犯罪小説家のフリーダは、娘のジェイドと2人暮らし。作家としての地位は確立していたものの、最近は小説の売り上げが振るわず、出版社から干され借金で困窮していた。しかし、奨学金を獲得し勉強とバレーに打ち込む娘に心配をかけたくない彼女は、そんな状況を伝えることはできなかった。家も娘も守りたいフリーダは、思春期を迎えたジェイドの要望に曖昧な回答と過保護とも言える態度を繰り返すことでなんとか乗り切ろうとしていた。だが、それは母娘の関係に見えない溝を生み始める結果に。そんな時、ジェイドの友人ティアンが殺される事件が発生。ウソをつき、夜な夜な外出するようになった娘を心配するフリーダは、バレーコーチのルイーズに悩みを打ち明けるのだが…。
湾岸戦争に従事したジャニスは、偵察任務の途中でテロリストと遭遇。激しい戦闘の末、5人を倒したものの一緒にいた同僚は死亡し、彼女自身も心身ともに大きな傷を受けてしまう。軍を除隊後、フロリダでフリーランスのカメラマンとして活躍していたジャニスはある日、1日に2回も同じ車にはねられそうになる。故意に命を狙われたことを悟ったジャニスは、飲みに誘われた写真撮影の依頼人キャロルに、今日起こった出来事をすべて話すことに。命を狙われたにも関わらず、淡々と語るジャニスの精神状態を心配したキャロルから精神分析医マリーを紹介されたジャニスは、20年前に双子の兄ジェイミーによって起こされた家族の凄惨な事件を語り始めるのだが…。
母を亡くし農業を営む父ロジャーと暮らす少女チャーリーには、幼い頃からヒューゴという男の子の友達がいた。しかし彼の姿はチャーリーにしか見えない。なぜならヒューゴはチャーリーの空想が作り出した幻の存在だったからだ。心配する父は診療療法などを試すが効果はなく、やがて大人になったチャーリーは状況を察するようになり、人前ではヒューゴとの会話を避けるようになっていた。それでも2人の仲は変わらぬままだった。ある日、地方に住む独身農家のドキュメンタリー番組を撮りたいと、テレビ局ディレクターのガイがロジャーのもとを訪ねてきた。やがてチャーリーはガイに心惹かれるようになっていくが、ヒューゴに激しく嫉妬され…。
ニューヨークでライフスタイルを提案するサイト“クラシカル・エマ”を運営するインフルエンサーのエマ。だが収益が厳しくなり、新しい商品を探るなか、バーモントで自然派化粧品を作っているジルから売り込みがあり、現地へと向かうことに。田舎に行くことに渋々だったエマだった、広大な農場にあるホテルは居心地もよく、自然に囲まれた環境に癒されていく。しかも到着早々に、ジルの父と兄のジェシーと知り合い、エマは家族ぐるみで親しくなる。ジルが自家農場で採取する植物で作ったボディ剤などをエマは動画で配信し、サイトの運営はもちろん、ジルたちの商品も注目を浴びることに。それと同時にエマは、かつて都会でバリバリ働いていたジェシーに心惹かれていく。
とある夜、ホルター石油会社が採掘を行う第3現場で、青い炎が浮き上がる謎の遺物が発見される。先住民の物だと考えられ、作業員の1人が責任者のスタークに連絡するも、一刻も早く採掘を成し遂げたい彼によって爆破するよう命じられる。しかし大量の爆薬をもってしても、遺物を破壊することは不可能だった。するとその時、遺物を包む青い炎が消え、謎の獣が出現し、作業員たちを次々と襲い、瞬く間に惨殺してしまった。一方その頃、土地買収を強引に進めていたスタークの弁護士マリアが町に到着する。彼女はこの町の保安官の娘で、仕事のため3年ぶりに故郷へ戻ってきたのだが…。
ゾンビを避けるため、山林の砦に隠れて暮らす若者マシュー。彼は周囲に転がる死体や動かなくなったゾンビを集めては燃やしていた。ある日、入り口に見知らぬ男が現れる。警戒するマシューに、男は「俺は生きてるか?」と問いかけたあと、気を失い倒れてしまう。マシューは男の持ち物を物色。バッグの中には分厚い本があり、“俺は真実を知っている”“これから書く話は、旅の途中で起きた出来事”などと書かれていた。それはゾンビの悪夢の始まりから、これまでの過程を記録したものだった。数千年の眠りから目覚めた怪物。その怪物は最初に出会った2人の男を襲い、ゾンビに変えた。ゾンビに襲われた人間はゾンビとなり、次々と増殖していき…。
化粧品会社エラヴェル社の販売員を務めるシングルマザーのシャーロット。彼女は高校生の娘ジョーダンに、修了すれば名門大学への合格が確実といわれる教育プログラムを受けさせるため、郊外にある閑静な住宅地に越してきた。シャーロットが引っ越し作業をしていると、隣人のボニーが引っ越し祝いを持って訪ねてくる。しかし、彼女にとってそれは見慣れたエラヴェル社の試供品だった。偶然にも同じ会社に勤めていることが判明し、勤続3年目のシャーロットは、売上げ1位のトップセールスマンで、勤続2年目のボニーは売上げ2位だった。そんな時、シャーロットとジョーダンは、この町で過去に、1人の女性が殺された悲しい強盗事件が起きていたことを知る。
