドミネーター”を操る気象学者のウィル(トビー・ケベル)とともに、悪党どもの計画を阻止すべく、猛烈な嵐と銃弾の中、決死の行動に打って出る。
「怖いもの」好きの若者4人が、スコットランドへの週末旅行で、怪談話を楽しむテーマ・キャンプに参加。その夜、キャンプファイヤーを囲みながら、怪しげなツアーガイドの男の誘いで、一人ずつ順番に一番怖い話をするように勧められる。その際、死者と交信するために、その地に宿る悪魔に捧げるトーテムを火にくべていくことがルール。そして、不穏な怪談ナイトが始まるのだが…。
第二次世界大戦が終わりに近づくにつれ、ナチスの科学者たちは、アメリカ東海岸の住民を肉食ゾンビに変えるという卑劣な爆撃計画を企て、戦況を変えるため必死の抵抗を続けていた。その計画を阻止すべく連合国軍は、一人の男に白羽の矢を立てる。葉巻をくわえ、大型パンツァーを軽々粉砕する筋肉隆々の一騎当千の兵、その名はディック・ダイナマイト。口が悪い超曲者の傭兵チームを従え、ディックはナチスが送り込む忍者、サイボーグ、バイカー、ミイラ化したスナイパーら様々な敵に挑む。そして、その背後に君臨するラスボス、極悪非道なマクシミリアン・シュタッカー大佐率いるドイツ軍が行く手を阻むなか、ディックはアメリカ壊滅を目論むスーパー爆撃機計画を阻止することができるのか!?
アリス・アッカーマンという少女が、火事で両親を失い、母方の祖母が暮らす家へと移り住むことに。祖母の名前はベス・クレメシー。ベスは、古くから残る大きな屋敷に1人で暮らしていた。孫娘のアリスを歓迎するベス。ベスは、両親を失ったばかりのアリスを気遣い、自身の庭で採れたハーブでお茶をいれ、アリスをもてなそうとする。心の傷は癒えないものの、唯一の身内と共に暮らすことができるようになり、一抹の安堵感を覚えるアリス。アリスは、自身の母親とベスが絶縁関係に近かったことを察し、その訳を聞こうとするが、ベスは口を閉ざすのだった。ベスとの食事を終えて、ベスと2人でピアノに興じていると、アリスは突然、吐き気に襲われる。ベッドに横になったアリスに、ベスが持ってきたのはルイス・キャロルの著書「不思議の国のアリス」だった。ベスはアリスが眠るまで、その本を読んであげようと提案する。
屋台を引いて生計を立てるバスは、体の弱い少女・ブアを育てながら、幼少期に父親から受けた虐待のトラウマと、ギャンブル依存の夫が作った借金返済に苦しんでいた。ある日、大規模な反政府デモに巻き込まれたバスは、学生運動家のアタボンに命を救われるが、その恐怖から外出することができなくなってしまう。そこで、バスは母親譲りの秘伝レシピを活かして自宅にラーメン屋を開業すると、瞬く間に繁盛する。再会したアタボンが手伝うようになり、次第に2人は惹かれ合うが、アタボンはやがてバスのラーメンに隠された“ある秘密”に気づいてしまう…。
パリの高級ホテルの支配人であるフェリックスは、パンデミック期間中に秘密のビジネスを始めることを決意する。それは特別な顧客の為にホテルの一室に若く綺麗なエスコートを送り込むことだった。時には顧客の話し相手になったり、時には一緒にお風呂に入り、そして時には存分にセックスを楽しんだり、その一室では美しいモデルたちによる最高級のおもてなしが行われる。やがて様々な事情や欲望を持った顧客とモデル達に複雑な関係性が生まれていき・・・
幼い頃に事故で両親を亡くしたカリスマ。父親の親友ビセンシオに養女として引き取られて以来、彼女は足の悪いビセンシオの介護をしながら田舎町で暮らしていた。ある雨の日、カリスマが屋外で入浴していたところを、近所に住む若くワイルドなエドマールに覗き見される。カリスマはエドマールに強く惹かれ、そのまま彼と肉体関係に。それ以来、ビセンシオの目を盗んで激しい逢瀬を重ねる二人。ミステリアスで美しいカリスマの魅力に、エドマールはますますのめり込んでいくのだが、カリスマには誰にも言えない過去の秘密を抱えていた―。
