ライターのエイブリーは自分が発案したマッチング・アプリ“ラブマップ”を、今まさに立ち上げようとしているところ。提携先の承認次第では世界進出も夢ではない。そのために彼女はまだ何か足りないものがあると感じつつ、アプリと観光地の魅力を融合させた記事を書くべくフロリダへ赴いた。しかしガイドとして雇われた男性イアンは、アプリに対してどこか怪訝な態度を示し、恋愛における相性を第一に優先するエイブリーの姿勢にも懐疑的だった。物事を予定通りに進めたいエイブリーと、偶然を楽しもうとするイアン。全くの正反対の2人ではあったが、イアンの名づけ親である老夫婦のゲストハウスに宿泊したことから、エイブリーの考え方に変化が現れるようになっていき…。
容疑者に暴行したことで停職を食らった警官のサム。そんな彼に父親が死去したとの連絡が入る。葬儀に駆けつけたサムを待っていたのは離れて暮らすリオとニーナの異母弟妹と、初めて会う異母弟のダグラスだった。葬儀が終わり父親の遺産が開示されると、その額は1200万ドル。兄弟1人で平等に割っても1人300万ドルもの大金だった。高額の遺産が相続できると喜ぶサムたち男兄弟の3人だったが、父親から遺言執行人を任されたニーナからの遺産を相続する条件、“4人兄弟が2年間、一緒に働くこと”が告げられると、リオは相続を破棄すると言い出す始末。父親の最後の願いを叶えようと男兄弟たちを説得するニーナに、サムは協力すると告げるのだが…。
ジャックは妻のカーラと結婚して12年。子宝にも恵まれ幸せに暮らしていた。そんな彼は隠れゲイだったが、セラピストに指摘されても認めず、バイセクシュアルと言われるのを毛嫌いし、夫であり父親でいたいと考え完璧に隠してきた。そんなある日、ゲイバーでピートという男性と運命的な出会いを果たしたジャックは、その日のうちに彼の家に行き、深い仲になっていく。一方のピートは、男に裏切られ傷つくのを恐れるかのように、真剣なつき合いができず別の男とも肉体関係を持っていた。そんなことも知らず、妻にバレぬよう様々な口実を作り、デートを重ねていくジャックは、ピートにどっぷりと溺れて行く。
大学1年生のニックは、高校時代に彼女のパムが妊娠したため結婚したが、彼女は古くからつき合いのある浮気相手ジョーイを家に入れ、ニックは追い出されてしまう。生まれた子どもの父親がどちらかわからぬまま、復縁も断られ続けて3ヵ月。ニックは同居する父親とケンカして家を飛び出すと、友人ケヴィンに話を聞いてもらおうと電話する。しかし、「今のお前は暗すぎてウザい」と拒否され、代わりにステイシーを紹介される。彼女に電話したニックは、高校3年生のステイシーの家に招かれ軽い食事をし、彼女の提案でドライブをして湖へと向かった。下着姿で夜の湖に飛び込み水遊びを楽しんだ後、ニックは苦しい胸の内を語り出す。
1999年12月22日、ニューヨークの地下鉄工事現場で謎の遺跡が発見される。1000年の時を超え、悪魔の復活の時が近づいていることを感じていたテンプル騎士団の総長グレゴールから、ニューヨークにあると確信された“封印の鍵”を確保するよう指示された戦士修道士ルーカスはすぐに旅立った。遺跡を調査中だった考古学者カレンを助け、ミニオンと呼ばれる悪魔の従属者を撃退したルーカスだったが、不死のミニオンは憑依する人間を次々と取替え封印の鍵を持つルーカスたちを襲う。警察官に憑依したミニオンの策略によって警察からも追われ窮地に陥ったルーカスは、カレンから封印の鍵を隠すことに適した”ある場所”を提案され、カレンの故郷モホーク族の居留地に向かう。
名門大学を卒業したばかりのジェーンは、映画プロデューサーという夢を抱いて激しい競争を勝ち抜き、有名エンターテインメント企業に就職した。業界の大物である会長のもと、ジュニア・アシスタントとして働き始めたが、そこは華やかさとは無縁の殺風景なオフィス。早朝から深夜まで平凡な事務作業に追われる毎日。常態化しているハラスメントの積み重ね……しかし、彼女は自分が即座に交換可能な下働きでしかないということも、将来大きなチャンスを掴むためには、会社にしがみついてキャリアを積むしかないこともわかっている。ある日、会長の許されない行為を知ったジェーンは、この問題に立ち上がることを決意するが――。
ある日、「メキシコ・マフィア百科」という本の中に父の存在を見つけた息子デビッドが、父に真相を問いただす。若かりし頃、父は複数の殺人と強盗の罪で、アメリカで一番厳しい刑務所で40年を過ごした男だった―。1945年、幼い頃から問題児だった父は、成長して地元ロサンゼルスのギャング組織に所属し、キルロイと名づけられた。抗争に明け暮れ、麻薬に溺れ、刑務所を出入りする彼は、刑務所でメキシカン・マフィアの先祖ルイス・フローレスと出会い、まもなくして組織“ラ・エメ”を結成。1973年、またも刑務所入りしたキルロイは守衛らと裏取引して常に情報をキャッチしながら指示を出し続け、メキシコ南北組織の対立抗争にも加担していくのだが…。