パリの高台にある一軒家で夫ピエールと娘たちと暮らす優秀な弁護士アン。ある日、ピエールの前妻との間にできた17歳の息子テオが引っ越してくる。家族に馴染もうとしないテオにアンは思いやりを持って接するが、次第にテオと情熱的な関係となり、アンはキャリアと家庭生活を危険にさらすことになる・・・
トランスジェンダー女性の新谷ひかり(イシヅカユウ)は、ときに周囲の人々とのあいだに言いようのない壁を感じながらも、友人で同じくトランス女性の千秋(広畑りか)をはじめ上司である中山(原日出子)や同僚の辻(猪狩ともか)ら理解者に恵まれ、会社員として働きながら東京で一人暮らしをしている。ある日、出張で故郷の街へと出向くことが決まる。ふとよぎる過去の記憶。ひかりは、高校時代に同級生だった久田敬(黒住尚生)に、いまの自分の姿を見てほしいと考え、勇気をふり絞って連絡をするのだが――
①北畑龍一監督 『モンブラン』誰にとっても幼い日に食べた母の思い出の味というものがあるはず。それがもう二度と食べられなくなってしまったらーー。妻を亡くした夫(星田英利)、母を亡くした娘(松井玲奈)はもう一度母の思い出の味のモンブランを作ることに。モンブラン作りに隠されたそれぞれの想いとは。/ ②西遼太郎監督 『ROADING...』学校にも行かず、引きこもりがちの主人公・ゴウ(山下幸輝)。夢中になってプレイしている建設系VRゲーム「ビルドワン」で世界ランク2位の腕前を誇るが、ある日、祖父のアキラ(小堺一機)にあっさりと自己ベストを突破されてしまう。”ランクを上げたければ自分の現場に来てみろ”と挑発されたゴウは、それまで抱いていた建設業界への偏見を覆される最先端技術を体験する。そんな中アキラが倒れ、駆け付けたゴウはなぜかVRの世界に放り込まれ…。/ ③鈴村展弘監督 『担任の高野先生』担任の高野先生(高橋光臣)は、読み間違いやつっかえが多い生徒・治(上田怜歩那)ばかりを注意する。クラスメートからは授業の進みが遅いと文句を言われており、治の優しい内面を知っていた遥(平川亜音)は嫌な気持ちになっていた。そんな中、治が他校の生徒を突き飛ばす騒動が起きてしまう。遥は、友達を守ろうとした治を強く叱る高野先生をどんどん嫌いになっていく。/ ④北畑龍一監督 『さよならを決めた日』自分の性的指向を理解されず、母親(渡辺真起子)と離別していた聡(戸塚純貴)だが、母の余命を知る。「回復して欲しい」と生を願いながら、「次会えるか分からない」と死を覚悟する。もう会えなくなる母との「さよなら」を決断しなければいけない時、聡は何を思い、何を伝えるのか。/ ⑤ミュージックビデオ:SETA「15センチの花束」好きな人の誕生日に贈る花束に恋心を重ねて表現。「花束になって会いに行ける」「その胸に飛び込むことを許してくれるでしょうか?」といった歌詞には気持ちの高まりや不安、恋する人に向けた純粋な想いが込められている。
幼少期に過ごした祖母の家に引っ越してきたミラとパートナーのマルセル。2人はセックスに関わる気まずい口論の末、家に1人で残されたミラは、幼少期や青春期の経験を思い出し、かつて自分の体に心が馴染むことを妨げた原因を理解しようとするが・・・
実話に基づく。ナポリの犯罪組織カモッラの栄華と脱落を、組織の親分とその家族の視点から物語る。物議をかもす町であるナポリの40年の歴史を美しく描いていく。
インパクトあるCMを作るためにはどんなことでもやってきた制作会社のジェフリー、イアン、ウィルたち。今回の仕事は、最新デジタルカメラの性能を最大限に見せること。“時速200キロを超えるスピードで、CGではないリアルな雪崩との競争”を撮るため、命知らずのスノーボーダー3人と、スキーの金メダリストを招集。彼らを引き連れオーストリアのカラワンケン山脈で撮影することに。今までにない最高の映像を捉えていくイアンたち。だが彼らは、近くでテロリスト集団が身を潜めていることなど、知る由もなく…。
生真面目で奥手なミリー。そんな彼女とルームシェアをしているサラは、夜ごと男を連れ込む奔放な女性で、そこに女友達のブリットまで住まわせようとしていた。自分たちの仲間に引き込もうとするサラから、ワインにレイプドラッグを仕込まれたミリーは、サラの男友達ネイサンに襲われる。そのショックでセラピストの治療を受けることになったミリー。ある催眠療法が施される。それはワインを飲む時に、“カーミラ・ハイド”と言うと、全く別人格のセクシーな女性カーミラになるというものだった。表情も性格も変わった彼女は、サラたちと淫らな行為に耽るように。だが、別人格になっている時、ミリーは子どもの頃、何者かに虐待されたことを思い出していた。
