最愛の妻ルースが死んだ。だが、90歳のゼヴはそれすら覚えていられない程、もの忘れがひどくなった。ある日、彼は友人のマックスから1通の手紙を託される。「覚えているか?ルース亡きあと誓ったことを。君が忘れても大丈夫なように、全てを手紙に書いた。その約束を果たしてほしい―」2人はアウシュヴィッツ収容所の生存者で、70年前に大切な家族をナチスの兵士に殺されていた。そしてその兵士は身分を偽り、今も生きているという。犯人の名は“ルディ・コランダー”。容疑者は4名まで絞り込まれていた。体が不自由なマックスに代わり、ゼヴはたった1人での復讐を決意し、託された手紙と、かすかな記憶だけを頼りに旅立つ。だが、彼を待ち受けていたのは人生を覆すほどの衝撃の真実だった―
野球推薦で大学に入学することになった主人公・ジェイクは、個性豊かで騒々しいチームメイトたちと、野球はもちろん、女の子、お気に入りの曲、パーティ、お下劣なジョーク等・・・あらゆることに全力で打ち込み、新たな出会いと恋を経験し少しづつ大人になっていく。
ヴァンパイアが蔓延り、世界が崩壊してから10年。かつてヴァンパイア・ハンターに助けられて生き延びたマーティンは、愛する妻と娘とともに暮らしていた。しかし、世界は人間以上に増殖したヴァンパイアのせいで食料難にあえぎ、飢えたヴァンパイアたちは、太陽にあたると消滅する運命にも関わらず、昼夜構わず人間たちに襲いかかっていた。そんなある日、マーティンはヴァンパイアの襲撃を受け、妻と娘を殺されてしまう。怒りと絶望の果てに、復讐を誓った彼は、10年前に生き別れた伝説のヴァンパイア・ハンター、“ミスター”を探し出し、彼の力を借りてヴァンパイアと戦うことを決意をするが・・・。
仕事ひとすじの<オレ様>社長のトム(ケヴィン・スペイシー)は、家族や社員を犠牲に毎日働いていた。ある日、妻のララ(ジェニファー・ガーナー)から娘の誕生日を知らされ、怪しげな店長(クリストファー・ウォーケン)のいるペットショップでプレゼント用にネコを購入。帰り道、会社乗っ取りを企てる社員の罠により、ネコと共にビルの屋上から転落。病院で意識が戻ったときは・・・なんとネコの姿だった!誰にも自分だと気付かれず、ペットとして家族に迎えられるトム。人間に戻るにため、トムはネコの姿のまま奮闘するが―!?
コロンビアの首都ボゴタ。ピアノの調律師ロドリゴは、仕事で訪れた豪邸で美しき女性スサーナと出会う。その後、爆弾テロに巻き込まれたスサーナをロドリゴが助けたことで再会を果たした二人は、ふとしたきっかけでお互いを求め合うようになる。そうして毎夜身体を重ねた後に、ベッドの上で自らの過去の性体験をロドリゴに語り出すスサーナ。彼女が語る幾多もの男性との情熱的なセックスに次第に魅せられていくロドリゴだったが・・・
人気TV番組「スケア・キャンペーン」。出演者をニセの心霊現象などで怖がらせて、その様子を隠しカメラで撮影するというドッキリで長年視聴者を楽しませてきた。しかし最近では、無料動画投稿サイトの過激な映像に押されて人気も停滞気味。そんな中、新たに企画されたのは、廃墟となった病院でのドッキリ。準備が完了し、そこにどことなく様子のおかしいターゲットの男がやってくる。だがそいつはなんと、本物の殺人鬼だった!
