スロベニアの首都リュブリャナの大学に通う、23歳の女子大生サーシャ。田舎にある実家で優しい父親と二人暮らしのサーシャだが、心の中では都会のセレブな生活に憧れていた。その夢を叶えるため、彼女は‘SlovenianGirl’というコードネームでコールガールを始める――。毎夜あらゆる男たちと寝ては、金を稼ぐサーシャ――調子に乗った彼女は一等地のマンションの一室を購入する。夢の生活を手に入れたサーシャは、部屋のローンを払うため、夜の仕事をさらに増やしていく。しかし、妻帯者の元恋人に追い回されたり、サーシャを利用して一儲けしようとする男たちに脅されたりとトラブル続きに。サーシャは、本業の学業にも手がつかず、ついにはローンの支払いも滞ってしまう。そしてある夜、客の男が情事の後に心臓発作を起こす――身元がバレるのを恐れ、救急車を呼び、その場から去るサーシャ。そのまま死んでしまった男は、なんと欧州議会の有力者だった。警察は“Slovenian Girl”の行方を捜索、その名は国中に知れ渡ってしまい・・・。
その旅は、クリスマスの残酷な遊び事(ゲーム)からはじまった…。アーサー王の甥であるサー・ガウェインは、正式な騎士になれぬまま怠惰な日々を送っていた。クリスマスの日。円卓の騎士たちが集う王の宴に、まるで全身が草木に包まれたような風貌をした緑の騎士が現れ、恐ろしい首切りゲームを持ちかける。その挑発に乗ったガウェインは、緑の騎士の首を一振りで斬り落とすが、彼は転がる首を自身の手で拾い上げると「1年後に私を捜し出し、ひざまずいて、私からの一撃を受けるのだ」と言い残して去ってゆく。それは呪いと厳しい試練の始まりだった・・・1年後、ガウェインは約束を果たすべく、未知なる世界へと旅立ってゆく。
アルプス山奥の小さな村に暮らす少年ウルスリ。彼には仲良しのセレイナという友達がいた。ウルスリ一家は冬を越すため山を降りて村の家に向かっている途中、馬車に乗せていた収穫物を崖から落としてしまった。偶然川にいた村にある裕福だが不親切な店の主人は、一家の大切なチーズを奪ってしまう。彼は家族を助ける代わりに自分の息子にウルスリの大事なヤギを渡すよう言ってくる。さらに、春迎えのお祭りのために、村一番の鈴を受け取るつもりではりきっていたウルスリが手にしたのは小さな鈴だったが…。
ウクライナのドンパス地方での戦争がはじまると、物理学者のミコラは、妊娠中の妻を過激派に殺され、家を焼き払われる。非暴力・平和主義者だったミコラは、怒りにかられ、自らの主義を翻し、ウクライナ軍に入隊する。復讐心を燃やすミコラは過酷な訓練に耐え、みるみるうちにエリート狙撃手となっていく。やがて戦争が激化する中、自分を育ててくれた先輩狙撃手もロシア軍のスナイパーに殺され、一層復讐の誓いを胸に秘めたミコラは、千載一遇のロシア兵狙撃作戦への参加の機会を得る。そしてスナイパー達の息詰まる狙撃合戦へと突入する。
2050年、地球は乾燥した荒れ果てた場所になり、人類滅亡の危機に陥っていた。戦闘機パイロットのノバは壊滅的な環境災害を防ぐために過去に遡ることを余儀なくされた。タイムトラベルの副作用で12歳となり、2025年に不時着した。そこで15歳の少年ナスと出会う。ノバの使命について誰も真剣に受け止めようとしなかったが、ナスだけは違った。ノバとナスは未来を救うことができるのか。
スーパースライド選手を夢見るポロロとその仲間たちは、ある日、配達員のトトとマンゴーに出会う。トトとマンゴーは自分達をチャンピオンと名乗り、それを信じたポロロたちはトトに特訓をお願いする。そして、スーパースライド大会に出場することになったポロロたちはさまざまなライバルたちと争いを繰り広げる。そんな中、大会をぶち壊そうとヒグマの悪役フーフーがポロロたちの前に立ち塞がる!チャンピオンを目指し奮闘するポロロとその仲間たちは果たして優勝することができるのか!?
