世界遺産のトルコ・カッパドキアに佇むホテル。親から膨大な資産を受け継ぎ、ホテルのオーナーとして何不自由なく暮らす元舞台俳優のアイドゥン。しかし、若く美しい妻ニハルとの関係はうまくいかず、一緒に住む妹ネジラともぎくしゃくしている。さらに家を貸していた一家からは、思わぬ恨みを買ってしまう。やがて季節は冬になり、閉ざされた彼らの心は凍てつき、ささくれだっていく。窓の外の風景が枯れていく中、鬱屈した気持ちを抑えきれない彼らの、終わりない会話が始まる。善き人であること、人を赦すこと、豊かさとは何か、人生とは?他人を愛することはできるのか―。互いの気持ちは交わらぬまま、やがてアイドゥンは「別れたい」というニハルを残し、一人でイスタンブールへ旅立つ決意をする。やがて雪は大地を真っ白に覆っていく。彼らに、新しい人生の始まりを告げるように。
バーで知り合った男女 → 意気投合 → そのままSEX → …で、私たちは友達?恋人? NYに住むアラサー男子ジェイソンは、真剣な恋人を作る気はなく、気軽にセックスが出来る女子と中途半端な付き合いしかしない主義。同僚のダニエルも、バーやクラブで知り合った女子と一夜限りの関係を貫く。しかし、彼らの親友マイキーが妻の浮気が原因で離婚することになり、落ち込む彼のために「彼女を作らず独身でいよう!」とシングル同盟を結成した矢先――ジェイソンはバーで出会ったエリーと意気投合。いつも通りの軽い関係のつもりが、魅力的なエリーにどんどん惹かれていってしまう。ダニエルもまた、女友達のチェルシーと一線を越えた関係に。さらにはマイキーも元妻への思いを断ち切れず彼女を取り戻そうと必死。それぞれが本気の恋に陥りそうな中、シングル同盟を結成した以上、「つき合っていない」というスタンスを主張し、男の友情を貫こうとする3人。しかし、曖昧な関係を続けていくのにも限界が見え始め、お互いに嘘に嘘を重ねていくうちに、肝心の恋愛はおかしな方向へと進んでいく――。
虐殺で兄が殺害された後、その弟として誕生した青年アディ。彼の母は、加害者たちが今も権力者として同じ村に暮らしているため、アディに多くを語らずにいた。アディはジョシュア・オッペンハイマー監督が撮影した、加害者たちへのインタビュー映像を目にし、彼らが兄を殺した様子を誇らしげに語るさまに、強い衝撃を受ける。「殺された兄や、今も怯えながら暮らす母のため、彼らに罪を認めさせたい―――」アディは監督に、自ら加害者のもとを訪れることを提案。しかし、今も権力者である加害者たちに、被害者家族が正面から対峙することはあまりに危険だ。眼鏡技師として働くアディは、加害者たちに「無料の視力検査」を行いながら、徐々にその罪に迫ってゆく。
911緊急コールセンターのベテラン・オペレーター、パメラ。ある日、彼女は「10分後に5番通りで交通事故が起きる」という匿名の通報を受ける。不審に思いながらも元夫の警官ジェレミーを急行させるが、通報通りに事故が発生!さらに謎の通報者はパメラに衝撃の事実を告げる。「お前たちの娘は預かった。娘の命が惜しければ、私の指示に従え…」果たして犯人の目的とは!?ジェレミーとパメラは娘の命を救えるのか!?
独裁政治の爪痕が未だ残る1980年のスペイン。湿地帯の小さな町で少女2人が行方不明となり、やがて死体で発見される。事件の捜査を担当するのは、若手刑事ペドロとベテランのフアン。ほどなく二人は、過去にも同様の少女失踪事件が起こっていることを突き止めるが、小さな町にはびこる幾多の悪意が刑事たちの行く手を阻む。そんな中、また一人少女が姿を消す。2人は少女の命を救い、事件の全貌を暴くことができるのか?
