ある朝、サンダース家に、前夜から連絡の取れなくなっていた息子ジェイクの訃報が届く。動揺する両親の前で、妹ペニーは、SNS上にアップされていた若者3人に暴行されるジェイクらしき人物が映った動画を発見。すぐさま父ジェットは校長や教育長、警察署長に映像を見せるが、すでに削除されていた。やがて発信者不明の使い捨て携帯から、ジェットのもとに暴行動画が送られてくる。映像の中の加害者は、同校のアメフト部員によく似ていたが、当局は彼らにアリバイがあるとして動こうとしない。納得できないジェットは犯人捜しにのめり込み、立ち直ろうとする妻との溝も深まっていく。そんな中、アメフト部員の1人が惨殺された遺体で発見された。それは、ジェットが疑っていた人物だった。
新進作家のリサは、パートナーのデイブが祖母から相続したという屋敷を訪れた。ネットもスマホもつながらない環境のなか、しばらくそこに滞在することになるが、初日の夜からリサの周りで不穏な出来事が起き始める。まもなくして、彼女は100年ほど前にニーブという女性が記した本を見つけ、それに触発された内容の小説を書き始めていく。だが、不穏な出来事も悪夢もエスカレート。やがて教会を追放されたという不気味な元司祭ジョージも現れる。ニーブの本の中には“森の中の洞窟に妖精が棲んでいる”と記されてあったが、そこでリサたちはかつての家の持ち主ブライアンの妻メアリーの墓らしきものを発見。そこには生き返りを願う儀式のための鐘が吊るされていて…。
父親殺しの罪で青少年保護施設から刑務所に移送されてきた18歳の受刑者アンドレ・ヴォルコフ。彼は父親が母親を殺した際に虐待を受け失明、さらに母親の遺体を埋葬する手伝いをさせられるという壮絶な過去を持っていた。そんな彼を、人間の心理を探る研究をしている精神科医パーキンス博士が被験者として選出する。当初は固く口を閉ざしていたアンドレだったが、パーキンス博士の努力によって、暴力とトラウマに満ちた過去を語り始める。研究開始から20余年、40歳となり抑えきれない激情に駆られたアンドレはついに行動に移す。脱獄した彼は裏社会へと潜り、犯罪者ネットワークの中で頭角を現していく。FRA捜査官の追跡を受けながら、アンドレは自らの運命と過去に向き合っていく。
考えるネタが全てマニアックな昭和の映画や芸能界話、そして下ネタだけという女漫才師のみなみと、相方のあずさ。全く売れていない二人は今日もネタ合わせに励むが、方向性の違いでの言い争いからついに解散の危機に……!昭和のレジェンドお笑い芸人・ビートきよしが大暴れ!
父と共にパリのレストランを切り盛りする美しきエラ。ある日、彼女の前に現れた謎めいた男アベルを、一晩限りの見習いとして雇い入れる。しかし閉店後、彼は店の売上金と共に姿を消した。怒りに震え、彼を追ったエラが辿り着いたのは、パリの暗部に潜む地下の秘密賭場。そこでアベルは、奪った金をチップ代わりに「賭けに興じろ」と彼女を誘う。抗いがたい狂気の中、初めて勝負のテーブルに就いたエラを襲ったのは、かつてないほど濃密な高揚感だった。ギャンブルに命を焼くアベルの、自己破壊的な色香にどうしようもなく惹かれてゆくエラ。二人はやがて、溺れるように激しく身体を重ねていく。彼を破滅から救いたいという切なる願いは、皮肉にも彼女自身を、戻ることのできないセルクル(博徒の輪)の深淵へと引きずり込んでゆく。単なる一晩の賭けとして始まった二人の関係は、やがて互いの身を滅ぼすほどの、狂おしい愛欲と情熱へと変貌してゆく――。
未来から来たタイムトラベラーのノーマンは、予期せぬ事故により過去の世界へ取り残されてしまう。正体を隠しながら生き延びる術を模索するものの、技術の乏しい時代でのタイムマシン開発は難航し、絶望が徐々に彼の心を蝕んでいく。些細な行動が歴史を変えてしまう恐怖から、人々との接触を避けていたノーマン。だがある日、食料の配達に訪れた新人配達員ジェニファーと出会ってしまう。その瞬間、激しい眩暈に襲われた彼は意識を失い、幻覚を見る。時間移動が未来と過去の双方に深刻な歪みを生じさせていることを悟ったノーマンは、自力での開発を断念。2年半にわたり封印していたAIアシスタント、アニーを起動させるが…。