元海兵隊員のウィリアム・ダンカンは、戦いから離れ妻と娘のキャサリンと3人で平穏な暮らしを送っていた。ある日、ウィリアムは立ち寄った料理店でギャングの無差別殺戮に遭い、愛娘を目の前で惨殺されてしまう。ウィリアムの必死の反撃により主犯格のダニーは駆け付けた警察に逮捕されるが、証拠不十分で相応しい裁きを受けることはないという。これを知ったウィリアムは、釈放されたダニーを怒りに任せて手にかけるのだが…。
父親が事故で死亡した翌年、シャロンが5歳の時に、母親とケンカをした15歳の姉レイヴンが家出。懸命に捜索するも、行方不明のまま27年の時が過ぎた。産科医となったシャロンは、建設中の母子センターの管理責任者として、寄付金集めを行いながら忙しく働き、プライベートでは恋人の市議会議員デヴと充実した日々を送っていた。しかし、シャロンは母親を病気で亡くしてから、レイヴンを頻繁に思い返すようになると同時に、家族を失ったトラウマから、家庭を持つことを恐れていた。それを気にかけたデヴが、レイヴン捜しを開始。すると運転免許の再申請履歴から、彼女らしき女性の住所が判明する。すぐさまシャロンとデヴはその家を訪ねてみるのだが…。
交通事故で恋人のジェイミーを亡くしてから、喪失感と後悔に苛まれる日々を送るカメラマンのニック。そんな彼のもとに、従兄弟レニーの女友達イングリッドがドラッグを求めて訪ねてくる。出会った瞬間に惹かれ合った2人は、衝動的に肌を重ねてしまう。翌日ニックのもとへ、再びイングリッドが訪ねてくる。レニーや友人たちに2人の関係がバレることを懸念するニックだったが、イングリッドに身体だけの関係を提案され、ニックは同意。そしてジェイミーとの過去を忘れようとするかのごとく、イングリッドとの淫らな関係に溺れていく。2人の関係はセックスとドラッグを繰り返す日々となり…。
薬物中毒で落ちぶれたサニー。妻のジェンとやり直したい彼は、結婚記念日にもう一度会いたいと、ペンダントを用意してその日を待ち焦がれていた。しかし妻の携帯番号へ電話するも、一向に繋がることはなく会えずじまいだった。そんな時、ふと目にしたデリバリーヘルスの広告の女が、妻と似ていたことから部屋へ呼んだサニー。しかし、現れたのは全くの別人女性でキャンセルを依頼。しかし料金を支払えと用心棒と押し問答になり、挙げ句の果てにペンダントを奪われてしまう。すぐさま男たちのあとを追うサニーだったが、とあるクラブを見つけると、そこには広告の女がいて…。
自分とは不釣り合いすぎる美しい妻キャロルと、可愛い2人の娘を持つサラリーマンのポール。人並みのストレスは抱えつつも、それなりに幸せな人生を送ってきたつもりだった。その夜、日課のジョギングに出るまでは…。人気のない道を走りながら、人間関係について思いを巡らすポールは、常に自分を下に見て、バカにした態度で接する同僚のマルコムと、夜の営みを拒み続ける妻の浮気を疑い始めていた。そしてふと我に返ると、見知らぬ車に追いかけられていたことに気づく。
患者の最期を看取るホスピスの仕事で、疲弊していた若き医学生のジョーンズが心臓移植部に異動。2年前、父親を亡くした悲しみから抜け出せない彼は、この異動により患者の命を救うことに尽力できると喜んでいた。だが、世話を任された元・駐シリア大使のクリスは、現地でのテロ事件に巻き込まれ娘を失い、妻をレイプされ、心身ともにひどい傷を負い、生きることを拒否。誰が話しかけても口を開くことは決してなかった。何としてでもクリスの命を救いたいジョーンズは、辛抱強く彼を介護。ある日、病室の床に置かれていた本の裏表紙に、クリスからの暗号ともとれる“危険”と書かれた文字を見つけたジョーンズは、クリスについて改めて調べることに。さらに、彼の妻にも接触を試みるのだが…。
