地中海に浮かぶ世界遺産イビサ島は、名だたるパーティアイランド。夏場はヨーロッパの有名ナイトクラブが店を開けスターDJが集まる。しかし、英国から移住したDJジョン・サ・トリンサは、島の最南端サリナスビーチで25年間、パーティサウンドとは異なる音楽を紡いでいる。それが、ジャンルにこだわらず物語にあふれたバレアリック・ミュージック。それは自由で垣根のない生き方をする彼の精神そのもの。映画は、おじさんDJのチャーミングな生きざまを、島に息づく多彩な、しかし時代の波の中で変容もする文化とともに、息をのむような映像と身も心も委ねてしまいたくなるリズムで描き出す。
親友のターニャとダニエラは退屈な結婚式でお互いの旦那であるベニーとロドリゴを交換する。家に帰るまでお互いの旦那を入れ替えたまま車に乗り込むが、前を走っていたダニエラとベニーが交通事故で死んでしまう。そして、残された2人は奇妙な関係を築き始める。
映画制作者を夢見て、魔法のような愛と美しい未来を夢見ているアレックス。しかし、現実は人々から注目を浴びることができず、部屋でゲームばかりして親の家に居候している。ある日、彼の親友ヘンリーの結婚式で昔の友人ジェニーと出会い、アレックスとジェニーは昔の思い出に浸る。しかしアレックスはジェニーの気持ちに気づかず、ステファニーを気に入っている。お互いの本心を表現できずセックスだけしながら過ごしていたところ、ジェニーが妊娠し…
ニコールとクリスは友人らを誘い、田舎町で開催される音楽フェスの準備に追われていた。ところが出発間際、来るはずのないアレクシスがサプライズとして現れ、メンバーに加わりたいと言い始める。予定外の増員に難色を示すニコールだったが、渋々、彼女の参加を認め、総勢7名で現地へ出発。ひとまず会場近くの一軒家へと到着した一向は、家主のマーリンへの挨拶を終え、前夜祭と称してバーベキューパーティーを始める。しかし、この時彼らはまだ気づいていなかった。離れの窓からじっと見つめるマーリンの姿に…。
ギャングの大物リーブスが牛耳る裏社会に生きるニールは、投資詐欺で失った大金を取り戻すため、自分をハメたエドワードを殺害。彼の共犯者ビクターからカネを取り戻すべく、仲間のジョーに協力を依頼する。一方その頃、ビクターはかき集めた10万ドルを手にニールとの交渉の場に向かうが、彼の異変に気づいた友人で検事補のウィルが現場へ同行する。しかし要求された50万ドルにはほど遠い金額に飽きれたニール側と一触即発の事態となり、ビクターは銃弾を浴び即死してしまう。自身も撃たれたウィルは、重傷を負いながらも交渉を続けようとするものの、ビクターの妻で元恋人のケイトを人質に取られていることを知る。
大手アパレルに勤務するスカイは、流行やコストに左右されず、着る人のために服を作りたいデザイナー。そんな思いが裏目に出て、経費削減が第一のオーナーにクビを言い渡されてしまう。おまけに交際5年の恋人パトリックには、自分のキャリアが納得できるまで婚約はできないと言い放たれ落胆。だが、もともと自分のブランドを立ち上げるのが夢だったスカイは心機一転、自分の服の売り込みに奔走していた。そんな最中に出会った起業家のジェイソンから、フードトラックを利用した移動販売を提案され、ジェイソンと組むことを決意したスカイは、公園で移動ブティックを始めるのだが…。
交通事故に遭い6年もの間、昏睡状態から突如目覚めたマリッサ。だが後遺症で事故当時の記憶を失っていた。彼女の突然の覚醒を誰もが喜ぶが、親友ヘザーは結婚し、一人娘の母に。しかも夫カルは上院議員選に打ってでようとするなど、マリッサは6年の歳月の流れを哀しく思う。そんな時、下腹部に残る傷痕を見つけた彼女は出産していたことを思い出す。母からは事故当時、お腹にいた息子を亡くしたと教えられるが、自身が産んだのは息子ではなく、娘だったと気づく。「一体、自分の娘はどこに?」と母親を問い詰めるが、母は妄想だと言って聞き入れない。そんななか、担当医だった精神科医が何者かに殺されたことから、マリッサは病院を調べ始める。
女子高生のマギーは転校初日に知り合ったイケメン男子、カールにホームパーティーに誘われ意気昂揚。だが、パーティーに相応しい服がないと、友人になったばかりのローレルに愚痴をこぼす。するとローレルに誘われるがまま授業を抜け出し、2人でショッピングへと繰り出すことに。初めてのサボりに罪悪感を持ちながらもワクワクするマギーだったが、洋品店でドレスを万引きするローレルに激しく動揺する。学校からの連絡を受け、母親のケイトから授業を抜け出したことを叱責されるが、なんとかパーティーへの参加を許されたマギー。だが、迎えに来たローレルはカールの家に向かわず、サプライズとして友人が経営するクラブへとマギーを連れ込むのだった。
