SNSインフルエンサーのハイディは、カメラマンで恋人のロンと撮影のために訪れたカリフォルニアのベニスビーチで、ホホジロザメに襲われる。一命は取り留めたものの、翌朝同じビーチで男女カップルの変死体が発見され、それも飢えたサメの仕業と思われた。しかし、続く犠牲者が陸上で発見され始めると、捜査は一転。陰謀論ソーシャルメディアの第一人者であるトゥルース・ジェダイが、カリフォルニアの原子力発電所で有毒物質が流出し、放射能によって海洋生物が突然変異を起こしたという機密情報に辿り着く。サメに噛まれたハイディは、その有毒なモンスターの血に感染し、血に飢えた陸上の頂点捕食者へと変貌を遂げてしまったのだ。真実に辿り着いたハイディの親友で海洋生物学者のシエナと新進ジャーナリストのクリストファー。2人は殺戮を繰り返すハイディを止めようと、彼女の家に罠を仕掛け治療薬を注射しようと試みるが、時すでに遅く・・・。
ダイナーの店長をしているナンシーは、ある日車の故障で仕事に遅刻してしまう。彼女の父親であり、ダイナーのオーナーでもあるエドワードに遅刻を注意され、仲の悪い古株のジェイクと共に予定外の夜勤を担当することに。その日の夕方、仮面を被った若者グループがダイナーに現れ、悪戯に騒ぎ立てたので、ナンシーは警察を呼ぶふりをして彼らを追い払う。不機嫌なナンシーは、非協力的なジェイクと口論になり、怒りのあまり彼を含む複数の従業員を、その場で解雇してしまう。一人きりになったその晩、仮面の男達が再びナンシーのもとに現れ―。
中村会長から地熱発電所建設を頼まれた金太郎は、サラリーマンとして初めての大仕事に挑むことに。しかし、いざ現場に向かうと建設会社の一ツ橋土木が工事をしない上に、温泉組合が反対をし思うように建設が進まない。一向に建設を始めない一ツ橋土木の社長との喧嘩で、ボロボロになった金太郎はフユの営む旅館で目を覚ます。
孤児のヴァーリャとアルセニー兄妹は、生まれ故郷を離れ、新しい養父母のもとで幸せな生活を夢見ていた。しかし、二人は無意識のうちに古い家から精霊を連れてきてしまう。ある日、ヴァーリャは新しい家に潜む不気味な秘密を探るため、ガレージへと足を運ぶ。その影響は徐々に家族全体に広がり、養父母の行方不明の実の娘にも影を落とし始める。精霊「ドモヴォイ」の存在が家族の絆を引き裂き、不穏な出来事が次々と発生。希望は絶望へと変わり、家族の未来は、精霊か悪霊に委ねられてしまうのか…。
高校卒業も迫る冬。生徒たちが集まり、卒業アルバム製作委員会が開かれる。生徒の中には鈴木幸子、まじめな萩本小鳩、チャラい取手衛らがいる。担当するのは教師の福田。その外には取手に想いを寄せる教師の村田が覗いている。福田は鈴木と卒業アルバムの件で打ち合わせをしているが、彼女の【穴】みたいな目が何だか怖い。しかし彼女は福田に持ちかける。「私と子供を作ってくれませんか?」聞けば自分は宇宙人で、地球人との子供を作るよう命じられているという。据え膳くわぬは…と待ち合わせのみかん畑に向かい、セックスをする。そこで福田が分かったのは「ああ、こいつ、人間じゃないわ」。その後、子供を作るために何度セックスをしても、鈴木の目は【穴】があいたままで…。一方、男子生徒・取手に想いを寄せる村田は、夜の教室で取手の机を愛でる(性的な意味で)のが日課。しかしその日課を萩本小鳩に見つかり、以来彼女の【豚】として調教される日々。苦しむ村田の表情を見ると、小鳩は喜ぶ。そんな毎日に耐えかねて村田は小鳩を拒否するが、彼女の村田への狂おしいまでの想いは、【鬼】となって、暴走を始めていた…。
東京、丸子亮平は勤務先の会議室へコーヒーを届けに来た泉谷朝子と出会う。ぎこちない態度をとる朝子に惹かれていく亮平。真っ直ぐに想いを伝える亮平に、戸惑いながら朝子も惹かれていく。しかし、朝子には亮平に告げられない秘密があった。亮平は、2年前に朝子が大阪に住んでいた時、運命的な恋に落ちた恋人・鳥居麦に顔がそっくりだったのだ――。5年後、亮平と朝子は共に暮らし、亮平の会社の同僚・串橋や、朝子とルームシェアをしていたマヤと時々食事を4人で摂るなど、平穏だけど満たされた日々を過ごしていた。ある日、亮平と朝子は出掛けた先で大阪時代の朝子の友人・春代と出会う。7年ぶりの再会。2年前に別れも告げずに麦の行方が分からなくなって以来、大阪で親しかった春代も、麦の遠縁だった岡崎とも疎遠になっていた。その麦が、現在はモデルとなって注目されていることを朝子は知る。亮平との穏やかな生活を過ごしていた朝子に、麦の行方を知ることは小さなショックを与えた。一緒にいるといつも不安で、でも好きにならずにいられなかった麦との時間。ささやかだけれど、いつも温かく包み、安心を与えてくれる亮平との時間。朝子の中で気持ちの整理はついていたはずだった……。
出会った瞬間から人生が永遠に変わる―。心身ともにたくましいダラス(エリカ・リンダ―)は、昼間は大工として働き、夜は毎晩のように違う女性と関係を持っては、自分の居場所を探していた。そんなある週末の夜。ネオン輝くバーの片隅で、ダラスは、ファッション誌の編集者として成功するキャリアウーマンのジャスミン(ナタリー・クリル)と永遠の出会いを果たす。情熱的に絡み合うふたりにとって、お互いの愛を確かめ合うのに、時間はかからなかった。しかし、ふたりの蜜月を遮る壁―ジャスミンには結婚を約束した彼氏がいるという、大きな障害があった…。
これは、いつかの時代の、どこかの国の物語。無法者集団「クレイジードッグス」から少女・アンヌを救った謎の美女・アイアンガール。アンヌは彼女を自分が住む村へといざなう。奴らの報復に怯える村人達たが、村に伝わる古文書に印された危機を救う「鉄の救世主」彼女こそ、もしや・・・その伝説?!伝説を信じた村の若者たちは「アイアンガール」と共に闘う決意をする。“今”を「生きるため」の壮絶な戦いが始まった。しかし、やがて思いがけない真実が明らかに――!