1955年、ブラジルの小さな町コンゴーニャスで雑貨店を営んでいた無学のホセ・アリゴーはある日、夢を見る。そこに現れたドイツ人医師アドルフ・フリッツは、彼に人々を治療するように諭した。やがて、何かに憑かれたようにアリゴーは病に冒された人々に対し、あるときはメスを使い、あるときは素手で患部を鮮やかに取り除いた。身体の痛みや困難、白内障からガンまでを完治させ、次々と奇蹟を起こしていく。やがてアリゴーの“心霊手術”は国中で話題となり、多くの人々が彼のもとに詰め掛けるが、教会や医師会は彼を告発。逮捕されたアリゴーは裁判にかけられるが、彼を救ったのは彼に癒された民衆の力だった…。
南仏モンペリエを見渡すアパルトマン最上階、向かい合う互いの部屋を行き来して暮らす隣人同士のニナとマドレーヌは、実は長年密かに愛し合ってきた恋人同士。マドレーヌは不幸な結婚の末に夫が先立ち、子供たちもいまは独立、家族との思い出の品や美しいインテリアに囲まれながら心地よく静かな引退生活を送っている。2人の望みはアパルトマンを売ったお金で共にローマに移住すること。だが子供たちに真実を伝えられないまま、時間だけが過ぎていく。そして突如マドレーヌに訪れた悲劇により、2人はやがて家族や周囲を巻き込んで、究極の選択を迫られることになる…。
なぜ、私は辛い恋愛ばかり繰り返してしまうんだろう―。うつ病の母親に振り回され家庭の温もりを知らずに育ったキキは、やがて心の隙間を埋めるためセックスとアルコールに溺れるようになる。フラフラの頭で現実から逃れ、心の隙間を埋めるように人肌を求める。男でも女でも関係ない。身体を這う指先が優しければ、それでよかった。愛とは足を開くこと、そう信じていたから。30歳を目前に控え、キキは自身と向き合うため自伝的小説を書き始める。しかし、筆は思うように進まない。不倫相手の姿が頭をよぎる。大学教授のチェッキーとは原稿のアドバイスをもらううちに肉体関係を持つようになった。20歳も年上の既婚者。決して、自分のものにならない男。でも、どうしても諦められない―。報われない恋への執着から、感情を抑えられなくなったキキはチェッキーの自宅を訪れ、大胆にも彼を誘惑する。しかし、肉欲のまま自分を突き上げている彼に離婚を迫った途端、チェッキーは真顔になり、キキを部屋から追い出すのだった。待ち合わせをすっぽかされ、落ち込むキキ。そんな彼女の目の前に、パティシエのミカエルが現れる。ミカエルは、安定した信頼関係を求めながら他人と繋がりを持つことを怖れるキキの複雑な心を理解し、彼女を深い愛情で包み込んだ。チェッキーへの腹いせでミカエルを唆したキキは、今まで味わったことのない絶頂感に戸惑ってしまう。本当の愛に気付きはじめたキキ。キキは、家に来てキキの原稿を出版社に取り付けたと言うチェッキーとの別れを感じていた。
廃病院で都市伝説のエレベーター・ゲームをした親友ジーナが失踪を遂げて以来、女子大生のチャンは閉所恐怖症でエレベーターに乗れず、悪夢にうなされる日々を送っていた。事件から1年、ジーナと密かに関係を持っていたチャンの義父は、ジーナを助け出すためにひとり廃病院を訪れていた。危険な状況にある義父を助けるためにチャンは廃病院のエレベーターへと駆けつけるが、そのエレベーターは恐ろしい闇の世界への扉だった――。
ベトナムのジュース屋台には必ずといっていいほど貼られているサトウキビ・ジュースを持つ女のポスター。その裏にはある不運な女優の存在があった。サトウキビ・ジュースの女、悪魔と取引したマジシャン、死んだ少女の遺骨を探す霊能者――。この世に浮遊する迷える霊魂たちの恐ろしい都市伝説が今、交錯する3つのストーリーで明らかになる――。
1960年代の激動の韓国。大統領官邸“青瓦台”のある孝子洞で理髪店を営む平凡な男ソン・ハンモ。美しい妻とかわいい息子に囲まれて幸せな日々を送るソンだったが、ふとした事件をきっかけに大統領の専属理髪師に選ばれる。これによって思いがけずも、ソンは権力をめぐる政争の渦に巻き込まれてしまうのだった…。