カリブ海の島で祖父ジョナと暮らす14歳のアナベル。彼女は10年前に事故で亡くなった海洋動物学者の両親が作ったドルフィン・アイランド調査保護センターを守り、イルカのミッツィを遊び相手に、おんぼろ船でジョナと生活していた。そんな2人の前に新しいソーシャルワーカーのロールが暮らしぶりを調査しにやって来た。身なりに気を遣わず気ままに暮らすジョナを見て、アナベルを虐待していると決めつけたロールは、ジョナに対してケンカ腰。そんな折、アナベルの母方の祖父母が島へやってきた。資産家である彼らはアナベルの将来を考え、ニューヨークに連れて行こうとするが、頑として話を聞き入れないジョナと対立。遂には親権争いに打って出る。
検事の仕事と愛娘の育児で多忙を極めるシングルマザーのアニーは、現在担当する裁判で悪評高い弁護士ラーソンに苦戦中。そんなある夜、ラーソンから取引を求められたアニーは酒に薬物を盛られ、彼の家で意識を失ってしまう。深夜、ベッドで目を覚ました彼女は、その横でラーソンが殺されていることに気づく。その際、現場に戻ってきた犯人の手を、とっさに隠されたベッドの下で目撃。まもなくしてある男が犯人として逮捕されたが、アニーは彼の手を見て別人と確信する。一方、何者かが犯行の夜の盗撮写真を用いて、アニーへの脅迫を開始。さらには元彼で捜査官マークは、ラーソンと金髪女がベッドを共にしていた事実を突き止め、その正体を探ろうとしていた。
1940年、第二次世界大戦中のドイツ占領下のポーランド。アウシュヴィッツ強制収容所に最初の囚人たちが連行された。その中には、戦前のワルシャワで“テディ”の愛称で親しまれたボクシングチャンピオン、タデウシュ・ピエトシコフスキがいた。到着後、すぐに待ち受けていたのは「死の選別」。労働力にならないとみなされた高齢者や病人、女性、子どもは「シャワー室」だと聞かされてガス室に案内され、二度と戻ることはなかった。テディには労働が命じられた。そこでは「77番」という“名”が与えられ、左腕には囚人番号の入れ墨が刻まれた。揃いの縞模様の布切れを身につけ、十分な寝床や食事を与えられることなく過酷な労働に従事させられていたある日、一人のカポがボクシングチャンピオンであった彼の才能に気付く。退屈して街で問題を起こしていた衛兵たちのいい気晴らしになると判断され、リングに立たされることになる。「ここでのボクシングは、スポーツではない」。テディは、司令官たちの娯楽として消費される葛藤を抱えながらも、親しくなった少年ヤネックや囚人仲間たちのために闘いを続け、戦利品として手に入れた食料や薬を惜しげもなく分け与える。彼にとってボクシングは、生き抜くための闘いそのものになっていた。死の恐怖と隣り合わせの中で、収容者たちはテディの活躍に声援を送り、ひとときでも祖国ポーランドに生きて帰る希望を持つことができた。次第に彼は、ナチスは無敵ではないのだという希望の象徴となり、囚人たちの士気を高めていくが―。
廃炉となった原発が爆破処理されたカリフォルニアのある海辺の町で、謎の行方不明事件が続発し、白骨と化した人間たちが発見される。保安官は当初、人喰いザメの出現を疑ったが、被害者たちを襲ったのはサメではなく、なんとカブトガニ。それも放射能の影響で凶暴化し、さらに巨大化したカブトガニの群れだった!やがて一匹の殺人カブトガニがゴジラ級に巨大化し、町は壊滅の危機に陥る…。
1940年。連合国軍がダンケルクの戦いに向けて準備を進めている頃、ポーランド軍の潜水艦オジェウにある命令が下る。それはキールを出港したドイツ戦艦シャルンホルストやグナイゼナウなど、3隻から成る艦隊を攻撃せよというものだった。オジェウの乗組員たちは、密室の艦内で魚雷の恐怖や数々のトラブルにさらされ、肉体的にも精神的にも追い詰められる。やがてオジェウの前に、シャルンホルストらドイツ戦艦が現れる。
