1999年、12月のNY。元刑事で警備員のジェリコは、依頼人の株屋を護衛中に狙撃事件に遭遇する。ジェリコが追い詰めた不審な男はバチカンの元修道士で、ジェリコに“悪魔が復活する”と不可解な言葉を残す。この事件を機に、ジェリコは男の自宅にあった写真の女クリスティーンが、次のミレニアムを支配するために魔王サタンに選ばれた悪魔の花嫁であることを知る。ジェリコはクリスティーンを守るため、死闘を繰り広げる。
物語の舞台は、とあるディストピア。魔法の森に住む<テディベア>と<ユニコーン>の間には、先祖代々に渡って戦いが繰り広げられていました。テディベアのアスリンは双子の兄ゴルディと軍の新兵訓練所で屈辱的な特訓の日々を過ごしていたのですが、ある日、森から帰ってこない熊の部隊を捜すため、捜索部隊に参加したゴルディとアスリンはその森で危険な生物や無残な姿となった隊員たちを目にすることに。彼らの聖書にある「最後のユニコーンの血を飲む者は、美しく永遠の存在になる」という言葉を信じて、ゴルディたちは、ユニコーンの生息する深い森へと進軍してくのですが、その地で巻き起こる悲惨で残酷な出来事の行く末には、とんでもない結末が待ち受けているのでした…。
―さてはてクマ達の運命やいかに。― とおいむかしのこと、いただきが氷でとざされた高い山に住むクマたちの王レオンスの息子トニオがハンター達によって捕えられてしまう。王は我が子を救出するべく、厳しい冬の飢えと寒さからクマ達を引き連れ、人間が住む平地を目指し山を降りていく。行く手に待ち受けるのは残忍な大公や、化け猫、人食い鬼。ゆうれいもいれば魔法使いもいる。突き進むレオンス王は戦いの末、その国の王として、クマと人間が共存する太平の世を迎えた。クマと人間の共存はやがて――。
小さい頃から外見に強いコンプレックスを持ち、人気タレントのメイクを担当しているイェジ。タレントからは罵倒され、ふとした偶然で出演したTV番組では、自分への悪意ある書き込みで自暴自棄に。そしてある日、巷で噂になっている“整形水”がイェジの元へ届けられた。顔を浸せば、自らの手で自由自在に思い通りの容姿へと変えることができてしまう奇跡の水。後遺症も副作用もない。美しくなりたいという欲望に駆られ、イェジは“整形水”を試すことを決意する。全く新しい人生を歩むために。それからしばらくして、周囲で不審な出来事が起こり始める…。
2020年。新型コロナウイルスの感染拡大が始まる。日本では、1月に感染者、2月に死者が出たことが発表され、不穏な空気が流れる。4月7日に感染対策のため、緊急事態宣言が発令されると、生活は一変し、エンタテインメント業界はかつてない影響を受ける。
11歳でパリ国立高等音楽院に入学し、ナディア・ブーランジェに師事。才能は開花しクラシックとジャズを組み合わせた独自の音楽を作り上げた。ジャズミュージシャンとして活躍したのち、フランス映画音楽の世界に飛び込みジャック・ドゥミとのコンビで『シェルブールの雨傘』他名作を生みだす。海を越えハリウッド映画の作曲も数多く手がけた。本作は、晩年のルグランに密着し、貴重なアーカイブと、スティング、クロード・ルルーシュなど、45名以上の音楽家や映画監督、家族のインタビューを通じて、彼の人生を振り返りながら貴重な音楽制作の舞台裏に迫る。音楽家としての高いプライドを持ち、一切の妥協を許さない厳格な姿勢、普段見せることのない作曲中の姿、創作にもがき苦しみ重圧に苦悩するという知られることのなかった素顔を映し出す。