滞在していたシンガボールで、診療ミスにより我が子を失ったアシュリー。医師から今後、子供を授かることができないと告げられ、ショックのあまり鬱状態になってしまう。悲しみに囚われ続けるアシュリーを心配した夫ビルは、彼女の心が癒えるよう故郷アメリカのミネソタ州に戻ることを決意。帰国したものの家に引き籠るアシュリーは、インドネシア人家政婦のシティにある相談を持ちかける。近所に住む親友ナオミの誘いによって徐々に元気を取り戻したかに見えるアシュリーだったが、その裏でシティとある計画を実行していた。立ち直りを見せる妻に安堵したビルだったが、その頃から家の中で異変を感じるようになる。
5歳の愛娘を何者かに殺されたライアン。捜査に当たる警察はなかなか犯人を挙げることもできず、彼の苛立ちは募るばかり。ある日、犬を連れて近所を散歩していたライアンは、近所の一軒の家で犬が激しく吠え立てたのを見て、この家に住む男こそが娘の命を奪ったのではと直感し、通報する。担当刑事は家宅捜査を行うが、証拠は全く出ず、ライアンは逆にたしなめられてしまう。だが、男が犯人と確信したライアンは、その日から彼を監視する毎日。あまりの執着ぶりに妻のジェシーは家を出てしまう。ライアンはそれでも一人監視を続け、ついに自らの手で制裁しようと企てる。その頃、近隣で新たに5歳の少女が失踪する事件が発生する。
ジェシカは弁護士の夫ラーズと、息子ダニーの親権を巡り離婚係争中。そんな中、ジェシカは仕事で赴いた先で魅力的なハリーと出会い、甘い一夜を過ごす。しかし翌朝、ハリーはいきなり7万ドルを要求。彼はラーズに雇われた男で、昨夜の秘め事を隠し撮りしていたのだ。情事の際に薬も飲まされていたジェシカは万事休すで、絶縁していた双子の姉アリーから金を工面する。アリーはハリーと寝たのが自分であると偽り、逆に彼を脅迫。その代償として、彼女はジェシカにメキシコである荷物を自分になりきり受け取るよう要請する。やむなく実行に移したジェシカだったが、まもなくして警察が彼女のもとを訪れ、父親が何者かに殺害されたことを告げられる。
霊能者のニナは、障碍を持つ息子ヒューゴと認知症の母を抱えるシングルマザー。ある日、近辺の再開発を手掛けるサラリーマンのダニエルと出会い、彼の霊視をすることに。大きな成功を手にする一方で、霊が憑いているとダニエルに告げると、彼は亡くなった妻マギーの霊と話がしたいと言い出す。高額な料金にもかかわらず依頼する顧客の出現に、始めはよかれと思っていたニナ。ヒューゴを通わせる私立学校の学費を稼ぐ必要があった彼女は、ダニエルの要求に応じていく。だが交信中、急に意識を失ったニナ。ダニエルによる人工呼吸で再び息を吹き返すも、その表情やしぐさはまぎれもなくマギーで、感情が高ぶったダニエルとそのままベッドへなだれ込み、ニナは顧客と一線を超えてしまう。
勉強よりも映画制作に夢中の女子大生チェルシー。今朝も脚本作りに没頭し、講義の時間に遅れてしまった。さらには忙しさのあまり、会う時間を作らなかった恋人エリックから別れを告げられる始末。落ち込んだ彼女は、親友のサラとバーへ。そこで高校時代のクラスメイト、ミラと再会する。当時、問題を起こし退学になったミラだったが、現在は大金を稼げるライブ配信チャンネルを主宰。豪邸に住み、贅沢な暮らしをしていた。そこでチェルシーは、クスリの入ったお酒を飲んだことで高揚感もあり、ゲスト出演に誘われたライブ配信であられもない姿を晒してしまう。そんなチェルシーを熱く見つめる男がいた。
