クラレンスはガソリンスタンド強盗と脱走を犯した罪で、脱獄不可能と言われている“アルカトラズ刑務所”に収監される。店員を銃で撃ち逃走した相棒のせいで、終身刑という重い罰を宣告されてしまったことに強い不満を抱いていたクラレンスは、入所早々にナグスという囚人とトラブルを起こし独房に入れられる。独房から出たクラレンスに囚人のバーニーが接触、逆恨みしたナグスがクラレンスの命を狙っていると忠告してくる。身を守るため、バーニーの仲介でギャングのリーダーだった男ジョーの仲間に入れてもらったクレランスは、彼らがアルカトラズからの脱獄を計画していることを知らされる。30年後の仮釈放を待てないクレランスは、ジョーたちの計画に参加することを決意するのだが…。
ナポレオン政権下の1850年代のフランスの田舎の村。働き盛りの男たちはみなレジスタンス活動に明け暮れ、終いには投獄されてしまう。そして、女だけが残された。小麦を収穫してパンを作り、果物を摘み、牛から乳を搾る・・・女だけで平和な日々は続いた。しかし女たちは知っていた。このままでは村に「未来」がないことを。女たちは子孫を残すために、もし男がやって来たら、みなで共有しよう―と、秘密の約束をかわす。そこへ、ひとりの若い男がやって来た。若く健康なその男の素性はまったくわからないものの、男を村に引き留めるために、村1番の聡明な美しい女が世話係としてつくことに。美しい大自然の中、衣食住を共にしていくうちに、その女の生命力あふれるたくましさ、美しさに魅了された男は、密かに女と関係を持つ―。しかしその事実はすぐ皆が知ることとなる―。
傭兵の一団がギャングの巣窟を襲撃した後、2人の人質を連れて田舎の隠れ家に逃げる。女性たちが捕まったことに激怒した犯罪集団の一員であるストイックが傭兵たちを襲撃する。争いは激化し、ストイックと彼を殺そうとする傭兵たちの冷酷なボスとの間で激しい対決へと発展する。
生まれつき耳が不自由なダイアナ。過酷なこの世界を生き抜くため父親から厳しい教育と訓練を受けて育った彼女は、今では抜群の身体能力を備え、逞しく成長していた。いつものように、人里離れた山道でトレイルランニングをはじめた彼女だったが、スウェットのフードを目深に被った謎のランナーに出くわす。薄気味悪いそのランナーを何気なく追い抜いた時、突如背後から強烈なタックルを受け、転倒したダイアナは怪我を負ってしまう。猛烈な怒りに駆られランナーを追跡するダイアナ。しかし、待ち伏せていたランナーは殺意を剥き出しに襲いかかってくる。険しい山林を疾走し、濁流の中を泳ぎ、さらには広大な荒地を舞台にカーチェイスへと発展。絶体絶命の状況下、ダイアナと殺人ランナーの終わりなきデス・ゲームが今、幕を開けた・・・。
人里離れた森の奥深くで父親と原始的な生活を送る少年マルコ。厳格な父親に森を出ることを禁じられ、外界との接触は一切ない。ヘッドホンで聴く音楽と、“葉っぱの子”の絵本に慰めを求める毎日だ。ある日、マルコは森の廃車で母親と暮らす同世代のミコと出会う。彼との交流はマルコの孤独を癒やしていった。だが父親の目を盗んでミコに会いに行くマルコに残酷な出来事が訪れる。父親の教えに従い、ミコを連れて“妖精”を探す旅に出るが、森の外ではウイルスが猛威を振るう危険で荒廃した社会がふたりを待ち受けていた。
新人女優のシヨンは、映画撮影のために山奥にある廃墟へとやって来た。しかし、変わり者と評判の監督から演技指導はなく、奇怪なダンスを屋上で踊るだけというものだった。かつてない演出に不安に駆られるシヨンは、共演者のチェユンに愚痴をこぼす。さらに、ギリギリの予算で組まれた現場は殺伐としていた。トラブル続きの撮影が進む中、突如血まみれの女性スタッフが現れる。そして、呆然とするシヨンたちを一瞥すると、屋上から飛び降りてしまう。地面に叩きつけられた体はあらぬ方向に折り曲がり、即死したかに思えた。しかし、彼女は立ち上がり、駆け寄った別のスタッフに襲い掛かる。その様相は、まるで生ける屍のようだった―。
ラジオパーソナリティーのリンダは、聴取率の数字が悪いことで担当番組消滅の危機に瀕していた。大衆受けする低俗な番組を作ることを要求するラジオ局の上層部に対して、真摯な番組を作ることを自らの信条としているリンダは、到底受け入れることはできず悩み始める。ある日、精神的に追い詰められ酒量が増えるリンダを心配した娘のルーシーから、隣町に住む科学者を取材することを提案される。その科学者はナチスの研究を進め動物の遺伝子操作実験を行ったことで倫理指針違反を問われ、会社から解雇されていた。遺伝子操作というタブーに踏み込んだ取材で過激な論議を呼ぶ番組を作れると確信したリンダは、ラジオ局の担当者と娘たちと取材に向かうが…。