模範囚だけが入所を許される特別な施設<マーリカヤ刑務所共同体>へ移送されたカーラ。そこでは「HOPE」と呼ばれる、極秘の社会復帰プログラムが実施されていた。カーラの世話役は、美しくミステリアスなリラ。カーラはリラの不思議な魅力に引き込まれ、魅了される。ある晩カーラは、リラと数人の受刑者たちが、美しく着飾って施設を出て行く光景を目撃する。受刑者たちは、HOPEプログラムの一環として、秘密裏に外で顧客に性的なサービスを提供していた。それを知ったカーラはリラに、自分も連れて行ってほしいと強く頼み込む。リラは、自分が監督役となることを条件に、カーラを連れて行くのだが―。
借金取りに追われ、二人の子供を抱えて東京へ逃げてきた夏希は、昼夜を問わず必死に働きながらも、明日食べるものにさえ困る生活を送っていた。ある日、夜の街で偶然ドラッグの密売現場に遭遇し、子供たちのために自らもドラッグの売人になることを決意する。そんな夏希の前に現れたのは、孤独を抱える格闘家・多摩恵。夜の街のルールを何も知らない夏希を見かね、「守ってやるよ」とボディーガード役を買って出る。タッグを組み、夜の街でドラッグを売り捌いていく二人。ところがある女子大生の死をきっかけに、二人の運命は思わぬ方向へ狂い出す―。
退役した元海軍戦闘機パイロット、オリバー・“ガンナー”・グッドマン。かつて仲間の死を目の当たりにした彼は、その記憶に突き動かされるように再び軍へと呼び戻される。彼に課せられたのは、イラン上空で消息を絶った敵機を追跡する極秘任務。それは、国家間の緊張を左右しかねない危険な作戦だった。裏切りと陰謀が渦巻く中、ガンナーは心に刻まれたトラウマと向き合いながら、パイロットとしての誇りを取り戻していく。空を裂く激しい空戦と、地上で繰り広げられる苛烈な戦闘が交錯する中、彼は真実と復讐を懸けた決断へと突き進む―。
1941年12月8日、日本軍の真珠湾攻撃により太平洋戦争が始まる。華やかだった戦前の東京、浅草も終戦間際には焼夷弾の攻撃により、人も家も何もかもが焼き尽くされた。その渦中にいた上野は、言問橋を渡り逃げ込んだ家から見た火災扇風に人が巻き上げられていた。笹川は浅草から上野方面に逃げるが進めない。同じ時、深川では濵田が炎を潜り抜け清澄庭園に逃げ込み、関野は中川の土手沿いの防空壕で耐えた。その後に続く表参道への山の手空襲では泉が見た死体の山、終戦間際に襲われた八王子では焼夷弾と機銃掃射の攻撃で、石井の目の前で母子が撃たれる。一方、荏原では焼夷弾の消火、遺体の処理をした今野は記憶を80年間胸にしまってきた。いったい東京で何が起きていたのだろう。
事故の後、ある女性が記憶喪失に陥り、気づくと人のいない奇妙な病院にいた。彼女はこの恐ろしい島の謎を解こうとする。
子供と夫を殺した容疑にかけられた親友の無実を証明しようと戦うが、その裏に隠された秘密を知ることに。
鮫神の信奉者ベイは古代エジプトのピラミッドに封印されていた神の化身、サメのミイラの<カーリス>を目覚めさせ、その力で世界を手中に収めんと画策する。遺跡の調査に訪れていた研究チームは、知らず知らずの内に世界の命運をかけた戦いに巻き込まれていくのだった。そして、古代ザメとピラミッドには歴史を揺るがす驚愕の真実が隠されていた…!!サメ映画界のトップランナー、マーク・ポロニア監督が綴る、秘められし1001夜目の物語!
