コロナ禍でロックダウン中のパリの実家に帰った労働法の弁護士ベラ。しかし、父親が熱を出して泊まれなくなったベラは、友人のアパートで寝ることに。慣れない状況で不安と突然の孤独の中、少しずつ落ち着きを取り戻したベラは、モンペリエで待っている恋人に嘘をついてパリに留まることを決める。そんな中、友人の知人のサムと出会ったベラは、不注意から頭に怪我をしてしまい、サムに助けを求める。そこからふたりの距離は自然と縮まり、孤独を埋め合うように激しく身体を重ねていく・・・
ニュージャージー州カムデンの治安が悪い街で父親と暮らすトーリは、女性同士のストリートファイトで売り出し中。大金を稼ぐために“庭”と呼ばれる地下格闘技での戦いを望み、実力トップの格闘家のジャブスのジムに入門を志願するが、新参者向きではないと断られてしまう。それから6週間後、トーリが川沿いの茂みで死体となって発見された。別の街で母親と暮らしていたトーリの姉ウィンザーは、妹の恋人デュークや友人たちを訪ね、無駄だと止められながらも、自らトーリを殺した犯人を捜そうと街中へ。地元のワルたちにリンチに遭いかけたところをジャブスに助けられる。犯人の捜索を諦めないウィンザーは、ジャブスから最低限の戦う術を教えてもらうことにするが…。
フラウ・ペルヒタの物語―。それは最も恐れられている魔女の話。悪い子をつかまえて腹を切り裂き小石や藁を詰める。ジャーナリストのイングリッドは、上司のロニーから彼女の故郷で起こった殺人事件についての取材と記事の執筆を命令される。しかしイングリッドは、帰郷を躊躇していた。彼女はこの事件の犯人が魔女フラウ・ペルヒタだと確信していたのだ。20年前のクリスマスイブの夜、イングリッドの母親ローズマリーと妹ハンナは、魔女フラウ・ペルヒタに襲われ命を奪われていた。そんなイングリッドの過去を知るロニーの説得を受け、イングリッドは呪われた過去と決着をつけるべく娘のエレナと共に故郷へと向かうのだが…。
アイビーは“ロマンスの達人”と言われる優秀な編集者。上司に頼まれ、最近スランプ気味のミステリー作家リードの次回作のラブストーリー部分にコメントを入れるも、プライドを傷つけられたとリードから怒りをぶつけられてしまう。気を取り直し、アイビーはその足で休暇を取ることに。友人サラの結婚式に参列するため、目的地のビーチへと向かった。しかし現地に到着するや、彼女を連れた元カレのザックと鉢合わせ。本人に気づかれぬよう隠れていたところを、偶然にも執筆のためにビーチを訪れていたリードに見つかってしまう。そして成り行きから休暇の間、リードの原稿の恋愛部分の書き直しを手伝う代わりに、リードに彼氏のフリをしてもらうという日々が始まるのだが…。
23年前にロシアへ出稼ぎに行ったまま行方がわからなくなっていたザールクが、キルギスの村に帰ってきた。家族や村人たちは記憶と言葉を失った彼の姿に動揺するが、そこにザールクの妻であるウムスナイの姿はなかった。周囲の心配をよそに、ザールクは村にあふれるゴミを黙々と片付ける。そんなザールクに、村の権力者による圧力や、近代化の波にのまれていく故郷の姿が否応なく迫る。
2013年のイタリア・ランペドゥーサ島から2022年のマルタ共和国まで、37回の旅で53カ国を訪れたローマ教皇に密着。難民問題と紛争に苦しむ中東やアフリカ、そしてアメリカでは平和について語り、イスラム教を国教とするアラブ首長国連邦や、被爆国である日本も訪問、さらにカトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も記録する。さまざまな問題に耳を傾け、出会い、語る教皇らしい姿のみならず、明るく飾らない人間性も映し出していく。