アーロンは自宅でデビッドと待ち合わせており、出かける準備をしている。デビッドは隣人の女性から一緒に外出でもと誘われるが、これから週末にかけて釣りに出かけると言って断る。トロイは一人暮らしで、いつも同じ時間に近所の店で酒を買って帰宅するが、この日は帰宅すると覆面姿の二人の男(アーロンとデビッド)が待ち受けていた。クスリを注射され車のトランクに入れられ、どこかへ連れて行かれる。給油に寄ったガソリンスタンドで注射の効果が切れてしまい、トロイが車のトランクの中で暴れる。慌ててガソリンスタンドを後にしようとした時、近くにいたトラックの運転手が行く手を阻む。
SNSインフルエンサーのハイディは、カメラマンで恋人のロンと撮影のために訪れたカリフォルニアのベニスビーチで、ホホジロザメに襲われる。一命は取り留めたものの、翌朝同じビーチで男女カップルの変死体が発見され、それも飢えたサメの仕業と思われた。しかし、続く犠牲者が陸上で発見され始めると、捜査は一転。陰謀論ソーシャルメディアの第一人者であるトゥルース・ジェダイが、カリフォルニアの原子力発電所で有毒物質が流出し、放射能によって海洋生物が突然変異を起こしたという機密情報に辿り着く。サメに噛まれたハイディは、その有毒なモンスターの血に感染し、血に飢えた陸上の頂点捕食者へと変貌を遂げてしまったのだ。真実に辿り着いたハイディの親友で海洋生物学者のシエナと新進ジャーナリストのクリストファー。2人は殺戮を繰り返すハイディを止めようと、彼女の家に罠を仕掛け治療薬を注射しようと試みるが、時すでに遅く・・・。
ダイナーの店長をしているナンシーは、ある日車の故障で仕事に遅刻してしまう。彼女の父親であり、ダイナーのオーナーでもあるエドワードに遅刻を注意され、仲の悪い古株のジェイクと共に予定外の夜勤を担当することに。その日の夕方、仮面を被った若者グループがダイナーに現れ、悪戯に騒ぎ立てたので、ナンシーは警察を呼ぶふりをして彼らを追い払う。不機嫌なナンシーは、非協力的なジェイクと口論になり、怒りのあまり彼を含む複数の従業員を、その場で解雇してしまう。一人きりになったその晩、仮面の男達が再びナンシーのもとに現れ―。
イタリア北部の都市ボローニャにほど近いモンテ・ソーレの山村に住む8歳の少女マルティーナは、その地方の多くの人々と同じく、生活に困窮する農民家族の一人っ子だ。彼女は何年も前に、生まれたばかりの弟を亡くし、それ以来口がきけなくなったが、母レーナが再び妊娠し、一家は新しい家族の誕生を心待ちにするようになる。だが、ナチス・ドイツによる占領軍と地元パルチザンとの衝突もまた、日を追うごとに激しさを増していく。1944年9月、レーナが赤子を出産すると、ほどなく、ナチス親衛隊はその地域における未曾有の掃討戦を開始する。「マルツァボットの虐殺」として歴史に名を残す惨劇がついに始まった…
孤児のヴァーリャとアルセニー兄妹は、生まれ故郷を離れ、新しい養父母のもとで幸せな生活を夢見ていた。しかし、二人は無意識のうちに古い家から精霊を連れてきてしまう。ある日、ヴァーリャは新しい家に潜む不気味な秘密を探るため、ガレージへと足を運ぶ。その影響は徐々に家族全体に広がり、養父母の行方不明の実の娘にも影を落とし始める。精霊「ドモヴォイ」の存在が家族の絆を引き裂き、不穏な出来事が次々と発生。希望は絶望へと変わり、家族の未来は、精霊か悪霊に委ねられてしまうのか…。