森で女性の遺体が発見される。彼女はサマンサだった。発見したのはジョキング中に通りかかったメーガン。彼女が部屋に戻ると、いたずら電話かそれとも本物か、サマンサと名乗る女性から不気味な電話がかかり、メーガンは震える。一方、女優の卵のミラはオーディション中にサマンサが死んだというメールを受信。親友の死にショックを受けていたが、そんなことにはお構いなしの監督がミラを侮辱する。その頃、サマンサがボランティアで訪れていた老女シャーリーは、毎週火曜日と木曜日に来るはずのサマンサが来ないと嘆いていた。彼女の息子トビーは「サマンサは死んだ」というがシャーリーは信じない様子で…。
目を覚ますと、身ぐるみを剥がされ、ゴミ置き場のような場所に放置されていた男。カネもパスポートも失った彼は、地元の男にテキサスまでの同行を頼む。ラフな格好の若い女は、宇宙人に出会いたいと願い、ヒッチハイクでロズウェルを目指す。脚本家志望の青年は、小銭稼ぎのためロサンゼルスのストリップクラブから女を乗せて走り出すが、行き先もわからぬままハンドルを握ることに。さらに詩人の男は、ユタ州で風変わりな2人の女が運転する車に乗せられ、ソルトレイクへと向かう。こうして、アメリカ各地を舞台に、さまざまな目的を抱え、あるいは行き先すら定まらぬままさまよう人々の姿が描かれていく。
世界がコロナ・パンデミックで混乱する中、昏睡状態から目覚めたスーザン。医療機器につながれていた彼女は、自身の置かれている状況が分からず、戸惑っていた。住んでいるマンションに人の気配はなく、愛する夫デヴィッドの姿も見当たらない。夫の行方を求めてマンションの探索を始めるスーザンだったが、食料品を漁るホームレスの姿を見た恐怖で部屋に引き返してしまう。その直後、上の階に住むウォルターという男性がスーザンの部屋を訪ねてくる。親切に振る舞う彼と言葉を交わしながらも、見知らぬ隣人に警戒するスーザン。不安定な病状による記憶の混乱とコロナ・パンデミックの不安に苛まれて何度も意識を失うスーザンは、病院に向かうため意を決して部屋を出るが…。
2014年、中南米ボリビアのラパス近郊に隕石が落下したことを機に、世界中にウイルスが蔓延し、人類は壊滅寸前に。4年後の2018年、オーストラリア・シドニーの感染症センターに何者かが侵入し、ウイルスを持ち出す。犯人は科学者のアダム。実は同じく科学者で恋人のビリーがワクチンを完成させたものの、人体による治験が許されなかったことから、アダムは自分の体にウイルスを打ち、ワクチンの効果を実験しようと考えたのだった。森の奥深くにキャンピングカーを使い、簡易的に作った実験室でスタートさせたアダムとビリー。だが、1日1日とアダムの体調が悪化したことからワクチンに効果がないと知ったビリーは、アダムに黙って偽薬を使い始める。
霊媒師のクレメンタイン。彼女はその能力を隠し、電話占い師として相談者の悩みを聞く仕事をしていた。ある日の深夜、“ジェームス・スミス”と表示された男の電話を受けた瞬間、彼女の頭の中に女性が殺されるビジョンが浮かび上がる。ジェームスから、殺人をほのめかす言葉を残され電話は切れるが、彼女はその電話が単なるほのめかしではなく、霊的なつながりを介して殺人犯と結びついているのではないかと考え始める。再びジェームスの電話を受けたクレメンタインだったが、今度は彼が死ぬビジョンを見てしまい、その運命を変えるべく協力してしまう。
5世紀、ブリタニア。ピクト人を撃退するためブリトン人の王ヴォーティガンはサクソン人の兄弟を国に招き、ピクト人との戦いに勝利。やがてサクソン人は勢力を拡大、王の息子カティガンと王妃ロウィーナはサクソン人たちの兵を挙げ、自国の民と戦うヴォーティガン王に反旗を翻す。お互いの血を流しながらも和平に歩み寄ったかに見えたが、ロウィーナの策略によってブリトン人は壊滅的な打撃を受け、ヴォーティガンも生き延びたものの重傷を負ってしまう。その後、ヴォーティガンは、ロウィーナの弟ヘンギストによるブリトン人への迫害を知り、前王妃セヴィラたちブリトン人とかつての敵ピクト人たちの力を借り、奪われた自由と国を取り戻すため再び立ち上がる。
17歳のファティマ(ナディア・メリティ)は、アルジェリア系フランス人で、愛情あふれる家族の末っ子。 イスラム教徒であり、彼女との結婚を望む同じイスラム教徒の青年と幼い頃から婚約している。 しかし優秀な学生である彼女は、自宅のある郊外を離れてパリの哲学部に進学。外の世界を発見し、初めての人々と出会い、内なる疑問を抱いていく…。