コロナ禍で仕事を失った初老の俳優・木村は、一念発起して自作映画を作り始める。ところが、肝心のシーンで主人公に三ヶ月の重症を負わせてしまう。マネージャーからは、損害賠償を匂わされ、最後の頼みの生活補助金も却下の通知が届く。そこに娘のアサミからは厄介な心配事まで持ちかけられる。途方に暮れる木村は、初めて中学の同窓会に出席してみる…そこで再会したかつての学校のマドンナ・雪乃は、木村の映画に出資すると言い出す。東京に戻った木村はスタッフを集め…そしてアサミにも、一つの決意を持ちかけるのだが…。
ジェーンが40歳の誕生日に、自身の30歳の誕生日を回想する間、アニエス・ヴァルダの伝説の女性への尽きることのないイメージがヴィヴィッドに展開する。その空想は、犯罪映画の妖婦、サイレントシネマの凸凹コンビ、モンローのように男たちのファンタジーの対象である女性、よくあるメロドラマの恋人たち、西部劇のカラミティ・ジェーン、ターザンのジェーン、そしてジャンヌ・ダルクへと、ジェーンのイメージを自由自在に拡張させていく。アニエスはまるで自身が画家でもあるかのように、ジェーンを名画の中に息づかせることも忘れない。一方で綴られるジェーンの日常のスケッチ。そこにはセルジュ・ゲンズブールや娘たちとの時間も織り込まれる。そのどれもが、シャイで大胆で逞しく、危うくて儚くて美しい、ジェーン・バーキンの魅力を余す事なく切り取った、アニエスによる私的な肖像画になっている。
娘(シャルロット・ゲンズブール)が自宅の庭で開いたパーティーで、泥酔した同級生の少年ジュリアン(マチュー・ドゥミ)を介抱したマリー・ジェーン(ジェーン・バーキン)は、あろうことか15歳の少年に不思議な感情を抱く。ジュリアンもまた、40歳のマリー・ジェーンに恋愛感情を持っている。微妙な力関係の中、人目を盗んで密会を重ねる二人。そんなある日、二人がキスを交わしているところを、ルシーに目撃されてしまう。
サカイヒデキは東京の大手食品商社に勤めるサラリーマン。さまざまな食のブランドの M&A を進めることが主な仕事で、プライベートでは上司である副社長のケイコと婚約している。会社が米国モンタナ州に所有する経営不振の牧場を収益化するため、希少価値の高い和牛に切り替えることを提案。和牛畜産業の専門家であるワダを連れてモンタナに向かう。空と大地がどこまでも続くモンタナでは東京の常識は通じず、ヒデキはすぐにトラブルに見舞われる。ワダが怪我で入院し、一人になったヒデキは場違いなスーツ姿で牧場主のペグに和牛の事業計画をプレゼンするが、邪険に扱われるばかり。そんな中、ヒデキはハビエルが副業として牧場の片隅で密かにキヌアを栽培していることを知る。おおらかで地に足のついた生活を楽しむハビエルと交流するうち、土地の魅力に気づき始めたヒデキは、スーツからカウボーイの格好に着替え、牧場の仕事を積極的に手伝うように。大規模な牛追いにも参加し、牧場の労働者たちと打ち解けていく中で、自身の効率一辺倒の働き方を見つめ直していく。やがてヒデキは、牧場再建の新たなプランを考えはじめるのが……。
三十路手前で焦って婚活する遥は、婚活パーティーで同僚の一輝とばったり会う。プロフィールを偽り遊び目的で参加していた一輝は、結婚できない理由は恋愛を元にしているからだとバカにする。失敗続きの遥は、一輝の言う通りに恋愛を捨てて婚活に挑むことになるが・・・。パパ活で家を買おうとする美月や、ママの為に婚活をする武志、女心が全く分からないクソまじめな悠人、恋愛上手な女子高生の乃愛、結婚式を挙げたい広海と挙げたくない匠の同性カップルなど、恋愛を捨てて幸せを掴もうとする8人が、皮肉にも恋愛には向いていない相手に恋をしてしまう。果たして、恋愛せずに結婚して幸せになれるのか―。同性愛の結婚や、友情結婚、歳の差婚など様々な愛の形を描いた恋愛コメディ群像劇。
仕事を求めてタイにやってきたピップは、入国早々暴漢に襲われ倒れている所を、同郷のジェシーに救われる。ジェシーの介抱で傷は直ぐに回復したが、当てにしていた仕事が無くなり途方に暮れる。そんなピップに、ジェシーは地方での仕事を紹介する。ピップが旅立つ前日、二人は恋人のような時を過ごし、その晩激しく愛し合う。ジェシーとの出会いに運命を感じ、彼女との未来を思い描いていたピップ。しかし、ある日を境にジェシーとの連絡が途絶えてしまう。ジェシーの安否を心配したピップは、彼女の行方を必死に探し始める。そんなある日、偶然にも怪しげなギャンブルサイトにジェシーの姿を発見するのだが、、。
