壮絶な銃撃戦の末、武装集団の首謀者を逮捕したものの、証拠不十分のため有罪にできず、警察を去った元警部フォク(ドニー・イェン)。7年後、検事となった彼は、貧しい青年キットがコカイン密輸事件で自白したことに疑念を抱く。調査を進めるうちに、弁護側の背後で黒社会との癒着や証言の誘導が行われていたことが明らかになる。真実を追うフォクは、検察内部からの圧力と対立しながらも、隠された陰謀に立ち向かう。果たして彼は、キットの無実を証明し、正義を貫くことができるのか――。
1900年、サンフランシスコのチャイナタウンで米下院議員グラントの娘が殺害される事件が起こる。さらにネイティブ・アメリカンの老人が殺され、その容疑がチャイナタウンの長・白軒齢(バイ・シュエンリン)の息子にかけられる。一方グラント議員は、議会で中国人を排斥する法案を推進しようとしていた。白軒齢は息子と中国人を守るため、探偵秦福(チンフー)に調査を依頼する。雇われた秦福は、中w華系ネイティブ・アメリカンの阿鬼(アグイ)と共に真相を追究し始める。
カリフォルニア州ロサンゼルスにあるフランス料理店“ベル・ヴィー”。店主のヴィンセント・サマルコはパリからロサンゼルスに移住し、乏しい資金の中で2016年8月1日に店をオープンさせる。有名ファストフード店に挟まれた理想的ではない立地ながらも、店は多くの人が訪れる人気店に。だが、2020年のコロナ禍により店は苦境に立たされる。永住権を持たないヴィンセントや従業員たちは店がなくなれば2ヵ月でアメリカを退去しなくてはならないため、テイクアウトや屋外席の設置など、あらゆる手段を用いて店の維持を図ろうと努力するが、ついにロサンゼルス郡は飲食店の営業停止命令を発令。ヴィンセントは厳しい決断を迫られていた。
ロサンゼルスで恋人のロイスと不動産会社に勤めるメグは亡き父親の遺産相続のため、故郷レイクウッドへ帰ることに。父が所有していた広大な土地と瀟洒な屋敷などが遺されたが、その遺産を相続するためには父が生涯をかけて探していたレイクウッドの失われた宝を見つける必要があった。メグは父との間に確執があり、都会での暮らしに慣れている彼女は故郷に愛着もなく、ロイスと共に遺された土地も屋敷もリゾート会社に売るつもりだった。宝のありかを示す地図を手にしたメグは、宝が眠っているとされる土地を所有するトマト農家トムと組み宝探しを開始。メグは何かとトムとぶつかるが、彼や地元の人から父の話を聞くうちに父へのわだかまりが次第に消え、トムとも親密になっていく。
ニューヨークの出版社で働く独身編集者カサンドラは、親友アナの息子ジョーイの2歳の誕生日パーティーに出席するため、フロリダを訪れる。アナの家に着くと、彼女の夫ボーンの親友でプロサッカー選手のクリスも滞在していた。だが、偶然の失態がきっかけで、カサンドラとクリスの初対面は最悪の印象に終わる。休暇と言いつつも、カサンドラは迫るプレゼンの準備に追われ、助手のエレーナを同行。一方のクリスは、イタリアのクラブチームへの移籍話に頭を悩ませていた。そんな中、ボーンの母親が倒れ、急きょカサンドラとクリスがジョーイの世話を任されることに。子育て経験ゼロの2人は、おむつ替えやお散歩、さらにはパーティーの準備まで引き受けるハメになる。そして慣れないながらも力を合わせて奮闘するうちに、少しずつ心の距離が縮まっていく。