広告事業を営む夫マシューと娘ペイジの3人で暮らすリンには最近悩みがあった。心臓発作を起こし、仕事を少し休んでいたマシューの会社が業績不振に陥っているようなのだ。夫婦で悩みを共有し解決していきたいリンは、マシューに経営について問いかけるも、彼は言葉を濁すだけだった。リンの心配をよそにダイアナという女性が代表の新しいコンサルタントを会社に招き入れたマシューだったが、それを機に彼の言動が変わり始める。夫の急激な変化にダイアナが影響を及ぼしていると考えたリンは、マシューの会社に乗り込む。リンはそこで初めて夫が会社の創業メンバーであるボニーを解雇したこと、さらには事業の半分を譲渡しようとしていることを知り…。
ダイビング中の事故で夫を亡くし、シングルマザーとして我が子を育てているケイシーが、久々に海へ潜った。しかしその間、地上では異変が起きていた。いや、既に地球上の各地で酸素がなくなる怪現象が頻発し、世界は絶滅の危機にさらされていた。地上に戻り、背中に担ぐスキューバタンクで呼吸しながら我が家へ帰ろうとするケイシー。一時は道で出会った青年に脅されて車を奪われたが、彼もその後で息絶えていた。その後、ケイシーは酸素マスクを入手すべく、病院へと辿り着く。死屍累々の院内には酸素吸入装置をつけて生き長らえている老患者がいたが、やがて彼女も逝った。間もなくして死者の携帯電話が鳴った。まだ生きている人はいるようだが…。
将来有望な競泳選手だったマットは、ある日突然、自殺を図る。誰もがショックを受け、遺された家族は悲劇の中からなんとか立ち上がろうとしていた。母親のサンディは大麻に手を出し、精神的な苦痛を和らげながらも次男ティムとのコミュニケーションを図ろうと尽力していた。しかし、自慢の息子マットの喪失から抜け出せない夫ベンは、誰も座らないマットの席のテーブルにも食事を用意することを主張、それに異を唱える家族に声を荒げる。さらにはサンディに内緒で仕事を休職、マットのことを想い公園で1日を過ごす有様だった。時が経ち家族の傷が癒えたかに思えた頃、サンディは18年間隠し続けていた家族の秘密をティムに告げる。
遺伝性疾患の治療法を研究している医者のシオドアは、生まれつき誰かの目を見ると、時折その人の死が見えてしまうという特殊予知能力を持っていた。ある日患者の1人、ヘレンの死が見えたシオドアは、彼女が殺されると予知した時間に、その場所に行かないよう指示する。しかし、その場所で発砲事件が起きてしまった。しかも被害者はヘレンではなく、彼の恋人アンナだった。自分が未来を変えてしまったことで、最愛の人を亡くしてしまったことに苦悶するシオドアは、間もなくして研究所を辞職。その後アンナのお墓に向かった彼は、そこで彼女と瓜二つの妹エマと出会う。「あなたがいなければ、彼女は生きていた」と責めるエマだったが、しかし実は彼女こそが…。
ロサンゼルスで花屋を営んでいるサラのもとに、農場で暮らしていた叔母リリスの訃報が入る。リリスはその農場をサラに継いでほしいと遺言を残していた。サラの恋人で会計士のクリスは農場を売って借金返済に充てるべきだと言うが、サラは店をクリスに頼んで農場に向かった。そこはインターネットも携帯電話も使えず、想像以上に不便な場所だったが、隣家に住む養蜂家のハンクは亡きリリスと親しく、何かと親切にしてくれる。また町の人々も、「リリスはこの町の伝説だった」と語り、サラは少しずつ農場の暮らしに慣れ、花の栽培を始める。一方、ロスで生花店を任されたクリスは、留守の間に雇われたフローリストのマライアに誘惑され、あやしい雰囲気になっていた。
リジーとライアンはマッチングアプリを通じて知り合ったカップル。意気投合し、つき合って3ヵ月でリジーはライアンの家に転がり込んでいた。しかも、ちょうど同居人のジョノが留守になったことから広くリッチな家で、2人はセックスに耽り、甘い時間を過ごしていた。互いの姿をスマホに撮り、ライアンはSNSに“リジーと交際中”と発表し関係を深めていこうとするが、なぜかリジーはためらい、ライアンがアップする画像に自分をタグづけしないよう頼む。ベーカリーを目指してレシビをウェブで紹介しているリジーと、旅行会社のCEOで企画したツアー商品をウェブで販売するライアン。公私共にソーシャルメディア漬けの2人だが、密な時間を過ごす中で互いの思いが見えてくる。
元総理の息子・阿野勇作(三崎優太)は出馬を予定していたが、突然原因不明の体調不良に襲われ出馬を断念、代わりに姉の優子(鳳翔大)が準備していた。大事な選挙戦を前にこれ以上の禍が起きないようにとの思いから、霊能者・馬飼野俊平(寺西優真)に原因解明を依頼する。俊平が幽体離脱を試み阿野家の屋敷を調べると、沢山の生霊の塊に地下室へと誘われ、そこで悪魔と遭遇し襲われる。その後、俊平が何度か霊視を試みるうちに、ある部屋に辿り着き学生時代の同級生・瑠璃(安藤美姫)と再会する。瑠璃は阿野家で秘書として働いていた。俊平は学生時代に陰惨ないじめによる「心の殺人」から自分を救ってくれた瑠璃に感謝していた。霊視を進めると勇作を呪った犯人が「緑の猿の絵本」により悪魔を呼び出し優子、勇作の命を奪わせることが分かり、政治一家に隠された秘密が解き明かされることとなる。