ある晴れた朝。ラジオ体操をする大勢の作業員たちが向かったのは、広大な遺跡発掘現場。そこで発掘されたものは「落し物」として警察に届けられるらしい。そんな古代人の落し物を探し続ける女性たちがいた。長野県の山中。星糞峠の遺跡発掘現場で調査員として働く大竹幸恵さんは、そこに30年間通い続けてきた。大昔、同じ場所で縄文人たちは天然ガラスの黒曜石を掘っていて、その遺跡が出てくるのだ。小学6年生の時に土器を拾って以来、大竹さんは考古学一筋の人生。今では10名の作業員を率いて、毎日、泥まみれになって遺跡を掘る。でも、今年いっぱいで発掘は終わり、定年を迎えることになっていた。
炭鉱の町の冬。彷徨い混沌とした80年代に抗議運動を扇動した疑いで逃亡中の大学生ギヨンは、キヨンという偽名で閉鎖の危機に瀕している炭鉱の町に忍び込み、練炭工場で便利屋としての仕事を得た。政府は安価な原炭を輸入しており、ほとんどの鉱山が閉鎖の危機に瀕し、鉱山労働者は仕事を求めて他の都市に逃げることを余儀なくされる中、彼らは海外の悪徳勢力を異常に警戒していた。仕事を得たギヨンは町に身を潜め、未来を失ったかのように生きる練炭工場の労働者たちの謙虚な現実があった。それはギヨンが解決したかった現実だが、今は身を潜めるしかない。しかし、練炭工場社長の一人息子イ・ソンソンと、町の喫茶店で生きるソン・ヨンスクとの出会いが、ギヨンの運命を大きく変える。ここ一帯の富を握る練炭工場のオーナーの一人息子、ソンチョルはギヨンに恋心を抱く。そんな中、喫茶店で体を売って生活しているヨンスクもまた、ギヨンの人間性に恋をし体を売ることをやめる。労働者のストライキが激化する中、彼らの愛は大きくなってゆく。しかし、母の死を聞いたソンチョルは、ヨンスクに暴行を加える。ギヨンは喧嘩に巻き込まれ、捜索中の刑事に捕まり拷問を受けるが、起訴されずに釈放されたが、正体がバレたギヨンはヨンスクと共に炭鉱の町を離れるのだった…。
医大生のミンウ(カン・ソグ)と音大生ダヘ(イ・ミスク))は、ミヌの先輩ヒョンテ(アン・ソンギ)の仲介で互いに愛し合うようになったが、ミヌは病気の父を守るために傷害事件を起こし大学を除籍処分となる。それ以後、ミヌの身辺には次々と不幸が訪れ、ミヌは自分の出生の秘密を探ろうとして米軍相手のバーを経営する叔母のヨンスク(キム・ヨンエ)に会いに行き、そこで米軍基地の歓楽街の悪の世界に引き込まれていく。
1年間の刑務所生活を終えて出所したムルセは、かつてスリをしていたジスクと一瞬すれ違う。彼は奪われた縄張りを取り戻した後、ジスクと再会し、彼女を自らの組織に引き入れながら徐々に愛を感じ始める。ムルセに同情を抱きながらも、彼の粗野さと卑しさを受け入れられず距離を置くジスク。彼女はホテルでジョンマンの財布を盗むが、過去を思い出して返却する。一方ジョンマンはジスクの生意気な明るさの中にある孤独を感じ、彼女に真心と確信を持って接する。その姿に危機感を覚えたムルセはジョンマンを暴行するが、それによってジスクとジョンマンの距離はさらに縮まる。
<第1部>東学を起こしたチェ・ジェウ(崔済愚=スウン)が死刑に処せられ、2代目教主のチェ・シヒョン(崔時亨=ヘウォル)は、朝廷からの逃亡者となる。テグ(大邱)のパク捕校に追われたヘウォルは、チュクビョンに潜伏して組織を再建し始めるが、そこでパク捕校による襲撃にあってまた身を隠す。東学は、丙寅洋擾(江華島事件)によってより一層苛酷な弾圧を受けており、道人(天道教徒)たちは、スウン先生の4周期追慕式で東学をより一層確固たるものとして組織を育てる。ヘウォルは、イ・ピルジェから東学の乱を起こす勧誘を受けるが、これを拒んで教祖の伸寃(恨みをはらすこと)を嘆願するというイ・ピルジェの誓いで道人の通院を許諾する。しかし、イ・ピルジェは、むしろ乱を起こし、東学の根を揺さぶろうという。パク捕校は、密偵として乱に参加するが、官衙の拷問を受けて亡くなり、彼の息子は、ヘウォルの死を誓う。イ・ピルジェの乱で、ヘウォルの夫人と子供たちは官衙に捕まり、拷問を受けてばらばらに散在するようになる。大院君は、辛未洋擾で鎖国政策を繰広げ、イ・ピルジェは処刑される。ヘウォルは、テベク(太白)山の赤潮岩で隠遁生活をするが見つけられて逃亡し、露宿を求めた家で越冬したり、いろんな地域を巡たりして、東学を伝播し開闢を知らせる。そして、ヘウォルは、道人たちのために2人目の夫人を迎える。<第2部>ヘウォルは、道人たちのおかげで第1夫人に会い、家族の消息を聞く。第2夫人が亡くなり、第1夫人を訪ねたヘウォルは、病気看護をしながら東学を伝播する。そして、62歳の時に3番目の夫人を迎え、第1夫人の病気看護を任せてホナムを訪ねる。東学の組織は、民衆の信頼を得て、より一層大きくなり、東学の指導部は、教祖伸寃を要求して光化門で複合上訴をする。その上疏文は受入れられるが、腐敗した朝廷と蛮夷が闊歩するソウルを正しいと思わない東学の指導部は、3月11日に集会を強行する。ヘウォルと指導部の開闢には、意見の相違が存在するようになり、ヘウォルは、朝廷の官僚と交渉をするが、朝廷の腐敗と逼迫した生活で不満が溜まった民衆は、乱を起こす。日本軍のソウル進入で始まった日清戦争で朝廷は敗れ、日本軍と官軍は、東学を弾圧する。これに対し、チョン・ボンジュン将軍は動員令を訴えるが、ヘウォルは、東学の本来の意味を抜け出すという理由で蜂起を命じない。しかし、進退両難に陥ったヘウォルは、時代の流れを拒めず、蜂起を命じる。日本軍と大々的に戦った東学軍であったが、新式武器のため完全な敗北を味わい、東学の指導部たちは、逮捕されて処刑される。そして、ヘウォルも東学人の密告により捕まり、絞首刑に処せられる。
