明け方の病院に意識不明の女性を車で連れ現れた作家のドギョン(チョン・リョウォン)。取り乱した様子の彼女は、警察官のヒョンジュ(イ・ジョンウン)にその女性は姉だと告げ、暴力的な姉の婚約者から逃げてきたと話す。しかし、“姉”とされる女性は全くの赤の他人であることが分かり、さらに婚約者とされる男は遺体となって雪の中から発見され…。
恵まれない家庭環境に育ち、非行を繰り返す青年エリック。彼は、更生施設で同じく暗い過去を持つ女性シェリーと出会う。瞬く間に燃えるような恋に落ちた彼らは脱走を成功させ、誰も知らない場所で二人だけの時間を過ごすうちに、お互いの中に生きる意味を見出して深く愛し合っていくのだった。しかし、謎の組織が隠れ家を襲撃し、二人は惨殺されてしまう。やがて命を落としたエリックのもとへ死の国の使者であるカラスが現れ…。
遠くない未来、遂にホホジロザメは絶滅。事態を受けマッドサイエンティストが、”再生”の名の下に遺伝子操作を行い、新たなサメを誕生させてしまう。舞台はとある小さな町。キャットとマーカスは、ときに些細な喧嘩をしながらも日常を送る恋人同士だった。その日はキャットの誕生日。だが、記念日は“異変”によって引き裂かれる。マーカスの友人ダニーが、移動中に何者かに襲われ腕を噛まれてしまったのだ。彼を自宅へ連れ帰り手当を試みるが、ダニーの体調は悪化していく。やがて家の中に”いるはずのないもの”の気配が忍び込む。サメは家の中に現れ、人間たちをあざ笑うかの如く奇声をあげながら、増殖を始めていたのだ―。
連続変死事件に揺れる町ウォルバーグ。どうやら犯人はウサギ軍団を操り人間に化ける伝説の怪物ジャカロープらしい・・・そんなウワサも囁かれる中、町はイースターのお祭り〈イースター・パルーザ〉に突入する。果たしてクセモノだらけの住民の誰がジャカロープなのだろうか? そして、イースターをジャカロープのもこもこした魔の手から守ることはできるのだろうか? ウサギ、ニンジャ、陰謀論者、アル中の中年女性などなどの入り乱れる戦いが今、幕を開けた!
1992年、警察のマルクス・バッハとパトリック・ステインが統一されたばかりのドイツの東ドイツ地域、人里離れた村で10代姉妹失踪事件を調査する。 姉妹は他の若者たちのように西ドイツのベルリンに向かったと推定される中で、村人たちは行方不明者探しには関心がなく、皆何かを隠している。 村人たちの嘘と陰謀をかき分けて犯人を探すことはますます難しくなる。
突然、妻に先立たれたコミック・アーティストの父。幼い二人の息子を抱え、慣れない家事にも手をそめ、手探りで新たな生活を始めようとしていたある日、1本の謎の電話がかかってくる。「彼女は逝ったが、私はいる」――その正体不明の男は、その日から父につきまとい、遂には “カラス(クロウ)”となって姿を現わす。彼がコミックとして描く生き物に似た“クロウ”。それは現実なのか、幻なのか?最後に父が遭遇する衝撃の真実とは……?
子供の時のある事件がトラウマとなり、冴えない毎日を送る青年・ドクシャは、【自分だけが読んでいたweb小説】の 最終話を読み終えた。唯一の“救い”であり、10年以上読み続けた小説が迎える“最悪な結末”に絶望するドクシャの元に、作者から一通のメッセージが届く。だったら、あなたがお望みの結末を見せてください―。「俺だけが読んでいた小説の世界が現実となり、世界は崩壊した」。この世界の結末を知る“唯一の読者”となった ドクシャは、崩壊した世界の中で自らの過去と向き合っていく。ドクシャはこの世界を救い、最悪な結末を迎える物語を書き替えることができるのか?
