麻薬を他州に運んだ罪で有罪判決を受けたフランクは、22年7ヵ月もの歳月を刑務所で過ごしていた。ある日、刑務所長に呼び出されたフランクは、即日出所を認められる。喜ぶも行く宛てはなく、唯一住所を知っていた従兄弟のドンを頼ることに。母親の面倒を見てくれた上、妻からイヤな顔をされながらもドンは寝泊まりできる場所としてフランクにガレージを提供。その好意に応え仕事を探すフランクだったが、前科者を受け入れる職場はなく途方に暮れていると、22年前に組んでいたラスが現れる。過去の贖罪としてフランクに仕事の斡旋を申し出るラスだったが、そこはかつてフランクに麻薬の運び屋を依頼したギャングのボス・ペンラーが仕切る店だった。
麻薬の取引現場に突入した、シアトル市警麻薬取締課のデヴィッドとマイク。逃走する犯人を追跡中、マイクは無実の少年ラモンを誤って射殺してしまう。パニックになるマイクをデヴィッドが説き伏せ、2人は事故を正当防衛として隠蔽工作することに。そこへ市警内務調査局の捜査官として、ジェシカ刑事が事件の真相究明のために送り込まれる。彼女は少年の無実を証明し、デヴィッドたちの罪を暴こうと奔走するのだが…。
教師のジュディスは運転中に事故を起こし流産してしまう。事故と流産のショックで精神が不安定になったジュディスは、幻を見るようになる。ある日、彼女のクラスにアビーという転入生がやってくる。アビーと目が合った直後、体調不良を感じトイレに駆け込んだジュディスは、自身の頭部に奇妙な突起物ができていることを知る。幻に加え体の変化によってますます精神が不安定になっていくジュディス。ついには授業に影響が出始め、保護者からのクレームがきたことで退職勧告を受けてしまう。気晴らしに友人たちとバーで飲んでいると、彼女の目の前にアビーが現れ、見せたいものがあると誘い出される。
レコード契約を夢見る若手シンガーソングライターのフィンは、高校卒業後にホスピタル・クラウンのアルバイトに採用され、赤鼻をつけてフライトキャップ姿で“パイロット・ピート”と名乗り、自身の歌とギター演奏で入院中の子どもたちを楽しませようと奮闘。やがて9歳の末期患者ソフィアの個別セラピーを担当し始めるが、リンパ性白血病で手術を控えた彼女は心を閉ざし、初日は背を向けられてしまう。だが、歌声を生かして次第に交流を深め、趣味の絵画も再開したソフィアに笑顔を取り戻させることに成功。だが、自身の音楽活動はというと、まったくもって軌道に乗らず、親には進学を勧められる始末だった。そんななか、突如としてフィンは、有名音楽プロデューサーのオーディションを受けるチャンスを得る。
離婚してまもないローラは、次女カーリーの誕生会で出会ったバツイチのマイケルとのデートを楽しんでいた。しかし翌朝、ベッドの上で彼が刃物で刺されて死亡しているのを発見。双極性障害の薬を常用し、その副作用で記憶がうつろになりがちな彼女を警察は疑い、逮捕に踏み切った。絶望して投げやりになるローラだったが、カーリーとの面会によって生きる希望を取り戻し、保釈金によって釈放された後、真犯人探しに乗り出す。元夫のデレクを疑う彼女は、長女サマンサの特技でもあるハッキングを習い、彼のPCに侵入して別居前から浮気の事実を掴むも、それは証拠にならず。しかし2人の愛娘たちの協力で、事件当夜の自宅防犯カメラ映像が何者かに改ざんされていたことを突き止める。
その色はどこへ去ったのか…1975年、アーカム。ジョナサン・デイビスは父親の失踪を知る。父親の足取りはドイツ、そして第二次世界大戦後に駐屯していたシュヴァーベンはフランコニアの森へと続く。森の奥深くで彼が遭遇したのは暗い過去であった。時を同じくして、宇宙より飛来した隕石がこの地に残した呪われし遺産を露わにする…。