ジェニーは大学入学を機に、新しく始まる寮生活に期待を膨らませていた。3人部屋のルームメイトのうち、明るく派手なベスとはすぐに打ち解けるものの、物静かなサラとはうまく距離を縮められずにいた。ある日、ジェニーはスウェット姿で心理学の講義を受けていると、露骨に嫌悪感を示すタブロー博士にC評価をつけられてしまう。服装が成績に影響されたことに抗議するジェニーだったが、逆に敬意が足りないと叱責されてしまう。その後、ジェニーが来る直前まで、同じ部屋を使用していたベスとサラのルームメイトであるイレインが、屋上から謎の転落死を遂げていた事実を知ったジェニーは、サラの辛辣な態度はこの一件が絡んでいると察知する。
お調子者のトッドに誘われて、ブライアンは“都合のいい存在”から脱却するために、ジェシカは課題の映画を撮るために、リサはラパスにいる別れた父と会うために、それぞれの理由でメキシコ旅行に赴くことを決めた。足はブライアンの大型バス。皆には秘密だったがトッドの真の目的は、雇い主ホーヘイの依頼でワケアリのケータイをバハまで運ぶことにあった。1日目の夜、一行はホーヘイのクラブの女カルメンと知り合い、いつの間にか彼女もバスに同乗。また、再会を果たした父から古いリゾート地ラペルナが相続できることを知ったリサは、皆とともにレユニオン島へと向かう。だがその最中、ケータイが段ボールごと何者かに盗まれてしまう。
小規模な地震が相次ぐルイジアナ州。家族で経営する観光ガイドの仕事すら満足にこなせず、酒と女に溺れるダメ男のポールは、父の命令でバスツアーの運転手兼ガイドとして、数名の乗客を迎い入れバスを走らせていた。そんな道中、道路にできた大きな地割れを発見。様子を見るためバスを降りる一行だったが、バイオガスの臭いが充満するなか、手のひらサイズの目のない白いクモが複数いることを確認。生物の教師だという乗客によれば、地底生活で目が退化した新種のクモとのことだった。その直後、無数の巨大グモが至るところから出現し、街を混乱の渦に巻き込んでいく。
母親の再婚相手からの虐待に苦しむリリーは、ボーイフレンドのニールの助けを借りて実家から逃げだす。人里離れた森の中でニールとはぐれるも、偶然見つけた一軒家で助けを求める。その家で一人暮らす男エヴァンは、リリーを自分から逃げた娘キャサリンだと思い込み、家の中に連れ込み監禁する。彼女を待ちうけていたのは、エヴァンの不可解な言動と過酷なトレーニングだった。キャサリンの部屋で日記を見つけたリリーは、キャサリンが綴った父親との日々をヒントに、実の娘を演じながら逃亡を計る。
目が覚めると研究室と思しき部屋で、奇妙な装置に座る男の遺体の横で倒れていたクロノス。記憶を失い事態の把握に努めるクロノスは、ポケットに入っていたメモを頼りに、高齢者・障害者救済センターに向かう。そこにはクロノスを友人と呼ぶ白髪の老人タナトスがいた。しかし彼自身も医師から逆行性記憶喪失との診断を受け、記憶は完璧ではなかった。そんな中、タナトスをこの施設に連れ込んだのは他ならぬ、お前だと告げられたクロノス。身に覚えのない行動を指摘され動揺する彼は、手がかりを求めてかすかに残る記憶から酒を求め販売店へ。そこで知り合った男オグから密造酒を買い、クロノスの研究の手伝いとして、新鮮な遺体の運び屋をオグに依頼するのだが…。
南カリフォルニア大学に通うため上京したマーシャルは、友人のスコットとジョセフと共に新車のシボレーで夜の街をドライブしていた。しかしまだロスの街に慣れていないマーシャルは、いつしかスキッド・ロウと呼ばれるダウンタウンの犯罪多発地区に迷い込んでしまう。不穏な街の雰囲気に不安が増す3人。その不安が的中するかのように、道路に仕掛けられた罠によってシボレーのタイヤがパンク、ウィルコ率いる浮浪者の集団に囲まれ暴行を受けるハメに。ウィルコたちと口論の末、スコットとジョセフを殺され、自身も暴行の嵐に遭うマーシャルは、すんでのところで逃げることに成功。しかし、ここからが彼にとって長く辛い夜が始まるのだった。
ドナルド・トランプは父フレッドの下で不動産業を学んできたが、家賃を集金するだけの仕事に辟易していた。そこで彼はニューヨーク・マンハッタンにある未開発地域の土地に目をつけるが、父親からは不況を理由に開発計画を反対される。しかし、自らの野望に燃えるドナルドは、土地を所有しているアイクラーやニューヨーク市長を味方につけ、大型コンペンションセンターの建設にこぎつける。しかしその後、建設計画が暗礁に乗り上げるも、ドナルドはさらなる野望に突き進む。グランドセントラル駅前に建つコモドールホテルの購入を手始めに、マンハッタンに自分の名を冠したトランプタワーの建設を目論む。