母の死後、平穏と繁栄を願って墓地を選んだ長男チェンと次男リー。しかし、貧しさゆえに蔑まれていた末の弟トリだけが成功し、2人の兄の人生は転落の一途をたどる。やがて、墓の移設をきっかけに、隠されていた裏切りや深い怨念が次々と明らかになっていく。
知人が経営するアイランドリゾートを家族で訪れた女性。しかし、島は異様な気配に満ち、逃げようとした時にはすでにゾンビに占拠されていた。夫や子供たちはゾンビに襲われ、次々と感染していく。すべてを失った彼女は自暴自棄になるが、あることをきっかけに、他の犠牲者を救う“救世主”になる決意をする。
塾講師として活躍する女子大生アキナは、幼なじみの名家・汐見家に10年ぶりに呼び戻される。才色兼備だった四兄弟フジオ、タカオ、ナスオ、ライタは、なぜか全員“バカ化”し家業も後継者不在で崩壊寸前。アキナは恩師の奇説「OCK=脳を遮断し股間で考えろ」を頼りに、秘書・億場が送り込んだセクシー暗殺ロボット・ネネを教育係に据える。実は億場こそ10年前の“バカ化”の黒幕で、ネネには兄弟抹殺命令も隠されていた。ネネの過激な“指導”で兄たちは次々正気と知性を取り戻すが、末弟ライタだけは反応せず逃走。追い詰められた彼は心の向きを悟り、アキナへの恋とともに“考える力”を取り戻し始める。
恋人の琴美と初めての“お泊まり旅行”に来た青年・登喜雄。親友の角田と別荘で待っていると、下着姿の謎の美女リリカが現れ、父で社長の声で事情を語る。リリカは極秘データを体内に隠したロボットで、登喜雄のDNAと快楽反応がそろわないと回収できず、腰痛で動けない父の会社は倒産寸前。登喜雄は恋人への裏切りに悩み拒むが、早く到着した琴美も巻き込まれ、リリカとのダンス対決や充電騒動を経て三人は奇妙な連帯へ。データを奪おうとする社員・饂飩田の襲撃をリリカが撃退し、抱擁の瞬間にデータ転送が完了。翌日、恋人たちとリリカの不思議な共生が始まる。
胡八一、王胖子、Shirley楊は渡米を控え、旧友・燕子の結婚式に出席するため東北の村へ戻る。だが、再会の喜びも束の間、村では怪異と死の連鎖が始まっていた。三人は伝説の盗墓師「摸金校尉」として、五つの獄を越え、六つの道を突破して真相を追うことに。襲いかかる呪い、封じられた秘密、そして黒幕の正体とは?過去と向き合い、村人を救うため、命を懸けた最期の冒険が始まる――。
精絶古城から戻ったShirley楊は、鬼眼紅斑の呪いに自らも侵されていることを知る。胡八一と王胖子は彼女を救うため、呪いを解くとされる「龍骨天書」を探し、龍嶺の迷宮へと旅立つ。道中、彼らは古神獣・鉄頭龍王や、人骨を喰らう紅眼狼の群れ、人面を持つ巨大蜘蛛に遭遇。数々の罠と怪物が待ち受ける中、地宮には水と火による崩壊の危機が迫る。命がけの探索の果てに、彼らは呪いを断ち切る手がかりを掴めるのか?
LAの犯罪組織のボス、ピネロの部下マックスはある日、ボスの右腕で殺し屋のセスに呼び出される。告げられたのは、ボスの妻ローレルを寝取ったうえに殺害したマックスの実弟ヴィンスを始末せよという命令だった。猶予は2日間。マックスは、身を潜めるヴィンスのいるモーテルへ向かう。血まみれで怯える弟は、バーでローレルに誘惑され、2ヵ月前から不倫関係にあったと告白。別れ話を切り出された末、衝動的に銃で撃ってしまったのだという。着替えや食事を用意し、弟とともに逃亡を決意したマックス。だが彼自身も過去に、ローレルの運転手をしていた際、彼女と男女の関係にあった。しかしセスに疑われ始めことを機に、マックスは、別れを告げたのだが…。
彼女にフラれ、不況のあおりで保険会社も解雇されたダグは、これを機に風景写真家になる夢に懸けようと決意する。森で静かに写真を撮ろうと、マサチューセッツ州セイラム北部で人気の宿“ブラック・スワン・イン”を予約。道に迷いながらも夕暮れ時に到着する。宿主は不在で電波も弱いが、歴史ある大邸宅と豊かな自然を気に入ったダグは、写真を撮り、本を読み、静かな時間を満喫する。しかしある朝、ジョギング中に石塔と鍵のかかった箱を発見。街で見かけた魔除けの五芒星と合わせ、この土地が1600年代の魔女狩りで悪名高く、宿でも1692年に残虐な殺人事件が起きていたことを知る。好奇心に駆られ箱を開けようとした時、奇妙な出来事が起こり始める。