赤い旅団のメンバーであるアドリアーナ・ファランダ(ダニエーラ・マッラ)は、プロレタリア革命は成功すると強く信じ、愛する娘と離れ、運動に身を投じている。1977年に起きた大学の経済学部長襲撃事件にも実行犯として関与し、誘拐前のモーロを尾行するなど積極的に活動するも、モーロ誘拐の肝となる活動には参加させてもらえないことに不安も覚えていた。一方で赤い旅団は、誘拐に成功したことで入団を希望する人間が増え、活動は順調にいっているかのように見えた。しかし、メンバー間で、モーロの処遇をどうするかで意見が激しく紛糾していき、アドリアーナも追い込まれていく。モーロ誘拐の事件現場に急行した、妻エレオノーラ・モーロ(マルゲリータ・ブイ)を待っていたのは、銃弾が多数撃ち込まれた、見るも無残な夫の車と、血を流して倒れている護衛の姿、そしておびただしい数のマスコミだった。家を訪れる議員たちは、彼女にもっともらしく慰めの言葉を掛けていき、形ばかりの抱擁を求めてくる。子供たちと共に家に籠り続けていたある日、モーロからの手紙が届く。しかし、ザッカニーニをはじめ、政府は赤い旅団との交渉に応じず、エレオノーラは憤慨する。4月30日、赤い旅団から電話がかかり、すぐさま大統領に連絡をとるが、またも真剣に取り合ってもらえず、失望し涙するエレオノーラ。そして、あるシスターからモーロを見たという証言を聞き、藁にも縋る思いで現場に向かうのだが…。5月8日、目隠しをされた神父が、赤い旅団のアジトとなっている暗いビルの中へと入っていく。さらに隠し部屋に入っていくと、そこにはアルド・モーロの姿があった。約55日ぶりに赤い旅団以外の人間と会ったモーロは、「ここで初めて人の顔を見ます」と神父に語りかけ、強く手を握り、告解を始めるのだった。そして翌5月9日、モーロは目隠しをされ車のトランクに乗せられる。コッシーガのもとには、カエターニ通りで不審な車両が発見された、と緊急無線が入る。
1978年、イタリア。戦後長らく政権を握っているキリスト教民主党の党首アルド・モーロ(ファブリツィオ・ジフーニ)は、共産党との連立政権を実現させるべく奔走していた。これは冷戦下で西側と共産主義が手を取ることを意味していたために、国内外問わず、激しい反発を受ける。無論、党内のモーロと対立する右派系の派閥からの批判も非常に強く、モーロと旧知の仲であるバチカンの教皇パウロ6世(トニ・セルヴィッロ)にも苦言を呈される。それでもモーロは交渉を続け、連立政権の話はまとまった。そんな最中の3月16日、アンドレオッティ内閣(ファブリツィオ・コントリ)の信任投票のため、議事堂に車で向かうモーロは、道中で、極左テロ組織「赤い旅団」に襲撃され、そのまま誘拐されてしまうのだった。モーロ襲撃・誘拐が判明してすぐに、議会では緊急会議が開かれる。指揮を執るのは、内務大臣フランチェスコ・コッシーガ(ファウスト・ルッソ・アレジ)。彼はモーロを父と慕い、モーロ救出に全力を注ぐことを決意、辞表まで準備する。ほどなくして、赤い旅団からモーロの写真とともに犯行声明が届く。すぐさま、ローマに巨大な包囲網が張られ、徹底捜索が敢行。コッシーガの号令と共に、省内に大規模な通話傍受センターが開設され、日夜、イタリア中の通話が監視されることに。しかし大きな手掛かりは掴めず、コッシーガも精神的に参り、疲弊していく。そして誘拐から14日目の3月29日、旅団に囚われているモーロから手紙が届くのだった。それは事実上の裏取引を持ち掛ける内容で……。バチカンの教皇パウロ6世も、モーロ誘拐に衝撃を受け、救出の策を練っていた。信者に向かって、アルド・モーロのために祈ろうと強く呼びかけ、モーロ解放のために身代金として200億リラを用意する。「アルドは大事な友である」と、司祭を通してアンドレオッティ首相に掛け合うが、首相から話を聞いた将軍たちは「血が流れる」と口々に大反対。一方で各党の党首たちは、概ね、賛成を表明。政府内の足並みは揃わず、また肝心の身代金を渡そうとしていた相手が、どうやら詐欺師であることが判明する。パウロ6世のモーロ救出構想は振り出しに戻り、教皇は、赤い旅団のメンバーに直接語りかけることにする。