急速な西洋化と経済発展が進む1990年代前半の台北。企業を経営するモーリーは、自分の会社の経営状況も、婚約者アキンとの仲も上手くいかずにいる。モーリーの会社で働く親友チチは、モーリーの仕事ぶりに振り回され、恋人ミンとはケンカが絶えない。そんなモーリーとチチの2人を中心に、同級生・恋人・同僚など10人の男女が2日半という時間の中で織りなす人間模様を描き、心に空虚感を抱える彼らが自らの求めるものを見いだしていく姿を映し出す。※デジタルレストア版となります。
画期的な新薬“インスピリア”が発売。この薬を飲めば、風邪・インフルエンザ・ポリオ・エイズなど、あらゆるウイルス性疾患に対する免疫を得られるという。インスピリアの発売日、この特別な新薬の発売を祝い、一斉に飲もうするイベントが催されようとしていた。SNSの告知で集まった新薬発売を喜ぶゲイコミュニティの人々と、それに反発する人々が揉み合う中、始まるカウントダウン。そして小さな町は朝を迎える…。いつものように礼拝を始めようとしていたサミュエル神父は、礼拝の出席者がゼロという異様な事態に戸惑っていた。やがて1人、2人と信者たちが歩いてくる。彼らの姿に安堵するサミュエル神父だったが、突然信者たちが襲いかかってきて…。
シカゴのクラシカルなアパートに住むポピーは、トップインフルエンサー・イングリッドのPR担当。シェフのジョーとの結婚も控え、式場選びなどで慌ただしく過ごしていた。ある日、彼女はアパートの内見に来た男性と、エレベーター内に閉じ込められるハプニングに見舞われる。しかし故障は日常のあるあるだと動じることのないポピーは、閉所恐怖症だという男性を落ち着かせ事なきを得た。その後、広告代理店との会食に出席したポピー。すると紹介された代理店の役員が、今朝出会った男性マイロだったことに驚く。一方、独身者を嫌うアパートのオーナーから賃貸契約を拒否されたマイロは、どうしてもこのアパートに住みたい一心で、ポピーに2週間だけ婚約者のフリをしてほしいと懇願。わがままなイングリッドとの仕事に嫌気が差していたポピーは、マイロの会社への引き抜きを条件に、偽装婚約者として過ごすことになるのだが…。
シアトルでウェディング雑誌のライターを務めるサムは、小説家になる夢を捨てきれないでいた。ある日、上司から不動産王の娘で有名なインフルエンサー、ヘザーの結婚式の取材を指示される。その取材地は偶然にも自身の出身地、オレゴン州エバーラスティングのワイナリーだった。帰りたくない事情があるサムは担当を渋るも断り切れず、帰郷することに。両親や親友ジュリーは喜んでくれたが、一番会いたくないリアムとも再会。彼は取材先のワイナリーの息子で、学生時代の元恋人。互いの夢のために離れたが、1年後の再会を約束した日に彼の姿はなく、サムは失恋と同時に仕事に生きようと決心した過去があった。しかし最悪なことに、ヘザーの結婚相手がリアムだと判明し、サムは元カレの結婚式を取材するハメになる。
1980年、航行中の原子力空母は、突然の異常な嵐に巻き込まれた。周囲が穏やかになった時、無線機が奇妙な声をとらえ、偵察機は驚くべき航空写真を持って帰ってきた。なんと空母は、1941年12月7日のハワイ沖、真珠湾攻撃直前にタイムスリップしていたのだった。歴史を知る艦長は、真珠湾攻撃阻止のために部下を出撃させようとする。歴史は変わってしまうのか、果たして、彼らは現代に戻ってこられるのか?
世界一危険な就職試験。合格者は死ぬまで年俸1億円の報酬。とある有力企業の最終就職試験に残った8人の男女。試験のルールは3つ、試験監督は時計を作動させ、部屋を去る。しかし、受験者たちが問題に取り掛かろうと用紙を裏返すと・・・試験用紙は【白紙】果たして、正しい質問と答えを見つけ出し、合格すると死ぬまでの生活が保障されるほどの好条件の仕事を手にするのは誰なのか!?