メーガンは恋人リアムと暮らす新居の購入を考えていたが、教師である自分の安月給では難しく、裕福な母ジェンからの援助を頼りにしていた。母からは支援の約束を受けていたが、再婚相手で作家のトムがケンカ相手から訴訟を起こされ損害賠償を求められており、母から「今はお金を出せない」と告げられてしまう。もともとトムと仲の悪いメーガンは激怒し、リアムと共に母を離婚させようと計画を進める。まずはトムの浮気現場を隠し撮りしようと、友人エヴァにトムのファンを装って誘惑させるが失敗。次に偽のセックス映像を作ることを企て、映像制作に詳しいリアムの同僚マックスを巻き込み、ディープフェイク映像でトムの不貞をでっちあげようと画策する。
100年に一度、世界の終末を防ぐためにジャジャウキ族は部族の一員を“生贄”に捧げてきた。何世紀にも渡り果たされてきた部族の使命を引き継いだリタは、その運命を信じず、これまで家族の言い伝えと重責から距離を置いて生きてきた。しかし、金銭問題に直面した彼女は娘を守るため、報酬と引き換えに“生贄の儀式”を映像で記録するテレビ撮影にクルーとして参加する。やがて、世界各地で異変が起き始める中、リタにもその兆候が現れる。撮影クルーたちの間に流れる不協和音の末、まるで呼ばれるかのように”儀式”の場所に辿り着いた一行。倫理に反する生贄の儀式への忌避と部族の使命、そして娘との未来の狭間で葛藤するリタは、呪われた運命と向き合う。
独り暮らしのカウボーイ、ローガンはクロスロード・マーケットでヒッチハイクをしていた女性を車に乗せ、高熱で咳込んでいた彼女を気遣い、自宅に招いた。落ち着いた環境の下で徐々に回復していく彼女は、やがて自分のことを語り出す。もともとはシンガー・ソング・ライターだったが、ルームメイトの死を殺人と疑ったことを機に旅に出たという彼女は、スマホも持たないシンプル生活ながら、夜になるとうなされるローガンに興味を抱く。やがて彼がアフガニスタンに二度出征し、PTSDを患った帰還兵であることを知る。彼女もまた自分の名前がジェーン、通称スターであることをローガンに告げた。ローガンも亡き母の思い出を語り出す。その後も2人は対話を重ね…。
安史の乱後、混乱の世を生き延びた元武官で山犬(ジャッカル)と呼ばれる裴興(ペイ・シン)は、法外の徒を捕らえて賞金を得る“捉刀人”として日銭を稼いでいた。ある任務で、賊に奪われた“荷”が財宝ではなく女・柳貞(リウ・ジェン)であると知ったことから、彼は思いがけず相府の権力者・郭仲翔(グオ・ジョウシアン)が追う幼子を巡る陰謀に巻き込まれていく。子どもを手に入れた裴興は、当初の取引を翻し、その命を守ることを選ぶが、かつての戦友や凄腕の捉刀人たちから追われる身となる。血と暴力が支配する江湖の中で、刃で生きてきた男は初めて自らの意思で戦いに身を投じる。
1999年。あなたの本当の想いに触れて、僕は僕を知った。ざらついた記憶に宿る故郷の景色と、母の無償の愛――若くして恋人を亡くし未婚の母となったソヨンは、赤ん坊の息子ドンヒョンを連れてカナダのバンクーバー郊外へと移住する。ソヨンは工場で働きながら、言葉や文化の壁、人種差別に直面する日々の中、懸命に息子を育てていく。やがて16歳となったドンヒョンは英語名“デービッド”を名乗り、すっかりカナダでの生活になじんでいた。しかし、彼の心の奥底では自身のルーツ、特に一度も会ったことのない父親の存在への思いが次第に募っていく。そんなある日、二人に届いた衝撃的な知らせをきっかけに母と息子は初めて韓国へ帰郷し、悲しみの過去と対峙することになる――。
ハロウィンの夜、ミラー刑事の携帯に謎の男から電話が入る。指定されたのは管轄内のある通り。「午前1時5分までに来い」。ミラーと相棒が1分遅れて現場に到着すると、そこにはすでに死体が横たわっていた。直後に再び電話が鳴り、「今回は惜しかったな」と告げられる。犯人はその後も手がかりをほのめかしながら次々と殺人を重ね、犯行のたびに「遅いぞ」と挑発。警察の捜査網をあざ笑うかのように姿をくらます。被害者に共通点はなく、恨みもないという無差別犯行。しかも現場はなぜか、必ずミラー刑事が駆けつけられる距離ばかりだった。未解決事件や私怨の心当たりもないはずなのに、なぜ犯人はミラー刑事の携帯番号を知っているのか。連続殺人犯が残した謎の言葉「3.3マイル」。その意味を追ううちに、昨年のある事件との関連が浮かび上がってくる。