頑固なおばあちゃんモンジュン(グァ・アーレイ)は、プロのバンドを目指す孫チェンチン(ルハン)と大学教授の息子にはとことん甘いが、ほかの家族から疎まれるほど口うるさい。そのストレスで息子の嫁が入院してしまうと、家族会議で老人ホームへ入れられる話が持ち上がる…。ショックを受けひとり街で佇むモンジュンは、偶然目にした写真館に惹きつけられる。「一番綺麗だった頃を思い出して」と写真を撮られると、そこにはなんと20歳の麗しき姿をした自分がいた。最初は戸惑いを隠せないモンジュンだったが、もう一度青春を取り戻すことを決意。名前をテレサ(ヤン・ズーシャン)と変え、かつて叶えられなかった夢を実現するため新たな生活を始めることにする。ある日、なじみの老人カフェでカラオケを熱唱することに。その歌声は偶然居合わせた音楽プロデューサーのズーミン(チェン・ボーリン)や孫のチェンチンたちの心を魅了してしまう。そして、チェンチンの“前進(チェンチン)バンド”に誘われたテレサはボーカルとして参加、ズーミンのプロデュースでデビューを目指すことになる。歌手になる夢に近づくテレサは、だんだんとズーミンに惹かれていく。しかしチェンチンもまた、テレサのことをおばあちゃんだと知らずに特別な感情を抱き始める。微妙な三角関係の中、ついにデビューが決まった“前進バンド”。しかし、テレサの満ち足りた日々は長くは続かなかった――
精神科医のヘクターは、美人でしっかり者の恋人クララと一緒に、ロンドンで何一つ不自由のない生活を送っていた。しかし、毎日患者たちの不幸話を聞き続けていくうちに、自分自身の人生も価値の無い物のように思えてきてしまう。「幸せって、なんだろう…?どこにあるんだろう?」ヘクターは答えを求めて、旅に出ることを決意する。イギリスを旅立ち、中国からチベット、アフリカ、そしてアメリカへ。行く先々でとんでもないハプニングに巻き込まれながらも、彼は各地で出会った幸せのヒントを手帳に書き記してゆく。はたして旅の終わりにヘクターは愛と幸せを見つけ出すことができるのだろうか―?
1983年、オランダ・アムステルダム。大ビール企業「ハイネケン」の会長が何者かに誘拐された。世界屈指の大富豪の誘拐は世間を驚かせ、警察も巨大組織による犯行を疑う。しかし誘拐したのは、犯罪経験のない幼なじみの5人の若者だった。大胆不敵な計画を実行し、史上最高額(当時)の身代金を要求する犯人グループ。すべてはうまくいくはずだった。ところが、人質であるハイネケンの傲慢な言動に、5人は翻弄され、歯車が狂いだしてゆく・・・。駆け引き、誤算、落とし穴。誘拐された大富豪と、誘拐した若者たち。追い詰め、追い詰められる男たちが支払う“誘拐の代償”とは―!?
経済破綻し、住人たちがほとんどいなくなった、とあるゴーストタウン。この街に住む少年ボーンズは、廃墟だらけの街でクズ鉄集めをしながら暮らしていたが、日々生活は厳しくなるばかりだった。そんな中、彼は近所に住むミステリアスな少女から謎めいた噂話を聞く。この街が衰退した原因は、貯水池を造るために街の一部を水の中に沈めた時、一緒に「あるもの」を湖底に沈めてしまったからだという。そのせいで、ここには呪いがかけられてしまったのだ、と――。真偽を確かめるため湖底の街“ロスト・リバー”を探索するボーンズだったが、そのせいで、思いもよらぬ危険に巻き込まれてしまう…。
小さな街で額縁屋を営むリチャードは、ある夜、妻と睡眠中の自宅に何者かが侵入していることに気づく。護身用の銃を手に、ゆっくり侵入者の方へ近づくと、リチャードは突然の物音に危険を感じ、思わず引き金を引く。弾は侵入者に命中したが、明かりをつけると、額を打ち抜かれた強盗犯の死体があった。正当防衛で罪には問われなかったが、人を殺したことにショックを受けるリチャードは、強盗犯の葬儀でその父親に出会う。元軍人の父親ベンは、息子を殺したリチャードを憎み、彼を脅迫し始める。リチャードは、自分の息子を狙い始めたベンに大きな恐怖を感じていたが、ある事件をきっかけに、自分とベンがもっと大きな組織の陰謀に巻き込まれていることに気づくのだった…。
一人息子を亡くしたアニーとポールは、新しい生活を始めるため田舎町の一軒家に移り住んだ。ある時、アニーが一人で家にいると、地下室から物音が聞こえ、人の気配が。亡くなった息子の霊だと信じたアニーは、友人の霊媒師メイと夫のジェイコブを自宅に招き、降霊を依頼。メイは危険だと判断して断るが、ジェイコブはメイがいない間に一人で降霊を始めてしまう。そして降霊はすぐに成功。しかし、ジェイコブに乗り移ったのはアニーの息子ではない邪悪な何かだった…。その時、なぜか大勢の町の住人も、アニーたちを殺そうと家に押しかけてくる。状況を理解できぬまま、豹変したジェイコブと町の人々から逃げ回るアニーとポール。すると突然、怯える2人の目の前で、男の一人が家の壁に吸い込まれてしまう!「グゴッ!グゲゲゲェェ!!」すると堰を切ったように、家中のいたるところから、次々と悲鳴と謎の轟音が鳴り響きはじめるのだった…。