かつてオリンピックのマラソン競技で金メダルを獲得したウィル。その後も事業家として成功を手にした彼の信条は“何よりも勝利者であり続ける”ことだった。3人息子と末娘は、そんな父の信条に従いスポーツで活躍する有能な選手に成長した。ウィルは望み通りに育てたことを喜んでいたが、実は妻も子供たちもフィルから押しつけられる価値観に苦しんでいた。やがて、父親の重圧に耐えられなくなった子供たちが、1人、また1人とウィルの元を去っていく…。
森の奥深くにある小さな村は飢餓と謎の疫病に苦しんでいた。さらに村の子どもたちが次々と姿を消していったことで、村人たちは森が呪われていると信じ、恐怖に怯える。これ以上の犠牲者を出さないため、村長のヴォーガは村人たちに子どもたちを家に閉じ込めること、暗くなったら森に立ち入らないことを指示するが、事態は一行に収まる気配を見せなかった。そんな中、消えた子どもたちを探しに森に入ったシャプールとユアンが大ケガを負って村に帰ってくる。2人の治療を終えたヴォーガは、村の外に異様ないでたちの男を見かける。薄暗い小屋の中で男と対峙したヴォーガは、村の窮状と森の異変を訴えるが、男からは絶望の言葉が返ってくる。
著名なミステリー作家アンドリュー・ワイク(オリヴィエ)は、若妻の不倫相手であるやり手の美容師で事業家のマイロ・ティンドル(ケイン)に意外な提案をする。邸宅の隠し金庫に保管している宝石を盗んでほしい、君はそれを転売した金で浪費家の妻を喜ばせられる、私は宝石に掛けた保険金で潤う…出来過ぎた話に半信半疑ながら、金欠のマイロはワイクの計画に乗るが??
かつてKGB工作員として名を馳せたイカロスは、ソ連崩壊後アメリカへ渡り、妻と一人娘に恵まれ平穏な生活を送っていた。しかし殺し屋という裏の顔を持つ彼は、新たな任務に向かう途中で、何者かに襲撃されてしまう。手がかりを掴もうと依頼人のもとへ向かうが、その男は何者かに殺されており、その危険は家族にまで迫っていた。イカロスは見えざる敵との戦いを決意するが…。
子どもの頃は何をするにも一緒、まるで親友のような存在だった父親が脳腫瘍で突然亡くなって以来、神を信じることができなくなったピーター・レイノス。それから歳月が過ぎ、2009年夏、ロサンゼルスに暮らすピーターは不景気から失業。預金は底をつきクレジットカードは使用不能、妻のエリーと共に暮らす家のローンも払えず差し押さえ寸前に。周囲から「困ったときは神に祈れ」と信仰を勧められるが、かつてのことからどうしても神を信じられない。そんな折、駐車場で亡き父にそっくりの男性に出会う。なんとその日は父の命日だった。生活が崖っぷちに向かい、エリーとの仲もギクシャクしていくなか、人の優しさに触れ、ピーターの心に変化が現れる。
西暦20XX年。太陽系を漂う小惑星が月面を撃ち抜き、月に亀裂を生じさせる。亀裂は拡大し、月の一部が破片となって地球へ飛来。さらに潮汐のバランスが崩れ、世界各地で異常気象と津波が猛威をふるう。宇宙研究所ASIは緊急対策を講じ、ビル爆破の専門家ジョンを選抜。彼はスペースシャトル・ペルセウス号に乗り込み、月面の亀裂に核爆弾を仕掛けて崩壊を防ごうとする。限りなく不可能なミッションに挑むジョンたちは、果たして地球滅亡の危機を回避できるのか?