一般投稿から寄せられた複数の証言を手がかりに、ある一軒家で起きた不可解な出来事を、3つの異なる視点で編み上げた、記録と虚構が交わる境界(リミナル)ホラー・オムニバス!外から見れば平凡な家だが、ひとたび足を踏み入れると、家のいたるところから奇妙な違和感がにじむ。間取り図に記された見慣れぬ印、生臭い“土”のにおい、ところどころに染みついた生活の残響…積み上がった違和感が導く“一点”に立ったとき、あなたはもう戻れないかもしれない…。
1995 年、ベルギー。少女 2 名の失踪事件が発生。若手憲兵隊ポールは、危険な小児性愛者を監視する秘密部隊「マルドロール」に配属される。しかし作戦は失敗し、腐敗した警察組織の闇に直面したポールは、事件解決のため我を失い暴走していく。
塾講師の渡会には、他人の素顔を覗き見ることで快感を得るという病癖があった。階下に引っ越してきた真柄夫妻の生活を覗き見るうちに、妻・華恵の知らなかった夫・太郎の秘密を目撃してしまう。現実と欲望の境界が崩れ、覗き見た日常が悪夢へと変わっていく。
映画監督の柾木は親の遺産を食い潰し引きこもり続けていた。友人・池内の誘いで出かけた舞台で女優・芙蓉と出会い、創作意欲を取り戻すが、その想いは次第に狂気へと変わり歪んだ愛の物語を紡ぎ始める。
小劇場の売れない役者・哲郎と、教師の妻・晴との仲は冷え切っていた。哲郎は新作舞台の脚本づくりの中で後輩俳優の悠介に、妻を架空の人物として口説かせる計画を持ち掛ける。芝居と現実の境界が崩れていく中、嫉妬と狂気が哲郎を追い詰めていく。
結婚を前提に彼氏と同棲中ながら、最近倦怠期を感じているOL・莉花(水端あさみ)。そんなある日、米国支社から転勤してきた既婚男性・南美のサポート役を上司から任される。知的で自由な雰囲気を漂わせる彼の魅力に、莉花は次第に惹かれていく――。やがて南美から「好きだ」というまっすぐな想いを告げられ、急展開に戸惑う莉花。不倫への罪悪感で揺れる中、彼の自宅に招かれると目の前に現れたのは微笑む南美の妻・菜々子だった・・・。
国内登録者数No.1を誇る犯罪チャンネルのストリーマー、ウサン。広告料を独占できるのは1位のみというプラットフォーム「WAG」で、未解決の犯罪事件を分析し圧倒的な人気を得ていたが、ある配信をきっかけに一瞬でどん底へと転落する。彼は1位の座を取り戻そうと、巷を騒がす、女性を狙った連続殺人鬼をリアルタイムで追跡する配信を開始。次々と手がかりを追いながら、殺人犯の正体に迫っていく。しかし、犯人が自身の配信を視聴していることを知ったことから、ウサンの配信は予想外の展開へと発展していく――。
ドン、バタン、カタカタ…日常生活で聞こえる何気ない生活音。『層間騒音』(そうかんそうおん)は、集合住宅で上下階から聞こえてくる足音や声、ドアの開閉音等を指す韓国語。これらの音が、得体のしれない恐怖に変わったら…。聴覚障がいを持つソ・ジュヨンは、妹のジュヒが数日前から行方不明だと知らされる。妹の住む団地の部屋に入ると天井にはびっしりと防音シートが貼られていた。直後、尋ねてきた隣人に「夜は静かにしてもらえますか、これ以上うるさくしたらその口を裂く」と脅される。しかし、ジュヒが失踪した後の部屋には誰も居ない…。妹が見つかるまで部屋に泊まる事にしたジュヨンは、補聴器を介して奇妙な音が聞こえ始める。やがて音だけでなく何かの存在も感じるようになり…。
クランク・イン前日の映画会社を舞台に、様々な人物が入り乱れ繰り広げられる人間悲喜劇。97年に上演された橋口監督のオリジナル戯曲を映画化!
傷ついた心が癒えない女、それを見守る男。都市をさまよいながら、瑞々しいタッチで描かれる「愛」。『息もできない』で世界を震撼させたヤン・イクチュン監督珠玉の短編。
ある映画監督の一周忌に集まった7人の女と1人の男。その一晩を6台のカメラが同時に記録。これはフィクションだが松江哲明自身のドキュメントでもある。
フィリピンから母親を捜しにやってきた女を助けながら、その過程をドキュメンタリー映画にしていく学生達。名作TV『山田孝之の東京北区赤羽』につながる、フェイクワールド。
非常事態に突入した現在、一室に閉じ込められた8+1人の50年間の物語。職と性と暴力のリサイクル、山本政志監督製激毒寓話。
戦国時代、?国南方の辺境にある遥村が謎の勢力に襲撃され、村人は皆殺しに。天下無双の侠客・蓋聶も命を落とし、帰郷した息子・蓋東離は父の亡骸と、胸に刺さった愛剣「承影剣」を見て復讐を誓う。犯人を追う中で、父の死が国家の運命に関わる陰謀だったと知り、蓋東離は葛藤の末、父の仇とされる者と手を組む決断を下す。果たして彼は、国家を救い、己の正義を貫けるのか?