信じていた友に裏切られ、借金の取り立て屋に追われる毎日に生きる希望を失っていたジヨン(イム・スジョン)。そんな彼女の前に若くて有能な秘書ソンヨル(ユ・ヨンソク)が現れ、彼女の人生を変える提案をする。その提案とは、天文学的な財産を所有するマカオのカジノグループの会長(イ・ギョンヨン)に取り入り、彼の全財産を相続するということ。ただ、成功した場合、財産の半分をソンヨルに与えるという条件で。この危険な提案に戸惑ってはいたが、魅力的なソンヨルに強く惹かれたジヨンは、会長の豪華なヨットに乗り込むことを決意する。3人の間に漂う微妙な緊張と疑いの中で順当に進められた計画は、会長の突然の死によって急展開をみせる……。ゲームはまだ終わっていない。完璧な結末に向けて、本当の取引が始まろうとしていた。
アリスとデイヴィッドは、同棲中の仲の良いカップル。しかし、アリスは悩んでいた――ビジネスで失敗したストレスからデイヴィッドがED(勃起不全)になってしまったこと。あらゆる手段を使って解決しようとするものの上手くいかず、ケンカが増える2人。ある日、アリスは好奇心からスワッピングサイトに登録し、デイヴィッドと共に相手カップルに会いに行く。あまりの緊張と衝撃から行為には及べなかったものの、興奮した2人はセックスに成功。アブノーマルなセックスに興味が増すアリス――とは反対に他人とセックスすることを拒絶するデイヴィッド。意見が食い違う2人の関係は、デイヴィッドの元妻や幼い娘の登場でさらに悪化していく。行き場を無くしたアリスは、ついには秘密のセックスクラブに足を踏み入れる――
ヴァンサン(レダ・カテブ)は射撃のチャンピオン。愛する妻デルフィーヌ(リュディヴィーヌ・サニエ)と子供に囲まれ、新居を郊外に建築するなど幸せな日々を過ごしていた。ある日、ヴァンサンの唯一の肉親である父親アルマン(チェッキー・カリョ)が病気で倒れ引き取ることになる。父親の心は荒んでおり、金銭トラブルも抱えていた。そんな父親との生活に慣れないデルフィーヌは、次第にヴァンサンを責めるようになり、ヴァンサンは、問題を起こす父を病院に預けようかと悩んでいた。しかし、これらの問題を解決するには多額のお金が必要だった。そんな時に、ヴァンサンの射撃の腕を見込んだ男、ルノー(ヨハン・ヘルデンベルグ)から相談が持ちかけられる。それは、多額の報酬と引き換えの暗殺依頼の仕事であった―。
世界で初めてES細胞作製に成功したというイ博士の発表に沸き立つ韓国。テレビ局のプロデューサー・ユンは匿名の情報提供者から、博士の研究成果は捏造されたものだと告発の電話を受ける。電話の主はイ博士と研究していた若手研究者シム。彼の証言を信じたユンは取材を開始する。しかし、イ博士への批判は国益に反するとする世論やマスコミ、さらには政府からの激しい圧力・抗議が彼らの前に立ちはだかるのだった……。
9年前に夫を亡くし、女手ひとつでふたりの娘たちを育ててきた母親ヒョンスク(キム・ヒエ)。いつもクールで家族にも愛想のない長女マンジ(コ・アソン)。そんな母と姉にいつも優しく接し、家族の中でいちばん明るく気立てのいい末っ子の中学生チョンジ(キム・ヒャンギ)。その誰よりも純粋で優しかった妹が、ある日突然自殺した…。家族に何の言葉も遺さず逝ってしまった妹の死の真相をどうしても知りたい姉のマンジは、学校での様子や友人との交友関係など生前のチョンジの行動を追いかけるようになる。彼女がいじめを受けていたこと、家族には知らされていなかった話など、マンジの死に隠された真実が次々と明らかになっていく。彼女は家族に心配をかけたくないがために自分の本心を隠し、ずっと嘘をついていたのだった。何の言葉もなくこの世を去った妹は、どうして家族にまで嘘をついていたのか?その理由は彼女いつも持ち歩いていた赤い毛糸玉の中に残されたメッセージに記されていた――
ブリュノ、20歳。ソニア、18歳。ソニアはふたりの子供・ジミーを出産したばかり。小さな盗みをしては盗品を売った金でその日暮しをしているブリュノに「真面目に働いて欲しい」とソニアは頼むが、ブリュノは相手にしない。ふたりは職業斡旋所に行くが、ブリュノは長蛇の列を見て辟易してしまう。列にはソニアが残り、ブリュノはジミーを連れて散歩をする。ふと、昨晩、取引をした女の言葉を思い出して電話するブリュノ。「いくらで子供を買う?」――ブリュノはソニアに黙って、子供を売った。彼はまだ何も知らなかった。涙も、働く汗も、本当の愛も、命の重ささえも。ショックを受け、倒れるソニア。ブリュノは自分の犯してしまった過ちに気づくのだが……。
ソマリア海域。海洋調査船が石油のパイプラインの故障を発見し、4人の潜水チームがダイビング・ベルに乗り込み作業をすることになった。水深200m地点で順調にパイプ修理を行っていたが、急な嵐により母船との連絡が途絶えてしまう。4人は母船の助けを待ちながら、ベルの周りを確認すると、そこには母船に乗っていた作業員達の死体が浮かんでいた。――母船は嵐により沈没し、完全に孤立してしまった4人。頼みの綱がいなくなり、酸素の残り時間も迫るなか、果たして彼らは生き延びることができるのか?