2018年、東京。シャルロット・ゲンズブールは、母であるジェーン・バーキンを見つめる撮影を開始した。これまで他者を前にしたときに付き纏う遠慮の様な感情が、母と娘の関係を歪なものにしてきた。自分たちの意思とは関係ないところで、距離を感じていた母娘。ジェーンがセルジュの元を離れ家を出て行った後、父の元で成長したシャルロットには、ジェーンに聞いておきたいことがあったのだ。3人の異父姉妹のこと、次女である自分より長女ケイトを愛していたのではという疑念、公人であり母であり女である彼女の半生とは一体どんなものだったのか。シャルロットはカメラのレンズを通して、初めて母親の真実と向き合うことになる。
中国とのハイリスクな技術移転契約の内部告発者となったモーリーンが、自宅で襲われるという肉体的暴力と、それを自作自演だと自白を強要する権力側からの精神的暴力に対し、屈することなく6年間闘い続け、無罪を勝ち取るまでを描いた、驚愕の実話を映画化。
マニラの大学に通うマットは、勉強はそこそこに、仲間とのバンド活動に明け暮れていた。ある日、自宅の木造2階建てアパートの階下に、若い夫婦ドレイクとピネ―が越してくる。若く美しい妻ピネ―に惹かれたマットは、階下が覗ける床板の穴から、夫婦の日常生活やセックスを習慣的に盗み見ては自慰するようになる。そんなマットの覗き行為に気が付いたピネ―は、悪戯にマットを誘惑する。覗き穴を通して肉体関係を結んだ二人。やがて、内面的にも惹かれ合う深い不倫関係となる。暴力的で支配欲の強い夫ドレイクに隠れて、身体を重ねる二人だったが、、欲望が愛に変わるとき、二人の物語は、思いがけぬ結末へ向かってゆく。フィリピン官能サスペンスの傑作「Scorpio Nights」(1985)を、「濡れた人魚妻」のローレンス・ファハルド監督がリメイク。実力派女優クリスティーン・バーマスが妖艶な若妻ピネ―を、フィリピンを代表する俳優マーク・アンソニー・フェルナンデスが無骨な夫ドレイクを熱演。
典型的な亭主関白の夫・ジンボンと、思春期真っただ中の生意気盛りな息子と娘。そんな家族に時にうんざりしながらも、健気に尽くしてきた平凡な専業主婦のセヨン。だがある日、自分の命が残りわずかと知らされる。突然の余命宣告に激しく動揺したのも束の間、何かが吹っ切れたセヨンは、自身のおそらく最後となる誕生日に、学生時代の初恋相手との再会を熱望。よりによって彼を一緒に探してほしいと夫に頼み込み、夫婦の奇妙な最後の旅が始まる。木浦から東灘を経由して釜山に。さらに清州から、小さな島=甫吉島へ……。初恋相手を探す韓国横断の旅は、いつしか夫婦のドラマチックな出会い、激しい恋の日々、はしゃいだ新婚旅行など、甘い記憶を呼び覚ましていく…。
大学時代の愛が忘れられず、彼女に捧げたモーツァルトの曲しか流さないレコード店を開くヨンフン。ある日、ルームサロンのホステスをしていたヨンファが、従業員募集の貼り紙をみて彼の店で働くようになる。大学講師のジニョンは、妻と離婚し一人娘と暮らすが、外国から尋ねた妻が娘を連れにくる。公務員のセジンは、仲むつまじい家庭を持っているが、収賄事件にかかわる危機にあう。腹が出てきた科学教師ホンチョルは、独身と別れることが一番の宿題だ。音楽が好きな4人は、10年前から小さなコンサートを開いてきた。今年も準備しているけれど、予約しておいたコンサート会場の小劇場が工事で使えなくなってしまう。
“カオスカルトTV”で拷問殺人をライブ配信し、20人もの犠牲者を出した“カオス事件”から、犯人のジャック・マイヤーズが逮捕され14ヵ月が経過。裁判が延期するなか、事件を担当する地方検事のジェナは、市長から次期市長候補に推薦され、同市長選に立候補したウィリアムズ署長に睨まれてしまう。ようやくカオス事件の裁判が近づくが、移送車の事故でマイヤーズが死亡。それと同時にジェナのパソコンに、自宅の盗撮映像と夫ザックの浮気現場の映像が送られてくる。ジェナは夫を家から追い出すが、彼女も隣人のジャスティンと浮気した過去があり、一人娘キエラの親権を争うことに。ジェナに謎のストーカーの影がつきまとい、部下の女性が何者かに殺害され、彼女の周囲もカオスと化していく。