王玄之の体に封じられた天魔を抑えるため、彼は仲間と共に「無上天書」を探し、遥か忘川へと旅立つ。数々の試練を越え、ようやく辿り着いた彼らを待っていたのは、掌門の座を狙う姜方木の陰謀だった。召喚された女妖に襲われ、三人は再び命の危機に晒される。仲間との絆と信念を胸に、王玄之は天書を手に入れ、天魔の完全復活を阻止できるのか?
出産と離婚を経て引退した名女優ムーン・リー。かつて仕事をともにしていた映画監督ロジャー・ウーは、彼女にアジア版『ボーン・アイデンティティー』なアクション映画の主演を務めてほしいとオファーする。ムーンは幼い息子ユージョウをロジャーのアシスタントに預けつつも、ロー師範のもとで撮影に向けての過酷な武術訓練に励む。しかしある日、思わぬ知らせが届く。それは映画スポンサーからの「ムーンの元夫ジュリアードを相手役として起用したい」という提案だった。一人の女性として、映画人としてムーンが模索する《己との闘い》と《自分》とは?
双極性障害を患う母親のもとで育ったウィルは、幼少時に母親から無理心中を図られた暗い過去を持つ。成人し親元を離れ、恋人との幸せな生活を送っていた彼のもとに、母親から「恋人を信用してはならない」という、人間不信を誘う連絡が入る。精神的不安定な状態に陥り、彼の背負う暗い過去が野獣の姿《狼男》となり、ウィルの肉体を蝕み始める!
放課後、高校の体育館の隅に集まる演劇部の真琴、悠、芽依は、オスカー・ワイルド作「The Happy Prince(幸福な王子)」を翻訳、舞台化しようとしている。3人は各々翻訳してきた台本の読み合わせをしながら、幸せとは何か考える。
仏師として立ち行かず、見世物小屋の生人形制作で糊口をしのぐ亀八。興行で立ち寄った土地 の名士から、不治の病におかされた娘を美しいまま写した人形制作を依頼される。一度も家の外 に出たことのない椿と、興行で土地を転々とする亀八、二人は次第に惹かれ合うが、人形の完成 が近づくにつれ、椿の身体は動かなくなっていく。
売れない小劇団のアラサー団員たちが直面する夢と現実を、劇団が上演する劇中劇の内容と交錯させながら描いた人間ドラマ。東京の小劇団「クオンタムフィジックス」を主宰する佐々木は、30歳を目前に控え、劇団を立て直すため3年ぶりの大きな公演を打とうとする。それは、パラレルワールドを行き来する時間旅行者たちの悲しい運命を描いたSF作品だった。しかし、旗揚げから一緒に活動してきた相棒で看板女優の中川はすでに就職。他の現役メンバーや元劇団員も、それぞれ割り切れない思いや事情を抱えており……。
心霊調査員のグレッグは、市長からの依頼を受けてニューヨーク州アミティビルの謎多き“トイレ殺人事件”が起きた忌まわしい家を調査をすることになった。家の中を隅々まで調査すると、自称管理人の男セバスチャンが現れるが、やがて不可解な死を遂げてしまう。恐怖と戦いながら調査を続けるが、グレッグ自身にも幻覚のような“トイレの力”が襲い掛かってくる。果たして“邪悪なトイレ”は、かつてのクリーンな“普通のトイレ”に戻すことはできるのだろうか…。今度の“洗浄”は一軒家!カルト作品『デストイレ』シリーズ第5弾!外伝的な作品です。
探偵のニックはアメリカ政府のチズム長官から誘拐された少女ダヴの奪還を依頼される。チズム長官からの情報を元に北メキシコに向かったニックは、ダヴを監禁していた男コルテスのアジトを急襲。逃げる途中でダヴの不思議な能力に助けられ無事に脱出する。ダヴを救出したことで任務が完了したと考えていたニックだったが、実は彼女は誘拐されたのではなく、透視能力を持っていたことで母親に売られ、コルテスの元で犯罪の手助けをさせられていたことを知る。依頼内容が偽りだったことからチズム長官もダヴの能力を利用するつもりだと推測したニックはダヴと共に逃亡、アメリカ政府と犯罪組織の2つの勢力がニックとダヴの行方を追い始める。