2003年、東ジャワ州。広大なサトウキビ畑に囲まれた製糖工場に、遠くの村から若者たちが季節労働者としてやって来た。給料は良く、寮も完備されている。しかし、地元の人々は決してこの工場で働こうとはしない。そこには、決して破ってはいけないルールがあった。午後9時以降は、絶対に外に出てはいけない―。7年前、この工場の倉庫で火災が発生し、多くの労働者が命を落としたという。以来、夜になるとその霊たちが工場の周囲をさまようと噂されている。今も敷地の片隅には、立ち入り禁止となった倉庫跡が残っていた。しかしある夜、若者の一人がルールを破り、夜中に外に出てしまう―。
1960年代、神戸で生まれたベルギー人の小さな女の子アメリ。彼女の成長を描く物語。外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリ。その後、子ども時代に突入した彼女は自らを「神」だと信じ、魔法のような世界を生きている。家政婦のニシオさんや家族との日々の生活は、彼女にとって冒険であり、新たな発見の連続。少しずつ変化していく。しかし、3歳の誕生日に人生を変える出来事が起こり、彼女の世界は大きく変わっていく…。誰もが子供時代に夢見た世界を描く感動のアニメーション作品。
りんご酒売りを廃業した男が毛皮交換所の娘と恋に落ち、逆境をバネに成長していくアクションコメディ。モノクロの雪山で出会う人々に教えを乞い、森の動物たちを罠にかけ、ついには数百匹以上いるビーバー集団の巣窟に潜り込み、死闘を繰り広げる。男は無事脱出できるのか?ハンターとして成功し、好きな相手のもとに行けるのか…??
はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。
若者グループが泊まった山荘で、深夜に「碟仙」を試したことから、怪異が連鎖的に始まる。死者、気絶者、失踪者が続出し、不気味な人形が密室に出現。森では風に揺れるブランコ、響き渡る狂気の笑い声。友情は崩れ、愛が憎しみに変わる中、20年前の事件と“死霊の赤ちゃん”の存在が浮かび上がる。恐怖が頂点に達した時、山村の小診療所で明かされる最後の秘密。それは、想像を絶する心理的恐怖だった。
民国初年、山中で鉱石を掘っていた村人たちは、誤って百年の眠りから蛇王を目覚めさせてしまう。襲撃から逃げ延びたのは劉風ただ一人。村は恐怖に包まれ、鎮魂の祭祀を行い、放浪の道士・成州を招く。成州は偶然の一撃で蛇を仕留めるが、村ではなおも人が次々と姿を消していく。再び現れる巨大な蛇、深まる呪いの真相。村の命運をかけた、壮絶な戦いが始まる――。
台湾パビリオンのコンパニオンに抜擢された少女(ジュディ・オング)は、かつて母と自分を助けてくれた“名も知らぬ台湾の恩人”を探すため、広大な万博会場を駆け巡る。未来への熱気ときらめきに満ちた会場では、華麗な歌とダンスのミュージカル要素が物語を彩り、追跡劇は次第にサスペンスとアクションへ加速。少女は人波をかき分け、次々とパビリオンを巡りながら、記憶の糸をたどって“あの人”の正体に迫っていく。
天才高校生ミンフン、シウ、イヒョンの3人は、自作のホラーゲーム『リアル・ホラーゲーム』を完成させようとしていた。しかしある日、ゲーム内に登場する幽霊キャラクターたちが、突如として現実世界に姿を現すという異常事態が発生する。原因も対処法も分からないまま、3人はゲームと同じ“ステージ”が現実に再現されていく状況に巻き込まれていく。逃げ場のない恐怖の中、彼らは幽霊たちを捕らえるため、ゲームさながらにステージを一つずつクリアしていくしかない。バーチャルヒューマンやXRステージ、リアルタイムモーションキャプチャーなど最新技術によって構築された“ゲームの世界”が現実と交錯し、3人は命を懸けた戦いへと踏み込んでいく。