米コロラド州リンカーンで、古い食堂を小粋なカフェ“コーヒー33”に生まれ変わらせた店主のアンバー。繁盛するカフェ内では、地元出身の新人カントリー歌手ジェイクの話題で持ち切りだった。ジェイクとは、レッカー作業中に歌っていた姿がSNSで3年前に拡散されてバズり、そのヤンチャなルックスと渋い美声で“レッカー吟遊詩人”として話題を集め、アメリカ音楽の聖地ナッシュビルに進出。地元で絶大な人気を博していた。しかし6ヵ月もアルバムと新曲が完成せず、ジェイクはFTAレーベルのマーヴィンから契約を打ち切られていた。原点回帰しようとリンカーンに帰ってきたジェイク。高校時代に付き合っていたアンバーと久々の再会を果たすが…。
人類は今、ガンよりも致死率の高いバンパイア病が世界に蔓延し、存続の危機を迎えていた。しかも、世界中の献血センターが秘密裏にバンパイアたちに血液を提供していることが発覚し、世間を賑わせていた。そんな中、バンパイアたちのセクション長を名乗る男サミュエルが声明を発表、人類と平和に共存したいと訴える。そして、かつてのバンパイアとは違い、今の自分たちは吸血を克服し人類の脅威にならないということを証明するために、TVクルーの取材を受けることを承諾する。バンパイアらが住む家に1週間の滞在を許可されたTV局の取材クルー・マイクとキャリーとベニーの3人は命の危険を感じながらも、決死の覚悟でバンパイアらの住処へと向かうのだが…。
元人身売買の売人が人里離れた村で、殺害されたファウストの遺体を見つける。警察は、売人の男に容疑をかけるが...
サビーンは20年前失踪した友人の真相を追っている。そんな中、高校の同級生、オラフと出会い関係を持つことに。この彼との出会いが彼女の人生をめちゃくちゃにしてしまう…。
失業中の夫・ミンギの代わりに家計を支えるためにせわしなく働いているキャリアウーマンの妻・ボラ。だがボラは同じ職場で働く大学時代の恋人イルボムと再会して以来、不倫関係を続けていた。純粋に身体だけの付き合いのはずが、イルボムは次第にボラと彼女の子供と一緒に暮らすことを夢見がちになっていった。そしてある時、合鍵がきっかけで彼ら三人の運命が狂い始めていく…。
チャットゲーム“フー・アー・ユー”の企画者・ヒョンテは、掲示板に“フー・アー・ユー”を誹謗する文を書き込んだ謎の女性の存在が気になり、正体を探っていくうちに彼女に惹かれていく。
かつてはアイドルスターとして一時代を築き、30代半ばとなった今でも人気DJとして活躍するヒョンス。高級マンションに暮らし、独身生活を満喫していた彼だったが、ある日、ファン・ジョンナムと名乗る若い女性が実の娘だと言って押しかけてくる。しかも、幼い息子キドンを連れて。彼女の突然の出現で、完璧だった彼の人生は今や風前の灯火となろうとしていた…。
60歳を超えた今も独身を貫き通す元大学教授ユン・ソギョンのもとに、テレビ局のスタッフからある番組企画が持ちかけられる。それは、教授の初恋の女性を探すというもの。どうにかソギョンの了承を得て、取材を開始したスタッフは、やがて、大学生だったソギョンのあまりにも美しく悲しい初恋の物語を知るのだった。
毎日トラブルばかり起こしている19歳の問題児ジュンス。息子のあまりの素行の悪さに困り果てた両親は、彼を懲らしめようとわずかな生活費だけを残して姿を消してしまう。そんな最悪な状況の中、ジュンスは突然現われた赤ん坊ウラムの世話までするハメになり……。
韓国の南極探検隊は、最低気温がマイナス80度に達しブリザードが容赦なく吹き荒れる地球上で最も自然条件が過酷な場所、“南極到達不能点”を目指して歩みを進めていた。ある時彼らは、80年前に遭難したイギリス探検隊によって書かれた日誌を発見する。そしてそれ以来、彼らの周りで不可解な出来事が立て続けに起こり始める。ウイルスが存在しない南極で風の症状に苦しみ、ホワイトアウトに襲われ、ベースキャンプとの交信も途絶えてしまい…。