悪ガキ3人組“不死身のワニ団”、アリス、ヘイゼル、ジョディは大の仲良し。ある日、ゲームで遊ぶ代わりとして、ママの大好きなブルーベリーパイを手に入れに行くが、必要な卵を謎の男に横取りされる。奪い返すために男を追いかけた3人は、魔女率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しい企みに巻き込まれてしまう。森で出会った、魔女の娘ペタルを仲間に、悪い大人に立ち向かう4人…果たしてこどもたちの運命は?
人生の崖っぷちに立たされ、生きるために自分の名前まで売ることになったイ・マンジェ。「名義貸し」の雇われ社長としてその界隈で名を馳せていた彼は、ある日突然1,000億ウォン横領の濡れ衣を着せられ、中国の私設刑務所に閉じ込められてしまう。「死亡した男=DEADMAN」となった彼の前に、政治コンサルタントであるシム女史が現れ、彼を救い出すのだが…。
出会った瞬間から人生が永遠に変わる―。心身ともにたくましいダラス(エリカ・リンダ―)は、昼間は大工として働き、夜は毎晩のように違う女性と関係を持っては、自分の居場所を探していた。そんなある週末の夜。ネオン輝くバーの片隅で、ダラスは、ファッション誌の編集者として成功するキャリアウーマンのジャスミン(ナタリー・クリル)と永遠の出会いを果たす。情熱的に絡み合うふたりにとって、お互いの愛を確かめ合うのに、時間はかからなかった。しかし、ふたりの蜜月を遮る壁―ジャスミンには結婚を約束した彼氏がいるという、大きな障害があった…。
米国土安全保障省の捜査官ティムは、性犯罪組織に誘拐された少年少女を追跡捜査していた。上司から特別に捜査許可をもらった彼は事件の温床となっている南米コロンビアに単身潜入し、ワケアリの前科者、資金提供を申し出た資産家、さらに地元警察と手を組み、大規模なおとり作戦を計画する。やがてティムは一人の人間として尊い命を救うため、自らの命をかけた壮絶な闘いに挑んでいく。
ジェーンが40歳の誕生日に、自身の30歳の誕生日を回想する間、アニエス・ヴァルダの伝説の女性への尽きることのないイメージがヴィヴィッドに展開する。その空想は、犯罪映画の妖婦、サイレントシネマの凸凹コンビ、モンローのように男たちのファンタジーの対象である女性、よくあるメロドラマの恋人たち、西部劇のカラミティ・ジェーン、ターザンのジェーン、そしてジャンヌ・ダルクへと、ジェーンのイメージを自由自在に拡張させていく。アニエスはまるで自身が画家でもあるかのように、ジェーンを名画の中に息づかせることも忘れない。一方で綴られるジェーンの日常のスケッチ。そこにはセルジュ・ゲンズブールや娘たちとの時間も織り込まれる。そのどれもが、シャイで大胆で逞しく、危うくて儚くて美しい、ジェーン・バーキンの魅力を余す事なく切り取った、アニエスによる私的な肖像画になっている。
娘(シャルロット・ゲンズブール)が自宅の庭で開いたパーティーで、泥酔した同級生の少年ジュリアン(マチュー・ドゥミ)を介抱したマリー・ジェーン(ジェーン・バーキン)は、あろうことか15歳の少年に不思議な感情を抱く。ジュリアンもまた、40歳のマリー・ジェーンに恋愛感情を持っている。微妙な力関係の中、人目を盗んで密会を重ねる二人。そんなある日、二人がキスを交わしているところを、ルシーに目撃されてしまう。
