孤児院育ちの警官ジャンは台頭するパリのアナーキズムを抑えこむ為、上官から組織の潜入捜査を命じられる。リーダーのウジェーヌにも認められ参加したある日の集会で、ウジェーヌの恋人で、死んだ親友の妹ジュディットを紹介され、その魅力に心を奪われる。3人それぞれの思惑が交錯する中、事態は思わぬ方向へ進んでいく。
何の刺激もない退屈な毎日を送っていた荒川エイア(秋元才加)は、数年ぶりに双子の兄弟、大田ユウガ(本郷奏多)と再会する。久しぶりに会ったユウガが差し出したのは人を奴隷にできる怪しい器具<SCM>。突然のユウガの誘いにエイアは・・・。JK、No1ホスト、牧師、OL、アニメオタク、SMの女王様、 JD、高校教師、風俗嬢、映画監督、売れない俳優、暴力団組長、小学生・・・次々に現れる敵と、次第に明らかになっていくSCMの謎。果たして、この壮絶なサバイバルゲームの勝者は誰の手に?そして、荒川エイアと大田ユウガの2人の関係は意外な結末へ・・・
サムは自分の名前もわからず地下鉄で意識を取り戻し混乱していた。警察には指名手配犯として拘束されそうになり、辛くも逃げ延びる。サムはポケットに入っていたショップカードのレストランへ辿り着き、逃げ込んだトイレでノートを発見する。そこには「これを読んでいる君が、このノートを読むべき正しい人であってほしい。僕は自分の記憶がなくなる前に、このノートを書いている。右の頬骨に金属プレートが入っていたら、君は僕なんだ。」から始まる走り書きが残されていた。サムは同じく記憶を失くして警察に追われている少女ララと出会い、自分たちが置かれている状況を理解しようと奔走する。ノートを読み進めていくうちに、コーポレーションX社という青少年更生施設と、X社が扱うリハビリプログラムの存在が浮かび上がってきて――。
キャンプにやって来たボーイスカウトの少年少女たちは、何世紀も前に聖剣によって封印された大蛇神ナーガに通じる洞窟の伝説を知る。その入り口は月食の夜にだけ姿を見せると言うのだ。ミニー、バーム、オッド、バルは伝説を確かめにキャンプを抜け出し、見事秘密の入り口を探り当てるが、ふとしたことから閉じこめられ、封印されているはずの大蛇神ナーガに襲われてしまう。帰り道を探して逃げ惑う4人は、伝説について著書を記したウィリアム博士に洞窟の奥で出会い、ここは時間の流れが異なる異次元空間で、元の世界に戻るには聖剣を探し出してナーガを封印し、再びあの入り口を通らねばならないことを知る――。
ニューヨークの地下には忘れ去られ廃墟となった地下鉄とインフラのトンネルが広がっている。そこは暴力とドラッグがはびこる無法地帯となり、危険で廃退した世界となっていた。エンジェル(ダニー・トレホ)は圧倒的な暴力で地下社会を制圧し君臨する存在だったが、元警官のジェイクが地下トンネルのパトロールを始めたことに加え、若いドキュメンタリー映像作家のチェルシー(キンガ・フィリップス)がカメラを持ち込み取材を始めたことでバランスが崩れ始める。エンジェルは地下社会を引き裂こうとする”外の世界”に対して宣戦布告し、壮絶な男達の闘いが幕を開ける。
世界大戦争終結から数年後。生き残った四つの忍者一族は、それぞれに不思議な能力を纏っていた。火拳を放つ「サザン」、強力な咬合力を持つ「マイティー・デザート・ドラゴン」、妖力で男を惑わす女系「サイレンズ」、そして、ある理由で人目を避けて暮らす、電磁波を操る「ザ・ロスト」。ケージ率いる「ザ・ロスト」5人は、全忍者の最高指揮者フミタカの招聘で地中深くの隠れた会議所で行われる平和会議に参加する。フミタカが「我々に脅威が迫っている、今こそ団結すべき」と宣言した直後、彼はその場で暗殺されてしまう。フミタカの部下に濡れ衣を着せられたケージは他の忍者たちに襲われるも、仲間とともにその場を切り抜ける。地中を彷徨ううち、ケージたちは恐ろしい真実を知ることになる。そして、ケージたちを追ってきた他の一族たちも同様に…。果たして彼らの、忍者たちの運命やいかに!?