役者のジェイクは、映画の撮影のためオハイオ州・シンシナティを訪れる。子役時代から活躍してきた彼はちょっとした有名人だが、私生活は薬物依存ですっかり破綻していた。撮影現場でも酒とドラッグに溺れ、監督が監視役をつけるほど。それでも夜になると目を盗み、地元の若者たちのドラッグパーティーに参加するなど、行動は一向に改まらない。薬物に依存してしまうのは、本当の自分を誰にも理解されない寂しさからだとジェイクは語るが、その言葉は周囲には届かない。そんなある日、モーテルで出会ったプランドンとともにハイになった彼は、停泊中のボートを盗むという騒動を起こし、逮捕される。度重なる問題行動に、監督やスタッフたちはついに呆れ果ててしまう。
家族経営のオルベリアニ・サーカスのナティアは、妹デディカとコンビで看板スターとして一座を支えていた。しかし母の死後、サーカスは存続の危機に陥り、ナティアが一座の未来を一身に背負うハメになる。日に日に廃れていくサーカス一座。そんな時、ナティアの前に、犬のバディムを連れた男ヴォロシンが現れる。ヴォロシンとバディムの新たな演目は観客やメディアの関心を呼び、一座は息を吹き返すが、ナティアは謎の多いヴォロシンのことを信用することができなかった。ある日、デディカに対して不審な行動を取ったヴァロシンに危険を感じたナティアは、ヴァロシンを銃で撃ってしまう。すると主を撃たれたバディムがナティアに襲いかかるが…。
生存率0%、逃げ場のない洞窟で、敵対する者たちが“共通の絶望”に直面する。 第二次世界大戦中、タイ・ミャンマー国境。日本軍大尉アキラは、部下タムラらと鉄道建設に従事していた。そこには捕虜レンジャや、父を探す現地女性サナーの姿もあった。ある日、彼らは森の奥の洞窟で、伝説の怪物「Omukade(大百足)」に遭遇する。巨大な姿のみならず、人間に憑依し変幻自在に姿を変える怪物は、侵入者を無慈悲に狩り始める。本来は憎しみ合う敵同士の日本兵と捕虜だが、極限の暗闇で生き残るため、国境や立場を超えて手を組むことを決意する。任務と良心、復讐と生存。それぞれの想いが交錯する中、絶望の淵での決死のサバイバルが幕を開ける。
セレブの放蕩息子ショーンは、一夜を共にした少女を薬物の過剰摂取によって死なせてしまう。その後も問題を起こしていたショーンだったが、そのたびに父親が彼の尻拭いをして刑務所行きを免れていた。そんな父親の努力はかえってショーンを傷つけ、30歳になった今、彼は無気力な人間に成り下がっていた。そんな中、ショーンは裁判所の命令によりダルトン教授が始めた依存症回復のためのリハビリプログラムに参加することに。当初はダルトン教授による厳しい指導に反発していたショーンだったが、彼女の真摯で妥協のない姿勢に次第に心を開き、2人の間には師弟関係を超えた感情が芽生えていく。その関係はすぐさまショーンの父親にも知られ、やがて究極の選択を迫られる。
地元で電気工として暮らしていたジャックは、怒りのコントロールに悩む問題を抱えていた。今も精神科のペズロウ医師の治療を受けるも“怒りのトリガー”は静まらず、至るところでトラブルを起こし警察から目を付けられていた。半年後、酒場でトラブルを起こしたジャックは、ペズロウ医師から今までよりも実験的なトレーニングの治療を受けることになる。新たな治療法に懐疑的なジャックだったが、母子共に世話になったペズロウ医師を信用して治療を受け入れることに。ところがその直後、ジャックは強盗の疑いで警察に連行され、さらに別の殺人事件の疑いまでかけられてしまう。身に覚えのない罪を訴えるジャックは、自らの手で潔白を証明しようと動きだすが…。
出版社を営むマイケルと、ギャラリーのオーナーで裕福な財産を持つ妻オリビア。周囲からは理想的な夫婦に見えていたが、内情は決して穏やかではなかった。子どもを望むオリビアは嫉妬深く、経営が思うようにいかないマイケルを経済的に支えてきたことで、どこか彼を見下していた。そんな折、マイケルの出版社に一本の小説原稿が届く。差出人は“ダコタ”と名乗るが、その正体は不明。疑念を抱きながらも、マイケルはその原稿にただならぬ才能を感じ取る。一方でオリビアは、「仕事が忙しい」と帰宅が遅くなる夫を疑い、嫉妬心を募らせていく。もともと作家志望だったマイケルは、その作品がベストセラーになると直感。そしてついに、ダコタの正体が、かつて自分が教師だった頃の教え子ダニエルであることを知るのだが…。