歌手の寺西優真と92歳の俳優・大村崑がダブル主演を務めたホラーサスペンス「SPELL」の第1章。霊能者一家の馬飼野家が悪霊退治の依頼を受け、霊現象の謎と解決に挑む。引っ越し先の屋敷で不気味な心霊現象に悩まされる水谷良美は、霊能者の馬飼野俊平に除霊を依頼する。俊平が原因を追究していると、呪いの道具「緑の猿の絵本」が見つかり、水谷家を呪う存在が明らかとなる。寺西と大村は、霊能者一家の馬飼野俊平と馬飼野霊山をそれぞれ演じた。芸名を國光真耶に改めた元アナウンサーの小林麻耶が依頼主の水谷良美役を演じ、銀幕デビューを果たした。
変わり者のトワと変わり者の園子。二人にしか分からない世界。二人にしか分からなくていい関係を作り出すラブストーリー。コンビニで働く女の人・園子に片想いをしているトワは、毎日植木屋で働きながら、彼女がどんな人か想像している。朝起きてすぐ元気なんじゃないか、一緒に歩いてても置いていかれるんじゃないか、でもその後ろ姿はすごくかわいいんじゃないか。園子を見つけるまでの彼は、恋人を作りたいと思ったことはなかった。考える時間がなくなってしまうからだ。彼は気になる記事をポケットいっぱいに詰め込んで、イギリスのEU離脱やミツバチが絶滅したら人類が滅亡することを気にかけていた。でも今は園子のことで頭がいっぱいだ。話せるようになったら何を話そう。その前にどうやって話しかけよう。彼がついに思いついたのは、木の葉をコンビニの前から自分がいる場所まで並べて、彼女を誘うことだった。二人は、言葉を交わすようになり、周囲にはよく理解できない会話でその仲を深めていくのだが、園子にはトワにうまく言い出せないことがあり……。
家族を養う為、売春をして稼ぎを得ていたドロレス。ある晩客とのトラブルで、仕事のサポート役だった父親を亡くしてしまう。父の仕事を引き継いだイサクは、父が”セル”という汚職警官に多額の賄賂を支払っていたことを知る。商売を再開した姉弟は、セルを呼び出し、売上の一部を手渡すのだが、ドロレスの年齢が上がった事を理由に、セルから商売を禁じられてしまう。やがてイサクは生活のために姉の代わりに体を売るようになるが、セルにより投獄されてしまう。イサクが投獄された先には、セルが売春婦に仕立てる為に誘拐した若いリディアという女子高生が囚われており、またセルは姉弟の父の商売用ノートにも気づいて、、。悪徳警官が蔓延る街を舞台に、売春で生計を立てる人々を描いた官能サスペンスドラマ。
第二次世界大戦が終結し、ニュルンベルグ裁判が始まってまもない頃、米軍のスティーブ・アーノルド少佐はベルリン・フィルの名指揮者で元プロイセン枢密顧問官でもあったヴィルヘルム・フルトヴェングラーを、“腐ったドイツの象徴”として糾弾すべく、彼とナチスとの関係を調査するよう命令される。しかし楽団員などの証言では、彼は反ナチでヒトラーの面前での敬礼を拒否したこともあったという。さらにフルトヴェングラー本人も、多くのユダヤ人を国外へ逃したとして、ナチスの文化政策の責任は自分にはないと審問の際に言い張った。しかしイギリスが入手した極秘文書や第2バイオリン奏者の証言などから、彼の裏の顔が徐々に露わになっていく。
イギリスの田舎町リトル・ピッチフィールド警察署に赴任してきたプロディ。警察学校を出たばかりの彼はやる気満々だったが、村は平和そのもの。犯罪と言っても、立ちションをしている村人を注意するぐらいしかなかった。しかもベテランのクーパー巡査部長は映画オタクで、仕事のことよりも映画のギャグを口走るばかり。だが、彼らの知らないところで異変が起きていた。村に遊びに来ていた男女のカップルが、森でゾンビのような男に出くわし、とある建物に逃げ込んだ。それを見ていた建物の所有者は、ライフルを持ってカップルを追いかけ、不穏な空気に。そこにブロディとクーパーが駆けつけるのだが、やがてゾンビのようになった奴らが建物に押し寄せてきて…。
戦争のシューティングゲームにハマる少年マット。親友ジミーの家に行っては、“タイム・ウォーリアー”に没頭し、鬱屈した日々の憂さ晴らしをしていた。そんなある日、ジミーからタイム・ウォーリアーの限定版“暗黒の世界”を紹介され、特別仕様のコントローラーでゲームに没頭するマットだったが、最終レベルに到達するには、“魂”の登録を行わなければならないと知り、気乗りしないまま登録を開始。するとモニターから衝撃の火花が上がったと同時に、自身に不可思議なことが起きたと悟ったマットは、その後、導かれるが如く出向いたミリタリーショップで、現実世界に現れた司令官ウェルスによって、選ばれし戦士であることを告げられ、とあるエリート部隊での任務を命じられることになる。