記者ホ・ムヒョクは偶然耳にした情報提供の連絡を受け、連続殺人事件に関するスクープをつかむ。しかし、自分が入手した連続殺人犯の自筆メモが、実は小説「良辰(リャンチェン)殺人記」の一節であることを知ったムヒョクは、世間を驚かせたスクープが前代未聞の大きな過ちであったことを悟る。自らの誤報という緊急事態に巻き込まれ不安な日々を送る中、ムヒョクの誤報どおりの殺人事件が発生してしまう・・・。
時は1943年、京城唯一の妓生養成学校。ずば抜けた美貌と歌唱力で最高の歌姫と称されるソユルと天性の歌声を持つ幼なじみのヨニは、作曲家ユヌから一目置かれ、同期の羨望を受ける親友同士だった。ユヌは民衆の心を癒やす「朝鮮の心」という歌を作曲する矢先、ヨニの歌声に魅了されていく。ユヌの曲を自分のものにし、歌手になることを夢見るソユルは次第に嫉妬心が芽生え始め、3人それぞれの運命が狂い始めていく――。
総合格闘家のヴィクトルは、チャンピオンになった夜、クラブで祝杯を挙げていた。その時、裏社会のボス・シャークと連れの女性ヴェラに出会う。シャークはヴィクトルに巨額の違法賭博の話を持ちかけてきたが、ヴィクトルは一切話を聞かず相手にしない。さらにヴェラと急接近したことでシャークの機嫌を損ねた彼は、手下に襲われ格闘家にとって致命的なけがを負い、再起不能の体になってしまうのだった。しかし、頑なに復帰を目指したヴィクトルは、ヴェラのサポートもあって奇跡的に回復し、復帰戦に臨むことに。するとヴィクトルの元に再びシャークが現れ、またも違法賭博の話を持ちかけ彼に告げる。「今回は、拒めばヴェラの命はない」と・・・
ウィルとイーデンはある事故が原因で心の傷を負い立ち直れないまま別れてしまい、イーデンは消息不明となっていた。2年後、突然ウィルのもとにイーデンからディナーの招待状が届く。現在の恋人キーラと共にかつて自分が住んでいた邸宅に向かうウィル。到着すると、見違えるほどに陽気なイーデンと彼女の現在の恋人デヴィッドがふたりを温かく迎え入れてくれた。しかし、何かがおかしい。懐かしい元我が家に集った友人たちとの会話もどこか違和感がある。デヴィッドは執拗に玄関の鍵を内から閉めようとする。めったに時間に遅れることのない友人が現れない。不穏な緊張感の中、パーティーは予測不可能な展開を迎えるー。
海ではアザラシ、陸では人間の姿になる妖精・セルキーの母親と、人間の父親との間に生まれたベンとシアーシャの兄妹。妹が生まれた日に母親が姿を消してしまったことから、ベンは妹に優しくできない。やがて6歳の誕生日を迎えたシアーシャは、父が隠していたセルキーのコートを着て、母親が姿を消した海に入ってしまう。心配した祖母は嫌がる兄妹を町へと連れて行くが、セルキーだと気づかれたことで、シアーシャはフクロウ魔女に連れ去られるのだった。ベンは妹を救うため、消えゆく魔法世界へと不思議な旅に出る・・・。
真夜中のオフィスビル。不真面目な3人の警備員、ケン(ケン・アーノルド)、ジゲッツ(ケヴィン・ジゲッツ)、ルカ(ダン・デルーカ)達の元に、新人警備員ジャスティン(マックス・グレイ・ウィルバー)がやって来る。ふと、ケンが監視カメラに目をやると、何やら怪しげな棺を駐車場へ搬入する宅配業者の姿を発見。ケン達は現場へと急行するが、届け先が間違っていたと判明し、一晩だけ駐車場に置いておくことにする。しかし、オフィスで働くランドール(ジェームズ・レマー)が偶然通りかかり、棺を開けてしまう。すると、棺の中から、ピエロの格好をしたヴァンパイアが現れ、オフィスに残っていた人々を次々と襲い始める。ケン達4人と逃げ延びた女性ジャーナリストのカレン(カーラ・ルイズ)は、ヴァンパイアの群れと戦うことに・・・。
NY。マルコムとソフィアは街のあちこちにグラフィティ・アートを描く若きアーティストのコンビ。自分たちの作品を汚すライバル・グループがニューヨーク・メッツのファンであることから、メッツの本拠地シティ・フィールド球場の名物であるホームラン・アップルに落書きをしてやろうと画策する。球場で警備員をするマルコムの友人に500ドルを払えば実行できるということになり、二人はそのお金を稼ぐために一計を案じるも、トラブルに巻き込まれていく。
砂漠でずた袋を引きずり歩く、ウサギの着ぐるみを来た男。バス停で袋の中身を取り出すと、それは幼い少年の死体だった・・・。寂れた見世物ホラー小屋にたどり着いたウサギの着ぐるみ、通称“バニーマン”。ここは彼の実家であり、かつて働いていた場所だった。幼少時の虐待で顔が焼けただれている彼は子供たちの格好のいじめ相手となり、ウサギの着ぐるみを脱ぐことが出来なくなってしまったのだった。実家に暮らす彼の家族と元同僚は彼を受け入れ、そこから恐ろしい計画が始まった。一家はホラー小屋を新たに立て直し、新アトラクションに心躍る子供や若者たちが集まってくる。そこが本当の“恐怖の館”だとは知らずに・・・。
アイルランドの田舎で育ったメアリーは、「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため有名なガーデンデザイナー、シャーロットのアシスタントに応募。晴れて採用されるも、高慢なシャーロットにコキ使われた挙句、長年書き溜めていたデザインノートまで盗まれクビに……。どん底のメアリーがひらめいたのは世界中が注目するガーデニングの世界大会「チェルシー・フラワーショー」で金メダルを獲ることだった!