前科者で破天荒なボビーは、仕事を探していた弟ライアンを誘い、盗んだ車でニューハンプシャー州の田舎にある森のキャンプ場へ向かった。辿り着いた無人の古い小屋に入り込んだ兄弟は、買い出しに立ち寄った売店で、値段をごまかす主人と揉め事を起こす。その際、キャンプ場へ向かう若い夫婦ショーンとロザンナと出会い、車が立ち往生しているのを助けるふりをして接近する。やがて小屋に現れた本来の持ち主たちを、ボビーは問答無用で射殺してしまう。激昂するライアンをなだめたボビーは、弟とともに夫婦の小屋を訪れ、泥酔して勝手に風呂に入るなど、傍若無人な振る舞いを見せる。悪態をついて夫婦を怒らせた末にその場を後にするが、翌朝、死体を遺棄した森で、妻を捜すショーンと遭遇してしまい…。
ジョージアに暮らす元教師のリアは、行方不明になったトランスジェンダーの姪、テクラを探すため、テクラを知るという青年アチとともに、トルコ・イスタンブールへと旅立つ。しかし行方をくらませたテクラを見つけ出すのは想像以上に困難だった。やがてリアは、トランスジェンダーの権利のために闘う弁護士、エヴリムと出会い、彼女の助けを借りることに。なぜテクラはジョージアを離れたのか。東西の文化が溶け合い異国情緒あふれるイスタンブールを舞台に、テクラを探す旅を通して、リア、アチ、エヴリム、3人の心の距離が、少しずつ近づいていく――。
テキサスの小さな町で暮らす青年トーマスは、度重なる竜巻で家族を失い、深い傷を抱えていた。そんな彼の前に突然“未来の破局”を示す幻視が現れる。それは、巨大トルネードが町を直撃し、多くの命が危険にさらされる光景だった。その意味を探ろうと、トーマスは友人や住民たちと真相に迫っていく。しかし町では幻視を巡る対立が激化し、空には不気味な兆候が現れ始める。やがて“予兆”は現実味を帯び、迫りくる災害の影が町を覆っていく。なぜトーマスだけが未来を見たのか…その答えが、恐怖の核心に触れていく。
ウィットフィールド家の長男ザンダーは、20年前に母を亡くした後、父ライオネルがほどなくしてマリーナと再婚し、娘ニコールをもうけたことに強い反発を覚え、家族と距離を置くようになっていた。その結果、ザンダーは妻オードリーを家族に紹介しないまま結婚してしまう。そんな折、父から「大事な話がある」と実家に戻るよう連絡を受け、気は進まないものの、これを機に妻を紹介しようと帰省を決意する。夕食の席で家族が久々に一堂に会する中、父から“自らが経営してきた会社を売却する”と突然発表され、動揺するザンダーたち。しかしその夜、父が階段から転落し急死したことで、状況は一気に暗転していく。
アメリカ西部開拓の時代が終わろうとしていた1891年。国境沿いに建てられた聖マルティン修道院が全焼した。翌日、アメリカ連邦保安官ウィリアムと騎馬警察官リチャードは、火災の中から生還した修道女リズをリーバーロウまで送り届けて傷の手当てを受けさせた上で、前夜の出来事を詳しく聞こうと馬を走らせていた。23人の修道女と7人の司祭が犠牲となったこの惨事、犯人は無法者集団“壊れものギャング”の仕業だった。実はメンバーの1人が、院内の腐敗の犠牲となっていたリズを救うために火を放ったのだった。やがて無法者たちはウィリアムとリチャードに銃弾を浴びせ、リズを奪還するが…。
クリスマスイブの夜、嵐が吹き荒れる町の第84警察署に1人の女が現れる。雨でずぶ濡れになり、手と頭から血を流す異様な風体をしている女は、警察署の留守番をしていたウィルソンに保安官を呼ぶよう懇願する。その後、署に戻った保安官は、女から話を聞きだそうとするが、署内に貼られた行方不明者のポスターを見始めた女は、被害者たちの奇妙な物語を語り始める。アイスクリーム販売車の甘い誘惑に魅入られた少年、自宅でテレフォンセックスをしていた若い女性、友人が忽然と消えた町の真実を知る女性、そして口約束を果たせず破滅的な結末を招いた男。一見無関係に思えるそれぞれの話から、この町の隠された秘密が炙り出される。