LAで弁護士として働くアリは所属事務所でパートナー昇格の話が持ち上がるが、役員から様子が変だと心配される。実はアリは、亡くなった大おばユージニーから、「遺産が欲しいなら最後の鉢が置かれる前にエミリア・ウッドの秘密の財宝を見つけよ」との遺言を受けていた。遺産とは、幼少期を過ごした英国の邸宅や土地で、秘密の財宝とは300年前に消えた金塊の伝説が絡んでいた。パートナーを目指すなら、その件を片付けて冷静さを取り戻すべきだと役員に告げられ、アリは英国デボン州にあるポットン邸へ旅立つ。アリは遺品のロケットペンダントを手掛かりに、ポットン邸の管理人でシングルファーザーのマシューとその娘ソフィー、幼馴染みのハンナらの力を借りて謎の解明に挑む。
ザラは夫マックスと養子の娘ローズとともに穏やかな暮らしを送っていた。しかし、最近ローズが実の両親の情報を求め始めたことに一抹の不安が頭をよぎった。18年間育てた娘がいなくなり、幸せな家族が崩壊してしまうかもという焦燥感から、ローズの気持ちをはぐらかしていたザラ。そんな時、ローズの学校の女性カウンセラー、ヘイリーが妙に親しげに近づき、ザラは違和感を抱く。2人の関係を警戒したザラは、ヘイリーと距離を置くようローズに告げるが、やがてヘイリーから「自分がローズの実母である」と告白される。平穏だった家族の生活は、ほんのささいなきっかけで崩れ始め、母娘の絆を引き裂こうとするヘイリーの策略によって、ザラとローズの仲が危険な状況に追い込まれる中、ヘイリーの正体を暴こうと奔走する。
デザイナーのロクサーヌは大学進学を控えた娘メイシー、弁護士の夫マークと高級住宅地で裕福に暮らしていた。マークは“家のない家族に自宅敷地内の住居を提供”する慈善活動の理事長を務めているため、ホスト役としてシングルマザーのエラと娘ルーシーを隣人として迎え入れることに。ロクサーヌは離れの空き家内を飾り付けプレゼントなども用意。その後も世話を焼き、SNSで活動情報を発信しようとしたロクサーヌ。しかし元夫から逃げて静かに暮らしたいエラから、「干渉しないで」と責められてしまう。同世代の娘同士は順調に仲を深めていく中、ロクサーヌの家では物が紛失するなどの不審な出来事が相次ぎ、エラを疑い始めて関係が更に悪化してしまう。その直後、メイシーが行方不明になり…。
アビーは人気恋愛配信番組「ラブズ・リスニング」のプロデューサー兼作家。しかし、アビーの名前は番組のクレジットに入っていない。配信番組アワードの最優秀賞を獲るまでは、MCのセリーナの影となり、彼女を支え番組を盛り上げる契約だからだ。そんな日々もあと少しと思いながら、アビーはセリーナのフォローに奔走する。だが、リスナーから“恋愛の教祖”と称されるようになったセリーナは、次第にわがままで理不尽な態度をアビーに向けるようになっていた。ある日、タイムズ・デイリー社のジャックという記者から、セリーナの取材日時確認の電話が入る。しかしセリーナは、取材の約束自体をすっかり忘れていた。アビーはセリーナのため、取材に間に合わせるべく奔走するが…。