古代イスラエル帝国時代。帝国はかつてない強敵・巨人戦士ゴリアテを擁するペリシテ軍の脅威にさらされていた。偉大なる全能神の啓示を受けたイスラエル軍を率いるサムエルは、帝国内の強靱な戦士たちを収集し軍隊を編成する。偶然にその一行に出くわした羊飼いのディビッドは人一倍身体が小さく戦闘経験もなかったが、敬虔な彼は入隊を嘆願。戦士たちに追い払われそうになったディビッドに、サムエルが声をかけてくる。実はディビットこそがサムエルが探していた人物、偉大なる神が指名した真の選ばれし勇士だった。
16歳のストリートファイター、ユエ・フェン。喧嘩に明け暮れ、勝てる相手がいない“キング・オブ・ストリート”と呼ばれるようになった彼は、ある時誤って対戦相手を殺めてしまう。8年間の服役を終え釈放された彼は、二度と暴力は使わないと固く誓い、平穏な生活を送るつもりだった。あるきっかけで孤児院のボランティアを始めた彼は、孤児院が闇社会のボスに立ち退きを迫られていることを知る。卑劣な手段で親しい人たちが事件に巻き込まれたことから、彼は遂に正義の為の闘いを決意するのだったー。
朝鮮時代末期。母を亡くした少女チェソンは、偶然にも耳にした【パンソリ】で唄われていた悲運なヒロインに自らの人生を重ねて感銘し、唄い手になることを決意する。当時は女性が【パンソリ】を唄うことは固く禁じられていたが、あきらめきれないチェソンは性別を偽り、大家ジェヒョのもとで修業を積む。ある日、時の権力者・興宣大院君が主催した宴に危険を冒して臨むのだが…。最後まで夢を信じる少女と、命がけで支え【パンソリ】の全てと愛について教えた師匠。そして、ふたりの運命を握る絶対的な権力者。知られざる実話が、いま美しくスクリーンに花開く―ー。
外交官で人類学者のポールは、長かった外国暮らしを終えて、フランスへ帰国する。ところが空港で、彼と同じパスポートを持つ“もう一人のポール”がいるという奇妙なトラブルに巻き込まれる。 偽のパスポートが忘れかけていた過去の記憶を呼び覚まし、ポールは人生を振り返りはじめる。幼い頃に亡くなった母、父との決裂、弟妹との絆。ソ連へのスリリングな旅、そしてエステルとの初恋―。
年に一度、自転車で旅に出る6人の仲間たち。持ち回りで行き先を決めるのだが、ハンネスとキキが選んだのはベルギーだった。友人たちはチョコレート以外に何があるのかとボヤくが、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を宣告されたハンネスが、人生最期の旅と決めて尊厳死の許されるベルギーをめざすしたと知り、彼の願いを叶えることを決意する-。
1933年、韓国臨時政府は日本からの独立をめざすため、日本政府要人と日本側に取り入る実業家カン・イングク(イ・ギョンヨン)の暗殺を計画。独立軍最高のスナイパー、アン・オギュン(チョン・ジヒョン)をはじめとする精鋭3名が警務隊長ヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)によって召集される。だが秘かに日本政府の密偵となっていたヨム隊長は仲間を裏切り、殺し屋ハワイ・ピストル(ハ・ジョンウ)に暗殺団3名の殺害を依頼していた。暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らの運命は…。
ある日、警察に一人の男が現れ、こう告げる、「自分の失踪届を出したいのですが―」。交通事故に遭ったエリート弁護士のソグォンは、10年間の記憶を失い、自分が何者かも分からない状態になっていた。ある日、リハビリのため訪れた病院で、彼を見て涙を流す不思議な女性ジニョンと出会う。気になったソグォンは声をかけ、それをきっかけに打ち解けていく二人。仕事にも復帰し、いつしか彼女と新たな幸せを築いていくが、ソグォンは少しずつ記憶を取り戻していき、失われた10年のこと、そしてその原因となった事故のことを思い出していく……。
雑種犬に重税を課すという悪法が施行された、ある街。13歳のリリは理解のない父親によって愛犬ハーゲンを捨てられてしまう・・・。必死でハーゲンを救うべく探し回るリリ、そして主人を失ってしまったハーゲンは安住の地を求めて街を彷徨う。人間に捨てられ、裏切られてしまった、かつての“人類最良の友”。ハーゲンは虐げられてきた施設の犬たちを従えて人間に対して反乱を起こすのだった・・・。
独裁政権に支配される国。ある日、クーデターが起こり、老いた独裁者は幼い孫と共に逃亡を余儀なくされる。彼は多くの罪なき国民を政権維持のために処刑してきた冷酷な男だった。変装で素性を隠しながら、独裁者と孫は海を目指す。二人が逃亡の旅で目の当たりにする驚きの光景とは―。自らの過去の罪に追われる独裁者と孫の衝撃的な結末とは―。
建築家として世界各国で活躍しキャリアを積んでいたセレーナは、ふと自分を見つめ直し「新たなステップ」を踏み出そうと故郷のローマに帰ってきた。しかし、イタリアの建築業界は男性社会で、ろくな仕事にも就けないまま貯金も底をついてしまう。そんな時、公営住宅のリフォーム案が公募されていることを知ったセレーナは、男性のフリをして応募し、自分はアシスタントだと偽ってコンペに臨む―。
本作は、世界のコーヒーカルチャーを牽引する都市を舞台に、今、最も重要なコーヒーのプロフェッショナルたちの熱き仕事ぶりと哲学を追う。すべての生産過程が味を左右するコーヒーの世界で、日々、究極のコーヒーを追い求める人々の姿はまるで求道者のようだ。従来の“質より量”のコーヒー業界のカウンターとして登場した「スペシャルティコーヒー」の担い手たちは、新たな経済の仕組みを息吹かせ始めている。
釜山行きKTX列車で偶然隣の席に座ることになったスジョンとジェヒョン。容姿端麗なスジョンにジェヒョンが放ったひと言、それは一晩を共にするワンナイト・ラブの誘惑だった!?ナンパ成功率100%を誇る完璧なプレイボーイ ジェヒョンの積極的な攻撃に振り回されながらも、保守的な鉄壁女スジョンは必死に抵抗を続けるが…。全くタイプの異なる2人が繰り広げる、ハラハラドキドキのロマンス、果たして勝者は?