女子大生のモーガンは、父親が亡くなったショックで塞ぎ込み、3ヵ月も学校を休んでいた。親友リアーナに説得され学校に行く決心をしたものの、講義に復帰するためには、“都市伝説についてのレポート”を提出するよう先生に求められる。その調査中、悪魔召喚を行うハンター募集のサイトに興味を持ったモーガンは、リアーナたちを誘い深夜の教会へと向かう。サイトの管理人ダニエルに誘導されるがまま、“願いの悪魔ジン”を召喚してしまったモーガンたち。次の日から儀式を行ったメンバーの下に、ジンが姿を現し願い事を言うように迫り来る。そしてついにモーガンの前にも姿を現すのだった。ジンに怯えながらもモーガンは、「父親を生き返らせてほしい」と願うのだが…。
2歳の男の子ジョニーと車で旅するサラ。その数日間が断片的に時間を行き来しながら綴られる。ある2日目。サラはカバンに着替えを詰め込み、ジョニーを連れて車で家を出る。ルート66を走り続けたサラは、とあるモーテルに辿り着く。ある1日目。サラはジョニーと買い物に出かけたり家で遊んだりして過ごすが、時折寂しげな表情を見せる。ある3日目。旅を再開したサラは占い師を訪ねる。ある1日目。サラは旧友たちと夕食を囲む。その夜、サラはベッドに横たわりながら少女のホームビデオ映像を見ていた。ある3日目。荒涼とした街道で車が故障、サラは通りがかった年配男性の家に避難させてもらう。夕食後、サラは男の身の上話を聞き、彼女もジョニーについて語り始める。
オールドブリッジ大学に通うキンバリーは、デービス家でシッターのアルバイトをすることに。その仕事は、キャリアウーマンのキャロラインが出張中、彼女の息子ジャスパーを日帰りキャンプが終わる13時に車で迎えに行き、父親のスティーブンが仕事から帰宅する17時まで面倒を見ることだった。しかし仕事初日、キンバリーは偶然にもスティーブンの浮気現場を目撃。翌日、デービス家でシッター中だったキンバリーは聞き込みに来たマーフィ刑事から、ジャスパーのスペイン語教師セリーナが殺されたと聞かされる。それはスティーブンの浮気相手だったが、彼がセリーナとしばらく会っていないと答えるのを見て、キンバリーも昨日のことは知らなかったことにするのだが…。
バカンスを過ごすため南イタリアの港町ガエータの別荘を訪れたのは、快楽的に人生を享受する裕福なカステルヴェッキオ家と、代々漁師の労働者階級のぺターニャ家。価値観や家族観もまるで対照的な2つの家族を待ち受けていたのは、両家の父親トニとカルロの再婚の知らせだった。父親にひとかたならぬ思いを抱く、双方の家族は大混乱!元恋人や娘、息子たち、果ては両家の孫まで巻き込んで、バカンスは予測不能な大騒動に。果たして両家の諍い、トニとカルロの恋の行方は――。
ヴィットリアは南イタリアへ赴任してきた若い判事。この地方で暗躍する犯罪組織「ヌドランゲタ」の撲滅という理想を胸に新生活をスタートさせた彼女は、その下部組織──アルフレード・ラーゾとその妻カテリーナを中心とする一味──が日夜繰り広げる暴力や犯罪に直面する。組織のために死んでいく若者たちや命の危険に晒される子どもたち、そしてそれでもなお司法の介入を頑なに拒む母親たちの生き方を目の当たりにして、ヴィットリアは未来ある命を救うため、ひとすじの隘路を切り開く決意をする…
横浜に暮らす検事の寺井啓喜は、息子が不登校になり、教育方針を巡って妻と度々衝突している。広島のショッピングモールで販売員として働く桐生夏月は、実家暮らしで代わり映えのしない日々を繰り返している。ある日、中学のときに転校していった佐々木佳道が地元に戻ってきたことを知る。ダンスサークルに所属し、準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ諸橋大也。学園祭でダイバーシティをテーマにしたイベントで、大也が所属するダンスサークルの出演を計画した神戸八重子はそんな大也を気にしていた。同じ地平で描き出される、家庭環境、性的指向、容姿――様々に異なる背景を持つこの5人。だが、少しずつ、彼らの関係は交差していく。
アロマテラピーの講師のアテナはアロマショップを経営し、様々な香りの調合を知っている。だが、自分自身は家と店を往復するだけの味気ない生活をしていた。彼女は最愛の恋人を亡くして以来悲しみに暮れ、独り涙を流す毎日を過ごしていたのだった。そんな嵐の夜、何かがテラスに落下した。それは翼の傷ついた天使だった。天使の登場によって少しずつ立ち直っていくアテナ。そして天使もアテナを通して本当の愛を理解していく。