女子専用サマー・キャンプ行きのバスに乗り込んだ、不良娘のエンジェル(K・マクニコル)と金持ちお嬢様のフェリス(T・オニール)。見た目通り対照的な2人は出逢った途端に喧嘩を始めるが、あろうことかキャンプ場で相部屋に。そして2人ともヴァージンだと知られると、既に“卒業”したと豪語するルームメイトに挑発され、どちらが早く“経験”できるかとの賭けに乗ってしまう。エンジェルは別のキャンプに来ていたイケメン青年ランディ(M・ディロン)に、フェリスは年長のキャンプのコーチ・ゲイリー(A・アサンテ)に、それぞれ狙いを定めるのだが…
報道カメラマンのジャックは、戦場で目撃した数々の惨状によりPTSDを発症し、帰国後はカウンセリングを受けながら静かな日々を送っていた。そんな彼に、妻クレアは80年前のビンテージの一眼レフ・フィルムカメラをプレゼントする。もともと古いカメラの収集が趣味だったジャックは、そのカメラを手に再び写真を撮り始め、クレアの仕事を手伝うため町へと繰り出す。だが、現像されたフィルムには、なぜかすべてモノクロの写真が写っていた。それだけでなく、写真の中には、撮影の翌日にニュースで報道された遊具からの幼児転落死など、“死の予兆”と思しき風景が数多く含まれていた。ジャックは、写真が示す未来の出来事を阻止しようと奔走する一方で、このカメラに秘められた謎と向き合っていくのだが…。
岩城慎一は家族思いの優しいお父さんだ。休みの日は7歳の息子・勇気と遊び、妻には優しく接する。しかし彼には一つだけ息子に言えない秘密があった。日頃から勇気が憧れ続けているヒーロー「サムライド」の宿敵「デスブラックス」の幹部こそ自分であるということを。やがて噂話から、隠していた秘密が明らかにされようとする時、岩城は大きな決断を迫られることになる。
高校時代、親しかった5人組。恩師の死をきっかけに1人をのぞく4人が久々に顔を合わせた通夜振る舞いの席。高校時代を懐かしむ一方で、徐々に内に秘めた未消化の気持ちが吹き出していく。コロナ禍でそれぞれが自分の内面と向き合い、本当に望んでいた生き方とは何だったのかについて考えざるを得なくなったように、彼らもまた現実の自分に気づいていく事になるのだった。果たして「アトに待っていたセカイ」とは!?
中学生のマヤは親友のミチルと中学生活をエンジョイしていたが、不慮の事故でミチルが車椅子生活になり転校してしまう。そんなマヤが救われたのは「ストリートけん玉」との出会い。メンターのタカとともに世界選手権を目指すこととなる。一方、転校したミチルもリハビリ活動でけん玉と出会い、車椅子を駆使しながらストリートけん玉を操るプレイヤーとして世界一を目指すことに。勝つのは一人。二人は、お互いの夢を通じて絆を取り戻すことができるのだろうか。
小さなパブを経営しているドンチョルは最近、同窓会を開く事に夢中になっている。ある日、これまで同窓会に一度も姿を現さなかったユジンが現れる。彼女の幼さが残る顔立ちと弾けるような肢体は、人妻である他の女性達とは比べ物にならない輝きを放っていた…。男達は皆、彼女の虜になり、ドンチョルもまた彼女の魅力に堕ちていく―。
才色兼備のキュレーターのユンヒは、ある展示会の準備をしていた時、最近脚光を浴びている写真作家のヒョンソクに出会う。 ヒョンソクに魅かれたユンヒは、彼に〈100日間のセックスゲーム〉を提案する。 果たしてこの淫靡なゲームの勝者は誰になるのか…?
死ぬまで一人の男じゃ飽きる? もし夫を交換出来たなら…。夫との性生活の不一致に悩んでいるジウン。 オープンマインドな隣人ソヒョンに相談すると、彼女から想像を絶する独特の「セックス・セラピー」を提案される。 それは〈一週間だけお互いの夫をチェンジする〉という方法だった―。