サカイヒデキは東京の大手食品商社に勤めるサラリーマン。さまざまな食のブランドの M&A を進めることが主な仕事で、プライベートでは上司である副社長のケイコと婚約している。会社が米国モンタナ州に所有する経営不振の牧場を収益化するため、希少価値の高い和牛に切り替えることを提案。和牛畜産業の専門家であるワダを連れてモンタナに向かう。空と大地がどこまでも続くモンタナでは東京の常識は通じず、ヒデキはすぐにトラブルに見舞われる。ワダが怪我で入院し、一人になったヒデキは場違いなスーツ姿で牧場主のペグに和牛の事業計画をプレゼンするが、邪険に扱われるばかり。そんな中、ヒデキはハビエルが副業として牧場の片隅で密かにキヌアを栽培していることを知る。おおらかで地に足のついた生活を楽しむハビエルと交流するうち、土地の魅力に気づき始めたヒデキは、スーツからカウボーイの格好に着替え、牧場の仕事を積極的に手伝うように。大規模な牛追いにも参加し、牧場の労働者たちと打ち解けていく中で、自身の効率一辺倒の働き方を見つめ直していく。やがてヒデキは、牧場再建の新たなプランを考えはじめるのが……。
50年の時を超え“ハングマン”と呼ばれる悪魔が復活。次々と獲物を求め殺戮をはじめる。同じころ、リオンとジェシーの親子がある森へキャンプにでかけるが、翌日、ジェシーが忽然と行方をくらましてしまう。消えた息子を探すため、父親のリオンは森で助けを求めさまようが、そこは悪魔の信者たちが支配する場所で、リオンは彼らに命を狙われてしまう。ジェシーに危機が迫る中、リオンは麻薬組織から救ったタラや、リオンを選ばれし者と導くジェディディア神父の力を借りて、新たな悪魔のいけにえとして選ばれた息子を救うべく決戦の地へと赴く。
仕事を求めてタイにやってきたピップは、入国早々暴漢に襲われ倒れている所を、同郷のジェシーに救われる。ジェシーの介抱で傷は直ぐに回復したが、当てにしていた仕事が無くなり途方に暮れる。そんなピップに、ジェシーは地方での仕事を紹介する。ピップが旅立つ前日、二人は恋人のような時を過ごし、その晩激しく愛し合う。ジェシーとの出会いに運命を感じ、彼女との未来を思い描いていたピップ。しかし、ある日を境にジェシーとの連絡が途絶えてしまう。ジェシーの安否を心配したピップは、彼女の行方を必死に探し始める。そんなある日、偶然にも怪しげなギャンブルサイトにジェシーの姿を発見するのだが、、。
1970年代半ば、韓国の漁村クンチョン。海が化学工場の廃棄物で汚され、地元の海女さんチームが失職の危機に直面する。リーダーのジンスクは仲間の生活を守るため、海底から密輸品を引き上げる仕事を請け負うことに。ところが作業中に税関の摘発に遭い、ジンスクは刑務所送りとなり、彼女の親友チュンジャだけが現場から逃亡した。その2年後、ソウルからクンチョンに舞い戻ってきたチュンジャは、出所したジンスクに新たな密輸のもうけ話を持ちかけるが、ジンスクはチュンジャへの不信感を拭えない。密輸王クォン、チンピラのドリ、税関のジャンチュンの思惑が絡むなか、苦境に陥った海女さんチームは人生の再起を懸けた大勝負に身を投じていくのだった......。
巫堂ファリム(キム・ゴウン)と弟子ボンギル(イ・ドヒョン)は、跡継ぎが代々謎の病気にかかるという奇妙な家族から、桁違いの報酬で依頼を受ける。すぐに、先祖の墓が原因だと気づき、お金の臭いを嗅ぎつけた風水師サンドク(チェ・ミンシク)と葬儀師ヨングン(ユ・ヘジン)も合流する。やがて、4人はお祓いと改葬を同時に行うが、掘り返した墓には恐ろしい秘密が隠されていた…。
継母と義理姉による虐待に苦しんでいたシンデレラは庭で不思議な本を見つける。そして本を読んだ彼女の前に“フェアリーゴッドマザー”が出現し魔法の力によって憧れの王子とダンスする夢が叶う。しかし王子や継母たちはシンデレラのドレスを剥ぎ取り、全裸にして嘲笑。その瞬間「復讐したい」と願ったシンデレラはガラスの靴を凶器に変え、邪悪な人間どもを残虐な手段で次々と血祭りにあげていく――!!