女子大生のシグリッドはデートアプリで億万長者のイケメン、クリスチャンと出会う。すぐさま惹かれ合うふたりだったが、ひとつだけ問題があった。クリスチャンは、犬の着ぐるみを着て常にクリスチャンの“飼い犬”として振舞っているフランクと暮らしているのだった。人間を”飼い犬“として飼っている以外は完璧な彼氏との交際を始めるシグリッドは、彼の別荘へ招待される。
2020年11月15日、ヨーロッパ合衆国が誕生し世界は1つの国となった。タウルスシティではオーシャンが警察を支配、さらに私設軍を用い独裁者として街を掌握していた。一方、タウルスシティの産業地帯を支配している地下組織ユニオンはオーシャンの独裁政権に反抗、両者の度重なる戦いで街は混沌としていた。そんな中、海辺で倒れていた男ジョニーは記憶を失っていた。断片的に覚えているのは妻のペネロペのことだけ。記憶を頼りに2人が住んでいたマンションに向かったジョニーだったが、そこに住んでいたのは見知らぬ一家だった。隠されていた金庫の場所だけは覚えていたジョニーは、そこから指輪と写真を取り出すと、妻の姿を求めて歩き出すのだが…。
アルゼンチンの中華街で、違法建築物を調査する市の職員アナ。中国系だが中国語を話せな彼女ではあったが、中国人マフィアのワンが経営するクリーニング店が入るビルの調査に入る。そのビルの違法性を知った彼女は認可を出すことはできないと上司に伝えるが、事なかれ主義の上司は、ワンたちとの面倒を嫌い、彼女の調査報告を無視。そんななか、アナの恋人で医師のアロンゾから、ワンの持ちビルでケガをして入院した患者が消えたことを知らされ、アナはさらに調査を進めていた。しかし、不穏な空気が漂い始め危険を感じたアナは故郷へ。だが、そこは食用ウサギが異常に繁殖した挙げ句、家畜を襲い、農地も荒らし、すっかり荒れ果てた町になっていた。
5年前から地元に根差した“キスメット・カフェ”を経営するリナ。得意の手作り菓子を乗せたトレイを持って通勤していたところ、コーヒーを持ったイケメンとぶつかり菓子は台なしに。だが、ジョナと名乗った彼は洋服についた汚れも気にせず、洒落た会話を交わして去っていく。ある日、元彼を引きずるルームメイトで店員の親友エヴァが出会い系アプリで気になる男性ウォーカーを発見。文章が苦手な彼女はメッセージのやりとりをリナに頼む。リナがエヴァを装いメッセージを送ると、センスのよい返信が続き盛り上がっていく。そんななか、リナの店のすぐそばで大手カフェチェーン“ヴィック”が開店。何度か顔を合わせ、好感を持っていたジョナがその支店オーナーだったことがわかり、リナはショックを受けるのだが…。
ロンドンで複数の少年を殺した犯人の潜伏先を特定した同僚ヨーンから、応援要請を受けたブレイク刑事。しかし彼は、その電話に気づくのが遅れ、現場に駆けつけた時には既に、ヨーンは重傷を負っていた。さらには追い詰めた殺人犯は目の前で自殺し、建物は爆発。ヨーンを含め10名もの犠牲者が出し責任を取らされたブレイクは警察をクビになってしまう。そんな彼を、爆発したビル内で救った女性テレサが訪ねてきて、ビビアンと言うテレサの事務所に所属するモデルを紹介されることに。そこでビビアン宛に送られる脅迫文からストーカー調査を依頼されるが、ブレイクは元同僚のサマーズ刑事に依頼するよう告げ断ってしまう。すると後日、ビビアンは無残な遺体となって発見されてしまう。
卒業間近の少女、マリア18歳。リュックを背負ってうつろにメキシコシティの町を彷徨い、キャンパスでは自分宛てのメッセージをノートに記す彼女の日常。訪ねてくる男たちをさほど拒むことなく、しかしながらそのセックスに感じることもない。そんな自分自身に苛立ってもいる彼女が、ふと家を出て、深夜バスで外の世界へ出かけて行った。下車して立ち寄ったカフェで幼子の母と知り合ったマリアは、そのまま彼女の家に一泊しようとするが、深夜にそっと家を抜け出し、ナンパしてきた中年男とベッドインして朝を迎える。その後、バス停で出会った青年フアンとしばし心を通わせた彼女は、やがて海へ向かっていく。
女子サッカーMVP選手の高校生ジェンナは、母サリーの仕事の都合で日当たりのよいビーチタウンに引っ越し、新生活をスタートさせることになった。新しい高校はサッカー強豪校で州優勝を遂げたばかり。だがその時期、チームメイトのリリーが浜辺で行方不明になっていた。新たなチームに入り、仲間たちとパーティに興じることになったジェンナ。そこでグレースが大ケガを負って昏睡状態に陥ったことから、チーム内の空気が徐々に乱れていく。続いてマリアが事故死と、相次ぐチームの災厄に周囲が疑問を抱き始めるなか、ジェンナに対する嫌がらせが始まり、次第にエスカレートしていく。そんな時、キャプテンのアリシアがジェンナに衝撃の真実を語り始める。