閉じ込められた[部屋]で暮らす、ママ(ブリー・ラーソン)とジャック(ジェイコブ・トレンブレイ)。2人にとってはこの[部屋]が全てだった。5歳の誕生日を迎えたジャックに、ママは本当の[世界]を見せるため、脱出計画を図る。息を殺して望む計画は、果たして成功するのか?そしてその先にある、衝撃の[世界]とは――!?
頑固なおばあちゃんダイは、息子と孫にはとことん甘いが、ほかの家族から疎まれるほど口うるさい。そのストレスで息子の嫁が入院してしまうと、家族会議で家を出ていってもらう話が持ち上がる…。ショックを受けひとり街で佇むダイは、偶然目にした写真館に惹きつけられる。「人生で一番輝いていた瞬間を思い出して」と写真を撮られると、そこにはなんと20歳の麗しき姿をした自分がいた。最初は戸惑いを隠せないダイだったが、もう一度青春を取り戻すことを決意。名前をタン・ガーと変え、かつて叶えられなかった夢を実現するため、新たな人生をスタートさせる――
神様はブリュッセルのアパートに家族と一緒に住んでいて、パソコンでいたずらに世界を支配している。ある日、神様の娘10歳のエアは人間に運命に縛られずに生きてほしいと思って、神様のパソコンから人々に余命を知らせるメールを送ったから、さあ大変!エアが大パニックな世界を救う旅にでると、彼女の小さくてヘンテコな奇跡は思いがけず人々のお悩みを解決していく。会社員は鳥を追い北極まで大冒険、殺し屋は不死身の美女にめぐりあい、主婦はゴリラと恋に落ち……皆、それぞれの生きがいを見つけていく。しかしエアが最後に出会ったウィリーは死期が迫っていて――。小さな奇跡たちが呼び起こす、神様のパソコンからの人類への[最高にハッピー]なメールとは?
朝鮮第21代国王の英祖は40才を過ぎてから生まれた息子の世子を、自分と同じく学問と礼法に秀でた後継者に育てあげようとする。だが王の望みとは裏腹に、世子は芸術と武芸を好む自由奔放な青年へと成長。英祖が抱いていた世子への期待は怒りと失望に転じ、世子もまた、親子として接することのない王に憎悪にも似た思いを募らせていく。小さな衝突は大きな確執へとふくらみ、世子を失脚させようとする反対勢力の策略も加わり、ついに歴史を激震させる出来事が訪れる。1762年7月4日、悲劇の八日間が始まる──。
富豪のニールはイーストマンの島に友人たちを招待した。島のクラブのオーナーに【アージ】と呼ばれる劇薬を紹介される。このドラッグには人の心の奥底にある欲望をむき出しにさせる危険なドラッグだった。ニールをはじめ激しい副作用に耐えられず何度も投薬し、暴動が乱交するが誰にもコントロールすることが出来ない─そして、島がカオス化する。そして島で人体試験をして手ごたえを感じた謎の男は、この劇薬を大量に積んだ船で島を出る。唯一ドラッグが効かなかったジェイソンは男を追いかけ詰め寄る。男はジェイソンにこの劇薬を使う恐ろしい計画を話すのだった…。
事件解決率99%、悪党よりも悪名高い探偵ホン・ギルドンには20年間、探せていない一人の人間がいる。それは母親を殺した仇敵キム・ビョンドク。ホン・ギルドンは長い努力の末、ついに彼を探し出すのだが、キム・ビョンドクは間髪の差で誰かに拉致された後だった。彼の家には2人の孫娘トンイとマルスンのみがぽつんと残っている。「おじいちゃんを探してほしい」という2人の姉妹を連れて、消えたキム・ビョンドクの糸口を追う中、ホン・ギルドンは国家を飲み込もうとする巨大組織の実態と向き合うことになるが…。
2014年大晦日、刑事ゴヌは窃盗犯を追う中、銃弾に倒れ、瀕死の重症を負う。32年前の同日、同じ場所で、高校教師のジファンは恋人のユンジョンがスリに遭い、その犯人を追う中、刃物で刺され重症を負うが、その間にユンジュンは何者かに喉を切られ殺害されていた…。その日を境にゴヌとジファンは互いの夢を通して過去、未来を知ることになる。ゴヌは夢の中のユンジョンと瓜二つのソウンに運命のように出会うが、彼女の身にも危険が・・・。