ある夏の日。九十九里の砂浜に佇む主人公の和彦。置き忘れた想いを還しに…「夏になるとたまんないよ。そこら中に思い出がいっぱいでやんなっちゃうぜ」遠いあの日に想いを馳せる。若き日の和彦がビートルにサーフィンボードを乗せて海岸線を走る。「ひとつっきりしかないような大切なモノってさ、ぜったいに見逃したりしないんだ」助手席には恋人の智子。ふざけ合う二人。カセットデッキから流れるビーチボーイズの《サーファーガール》それは眩しい日々。別れの日に智子から云われた言葉…十数年後、その意味をようやく噛みしめる和彦。「自分自身に嘘ついてるんじないかって、俺ってこんな風に生きるつもりだったっけ」これは、ノスタルジーを纏った真夏の寓話。
「とうとうスーパースターになっちゃった、、」その日から数年さかのぼる1980年。女子高生のヨーコとヒロコは親友だった。二人はダンスパーティで演奏するバンドChubbysのファンで、ヨーコはボーカルのタツヤに夢中だ。高校を卒業してすぐ、ヒロコは遠くの町に就職した。地元で働くヨーコとは離れ離れになる。二人は約束をした。タツヤがスターになって、この町のホールでコンサートする日が来たら、同じホテルに泊まって、こっそりあの子たちの部屋の前まで行って、、、やがて、約束の日。ヒロコはホテルの一室でヨーコに語りかける。「あの曲って、あんたのこと歌ってるんじゃないかって、、」 暗がりにひとつだけ 空のシート光る お前が愛した場所さ 星空で手をたたく お前の拍手だけ聴こえない 想い出は夏のまま時をとめたね 星屑のStage 涙をしきつめて 約束だね この歌 俺 cry cry crying 歌うよ タツヤの歌が哀しい。彼女が追いかけたのか、、歌詞が彼女を追いかけたのか、、少し遅めの夏休み。それは青春の終わり。
海辺の別荘に佇む老人・有重。時は20年遡る…“「少女A」それは、街角で聖地を探す少女の物語だ。”と、新聞の文化欄に書いた新進気鋭のノンフィクション作家・有重。それをきっかけに、アイドル中森明菜が歌い、ヒットした楽曲「少女A」の作詞家・売野雅勇と海辺の別荘で会うことになった。待ち合わせに現れたのは、18歳の女の子。そして、「売野雅勇です」と名乗った。有重は、その少女にインタビューを試み、“街角で聖地を探す少女の物語だ”と評した「少女A」を紐解きながら、自分自身の感情の機微とも向かい合い、答え合わせをする…やがて、過去に想いを馳せていた有重が現実に引き戻されると、時は西暦2000年を迎えようとしていた。
生きものが丸切りいなくなって、千年ほど経った星に残された一体のAI。人の心の恐れや痛みを和らげ、 祈るために神の似姿として作られた彼は、渡りの途中に立ち寄ったつばめ(スパイ用に作られた長距離高 速移動型AI)に出会ったことで、初めて自らの心の輪郭を感じ始める。つばめが去った後、身体を失い、 思考回路のある心臓部だけの「小石」のような見た目になっても、彼は過去の記録を反芻し思考し稼働を続けていた。ある日その傍らに、生きている何者かが内包された、生命維持装置カプセル「棺桶」が落ちてくる。
亡くなった祖父が営んでいた駄菓子屋兼住居を取り壊すことになり、遺品整理をしている秋元大吾のもとに、滅多に実家にも帰って来ない弟の秋元蒼馬が帰ってくる。緊急事態宣言期間中に行われた祖父の葬儀 にも蒼馬は参列せず、二人の間には隔たりがあった。蒼馬が幼い頃、店の売り物のカンロを勝手に食べた際、代金が払えない代わりに祖父に渡した「何か」を探している最中、東京にいる蒼馬から電話がかかっ てくる。
何かの気配を感じて目覚めた朝、ひばりは庭で蛇のぬけがらを見つける。ひばりの時間はある日から止まったまま、戻りゆく日常を受け入れられずにいた。夫が玄関先に置いて行った弁当を持って家を出るひばり、やがて雨が降り出す。煙草屋の軒先で雨宿りをしていた太一は、ひばりに借りた黄色い傘を媒介に、白昼夢を見る。
キャットアイランドの沖合では石油資源の採掘作業が進んでいた。周囲は一見静かだったが、時折サメの姿が目撃されるようになっていた。無謀とも言える採掘の結果、ドリルが海底の氷床を突き破り、太古の巨大ザメを眠りから覚まさせてしまったのだ。やがてサメは人間を襲い始め、遂にはリグ施設までも破壊。作業員たちは間一髪逃げてキャットアイランドに辿り着くのだがー。前作ブレット・ケリー監督による『ジュラシック・シャーク』の設定を踏襲し、新たにマーク・ポロニア監督を迎い入れ、独特な手法で後日談の世界を描いたシリーズ第二弾。