不動産会社に勤めるジュリアンはカフェを経営する妻と息子と3人で暮らしている。アパートを探す25歳のアリスと会っていくうちに互いに惹かれ合い、イケないと分かりつつもアリスの魅力に逆らえず、肉体関係を持ってしまう。妻のマリーに隠して関係を続けてしまうが、アリスはマリーのカフェでバイトとして働くことになり・・・
大島社長たちの画策により、金太郎は半グレ集団を相手に大立ち回りをし、半グレとは和解し仲間となるものの会社では大問題になる。そのことで黒川専務、大和会長は退陣に追い込まれてしまう。金太郎は、社員たちと半グレ集団の仲間たちと共に大和会長を守れるのか。
三兄弟(ヘンリー、ジョン、ヴィンス)は、暴力的で虐待的な父親・ダンを殺し、母親の命を奪った虐待の連鎖を断ち切ろうと狩猟中に暗殺を計画する。父を森に埋めるが、数日後その場所へ訪れると遺体が消えていた。恐怖と疑念が広がり、兄弟は互いの信頼を失い始める。絆の裏切りが破滅を引き起こし、隠された真実が次々と明らかになる中、彼らの運命は予測不可能なサバイバルの結末へと進んでいく…。
時は幕末、京の夜。会津藩士高坂新左衛門は暗闇に身を潜めていた。「長州藩士を討て」と家老じきじきの密命である。名乗り合い両者が刃を交えた刹那、落雷が轟いた。やがて眼を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所。新左衛門は行く先々で騒ぎを起こしながら、守ろうとした江戸幕府がとうの昔に滅んだと知り愕然となる。一度は死を覚悟したものの心優しい人々に助けられ、少しずつ元気を取り戻していく。やがて「我が身を立てられるのはこれのみ」と刀を握り締め、新左衛門は磨き上げた剣の腕だけを頼りに「斬られ役」として生きていくため撮影所の門を叩くのであった。
元・陸軍特殊部隊に所属していたエリック。ある日、妹のマデリンとドライブ中に橋上で渋滞に巻き込まれてしまう。しかし、実はテロリストによる策略で、橋は占拠され、車ごと大勢が人質となってしまった。犯人は民間軍事組織のリーダーで、国家の裏切りを訴え、国防総省の機密文書の公開と捕らえられた仲間兵士の釈放を求めていた。エリックはマデリンと脱出を試みるが、橋の爆破に巻き込まれ逃げ場を失ってしまう。奇跡的に死を免れた二人だったが、この時、橋の下に仕掛けられた新たな爆発物を発見する。エリックは最愛の妹を逃がそうと画策するが、不幸にも敵に見つかりマデリンは捕えられてしまった。自分よりも皆を助けてほしいと兄に懇願するマデリン。テロとの交渉に失敗すれば橋の爆破は免れない。エリックは、たった一人で反撃に打って出るが...。
年の瀬の迫った嵐の夜、男女7人の仲間たちが荒涼とした山中のロッジに集まり、パーティーを楽しもうとしている。近隣地域では殺人事件が立て続けに起きているが、保安官も荒天のため捜査まで手が回らない。パーティーを楽しむ7人のいるロッジには、失踪した弟を探す謎のバックパッカーがやってきて、かつてこのロッジで殺人事件があったことを伝えるが、彼らは全く意に介さない。やがて、覆面を被った殺人集団が彼らに牙をむく。
銀河系からやってきた宇宙ガニが地球へと飛来した。しかしファーストコンタクトした人類はおバカな学生たち。その場のノリでコカインを吸わされクラクラとする中、カニは勢い余って学生たちの喉元をハサミでチョッキン!辺りは血の海と化してしまう。そうとは知らないリース刑事が現場に到着。捜査を進める内に薬物の存在と、カニによる犯行を疑い始める。ただ、“メザメ容疑ガニ”による犯行説を訴えても上司は一切信じない。裏付けのため水生生物の専門家に助けを求めるが、地元で最高の知識を持っているのはペットショップ店員のベイリーだけだった。2人は“キマってしまったカニ”の捜査を始めるのだがー。 ※本作はコカインを始め薬物を推奨する作品ではありません