知的中流階級で理想主義的なシュレーゲル家と、実業家で現実的なウィルコックス家。正反対な両家は旅行中に親しくなり、シュレーゲル家の次女ヘレンは、田舎にあるウィルコックス家の別荘、“ハワーズ・エンド”に招かれる。美しい田園風景と人々の歓待に囲まれ、ヘレンは次男・ポールに一目惚れ、ふたりは恋におちる。ヘレンは姉に宛てて「婚約しました」と綴る。この手紙の行き違いによる大騒ぎで物語は幕を開ける。運悪く、ロンドンのシュレーゲル家の向かいにウィルコックス家が越してきた。失恋の痛みは癒えたもののヘレンは彼らに会おうともしない。しかし、穏やかな姉、マーガレットは、老夫人ルースと親しくなった。現実を合理的に割り切るウィルコックス家の中で、ただひとり魂や自然の声に耳を傾けるルースとマーガレットは、血のつながりを越えて深くわかりあった。死を前にして「ハワーズ・エンドはマーガレットに」という遺言を残して逝ったルース夫人。しかし遺言はもみ消された。その後、マーガレットは残された夫、ヘンリーと結婚しウィルコックス家へ、ヘレンは、ヘンリーの失策から失業したパスト氏と、同情のあまり一夜をともにしてしまい、シュレーゲル家は崩壊してしまう。階級や立場を超えて、人は愛しあうことができるのだろうか。
国家情報院の凄腕エージェント、スジは、自らの正体を明かせないせいで恋人のジェジュンにあらぬ誤解を与えてしまい、一方的に別れを告げられる。3年後、スジは海外留学して国際会計士になり帰国したジェジュンと偶然の再会を果たす。恋心が再燃する2人。ところが、実はジェジュンも国家情報院の新米エージェントとして奮闘中だった。互いに相手が同僚であることに気づかず、それぞれの任務に励むスジとジェジュンだったが…。
驚異的な勝率を誇る女性弁護士ユ・ジヨンは、8歳の娘と2人暮らしのシングルマザー。ある日、その娘が何者かに誘拐されてしまう。犯人の要求は、翌週に二審が開かれる殺人事件の裁判で被告の無罪を勝ち取れというもの。一審で出た有罪判決が覆る可能性はほとんど無かった。ジヨンに選択の余地はなく、旧友キム刑事の力を借りながら事件の調査を開始が…。
夢を抱いて田舎の孤児院からソウルへとやって来た青年スミン。思いとは裏腹に、バイトに追われるその日暮らしの日々。そんな時、彼に一目惚れした青年ジェミンに声を掛けられ、久々に心をときめかせるスミンだったが、ジェミンには婚約者が…。
横領や賄賂が蔓延するブラジル政界。国民の怒りは頂点に達し、大統領選を目前に国内は荒れていた。国家特殊武装班に所属するミゲルは、コレア州知事による公的医療費の横領を暴くため、綿密な準備を経て公邸の家宅捜索に踏み切るも、証拠を得ることが出来ずに知事は釈放される。直後、ミゲルの幼い娘アリスが何者かに狙撃され、運ばれた病院でも治療を拒否された結果彼女は命を落とす。すべてがコレアの仕業だと知ったミゲルは公邸前で行われていた大規模デモに紛れ、覆面を被りコレアに復讐を果たすのだった。翌日、デモ参加者として逮捕された凄腕ハッカー・ニナは取調室でミゲルに前日の彼の様子を撮影したと伝える。目論み通り釈放されたニナだったが、ミゲルは彼女に近づき協力を要請する。ミゲルの目的はただひとつ。国に蔓延る悪の根を断つことだった…。
詠春拳の正統争いでイップ・マンに敗れ武術界を去ったチョン・ティンチは、息子フォンと穏やかな生活を送っていた。だが、ある日、ナイトクラブの歌手ジュリアの窮地を救ったことで犯罪組織の幹部キットの恨みを買ってしまう。やがてキットは密売組織と手を組んで香港の街にヘロインを蔓延させ、ティンチの恩人たちが次々と命を落としていく。怒りに燃えたティンチは、封印していた武術を正義のために使うべく、悪の巣窟へとたった一人で乗り込んで行く…!!
人類の運命はゾンビ・ハンターに委ねられた!ミシシッピの田舎町に連続する猟奇的な殺人事件。FBIの捜査官ピアス(クリスティーナ・クリーブ)も捜査をはじめるが、そこに事件の真相を知る男ウッドリー(ドルフ・ラングレン)が現れる。彼の職業はゾンビ・ハンター!殺人事件は解き放たれた古代の悪霊の仕業で、人から人へと憑依しながら破壊と死を撒き散らし町を滅ぼしてしまうと言う。町が生き残る唯一の希望は、ボロボロのロングコートを着た酒飲みの大男、ゾンビ・ハンター=ウッドリー。この大男は数十年前に同じ悪霊と戦ったことがあるのだ。憑依された人間を殺せば次の瞬間、殺した人間に憑依する悪霊。この恐るべき事態を食い止められるのは、かつてこの悪霊と対峙したことのあるゾンビ・ハンターだけ!人類の運命はゾンビ・ハンターに委ねられた!