1989年、メキシコ。麻薬捜査官のリッキーは得意のサックスを片手に勤務を続けていた。そんな中、忍者コスチュームに身を包んだメキシカンヤクザの一派が現れた。彼らは鮫神のために仲間を生贄をささげるが、満足させることができず、リッキーを生贄にすることを企てる。狙われたリッキーは黒魔術とサックス、そしてブレイクダンスを使って対抗するのだが…。
大地震の発生から1年後、ぽっぽー町の人々を通して、鈴木卓爾監督が新たなフィクションの在り方を問う。今回の企画を受けた時、「よし群像劇だ」と思った。制作者側が一切キャストを選ず、自発的に参加した全13人の俳優と7人の制作志望者と共に、脚本もなく手探りで映画は作られた。。物語の人物達が住む架空の町の名前を「ポッポー町」と名付けた。ポッポー町は日本中どこにでもあるような町で、この町の時間軸は2011年3月11日から一年後の未来だ。これは現実の撮影日でもあった。現実の響きを映像と音響に記録しつつ、どこまで我々のフィクションとグルーブが持ち堪え、ファンキーに弾めるか?が試された
どうしようもない女と、どうしようもない男の、どうしようもない愛。深作健太監督が、常識とモラルを撃つ!参加した受講生達の笑顔と心意気に打たれた。いま邦画ブームを支えるのはTV局主導の作品ばかり。本当の映画人が消えかけている今、日本映画に新しいムーヴメントを作るのは、自ら現場に飛び込み、表現する、体験参加型の映画なんじゃないだろうか。シネマインパクトに「希望」が見えるのは、そこに集まる受講生の真摯な明るさにある。これからも傑作と、素敵な笑顔が生まれ続ける事を切に求めてやまない。
占拠されたビルの中。集団は狂気と破壊と祝祭へと向かう。従来の力強さに自由なタッチが導入された大森監督の異世界。放射能が地上に降り注いで故郷を奪った。映画からはフィルムがなくなろうとしている。そんな瓦解しそうな世の中に、ほぼ発狂した‘シネマインパクト’が忽然と現れ、僕は映画を作った。誰にも望まれてない映画を作る覚悟を自分自身に、そして参加者に問いました。無力な自分への怒り、壊れかけの社会へ抗い、傷つき、ひねくれ、憎しみ、それでも笑い、もう一度立ち上がる覚悟です。僕は暴動の映画を作りました。シネマインパクトは映画の暴動になればいい。
目に見えない放射能に怯え戸惑いながら生き方を探る人々。瀬々敬久監督が描く原発事故後の日本。始まりは、詩を書き、その朗読で競い合う「詩のボクシング」。映画のヘソも彼らの声である、その詩。制作受講者はそこから脚本を書く。すべてが化学反応の場所。今、ここで起こることだけで映画を作る。疲れは尋常でなかった。なにせ皆、こちらのパワーを吸い取ろうと野心満々なのだ。それでいて良いのは各人バラバラなこと。てんでバラバラでまだ何者でもないデタラメな集団で生み出した映画、冗談でなく少し誇りに思っている。
山本政志監督の最新作にして、ワークショップ”シネマ☆インパクト”発信の最終作品。「bar DUDE」に集まるユニークな客達とスタッフとその家族、計36人による三日間のちょっとイカれた群像劇。登場人物全員が生き生きと描かれ、軽快な笑いをちり混ぜたハートウォーミングな佳作。
元夫・由紀夫の失踪から 6 年半。保険金受け取りまで半年に迫った持田佳奈(斎藤千晃)と現在の夫・持田孝明(卯ノ原圭吾)は、保険金が入ることを疑わず、将来の計画を立てている。不倫をしている孝明は、会社を辞め、不倫相手・岸本あゆみ(実倉萌笑)らと設立するベンチャー企業に出資することにしていたが、ある日、佳奈がたまたま入った居酒屋で、由紀夫に瓜二つの男(宮本聖矢)に遭遇。真っ青になる二人だが、追い討ちをかけるように、あゆみは、佳奈はそもそも本当に生命保険をかけているのかと孝明の気持ちを試す。さらに孝明は、怪しむ居酒屋の店長(米元信太郎)に、あゆみといるところを見られてしまい…果たして、「倉田」というネームプレートをつけた男は、由紀夫なのか?二人は保険金を受け取れ、孝明は不倫がバレずに、保険金を出資に使えるのか?