亡き祖父と祖母が始めた保護犬センターで働くベラ。支援者たちを招いてパーティーを開いている席にJRと名乗る男性が現れる。傷ついた犬もすぐに懐くほど犬の扱いがうまいJRは、保護犬センターの隣にあるペットフード会社の息子で、JRの母とベラの祖母は親友だった。そんな軍人のJRは2年前に母が亡くなったことで会社を売却、その後処理のために街に戻って来ていた。ところが、買い取ったペット関連会社のオーナー、レイチェルは利益優先主義で、保護犬センターへの支援の打ち切りに加え、センターの立ち退きまで通告してくる。ベラはセンターを守るために奔走。JRの手助けも借りるうちに2人の間に特別な感情が芽生えてくるのだが…。
ドイツ・ベルリンの国際ビジネス学校に通うブレッドら男女6人の若者は、企業支援を行うタカハシ・ロジスティクス社開催の選考合宿に参加できる好機に恵まれる。この合宿で結果を出せばエリートの仲間入りができると盛り上がる一同だったが、メンバーの中で成績トップのロマンだけは合宿に難色を示しながら参加に同意していた。週末、タカハシ・ロジスティクス社のヘッドハンターで精神科医でもあるトムに引き連れられ森を訪れたブレッドたち。目的地まで2時間の行程を歩いた先に彼らの目に映ったのは、テントも食料も荒らされたキャンプ地だった。予想外の状況にキャンプの中止を唱えるロマンと継続を主張するブレッドとの間で対立が起き、ついに悲劇と惨劇の幕開となってしまう。
多くの乗客で行き交うアメリカの地下鉄。ハリウッドハイランド駅に間もなく到着する時、電車は大きく揺れ突如、脱線。窓ガラスに頭を打ちつけ、車外へ放り出された人々は犠牲となり、トンネル内に閉じ込められた真っ暗な車内には悲惨な光景が広がっていた。幸運にも助かったトーリら生存者たちは、協力して脱出する手段を模索するが、崩れ落ちた瓦礫で出られる隙間もなかった。その後、車内にあった救急箱を発見し、傷の手当てができると喜ぶも、そこには残り12分を切ったカウントダウンの時限爆弾が仕掛けられていた。誰が何のためにセットしたのか?爆弾犯は死んだのか?はたまた生存者の中に紛れ込んでいるのか?疑心暗鬼の中、極限状態での犯人探しが始まる!
「入隊したら簡単には抜けられない」と仲間に言われながらも、組織から抜け出した1人の男。ある町にたどり着いた男は、バーに入り、そこで出会った売春婦の女を自宅に連れて行くとそのまま2人は一緒に行動を共にするようになる。女の名はセリア、そして男はエルヴィン。彼はセリアに、「俺は命を狙われている。奴らは俺の希望も未来も奪った。そしてすべてを壊した」と語るが、なぜ追われているのか、その理由ははっきりしない。ただ、1人の老人が執拗にエルヴィンの後を追っていた。次第にセリアに近づく老人は、「もしも男を渡せば、君に自由を与える」と言う。果たしてエルヴィンとセリナの逃亡劇はいつまで続くのか。
イングランドで暮らす18歳のソフィは、カフェを営む過保護な父親の干渉に反発して拒食症に陥り、悪夢にも悩まされていた。心の支えはいつも一緒にいてくれる母親のバレリーだけ。そんななか、以前住んでいたカナダから、4歳上の友人でミュージシャンのグレースが、彼氏のカイとその弟リアムと共に訪ねてくる。ソフィとリアムは互いに惹かれ合い、性にも目覚め始めたソフィはリアムと初キスも体験。勉強するとウソをつき、グレースたちと森で夜遊びしたことが父親にバレたソフィは、そのことを母親に相談し、優しく諭される日々を送っていた。しかしソフィの悪夢は日に日に強まり、さらに情緒不安定になっていく。