第二次世界大戦時に記された祖父の日記を辿って、ソラは不可思議な宝の探索を始める。その頃、無言で後ろ歩みをするホームレス男が、彼女の住む街へと迷い込む。もしかしたら彼は、ソラと彼女の父親との凍結された関係を溶かす触媒となり得るのかもしれない。
女優を目指しながら、東京のバーでホステスとして働く30歳の主人公。恋人に裏切られて夢も崩壊した彼女は、5年間連絡をしていなかった実家へと帰省する。恋心を持っていた旧友との再会も果たすが、同時に受け止めたくない過去や事実が彼女の前に立ちはだかる。
高校生のソナは、演劇部の公演『ロミオとジュリエット』のオーディションを受ける友人の練習に付き合っていた。友人はロミオ役を演じるハナム先輩に同性ながら恋心を抱き、何とか近づくためにジュリエット役を狙っている。ところが、演劇部の演出を務める先輩スヨンの目にソナがとまり、ソナはジュリエット役をやることに。全女子の憧れのようなハナム先輩に淡い恋心を抱き始め戸惑うソナだったが、ハナムとスヨンの間には何かがあることを感じ始める――。
30歳を目前に控えたイジョンと母のスギョンは、ふたりで団地に同居している。若くしてシングルマザーとなったスギョンは幼い頃から娘に辛く当たり、そんな母に対してイジョンも長年積み重なった恨みを隠しきれずにいた。ある日、買い物に訪れたスーパーの駐車場で二人はいつものようにケンカになり、車から飛び出したイジョンを母スギョンが轢き飛ばしてしまう。スギョンは「車が突然発進した」と警察に説明するが、イジョンは故意の事故だと疑わず、母を相手に裁判を起こす。そんななかイジョンは、会社に新しく入社した同僚スヒの気遣いに触れ、彼女に癒しを求めるようになる。一方スギョンも、恋人ジョンヨルとの再婚の話が進んでいた。ようやくふたりはそれぞれの人生を歩むかに思えたがーー。
人里離れた村の土地を相続した一人の男性。しかしそれは土地を巡った村人と争いの始まりだった。
1990年、旧東ドイツの田舎町。学校に行かず「カラマーゾフの兄弟」を読み耽る18歳のマリアは、ドイツ統一の影響で仕事を失った母から離れ、彼氏の農家の納屋に身を寄せて暮らす日々。彼氏のヨハネスは写真家志望で気持ちは西の新たな世界へと向かっていて、マリアとは対照的。そんな中、近所の農場で一人で暮らす気難しい40歳の中年男ヘンナーと出会い、野性的な男らしさと父性のようなものに惹かれていく。ヘンナーの不器用さ、孤独を知るにつれ、行き場のないマリアの閉塞感と共鳴し、ふたりは密かに逢瀬を重ねる。そして、マリアは経験したことのない快楽を知り、ふたりの絆は深まっていくが・・・
台風で家を失ったリネスは、離れて暮らす夫の元へ向かう為、赤ん坊の娘を連れ、無一文でマニラ行きの船に乗る。ほどなく、無賃乗船が船員たちに知られると、チケットの代わりに身体を要求され、次々と船員たちに凌辱されてしまう、、。傷ついた心と身体、乳飲み子を抱えながら、船を降りたリネスは、マニラから更に奥地へと向かう長距離バスに乗車する。ここでもチケット代が払えないリネスは、隣に座った陽気な男ロドに、助けを求める。リネスのチケット代を工面してくれるばかりか、サンドイッチや水を差しだしてくれる親切なロド。そんなロドに、リネスは自らの壮絶なストーリーを語り始めるのだが、、次第に明らかになるリネスの衝撃の秘密とは!?アジ・アコスタ主演、マーク・アンソニー・フェルナンデス(「インモラル 復讐の餌食」)共演、予測不能な官能サスペンス。
女子大小路でバーテンダーのバイトをしている大夏(醍醐)は、公園でコスプレの衣裳を着たまま心肺停止状態の中学生を発見する。同じ場所で中学生の死体が発見されて3日後だったこともあり、大夏は連続殺人事件の容疑者として警察に連行されてしまう。そんな彼の窮地を、柳ヶ瀬のクラブで働く姉の美桜(剛力)が救う。会うといつもいがみ合ってばかりいる姉弟だが、弟の無実を証明するため事件の真犯人を追う。
ノアはロンドンのライブハウスで満員の客を呼べるような人気シンガー。ある時、彼のライブの写真を撮っていた女性キャットから積極的にアプローチされたノアは、ライブハウスのスタッフが口利きしたレコード会社との挨拶よりも、出会ったばかりのキャットに夢中になり、仕事で向かうカリブ海のトバコ島へ彼女を連れて行く。それから時が経ち、再びキャットを連れてトバコ島に向かうノア。だが、あれほど愛し合っていたはずが、キャットはどこかよそよそしい。ノアはかつてトバコ島を訪れた時のキャットとの甘い記憶が蘇り、なぜ彼女が自分と距離を取るのかわからず、どうすればあの魔法のような時間が戻るのかと思い悩むのだが…。