再婚する父親の結婚式に参加するため帰郷していたジェイク。しかし、車のタイヤがパンクしたため、途中から教会までの道のりを走るハメになる。しかし、あと少しで到着するというところで車にはねられ、目覚めた時には父親の結婚式はお開きとなっていた。事故によるケガでリハビリが必要な車いす生活を送らなければならなくなったジェイクだが、介助の当てにしていた父親たちは予定通り新婚旅行に出かけるという。交通事故に遭った息子より美人妻との新婚旅行を優先する父親にあきれるジェイク。そんな時、疎遠だった幼馴染みのサムが見舞いに訪れる。しかし、介助の件でふてくされていたジェイクは、久しぶりに会うサムに悪態をついて怒らせてしまう。
結婚が破談になった傷心のリンが友人のサスキアを連れての旅行中、とある田舎で古代の翼竜プテロダクティルスに襲われて行方不明になった。リンからの連絡が途絶えて心配する妹のディーは、ルーシーとカーラ、シンディ、そして風変りなべツィといった友人らと共に現地へ赴く。しかしリンたちが宿泊したロッジの主トムも警察も彼女らに非協力的で、ディーたちは独自の調査に乗り出すことに。途中、グループは2つに分かれ、ディーたちはリンの服と謎の卵を発見。そこでカーラは卵を1個持ち去ってしまう。一方、別行動を取っていたルーシーとシンディは翼竜と遭遇、シンディは翼竜の餌食に、ルーシーは警察に保護されると思いきや、なぜか拉致されてしまう。
1865年、南北戦争で北軍兵として出征した父ジャックが戦死したとの報せを受け、母モリーは絶望のうちに結核を患い、帰らぬ人となった。両親を失った幼い3兄弟チャーリー、リジー、リリーは、孤児列車に乗せられニューヨークを後にする。その後、戦地ミズーリからモンタナ州ボーズマンへと配属を移された年の離れた長男フィリップが彼らを迎えに訪れ、兄弟は再会を果たす。一方、戦死したと思われていた父ジャックは生きていた。彼は南軍の捕虜として収容されていたが、終戦とともに解放され、懐かしの我が家へと帰還。しかし、そこで妻の死と、子供たちが孤児列車に乗せられた事実を知る。ジャックは捕虜仲間のデズモンド、同じく娘を孤児列車に奪われたアリスと共に子供たちを捜す旅へと出るのだが…。
インターネット上に公開されたものの、あまりの過激さ、恐ろしさ、あるいは個人のプライバシー問題により削除された禁断動画の数々をご紹介します。
要人警護のスペシャリストだったハオジュンは、事故で娘を失明させてしまい、妻とは離婚、仕事も失った。それから8年後。航空会社の保安警備員として働く彼は、勤務を終え帰国便に乗り込む。偶然にもその機内には、海外での治療を終えた元妻と娘の姿があった。久しぶりの再会に心が揺れるも、視力を失った娘にどうしても声を掛けることはできなかった。静かに高度を上げていく機体。穏やかな空の旅は、ある瞬間を境に一変する。乗客に紛れていたハイジャッカーたちが、突如として機内を制圧したのだ。その瞬間、ハオジュンの中で眠っていた何かが目を覚ます。逃げ場のない上空で、再び“護る者”として立ち向かう―。
人里離れた狩猟小屋で週末を過ごすソフィーと婚約者のノーラン。動物を殺すことに違和感を感じ、狩りをやめていたソフィーは、ノーランの初狩猟のため、元狩猟仲間で親友のカイルを小屋に招いた。カイルに婚約を知らせる目的もあったが、その知らせにカイルは深く動揺する。ノーランは、カイルが過去にソフィーと関係を持っていたことを知り、彼を挑発し始める。気まずい空気のまま迎えた狩猟当日、カイルは鹿を仕留めるのだが、瀕死の獲物を置き去りにして別の鹿を追う。ノーランは苦しむ鹿を早く楽にさせるよう要求し、二人が戻ると、巨大なオオカミが獲物を喰らっていた。恐怖でパニックになったノーランを、オオカミは容赦なく襲う。焦ったカイルはノーランを置き去りにし、ソフィーのいる小屋に逃げ戻る。事情を聞いたソフィーは、カイルと共にノーランを救うべく森に急ぐのだが、そこには恐ろしいオオカミの群れが、次なる獲物を待ち受けているのだった―。