ブラッドリーは地元大学の社会学教授であるが、それは表の顔に過ぎない。長きに渡り、女生徒たちを巧みに誘い出し、人里離れた自宅に拉致・監禁していた。逃亡を図ろうとする者は容赦なく惨殺される中、彼が新たに目を付けたヘイリーは、明るく活発な女生徒。捕らえられた彼女は、数日間に渡り暗い部屋に拘束され、気が狂うほどのフラッシュライトと爆音ノイズを浴びせられる。そして、拷問から解かれた彼女の前に現れたのは、そこで5年ものあいだ囚われの身となっているジェニファーという女性だった。一方、町の廃車置き場で拷問を受けた末に殺害された女性の遺体が発見される。事件を調べる捜査官のホークは、相次いでいた女子大生たちの失踪の事実に辿り着き、捜査線上にはブラッドリーの存在が…。
バンジャマンは人生半ばで膵臓がんを宣告され、母のクリスタルとともに、業界でも名医として知られるドクター・エデを訪れる。二人は彼に希望を託すが、エデはステージ4の膵臓がんは治せないと率直に告げる。ショックのあまり自暴自棄になるバンジャマンにエデは、生活の質を維持するために化学療法を提案し、「一緒に進みましょう」と励ます。ドクター・エデの助けを借りて、クリスタルは息子の最期を出来る限り気丈に見守ることを心に決めるのだが…。
年老いたジョイスは突然、唯一の家族だった夫を失う。夫はジョイスが知らないうちに多額の借金を抱えており、銀行口座の預金も使い果たしていた。途方に暮れたジョイスは、B&Bとして自宅の一室を貸すことで収入を得ようと考える。最初の宿泊客の一人であるサラとはすぐに強い絆で結ばれ、母娘のような関係性を築く。サラが去った後、謎めいた青年・ボブがジョイスの部屋に長期滞在することとなる。すっかりボブに心を奪われたジョイスは、彼の世話を焼き続け、やがては恋愛妄想に取り憑かれるようになる。幸せなボブとの日々は、サラが再びジョイスの家を訪れたことで崩壊する。
創作に行き詰まる、芸術家志望の男ヘルマン。彼は実家からも追い出されようとしており、自暴自棄になっている。そんな時、芸術家として成功した叔父のフェリックスより、所有するアパートの一室を貸すという申し出を受ける。入居早々、ヘルマンは部屋の壁に空いた穴の向こう側から語りかける女の声を聞く。女の声はヘルマンに創作のインスピレーションを与え、彼を芸術家としての成功に導く。ヘルマンの人生がうまく転がりだした矢先、壁の穴は徐々に態度を変貌させてゆく。
釜山の建設現場で働く従業員たちにかかってきた電話――。振り込め詐欺によって娘の治療費からマンションの支払いまで、沢山の人々が大金を失った。現場の作業員として働くソジュン(ピョン・ヨハン)は、前職が刑事という異色の経歴を持つ。彼は愛する妻と同僚の30億ウォンを取り戻すため、振り込め詐欺犯を追跡しはじめる。犯人の手がかりを掴み、中国のある建物へ侵入するソジュンだったが、そこでは組織化された巨大な詐欺集団が総責任者クァク(キム・ムヨル)の指示で毎日多額の振り込め詐欺を行っていた!愕然とするソジュンだったが、300億ウォン規模の新たな詐欺計画を知り、元刑事の正義感に再び火がつき、ひとり巨悪に挑む!
香港九龍の黒社会で暗躍していたシャンはある日、組織間の暴動事件に関わった罪で投獄される。出所したシャンは一人娘を育てるため、弟分のラオリン、ア-ナンとともに黒社会から足を洗い二度と戻らないと誓いをたてるが、黒社会のボス、タリーの襲撃を受ける。激しい格闘とカーチェイスの末にタリーを死に至らしめると、復讐に燃える凶暴なタリーの弟・ジャーノンの報復を受ける。弟分たちを殺され、ついには娘をジャーノンに拉致され――。
怪奇現象が頻発するショッピングモールの上層階にある映画館。そのショッピングモールの開発者は危篤状態にあり、悪霊に取り憑かれているという噂がたっていた。ショッピングモールが建つ土地には、悪霊を鎮めるために生贄の八つの棺が埋められており、これらを掘り起こしたことで悪霊が解き放たれたというのだ。父の命を救うため、開発者の娘は真夜中の映画館に映画の宣伝と称し7人の友人を招待するが…。
1993年、春。養護施設出身で札付きのワルだったヒスは、釜山港の外れの街クアムを牛耳るソンに拾われ、その右腕として一帯を仕切っていた。小さな海水浴場に観光ホテル、屋台に風俗店。こんな小さな港でも、その利権を狙う奴らがしのぎを削っていた。一方、クアムに目を付けたヨンド派は、ヒスと共に施設で過ごした親友チョルジンを使い、ヒスを懐柔しようとしていた。しかし、ヤクザ稼業に嫌気がさしていたヒスの望みは、クアムでのし上がっていくでもなく、ヨンド派で金を稼ぐのでもなく、施設時代からの恋人インスクと一緒に、巨済島でペンションをやりながら暮らすことだった。そして、ヒスはソンの元を訪れ組織を抜けたいと告げるが―。