台風ハイエンが街を襲った影響で、宗教狂信者、自暴自棄者、犯罪者、逃げ惑う動物たちが街に野放しになった。ミゲルは無気力な青年であったが、恋人アンドレアと母ノーマという2人の女性を探し出すために廃墟を歩き回る。二人を見つけるとミゲルは、この街は危険だから去ろうと説得をする。嵐の到来という新たな噂が浮上し、脱出のための時間が徐々になくなっていく中、彼は愛する二人を説得するために留まるか、自分ひとりで町を出るかの決断を迫られる。
台北に住む17歳の女子高生バイ(ルゥルゥ)は、離婚した母と祖母との3人暮らし。学園生活を明るく満喫していたが、最近、親友ウエンと男友達イエとの関係に心を痛めていた。そんなある日、母のワン(アリッサ)が交通事故で意識不明の重体に。悲しみに暮れる中、バイは母のパソコンから、偶然、初恋の相手リン(リッチー)に宛てた未送信メールを発見。そこには、自分と同じ17歳だったころの思い出が切々と綴られていた。遠い日の母の青春に思いを馳せるバイは、彼女に代わって「会いたい」とリンにメールを送る…。
工作員の父親が汚名を着せられた上に殺害されたため、ミョンフンとヘインの兄妹は北朝鮮の収容所に監禁される。妹の命と引き換えに韓国での暗殺活動を命じられたミョンフンは、身を隠すために通い始めた高校でヘインという少女と出会い心に安らぎを得るのだったが…。
ホテル勤務に嫌気がさしたアナは現実から逃避するように、とある浜辺にたどり着いていた。そこでは潜水艦に住み着いたマーシャをはじめとした少女兵士たちが生活をしており、アナもまたそのグループの一員となってゆく。少女たちにはミッションがあり、それは無線を打診することで戦場の兵士たちを巧みにおびき寄せ、死に至らしめるというものだった――。
近未来を舞台にカニバルゾンビがはびこる街で、誘拐されたおばあちゃんを救うため、ゾンビポルノが大好きなカール、レスリングに夢中なフレディ、カールの異母姉マギーたち3人が、極悪大企業コールマン社と戦う。
ヘイゼルは自ら設立した手帳会社ドリームシーカーを赤字経営から脱するべく、会社紹介のためにテレビ番組「モーニング・ブリュー」に出演するが、緊張して何もしゃべれず大失敗。しかしプロデューサーの計らいで次週も出演できることになり、家族でパブを経営する陽気なテオにメディア・トレーニングを依頼する。ヘイゼルは人前に出るのは大丈夫だが、“情熱を持て”、“事実に基づいて話せ”という2つの言葉が脳裏をよぎると何も話せなくなってしまっていた。そこでテオは彼女を変身させ別人格にすることを思いつく。最初はうまくやれなかったヘイゼルだが、次第にこなれていくと同時にテオにも惹かれていく。だが、会社経営も含めて恋の行方は二転三転していき…。
ハイスクールに通うニコレットは、同じ施設育ちで親友のブルックを捜していた。ブルックは妊娠9ヵ月の身重にも関わらず、ある日突然、行方不明になっていた。新任教師のサンディに声をかけられたニコレットだったが、自身の体調不良も重なり、反抗的な態度で心を開こうとはしなかった。一方、ある雑居ビルに監禁されていたブルック。彼女はそこで出産をしていた。しかし赤ちゃんは、大金と引き換えに団体の人間に奪われてしまっていた。何とかその場から抜け出すことに成功したブルックは、ニコレットに救いの電話をかけるも、追手によってひき逃げされ死亡してしまう。そんな最中、自身の妊娠が発覚したニコレットが施設に帰宅すると、そこには養子縁組を斡旋する団体の女性が待ち構えていて…。
エリーとシャウナは、ブリンとアレックスに誘われ4人で女子旅に出かける。彼女たちは“ゾーン”と呼ばれる放射能に汚染された地域を目指していた。そこは核廃棄物の処理場としてたくさんのトンネルがあり、不気味な伝説があるという。立ち入り禁止の警告を無視してトンネル中へ進むブリンたち。閉所恐怖症のエリーはトンネルの入り口で3人を待つことにしたものの、ブリンの悲鳴を聞いたことでトンネル内へと誘われていった。一方、娘が行方不明となり気が気でないエリーの両親は、ダークウェブを通じて奇妙な事件を扱う男イゴールに接触し、救いを求めていた。事件に危険な匂いを察知したイゴールは、少女たちの探索を請け負うと、邪悪な存在と戦う男ヴァン・ヘルシングを訪ねる。
ロンダは、カルト人気のホラー映画『マニアの館』の主役を演じて人気を博したものの、最近ではモデル出身の若手女優たちに仕事を奪われ落ち目の女優。エージェントに依頼してなんとか仕事を回してもらうが、持ち前の気位の高さと仕事をえり好みする性格が災いし、撮影現場でクライアントと決裂してしまう。お金に困窮するロンダだったが、父親の遺産として多額のお金を相続したことで女優という仕事に見切りをつけ、遺産を元手に社長としてモデル事務所を設立。早々に活動を開始するロンダは、モデル募集に応じたステイシーとリサという2人の若い女性を採用、すぐにお金が必要だというリサにロンダは仕事を斡旋するのだが…。