スコットランド高地に入山した5人の登山者。登山2日目、メンバーの1人が地面から突き出た換気パイプを見つけ、そこから人の叫び声を聞く。5人が地面を掘り返すと、地面に埋められた箱の中から怯える1人の少女が・・・誘拐されたセルビアの少女だった。そしてその子を保護した5人に、次々と殺人の魔の手が忍び寄る・・・。
1887年、アメリカ・コロラド州。新婚のジェイクとサラなどが乗るデンバー行きの駅馬車に、骨折した馬を死なせたガンマンのカルフーンが乗車してきた。駅馬車は馬を交代させるため、パイン・フラッツに寄ることになっていた。その頃、近隣の町ラシターに住むブラック・ディアーが“血の月の下で人殺しになる”と伝えられるナバホ族戦士スキンウォーカーの夢を見たと、保安官のウェイドに告げていた。間もなくして駅馬車はパイン・フラッツに到着。そこで一行は酒場の主の無残な死体を発見し埋葬するが、そこに銀行強盗を繰り返すノートン兄弟が現れて一行を酒場に拉致してしまう。やがて訪れる夜の闇。それはスキンウォーカーによる殺戮の闇の始まりでもあった。
幼い頃、竜巻の被害で両親を亡くしたエイプリルは以来、竜巻の研究に没頭。気象学者として“竜巻女”と揶揄されながらも活躍していた。しかし仕事を優先しすぎた結果、一人娘ダナとの間にできた深い溝に頭を悩ませていた。そんなある日、現在は保安官となった弟ショーンと数十年ぶりに再会を果たしたエイプリルとダナ。しかしシアトルに到着するや、激しい雷雨と暴風が街を襲い、各地で竜巻が発生。回転する積乱雲“スーパーセル”の巨大化により、甚大な被害の想定に警告を発するべく、エイプリルとショーンは調査に繰り出すのだが、その時、ダナが行方不明になったとの連絡が入る。
男子高校生のジョーディは、世界中の田舎町で性教育をする教育者の母と、ヨガ講師の母のもとに生まれた、同性カップルの1人息子。両親の仕事の関係上、引っ越しが多く、新しい街に越してきたばかりだ。そんな彼は、2階の自室の窓越しから見える隣家の少女に恋をした。ある朝、朝食に足りないアボカドを近所でもらってきてと頼まれ隣家へ。だがそこで、ジョーディがいつも窓から見ていた娘マックスは、嚢胞性線維症で1年前に亡くなったことを知る。混乱するジョーディだったが、翌朝、彼のもとに、“放課後、家に来て”と書かれた手紙が届く。隣家を訪ねると、「私が見える人がいるなんて!」と、マックスに歓迎されるジョーディ。驚きつつも明るく楽しい幽霊の少女と仲よくなった彼は、彼女が生前やり残したことを一緒に体験していくのだが…。
突然、妹のマンディを亡くした犯罪系ポッドキャスターのイーサンが、その真相を探っていると殺人配信サイト”MURDERSHOW(殺人ショー)“に辿り着く。そこでは最高落札者が被害者の殺害方法を選ぶという残酷なゲームが行われていて…真相に迫るほど、周囲に不可解な出来事が起こり始め、ついにはイーサンや友人たちにも魔の手が忍び寄る。果たして、彼らは生き残ることができるのか―?
18世紀初頭のカルパチア山脈、ポーランド軍侵攻と貴族による圧政により生活の場を山へと追いやられたフツル族のオレクサ・ドヴブシュはポーランド軍の徴修兵となり活躍するもその武勲を奪われ追放され、生死を彷徨うこととなる。だが、なんとか生き残ったオレクサは貴族からの金品強奪を生業とした山賊になっていた弟イヴァンと再会、オレクサも山賊になる。何度も生死に関わる危機を脱し、貴族から奪った富を民に分配したことでいつしか英雄としてオレクサの名は国中に知れ渡ることに。それを見かねたポーランド軍はドヴブシュ兄弟討伐の精鋭部隊を送り込むことを決定。あくまで金目当てのイヴァンは旅立ち、オレクサと残った仲間たちは自分達の土地を守り、平和を取り戻すために迎え撃つことを決意する。圧倒的な兵力を持つポーランド軍に対し、果たしてオレクサは勝利を手に入れることが出来るのか!?ウクライナ映画史上、最大規模の予算とスケールで伝説の英雄の生涯を描いたアクション・エンタテインメント大作!