北極にあるサンタクロースのもとで働いている妖精のエルフェット。クリスマスまであと5日、彼女はサンタが配るプレゼントの包装紙デザイナーだったがヒマを持て余し、仲間たちの手伝いをしようとするもドジばかり。仕方なくエルフェットはひと足早く、仲間のスパークルとフロリダにバカンスに向かった。一方、クリスマスを前に鉛筆と携帯電話が合体した“Pフォン”が大人気となり、サンタにお願いする子どもたちのクリスマスプレゼントになったが、販売会社ジョイテックの株は急落。このままだと会社は倒産の危機に陥ることから、女社長に命令されたマフィアがサンタクロースを誘拐、拉致する。ひょんなことからエルフェットがサンタを救うために奔走することになるが…。
海の世界に住む人魚姫のセレイアは15歳、海の国王マリス家の四姉妹の末娘。ある日、仲良しのウミガメ、シェルドンと航海中の船に近付き、人間の王子ルーカスを見つける。しかし、突然嵐に襲われルーカスは海に投げ出されてしまった。セレイアはルーカスを海から海岸まで引き揚げたがルーカスが目覚める前に身を隠してしまう。セレイアはますます地上への憧れとルーカスへの恋心を募らせる。セレイアは祖母、皇太后ナリッサから黒魔術を操る魔女レヴィーナの話を聞き、地上へ行けるように尾ひれと人間の足の交換をお願いしてしまう。交換条件は「1年以内にルーカス王子の愛を勝ち取らなければならず、できなければ深海にある暗闇の溝へ一生閉じ込められてしまうこと」。尾ひれと交換に声を失ったセレイアは人間の足を手に入れ、憧れ続けた陸の世界へ。人間の世界に辿り着いたセレイアはルーカスの宮殿に招かれるが、声を失い自分がルーカスを救ったことを伝えられない。そして、突如として決まったルーカスと王女ダーラとの結婚式が刻々と迫ってくる。果たしてセレイアの愛の行方は…。
カナダでのスパイ任務に失敗し警察に逮捕された初老のビル。運よく組織の手回しで釈放されるも、ビルを引き取りに来た元パートナーのマーガレットから年齢と失敗続きを理由に組織からの引退を勧告される。スパイ生活の幕引きを突きつけられ意気消沈するビル。その夜、ビルがスーパーマーケットで買い物をしていると、強盗に遭遇。その強盗を撃退しようと動き出したビルの目の前で、若者アーロンが果敢に強盗を取り押さえ、瞬く間に退治した。アーロンの能力の高さを気に入ったビルは、彼を新しいパートナーに据えるべく厳しく指導を開始。アーロンの修行が一段落する頃、ビルはカナダの資産家リチャード・ナイトが黒幕だと思われる麻薬組織に目をつけていた。
星歴4044年。銀河は激しい戦闘の混乱に陥っていた。地球人のカリ王女によって結成された宇宙反乱同盟軍と、爬虫類人の秘密結社・アルコン軍との戦いである。両軍とも多くの死者を出したこの戦いは、同盟軍がアルコン軍のリーダー・ラスチャイルドを葬ったことで終戦。両軍は争いを避け、互いに離れて暮らしていていくことで平和を取り戻していた。しかしそこに突然、メガドロンが出現した。西暦1945年、ナチスの機密実験により人類とサメのDNAを融合し誕生した生物であり、凶暴な戦闘マシンであるメガドロンは、次々と同盟軍の宇宙船に攻撃を始める。事態を重く見たカリ王女は、同盟軍のエースパイロット・ビッグフットにメガドロン討伐の命令を下す。
パーティープランナーとして才能あふれるホリーのもとに舞い込んだ、ある建設会社のクリスマスパーティーの企画。ただし、その企画には建設会社の若き2代目の息子テオを参加させるのが条件だった。というのも、新しく建設するシティーセンターの入札を得るため、テオがパーティーで市長に認められる必要があったからだった。成功すれば、昇進が約束されていると言われて引き受けたホリー。一方、当のテオは社長である父親から「入札のためのプレゼンの準備よりも、パーティーの企画に力を入れろ」と言われ、渋々の参加だった。だが、クリスマスの思い出を語り合い、パーティーの準備を進めていくなかで、似た価値観を持つ2人は互いに惹かれていく。
家族と離れて暮らしていたロペス家の長女ジャスミンが、実家に戻ることになった日、弟カルロスの恋人グレースも、顔合わせとして家に招かれていた。家族が揃い、和やかにレストランで会食が進む中、カルロスは1週間後に結婚式を挙げたいと報告。しかし過保護のジャスミンは、たった4ヵ月の交際ということから意を唱えるものの、その意見は流されてしまう。納得のいかないジャスミンがトイレに向かうと、見知らぬ女性とグレースの会話が聞こえてきた。知人のように話しかける女性を冷たくあしらうグレースの行動に違和感を覚えたジャスミンは、彼女の過去を調べ始める。
400万人のリスナーを持つ、大人気ポッドキャスト番組「殺人鬼と出会うには」のホストを務めるマック。義母が亡くなったのを機に、彼女は夫ヘンリーの実家に越してきた。早速、この地に馴染もうとするマックだったが、家の向かいに住む夫の高校時代の同級生オリバー以外の住民からは、遠巻きにされてしまう。それは、ヘンリーにまつわる過去の事件が関係していた。15年前のプロムの夜、ヘンリーの当時の恋人リリーが、プールで死亡していた事件である。最終的には事故として片づけられたが、現在の今に至るまで、ヘンリーが殺したのではとの疑惑が渦巻いていた。時を同じくマックは番組のため、地元に伝わる“青いリボン殺人鬼”について調べ始めるのだが、この事件に関してもヘンリーが関与しているのではないかと疑念を抱き始める。