ファンク・ロック・バンド“スライ&ザ・ファミリー・ストーン”率いるミュージシャン、スライ・ストーン。バンドは60年代後半に登場するや瞬く間に音楽界最大級のビッグネームに君臨するも、75年に突如解散。その後スライは長年消息不明状態であった。そんな彼を20年間以上追いかけ、執念の取材を続けたオランダ人ドキュメンタリスト、ウィレム・アルケマ。生い立ちから、華々しい成功と挫折、友情と裏切り、爭い、そして2015年の勝訴に至るまで。これまでベールに包まれていたスライの波乱の半生が今、ここに明かされるー。
朝鮮戦争時の興南撤収作戦による混乱の中、父親そして妹のマクスンと離ればなれになってしまったドクス。母親と幼い弟妹と共に避難民として、釜山の国際市場で叔母が経営している小さな露店「コップンの店」に身を寄せることになる。やがてたくましく成長したドクスは、父親の代わりに家計を支えるため、西ドイツの炭鉱への出稼ぎやベトナム戦争で民間技術者として従事するなど体を張って働き、幾度となく生死の瀬戸際に立たされる。しかし彼は家族のために、いつも必死に笑顔で激動の時代を生き抜いてきた。「今からお前が家長だ。家族を守ってくれ。いつか国際市場で逢おう」それが最後に交わした父との約束。泣きたくなっても、絶対にひとりでは泣かないで。いつも側には、家族がいるから――
14歳のディアーヌは、幼い弟の面倒を見ながら、仲の良い父親クリスチャンと3人暮らし。セックスに興味はあるものの、なんとなくつき合っている同級生の彼氏とは上手くいかず、平凡な日々に退屈するディアーヌ。ある日、ディアーヌの家の隣りにイギリスから一家が引っ越してくる。自分より少し年上のジュリアのミステリアスな魅力に惹きつけられるディアーヌ。2人は急速に親しくなり、毎夜パーティーなどの遊びに繰り出すようになる。臆病なディアーヌとは対照的に、自由奔放で男たちを弄んでは楽しむジュリア。大好きな家族がいる一方で、早く子どもという枠から抜け出したいディアーヌは、ジュリアと共に刺激を求めて男たちを誘惑し始めるが――
錚々たるアーティストを数多く輩出した伝説のフォーク喫茶“セシボン”。1970年代、最もホットな場所であったそのセシボンで「魔性の美声」と言われたユン・ヒョンジュと「生まれながらの音楽の天才」ソン・チャンシクが生涯のライバルとして初めて出会った。セシボンのオーナーは彼らを歌手デビューさせるために、ふたりの才能を繋ぐことができる人物をもうひとり加えたトリオのチーム構成を提案。自称セシボンの専属プロデューサーであるイ・ジャンヒは、偶然出くわした「通りすがりの素人」オ・グンテの重低音ボイスを聞いて、彼がトリオに入るべき逸材であることを直感する。ギターのコードさえまともに知らない田舎者のオ・グンテだったが、ジャンヒの説得でトリオ“セシボン”のメンバーとしてしぶしぶ合流することに。しかし、その頃の男であれば誰もが憧れていた「セシボンのミューズ」ミン・ジャヨンに出会うやいなや、一目で恋に落ちてしまったグンテは、彼女のために歌を歌うことを決意するのだった。
名誉ある大統領賞を授与され、昇進を控える捜査一課課長チェ。祝宴の帰りに乗ったタクシーの運転手が突如ナイフを手に襲い掛かってくると、誤って殺害してしまう。昇進に響くことを恐れ、チェは証拠を隠滅しその場を去った。翌朝、工事現場のクレーンに吊るされた死体のショッキングな映像がテレビを賑わす。事件を担当することになったチェだが、その死体が自ら殺した運転手であることを知り愕然とする。さらに不可解な出来事が次々と起こり、チェは底知れぬ罠に巻き込まれていることに気がつく……
元フランス軍特殊部隊の最強兵士にして人質奪還のプロ、ディーコン。長年闇社会で生きてきた彼だが、最愛の姪が余命幾ばくもないことを知り、自らの臓器を移植するためにフィリピンを訪れる。しかし到着早々、謎の犯罪組織の罠に嵌まり、移植するはずの腎臓を切り抜かれてしまう。満身創痍ながら怒りに震えるディーコンは早速組織の追跡を開始。しかし激しい戦いの最中、彼は大きな陰謀に巻き込まれていくのだった…。
香港マフィアのカイはあるトラブルからボスを殺害し、アフリカ某国へと逃亡する。それから十数年後、小さな中華料理店で働いていたカイは、豚肉の仕入れの為に訪れた村でエボラ出血熱に感染してしまう。しかし、特殊な免疫を持っていたカイは復活。不仲だった店主の妻、そして店主とその友人を殺害し、店主の金を奪い香港へと舞い戻る。そこで女遊びと豪遊の日々を送るカイだったが、やがて体内のエボラ菌を武器に恐るべき凶行に出る――。
名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。
ドンヘ(SUPER JUNIOR)、スンヒョン(FTISLAND)ら韓国人気アイドルたちのスクリーンデビューとなった記念碑的作品。いじめ、兵役、就職…キラキラばかりではない青春の痛み、残酷さ、滑稽さ、甘酸っぱさをアイドルたちが等身大で演じた青春オムニバス映画。当時20代の韓国気鋭の若手監督4人と眩しいアイドルたちとの化学反応も見逃せない!