ある日、史上最大級の雷雨を伴う嵐が発生し、森を散策中の男女が落雷で死亡。それを報じるニュースでは、気象専門家が温暖化の影響で今後も頻発する可能性があると注意を促していた。そんな中、大学生のメグと姉のコリンは、両親不在の週末にホームパーティを計画。両親が車で出かけると、彼氏たちがお酒を買って家にやってくるが、嵐が激化し通信が途絶え始める。ホテルに向かっていた両親の車も落雷により炎上、その避難中に父親が命を落とす。庭のジャグジーで楽しむコリンの彼氏ポーリーも感電死し、急いで屋内に避難するが、家の中も安全な場所ではなくなっていた。さらに母親が緊急避難した家には殺人鬼が暮らし、監禁された女性もいて…。
サンフランシスコで暮らすカメラマンのクララは、自分の写真を気に入ってくれた年輩の作家ガブリエルと恋に落ちる。クララは幼少期、中米のベリーズのジャングルで暮らしており、その写真に心を動かされたガブリエルの提案で、彼とともに帰郷することに。そして今もジャングルで暮らす祖父オーガストらと久々の再会を果たす。故郷で安らぎを得る一方、クララは洞窟で不安定な状態に陥ったり、謎の影に怯えたりするように。この土地には、太陽神や守護と変身の神、睡蓮のジャガーの化身ワヨブ、スキンウォーカーなどの伝説が残されていた。クララは両親の死を目撃したトラウマから記憶を閉ざしていたが、次第にその真相を思い出しかけていく。さらに石油会社によるジャングル買収計画が進む中、彼女の周囲には陰謀が渦巻き始める。
90年代のブルガリア。少年ダニー、クリス、トニーの3人は、映画館でハリウッドのアクションスター、ジョン・ケラー主演の「ターボコップ」に夢中になっていた。20数年後、映画の音声スタッフとなったダニーは、撮影現場で憧れのケラーと再会する。しかし彼はドラッグに溺れ、かつての輝きも誇りも失っていた。そんな中、ダニーとクリスは、ホテルのバレーサービス係として働くトニーから無理やり借りた高級車で事故を起こしてしまう。事故相手のマフィアに多額の賠償金を強要された3人は、ダニーの撮影現場に忍び込み、制作中の映画フィルムを盗み出す。そのフィルムと引き換えに、3人は映画製作会社に身代金を要求するが…。
盲目の剣士・チェン。この男の剣は、音と気配だけで敵を斬り伏せる。ある日、チェンは、無惨にも弟を殺され、復讐を誓う少女と出会った。チェンは、成り行きから少女と長安を目指すことになる。剣を教えることは、憎しみを継がせることなのか?迷いながらも旅を共にする二人の前に新たな強敵が立ちはだかる。因果が連なる世界で、見えぬ剣が選ぶ結末とは―。
1916年、戦火のパリ。才能に溢れながらも批評家に認められず作品も売れなかった、酒と混乱の日々を送る芸術家モディリアーニ。キャリアを捨て、この街を去ろうとしたその時、仲間とミューズの存在が彼を引き止める。人生を変える運命とも言うべき“狂気と情熱の3日間”が始まる。その先に待つのは、破滅か、それとも再生か――。画家や彫刻家としてフランス・パリで活動していたが、不摂生な生活による貧困、肺結核、薬物依存などにより若干35歳で亡くなったイタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニの濃厚な人生の一部を濃厚に描いた本作。芸術と破滅、愛と再生が交錯する、魂のドラマがスクリーンに甦る。
アミティヴィルで何者かに呪われ、殺人事件を起こしてしまったケリー。彼女が収監された刑務所では、夜な夜な地下女囚残虐ファイトが行われていた。呪いの力でチャンピオンに勝利した彼女は、人類の人工的進化を目論む研究者たちの被検体に選ばれ…
金持ち向けトーナメント開催を控えたゴルフ場で、薬剤の影響により突然変異したホリネズミ=デスネズミが大量発生。キャディを次々と血祭りに上げていく。強欲なオーナーは惨劇を隠蔽しようとするが、イカれたキャディたちは凶悪な害獣との全面戦争へ突入する。
死んだはずの連続殺人鬼ジャック・フロストがまさかの事故で殺人雪だるまとして蘇った!かつて自分を逮捕した保安官に復讐を誓う雪だるまと、雪だるまの暴走を止めようとする保安官の戦いが今、クリスマスに沸き立つ平和な田舎町で始まる!