ホリデームード溢れるクリスマスシーズン。ニューヨーク・マンハッタンにある高級ホテルには、多くのゲストが訪れる。ボブとアイリーンは結婚50周年を迎えた老夫婦。ディエゴとガブリエラはパーティーに出席するためにやって来た若いカップル。ジャスミンとキャサリンは同性同士のパートナー。スーザンは家に娘と不仲な夫を残し、恋仲のベンと別部屋で宿泊中。スイートルームでかつての恋人を待つ女性コートニーや、幼い息子を残し、ライブにやってきたミュージシャンのジャックなど、クリスマスを大切な人と楽しむために集まった様々な男女が、それぞれ悩みやトラブルを抱えながらも幸せな時間を過ごそうとしていた。
アンナに固執するルイージは彼女を手に入れるため、日記を奪い去り…彼女の成熟を綴った日記と物語の結末の行方はいかに―。
映画に出演することになったアンナはロマンスの都ローマへ行くことに。そこで繰り広げられるのは開放的で大胆な「戯れ」。そんな中、アンナは危険な香りが漂うフォトジャーナリストのカルロに惹かれてしまい…。
見ているだけで抱いてくれない夫に不満を募らす美しい人妻“アンナ”。不能の夫を治すため、アンナは女医のクリスティーナを手配するが、クリスティーナには秘めた野望があった…。夫と女医の間で行われる“秘密”の治療。その高額な治療代を賄うため、アンナは類まれな美貌を活かしパリのキャバレーで働くことを決意する。一階では美女たちが妖艶なダンスを披露し、二階では男性客と…。
最愛の夫と愛欲に満ちた日々を過ごしていた美しい人妻“アンナ”。しかし夫が突然下半身不随になってしまい、身体がうずく日々を過ごしていた。欲望が全てなのか?夫ではなく忘れられない元彼と一緒になっていればよかったのか?彼女は今までの愛欲遍歴、性の悦びについて、自身の秘密について振り返り始める…。
ロースクールに通うダニーは、祖母とトレーラーハウス暮らし。生活は貧しいのに、祖母が衛星チャンネルの訪問販売員に押し切られてしまい、学費用のお金をすべて使ってしまう。おかげで「2週間以内に学費を支払わないと退学だ」と、学部長に宣告される。そんな彼に、バイト先の先輩ジェリーから、学校内の階段でわざと滑って転び、ケガをしたと訴えれば、治療費が取れると言われ、仕方なく手を染めることに。だが、ジェリーに連れて行かれたのは怪しい医師にうさん臭い弁護士。根が正直なダニーは止めようと考えるが、欲深な学部長にジェリー、さらにはお金のことにしか興味のないロシア人の恋人ヘンリカに迫られた挙句、和解どころかついに裁判沙汰になってしまう。
30年ほど前より、外界から孤立し廃墟と化している町レイブンロック。郷土史家によると、炭鉱事故で多くの若者たちが亡くなって以来、この地域では行方不明者が異常に多いのだという。最近では昨年10月に、町の近郊に住むベン・ウェーバー氏の愛娘エバが行方不明になって久しい。かくしてジャーナリスト・グループのミレニアム学会は、ウェーバー氏から資金援助を受けて町の真実を解明し報道すべく、パイパーをリーダーとする探索&撮影チームを町へ送り込むのだった。幼い頃、町に住んでいたガイドのマイアは危険を察知して、今まで口を閉ざしてきた町のおぞましき過去をようやっとグループの面々にに語り出すのだが、間もなくして仲間が次々と行方不明になっていく。
ニューヨークで働く上級資産鑑定士レイチェルは、顧客の一部資産を相続した孫から歴史ある図書館を鑑定してほしいという依頼を受け、カリフォルニアの山岳地帯の田舎町へ来ていた。だが、地元で愛される図書館を売却するのではと疑われたレイチェルは、地元民から嫌われてしまう。一方、ゴールドラッシュ時代の無法者ブラック・バートの取材・執筆のためにその町で暮らしていたノマド作家のジェイクは、義姉レイチェルからの依頼を受け、数週間、甥のノアと姪のヘイリーを預かることに。さらに取材のために通う図書館で、司書のアーチャーからレイチェルに図書館の重要性を教えるよう頼まれる。だが、仕事を早く終わらせたいレイチェルに冷たくあしらわれてしまう。
今は廃墟となった食肉処理工場の跡地に、世間から離れて住み暮らすミラー。彼は10年前に殺された女性ゲイルへの想いを秘め生きていた。そんな彼の前に、母親であるゲイルの死の真実を突き止めようと、ルースと名乗る若い娘が現れる。当初、ゲイルなんて女性は知らないと突っぱねたミラーだったが、ルースが訪ねてきたことで彼の中にあったゲイルとの思い出が蘇ってくる。もともと放浪者だったミラーは10年前、ゲイルの夫ユライアが営んでいた農場に現れ、農夫として雇われた。ある日、ミラーはユライアに暴力を振るわれているゲイルを見かけて同情。急速に2人の仲は親密になり、ゲイルはミラーとの逃走計画を立てる。一方、ルースはユライアの姉から事件の驚くべき顛末を聞くのだが…。