イメージ・コンサルタントとして働くレベッカは、子どもの頃にテレビ番組「リトルシスター」のおてんばベッキーとして活躍していた。“ベッキー”ではなく”レベッカ”として実績を上げ、世間に認めてもらいたい彼女はテレビ番組「ウェイクアップ」への出演を迎える。会社を飛躍させることができチャンスと意気込んで出演したレベッカだったが、番組中にMCの1人、元サッカー選手のクライブと揉め、彼は途中で退席してしまう。ありえない事態に落ち込むレベッカに番組プロデューサーから、クライブのイメージ・チェンジの依頼を提案されることに。成功すれば番組にレギュラーコーナーを持てると聞いたレベッカは依頼を承諾するのだが…。
アリシアとアーノルドは、まもなく結婚5年目を迎える仲睦まじい夫婦。アーノルドはそろそろ子どもがほしいと考えていたが、アリシアは20年前に離婚した両親のことがいまだに心配。それぞれパートナーを見つけて幸せに暮らしてほしいと、父のジャック、母のプレンダと頻繁に連絡を取っていた。ジャックは元弁護士で若い恋人ジェイダと過ごしていたが別れてしまい、プレンダは離婚以来ずっとシングルで、しばしばアリシアのもとを訪れていた。そんな両親のために、アリシアはアーノルドの会社が開発した出会い系アプリを両親それぞれに設定、意図せず両親は20年ぶりに再会する。思いがけず、2人の気持ちは高まるが、アリシアには秘密にしていて…。
医師のボブとライザ夫妻には、まもなく19歳になる一人娘メイがいた。ある朝、ボブの車のフロントガラスに“彼女はお前の娘ではない”という、匿名の異様な手紙が挟まれており、続けざまに携帯に脅迫電話がかかってきた。電話の主に言われるがまま目的地に赴いたボブは、ジルと邂逅。彼女こそがメイの実の母親だった。ジルは口止め料として50万ドルを要求するが、実は彼女の姉フェイに言われるがまま脅迫を強いていたのだった。一方のライザは、ボブから18年前に自身が生んだ子どもは死産で、昏睡状態時にボブが病院にいたジルの赤ん坊とすり替えていたという真実を聞かされる。やがてメイにも真実がバレてしまうが、その時はまだ暴走状態にあるフェイによってメイが誘拐されるなど、知る由もなく…。
勤務先“シティ・ニュース”の契約を切られた写真家ベックは、旅雑誌主催の旅写真コンテストへの応募をルームメイトのスーザンに勧められる。今年のテーマは“素朴な美しさ”だったため、ベックは7歳の時に両親と訪れ、人生初の写真を撮った思い出の地セレニティ島へ。陽光降り注ぐ島は変わらず美しかったが、予定外のトラブルで街から離れたレモン農園内のロッジに宿泊することに。すると、直前に街の広場の噴水で出会った男性ジョシュと再会。彼は農園のオーナー、マシューの息子だった。ベックは経営難の農園の宣伝にも協力。SNSへの投稿がバズり、ベック憧れの旅行写真家キャサリンも島にやって来る次第に発展。ジョシュからはSNSへの投稿はしないでくれと頼まれていたのに…。
7ヵ月前から行方不明の父親が約20年間営業していたレンタル&販売店の整理をすべく、疎遠になっていた兄ゴードンと弟ジョンが再会。父の家で事務所の鍵を見つけた兄弟が入室してみると、ビデオデッキには恐らく失踪前の父が最後に見ていたビデオテープがあった。それはボードゲーム“ゲートの向こう側”に使うものだった。再生してみると、映像の中の女性が「命懸けのゲーム、踏み出す勇気はある?ゲームボードを開きなさい」と語りかけてくる。奇妙な閃光に包まれてビデオを止めると、数時間ほど経過していた。父の家に持ち帰り、兄弟とゴードンの恋人マーゴットの3人でゲームを進めてみると、それは課題をクリアしないと命を奪われる恐怖のゲームだった。
演劇の舞台監督ロングフェローは窮地に立たされていた。取り壊し予定だったロンドンの老舗ハイゲート劇場を買い取ったものの、上演したアントン・チェーホフの名作戯曲「桜の園」の客入りは悪く、劇場は破産の危機に陥ってしまう。この事態に劇場プロデューサーのクライブは、次回上演予定の「かもめ」にハリウッドのアクションスター、ブレイズ・レミントンの出演と配役の承認権を与える契約を結ぶ。クライブの決定に、映画を嫌い演劇にこだわっていたロングフェローは反発するが、銀行への支払いを理由に持ち出され渋々ながらも従うしかなかった。オーディションが開催される中、ロングフェローはブレイズの言動と行動に激しく振り回されてしまう。
恋に破れて情緒不安定に陥っているリリーは、心のリハビリも込めて、かつて投稿していたブログを復活させることにした。だが、その復帰第1弾動画で彼女は思わず泣き出してしまう。逆にそれがバズったことから、彼女は少しずつ心の安定を取り戻していく。そんな動画のレスの中に、トムと名乗る者から「話し相手が必要なら僕がここにいる」というメールが届く。続いて、遠くから彼女を見つめて手を振る男がいた。実はその男こそトムで、次第に彼はリリーに接近。彼女も徐々に心を許すようになり、気がつくと交際にまで発展していた。しかし、トムの正体は女の流す涙に舌なめずりしては殺害し、その映像を眺めながら興奮するおぞましき殺人鬼だった。