フランクが目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。死んだはずの自分がなぜ生きているのか戸惑っているフランクの前にメリッサが現れる。彼女はかつて敵側でフランクを騙した人間のはずだった。しかし、今はフランクに魅かれ“アルファブリード計画”を潰すことに協力したいと言い出す。自分が死ねばすべてが終わると考えていたフランクだったが、メリッサに説得され再び動き出すことを決心する。真の敵”ワグナー”の情報を求め、バンコーペン医師と接触したフランク。しかし、フランクと会った直後にバンコーペン医師は暗殺されてしまう。自分と関係した人間が次々と殺されていくことに悩みながらもすべてを清算するため、フランクは最後の戦いに赴く。
モーリーはエージェンシー会社にフリーランス契約でコンテンツ・クリエイターとして働く独身女性。ある日、独身者のためのガイドブックとしてSNSサイトを作る仕事が舞い込んでくる。サイト作成のため、シングル用の料理教室に行くと、偶然、隣の住人ジャクソンと一緒に。モーリーが回していた動画に、教室でのジャクソンの失敗の様子が上がりバズったことから、ジャクソンに改めて出演を依頼。彼は5年もの間、彼女がいないことから、モーリーがジャクソンに恋人を作る方法を教え、逆にジャクソンがモーリーに自立した生活の送り方を教えるということで、一緒にシングルライフを充実させる提案をSNSにアップ。2人は何かと行動を共にすることになるのだが…。
1年前のある出来事によって心を病んでしまったステイシー。回復に向かっていた彼女は、新しい恋人マットに夢中になっていた。ある日、親友のジェスとエマを家に呼んで楽しく過ごしていたステイシーだったが、エマが本に挟まっていたメモを見つけたことがきっかけで、再び精神が不安定になる。回復に向かっていたと思われていたステイシーには、誰にも言えない秘密があったのだ。それは、死者と思われる2人の金髪少女が出てくる夢を何度も見ることで、眠れない日々を過ごしていたことだった。ある時、ジェスの提案で死者の霊と交信するアプリを試すことにしたステイシー。しかしなぜかステイシーのスマホには、死者との交信アプリがすでにインストールされていて…。
モーさんと親友のベラさんは、大学で最もタフなウルス教授の試験中にカンニングをしているところを発見される。彼女が彼にもう一度チャンスを求めた後、教授は彼らを彼の家に招待する。ここでは、学生は予想外の試験に合格しなければならない。すべては楽しいゲーム、モーが自制心を失うまでは…
悪の力で天下統一を目論む、謎の集団“修羅幕”。その幕主、雲霆(うん・てい)は、村人たちに永遠の命が授かれると、<八極盒子(はっきょくごうし)>と呼ばれる箱に収められた処方箋で作ったという秘薬を飲ませるが、それは、村人たちを妖怪に変える毒薬だった。彼らの行動を怪しんだ武術の達人、張三豊(ちょう・さんぽう)と相棒の莫嫣(ばく・えん)が<八極盒子>を奪い取り、師匠の火龍真人(かりゅうしんじん)の元へ届けるが、それは偽物で、武術の精髄である≪無疆心法(むきょうしんぽう)≫が収められた本物を見つけ出すための罠だった事を知る。火龍真人が、悪の力に利用されぬよう隠し持っていた本物の<八極盒子>だが、“修羅幕”に奪われる前に封印された≪無疆心法≫を燃やしてしまわなければならない。開封するための口訣(くけつ)を知る唯一の人物・伽羅沙地(きゃらさち)を探すため、旅に出る張三豊と莫嫣、そして張三豊の恋人・青青(せいせい)だったが、雲霆率いる“修羅幕”と妖怪たちの魔の手が近づいていた。果たして≪無疆心法≫に秘められた真の力とは!?
明の時代。南の海に恐竜の住む島があるという噂が流れた。皇帝はそれを確かめるために、秘密警察を南の海に漂うその島に派遣した…。それから400年後。生物学者の周万里は、調査隊とともに「幽霊島」と呼ばれる恐竜が住むという伝説の島を発見し上陸するが、間もなく一行は連絡が途絶え行方不明に…。周万里の娘、周芳蕊は行方不明になった父を探すため、父の弟子である古代生物学者の陳良、サバイバル、医療、通信、セキュリティの各分野の専門家たちと捜索隊を結成。幽霊島に向けて出航した彼らだったが、まもなく原因不明の電磁波の影響で外部との通信が一切取れなくなってしまう。しかし、偶然にも彼らの前に突如、目的の幽霊島が。さっそく島に上陸した捜索隊は信じられない光景を目にする。色鮮やかな古代蝶の群れや、ゆっくりと歩き回る恐竜たちなど、既に絶滅したはずの古代の生物たちが次々と目の前に現れ、驚きを隠せない一行たち。さらに捜索を進めていく中で、瀕死の重傷を負った男を発見する。周万里の調査隊の一員だという男だったが、最後に「周万里は生きている・・・」と言い残して死んでしまうのだった。