妹のエラと仲良しの姉リディア。彼女はエラの婚約者トーランが、傲慢で支配的な様子が垣間見えていることから、2人の結婚には反対だった。しかしトーランを信じるエラには、リディアの忠告は響かなかった。そんななか、姉妹は結婚式の直前に開かれたパーティーで、占い師にエラの運勢を占ってもらうことに。だがその結果は、彼女の死を示唆するものだった。心配事がさらに増えたリディアの気持ちはよそに、その後、エラとトーランの結婚式が執り行われ、2人はカリブ海へ新婚旅行へと旅立った。しかし直後、エラからの連絡が途絶え、身を案じるリディア。するとトーランから、エラが行方不明になったとの連絡が入る。
セラピストのキャラは、夫ブライアンがカリフォルニアの高級住宅地シークリフのホテルで支配人を務めることになり、社宅として用意された豪邸に越してくる。シークリフはキャラが幼い頃に住んでいた地区。そこに幼い頃にはすでに疎遠だった父フランクが訪ねてくるが、浮気で自身と母を捨てた父を許せないキャラは冷たく追い返す。ある日、父が脳卒中で倒れたと連絡が入る。大事には至らず、在宅ケアを勧められたキャラは、親子関係の修復を望む夫にも促され、父を渋々ひきとることに。看護は派遣看護師のリネットが住み込みでしてくれるという。自宅でセラピーの仕事と著書の執筆を行うキャラは、気が利くリネットに気を許すようになるが、父の足には複数の謎のアザができていた。
とある日。母親と出かけるため実家を訪れた弁護士のサットンが見たものは、血だらけで倒れている母親とナイフを握ったまま茫然とする妹エイプリルだった。母親殺しの容疑者として逮捕されてから1年後。エイプリルは事件当時の記憶を失っていたため、遅れていた裁判が遂に始まろうとしていた。姉として、そして弁護士としてエイプリルの無実を信じるサットンは、彼女を自宅に連れて帰り保護。しかしエイプリルを犯人として報道するマスコミが家の前に群がり、姉妹を追い詰めていく。サットンは、妹の無実を晴らすためには“失われた記憶”を取り戻すしかないと考えるも、エイプリルはPTSDを発症し、精神科医のカウンセリングを拒絶するのだった。
一人娘のステファニーと、亡き妻の思い出の味のケーキを作ろうと馴染みの食料品店を訪れたトミー。すると偶然にもそこに、偽札作りの犯罪組織を裏切り逃走中だった店主の娘ミッキーが、2人の男に襲われ逃げ込んでくる。何とか男たちを撃退したトミーだったが、争いの中でミッキーは殺害され、その後、ミッキーが持ち出した証拠の奪還を目論む犯罪組織に関与を疑われたトミーは、自宅を突き止められ襲撃を受ける。ステファニーを教会に預け、知り合いの警官ジャックに相談するも、彼は裏で犯罪組織とつながる悪徳警官だったことが判明し、命を狙われ揉み合いに。銃が暴発しジャックを殺害してしまったトミーは逃走を図り、犯罪組織だけでなく、警察から追われる身となってしまう。
姉のカレンに会うため、リバティを訪れたトミー・リー。しかし、そこは白人至上主義者のブライアンが主導する凶悪な一団ホワイト・パワーが、我が物顔で町の人々を虐げていた。町の入り口でトラックと接触し、車が走行不能になってしまったトミーは、義兄のジャックに連絡をするため近くのレストランに赴く。電話を終えたトミーが帰ろうとすると、ホワイト・パワーのハンセン率いる集団がトミーに挑発。怒りを押し殺しその場をあとにしたトミーだったが、その時、黒人のフェルプス牧師が行方不明になっていることを知る。その後、ジャックと合流したトミーは、カレンの家で保護されていた牧師の息子ルーサーと対面。この町を覆う闇に一抹の不安を感じていた。
ラスベガスの高級カジノの地下で、連夜開催される非合法なギャンブル。それは、コロシアムと呼ばれる闇の異種格闘技戦であった。空手、カンフー、ボクシングなど、世界各国から集められた格闘家たちが、賞金を賭けて命懸けで争う究極のこの戦い、審判はおらずブザーが鳴ったあとのルールはただ1つ、“試合にルールはなし”。全米空手チームで共に戦ってきたトミー、アレックス、トラヴィスは、格闘仲間としてその後も交流を深めていた。ある日、破天荒なトラヴィスは、2人に黙ってコロシアムに出場。着実に順位を上げ、暗黒街のチャンピオンと呼ばれる格闘王のブラカスと対戦。しかし、驚異的な破壊力で首の骨を折られ殺されてしまう。
史上最強のチャンピオンチームである、韓国との国際試合に挑むため、アメリカ空手連盟は全米から空手の達人たちを集結。壮絶な戦いの末に、5人の若者が選抜された。だが彼らには、3ヵ月に及ぶ更なる過酷な特訓の日々が待ち受けていた。空手にすべてを捧げるアレックスは、過去の古傷がありながらも、幼い息子を母に預け合宿に参加。一方その後、韓国チームの対戦相手がダエ・ハンに決定したトミーは、過去の試合で、兄を死に追いやった男との対戦となったことで、喪失感に苛まれ合宿所をあとにしてしまう。様々な思いの中で5人のファイターたちは、勝利を信じ最後の試合に挑むことができるのか?