専業主夫のマイケルは、いつも家族のために忙しく働く妻で弁護士のパメラのために内緒でサプライズの誕生日パーティーの計画を立てる。さらに妻の喜ぶ顔が見たいと考えたマイケルは、みんなに祝ってもらおうとSNSで高校の同級生たちに声をかけて招待する。サプライズ・パーティー当日、ディナーデートという口実で待ち合わせたマイケルは、パメラに悟られないようパーティー会場に彼女を連れて行こうとするが、仕事がトラブル中のパメラはマイケルの意図に気づかず仕事に戻ろうとしていた。内緒にすることを諦めたマイケルは、サプライズ・パーティーの計画を打ち明け、大勢の人たちを巻き込んだサプライズ誕生日パーティーがいよいよ始まるのだが…。
人間と同じ感情を持ち完璧な伴侶となるように設計された“ミューズ”が誕生して47年。免疫アレル遺伝子技術が確立されて11年の月日が経った21世紀の半ば、人間とミューズの成婚数は800万、離婚数ゼロという未来社会が築き上げられていた。そんな中、婚約者のリーナが謎の失踪を遂げて傷心の日々を送っていた画家ジャックは、一念発起してミューズ社と契約。まもなくして、彼の前に現れた美しいミューズ・エヴの虜になるとともに、再び人生にも絵にも前向きになっていく。しかしある時、彼女が自身の過去の話を語り出したことにジャックは妙な違和感を抱く。契約解除を申し出るが、そもそも契約が成立していないことを社から知らされて…。
ドイツ・ベルリン。スパイ組織NIAの工作員ジェイコブは、相棒のマルタとともにKGBの男を亡命させる任務を実行していた。しかし、計画を察知した何者かによって任務は失敗、その数日後にベルリンの壁は崩壊し東西冷戦の時代は幕を下ろす。それから長い月日が経ち、イタリア・ミラノで写真家として活動していたジェイコブは、きな臭い世界から離れ、女性の友人との間に娘ジュリアを授かり第2の人生を送っていた。ある日のこと、ジェイコブ家の電話にかつての相棒マルタから「会いたい」というメッセージが残されていた。緊迫した声の様子が気になったジェイコブはマルタを駅まで迎えに行くが、久しぶりに会った彼女は記憶喪失に陥っていた。
強欲な親戚に土地を奪われ、住居を失った新婚のアナとベンは、土地を取り戻す資金を稼ぐ為、観光地へと移り住む。ベンの友人マンドの紹介で、廃墟となったホテルで集団生活をすることになった二人。“ホテル・カリフォルニア”と呼ばれるその場所には、アナ達のように訳ありの人々が数多く暮らしていた。早々にウェイターの仕事を見つけたベンだったが、ホテルの共用エリアで開催されるギャンブルに身を投じ、多額の借金を抱えてしまう。一方アナは、その美しさから地元の権力者サージに気に入られ、クラブのウェイトレスの仕事を紹介される。全てが順調だと思っていた矢先、アナは仕事場で、自分のセックスビデオが配信されていることを知り、、。
宇宙船レベレーターに乗り込み、資源回収を行うウェイクたち。戦闘宙域にやって来た彼らは、とある不審船から異質なエネルギーを放つ謎の物体を発見し、危険に犯されながらも回収に成功する。しかしウェイクの元仲間で、今や宿敵と化したジェケルの船によって、その事実を察知されてしまう。ジェケルは長年、珍しいエネルギーを放出し、エイリアンが築いた宇宙の英知の結晶とされている物体“カオス・ジェネレーター”を探し求めていた。ウェイクに先を越されたジェケルは、力ずくでカオス・ジェネレーターを奪おうと攻撃を開始するのだが…。
ある若い女が、老婦人のアメリアに会いにレストランを訪れた。女はアメリアが60年以上捜し続けた男を、ついに見つけ出したという。女は協力者から偽造パスポートを入手し、イギリスの田舎町に向かった。そしてハイキング中に足を痛めたとウソをつき、ある農場の老人に助けを求めた。家に招き入れられた女は温かい飲み物をもらって眠りにつき、翌朝お礼代わりにコーヒーを淹れた。老人に薦めたそのコーヒーには、密かに毒が盛られていた。女は老人を家畜小屋の中で椅子に縛りつけ、電話を繋げたアメリアと共に厳しい尋問を始めた。老人はアメリカ人のテリーと名乗っていたが、真の姿は、アウシュビッツの守衛をしていたナチス親衛隊員の残党、ルドルフ・タンボイザーだった。