第二次大戦後、実は生き延びていたヒトラーは亡命先のガーナから世界征服を企むが、現地の青年アデーがカンフーによってその計画を阻止。ヒトラーも死亡し、世界に再び平和が訪れた、、、はずだった。しかし数年後、ヒトラーはなぜか復活。ガーナの次期大統領選に出馬すると、宣伝大臣ゲッベルスや在ガーナ日本大使・雷電の後押しで瞬く間に国民の心をつかみ、最有力候補になってしまう。この事態に立ち上がったのは、今は亡きアデーの弟アドー。彼は兄譲りのカンフーでガーナを救おうと戦いに挑むが、ヒトラーは想像を絶する恐ろしい変貌を遂げていて…。
昆虫の飼育や標本などを趣味にしている義肢制作者のマルコスは、幼い頃に起こした事故により、大人になった今もそれがトラウマになっている。そんなある日、彼の研究室の家主でもある雇い主アギーレが急死。それはマルコスが飼っていた毒アリが飼育ケースから抜け出し、彼に?みついたからだった。マルコスは遺体を極秘に処理しようとするが、現状を知らず常に口うるさい悪友ペドロの対応に追われ四苦八苦。ちょうどその頃、彼は少年フリオの右腕義肢の制作にも従事していた。一方で、当時の事故で両足をなくして精神も壊れて久しい母に、心を痛め続けていた。さらには外では、ゾンビ映画の撮影が行われていた。そこでマルコスは髪を紫に染めた映画スタッフのアナと親しくなるのだが…。
ジョニーの父は“シャドウ”と呼ばれたボクシングの元チャンピオン。勝利をつかんだことで治安が悪く貧しく荒れた下町から抜け出し、妻と息子ジョニーと暮らしていた。だが借金を抱えてしまった上に妻が癌になり、大金が必要になったことから保険金を得ようと、自死してしまう。残された妻とジョニーは仕方なく父が生まれ育った町に戻り、祖母と暮らし始める。ジョニーは早速、地元の不良たちに目をつけられるが、ジコという男に助けられる。「ギャングになって町の一員になる」というジョニーに対し、ジコは「自分の人生を高めろ」とボクシングを猛トレーニング。父シャドウの血を受け継いだジョニーはメキメキと腕をあげ、タイトルマッチに挑む。
2036年の荒廃したカリフォルニア。人里離れた山奥で孤独に暮らすアレクサンダーは、謎の男からの手紙を受け取る。そこには「弟よ、帰ってこい」と書かれていた。しかし兄のエドウィンはやむなく人を殺し、村の掟で10年前に処刑されたはずだった。まさかと思いながらも、その言葉に何か真実を感じたアレクサンダーは、雪深い荒野を越える過酷な旅に出る。そして遂に故郷へたどり着くと、そこにはかつてのように賑わう村があり、兄が妻のケイトや村人たちと幸せに暮らしていた。戸惑いつつも再会を喜び合うが、兄は処刑直前にアレクサンダーの手引きで逃げ延びていたと言い、自身の記憶との違いに混乱する。
殺し屋ブーンは、人生の分岐点に立っていた。長年、ギャングのボス・ジェドの依頼を受け、裏社会の仕事を淡々とこなしてきた彼だったが、突然の交通事故で兄弟とその家族を失う。残されたのは、病に伏す父と認知症を患う母。両親を養うために人を殺し続けるという矛盾に、ブーンの心は激しく揺れていた。兄弟家族の葬儀の日、ブーンはジェドから新たな命令を受ける。それは、ジェド自身の殺害現場を目撃し、“赤い石”を持って逃走した少年モトリーを始末せよ、というものだった。冷静に追跡を進め、モトリーを追い詰めていくブーン。しかし同行していたジェドの部下ハッチが、モトリーを保護していたFBI捜査官を殺害し、事態は一気に混迷を深める。錯綜する状況の中、ついにモトリーを確保したブーンは、避けられない決断の瞬間を迎えることになる。
近未来のアメリカ。極右体制の支配下で、白人・シスジェンダー・キリスト教徒以外の人々は体にバーコードを刻まれ、監視と迫害を受ける社会となっていた。イスラム教徒のザビと恋人のデビット、サラと恋人のジャレットは、国境近くの農場に身を潜め、カナダへの脱出を計画していた。そのため、農場の持ち主で民兵組織“ボランティア団”の一員でもあるゲイブを監禁し、機会をうかがっていた。ある日、サラは検問所付近で2人のボランティア団員に暴行を受けていた青年アールジェイを救い、農場へ連れ帰る。しかし、彼女が殺害した団員の遺体が発見されたことで、彼らに目をつけられ、農場には緊張が走る。やがてアールジェイの処遇や逃亡計画をめぐって仲間の意見が対立する中、ボランティア団の包囲が農場へと迫っていく。
アラフィフで大企業のCEOチャールズは、別会社の社長で美しい妻エミリーと娘ケイティと幸福な生活を送っていた。妻とは夜の生活も順調だが、結婚生活も17年目となり変化を求めた彼は、秘書のジョハナとの浮気も楽しんでいた。しかし、チャールズに本気になったジョハナが結婚を求めてきたことから、離婚はできないと明言。ジョハナがセクハラ訴訟をチラつかせ、チャールズは会長や取締役会に報告せざるを得なくなる。ジョハナ側の弁護士から莫大な和解金を求められたうえ、役職解任の危機にも陥ったチャールズは、とうとう妻にも打ち明ける決意を固める。しかしエミリーは夫の浮気をとうの昔に気づいており、その仕返しに部下のオリバーとの浮気を楽しんでいた。
黒社会に生きる孤独な男チェンはボス殺しの犯人の息子を人質として捕らえるため、彼が通うとされる小学校に用務員として潜入する。そこで心を閉ざし言葉を発さない少年ラムに、校内を詮索しているところを見られてしまい、自分は警察官で内密に捜査をしているので秘密にしてほしいとお願いする。ある日、クラス旅行ではぐれてしまったラムをチェンが助けたことから、二人の距離は縮まり、身寄りがない者同士が心を通わせるも…。