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロから1年、ニューヨークに住む人々は徐々に日常を取り戻していた。しかし、街の喧騒とは裏腹に人々の心には未だ“あの日”の出来事が影を落としていた。会社員のサンディは同僚に暴力を振るったことでセラピストにカウンセリグを受け、デビッドとアリソン夫妻は息子チャーリーが起こす騒動の対処に追われ、2人のインド人ボディガードは高官の警備の合間に街の人々を観察している。エミーはライバルのサファラからペストリー・クイーンの座を奪おうと奮闘、主婦のジュディは年老いた夫との変わらない毎日を過ごしていた。何も変わっていないようで何かが変わっていく。そして新たな9月11日、ニューヨークは1年前と同じように美しい朝を迎える。
シアトルでレトロ玩具会社を経営するメーガンは、高校時代のディベート大会で他校のライバルだった幼馴染みのオールデンと、デンバーの営業先で再会。同じくシアトルで競合会社を経営する彼は、同クライアントへ売り込みに来ていたのだった。妹ブレアの結婚式を間近に控えたメーガンは、花嫁と一番親しい女性側の代表のメイド・オブ・オナーとしてパーティーを主催しており、地元のウィチタに向かうはずが、飛行機はストライキで欠航。レンタカーで7時間以上をかけ向かうことにするが、父親の退職祝いのため同じ飛行機で地元に戻るはずだったオールデンも渋々同乗させる。しかし、途中で車を盗まれ、代わりにオールデンが購入した中古車も事故に遭うなど、次々とトラブルに見舞われてしまう。
マリアンは長男エイデンと次男ジェイコブの2人の息子を持つ母親。最近はエスカレートする兄弟仲の悪さに悩んでいた。ある日、日頃から何かと競い合っては反発していた2人を心配するマリアンの嫌な予感は、最悪の形で的中。兄弟で岩登り競争を始めた結果、エイデンが崖から落下し死んでしまったのだ。エイデンの葬儀の日、息子を失った悲しみに堪えながら気丈に振る舞うマリアンだったが、参列者の中で囁かれる弟による兄殺しの疑惑に強く憤慨する。その疑惑は収まることなく街中に広まり、息子の身を案じたマリアンは、ジェイコブを遠方の学校に転校させる。それから2年、不正を理由に退学になったジェイコブがマリアンのもと帰ってきて…。
カリーナはウェブサイト“スパークライフ”で人気の恋愛コラムニスト。私生活では弁護士のトムと恋愛中で、サイトでは彼との恋愛についても連載中。そんなある日、彼女の前に新任ライター、リアムが現れる。編集長いわく、男性目線もほしいということだったが、自分の職分を侵されると、カリーナは戦々恐々とする。しかも思いもよらぬトムからの別れの言葉に、落ち込んでいた。そんな状況を見かねたリアムから、「トムを取り戻す作戦を手伝う」と言われたカリーナは、彼のアドバイスに従うことに。離れていたはずのトムが振り返ったことから、リアムを徐々に信用し始める。それだけでなく、リアムの思いがけない才能を知り、次第に気になる存在になっていくのだが…。
サラ・トンプソンは、恋人のブライアンとキャンプに出かける。2人きりの週末のはずが、ブライアンの友人サンティアゴが付いてきたことに、サラは苛立ちを隠せない。キャンプ場に到着すると、サンティアゴは途中で立ち寄った家で手に入れたウィジャボードを持ち出してくるが、サラは乗り気ではない。ブライアントサンティアンゴ2人での交霊会は、禍々しい呪いを解き放つ。呪いの向かう先は、テントで寝ていたサラだった。その夜、森の中で行方不明になったサンティアゴは死体となって発見される。悲嘆に暮れつつもサラが家に帰ると女の霊が現れ、サラの大切な人を手にかけるよう語りかける。女がターゲットとして指名したのは、サラの愛する祖母だった。サラは霊の要求を拒むが、そこから惨劇が起こり始める。
70年代後半に登場、音楽史に強烈な爪痕を残したセックス・ピストルズ。ボーカルのジョニー・ロットンはピストルズ解散後、本名ジョン・ライドンとして新たにPiL(パブリック・イメージ・リミテッド)を結成し、以来バンドはメンバーやスタイルの変換を経ながら、今なお音楽への新たなアプローチを体現し続けている。結成40周年の2018年に発表された本作への出演は、ジョン・ライドンとPiLの新旧メンバーをはじめ、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)、アドロック(ビースティ・ボーイズ)、サーストン・ムーア(ソニック・ユース)など豪華な顔ぶれ。ジョンとPiLのキャリアに隠された紆余曲折の舞台裏、そして初めて明かされる真実の数々が、ジョンのウィットにとんだ語り口と率直な人柄を通じて赤裸々に描かれた、音楽ファンならば必見のドキュメンタリー。