主人公のクワン(ラウ・チンワン)は、お人よしで、優しくとても世話好きな医師。その性格のために恋人のメイメイはわがままやりたい放題。さすがのクワンも彼女には嫌気がさしていた。ついにメイメイの母親の誕生日を祝う席で2人は喧嘩し、クワンは席を立って帰ってしまう。帰宅途中、クワンは空から何かが落ちてきたのを見る。驚いたクワンはその場所へと近づき、さらに驚く。なんと、上から落ちてきたのはジサン(アテナ・チュウ)であった。彼女は以前彼女の祖母に付き添ってクワンの病院に診察を受けに来たことがあり、気に留めていた女性だった。クワンは急いで彼女を病院へ連れて行き、何とか彼女の一命を取り留めた。それから2人の間に愛情が芽生えていく。クワンはメイメイと別れることを決意し、彼女に別れ話を持ちかける。メイメイは予想通り、憤慨し彼の話を聞き入れてくれなかったが、クワンはジサンと付き合い始めることに。やがて、メイメイは悪霊に取り憑かれたかのような狂乱状態になってしまう。メイメイを心配したクワンはテレビ番組に出演している、インチキくさい霊媒師(サイモン・ロイ)に相談することにする。霊媒師は意外にも今の恋人ジサンが原因ではないかと言い出す。あの時、彼女の一命を取り留めたはずだったのだが・・・
“財叔”とは50、60年代の著名な抗日漫画の登場人物だ。監督・程小東と徐克が既に販売停止されているこの古めかしい漫画の世界をスクリーンに甦らせた。日中戦争時代の満州国。傀儡政権の皇帝・溥儀は日本軍に協力し秘かに化学兵器を開発しようとする。その企みを阻止しようとして、満州国に潜入する老医師の財叔と中国陸軍の兵士達は力を合わせて日本軍将校やスパイと対決する・・・ド派手な爆発シーンがふんだんに盛り込まれ、銃撃戦にカンフー攻撃も飛び出す香港らしいアクション作品。豪華な出演メンバーによる、笑いありアクションありの一大娯楽作品に仕上がっている。
女子高生のジョルジュは、親が長期の旅行に出かけた同級生のアレックスに、独り占めすることになった彼の屋敷へ誘われる。元々お互い気になる存在だった二人は衝動的に体を重ね、ジョルジュはその日を境にアレックスの家に入り浸るようになる。そうして他の同級生も加えて夜な夜なパーティを繰り返すジョルジュたち。酒、ドラッグと徐々にタガが外れていき、ついには欲望の赴くままゲーム感覚で体を求め合うが・・・
二十歳になったヨンビ、サンウ、ジゴン、ドゥマンは、入隊するサンウを見送るために久しぶりに集まって旅行に出掛ける。友達がすべてのヨンビ、大学進学の代わりに軍隊を選んだサンウ、母に言われるがままの浪人生ジゴン、父親のコネで大学に入ったドゥマンは、それぞれの人生から抜け出して自由を満喫する。浦項のある海辺で浮かれていたのも束の間、4人一緒なら何一つ怖いものなどなかった彼らの心を揺るがす事件に遭遇する―。
運命的に出会い結婚したジュードとミナの間に可愛い男の子が産まれる。それは幸せな人生の始まり―のはずだった。息子の育て方に神経質になってゆくミナは、息子が口にするもの、触れるものに対して敵意と恐怖心を露わにし始める。やがてその矛先は、医者や友人、更にはジュード本人にまで向けられてゆくが、彼はそんな妻の異常とも取れる愛情を、何とか理解しようとする。しかしその結果、息子の体が徐々に変調をきたし始め・・・
独立記念日の休暇を利用して、ワシントンコーストそばの離島へ旅行に来た三組のカップルたち。最高のバカンスに胸躍らせ森の中にあるキャビンにたどり着く。若者特有のハイテンションな乱痴気騒ぎが始まるなか、パーティーを盛り上げるために一人が持参したドラッグを口にした五人は次第に威嚇的な態度をとり始める。実はドラッグの中には、右翼系テロリスト集団が開発した恐ろしい新種が混じっていたのだった・・・。唯一ドラッグを拒否したブリーは不安になるが、そんな心配をよそにドラッグを摂取し続けた五人はやがて互いを攻撃し始め、血にまみれた恐怖の宴が始まるのだったー。