いのちは、お熱いうちに。大事なのは、今を大切に生きること。アドリア海を臨む、南イタリアの美しい街、レッチェ。カフェで働くエレナは、雨の日のバス停で、アントニオと出会う。アントニオは、偶然にも同僚シルヴィアの恋人だった。性格も生き方もまるで違うのに強く惹かれあった二人は、周囲に波乱を起こした末、その恋を成就させ結ばれる。13年後、カフェの同僚で親友のゲイ、ファビオと独立して始めたカフェが成功し、アントニオとの間に二人の子供をもうけたエレナは、公私共に多忙な日々を送っていた。しかし、あんなに愛し合ったエレナとアントニオの夫婦関係には、綻びが生じ始めていた。そんな時、叔母に付き合ってがん検診を受けたエレナは、 思いがけない結果を聞かされる…。
8年の歳月をかけた最後のプロジェクト「GENESIS」。サルガドのレンズが見つめるのは、かけがえのない地球の姿。これまでサルガドは常に人間と向き合い、死、破壊、腐敗といった根源的なテーマを扱ってきた。だが、ルワンダ内戦のあまりにも悲惨な光景を前に深く傷つき、心を病んでしまう。故郷に戻ったサルガドを待っていたのは、まるで彼の心を写したかのように荒れ果てた大地だった…。長年連れ添い、いくつものプロジェクトに二人三脚で携わってきた妻レリアは、ある壮大な提案をする。それは、新しいプロジェクトの始まりだった―。 2004年から始められた「GENESIS(ジェネシス)」では今も地球上に残る未開の場所―ガラパゴス、アラスカ、サハラ砂漠、アマゾン熱帯雨林など、生と死が極限に交わる、ありのままの地球の姿がカメラにおさめられる。サルガドは言う、「GENESIS(ジェネシス)」とは地球への“ラブレター”なのだと。誰もが息をのみ、胸打たれる構図に込められたサルガドの想い。それは彼が、幾多の苦しみの果てに見い出した、希望への祈りなのだ。
父母を探すためラクダにまたがり、干上がってしまった河の跡を道しるべに、ひたすら荒野をたどって行く―両親が放牧する土地を求め、より奥地の草原に移住しているため、兄のバーテルは祖父のもとで暮らし、弟アディカーは学校の寮に住んでいる。兄は弟が母親の愛情を独り占めしていると思い込み、弟は兄ばかりが目をかけられていると感じ、互いに嫉妬し合っている。夏休みが来ても父が迎えに来なかったことから、アディカーは拗ねる兄バーテルを説得して父母を探すため、2人きりの旅に出る。広大な砂漠をラクダにまたがり、干上がってしまった河の跡を道しるべに、ひたすら荒野をたどって行く―。痩せて枯れてしまった大地、見捨てられた廃村、そして崩壊した遺跡、回廊の変わりゆく風景は、光り輝いた土地が工業化のために消滅し、伝統が新しい社会へと変貌していく様をまざまざと見せつける。そして、いつしか2人の旅は、彼ら《ユグル族》としてのアイデンティティーの探求へと変わっていく…。
彼女(サラ・フォレスティエ)は父の葬儀のために久々に故郷に帰ってきた。葬儀を終えた彼女は隣家に出向き、男(ジェームス・ティエレ)に会いに行った。かつて、ふたりは男と女の関係になりかけたことがあった。今、彼女は、父の遺産をめぐる問題で家族との確執を抱えていた。彼女は毎日のように男のもとを訪れた。互いを言葉で罵り、やがて肉体同士の“闘い”へと発展る。回を重ねるごとに激しく、心と肉体を傷つけあうふたり。いつのまにかそれは、セックスよりも激しいエクスタシーをふたりにもたらすようになっていた。彼女と男の行き着く先に待つものとは・・・
メキシコのミチョアカン州。小さな町の外科医、ドクター・ホセ・ミレレスは、何年にもわたり地域を苦しめ続けている凶暴な麻薬カルテル“テンプル騎士団”に反抗するために、市民たちと蜂起を決行する。一方、アリゾナ砂漠のコカイン通りとして知られるオルター・バレーでは、アメリカの退役軍人ティム・フォーリーが、メキシコの麻薬が国境を越えるのを阻止するため“アリゾナ国境偵察隊”と呼ばれる小さな自警団を結成していた。二つの組織は徐々に勢力を強めるが、組織の拡大とともに麻薬組織との癒着や賄賂が横行してしまう。正義の元に掲げた旗は徐々に汚れ、善と悪のボーダーラインは不鮮明になっていく…。映画監督のマシュー・ハイネマンはメキシコ麻薬戦争最前線に乗り込み、決死のレポートでメキシコとアメリカの魔の連鎖、そして、肥大化した組織がたどる皮肉な秩序の崩壊を暴いていく。