アイルランド西部の小さな島(トンガリ島)に暮らすパフィン(ニシツノメドリ)の女の子ウーナと弟のババ、仲間の動物たちが繰り広げる冒険と、友情の物語です。ある日、大きな嵐によって故郷を失った動物たちがトンガリ島に逃れてきます。パフィンの仲間の鳥であるエトピリカのイザベルは、新しい環境になじめず、なかなか友達を作ることができません。みんなに認めてもらいたくて、イザベルが誰にも相談せずにしたことが、思いもかけない結果を招いてしまいます。ウーナと仲間たちは、イザベルを助けることができるでしょうか。
2014年。関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁裁判長は、定年退官を機に日本の全原発に共通する危険性を啓発する活動をはじめた。それは、原発が頻発する地震に耐えられないことを明快に指摘する “樋口理論”である。そして日本中の原発差止訴訟の先頭に立つ弁護士・河合弘之は、“樋口理論”を軸に新たな裁判を開始した。逆襲弁護士・河合と元裁判長・樋口が挑む訴訟の行方はいかに!一方、福島では放射能汚染によって廃業した農業者・近藤恵が農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに農業復活の道を見出す。近藤は反骨の環境学者・飯田哲也の協力を得て東京ドームの面積超の営農型太陽光発電を始動させる。「原発をとめるために!」と。脱原発への確かな理論、被災から立ち上がる不屈の魂、これは真実と希望の映画である。
退役軍人・高峰は、美女を守ろうと悪党を誤って殺し服役。出所後、行方不明の兄を捜して南アジアの密林・龍賽鎮へ向かう。現地で李雨珊たちと出会い、協力して極端組織の超変異体開発計画に立ち向かう。死闘の末、数々の危機を超え、兄の衝撃の真実に辿り着く――。
“最強のボディガード”高峰は、令嬢の護衛任務を請け再び修羅の道へ。かつての宿敵が蘇り、執拗に命を狙う中、わがままな依頼人が新たな危機を引き寄せる。国家を背負う覚悟、消えぬ亡妻への想い、兄弟の裏切り――彼を取り巻く感情は複雑に絡み合う。銃弾飛び交う極限の戦場で、高峰は正義と信念を武器に、命を懸けた最終決戦へと挑む。魂を燃やす怒涛のバトルが始まる!
古の時代から千葉・船橋の地を守ってきた廣瀬一族。その末裔である兄妹の両親は早くに他界、兄(HAYATE)は妹(小玉百夏)を育て、共に稽古に励んでいた。そんなある日「悪の組織・コロナ」が出現。バイオテロ計画で船橋の平和が脅かされる。廣瀬一族の出番だが、兄は負傷中で任務に向かえず、妹はまだ任務に出た事がない。諦めかけたその時…最愛の妹が立ち上がり、たったひとり「初」任務遂行を誓う!