理論物理学者のスチュワートは、論文の著作権を巡り恩師を表舞台から追放した学会の嫌われ者。しかしその頭脳はズバ抜けており、密かに天才的な発明をしていた。それは時間を10分巻き戻すことが可能な、“スリップストリーム”と名づけられた携帯型のタイムマシン装置だった。ある日、銀行に向かったスチュワートは、突然のり込んできた強盗団に発砲されてしまったが、遠のく意識の中、装置を作動させたことで、世界を10分前に戻らせることに成功する。一方、偶然現場に居合わせ、たまたま装置に触れたFBI女捜査官サラは、現実が呑み込めない様子だったが、その装置を強盗団に奪われたことから、スチュワートと共に奴らのあとを追うのだが…。
動物園を経営するノーマンとマカリスターは、カリブ海にハネムーンで訪れた。ボートで海へ出たが沖へ流され、台風で船は沈没してしまい二人はある島へ打ち上げられた。そこでガチョウの卵のようなモノを見つけた。運よく救助された二人は卵を持ち帰るが、その卵から見たことのない“怪物”が生まれた。手に負えなくなった夫婦は経営する動物園に「パンダザウルス」として展示することに。しかし檻を破っていなくなってしまう。パンダザウルスの存在は次第に知れ渡り、大騒ぎに!精神科医は“怪物”の存在を否定しているが…果たして「パンダザウルス」とはいったい何なのか!?
カップルのモナとロビーが破格の値段で手に入れた夢の新居。だが、そこは北欧神話の夢魔“メア”の棲みつく呪われたアパートだった。モナは入居以来、不眠に悩まされ、やがて得体の知れない魔物に襲われる悪夢に苛まれ、夢と現実の境界がわからなくなっていく。そして睡眠障害が重症化する中、モナの妊娠が発覚する。彼女は自分のお腹にいる赤ん坊が悪魔の子ではないかと疑い始めるのだった…。
沙良(松岡すず)は真面目で映画好きの専業主婦。ある日、親友の雪に誘われ久しぶりに夜の街に出かけた。食事後寄ったBARで最近観た映画の話をしていると若い男(大輝)が声をかけて来た。大輝は紗良おすすめのマニアックな映画が大好きだと言い、映画話で意気投合した2人は連絡先を交換することになった。大輝と沙良はSNSでお互いの趣味の映画の話題で頻繁にやり取りするようになる。なんでも大輝は小劇場で活動している役者で、いつか一流の映画俳優になるのが夢だという・・・。
タマラは友人の同性カップル、マディーとブルックと”女子旅”をするため湖へと向かっていた。しかし道中、車がガソリン切れを起こし立ち往生。携帯電話は圏外と、途方に暮れていたタマラだったが、運よく通りがかったマーブとキブ兄弟にガソリンを分けてもらうことに。ただ品定めするかのような、自身へ向けられる兄弟の視線や態度に不安を感じ、素早くその場を走り去った。無事に湖に着きマディーとブルックと合流、夜は3人で地元のバーへ。旅の解放感から見知らぬ客から奢ってもらったお酒を飲んだり薬物をキメたりと、バーでハメを外す3人。だがお酒に睡眠薬を入れられ、フラフラになりながらバーの外に出たタマラが目を覚ますと、見知らぬトラックの荷台に乗せられていた。
1970年代の終わり。ロシア系ユダヤ人のディーマは、妻ミーラと息子ダニークを連れて、モスクワからアメリカへ渡った移民家族。しかし、車の設計士だった彼に見合う職はなく、焦りが募るばかり。そもそも移住を彼に勧めていたミーラとも衝突してばかりで、やがて倉庫の仕事を辞めて酒浸りの日々を送るようになり、ついには家を出て行ってしまう。ミーラは生活のために同じロシア系のトリクと付き合い、家に招き入れるようになるが、ダニークはかつて父を侮辱し、母にも自分にも暴力をふるうトリクのことを忌み嫌う。一方で、徐々に友達ができ学校生活を楽しむようにもなっていくダニークだったが、学内でも家の中でも大人たちの非道は続き…。