17歳の少女オーリャとサーシャは片田舎の港町を訪れていた。目的は生き別れたオーリャの父親セルゲイに会うこと。しかし尻込みしたオーリャを見たサーシャは「名前を入れ替える」ことを提案する。そうして立場を入れ替えた少女2人と父親の同居生活が始まるが、オーリャは自らの父親と交流を深めるサーシャに嫉妬をしていく。一方、性に奔放なサーシャは地元の青年と体を重ねるだけでなく、セルゲイに徐々に惹かれていく…
それぞれ元恋人の結婚式で出会ったジョンフンとシフ。酒を飲み、失恋の痛手を分かち合う2人は酔った勢いでそのまま一夜を共にしてしまう。そしてシフはコーヒークーポン券のスタンプを10回貯めるまで、このままの関係を続けようと提案、恋愛に疲れた2人の不思議な交際がスタートする。クーポンのスタンプが増えるほど2人の気持ちに変化が表れ始めた矢先、シフの元カレ ジュンソクが現れ、ジョンフンの中で嫉妬心が芽生えるが…。
音楽芸能マネージャーのリッチーは嫌がる歌手のロニーを連れてコンサートのためにアフガニスタンに赴く。しかしふとした隙にロニーが彼の荷物を持って行方をくらましてしまう。何もかも失ったリッチーは、最強の用心棒ボンベイと共に仕方なく武器商人を手伝うハメに。その最中リッチーは美しい歌声をもつ少女に出会う。彼女に類まれな才能を感じたリッチーは、少女を現地で話題のオーディション番組に出演させることを思いつくが…
自分たちが自由にできる世の中を求める者と、金という後ろ盾を求める者。財閥と政治家の癒着は巨大な腐敗権力を作り上げていた。その一連の流れを陰で操るのが策士・ガンヒだ。ガンヒに雇われ様々な悪事を代行してきたアン・サングは、ある日、財閥企業ミレ自動車が大統領候補へ裏金を送っていた証拠となるファイルを手に入れる。それを楯にミレ自動車を脅し、さらなる成功を手に入れよう企てるが、しくじり失墜する。
彗星が来る夜に運命的に出逢ったデル(ジャスティン・ロング)とキンバリー(エミー・ロッサム)。それは、めまぐるしく変化するふたりの6年間の激しくも儚い恋のはじまりだった。出逢ったL.A.の公園、バリのホテル、再会の列車… 別れと再会を繰り返していくうちに、ふたりの記憶の欠片が、現実とパラレルワールドとの境界線を越えていく。二つの太陽が昇る朝、キンバリーが口にしたある告白にデルは衝撃を受けるー。二人が結ばれる時空はどこにあるのか?
忠誠と裏切り、陰謀、そして復讐。真の武術者のみに託される黄金杖を巡る闘いが幕をあけるー武術の権威である老師チェンパカは、若い4人の弟子の中から少女ダラを後継者に選び、黄金の杖を授け奥義を伝授すると約束する。しかし、それを不満とした兄弟子2人の裏切りにより、チェンパカは殺され黄金杖は奪われてしまう。復讐を誓うダラともう一番下の弟子アンビンの前に、一人の男が現れる。
ドラッグにまみれた世界で現在と未来が交錯する。これは幻覚か、現実か!?人類は、未来を変えることが出来るのかー2024年。快楽をもたらすドラッグが合法化された近未来都市。特殊警官隊が路頭での不法ドラック取引を厳しく取り締まる一方で、国家からドラッグ生産を認められた製薬会社は大きな利益を得ていた。なかでも“アンブロ”は一巨大企業であり、ドラッグ市場をほぼ独占していた。ある夜、身元不明の死体が発見され、特殊警官のフランクが調査を開始。その死体から検出されたのは新種のドラッグだった。その謎を追ううちに、フランクは巨大企業の闇と、その先に待ち受ける恐ろしい未来を知ることになる。
淫らな行為の様子がネットに流出され、いじめを受けている女子高校生カイリー。ハロウィンの夜、人里離れた豪邸でのベビーシッターを命じられ出かけた彼女は途中で不審なトレーラーを目撃する。夜も更け、二人の幼い子供たちがようやく寝静まった時、玄関のドアをノックする音が。そこには豚のマスクを被った少年が立っていた。ハロウィンのお菓子をあげようとカイリーがドアを開けた時、少年の後ろにいたのは恐ろしい豚のマスクを被った大男だった。悪夢の一夜が、幕をあける…。
香港アクションを愛してやまない現役バリバリのハリウッド・スタントマンたちが一挙集結!身体を張った超本格・ノンストップ痛快アクション大作!無職の若者ジョシュはその身体能力を買われて、私立探偵ケンとタッグを組むことに。依頼を受け、多額の借金を抱えて消えたB級アクションスター・トーマスを捜索するうちにギャングの厄介ごとに巻き込まれることに。トーマスの大ファンでアクションオタクのサミール、おデブなスタントマン・デヴィッドも現れて騒動は大きく膨らんで…。