美しく神秘的なアナイラと恋に落ちたダルベルトは警察官を辞め、アマゾン川で人や物を運ぶ商業船を購入し、家族で運航業を営むことに。新婚の2人はダルベルトの兄弟2人と実家で暮らし始めるが、生活を立て直す為にダルベルトが1ヵ月間、別の仕事で家を離れることに。しかし、ダルベルトが留守の間、兄弟2人もアナイラに禁断の欲望が芽生えてしまい・・・
15世紀、フランスの王位継承をめぐって、フランスとイギリスが血で血を洗う争いの時代。若きジャンヌ・ダルクは、「フランスを救え」と言う神の声に導かれてフランス王の軍隊を率いていた。神、愛、罪、福音と祈りを説くジャンヌだが、その力に畏怖と疑心を持った味方の軍内部から反発が生じる。やがてジャンヌはイギリス側に捕らえられ、教会によって異端審問にかけられる。抑圧と支配の濃密な論理で迫る「雄弁」な男たちを相手に、反駁の叫びと沈黙で応じるジャンヌ。告発に屈せず、自らの霊性と使命に忠実であり続ける。
ロサンゼルス。攻撃的なユーモアセンスをもったスタンダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)と、国際的に有名なオペラ歌手のアン(マリオン・コティヤール)。“美女と野人”とはやされる程にかけ離れた二人が恋に落ち、やがて世間から注目されるようになる。だが二人の間にミステリアスで非凡な才能をもったアネットが生まれたことで、彼らの人生は狂い始める。
生放送5分前、テレビ局の看板キャスター・セラのもとに「殺される」と死を予告する情報提供電話がかかってくる。いたずら電話として片づけるには気が重いセラ。スクープを掴むチャンスだという母ソジョンの言葉に背中を押され情報提供者の自宅に向かうと、そこで情報提供者のミソと彼女の娘の遺体を発見する。その日以来、事件のことが忘れられず取材を続けるセラは事件現場でミソの主治医だった精神科医イノに出会うのだが…。
1989年、軍部最高司令官ノリエガ将軍の独裁により政治的混乱に見舞われるパナマ。元凄腕海兵隊員のジェームズ・ベッカーは妻を亡くして以来、彼女が眠る墓地で毎日酒に溺れる生活を送っていた。だが、そんな彼の悲しみの日々は、かつての指揮官スタークの訪問によって突如として終わりを告げる。スタークはベッカーに、独裁者ノリエガ将軍を排除するべく、パナマへ潜入しとある取引を完了する極秘任務を命じるのであった。
みなさん、緊急ニュースです!韓国のトップスター、ファン・ジョンミンさんが誘拐されました!!ソウルで新作映画の記者会見に出席したファン・ジョンミンが、その夜、自宅前で突然拉致された。パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻したジョンミンは、自分が大金目当ての一味に誘拐されたことを知る。しかもゲームを楽しむように彼を誘拐した若者5人は、ソウルを震撼させている猟奇殺人事件を起こした凶悪集団だった。情け容赦ない脅迫に屈して身代金5億ウォンの支払いを約束したジョンミンは、同じ部屋に監禁されている少女ソヨンを励ましながら、必死に脱出策を模索する。しかし冷酷なギワン率いる誘拐グループは、大規模な捜査を繰り広げる警察を翻弄して暴走また暴走。やがて渾身の“熱演”で一か八かの賭けに打って出たジョンミンは、誰も想像できない“クライマックス”になだれ込んでいくのだった・・・・・・。
取り立てには労を惜しまない、自動車金融業界のエース、ヨンベ。ある日、ボスであるソ社長に任されたスーパーカーが、親友のドンシクの運転により消え去ってしまう。スーパーカーを奪った犯人だと疑われ、ソ社長たちに追われ始めるヨンベ。頼れる人も逃げ場所もない彼の前に現れたのは、父が遺した1987年型の古びた自動車“ステラ”だった。最高時速50km、残された時間は3時間―。唯一の希望の星ステラと共に、スーパーカーを必ず見つけ出す!
両親が留守になる週末、高校3年生のトリッシュはバスケットボール部のチームメイトを自宅に招き、男以外は何でもアリのパジャマ女子会を開くことにする。時を同じくして、学校の周辺に怪しい影がチラつく・・・・・・精神病院を脱走した殺人鬼のラス・ソーンであった。血に飢えたラスは肌も露わにはしゃぐ女の子たちの匂いを嗅ぎつけ、トリッシュの家へと向かう。女子会に侵入したい男子高生たち、仲間になりたい転校生のヴァレリーとその妹が入り乱れ、波乱含みの週末が幕を開ける。狂った電動ドリルの餌食になるのは誰だ!?