バンダートン大学のチアリーダー部に新加入したメイジー。彼女は4ヵ月前に自殺した双子の妹アメリアの死の真相を突き止めるため、妹が在籍していた同部に入部。自殺だと信じられないメイジーは、部内で妹と親しかったリサから、「チアと学業の板挟みになっていた」「減量を求められて摂食障害に陥っていた」と聞かされる。リサの言葉を信じられないメイジーは、一方ネット上で淫らなポーズを取って踊り、それで収入を得ている部員たちがいるという噂話を耳にする。メイジーはアメリアの親友で同じく4ヵ月4前から行方不明のキキの兄マックスと知り合い、協力してお互いの姉妹が巻き込まれた事件を調べ始めるのだが…。
レストラン“海賊の館”でウェイトレスとして働くアンバー。この店では、性に奔放な美女たちが夜な夜なセクシーな衣裳で客をもてなしていた。ある日、亡くなった伯母の家の売却成立までの日々を、その空き家で住んでほしいと母親に頼まれたアンバーは、店の仲間たちを連れ家の偵察に出かけた。艶やかな内装、年代物のレコードプレーヤー、ワインが充実しており、すぐさま気に入ったアンバーは早速その日から泊まり込むが、就寝中のアンバーの下着は何者かによって脱がされ体を弄ばされることに。昨夜の出来事を仲間たちに説明したアンバーは、幽霊との性交に興味津々のブランディやキャシー、バニーらを引き連れ再び伯母の家に向かう。
不況にあえぎ、組合運動が激化しているメキシコのストリートにたむろするニーガス、チャレ、サポ、チャタら若者たち。マリファナやスプレーアート、万引きなどに興じつつ、刹那的な日々を過ごす彼らは、ダイアナ・シネマでタダ見していたところを警備員に見つかってしまう。外に追い出されて憤ったことをきっかけに、彼らは映画館襲撃を計画し、売り上げを強奪しようと目論んでいく。館内を下見してセキュリティをチェックし、銃を調達、仲間を集めるなど、着々と準備を進め、ついに実行の時がやってきた。劇場マネジャーの目を欺いて、監視カメラのエリアを5秒で突破。侵入に成功した彼らは劇場が閉館したあと、行動を開始するのだが…。
“恋人の彗星”と呼ばれる星の存在を信じるハイディは天文学の教授。彗星の存在を証明して大学に天文台を建設しようと夢見る彼女は、親友のオリビアに勧められても、恋より仕事一筋だった。そんなある日、歴史学の教授オーガストが赴任してくる。2人で入学希望の高校生相手の春季講習を担当することになり、ハイディは彼に“恋人の彗星”の存在を証明しようとしていることを話す。教授というよりも遺跡発掘が好きなオーガストは、偶然にも彗星の存在を明かす可能性のある隕石のかけらを持っていた。オーガストと共に彗星の存在を証明して、ハイディは天文台の建設、オーガストは歴史的に証明することでニューヨークの博物館で働くことを目指すことになるが…。
オレゴン州のポートランドにあるバーレスクハウス。そこでは様々な女たちが在籍していた。1人目はダニエル。サウスダコタ出身の彼女は、ヒッチハイクをしながら旅していたが、道中に出会ったレイニーに誘われバーレスクハウスで働き始める。やがてレイニーと恋仲になり、幸せな日々を送っていたが、思わぬ裏切りに遭う。2人目は、薬物依存症から立ち直ったばかりのサラ。彼女はポートランドに暮らす親友アンジーの家を間借りしながらバーレスクとして働いていた。ところがある夜、アンジーがひき逃げで亡くなり、情緒不安定になってしまう。3人目のエバは、黒人に対して若干の差別感情を持っていたが、ある日公園で黒人の少女に助けを求められたことで、意識の変化が生まれた。そして4人目のカイルは、気味の悪い男にストーカーされ続ける日々で…。
軍用犬の訓練士としてアフガニスタンに派遣されていたトムは、相棒である犬のコナーと地雷原に迷い込んだ少女を救出したのを最後に帰国することに。そんな彼の帰りを、妻と娘タラが待っていた。だが、思春期真っ只中のタラは精神不安定で、学校のサッカーチームではメンバーとうまく協調できずに孤立するなど問題を抱えていた。帰国したトムはタラを元気づけるため、引き取ったコナーも連れて父娘2人のキャンプ旅行を計画する。トムは義理の兄で保安官のビルから、最近オオカミが出没することを知らされるが、無邪気に喜んでいるタラには告げられずにいた。だが、一夜を森の中で過ごしたトムは、コナーのただならぬ動きでオオカミが近づいていることを察知する。
LAでの生活に疲れたカメラマンのジェシーは、故郷のセント・グレイシャスに戻り、姉ソフィアが両親の営むブドウ園を会場として進めている結婚式事業のサポートをしていた。今回の結婚式の依頼人は花嫁ケイトの兄で有名なスター俳優ショーン。自家用ジェット機で到着したショーンをいきなり撮影し憤慨させたジェシーだったが、結婚式のカメラマンと紹介され一緒に行動することで2人の距離は徐々に近づいていく。だが、かつての恋愛で苦い経験をしていたジェシーは、ショーンとの関係を進めることに躊躇していた。その後、密かにショーンがセント・グレイシャスに別荘を購入しようと考えていた矢先、2人の恋愛を報じるスキャンダル記事が報道されてしまう。