英国サッチャー政権下、境遇の違う人々をつないだ深い友情と感動の物語。不況と闘うウェールズの炭坑労働者に手を差しのべたのは、ロンドンのきらびやかなLGSMの若者たちだった!すべては、ロンドンに住む一人の青年のシンプルなアイデアから始まった。炭坑労働者たちのストライキに心を動かされ、彼らとその家族を支援するために、仲間たちと募金活動を始めたのだ。しかし、彼らが実はゲイの活動家(LGSM)だと知ると、寄付の申し出はことごとく断られてしまう。そこへ、勘違いから、唯一受け入れてくれる炭坑が現れる!彼らは、ミニバスに乗ってウェールズ奥地の炭坑町へと向かうが…。
マン島TTの伝説のライダー、ジョイ・ダンロップ。兄ジョイに憧れてライダーになり、レース中の事故による再起不能からよみがえったヒーロー、ロバート・ダンロップ。そしてロバートの2人の息子、ウィリアムとマイケル。北アイルランドで生まれ育った2世代に渡る2つの兄弟は、愛すべきロードレースにすべてを捧げ、宿命の道を突き進んでいく。想像を超えるロードレースの世界で生きる彼らのドラマチックな人生を追った、栄光と悲劇の物語である。
今なお音楽界に影響を色濃く残すミュージシャン、ジョニー・サンダース。91年に悲劇的な死を迎えるまでの、彼の破天荒な生涯を追った初の映像作品がこの『Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』。本作を手掛けたのはザ・クラッシュのドキュメンタリー『ザ・ライズ &フォールズ・オブ・クラッシュ』を手掛けたスペイン人監督ダニー・ガルシア。バンドメンバーのジェリー・ノーラン、シルヴェイン・シルヴェイン、ウォルター・ルー、プロデューサーのマルコム・マクラーレンら周囲の人々のインタビューほか、これまで未発表だったニューヨーク・ドールズ、ハートブレイカーズをはじめとする彼の軌跡が映し出された貴重な映像の数々で構成された唯一無二のドキュメンタリー。
夫と義理の兄と共に人里離れた自然公園へ狩りに訪れたウィトは、大自然を満喫していた。しかしテントで一夜を明かし翌朝目を覚ますと、テントや荷物は消え失せ、なぜか額には×印が。不可解な状況にパニックに陥った3人は来た道を戻ろうとするが、道中マスクを被った謎のハンターたちが彼らに襲いかかる。不条理にも彼らの“人間狩り”のターゲットとなり、一人残されたウィトは決死の反撃を試みるのだが…
北米大陸一のコカイン密売人として君臨するサニー”サンダウン”ガルシア。サンダウンに復讐心を燃やす謎の男、ジョン・ドゥは、自身が強いられた苦しみをサンダウンにも味わわせるため、6人の刺客に、サンダウンから6つのものを順に奪っていくよう依頼する―― 自由、財産、名声、忠誠心、愛する人、そして最後に命。サンダウンが築き上げてきた王国はたちどころに崩壊していくが、事態が進むにつれ刺客たちは自分たちがさらに大きな罠に嵌ってしまっているのではと感じ始める。サンダウンとは本当は何者なのか?そして、果たしてジョン・ドゥの真の目的とは?
UFOで飛来したロボットによって地球が支配された近未来。人類は首元に発信装置を埋め込まれ、ロボットにより一歩も外に出れない規制された生活を強いられていた。ある町に住む少年・ショーンは、町を出たまま帰って来ない父親との再会を胸に、なんとかここから脱出することを考える。ある日、偶然出来上がった装置により、埋め込まれた発信装置をショートさせることに成功。彼は友達と規制をかいくぐり、父親に会う為町を飛びだすが、ロボットによる追っ手が迫ってきていた・・・!
全米ネートワックANCの人気キャスターと撮影クルーが乗るナイロビ行き86便が、離陸直前にソマリア海賊にハイジャックされた。ANCは海賊のアメリカ貨物船襲撃事件で、16歳の少年マテオ・ワリ・ムセの逮捕を報じていた。ハイジャック犯のリーダー格アトラスはANCでの独占放送を要求し、なぜか人質一人一人にある質問を始める。果たして犯人の真の目的は?人質たちの必死の抵抗が始まるが、彼らは無事に解放されるのか?