春休みを利用してロサンゼルスを訪れたアン。同行する友人の到着は明日ということで、1人でビーチを散策していた彼女は、道に迷っていたところを英国人紳士のグラハムに助けられる。野生動物保護を仕事にしているというグラハムと、次第に打ち解けていくアン。しかし、彼のボートに乗せられた彼女は、そこで大麻を勧められて意識を失い、そのまま誘拐されてしまう。偽造パスポートを購入してメキシコの山奥へと入ったグラハムに監禁されたアン。ようやく目覚めて意識を取り戻した彼女は、見張りの女を気絶させて脱出を図ろうとする。一方その頃、ロシアン・マフィアの男たちもメキシコへ現れ、山奥へ車を走らせていた。
教会やパーティーに呼ばれれば魔法のトナカイに。空軍の同窓会ではピンクのユニコーンに。高齢者施設ではゾンビに!彼女たちはフロリダで最もアツいシニア女性だけのチア・ダンスチーム<カレンダー・ガールズ>!年間100回以上もの公演を行い、週に3回の練習をこなし、自分たちで振付けし衣装も作る!パワフルで前向き、おしゃれ大好きな彼女たちのダンスの裏には、持病との闘い、夫の無理解、服役していた過去を持つメンバー、老いとの向き合い…それぞれの女性の過酷なバックグラウンドがあった。みんな、何かしら大変なことはあるけれど、互いに励まし合い、全力でサポートし合う。好奇心と探求心、創作意欲にまっすぐな彼女たちの、友情と連帯、夢とユーモアいっぱいの“青春物語”が今、始まる!!
2144年、終末を迎え文明社会も崩壊し極寒となった世界。シロクマに育てられ高度な戦闘能力と特殊な治癒能力を持った人間の子供スミが、残忍なモラド狩猟団に捕らえられるがかろうじて逃れて広大な冬の大地を一人彷徨うことに。スミがフローズンガールと出会い思いがけない友情が芽生え、二人はスミだけが知っている希望の星「ポラリス(北極星)」に向かって旅を始める。しかし、狩猟団の執念深いハンターたちは二人の旅立ちを許さなかった。※本作は英語と造語(未来語)が使用されています。
ベルギーの首都ブリュッセルで、夫マックスと幼い一人息子と3人で暮らす女医のシャルロッテ。彼女は、誰にも内緒でアパートの一室を借りていた。そしてそこに男性患者を誘い込み、セックスをするのだった。浮気の意識もなく、男たちとのセックスを繰り返すシャルロッテ。しかしある日、マックスにすべてがバレてしまう。マックスに説得され、シャルロッテは医者を辞め、セラピーを受けることに。その後、マックスの仕事の都合で一家はインドに移り住む。何事もなかったかのように、夫婦生活を続ける二人。しかし、シャルロッテがマックスに与えた癒えない心の傷が、徐々に浮き彫りになってゆく――。
イスラエルの小さな村に住むタマルは、2人の娘を持つ美しいシングルマザー。孤立した生活から逃れるため、タマルは村中の男たちとセックスをして、他人との繋がりを確認していた。そんな中、死んだ母親の財産を整理するために、村に帰郷してきた獣医のシャイ。彼はタマルと出会い、一目で恋に落ちてしまう。タマルもシャイの誠実さに惹かれ、二人はすぐに恋人同士に。シャイは2人の娘とも仲良くなり、彼のためにも自らの行いを改めようと心に決めるタマル。そんな幸せな時間も束の間、タマルの妊娠が発覚。大喜びするシャイとは反対に、心中複雑なタマル。これをきっかけにタマルは逃げ出したい衝動から、自分をコントロール出来なくなり…。
ふくよかな体型に自信の持てない10代の少女シミーは、復活祭の休暇を利用して、有名な料理研究家で栄養士の叔母クラウディアの元を訪ねる。シミーは叔母が健康的なダイエットの力になってくれると期待していたが、叔母の食事指導は過激なものだった。更には、敵意を剥き出しにしてシミーに嫌がらせを繰り返す従兄弟のフィリップ、そして得体のしれない叔母の新しい夫・シュテファンの存在がシミーの不安を掻き立てるのだが…。