炭鉱の町の冬。彷徨い混沌とした80年代に抗議運動を扇動した疑いで逃亡中の大学生ギヨンは、キヨンという偽名で閉鎖の危機に瀕している炭鉱の町に忍び込み、練炭工場で便利屋としての仕事を得た。政府は安価な原炭を輸入しており、ほとんどの鉱山が閉鎖の危機に瀕し、鉱山労働者は仕事を求めて他の都市に逃げることを余儀なくされる中、彼らは海外の悪徳勢力を異常に警戒していた。仕事を得たギヨンは町に身を潜め、未来を失ったかのように生きる練炭工場の労働者たちの謙虚な現実があった。それはギヨンが解決したかった現実だが、今は身を潜めるしかない。しかし、練炭工場社長の一人息子イ・ソンソンと、町の喫茶店で生きるソン・ヨンスクとの出会いが、ギヨンの運命を大きく変える。ここ一帯の富を握る練炭工場のオーナーの一人息子、ソンチョルはギヨンに恋心を抱く。そんな中、喫茶店で体を売って生活しているヨンスクもまた、ギヨンの人間性に恋をし体を売ることをやめる。労働者のストライキが激化する中、彼らの愛は大きくなってゆく。しかし、母の死を聞いたソンチョルは、ヨンスクに暴行を加える。ギヨンは喧嘩に巻き込まれ、捜索中の刑事に捕まり拷問を受けるが、起訴されずに釈放されたが、正体がバレたギヨンはヨンスクと共に炭鉱の町を離れるのだった…。
医大生のミンウ(カン・ソグ)と音大生ダヘ(イ・ミスク))は、ミヌの先輩ヒョンテ(アン・ソンギ)の仲介で互いに愛し合うようになったが、ミヌは病気の父を守るために傷害事件を起こし大学を除籍処分となる。それ以後、ミヌの身辺には次々と不幸が訪れ、ミヌは自分の出生の秘密を探ろうとして米軍相手のバーを経営する叔母のヨンスク(キム・ヨンエ)に会いに行き、そこで米軍基地の歓楽街の悪の世界に引き込まれていく。
1年間の刑務所生活を終えて出所したムルセは、かつてスリをしていたジスクと一瞬すれ違う。彼は奪われた縄張りを取り戻した後、ジスクと再会し、彼女を自らの組織に引き入れながら徐々に愛を感じ始める。ムルセに同情を抱きながらも、彼の粗野さと卑しさを受け入れられず距離を置くジスク。彼女はホテルでジョンマンの財布を盗むが、過去を思い出して返却する。一方ジョンマンはジスクの生意気な明るさの中にある孤独を感じ、彼女に真心と確信を持って接する。その姿に危機感を覚えたムルセはジョンマンを暴行するが、それによってジスクとジョンマンの距離はさらに縮まる。