警察の特殊部隊の女性エース、アン。裏取引オークションの監視中、武装した強盗団が侵入、発見したアンは揉み合いのなか、誤って相手を高層ビルの窓から突き落とし死なせてしまう。死んだ男が、巨大な麻薬シンジゲート“ウルフ・ギャング”に所属し、組織を取り仕切るボス・ロクの妹の婚約者であったことから、アンは組織に命を狙われることになる。彼女の唯一の家族、障害を持つ弟ビンにも魔の手が迫った時、アンは組織との対峙を決意する。
詐欺にあい家を失った独身アラフォーCA(チェ・ジウ)、天狗になっているイケメン韓流スター(ユ・アイン)、女性と付き合ったことのない草食系の天才作曲家(カン・ハヌル)、気難しい性格の売れっ子脚本家(イ・ミヨン)、婚期を逃したおせっかい者のシェフ(キム・ジュヒョク)、恋愛上級者の新米ドラマプロデューサー(イ・ソム)は、それぞれが仕事の問題や悩みを抱え、プライベートでもうまくいかないことばかり。SNSでつながった彼らは、口には出せない思いをネットのなかでさらけ出し心を通わすなかで、次第に恋心が芽生えていく。SNSから始まるという恋の形、タイプの異なるカップルたちが恋に奮闘する姿が共感を誘う、等身大のラブストーリー!
保険会社に勤め小学生の娘を育てるシングルマザー。ある日、仕事のミーティングで娘の迎えが遅くなるが、娘はすでに学校にいなかった。家にも娘は帰っておらず、警察へ行くが深刻に取り合ってくれない。娘は見知らぬ男に強姦され、生きたままゴミ捨て場に捨てられていたのだった…娘の命はとりとめたが精神的なショックが大きい。母親は警察に乗り込むが、捜査担当のマ刑事の娘への無神経な聴取と警察のずさんな捜査に母の怒りは爆発する。そして警察を見切り、娘が書いた絵を手掛かりに犯人のアパートの場所を突き止め、部屋に踏み込もうとするが…。
今なお音楽界に影響を色濃く残すミュージシャン、ジョニー・サンダース。91年に悲劇的な死を迎えるまでの、彼の破天荒な生涯を追った初の映像作品がこの『Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』。本作を手掛けたのはザ・クラッシュのドキュメンタリー『ザ・ライズ &フォールズ・オブ・クラッシュ』を手掛けたスペイン人監督ダニー・ガルシア。バンドメンバーのジェリー・ノーラン、シルヴェイン・シルヴェイン、ウォルター・ルー、プロデューサーのマルコム・マクラーレンら周囲の人々のインタビューほか、これまで未発表だったニューヨーク・ドールズ、ハートブレイカーズをはじめとする彼の軌跡が映し出された貴重な映像の数々で構成された唯一無二のドキュメンタリー。
大好きな人との結婚を夢見る女の子、チー・ジア。大学の卒業式にウェディングドレスで出席し、同棲中の恋人にサプライズでプロポーズを計画!しかし彼からの返事はー。「結婚は考えられない!」公衆の面前で放たれた一言に、彼女の自信とプライドは見事に崩れ去る。トラウマを引きずりながら26歳になった彼女は、医者から若年性の更年期と診断されてしまう・・・。「なんで私が更年期なのよ!」まさかの恋の病が本当の病気になってしまうなんて・・・そんなある日、ホームレスに絡まれているところを大学の中で、“最も冴えない男”だった、ユアンに助けられる。「帰る場所がない・・・。」というユアン。親友の毒舌女、リン・シューアルの猛反対を押し切り、冴えない彼との奇妙な同居生活がスタートする。チー・ジアにとって本当の幸せとは・・・。
新時代に向けて飛躍的に発展を遂げていく中国。北京オリンピック開催などで目まぐるしく経済成長するなか、多くの市井の人びとが、町を出て漂泊の道をたどり始める。時代に翻弄され、故郷を離れて暮らす息子・ダオラー。母・タオは、故郷にとどまることを選択し、ひとりダオラーを想いつづけていた。やがて時代はめぐり、2025年。ダオラーは故郷から遠く離れた異国の地で、かすかに記憶するタオの面影を探し始めていた―