国際警察機構に所属する中国人刑事シン。カンボジアの首都プノンペンにあるマフィアのアジトで潜入捜査をしていた彼はある日、突如アジトを襲ってきた武装集団にマフィア達とともに連れ去られてしまう。そこはジャングルの奥地、国際的中立地帯に造られた刑務所だった。ある日この刑務所に富裕層の客が集い、囚人たちからシンを含む数名を選び出し森の中へと連れていく。実は刑務所とは名ばかりの恐ろしい施設で、囚人たちは皆、客人がスリルを求め開催している残虐な“人間狩りゲーム”の標的として収容されていたのだった。ゲーム開始と同時に、丸腰のシンたちは派手に武装した客らから追われる身となる。次々と犠牲者が出るなか、シンは逃げることをやめ相手に立ち向かうことを決意する。一方、シンの同僚刑事たちは彼のGPSから場所を特定、刑務所へと車を走らせていた…。
中世のヨーロッパ。モンゴルとドイツが勢力を拡大させていた12世紀、新たに誕生したハールィチ・ヴォルイニ大公国。この国を大国を統治したロマン公は栄華を極めた頃に戦死、国家は分裂し国土は荒廃、またも時代は混乱の渦に。ロマン公の後を継いだ長男ダヌィーロは成長し、その類まれなる戦闘能力とカリスマ性で領土を広げていく。彼の統治でようやく平穏が戻り始めた頃、モンゴル軍が国境に迫ってくる。国全体を結束させ戦いに挑もうとするダヌィーロは弟ヴァルシコを偵察に送るが、ダヌィーロに反発する貴族階級の罠によりヴァルシコは囚われの身となり、弟と引き換えに土地を引き渡すことに。国内外で様々な陰謀が渦巻くなかでモンゴル軍との戦いが勃発。背水の陣となったダヌィーロは、ある大きな賭けにでる――。
結婚式を控えた新郎サム。彼のバチェラーパーティーとして友人たち、通称「イケてる仲間たち」が用意したのは、週末のゾンビ・サバイバルゲーム。森の中で次々と襲ってくる元軍人たち演じるゾンビをペイントボールで倒していくというこのスリリングなゲームに参加するのは、臆病者のサム、楽天家マイルズ、親ばかのトビー、変わり者エリック、薬漬けのチーズ、サムを慕うアル、サムの妹の彼で皮肉屋のブランドン、そしてサムの義父となる元軍人のジェラルド。ジェラルドに嫌われているサムはいいところをみせようと奮闘するが、まったくうまくいかない。それどころかゲーム中にゾンビ役を誤って殺めてしまう!死体を隠すことにした彼らだったが悲惨な事故は相次いで…。果たして彼らはこの“ゲーム”で、生き残ることは出来るのか!?
2021年。侵略者が地球に襲来、世界の大都市が破滅の危機に陥る。2022年、地球防衛軍USDFを発足し、侵略者は少数を残し撤退した。各地にそして2031年――。ついに侵略者“Heavy”がいる地区はあとひとつとなった。それは、もっとも危険と言われている“第37戦線”。USDF軍の精鋭部隊が最後の侵略者との戦いに出る。
貧しい漁村で育ったレナは、会計士になる夢を叶えるため、両親の反対を押し切ってマニラの大学に進学する。奨学金を得たものの生活は厳しく、アルバイトと勉強を両立する多忙な日々を送っていた。地元の恋人アーサーは、そんなレナを支える為、幾つもの仕事を掛け持ちし、彼女に生活費を仕送りした。アーサーのサポートもあり、4年後、レナは無事に大学を卒業する。帰省したレナを歓迎するパーティーの最中、アーサーはレナにプロポーズする。しかし、レナは泣きながらその場を立ち去り、アーサーに別れを告げる。レナにはマニラに新しい恋人ができていた。嫉妬と怒りに駆られたアーサーは、ある恐ろしい行動に出るー。
1974年、フランコ政権末期のスペイン。バルセロナを追われた料理人フェルナンドとアルベルトの兄弟は、友人フランソワの伝手でサルバドール・ダリの住んでいる海辺の街カダケスに辿り着く。彼らを迎えたのは魅力的な海洋生物学者のロラ、そしてその父―ダリを崇拝する、レストラン「シュルレアル」のオーナーであるジュールズだった。「いつかダリに当店でディナーを」をスローガンに、ありとあらゆる無謀な試みに奔走しながら、情熱を謳い続けるジュールズ。やがてそのカオスはフェルナンドの料理に新たな風をもたらし、世界規模の革命的シェフの誕生を呼ぶことになる。
裕福なオカルト愛好家のテッド・フーパーの1人息子、ケヴィンのナイトシッターを託されたアンバー。一緒にテッドの恋人、シャーロットの息子ロニーも世話することになるが、アンバーの正体は泥棒だった。テッドが留守のうちにお宝を盗もうと考え、仲間も家に乗り込んでくる。一方、ケヴィンは1年前に母を亡くしてから引きこもりになり、怪しい絵を描いたりオカルトチックなことに興味を持っていた。そんな彼はかくれんぼと称して、「絶対に入るな」と言われていた父親の部屋にロニーと入り、知らぬ間に“3人の母”と呼ばれる魔女たちを召喚してしまう。そうとは知らぬアンバーたちは仲間と盗みを働き始めるが、同じ頃、ケヴィンらは魔女たちの恐怖にさらされていた。