新人賞を受賞したにも関わらず、未だ単行本も出ない不遇な新人作家・相田大樹こと中島加代子(のん)。その原因は、大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)からの痛烈な酷評だった。名だたる文豪に愛された「山の上ホテル」に自腹で宿泊し、文豪気分で原稿に向かっていた加代子のもとへ、大学時代の先輩で大手出版社の編集者・遠藤道雄(田中圭)が現れる。東十条が上階でカンヅメ中と知らされた加代子は、「原稿が上がらなければ私にチャンスが…」と奇想天外な作戦で執筆を妨害し、掲載の機会をつかむ。ここから因縁の対決が幕を開け、デビュー直前で何度も蹴落とされ、さらには味方と思っていた遠藤の裏切りまで。加代子は「私は私の夢を叶える!」と立ち上がり、不屈の精神と奇策で理不尽な文学界を駆け上がっていく。
妊娠中に夫と死別、マルチ商法に手を出したパートナー、別れた旦那が自殺、若い娘に全財産を奪われたなど、さまざまな過去を抱えたファンにもカメラは寄り添い共に会場へ向かう。つらい時も悲しい時も、彼、彼女たちを支える“推し活”とは一体何なのか? なぜ、純烈は愛されるのか?スペースシャワーTVで放送した番組にプラスし、武道館後のメンバー脱退や純烈ファンのその後を追撮、40分の未公開映像を含む映画が完成した。
フォトグラファーのデイヴィッドはアメリカ人、モデルのカーチャはフランス人。恋人同士のふたりはロサンゼルスを離れ、南カリフォルニアの砂漠へ雑誌用の写真を撮るために車を走らせる。上手く言葉が伝わらない代わりに、幾度となく体を重ね合うふたり。29パームズ・ストリート沿いのモーテルに泊まり、部屋で、プールで、ときには南カリフォルニアの荒涼とした大地で、果てることもなく、彼らは情事を重ねていく。馴染みのない土地で、ふたりだけの世界に堕ちていくデイヴィッドとカーチャ。しかし、そんな彼らを襲った突然の暴力の嵐。ふたりはかつてない無力感を味わい、途方に暮れる。そしてデイヴィッドが取った行動が、衝撃の結末を導く―
検査を終えた医師から乳がんの可能性が高いと告げられた大学教授ジュヒ。小さな劇場で芝居の稽古が行われている。演出家のホジンはジュヒの元夫だ。現在のジュヒと演劇を並行して描くことで生まれる“時間”と“物語”。ジュヒの周りに散りばめられた数々の言葉が、彼女という人物を徐々に浮かび上がらせていく。『ケナは韓国が嫌いで』のチャン・ゴンジェ監督が、アニエス・ヴァルダの名作『5時から7時までのクレオ』へオマージュを捧げた作品。
【第1章 初恋、よしこ】奈良県五條市にある古びた喫茶店で言葉を交わし合う地元の人々の姿を見ながらメモをしている映画監督テフン。彼はこの街で映画を撮るためにシナリオ・ハンティングにやってきたのだった。日本語が堪能な助手のミジョンとともに観光課の職員・武田と会ったテフンは彼の案内で街を歩く。【第2章 桜井戸】奈良県五條市に旅行でやってきたヘジョン。駅の案内所に立ち寄った彼女は地元の男性・友助から声をかけられる。やや強引に彼女の道案内を始めた友助は桜井戸の伝説を彼女に語る。
高校2年生の冬休みを迎えたテフンとミジョン。付き合って100日目を記念して家族にも黙って海辺の街へ旅行に出かけたふたりは楽しいときを過ごすが、帰宅直後、テフンは両親とともにミジョンの家へと呼び出される。旅行先での出来事を問いただしているうちに逆上するミジョンの父。翌日、再びミジョンの家を訪れたテフンは、大学に入るまでミジョンとは会わないという誓約書を書かされる。しかし、ふたりきりになるとミジョンは、決して別れることはないと彼に告げる―。『ケナは韓国が嫌いで』のチャン・ゴンジェ監督の長編デビュー作。自身をモデルとした“自分の物語”を普遍的なものへと開いていく。