謎のウィルスが瞬く間に蔓延し、世紀末と化した世界。生き残った人々は食料を求め、世界はカオスに。強き者は武器を持ち、弱き者たちを次々と襲い始める。弱者は隠れて生き延びるしかなかった。郊外の家で愛する家族と身を潜めて暮らしていたジャックたちも強盗に襲われる。命からがら車で逃げだした一家は、どこかに存在するという、安住の地を探し彷徨うことになる・・・。
未解決事件を扱う特捜部Qに、また新たな捜査の依頼がやってきた。海辺を散歩していた町人がボトルの中に「助けて」と書かれた手紙を見つけ、Qに送ってきたのだ。手紙はどうやら7~8年前に書かれたもので、インクが滲み殆ど読めない。唯一の手がかりは差出人の頭文字“P”。Qのチーム達は手紙を解読しながら該当する行方不明者を割り出していくが、そこには驚愕の事件が隠されていた・・・。
内乱が起こり大混乱となったインドネシア。長きにわたった紛争は2026年、過激派が一掃され終結、国は平和を取り戻したかに見えた。そして十年後。人権が第一に尊ばれ、警察すら実弾を使うことを禁止された国家では、己を守るため格闘技を身に着けることが奨励されていた。対テロ特殊部隊のエースであるアリフ、真実を追求するジャーナリストのラム、神に奉仕し静かに平和を祈念するミン。かつてともに同じ道場で最強の格闘技“シラット”を学んだ三人の男たちは、裏社会でテロリストやマフィアが暗躍する今、それぞれの立場で対峙することとなるー。
超エリート金融マンのハリーは、急激な金融不況を理由に、突然会社から解雇を告げられてしまう。超豪華で広いマンションで何不自由ない生活を送ってきた彼にとって、そのすべてを失うことなどもはや「死」も同然だった。ちょうどその頃、彼の旧友で、事業に失敗してばかりのシステム・エンジニア、ヴァーノンは、大ヒット間違い無しの新たなインターネット事業“トレーダーズ”を考え出していた。「カネの欲しい者同士が同じ金額を賭け、殺し合う」。その恐ろしいコンセプトを聞いたハリーは、一度はヴァーノンの誘いを断るが、誰もが羨む仕事を失った自分の置かれた惨めな状況に嫌気が差し「一度だけなら・・・」とゲームへの参加を決めるのだった。
とある自然豊かな王国。若き戦士キャミランは賞金稼ぎの兄ラミカスの家を訪れていた。すると、伝言を運ぶ魔法のメッセンジャーが突然現れる。その伝言は王国のエノガルド王女からで、闇の魔術師がドラゴンを操り王国を支配しようとしているというのだった。キャミランとラミカスは、王国の危機を救おうと王女が囚われているイーストン城へ旅立つが、人さらいの種族や魔術師によって操られた者たちに行く手を阻まれてしまう。さらに、巨大な体を持ちあらゆるものを破壊するドラゴンの容赦ない攻撃が、彼らに襲いかかるのだった・・・!
一切の証拠を残さず、完璧に計画を遂行するヤニス率いる武装強盗団。今回は白紙のパスポートを強奪し、首尾よくそれを大金に換えた。しかしヤニスの弟アミンが欲を出し、計画に使用した銃をこっそり横流ししたことで、凶悪なギャングたちにその素性を知られてしまう。仲間と家族を人質に取られ、ヤニスがギャングに命じられたのは別の組織からの麻薬強奪計画。迎えた犯行当日、ヤニスはギャングたちを裏切り一世一代の賭けに出る!
独身敏腕弁護士ヨヌは不慮の交通事故に遭ってしまう。生死の境をさまようヨヌの前に怪しげな男が現れる。彼は、ひと月他人の人生を生きれば元に戻してやると提案する。ただし、条件は誰にも正体を見破られてはいけないということ。そうして目を覚ました彼女に訪れたのは、2人の子持ち主婦の日常だった!これまでとは真逆の人生にパニックに陥るヨヌ。夫と子供たちは訳も分からないまま妻・母の変化にうろたえ始めるが・・・!
28年前に起きた一家惨殺事件で生き残った、8歳の少女リビー。彼女の証言により、殺人犯として逮捕されたのは、兄のベンだった。大人になったリビー(シャーリーズ・セロン)の元へ<殺人クラブ>のメンバーのライル(ニコラス・ホルト)から接触が。「無実」を語り始めたベンに残された時間は、あと21日。闇に葬られたはずの真実は、果たして――!?