舞台は欧州一のビジネススクール。そこで女の子にモテるのは、常にポロシャツを着た“クラブ・メンバー”たちだった。草食系で経験が少ないダン、男を避けるレズビアンのケリー、恋に悩むイケメンのルイ、恋愛に不器用な3人は経済学に基づく“ある理論”を実行し、モテない男子学生と女の子とのマッチングを次々と成功させる。その過激なビジネスは学校内の性市場を激変させるが、3人の心は満たされず……。
ヒトラー最強兵団、解禁。第二次世界大戦末期。ドイツ軍の偵察に派遣された米兵のアダムスたちは、敵の奇襲により負傷し、逃げ場を失っていた。深い森を抜けた彼らは廃墟を見つけ、治療のため中へと足を踏み入れる。不気味な雰囲気を持つその廃墟には、人がいた形跡はあるが、物が散乱し、血まみれのベッドが無数置かれていた。すると突然、何者かが彼らに襲いかかり、兵士たちは次々と無残な死体に変わってゆく。実はこの廃墟は、ヒトラーが設置した極秘の人体実験施設で、形勢逆転を狙うナチスの最終兵器として、世にも恐ろしい「ゾンビ兵団」が開発されていたのだ・・・。
元諜報局員でUFO研究者のロバートの元に、ある青年から取材依頼が舞い込む。彼の名はジェイデン。自らを別の惑星から地球を監視するためにやってきた宇宙人だと言うのだ。早速ジェイデンの元に向かったロバートは取材を開始するが、彼の口からさらに衝撃的な事実が告げられる。それは秘密裏に地球の支配を進めていた凶悪な宇宙人・ドラコニアンが、5日後に人類への総攻撃を開始するというものだった…
やりたい事もなりたい夢もないギアン高校の“パシリ” ウ・ギミョン。そんな彼の唯一の理解者はクラスメイトのウンジンだけ。そんな彼が偶然にも伝説のファッション王ナムジョンと出会うことで初めてファッションの魅力に目覚めていく。高校のマドンナ、ヘジンをはじめ、次第に皆に注目されることになるギミョン。しかし、すべてが完ぺきな高校のプリンス、ウォノは存在感を広めていくギミョンを気に障るようになるのだが…。
父・母・息子の3人が暮らす上流家庭。家族としての関係は冷え切っていた。ある日、近くに住む女との不貞に気づき、嫉妬に狂った妻は、夫の性器を切り取ろうとする。しかし、あえなく失敗し、矛先を息子へと向ける。凶行に出た後、妻は家を出ていき、夫と息子はとり残される。性器を切り取られてしまった息子は、絶頂に達することができずに生きていくのか。なくしたことで虐められ、生きる自身をもなくした息子。罪悪感に苛まれる中、父は絶頂に達することができる”ある方法”を発見する。それを息子に教えることで、再び父子の関係を築いていく。だが、そこに家を出ていた妻が戻り、家族はさらなる破滅への道をたどり始めるー。
人妻と独身の男。ふたりは愛し合い、喧嘩し、一匹の犬が町と田舎を彷徨う。言葉をめぐり季節は過ぎ去り、男と女は再び出逢う。前夫が全てを台無しにし、第二のフィルムが始まる。
借金返済でギリギリまで追い込まれたジョンは、友達のベン、ティム、そして何も知らな真面目なマイケルまでまきこんでマフィアたちの100万ポンドと指輪を奪う・・・。
カリフォリニアのリゾート地・マリブ。とあるテラスハウスへ、リゾート宿泊券に当選した見ず知らずの男女6人がやってくる。ハウスのルールはたった1つだけ。6人で協力してハウスをシェアし、1人でも抜けたらハウスが解散となること。早速、馬鹿騒ぎを始める彼らだったが、コンピューターオタクのチャールズだけは意中の女の子にも相手をされず惨めな気分。そんな中、彼はハウスの管理人・モーリーンに…
“検挙率100%、未解決事件ゼロ”を誇る専門プロファイラ-、イ・ホテ。今回の容疑者は世界的に有名な美術品を盗んだ伝説のカリスマ泥棒ユン・ジンスク。ホテは偶然、ひき逃げ車両の持ち主を探す途中にジンスクの所在を知り、彼女の家を尋ねるが何とジンスクは他でもない、10年前に別れたホテの初恋の彼女だったのだ。“イ・スクチャ”という名で記憶している、甘いキスだけを残して去ってしまった初恋の彼女。
愛人であるヤクザの組長を裏切り、警察の情報屋となったコールガール、エヴァリー。裏切りを知った組長は彼女を抹殺するべく、町中の殺し屋たち、そして手下のヤクザ軍団を彼女の元へ送りこむ。死を覚悟するエヴァリー。しかし愛する娘の命が脅かされている事を知った時、たった1人でヤクザ相手に戦争を仕掛けることを決意する。そして大量の重火器と自らの肉体だけを武器に、壮絶な死闘が幕を開ける…
時は9世紀。 “ノースマン”と呼ばれる北欧から勢力を拡大していたヴァイキング集団がいた。ノースマンであるアスビョルンたちはノルウェー最初の統一王であるハーラルに追われ、リンデスファーン島(現ブリテン島)を目指していたが、嵐により船が沈没。敵陣であるアルバ王国(後のスコットランド)の岸に辿りつく。残されたのは、危険な土地を渡り、ヴァイキングの支配地デーンロウまで辿りつくこと。しかし、敵の侵入を許さないアルバ王は最強兵士“ウルフ集団”を送り込み、命を懸けた戦いへと化していく。彼らは無事未開の地を抜け、デーンロウまでたどりつくことができるのか――!?