結婚から2年が過ぎたものの、いまだに恋人同士のように親密に毎日を過ごしているヒョンスとジュヒ。ヒョンスはいりこの加工工場に勤め、ジュヒはヨガ講師として働いている。目下の悩みはヒョンスの休日出勤で、短時間労働ながらも片道1時間半もかかる職場に行かなければならないことを心配したジュヒは、社長に掛け合って正当な手当てをもらわなければならないとヒョンスに念を押す。もちろん、そんな夜でもふたりは堅く抱き合い、キスを交わしながら眠りにつくのだった。ある休日、アイスキャンディーを片手に公園で遊ぶ家族連れを見ながら子育てについて話し合うヒョンスとジュヒ。父親と母親が交わす視線には恋愛時代のような特別な感情が見えないと言うヒョンスに、ジュヒはそんなことはないと言い返す―。新婚気分が残る夫婦の日常を至近距離から見守る、生活感あふれるラブストーリー。
バイクタクシーの仕事をしているダニーロは、まだ童貞だった。彼はそのことで、常に友人たちの笑いものとなっていた。特に、女好きでいつも違う女性を部屋に連れ込んでいるルームメイトのタイロンからは、ひどくからかわれた。そんなある日、ダニーロはエリカという美しい女性を乗せる。エリカは用事を済ませた後、また乗るから待っているようにとダニーロに依頼した。言われた通り待っていると、どこからともなく女性の甘い喘ぎ声が聞こえてくる。声が聞こえる建物をのぞき込むと、そこにはエリカと彼女の友人ララが、激しく絡み合う姿があった。あまりに美しくエロティックな光景に、ダニーロは思わず目を離せなくなったが、覗いているところをララに見られてしまう。数日後、エリカから再び送迎の依頼を受けたダニーロは、期待に胸を躍らせて彼女の元にバイクを走らせた。エリカが指定した暗い裏路地に到着すると、彼女から思いがけないセックスの誘いが。理想的な女性との夢のような一夜を過ごし、童貞を卒業したダニーロ。機嫌良くアパートに帰ると、エリカからのメッセージが届いていた。再び彼女と会えることになり、有頂天になるダニーロだったが…。
四肢麻痺の父・保(間瀬英正)と2人で暮らす爽子(古澤メイ)は、介護と生活費の負担を抱えながら何度も生活保護を申請するものの、水際作戦によって門前払いが続いている。十分な福祉サービスも受けられず、将来への不安とささやかな夢を抱えながら日々をなんとかやり過ごしていた。そんなある日、頼りにしていたベテラン介護士が担当を外れ、代わりに新人の訪問介護士・桐谷さと(小川黎)が派遣される。場面緘黙の気質を持つ彼女との距離感に戸惑いながらも、爽子は生活の再建を目指す。しかし、ケースワーカーの遠藤(梅田誠弘)とさとの来訪をきっかけに、ある事件が連鎖して起こり、爽子の心が決壊していく―。
1927年、シベリア横断超特急に乗る中国共産党の使者リンとその仲間たち。彼女らは革命家の名簿と暗号を持参し赤軍の護衛に守られているが、一方、列車には得体のしれない敵と裏切者が乗客に入り込んでいる。若い赤軍将校アルチョムとリンは互いに引かれあい、旅も順調に思えたが、突然将校のアンナが殺害され戦いの幕は上がる。嘗てのアンナの恋人、帝政ロシアのエージェントだったニコライはリンと協力して犯人を暴こうとするが、そこに押し寄せる馬賊の襲撃、日本帝国エージェント、アヤノフの毒ガス攻撃で列車はさらなる混乱へと陥ってゆく。陰謀の黒幕は誰か?そして密書は無事にモスクワに届くのか?