登山家オム・ホンギルは引退後、ヒマラヤ4座をともに登頂した最愛の後輩ムテクが悪天候のため下山中に遭難死したことを知る。そこは人間が生存できない“デスゾーン”エベレスト地上8750メートルの地。誰もが遺体収容を諦める中、ホンギルは数々の偉業を成し遂げたかつての仲間たちを集め、“ヒューマン遠征隊”を結成。山頂付近の氷壁に眠るムテクと帰りを待つ家族のため、危険で困難な登攀に挑む。「必ず迎えに行く」友との最後の約束を果たすために―。
ブラジルをサッカー王国へと変貌させ、サッカーの王様と呼ばれた“ペレ”。そのプレーは戦争すら停戦させ、彼の背番号“10”はエースナンバーの象徴となった。1958年、スウェーデンW杯。わずか17歳の少年ペレは崩壊寸前の母国ブラジル代表を救い、世界の頂点へと導いた。スラムしか知らない少年がプロチームに入団してからわずか18か月後、なぜ彼は世界を変えることが出来たのか?父との約束、母の愛、そして全国民の期待を背負い、ペレが選んだ絶望を希望に変える“禁じられた切り札”とは?
有能な若い弁護士リチャードは、重要な案件でミスを犯し、ベテラン弁護士プレストンに助けを求めるために、妻と共にプレストンの別荘を訪れる。プレストンとその妻の生活に魅了される彼らだったが、次第に裏の顔をあらわにしていくプレストンを前に、リチャードはキャリア、夫婦関係、そして良識を天秤にかける、血なまぐさい決断へと追い込まれていく。
精神分裂症の芸術家パックスは、目に映る恐ろしい亡霊たちの存在に悩まされていた。見てみぬふりを続け、時に危険な亡霊からは身を守り過ごしてきた。常に何かしら亡霊との接触を余儀なくされる彼は、やがてそのような現象を何とかコントロールしようと試みるのだが、それは狂気に陥るリスクすらはらむ、危険な賭けだった。
ナイロビのスラム街に住む4人のストリートチルドレンを追い、それぞれが直面している苦難、社会問題を浮き彫りにしていく。彼らはいずれも路上で暮らし、安価な接着剤を吸引することで日々の苦痛から逃れている・・・。撮影期間に3年間を費やした本作は、今なおケニアで問題になっている貧困を浮き彫りにし、豊かな都市のすそ野で広がり続けるスラム街に蔓延する悲劇を描いていく。自らを「サバイバー」と呼び、同じ境遇のもの同士寄り添うように生きる人々。社会から拒まれ、政府からも見放された彼らは、今日も力強く生きる道を探していく。
元彫刻家で芸術大学の教授だったアブナー。しかし弟と三角関係のもつれで絶縁状態になり、自暴自棄になっていた彼は交通事故で相手を死なせてしまう。罪の意識に囚われ、今は警備員の夜勤をしながら、自殺を試みては踏み切れないというようなことを繰り返す毎日だった。そんなある日、自由奔放なタクシー運転手の女性、ゾーイと出会ったことから、アブナーは再び過去と向き合い、乗り越えていくきっかけをつかんでいく。
若い芸術家候補ダニエルは、彼のパトロンとなりうる老富豪ワーナーに出会い、彼の屋敷に作品を持参して訪れる。しかしワーナーは作品に目もくれず、奇妙な要求を持ちかける。それは指定する風景、そして人物をビデオカメラで納めてくるというものだった。困惑しながらも指示に従っていくダニエルは、ワーナーが心に秘めた目的と悲しい過去を少しずつ明らかにしていく。
アメリカで生まれ、アメリカ市民権を持つ13歳の少年サミーは父親の都合で家族ごと故郷アフガニスタンへ戻る。しかし間もなくして父親が死んでしまい、母は生活のためにサミーと兄をテロリストグループに売り渡してしまう。サミーの出自に目を付けたグループは、デリーのアメリカ大使館に自爆テロを仕掛ける要員として彼を訓練する。やがてミッションを言い渡されるサミーだったが、実行を前に重大な決断を心に秘めていた。今なお続く中東の混乱で、日々起きる悲劇的な真実をベースにした衝撃作
愛か巨悪か、勝利はどちらの手に――話題作に次々と出演しているニコラス・ホルト待望の主演最新作!アメリカで天才自動車泥棒として暗躍していたケイシーはドイツ・ケルンに渡り、マフィアのもとで働いていた。そんな時に偶然クラブで出会ったジュリエットと恋に落ち、病気の彼女を救うため大きな賭けに出る。その計画は実業家にして麻薬王のハーゲン・カールから大量の麻薬が積まれたトラックを奪うというものだった。簡単で、稼げると思われたこのミッションはジュリエットが人質にとられたことで、絶体絶命の状況に――