1974年パリ、カトリック人口が多数を占め更に男性議員ばかりのフランス国会。シモーヌ・ヴェイユ(エルザ・ジルベルスタイン)はレイプによる悲劇や違法な中絶手術の危険性、若いシングルマザーの現状を提示して「喜んで中絶する女性はいません。中絶が悲劇だと確信するには、女性に聞けば十分です」と圧倒的反対意見をはねのけ、後に彼女の名前を冠してヴェイユ法と呼ばれる中絶法を勝ち取った。1979年には女性初の欧州議会議長に選出され、大半が男性である理事たちの猛反対の中で、「女性の権利委員会」の設置を実現。女性だけではなく、移民やエイズ患者、刑務所の囚人など弱き者たちの人権のために闘い、フランス人に最も敬愛された女性政治家。その信念を貫く不屈の意志は、かつてアウシュビッツ収容所に送られ、“死の行進”、両親と兄の死を経て、それでも生き抜いた壮絶な体験に培われたものだった-。
心臓病手術を受けている間、手術の苦痛をそのまま感じる「手術中覚醒」を体験した10歳のナ・サンウ。サンウは、深刻な苦痛の記憶で異常な行動を見せ、大人たちは、サンウの苦痛の記憶を封印する。幼なじみのカン・ウックァンの突然な訪問以後、自分の周りの人々が疑問の死を迎えていることに気づいたエリート外科医リュ・ジェウ。彼は、さらに、一緒に仕事をする麻酔科医のチャン・ソクホと精神科専門医オ・チフンと摩擦まで生じ、分からない事件にまきこまれ、妻のヒジンまで突然の事故に遭遇する。続いて起こる疑問の事件の中心に、25年前に「手術中覚醒」を体験したナ・サンウが関連していることに気づいたリュ・ジェウ。彼の存在を追えば追うほど、ジェウには思いがけない真実が近寄ってくる。外科医リュ・ジェウ、精神科医オ・チフン、麻酔科医チャン・ソクホ、そして、カン・ウックァン。25年前に消えたナ・サンウは誰なのか。
事件は、伊藤会館で開かれた井上財団の遺物展示会場で始まる。日本のJBI(Japan Bureau of Investigation)特別捜査隊 特殊捜査要員の坂本正行(チャン・ドンゴン)と西郷正次郎(仲村トオル)は、伊藤会館に乱入した不令鮮人一味を鎮圧するために投入される。朝鮮人である坂本は、事件現場で不令鮮人がねらったものが、「月霊」という高句麗時代の遺物だったことを発見する。「月霊」と「霊鼓台」にからまった秘密を暴く過程で、井上財団と対抗することになった坂本は、停職処分にあったあげく暗殺者の標的になる。坂本は、徐々に日本情報機関の意図を悟り、親しかった同僚西郷さえ敵にならざるをえない現実に目覚める。
能動的で楽天的なジフンは、有能な証券会社職員。そんな彼の難点をいえば、女性のスタイルを把握さえすれば、必ずうまくいくという自信で固まった浮気者であること。一方、ヤンヒは、30歳を過ぎれば結婚するという占い師の話に安心している29歳のオールドミス。しかし、周囲のいい男は、もうとっくにいなくなっている。ある日、同じ建物に勤めている2人は、同じエレベーターに乗り合わせる。そして、ジフンの傘にヤンヒのスカートがひっかかりはずれるという事件が発生して、ジフンは、あっという間に淫らな行為犯へ追い込まれる。その後、2人は偶然に再会するが、結婚を催促するヤンヒの父の上京で困ったヤンヒをジフンが婚約者のように仮装して手助けする。また、ヤンヒもジフンの恋人に仮装して過去の恋人で困ったジフンを手助けするようになる。
行方不明の双子の妹ノーラを捜すドーラは、ノーラの足取りが途絶えた屋敷を突き止める。そこでは、交通事故で昏睡状態の息子コリーと母親キャロルが2人きりで暮らしていた。キャロルが出した介護士の求人広告に目をつけ看護師のふりをして屋敷に潜入したドーラは、家の中でノーラのネックレスを発見する。妹の手がかりがこの屋敷にあると確信したドーラは、不穏な雰囲気が漂う屋敷を探索するが、見つかるのは少年が書いたと思しき日記ばかり。やがてドーラとコリーの周辺で、不気味な怪奇現象が頻発するようになる。しかし、妹の消息がわかるまでは、この家を離れるわけにはいかない。昏睡状態であるはずの少年が屋敷内を歩きまわる姿を目撃したドーラは、ようやくこの屋敷の真の目的に気づく。