雨の日に発生した一件の殺人事件。その場に偶然居合わせた元傭兵ヨフンは何者かに襲撃され、病院に搬送されるほどの重傷を負ってしまう。意識を取り戻し、自分が殺人事件の容疑者として指名手配されていることを知るヨフン。そして彼の治療を担当した医師テジュンのもとには「妻を助けたければヨフンを連れてこい」という謎の男からの電話が…。テジュンは拉致された妻を救うため、ヨフンを病院から連れ出し逃亡を図ろうとするのだが、その瞬間からふたりは“標的”となってしまった…。警察からの執拗な追跡に加え、闇の組織までもがふたりを追い詰める。なぜ、彼らは狙われるのか?そしてテジュンの妻の運命は?先の読めない緊迫の36時間がいま始まる。
砂漠地帯にたたずむ小さな街に訳あって越してきたキャサリンとマシュー夫婦。ある満月の夜、神隠しに遭ったかのように2人の子供たちが姿を消した。うだるような暑さのなか、地元の警察が大掛かりな捜索を行うが手がかりが見つからず、人々の疑惑の目は夫婦へと向けられる。そんな中、アボリジニの少年がキャサリンに「虹蛇が2人を飲み込んだ。歌えば帰ってくる」という謎の言葉を告げるが…。
露店商売をしながらたった一人の妹と生きるポクスンは、町内では“狂った女”と呼ばれている。ある日、彼女の前に現われた冷酷な殺人鬼テスは、秘密を隠すためポクスンの妹を殺してしまう。妹の復讐のため刃物を持って彼を襲うポクスン。殺人を終わらせるため、執拗にポクスンを追うテス。諦める事を知らない2人の息詰まる追撃戦が今、始まる―。
恋人に振られ仕事にも行き詰まった脚本家チョンミンは、新作執筆のため田舎町へと向かう。偶然見かけた民宿に逗留した彼は、そこで美しい少女・ユミに出逢う。ユミの無垢な笑顔と、それに似合わぬ妖艶な振る舞いに情欲を抑えきれなくなったチョンミンは、ある夜彼女の裸身をのぞき見てしまう。その日から彼とユミの距離は精神的にも肉体的にも近づいてゆくが、同時に少しずつ、彼の身の回りで奇妙な出来事が起こり始める…。
アメリカで最も危険な職業である大型送電線の架線作業員(ラインマン)。ベテランラインマン ボーは嵐のシーズンが来る前に電線改修工事を急ピッチで進めていたが、観測史上稀に見る大型の台風が突如発生。唯一の家族である姪の住む街へ進行していることが発覚する。超巨大台風と大規模停電によってアメリカに未曾有の危機が迫る中、姪は事故で瀕死の重傷を負い、さらに運び込まれた病院の予備電源がショートしてしまう……
モンタナ州カットバンク。ある日、郵便配達人ジョージ―が射殺される。目撃者はドウェインとカサンドラの若いカップル。しかし、配達トラックと共に死体は消え、残されたのはドウェインが撮影した動画のみ。それもそのはず、事件はドウェインとジョージ―が仕掛けた偽装殺人だったのだ。2人は情報提供の報奨金を手にするつもりだったが、事件に執着する変わり者ダービーが動き出したことで、予想外の連続殺人事件が巻き起こり…
夏希は突然現れた青年に父のことを知らされる。父はかつて、母と自分を捨てた憎むべき存在だった。不意に思い出された父の存在が夏希の中で拡がっていき、遂に会いに行くことを決意する。一方、夏生は借金の取り立てを生業として暮らしていた。不意に胸の内によみがえった妹の存在に引っ張られるように夏生は妹の元を訪ねる。家を捨て無責任に生きてきた夏生に妹は激しく反発するが、期せずして二人の生活は始まるのだった…
第二次世界大戦末期のヨーロッパ戦線。アメリカ軍のウォシック中尉の元を、伝説の軍人レディング大佐が訪ねる。彼はウォシックを極秘部隊「ウォー・ピッグ」の指揮官に任命し、ある任務を託す。それはドイツ軍の支配地域に潜入しナチスの秘密兵器を破壊するという危険なミッションであった。そしてナチスに激しい憎悪を燃やすフランス外人部隊のピコー大尉をメンバーに加えたウォー・ピッグは過酷な任務を開始するのだった……。