少女エマは、華やかな結婚生活を夢見て医師チャールズ・ボヴァリーと結婚する。しかし静かな田舎町での生活と退屈な夫の存在は、次第に彼女の心に暗い影を落としてゆく。やがてエマは美しい青年レオンに惹かれてゆくが、思いは実ることなく彼は去っていってしまう。再び孤独になったエマは、資産家のマルキと出逢う。エマを気に入ったマルキは彼女を口説き始め、彼の振る舞いに憧れを抱いたエマはついには体を許してしまい・・・
刑務所の所長を務めるジャンは美しい妻子にも囲まれて充実した日々を過ごしていた。しかし新たに刑務所へ移送されてきた美しき女囚アンナに出会ったジャンは、彼女の若く瑞々しい肉体と無垢な心に自らの気持ちの高ぶりを感じる。そうして所長という地位を使い徐々にアンナに接近していくジャン。一方、家族の愛を知らず孤独に生きてきたアンナも情熱的なジャンに惹かれていき、ついに2人は一線を超えてしまう・・・
再開発地区で暴動が起き、警官が一名死亡。住人の一人パク・ジェホが逮捕される。彼は「息子は警官に殺された。自分は息子を守ろうとしただけだ。」と主張していた。国選弁護人として事件を担当するのは三流弁護士ユン・ジンウォン。彼も初めはジェホの言葉を疑っていたが、すぐ捜査記録におかしな点があることに気づく。そうして彼らが起こしたのは賠償請求額わずか100ウォン、ただ真実のみを求めた前代未聞の訴訟を起こす!
イスラム系武装組織タリバン発祥の地、アフガニスタン・カンダハル。“ハイエナ・ロード”と呼ばれる復興道路建設の任務に従事するカナダ軍の兵士たち。狙撃部隊の精鋭ライアンは、ある任務中に敵の総攻撃を受けるも逃げ込んだ村の長老により命を救われる。極秘任務を帯びた情報将校ピートは、ライアンを救った長老が地元の有力者たちにも絶大な影響力を持つ<伝説の戦士>であると確信し、ライアンを伴い彼との接触を試みるが・・・
ギャンブル狂いの母親の世話をしながら、自分のブティックを開くことを夢見る仕立て屋見習いのスン。ゴキブリも怖がるようなひ弱な彼だが、ふとしたことでスーパーパワーを手に入れ、親友のマネジメントのもと、仮面を被った正義のヒーロー“超人X”.となり大活躍。あくまでヒーロー業は仕事でしかなかったが、あっという間に人気者になった彼は美人で我儘なキキから猛烈なアタックを受けるが、スンには女性を受け入れられない理由があった。そんななか、超人Xの強敵となる強盗団が現れる。スンの家族や友人までが戦いに巻き込まれてしまった時、スンの中に新たな感情が芽生える。
メキシコのとある村。フアンは愛らしい子供と美しい妻ナタリアとともに何不自由ない恵まれた生活を送っていた。ところが、ある夜、赤く発光する“それ”が彼の家を訪問したときから、なにげない平和な日常が歪みはじめる。ヒカリと闇が互いに戯れるがごとく交わる世界の断片は、1発の銃声によって新たな位相に導かれていく。フアンの家に現れた“それ”はいったい何だったのか?禍をもたらす「悪魔」なのか、それともどこかに彼らを導こうとする「神」だったのか…。
ポランスキーがその目で見て、肌で感じたものは類いまれな才能を持つレーサーの真実だった。生死を賭けて世界一の栄光を目指す。そしてその裏では最愛の人、友を失った悲しみも・・・。それでもステアリングを握り挑み続ける。1970年代、モーターレーシングが最も輝きに満ち溢れていた時代。我々の前に「グローリアス・モナコ」が鮮やかに現れる。40年後、ポランスキーとスチュワートは再会を果たす。彼らは話し合う。それはまさに作品の後書きとなった。
時は昭和初期、中年作家の竹中時雄のもとに、神戸の女学校からやってきた横山芳子という若い娘が弟子入りしてくる。時雄は芳子のあまりの美しさに一瞬で目を奪われてしまう。芳子は麝香(ジャコウ)という香水をつけていた。それは、雄鹿の発情期に雌鹿を誘うために使われる、鹿の陰部にある匂い袋を乾燥させて作られたものだった。時雄は気づかれないようにその匂いを吸い込む。弟子入り前の手紙のやりとりでは、女の身で文学に携わることと処女の文学者は危険だ、などと言っていた時雄だったが、「先生!先生!」と目を輝かせながら接してくる芳子に、ひそかに恋心を抱くようになる。芳子にとっても、知的な文学者の時雄は魅力的であり、ある時、「女であることは変えられないが処女であることは変えられる」と言って、時雄を見つめる。時雄には妻がいるため、どちらも関係をもつことをためらっているが、妄想の中ではお互いを激しく求め合ってた。そんなある日、芳子の恋人であるという学生が現れ、時雄は以前にも増して芳子に執着するようになるー。