マーニーはLAのブティックホテル勤め、同棲中の恋人ニールはミュージシャンだが、酒で身を持ち崩し、弾き語りをしても聴く客はいない。ある日、マーニーはパソコンショップで自分のSNSサイトを開き、書き込みをしていた際、ログアウトをせずに外に出てしまう。そんな彼女のプロフィールを1人の男が盗み見る。ちょうどマーニーがホテルのコンシェルジュに昇進した日、その男がホテルに出現。フロントのイスに座りマーニーの気を引くと、彼女の愛読書フィッツジェラルドの小説「楽園のこちら側」をさり気なく見せ、読み出したばかりだと話す。そして男は、翌日もマーニーのいるホテルに現れる。荒みきったニールとの関係にうんざりしていたマーニーは、自然と彼に惹かれていくのだが…。
8年前、とある公園のベンチで、ジョンという名の男が発見された。過去の記憶が全くない状態だったが、37ヵ国語を流暢に話せる才能を持っていたことから、言語学の教師となった。彼を発見した探偵カールとは親友になり、彼の妹レイチェルと結婚したジョンは娘にも恵まれ、幸せな暮らしを送っていた。しかし、めまいや鼻血などの異変が頻発していた時、突如現れたルーカスと名乗る男が、「自分も記憶がなく公園で発見されたが、天才的な数学の能力が備わった」と伝えにきた。「何者かの陰謀だ」との言葉が脳裏に焼きついて離れないジョンは、後日ルーカスのもとを訪ねるが、「お前も俺と同じ運命をたどる」と言い放たれ、自殺されてしまう。以来、自分が何者なのか、ジョンはカールの助けを借り、調査を始める。
デイヴとアイリーン夫妻は友人たちを招いてディナーパーティーを開催。シェフであるデイヴは腕によりをかけて極上の料理を用意していた。パーティーにはマークとベスのカップルや、アニーと、その友人という電気技師のポール、フランス人のチャーリーが駆けつける。男女7名がワインを飲みながら会話を楽しむなか、ポールが参加者の目を盗み不審な行動を取り始める。やがて夜が更け、空腹となったパーティーの参加者が自らの本音を語り始めるが、デイヴが用意しているという極上の料理は一向に出てこない。その時、家の外で大きな音が響き、驚いた一同が表に出ると、転倒したバイクと1人の男が横たわっていた。
スーパーを営むカタブツな両親の長男として育った高校3年生のクリスは、思春期ならではのやりたい盛り。ついつい良からぬ妄想に耽ることもしばしだが、現実には負け組ライフをまっしぐら。お仲間もどこかピントがずれた面々ばかりで、ハドソンらイケメン勝ち組との差は広がるばかりの日々を過ごしている。そんな折、彼のもとを弁護士が訪れ、両親の死を告げる。何とクリスの本当の両親は、ポルノ雑誌ヘブンの創設者、世界最大級のポルノ帝国を築き上げたピーター&ハニー・マック夫妻だった。瞬く間に億万長者として時の人となったクリスは、セクシー美女たちにモテまくり、大いに舞い上がっていく。しかし、その先には思わぬ落とし穴があり…。
ある日、雪深い森の山小屋から狩りに出た猟師のダグとライアンは、森の中に隠していたらしいバッグを取り出す4人の男たちが、その中の1人を殺害する現場に遭遇してしまう。一方、ミッチは恋人のハンナを連れて父グラントが独りで暮らす実家に里帰りするが、親子はなぜかよそよそしい。ハンナが詳しく理由を聞き出すと、グラントは肺がんであることを知りながら、治療を拒み他人に尽くすことばかりを行っているという。また、町長を務める元炭鉱夫のジョーは、学校の課題で彼の行動を記録観察する孫娘のリアを連れ、各所を回っていた。ほぼボランティアで町長を務めるジョーは、自ら水質調査を行うなど環境保護に目を光らせていたのだが…。
高名な画家フランク・トラスラーの娘サムは、父の遺作展の開催でLAに久しぶりに戻る。父の死の悲しみからなかなか立ち上がれなかったが、映像作家の彼女はカフェで偶然、若いホームレスのPKに出会ったことで創作意欲を掻き立てられる。親からの虐待、薬物依存などさまざまな事情から路上生活に甘んじるしかないストリートキッズたちを撮影、その事情をインタビューし始めるサム。男友達のジョシュは素性の知れないPKたちとつながりを持つサムに注意をするが、彼女は気にも留めなかった。やがて情熱的なPKとの日々に夢中になっていくサムだったが、もともと精神的に不安定だったPKとの仲は危ういものになる。
高校生のイヴリンは、クラスメイトのブリアナと大親友。そんなある日、ブリアナの母ミンディが何者かに殺される事件が発生。身寄りのないブリアナを心配したイヴリンの母ルーシーは、里親や孤児院を拒む彼女を見て、一時的な保護者として我が家で預かることを決意。娘たちも笑顔を取り戻し安堵するルーシーだったが、その後、ブリアナの数少ない親戚サラを探す最中に、何者かに襲われ大ケガを追ってしまう。一方、ブリアナは前の学校で暴力事件を起こし、退学させられていたことが発覚。さらにはイヴリンが書いた作文をブリアナが自分のものとして学校に提出していたことも明らかになる。そんな折、ミンディの元カレで容疑者のグレッグが、ルーシーの前に現れ、自分の無実を主張するとともに、ブリアナが怪しいと訴える。そしてようやくサラの居所が判明するのだが…。