国内最大の未解決殺人事件サイトを運営する有名ブロガーであり、プロファイリング同好会の会長でもあるカン・デマン(クォン・サンウ)。しかし、現実は子供の世話やら、サイト運営やら、妻に気を使う日々のせいで“シャーロック・ホームズ”級の推理力を発揮する機会が全くない。彼の唯一の楽しみは、警察署に顔を出し、捜査に干渉すること!“広域捜査隊の人食いザメ”という華麗な経歴を持つにも関わらず、現在は一介の刑事として左遷させられたノ・テス(ソン・ドンイル)は、いつも事件に口を挟んでくるデマンを疎ましく思っていた。そんなある日、デマンの友人である刑事が殺人容疑で逮捕される事態が発生。デマンとテスは、この事件に隠された陰謀を察知する。警察は事件解決と判断する中、真犯人を見つけるために仕方なくふたりは手を組み、ぶつかりながらも捜査を進めていく。そんな彼らの前に新たな殺人事件が起こってしまう…。
若い頃ミス・ブルターニュだったベティーだが今では60歳を過ぎた未亡人で、レストランを営んでいる。ある時、彼女は、タバコを切らしていることに気づいて、客も従業員も気難しい母親も放って、タバコを買いに出かける。しかし、タバコ屋のシャッターは閉まっていて、タバコを手に入れることができない。彼女の愛人は若い娘の元に走ってしまっていたし、職場や母のところに戻る気も起きない。彼女は気晴らしにドライブを続けることにするが……。
幼いころ母親に捨てられ、中国系犯罪組織に殺し屋として育てられたゴン(チャン・ドンゴン)。ある日彼はアメリカでの任務遂行中に、誤って幼い少女を殺めてしまう。やるせない虚脱感に囚われ姿をくらますゴンだが、それを許さない組織のボスは少女の母モギョン(キム・ミニ)を葬ることを命じる。非情な組織の掟から逃れられないゴンは、これが最後の仕事と決め、モギョンを追って祖国の韓国へと旅立つ。殺しの準備を整えるゴンだったが、愛娘を亡くし嘆き悲しむモギョンの姿を目の当たりにして拳銃の引き金を引くことができない。母と娘の幸せを奪ってしまった罪悪感が、ゴンに封印してきたはずの哀しい過去の記憶を呼び覚ますのだった。そしてゴンはある決意を胸に組織を裏切り、差し向けられた刺客たちとの嵐のような死闘に突き進んでいく…。
フランス外人部隊に入隊したサイモン・マレー(ポール・フォックス)は本部が置かれていた植民地アルジェリアへと向かう。同じく入隊したパスカル・デュポン(トム・ハーディ)と過酷な訓練で絆を深め、アルジェリアの独立を求める自由軍と壮絶な銃撃戦を繰り返す。しかし、フランスのド・ゴール大統領がアルジェリアの独立を容認した時、外人部隊はピエ・ノワールと呼ばれる独立に反対するアルジェリア植民者を支持し、母国フランスと敵対する立場となってしまう。そんな中、マレーはアルジェリアの独立を阻止するために武装闘争を行う秘密軍事組織(OAS)に武器を横流ししている仲間がいることを知ってしまう。それは苦楽をともにしてきたデュポンだった・・・。
エルサレムの老人ホームに楽しく暮らすヨヘスケルはオリジナリティあるアイディアで、みんなの生活を少しだけ楽にするような発明が趣味。ある日、彼は望まぬ延命治療に苦しむ親友マックスから、彼の発明で安らかに死なせてほしいと頼まれ、自らスイッチを押して最期を選ぶ装置を発明する。彼は最愛の妻レバ―ナの反対を押し切り、同じホームのダニエル、ラフィらも巻き込んで計画を準備。マックスは妻ヤナに看取られ自ら安らかに旅立っていった。しかし、秘密だったはずのその発明の評判は瞬く間に広がり、彼らのもとに依頼が殺到してしまい――!?病人とその妻・夫たちの切実な想いに心が揺らぐヨヘスケル。そんななか、レバーナの認知症はすこしずつ進行していた――。
高麗末期、3人の剣士ユベク、ウォルソ、プンチョンは圧政の世を変えるべく民と共に最強と謳われた3本の剣により反乱を起こそうとしていた。しかしユベクの裏切りによりプンチョンが命を落とし計画は失敗、ユベクと愛を誓ったウォルソは深い絶望と哀しみを胸に姿を消した―。18年後ユベクは国内で最も権力のある男になっていた。ある日、自ら開催した武術大会でウォルソにそっくりな剣さばきの少女を見つけ、右腕である若い武士ユルと共に少女を追う。少女はいったい何者なのか、ユベクが本当に望むものとは。そして、ウォルソが抱え続けていた秘密とは。3本の剣が再び揃い真実が明らかになった時、運命の切なさと真実の愛に心が震える―。