マン島TTの伝説のライダー、ジョイ・ダンロップ。兄ジョイに憧れてライダーになり、レース中の事故による再起不能からよみがえったヒーロー、ロバート・ダンロップ。そしてロバートの2人の息子、ウィリアムとマイケル。北アイルランドで生まれ育った2世代に渡る2つの兄弟は、愛すべきロードレースにすべてを捧げ、宿命の道を突き進んでいく。想像を超えるロードレースの世界で生きる彼らのドラマチックな人生を追った、栄光と悲劇の物語である。
近代化が進むアフリカのタンザニア。しかし国内ではいまだに呪術師が大きな影響力を持ち、盲信する人も少なくない。そんな中、アルビノ症の子供の体の部位は幸運をもたらすとされ、多くの子供たちが襲撃され、恐ろしい事件の犠牲となっている。タンザニアの村に住むアダムもまた、アルビノ症を持って生まれた少年の一人。住んでいる村でも存在しない者として扱われ、忌み嫌われていた。そしてある夜、彼の部位を呪術師に高値で売ろうともくろむ集団に襲われる。命こそ助かるものの、彼は手を失い、作家になるという夢も絶たれてしまう。同じくアルビノ症をもつカナダのビジネスマン、ピーターはそんなアダムの存在を知り、彼の元を訪ねる。国を超え、文化を超え、心を通わせていく二人は、世界に彼らがおかれている理不尽な状況を知らせていく。
芸術家でコメディアンのジェス(ジョン・レグイザモ)は、新年パーティの余興で犬の首輪をはめたまま、浴槽に落ちて瀕死の状態になる。現世と死の世界を行ききしながら、彼は愛の冷めた妻と、大学のころの恋人との間で本当の愛を試される。
若いアフリカ系白人のカーエンジニア、ファニーは、アフリカのポップスターである兄の結婚式に出席するため、ズールー族出身の企業家で女友達のディンキーに彼女のふりをして同伴してほしいと頼む。ディンキーは結婚を急がせようとする父親をごまかせると、この頼みに乗ることにする。最初はふりだったが、本当に恋に落ちてしまった二人。しかしそれは文化、風習、考え方など、民族間にあるたくさんの大きな壁との戦いの始まりだった。
国会議員に立候補した新人政治家ジョンチャンの高校生の娘が選挙を15日後に控えたある日、失踪する。行方が分からなくなった娘を探すため手を尽くした妻のヨノンは娘が失踪したにもかかわらず、選挙しか頭にないジョンチャンと、事件をまともに調査しない人々に対し怒り、絶望する。誰も信じられない状況の中、一人で手がかりを探し、友人、教師たちに娘の学校での話を聞き始める。娘の行方を追う中、徐々に明らかになる衝撃的な真実にヨノンは直面する・・・。
マーク・カーはホテルのマネージャーで重度のギャンブル中毒という問題を抱えていた。そんな彼のもとに彼を利用しようと目を付けた犯罪者グループが近づいてくる。マークが勤めるホテルの地下に設置された時限式金庫は朝8時に開くようセットされており、グループはマークを利用して金庫にある宝石を盗むため、彼に計画を持ち掛ける。しかし決行の最中、マークを引き込んだ実行役のキャルは、あることからマークと以前に面識を持っていたことを思い出し、自分がマークのせいでどん底に落とされたことを明らかにする。絡み合う感情と迫りくるタイムリミットの中、マークは人生最大の決断を迫られる。
国境沿いの立入禁止区域に放置された船を根城にし、魚や貝を獲ってひとりたくましく生活する少年。孤独だが静かな船の暮らしに、突然国境の反対側から少年と同じくらいの年の少年兵が乗り込んでくる。「船のこちら側は自分の陣地」とばかりに甲板にロープを張り勝手に船の備品を持ちだしていく侵入者に少年は怒りの声をあげるが、言葉が通じない。ときに銃を持ちだす少年兵には何を言えず、コミュニケーションの取れないまま謎を抱えた少年兵との生活が始まった…。
米軍に入隊した地方出身のエイミーは、キューバのグアンタナモ湾収容キャンプに配属される。そこで、テロリストと疑われた者たちを監視するという任務に就く。それは精神と肉体を駆使する想像を絶する苛酷なものであった。