航空会社を経営する実業家のフォスターは、環境破壊で汚染された大気に関して、日夜熱心に研究を続ける博士。ある日、大気中のメタン濃度が3倍となった今でも有効な手立てがない事象に対し、1億ドルを提供して有人宇宙船“ガリレオ”を打ち上げ、その答えを持ち帰ろうとしていた。しかし機体からの連絡が突如途絶えてしまう。同じ頃、軍事衛星が次々と落下し、世界基地で被害が続発。原因は、太陽の異常活動にあった。大量のCMEと呼ばれるコロナ質量が放出し、オゾン層の穴から大気圏に侵入していて…。
大学で教鞭を執り、作家でもある男はある日、謎の人物からの不思議なメッセージを受け取り始める。それは、ある時は手紙、またある時は路上の落書きのような形で男に届けられる。他人とは距離を置いていた男の好奇心をくすぐるメッセージを送る人物に、いつしか男は惹かれ、メッセージを心待ちするようになっていた。ある日ゲームを思いついた男は、謎の人物に宛てメッセージを残す。しかし、メッセージは受け取られず、落胆する男を見透かすように扉にメッセージが残されていた。そこに書かれた“S.W.”という著名が、シモーヌ・ヴェイユを指すことに気づいた男は、はやる心を抑えきれず…。
人里離れた村で暮らす姉のシャロータと妹のタマラは母親の虐待から逃げ出すことを決意したが逃げ込んだ森の中で恐ろしい事故に遭ってしまう。事故から20年、消息を絶っていたシャロータがある出来事をきっかけに村に戻るも受け入れる者はいなかった――。村が夏至祭に近づく中、彼女が過去のトラウマと対峙するほどに人々は疑念を募らせてゆくが……。
カリフォルニア州とメキシコの国境付近。麻薬の取引現場で、麻薬取締局の捜査官が殺害される事件が発生した。事件のカギを握るのは事件の目撃者とされる女性のロサ。アメリカの連邦保安局は彼女を確保するため、驚異の戦闘能力を有する巡査部長 ジョハンセンを麻薬カルテルが巣くうメキシコに単身送り込むことにする。しかし、ロサの身柄を引き受けた彼を待っていたのはなんと武装したメキシコ警察官の襲撃だった。
雇い主から依頼された殺しの仕事に失敗した3人の殺し屋と1人の妊婦は、銀行強盗を起こして逃走。しかし、砂漠の真ん中で車がエンストしてしまい、仕方なく近くの寂れた街に身を潜める。翌朝目が覚めると、銃を片手に珈琲をたしなむ異様な集団と遭遇する。そう、この街は血の気の多い無法者たちが取り仕切る危ない街だったのだ。一触即発、殺し屋と無法者たちの命をかけた銃撃戦が始まろうとしていた。
ある晴れたバレンタインの日に、彼女たちは姿を消した―― 1900年、2月14日。セイント・バレンタイン・デイ、寄宿制女子学校アップルヤード・カレッジの生徒が、二人の教師とともに岩山ハンギング・ロックに出かけた。規律正しい生活を送ることを余儀なくされる生徒たちにとってこのピクニックは束の間の息抜きとなり、生徒皆が待ち望んでいたものだった。岩山では、磁力の影響からか教師たちの時計が12時ちょうどで止まってしまう不思議な現象が起こる。マリオン、ミランダ、アーマ、イディスの4人は、岩の数値を調べると言い岩山へ登り始めるが、イディスは途中で怖くなり悲鳴を上げて逃げ帰る。その後、岩に登った3人と教師マクロウが、忽然と姿を消してしまう…。
霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士(カン・ドンウォン)は助手のインベ(イ・ドンフィ)と共に言葉巧みに依頼人を騙し、除霊と称した儀式でお金を儲けていた。ある日、ユギョン(イ・ソム)という若い女性から悪霊に取り憑いた妹(パク・ソイ)を助けて欲しいという依頼を受ける。いつものように偽の除霊を行おうとすると、妹の人間離れした動きと気配からチョン博士の持っていた鈴と七星剣が反応する。実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、過去に起きた忌まわしい出来事により素性を隠して生きていた。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返す為に悪霊と対峙するが、霊の正体は古くからいる悪鬼で人間を器(うつわ)に次々と憑依して襲い来る。いつどこで誰に憑依するか分からない恐怖のなか、やがてチョン自身にまつわる重大な秘密も明らかとなり…
ふたごの姉妹が初めて体験する、シェアできない切ない感情 中学生のユーとミー。ふたりは一卵性双生児の姉妹。生まれた時からずっと、どんなことでも一緒。隠し事ひとつなく、なんでもシェアしてきた。食べ放題のレストランだって、話題の恋愛映画だって、一人分の料金で二人分楽しんじゃう。ユーが苦手な数学の追試も、得意なミーが代わりに受けても誰も気づかない。ふたりに違いがあるとすれば、ミーの頬に小さなほくろがあることくらい。そんな絶対的信頼関係のふたりに、いつもとは何かが違う時間が流れはじめる。ハーフで色白、肩幅が広くて笑うと八重歯がのぞく素敵な男の子、同級生のマークが彼女たちの前に現れたからだ。1999年、世の中はY2K問題で世界が終わると大騒ぎしていた年。シェアすることのできない“初恋”という感情に揺れるユーとミー。二人の忘れられない夏が、まもなく終わりを告げようとしていた…。