「非情の山」として畏怖の念を持たれエベレストにも増して登頂が困難な、世界第二の高峰―。1954年、イタリアでは野心家のデジオ教授が密かに最強のアルピニスト・チームを集めていた。厳しいトレーニングで中には肉体的、精神的な限界にぶつかる者もいた。だが、皆前へ進みたい。登頂したいのだ。強靭な精神力と足腰を持つ青年ボナッティはその代表格だ。最終的には12人が選ばれる。男たちが地球を半周し命知らずの登攀を始めると、それぞれの個性がぶつかり合い、結束したチームに嫉妬と不信が見え隠れし始める・・・。果たしてK2初登頂は成功するのだろうか。
ソウルの大学で不祥事に巻き込まれ、片田舎の講師として赴任してきた教授ハッキュ(チョン・ウソン)は、退屈な毎日に懲り懲りしていた少女ドク(イ・ソム)と、激しい愛に溺れる。しかし、ハッキュは復職することになり、妊娠したドクを中絶させソウルへと戻ってしまう。その後も、ドクからの執拗な連絡があり、ハッキュは手切れ金を渡して別れよとする。その話し合いの最中にドクの家が火事になり、耳の聞こえない母は死んでしまう。時を同じくして、ハッキュの度重なるスキャンダルが原因でうつ病にかかっていた妻が、娘の前で自殺する― 8年後、ハッキュは作家として名声を浴び放蕩な日々を送っていたが、高校生になった娘のチョン(パク・ソヨン)は母親の自殺が父親のせいだと思い憎しみを抱く。そんな折、ハッキュは病気で徐々に視力を失っていった。全てを失いかけたハッキュの前に現れた女セジョン。目がほとんど見えないハッキュはセジョンがドクだとは気づかず依存していく。そしてチョンもまたドクにある想いを抱くようになる。ドクなしでは何もできなくなってしまったハッキュ、そして二人の関係に気づき嫉妬をするチョン。三人の危険な関係の中、ついに全てを手中に収めたドクは、ハッキュを破滅に導くが・・・
ソウルの賭博場で負け知らずのタチャ(賭博の達人)として名をはせていたテギルだったが、賭博場で初恋の女性と再会したことで気が緩み大敗、多額の借金を背負う。すべてを失ったテギルは、伝説のタチャである叔父ゴニのかつてのパートナー、グァンリョルに出会い、彼に師事することでさらなる技術を身に着け、タチャの頂点「神の手」を目指す。そして、裏切りと策謀が渦巻く世界で、命をかけた真剣勝負に挑んでいくのだった。
警察学校で射撃の教官を務め、天才的な射撃の腕前を誇る青年が、予期せぬ陰謀に巻き込まれて苦難の道をたどるさまをスリル満点に綴ったフランス製の本格ガンアクション。殉職した父の後を追うようにして自らも警察官となり、亡き父の元同僚クリスチャンの指導の下、射撃の腕前に磨きをかけた青年のヴァンサン。いまや警察学校で射撃の教官を務め、射撃大会でも抜群の成績で優勝する彼のもとには、数々のオファーが舞い込むが、彼は実戦での任務を拒み続けていた。しかし、自分とほぼ互角の射撃の腕前を持つ謎めいた刑事ミロと出会ったヴァンサンは、彼のせいで闇の世界へと引きずり込まれていく。
露店商売をしながらたった一人の妹と生きるポクスンは、町内では“狂った女”と呼ばれている。ある日、彼女の前に現われた冷酷な殺人鬼テスは、秘密を隠すためポクスンの妹を殺してしまう。妹の復讐のため刃物を持って彼を襲うポクスン。殺人を終わらせるため、執拗にポクスンを追うテス。諦める事を知らない2人の息詰まる追撃戦が今、始まる―。
麻薬取締の危険な任務に従事するポーランド中央捜査局長官マックス。ロシアン・マフィアのアジトから大量の密輸コカイン押収に成功するものの、何者かの密告により突入隊員二人が殺される惨事となる。ほどなくしてコカイン奪還のためロシアン・マフィアがポーランドに集結。その一人が地元権力者ブルジンスキの息子をナイトクラブで誤って殺害すると、オーバードーズによる死亡事故として事件はもみ消される。
殺人現場の清掃員として働くジューンの元に、ある日FBI捜査官のバラードが訪れる。彼によると、ジューンの実の母親は、2年前に死んだ猟奇殺人鬼“ジューダス”の被害者であり、ジューン自身も世間を賑わせているジューダスを模倣した連続殺人のターゲットになっているというのだ。彼の言葉を裏付けるようにジューンの周りで頻発する猟奇殺人。そして同時に謎の怪奇現象が…