ビリーはレイブで環境活動家のニロに出会い、二人は瞬く間に激しく燃え上がるような恋に落ちるが、ニロが「ポリアモリー」であることを告白したことで、ビリーが期待していた「二人だけの関係」ではなくなってしまう。それでもニロへの愛が深いビリーは、この関係を理解する為に自分自身も複数の相手と交際してみるが・・・
刑務所を出所した元天才ハッカー・野原は自分と同じく数字に色がついて見える“共感覚”を持つ女性・杏子と出会い、恋に落ちる。台湾の野心的な企業家、リンネはFX市場を利用し一儲けするため、野原とかつての仲間たちに声をかける。その作戦は金融取引の番人、「AIを騙す」こと。決行日は元号が変わり、金融機関のシステムが一番油断して混乱する、円が最も隙だらけの日ー2019年5月7日。一方、川崎工業地帯では難民・移民の子のための「夜光ハウス」が立ち退き寸前の危機に陥っていた。施設を守るファラーとイランのハッカー・アバンは返済のためのある計画を練る。これはねじれた偶然か? 2つの計画の日時は奇しくも一致していたのだ。日本、台湾、イラン、ハワイ…世界6つの都市を舞台に、それぞれの運命と思惑が交錯するーマネーサスペンス最先端
2025年2月1日、≠MEがさいたまスーパーアリーナで繰り広げた圧巻の≠ME 6周年コンサート「≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」が、待望の映画化!爆発する歓声、熱気あふれるパフォーマンス── ライブの感動をそのままに、スクリーンで蘇る!しかし、この映画の見どころはライブだけじゃない。舞台裏のリハーサル風景、真剣な眼差し、流れる涙……すべてにカメラが密着。さらには、オーディションや、2019年11月の東京ドームシティ・ラクーアガーデンステージでのイベントなど、貴重な過去映像もふんだんに収録。グループの原点から現在まで、≠MEのすべてが詰まっている。さらに、メンバーやスタッフのインタビューを通して明かされる、それぞれが胸の内に秘めた想い。笑顔の裏に隠された葛藤、支えてくれるファンへの熱い想い、そして──「12人で東京ドームに立つ」「ファンのみんなを東京ドームへ連れていく」この夢に向かって、≠MEは今どこにいるのか? その“現在地”を、あなたの目で確かめてください。これは、ただのドキュメンタリーじゃない。夢を追い続ける12人の“リアルな物語”だ。
贅沢な旅行を計画した若者のグループや、さまざまな乗客を乗せた大型旅客機が予定通りに離陸した。目的地に向かう機内で彼らは思いもよらない悪夢に襲われる。乱気流によって、密輸業者が密かに持ち込んでいた蜘蛛の群れが脱走し、キャビンの中に放たれてしまった。解き放たれた数百匹の蜘蛛たちは、政府が秘密裏に行っていた実験により、遺伝子操作され狂暴化した蜘蛛の群れだった。二人のパイロットが蜘蛛の犠牲となり、巨大な母蜘蛛も現れ、次々と乗客が襲われる。果たして彼らは、地上に降り立つまで生き残ることができるのかーー。
タクシードライバーの祗園太郎は、生まれも育ちも古都・京都。これまで一度も京都盆地から外に出たことはない。お客様を愛する京都へご案内するこの仕事を天職と信じて日々仕事に勤しんでいる。ただふと、この山の向こうにはどんな世界が広がっているのか、考えてみることもある。ある日、京都駅から美しい女性客を祇園まで乗せた太郎は、テレビのニュースでその女性が、祇園で製作される映画でヒロインを演じる有名な女優だと知る。彼女に再会したい一心で地元キャストのオーディションを受け、見事合格。下見のために彼女とデートをすることに。そこで何者かに追われている外国人と出会い、祇園の老舗和菓子店「鍵善良房」のご主人に助けてもらう。ドタバタの中、映画はクランクインをするのだが、果たして映画は完成するのか。太郎の恋の行方は?そして外国人の正体は…?