大学教授で作家としても活動するアジンは、大学院生のヒョナ、ウスと共に“呪われた存在”とされる「米びつ」の展示プロジェクトを任される。正教授への昇進と、離れて暮らす娘との再会を願い、誰よりも熱心に準備を進めるアジン。しかしその裏で、彼女は盗作疑惑に巻き込まれ、立場を揺るがされていく。一方、展示の開始とともに三人が胸の奥に隠してきた欲望や過去が次々と露わになり、不可解な現象が現実となって迫りくる。理性が崩れ、関係が歪みゆく中、アジン、ヒョナ、ウスは米びつの呪いと共に破滅へと引きずり込まれていく――
この貸部屋は、昔住んでいた夫婦が亡くなったあとも留まり、入居者に取り憑いて命を奪うという曰くつきの物件だ。ある日、友人サンの紹介で何も知らずに入居したチュム・ノアとリン夫婦は、足を踏み入れたその日から災難に見舞われ始める。常に悪霊が彼らを追い詰め、この状況から抜け出そうとしても簡単には逃げられない。この窮地から脱出する方法を今すぐ見つけなければ命を落とすことになるが…。
3人の息子を不可解な死で失ったテアンは、残された家族を守るべく風水師に助けを求める。悲劇の原因は、富を求めて父アゴンを間違った方法で埋葬したことによる報いだった。父による呪いを解く唯一の手段は、墓を掘り返し正しく葬り直すこと。だが、さらなる不幸が起こり儀式は100日間延期となる。末息子トリーの命が脅かされるなか、テアンは家族を守り抜けるのか。実在の風水師の体験に基づく、カンボジア発の衝撃ホラー。
医師ロメオ(アドリアン・ティティエニ)には、イギリス留学を控える娘エリザ(マリア・ドラグシ)がいる。彼には愛人サンドラ(マリナ・マノヴィッチ)がおり、家庭は決してうまくいっているとは言えない。ある朝、ロメオは車で娘を学校へ送っていくが、校内に入る手前で降し、彼女は徒歩で登校することに。しかし白昼人通りもあるなかで、エリザは暴漢に襲われてしまう。大事には至らなかったが、娘の動揺は大きく、留学を決める翌日の卒業試験に影響を及ぼしそうだ。これまで優秀な成績を収めてきたエリザは、何もなければ合格点を取り、大学で奨学生になれるはずだった。ロメオは娘の留学をかなえるべく、警察署長(ヴラド・イヴァノフ)、副市長、試験官とツテとコネを駆使し、ある条件と交換に試験に合格させてくれるよう奔走する。しかしそれは決して正しいとは言えない行動で、ついに検察官が彼の元へやってくる…。
東テキサス州の小さな町で暮らすドンナ・マーティンは、親を必要とする子どもたちの存在を知り、夫のマーティン牧師と共に里親制度の現状に向き合う。深刻な虐待やトラウマを抱え、誰にも引き取られない子どもたちが多くいることを知った二人は、教会の家族たちに養子縁組を呼びかける。やがて22の家庭が立ち上がり、合計77人の子どもたちを迎え入れるという前例のない取り組みへと発展。小さなコミュニティが示した揺るぎない愛と行動が、弱い立場の子どもたちに希望をもたらしていく。
文化大革命の混乱の中で青春時代を過ごしたミン・ワンは、アメリカへ移住し、あらゆる困難を乗り越えて世界的に知られる眼科医となる。そんなある日、継母によって視力を奪われた盲目の孤児が彼の前に現れる。少女を救うため奮闘する彼は、封じ込めてきた祖国での辛い記憶と向き合い、若き日に培った不屈の精神を再び呼び起こしていく。過去の傷と現在の使命が交差する中、彼は少女の“光”を取り戻すための挑戦へと踏み出す。
ひとり暮らしの孤独な老人の家に侵入し、ショーンとイーサンはドッキリを仕掛ける。ドアの開閉、クーラーの急稼動、オーディオからの音楽再生などで驚かせ、その反応を隠しカメラで楽しもうとするが、老人は想像以上に冷静で、逆にその常軌を逸した落ち着きに不気味さを覚えていく。さらに老人が頻繁に地下室へ出入りしていることに気付き、そこに何か秘密があるのではと疑念を強める。やがてリビングのカメラが猫によって倒され、発覚を恐れた二人は深夜、イーサンを再び侵入させて回収に向かわせる。ショーンは映像越しに老人が寝室で眠っていることを確認し、計画は順調に見えた。しかしカメラ回収後、イーサンが地下室を覗いた瞬間、そこには異様な光景が広がっていた。さらに誤って鳴らしたベルの音で老人が目を覚まし、銃を手に狂気の表情で迫ってくる。
