FMラジオ局のディレクターであるたまき(広末涼子)は、深夜の担当番組の打ち切りが決定し落ち込んでいた。そんなとき、彼女は自分にラジオの楽しさを教えてくれた少年太郎(神木隆之介)のことを思い出す。1977年、函館の病院に交通事故で入院した13歳のたまき(福田麻由子)は、1つ年下の太郎と出会い意気投合するが……。
加藤龍子は、学校へも行かずまともに就職しない弟・秀和と、失業したばかりの父・松男と地方のアパート暮らし。秀和との諍いもうんざりだが、失業後気力を失った父親を見ていると自分が稼がなければならないことを何となく気づき始める。それは責任感でも義務感でもない、ただ「家族」である唯一の絆であるようにも見える。やがて龍子はAVに出演しその金を家に入れるようになる。しかし、ある日松男がレンテルビデオ屋の棚に偶然、娘が出演しているAVを見つけてしまう。松男は自分が父親としての無責任さと情けなさから龍子に当たるが・・・。