クリスマスに沸き立つニューヨーク。“大いなる解放”という大義を掲げた元USMC(アメリカ海兵隊)の軍人コンラン(ポール・ヨハンセン)率いる最凶脱獄囚たちによる爆破事件が相次ぐ。勾留中のベテラン刑事ナイト(ブルース・ウィリス)は復職と引き換えに事件を追うが、連続テロの背景にはニューヨーク市長による汚職事件の関与が判明。人質にとられた市長を解放するため、ナイトはコンランの待つアジトへ単独で乗り込むが…
出会ってすぐ恋に落ちたアーサーとヴィダ。片時も離れることができない2人は同棲をスタートする。だが、ウェールズの労働者階級の家庭に育ち自転車配達員をしているアーサーと、裕福なユダヤ人の家庭に育ちチェロ奏者をしているヴィダは少しずつ価値観の違いを感じ始める。特にそれぞれの実家を訪ね、両親や兄弟姉妹に会った彼らは生活習慣など些細なことでギャップを抱くことに。だが互いに夢中な2人は婚約パーティーを開催。その最中、アーサーの父が心臓発作を起こして倒れてしまう。ウェールズに戻ったものの、結局父は亡くなってしまい、ヴィダの母もホテルで不倫中に突然死。互いの親を失ったアーサーとヴィダはその悲しみからさらにギクシャクしていく。
キャンプで森を訪れたヘイリーと妹のシエナ、ヘイリーの恋人ジョシュ。彼らは森の中で遠景の都市上空に巨大なUFOが浮かんでいるのを目撃する。その直後、謎の怪音波で気を失った3人が夜になって目覚めた時、何かに汚染されたかのような人間たちが襲いかかってきた。森の中を逃走する一同は、その際に謎の男リアムと出会い、彼の居住区“緑の尾根”に到達する。間もなくしてジョシュに汚染の兆候が見られ、ドラッグ中毒のシエナには再び禁断症状が現れ始める。一方、リアムとジョシュが水場へ赴くと、そこに額から血を抜かれたと思われる女性の死体があった。その後も居住区に襲いかかってくる群れ、そして、ついにジョシュが完全に汚染される時がくるのだが…。
1668年のパリ。かつて三銃士とともにその名を馳せた英雄ダルタニャンのもとに1人の若者が訪れ、決闘を挑んできた。たまたま自身の回顧録を書いていた彼は、決闘よりも役立つことを与えようと昔話を語り始める…。1625年、ガスコーニュで生まれ育ったダルタニャンは、騎士を引退して久しい父親から、古くからの友人で今は銃士隊長を務めるトレヴィル宛の手紙を託される。それは、パリへ向かわせるダルタニャンを、トレヴィルの護衛の銃士の候補として活躍させたい父親からの推薦状だった。その後、パリに赴いたダルタニャンだったが、宿で出会った美しい謎の女性に騙され、お金も手紙も盗まれる失態を犯してしまう。当然トレヴィルに己のことを信じてもらえず、さらにはひょんなことからアルス、ポルトス、アラミスの三銃士と決闘するハメになるのだが…。
ハンナとリブは親友同士。バックパッカーとして訪れたオーストラリアでお金に困り、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在してワーキング・ホリデーをすることになった。単なる接客バイトかと思いきや、彼女たちに待ち受けていた洗礼は、炭鉱で働く荒々しい男たちが店に来て起こすハラスメントや女性差別の連続だった……。楽観的なリブは店に溶け込んでいくが、潔癖なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、2人の友情は徐々に崩壊していく。嫌な上司や泥酔する男たちなど身の毛のよだつような悪夢を描くという、女性側の視線に立って作られた新しいタイプのフェミニスト・スリラー。
1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児の少年アンドレアス・エッガー(イヴァン・グスタフィク)は渓谷に住む、遠い親戚クランツシュトッカー(アンドレアス・ルスト)の農場にやってきた。しかし、農場主にとって、孤児は安価な働き手に過ぎず、虐げられた彼にとっての心の支えは老婆のアーンル(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)だけだった。彼女が亡くなると、成長したエッガー(シュテファン・ゴルスキー)を引き留めるものは何もなく、農場を出て、日雇い労働者として生計を立てる。その後、渓谷に電気と観光客をもたらすロープウェイの建設作業員になると、最愛の人マリー(ユリア・フランツ・リヒター)と出会い、山奥の木造小屋で充実した結婚生活を送り始める。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった・・・。第二次世界大戦が勃発し、エッガーも戦地に召集されたもののソ連軍の捕虜となり、何年も経ってから、ようやく谷に戻ることができた。そして、時代は過ぎ、観光客で溢れた渓谷で、人生の終焉を迎えたエッガー(アウグスト・ツィルナー)は過去の出来事がフラッシュバックし、アルプスを目の前に立ち尽くす―。