500年前、スコットランドには人間を食らう邪悪で血に飢えた一族がいた。その一族は近親相姦で形成され、父や娘、息子、孫までもが殺人を道楽としていた。彼らは暗い洞窟に住みつき1000人以上もの人を殺害。やがてただ一人を除いてその一族は処刑される。そして、現在。スコットランドではある女性の殺人事件が世間を恐怖に陥れていた。バラバラ遺体となって発見された女性シャーロットは、新聞記者ヘミッシュの恋人ウェンディの妹であり、彼の友人でもあった。しかし、シャーロットの遺体の様子を詳細に描いたヘミッシュの記事によってウェンディは傷つき、2人は破局してしまう。持前の正義感で事件の犯人を追うヘミッシュは捜査を担当するビル刑事に接触するが…。
カリフォルニア沖で海底地震が発生。地底深く眠っていた古代生物“スーパーシャーク”が目覚めた。クジラ並みの巨体、驚異のスピード、水中だけでなく陸上でも暴れる怪物の襲撃に、ビーチは阿鼻叫喚の地獄と化す。海洋生物学者のキャスリーンは軍と共に撃滅作戦を展開するが、“スーパーシャーク”は原潜を撃沈、戦闘機も撃墜し、その猛威は止まるところを知らない。米軍はついに新兵器“ウォーキング・タンク”を投入。西海岸を炎に包む、最終決戦の火蓋は切られた!!
1年前に予期せぬタイミングで突然フラれたデビッドは、元カノのデニスを忘れられないでいた。それを見かねたいとこのモリスに連れ出されたラスベガスで、デビッドは偶然出会ったステラと一夜を共にする。だが翌日、デビッドは浮気したと後悔。復縁を諦めきれない彼がデニスの働く教会を訪ねると、彼女は結婚式の準備中だった…!パニックになったデビッドが、モリスと飲んでいたバーに戻ると、さっきまで隣の席で飲んでいた見知らぬおっさんのアーチーが、タキシード男をボコボコにしてトイレに監禁していた。それはデニスの結婚相手らしく、アーチーは「結婚を阻止してお前とヨリを戻させる」とけしかけてくる。常識外れのアーチーにヒキっぱなしのデビッドとモリスだったが、その勢いにノセられ、次第にその気になっていく。
夫と子どもたちよりも1週間ほど早く、荷物を運ぶため新居にやってきた妻のメアリー。かつてはこの地区に住んでいたメアリーだったが、初日から不気味な移動アイスクリーム販売の車や、不穏な引っ越し業者など、昔とは違う佇まいに戸惑いを隠せないでいた。その夜、メアリーは知り合った近所の息子マックスの卒業パーティに赴くが、そこで彼のガールフレンド、トレイシーが行方不明になってしまう。同じ頃、マックスと別れたトレイシーは夜道を1人で歩いていたところ、移動アイスクリーム販売の店員に声をかけられて、アイスを食べようとしていたのだが…。
クリスマスを目前に控えた田舎町ノーマル。その夜、ミラー家の玄関に届けられた差出人不明のプレゼントの箱を次男のルディが開封。するとそこには、美しい街並みが広がるスノードームが入っていた。よく見ると、自然豊かなノーマルの町並みがミニチュアで再現されたものだった。何気なしにルディは台座のボタンを押したところ、それと同時に猛烈な地震が発生。町のメインストリートでは地割れが起き、死傷者も出てしまう。しかし異変はさらに続き、氷の隕石や巨大雪崩など、次々と町全体に天変地異が襲いかかるのだった。
13人以上の患者に有害行為と非倫理的処置をした元美容外科医が連続殺人で告発されるが逃亡、大規模捜索が行われていた。ある日、美容ブロガーのアレクサは心の準備ができず、手術開始寸前で整形を断念。そんな中、病院から逃げ出したリハビリ治療中の妹ベッカを保護し、彼氏のマットと共に友人カールの家に連れていく。音楽業界で働くカールが新曲を聞かせようとするが、音源の入ったパソコンがないことに気付く。GPSでその行方を探すと見覚えのない場所にあり、居候のケニーが取りに向かう。しかし彼は戻らず、心配したアレクサたちは探しに向かう。ケニーが乗っていた車のある家を訪ねると、笑顔の老婆が招き入れてくれるが、それは狂気の美容外科医ベネットの罠だった。
うまくいかないビジネス、自分のことを罵る妻、もうすぐ生まれる赤ん坊、妻の実家であれこれ指図をしてくる義父、そんなすべてが嫌になったエリック。彼はネットに救いを求め、あるポルノサイトに辿り着く。そこで自分の欲求を満たしてくれる人物、ギーゼ女王様の存在を知る。ある日、妊娠中の妻が癇癪を起こし、罵倒を繰り返されるストレスフルな日々に嫌気がさしたエリックはすべてを捨てて、人生のすべてをギーゼ女王様に委ねる覚悟を決める。そして自由を求めて彼女のいる屋敷へと旅立つのだった。ギーゼ女王様のしもべとなる儀式を終えて満たされていくエリックだったが、妻や妻の家族が彼を取り戻そうと説得に現れる。