映画オタクのサムが制作した“ぐうたらゾンビ親父”が映画祭で入選を果たした。母親はもちろんのこと、パムら友人たちも大喜び。ハリウッド進出だ!と、受賞パーティーを開いて大騒ぎを始める。そんな一同の騒ぎをよそに、なぜかサムは浮かない顔。なぜなら彼が受け取った手紙は、受賞の知らせではなく落選通知だったのだ。今さら落選とは言い出せないサムだったが、その手紙を拾った友人ホレイショがパーティー会場でみんなに落選を暴露する。町の英雄から一転、笑われ者となったサムは浴びるほどの酒を飲み、酔いつぶれてしまう。翌朝、友人のティボらとペンキ塗りの仕事に向かったサムは、町の住民がゾンビに変貌している姿に驚愕する。
2年前に父親を亡くした大学生のヴィクトリアは、母リリアンが再婚したウェイドとその息子との暮らしに馴染めず、満月の夜にウェイドの車で家を抜け出した。友人ケリーを乗せパーティーに向かう途中、ガソリンスタンドに立ち寄ると、そこには怪しい人影が。気づくと車の脇にはケリーの生首が転がり、ヴィクトリアは手足に水かきのようなものがついた怪物に襲われる。間一髪のところでスタンドの店員で、医学生のマンソンに救われるが、瀕死のヴィクトリアはスタンド内の倉庫に連れ去られてしまう。1ヵ月後、再び満月の夜が近づく中、行方不明となっていたヴィクトリアは、ウェイドが雇った私立探偵に野宿していたところを発見される。実は彼女は何かに感染し逃げていたのだった…。
麻薬常習者の父親から逃げ、アメリカで不法移民者として暮らすメキシコ人のリコ。最愛の母親がガンで入院し高額な治療費が必要になったリコは、親友のパコと共にジュリアスという男が仕切るコカインの運び屋を行うことに。それは国境の川で釣り糸を投げ、浮き輪に乗せて川に流したバッグを受け取り倉庫に運ぶというものだった。最初の仕事が成功し、ジュリアスの妹アリアナとも親しくなるが、二度目の仕事で国境警備隊に捕まりかけたリコとパコは、大量のコカインを置き去りにしてしまう。仕事に失敗したことでパコを殺されたリコは、ジュリアスを返り討ちにする。追い詰められたリコは倉庫にあるコカインを盗んで売りさばこうとするが、それは麻薬密売人エイブの所有物だった。
今から60年前。ロザ・リーという7歳の少女が陰険な教師の怒りを買い、階段の踊り場から突き落とされ死亡。その場を目撃していた用務員も、教師ともみ合いになり、互いに足を滑らせ死亡するという悲劇が起きたルース・リー小学校。以来、生徒数は減り、いつしか廃校になっていた。そんな学校にまつわる都市伝説を調べようとする者たちがいたが、そのたびに不可解な事件が発生。3年前にも男女3人組が侵入したが、遺体で発見され、犯人は未だ見つかっていなかった。そんなある日、超常現象を調べて名を上げようと、アンドリューとプランディ夫婦と、ジョーとエリックの4人がやって来た。ブランディの調べによると、殺されたロザ・リーはアンドリューの親族にあたり、自分らが調べるべきだと、調査に繰り出すのだが…。
マイアミで起業を目指すグラフィクデザイナーのローレライのもとに、叔父トーマスの訃報が届く。と同時に、彼がカリブ海の島に停泊させ30年間住んでいたヨットのローレライリー号を相続することに。競売にはかけず大事にしてくれる人に譲ろうと、島へ赴いたローレライ。折しも会社の共同経営者の話が舞い込み、急いでマイアミに戻る必要もあったことからカフェのオーナー、セレステの紹介で船長兼整備士のロブを雇う。だが、彼をはじめ島の人々はかなりのんびりで、修理も出航もなかなかままならない。おまけにセレステから壁画の絵画まで頼まれる始末。それはそれで嫌ではない彼女だったが、早く仕事に戻らないと共同経営者が別の人に替えられると焦っていた。
“僕のすべてが奪われた。運命の女性も未来も消え、尊厳も踏みにじられた”。物語はある青年の回想から始まる。2016年12月2日、フィリップは朝一で荷物を受け取り、夜のフライトでハワイに旅立つはずだった。現地では愛するブリタニーと自身の兄ベンとの結婚式が行われる予定だったが、幼い頃から密かに愛していたブリタニーを奪いに、プロポーズしようという計画で、指輪の到着を待っていたのだ。しかし、何度見ても郵便ポストに荷物は見当たらない。配送会社ブロンコ社に確認するも、なぜか荷物は配達完了とされていた。フィリップはブロンコ社のオペレーター・ケビンに対応を懇願するが、会社の規則を理由に要求を断られてしまう。怒り心頭でパニックを起こしたフィリップは、SNSに上げられていたケビンの個人情報を探し当て、とんでもない要求を突きつける。