40歳になったグザヴィエは、妻ウェンディと2人の子供とパリに暮らし、小説家としてもまずまずの成功を収めていた。人生順風満帆……だったはずが、NY出張から戻ったウェンディに、向こうで好きな人ができたと告白され、呆然としたまま、いきなり別居。さらにウェンディは子供を連れてNYに移住すると言い出す。混乱したままグザヴィエは、行きたくないと渋る息子を「NYで暮らせるなんてツイてる」と説得する。ところが“制服のあるセレブ校”に子供たちを通わせると聞いた彼は大激怒。NYでレズビアンの恋人と暮らす友人イザベルを頼り、一路NYへ。小説のネタ探しも頭をかすめつつ、子供たちと一緒に過ごすため、自分もNYでしばらく暮らすことを決意する。だが、活気あふれる混沌のチャイナタウンにアパートを借りることになった彼の人生は、生活のために偽装結婚をしたり、イザベルの浮気に関わったりと、益々複雑になるばかり。そこへかつての恋人マルティーヌがNY出張にやってきて――。
カナダの田舎町で、原因不明の水質汚染が発生。被害は瞬く間に拡散し、住人たちは嘔吐と下痢に襲われ次々に倒れていく。汚染の原因を突き止めて欲しいと頼まれた配管工のジャックは、妊娠中の妻の反対を押し切り、下水道の調査に出向く。だが不幸なことに、ジャックは誤って悪臭漂う下水溝に転落。閉じ込められた下水溝で、彼が見てしまった驚愕の光景と水質汚染の原因とは。そして、彼の行く末はー。
もうすぐ12歳になる少年シリル。彼の願いは、自分をホーム(児童養護施設)へ預けた父親を見つけ出し、再び一緒に暮らすこと。一人で父を探し回る中、美容院を経営する女性サマンサと出会う。サマンサはシリルの話を聞き、盗まれたという父親に買ってもらった大切な自転車を探し出し、取り戻してくれた。シリルは週末だけ里親になってくれるようにサマンサに頼み込み、一緒に暮らしながら父親探しを始める。ようやく父親を見つけ出し、再会を果たしたシリル。ところが父親は喜ぶどころか、シリルをすげなく拒絶してしまう……。
ラスベガスの裏社会で用心棒を生業とする元エリート兵士のニック。ある日、何者かに酷い暴行を受け瀕死の重傷を負った元恋人から、正体を突き止めて復讐してほしいとの依頼が舞い込む。ラスベガスの表も裏社会も熟知しているニックは、すぐさま犯人を見つけ出し、脅威のスキルで瞬く間に依頼を完遂させる。しかし、犯人の背後には、強大な権力でラスベガスを掌握する凶悪マフィアの存在が・・・
1912年。実業家ホフマイスターの屋敷に秘書として住み込むことになった美貌の青年フリドリックは、ホフマイスターの知的な若妻ロットと次第に惹かれあう。だが触れ合うことも、愛を口にすることも出来ず過ごしていたある日、フリドリックの転勤が突然決定。二人は「2年後の帰国まで、変わらぬ愛を誓おう」とキスを交わすことなく愛を伝えあった……。
雨の日に発生した一件の殺人事件。その場に偶然居合わせた元傭兵ヨフンは何者かに襲撃され、病院に搬送されるほどの重傷を負ってしまう。意識を取り戻し、自分が殺人事件の容疑者として指名手配されていることを知るヨフン。そして彼の治療を担当した医師テジュンのもとには「妻を助けたければヨフンを連れてこい」という謎の男からの電話が…。テジュンは拉致された妻を救うため、ヨフンを病院から連れ出し逃亡を図ろうとするのだが、その瞬間からふたりは“標的”となってしまった…。警察からの執拗な追跡に加え、闇の組織までもがふたりを追い詰める。なぜ、彼らは狙われるのか?そしてテジュンの妻の運命は?先の読めない緊迫の36時間がいま始まる。
引退を考え始めていた伝説の傭兵ジョン。そんな彼のもとに、CIAの作戦担当官ヴァンからある男の暗殺の依頼が舞い込む。ウクライナへ飛んだジョンは男を始末し、依頼を完了したかに思えた。だが、街で襲われていた女性を助けたことから、彼は闇組織と対立する。やがて組織のボスがヴァンを通じて女性を引き渡すよう求めるが、死ぬ前に何かいいことをしたいと願っていたジョンは彼女を守り抜くことを決意する。
犯罪組織からも恐れられる脅威の戦闘能力と暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク。しかしそんな彼にも人に言えない秘密が一つだけあった。それは<女性になりたい>という願望を持っていること。長年そのことで葛藤を続けてきたジウクだったが、ある出来事をきっかけにして遂に、自分の心の声に従う決意をする。だがその時、容赦無い暴力と悪意が、その運命をあざ笑うかのようにジウクの身に迫っていた…