アメリカ・ニュージャージー州の私立探偵ジミーのもとに、4日前から行方不明になった22歳の息子カリドを探してほしいと、両親からの依頼が入る。カリドはアフガニスタン難民で、12歳の時にターナー夫妻の養子になっていた。成績は優秀で、大学では薬学を専攻。寮生活を送っていたが、無口で友人はほとんどいなかった。かつて刑事だったジミーも、幼い我が子が行方不明になり、それが原因で停職処分になった過去があり、困惑しながらも依頼を受けることに。そんな彼に、かつての同僚アルベス刑事から情報が入る。アフガニスタン人の男が殺され、ほぼ同時刻にカリドも消えていたことが判明。その夜、またもや別のアフガニスタン人が殺害される事件が発生。そのどちらにも同じ筋弛緩剤ベクロニウム臭化物が使用されていて…。
海路を除いてその距離18,000km、訪問国19か国、期間にして11か月!三大陸を駆け抜ける自転車ロードムービー!ドローンと4Kカメラを積み込み、オーストリアからオーストラリアまで自転車で走破する旅に乗り出したアンドレアスとドミニク。赤の広場やステップ砂漠などの絶景を通り抜け、ロシア、カザフスタン、中国、パキスタン、インドなどユーラシア大陸を横断し目的地へ。初日から豪雨と暴風に襲われ、灼熱、水・食料の枯渇、日射病、虫、友情の危機…未経験の困難が二人を待ち受ける。好奇心と情熱に突き動かされたふたりは、果たして最終目的地へ到達できるのか―!?
脚本家のシドニーと映画監督のダレルは、低予算の独立系映画製作の現場で出会う。様々なプレッシャーの中で製作を余儀なくされた2人は親しくなり、お互いを尊敬し合うようになるが、映画製作が終わると離れ離れに。2年の歳月を経て、映画の公開を目前に控えたある日、2人は再び出会う。その夜、関係を持った2人は翌朝、ベッドの上でお互いに裸で向き合うが・・・
2073年の未来。この10年、太陽系は木星などの外惑星と、地球を含む内惑星とで分裂。敵対関係が激化する中、地球側の同盟は“アレス艦隊”を結成し、中立領域を監視しながら敵の侵入を阻止する任務を遂行していた。そんなある時、小惑星ベスタから未確認の放射物が発射され、オットー、テッサ、ハンター、ノバが乗る宇宙船に命中。その影響で船内の酸素タンクが損傷し、あと60時間で酸素不足に陥ることが判明する。救助船の到着までは91時間。しかし30時間以内に2名がいなくなれば、残り2名の命は助かるという。戸惑いと恐れで充満する船内で、やがて生贄を選ぶ決断を迫ることになる。
事故で夫と息子を亡くしたショックから施設に入院していたメーガンは、精神状態が安定してきたこともあり4年の歳月を経て退院を決意。両親亡き後、遺された財産を管理していた弟ゲイリーとの再会に心を躍らせる彼女だったが、電話をしても留守電になるばかりで連絡が取れないでいた。さらに、保安官や家の管理をしていたというアンダーソン夫妻に弟の行方を尋ねるも、誰もその存在を知らなかった。途方に暮れるメーガンは、辿り着いたバーで店主のデュークにも同じことを聞くと、弟のことは知らなかったものの、彼だけは親身になってメーガンの話に寄り添ってくれた。そんな時、彼女の車に毒ヘビが置かれ命を狙われていると察知したメーガン。再び保安官に会うも、施設を退院したばかりのメーガンの話など、まともに聞こうとはしてくれず…。
犯罪歴がある孤児院出身の不良少女ジェイミーとトルーディは、銀行員の中年男性ブルーノを誘拐。拘束した彼に向かって2人は、ブルーノの腹違いの兄ティルニーの行方を厳しく問い詰めていた。孤児院時代、ティルニーに性的虐待を受けていたトルーディの報復の火蓋が、遂に切って落とされた。それに付き添うジェイミーは、時折ブルーノに優しさを見せるも、陰でタリアと名乗る女性と連絡を取り合っていた。一方その頃、ブルーノの捜索願いが出され、路上に放置された盗難車からジェイミーとトルーディの指紋が見つかる。刑事のダンカーとバロウズは、孤児院の元院長グレイを訪ね、彼女たちの行方を追う。