とある企業のCEOで独身男性ウィルと、運命の女性をマッチングさせる恋愛リアリティー番組「愛の価値」。華やかな経歴や地位を持つ参加者女性たちのなかで、小学校教師のハナはコロラドの田舎町に住む平凡な女性だった。友人の勝手な応募により強制的に参加したハナだったが、素朴で誠実な人柄が功を奏し、最終候補者2名にまで残っていた。しかし番組の方針でプロデューサーがウィルにウソの情報を吹き込んだことで、ハナはウィルに振られ落選。失意のまま故郷に戻ってきた。しかし、番組内で“アメリカの恋人”と呼ばれるほど人気者になっていたハナとは対照的に、最終候補者の女性ケルシーと幸せになるはずのウィルは、わずか数ヵ月の交際ののち、婚約破棄され、おまけに会社も業績不振に陥ってしまっていた。そんなウィルは会社を立て直すための秘策として、ハナが暮らすコロラドまで出向き、偽のカップルになってほしいと懇願するのだが…。
ジンヒはスリが上手で、通り過ぎる女性からブラジャーを盗むことができる。チャン・ヨンは彼を追いかける刑事だ。終わりのない追撃戦では、いつもお互いに勝つために競争し、この競争は泥棒の息子であるウジンと刑事の娘ユナの次の世代まで続く・・・。
黄色の髪の2人の女、ユナとサンヒは、失職した男キム・ヨンギュとロックカフェで会う。ユナは、酒に酔ったヨンギュをサンヒと一緒に暮らすソウル郊外のビニールハウスに連れていく。ユナは、ヨンギュとセックスをして、ユナがいない間にヨンギュはサンヒとセックスをする。ヨンギュとサンヒがセックスする姿を見てもユナは何ともない。むしろ三人は、一緒にする方向を選ぶ。だが、ヨンギュには、証券会社サラリーマンとして職場の同僚ハン・ウンミを愛した過去がある。ユナが妊娠して産婦人科に行った間に、ヨンギュがウンミと会うようになると、ユナとサンヒは狂気を爆発させる。
ピョクトルとケットクは一時勢力を誇った東方組の序列2位、3位を争う間柄、サムボクは2人の直属後輩で、3人衆の組織力は、この一帯で知らない者がいない。しかし、ピョクトルとケットクは、チョ・ドンパルの計略に陥り、くやしい寃罪で15年の刑を受け、サムボクは、要領がよくて、かろうじて危機をまぬがれたのだった。ただひたすら復讐のために出所を待ちわびるピョクトルとケットク。そして、豆腐を持って彼らを迎えるサムボク。15年ぶりにまた一つになった彼らは、自分たちにくやしい汚名をかぶせて組織を横取りしたドンパルを探しに出るけれど、ドンパルも寃罪をこうむって警察に連行されていた。ついにドンパルに会った3人衆。復讐のために会ったのに、自分の娘ウンジを守ってくれとドンパルが取り引きを求める。そんなわけで3人衆は、ウンジとウンジの恋人ミョンソクまでを密着保護するボディーガードになってしまう。一方、ドンパルに陰湿な攻撃をしたヤス(野獣)は、ドンパルの隠された財産を奪い取るために虎視耽々ウンジをねらって3人衆と敵対するようになる。
米国ロサンジェルスで開催された世界テコンドーチャンピオン決勝戦で、韓国最高のファイター、キム・スンヒョンと、米国の自尊心ジャック・ミラーの火花が散る対決が真っ最中だ。誰が見てもスンヒョンの軽快なボディーコントロールによる速い攻撃が一枚上。ところが、スンヒョンの攻撃がジャック・ミラーの急所に正確に入ったにもかかわらず、点数は上がらない。米国側の悪だくみで、優勝は、初めからジャック・ミラーに決まっていたのだ。テコンドーチャンピオンを強奪された日、恋人のミンソとも交錯した道を歩くようになったスンヒョン。絡まった時間はさらに絡まって7年が流れる。それでも屈しないスンヒョンは、自ら人生に適応して生きている。刑事という職業を得て、可愛い愛娘サランとの仲むつまじい生活もある。しかし、暴力組織のボス、ファン・ジョンチョルの組員に対し、誤った取扱いをしたスンヒョンは、刑事を止めざるを得なくなり、生計と娘の安全のためにファン・ジョンチョルが主催する不法異種格闘技で戦うようになる。