ニューヨークの歴史あるクラブで特別ゲストとして招かれるほど、キューバ系アメリカ人歌手として名声を得ているニコ。3年前、彼はキューバのハバナにいた。親友のセルソを癌で亡くしたニコは喪失感から立ち直れず、歌を作ることもできなくなっていた。そんなある時、彼の歌を聴いたボブと名乗る自称音楽プロデューサーの男に、“才能があるからニューヨークに来ないか”と誘われる。ニコは父親を探したいと言っていた亡きセルソの夢を叶えるため、ニューヨークへと向かうことに。だが、当てにしていたボブは口先だけで、会うことすら叶わず、公園で野宿をするハメに。翌朝、目が覚めると、セルソの遺灰が入ったリョックは盗まれ、盗人のホームレスを探して街中を彷徨うことになる。
ある日突然、猛烈な放電と竜巻をまき散らし、接触したあらゆる物体を粉砕・ガス化してしまう巨大な赤い大竜巻が各地で発生。アメリカではニューヨーク、ボストン、ワシントンDCにかけて街が消滅。そんな時、とある田舎町では救助活動に奔走する高校教師ジェイソンが、道中に救出した素粒子物理学者キャロリンから驚くべき事実を知らされていた。それは、この嵐の猛威を止めるためには、ジェイソンの息子ウィルが偶然にも発見した、素粒子分解装置がカギを握るということだった。
成功したビジネスウーマンでシングルマザーのマラは、息子のネマニャを不慮の事故で亡くしてしまう。マラは心を閉ざし、友人や家族とのコミュニケーションも拒絶していたある日、ネマニャの友人と名乗るミランから仕事の依頼が。息子のことを知るために、依頼を受けたマラはネマニャとの思い出を通して、ミランと心を通わせ肉体関係を持つ。やがてマラはミランとの付き合いを楽しんでいることに気づき、再び人生への情熱を取り戻していくが・・・
画家のアルドは、昔の恋人リサが忘れられない。ある日、路上で油絵を売っていると、リサとその息子が現れー。超売れっ子インフルエンサーのセクシー・ララは、彼氏の束縛に嫌気がさしていた。ララの冷たい態度に憤慨した彼氏は、あるとんでもない行動に出るのだがー。官能的な作品で有名なアーティストのリラクの元に、彼女のドキュメンタリーを撮影したいという美しい日本人女性が現れー。個性豊かな人々の、愛と欲望を描いた3編のオムニバス官能ドラマ。
1960年代、湘南の夏。12歳のなぎさは、4年前に漁師の父を亡くし、居酒屋を営む母と二人で暮らしている。なぎさにとって、その年の夏休みは生涯忘れられない夏休みとなった。ポータブル・レコード・プレイヤーを手に入れる為、伯母が経営する海の家でバイトを始めたなぎさ。従姉の不良娘・麗子の影響を受けてパーマをあてたり、アメ車を乗り回す麗子のイカした彼氏とダンパに出かけたり、東京から帰省してきたリッチな美少女・真美に意地悪をされたりと毎日様々なことが起きる。ある日、お気に入りの岩場で泳ぎの練習をしていると、見知らぬ男の子に出会う。東京からやってきた病弱な少年・洋は砂浜で漂着物を収集しているという。なぎさは泳げない洋に泳ぎを教えることになり、親しくなっていく。
雇い主から依頼された殺しの仕事に失敗した3人の殺し屋と1人の妊婦は、銀行強盗を起こして逃走。しかし、砂漠の真ん中で車がエンストしてしまい、仕方なく近くの寂れた街に身を潜める。翌朝目が覚めると、銃を片手に珈琲をたしなむ異様な集団と遭遇する。そう、この街は血の気の多い無法者たちが取り仕切る危ない街だったのだ。一触即発、殺し屋と無法者たちの命をかけた銃撃戦が始まろうとしていた。
ある晴れたバレンタインの日に、彼女たちは姿を消した―― 1900年、2月14日。セイント・バレンタイン・デイ、寄宿制女子学校アップルヤード・カレッジの生徒が、二人の教師とともに岩山ハンギング・ロックに出かけた。規律正しい生活を送ることを余儀なくされる生徒たちにとってこのピクニックは束の間の息抜きとなり、生徒皆が待ち望んでいたものだった。岩山では、磁力の影響からか教師たちの時計が12時ちょうどで止まってしまう不思議な現象が起こる。マリオン、ミランダ、アーマ、イディスの4人は、岩の数値を調べると言い岩山へ登り始めるが、イディスは途中で怖くなり悲鳴を上げて逃げ帰る。その後、岩に登った3人と教師マクロウが、忽然と姿を消してしまう…。※本作品は4K対応作品ではございません。
夢の多い大学時代、ハヨンのそばには暖かい感性を持った在民がいる。孤児のハ・ヨンは学費を稼ぐために家庭教師に入った家でいろいろな不和に耐えられず、家庭教師職を辞めたハ・ヨンはある日、軍で懐かしい寮の兄であるキフンを知り、二人は近づき始める。