<死の天使>と呼ばれたナチス医師ヨーゼフ・メンゲレは終戦後、南米で潜伏生活を送る。ナチス時代の仲間たちが次々と逮捕される中、彼は戦犯を追及するモサドの網を狡猾にくぐり抜け、ゆがんだ思想を抱えたまま、日常の世界に溶け込んでいく…。
美大生の青年アドナンは夏のあいだ、叔父の洒脱な自宅で留守番をするためにニューヨーク・ブルックリンにやって来る。同時にギャラリーでインターンを始めるが、そこで展示されているのは、去年の夏、彼が出会った奇抜な刺繍アーティストの作品だった。過去と現在が交錯し始めるなか、官能と創造の出会いの連なりが、アドナンの日常の輪郭を曖昧にしていく。
セラピーを受けながらも盗癖を止められず、日常的にスリを繰り返しているベッキー。ある日、観光でアテネを訪れていた英国人刑事の財布とパスポートを盗んだことから、彼女は追われる身となる。逃げ込んだ電車の中で、ベッキーは一人の女性に強く惹かれる。彼女の名はミランダ。気まぐれで自制心に欠け、自分が欲しいと思ったものは必ず手に入れようとするベッキーは、その日からミランダを執拗に追い始める。セラピストから“ストーカー行為”だと警告されても、その衝動を抑えられない。一方、突然見知らぬ女に付きまとわれることになったミランダは、戸惑いながら街をさまよう。そして財布を盗まれた英国人刑事も、“英国の沽券に関わる”と意地になってベッキーを追跡していた。
5ヵ月前に母親が亡くなって以来、アンジェラは父親と幼い妹クロエ、反抗期の姉ベッカと共に暮らしていた。しかし、母親の死を引きずり精神が不安定だったアンジェラは、同級生と揉めて暴力を振るった動画が拡散されたことで自宅学習を余儀なくされていた。ある日、アンジェラは姉の様子が急激に変わり始めたことに気づく。最初は奇妙な言動だったものが、次第に異常な行動へとエスカレートしていく様子を見て、これはただの反抗ではなく何か得体の知れない力に取りつかれているのではないかと感じ始める。自分の軽率な行動で家族に迷惑をかけていることを気に病んでいたアンジェラは、家族との平穏な生活を取り戻すために奔走する。
黒人、ユダヤ人、ネイティブアメリカン、白人など、複数のルーツを持ち、ろう者でもある映像作家イーライ・スティール。彼は長年、“人種の違いは、それほど重要なのか?”という問いを抱えながら生きてきた。そんな彼には、メキシコ系の妻との間に、息子ジャックと娘ジューンがいる。複数のルーツを感じさせる外見のジューンに対し、ジャックは黒人として見られる容姿をしていた。そして、彼らが暮らすロサンゼルス第一学区では、学校入学の際、「第一人種」と「第二人種」の記入が義務づけられていた。さまざまな血を受け継いできたイーライは、“空欄”のまま提出できないか模索するのだが…。
救急救命士のヘイリーは、銃創を負った少女アシュリーを搬送中に亡くして以来、幻覚や悪夢に悩まされていた。救急車の後部で患者と向き合うことに恐怖を覚えるようになった彼女は、ある通報現場でドラッグに酩酊した男に刃物で切りつけられ、腕を負傷。本部から内勤と精神鑑定を命じられるも、上司の取り計らいによって現場へ復帰する。そんな中、自殺を図った末期の前立腺がん患者のドラッグクイーンから、「独りぼっちで生きるのはつらいだけ。終わらせてほしい」と懇願されたヘイリーは、ためらいながらも安楽死の注射を打ってしまう。到着時にはすでに死亡していたと報告し、一線を越えた彼女は、やがてドラッグの売人から安楽死薬を入手し、危険な世界へと足を踏み入れていく。