MI5テロ対策本部の諜報部員たちはアメリカCIAから国際指名手配されたテロリストのアデム・カシム容疑者を護送していたところを武装した一団に襲われる。市内で銃撃戦になると一般市民が巻き込まれると懸念した責任者のハリーは容疑者釈放の判断を下す。MI5史上最悪の失策と叩かれ容疑者を逃走させたハリーは解任となった。CIAに対し面子の潰れたMI5は、かつて当局に所属しハリーの部下で敏腕エージェントだったウィルを呼び戻しカシム追跡のミッションを命じる。捜査を進める内に、ウィルは局上層部の人間が逃走の手引きをしたと疑い水面下でカシムを追うハリーと合流する。2人は逃走させた裏にはMI5が関わっていることを突き止める。ロンドン市内で爆破テロを企てるカシムがМI5に奇襲を仕掛けて来た。彼らの狙いは?そして、カシムとMI5を結びつける陰謀とは?今、MI5史上最大の危機が訪れる。
裕福な家庭で優しい両親のもとに育った少女リン・ラン。ある日、金銭を狙った強盗たちが家を襲い、両親は惨殺され、彼女は誘拐されてしまう。道中、強盗たちが立ち寄った宿屋には、美しい女主人と魅惑的な女店員三人が。そして強盗たちはあっけなく殺されてしまう。女たちに助けられたリン・ランは、彼女たちが金持ちや汚職官僚を殺し金品を奪うプロの暗殺集団であることを知る。少女は復讐を果たすため、女たちに暗殺者としての訓練を受けさせてほしいと願い出る。
町内の廃墟と化した銭湯で、冷たくなった姿で発見された女子中学生スジン。父親のサンヒョンは妻を亡くしてから男でひとつでスジンを育ててきた。一人娘の死を目の前にし、喪失感でただただ茫然とする。そんなある日、サンヒョンに犯人の状況が書かれた匿名のメールが届く。そこに書かれていた住所を訪ねると、少年たちに暴行され死にゆく娘スジンの動画を見て笑うチョルヨンを目撃する。理性を失い衝動的にチョルヨンを殺してしまうサンヒョンは、また別の共犯者の存在を知り犯人を捜そうとする。一方、スジンの殺人事件を担当する刑事オッグァンはチョルヨンの殺害現場を見てサンヒョンが犯人だと見抜き、追跡し始めるのだった。正義とは何か?誰が犯人を裁くのか?世論を巻き込み、事件は予想外の結末を迎える――
元特殊部隊最強の暗殺者(ガンマン)。消したはずの過去が、男を追い詰める― アフリカ・コンゴ共和国。鉱山の利権に絡む極秘の大臣暗殺作戦に参加した元特殊部隊最強の暗殺者ジム・テリア(ショーン・ペン)。しかし完璧な狙撃で任務を遂行後、愛する恋人も何もかも捨て表舞台から姿を消し、血塗られた過去を贖うようにひっそりと生きていた。それから数年後のある日、ジムは突然武装した男たちに襲撃される。やがて暗殺作戦に参加したかつての仲間が次々と殺されていることを知ったジムは、自分を襲った敵が何者なのかを突き止めるため、そして自ら生き残るために、過去と向き合い、再び銃を取る―
王室の衣服を作る部署、尚衣院<サンイウォン>を取り仕切るドルソクはその功績が認められ、両班となることが約束されていた。ある日、王の衣服を誤って燃やしてしまった王妃は巷で天才仕立師として話題を集めていたゴンジンの存在を知り、王宮入りを命じる。王妃の美しさに心奪われたゴンジンは革新的な美的センスと才能を発揮させ、たちまち王宮で活躍するようになる。一方、ドルソクは次第にゴンジンに危機感を抱くようになる…
犯罪組織からも恐れられる脅威の戦闘能力と暴力性、そして完璧な肉体と容姿を兼ね備えた刑事ユン・ジウク。しかしそんな彼にも人に言えない秘密が一つだけあった。それは<女性になりたい>という願望を持っていること。長年そのことで葛藤を続けてきたジウクだったが、ある出来事をきっかけにして遂に、自分の心の声に従う決意をする。だがその時、容赦無い暴力と悪意が、その運命をあざ笑うかのようにジウクの身に迫っていた…
困窮した家族の危機を救うため、ある荷物をフランスへ運んだジョンヨン(チョン・ドヨン)。「金の原石」だと信じていたその荷物の正体は、なんと麻薬だった。言葉が一切通じない異国の地での逮捕劇。弁解の余地も与えられないまま、祖国から12,400kmも離れたカリブ海に浮かぶ島、マルティニークの刑務所に送り込まれてしまう。この世の果てのような地で想像を絶する過酷な環境に閉じ込められ、いつ終わるのかも分からない拘束は続いた。彼女は家族のもとに帰りたい一心で地獄の日々を抜け出そうとするのだが…。