無職の夫パブロに代わり、アマンダは家計を支えるため、テレフォンセックスのコールセンターで働き始めた。彼女の仕事は、電話の向こうの男たちのあらゆる欲望に応えること。やがて、彼女にはアルフレッドという名の固定客がつく。他の客とは違い、優しい言葉をかけてくれる彼に、アマンダは満たされない私生活の悩みや不満を打ち明けるようになった。電話越しの関係でありながら、アマンダは彼に強く惹かれ、やがて心を通わせるようになる。一方、パブロは働く気もなく、アマンダが稼いだ金を勝手に使い込む自堕落な日々。度重なる裏切りに、アマンダのパブロへの愛情は冷めていった。ある夜、激しい口論の末に家を飛び出したアマンダは、かつてアルフレッドから教えられた番号に電話をかけるのだが―。
生後間もない息子を亡くした瑞波は、失意のなか、10年ぶりに故郷である熊本・八代に帰省する。瑞波は幼なじみの恵介と良太に久しぶりに再会し、3人で豪雨災害による傷跡が残る球磨川を巡り始める。川を前にして語られる、それぞれが「あのとき」見たもの。3人はそこで、不思議な現象を目の当たりにする。
心を病んだ母のもとに育ち、幼いころに引き裂かれた姉妹ホンとラン。姉のホンは祖母に引き取られ、妹のランは母と共に生活することになるが、母の死を機に20年ぶりに再会。互いに幼いころの出来事や、離れ離れになった成長過程で心に傷を負い、亡き母や家族のわだかまりを持ったまま、奇妙な同居生活が始まる。ある朝、ホンが目を覚ますとそこにランの姿はなく、その失踪から数年後、ランの遺体が日本で発見されたという知らせが届く。仕事も家庭も放り出して日本に向かったホンは、初めて訪れた街を彷徨いながら、亡き妹が生きた証を辿る。妹のルームメイトに案内された生前二人が住んでいた部屋、そこに残された日記、見覚えのある懐かしい白のサマードレス...そして日記に綴られていた内容からあぶり出された男。異国の地で妹の幻影を追い続ける中、まるで残像の様に浮かび上がるランの謎めいた微笑みと眼差しの先に、姉は何を思い、何を知ることになるのか―
かつて命を絶ったミユキの“愛されたい”という執念と欲望が染みつく瀬戸内海の浜。10年ぶりに島を訪れたタクマたち4人は、忠告を振り切ってその地へ。やがて夜の帳とともに、封じていた記憶と恐怖が、彼らの心と体を容赦なく呑み込んでゆく―。
巨大津波が海岸線の街を襲った。津波による破壊はただの序章で、本当の恐怖はこれからだった。津波の水が街に押し寄せ深海の飢えた鮫の群れが津波と共に上がってきたのだ。水没したビルに取り残され、救助の手立てを失ったサバイバーたちは海面に潜む恐怖と対峙しなければいけなくなった。通信手段も途絶え、パニックに陥りながらも見ず知らずの者たちが生き残りをかけて力を合わせ、人間よりも頭脳が高い鮫の群れに立ち向かっていく。しかし水に囲まれた環境は鮫たちにとって好都合であり、人間にとっては絶望的であった。
8歳のネリーは両親と共に、森の中にぽつんと佇む祖母の家を訪れる。大好きなおばあちゃんが亡くなったので、母が少女時代を過ごしたこの家を、片付けることになったのだ。だが、何を見ても思い出に胸をしめつけられる母は、一人出て行ってしまう。残されたネリーは、かつて母が遊んだ森を探索するうちに、自分と同じ年の少女と出会う。母の名前「マリオン」を名乗るその少女の家に招かれると、そこは“おばあちゃんの家”だった――。
有名なヘアメイクドレッサーだったパット(ウド・キアー)は、老人ホームで静かな余生を送っていた。ある日、弁護士が訪ねて来て、街で一番の金持ちであった、かつてパットの顧客のリタ(リンダ・エヴァンス)が亡くなったという。リタは「死化粧はパットに頼んでほしい」と遺言書に残していた。リタへの複雑な思いと、現役を引退した現実から、一度は申し出を断わるパット。しかし本能に突き動かされるように、老人ホームを抜け出すのだった。パットは街の中心部までの長い距離を歩き続ける。かつての恋人デビッドの墓も訪ね、行く先々の人たちとの出会いを通し、リタの遺言を叶えてあげたい気持ちが芽生えいくが、彼の心は揺れ動いていく―。
オレゴンの山奥で、孤独な男ロブはトリュフ狩りをする忠実なブタと住んでいた。ロブはトリュフバイヤーのアミールと希少で高価なトリュフを売買し、わずかな物資で生活していたが、ある日大切なブタが何者かによって強奪されてしまう。ロブはブタを奪還するためにポートランドの街まで下り、アミールと手がかりを捜す。ロブはブタの行方を辿る中、故郷でもあるポートランドで自身の壮絶な過去と向き合うことになる。
90年代、ニューヨーク。作家を夢見るジョアンナは、老舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の女上司マーガレットの編集アシスタントとして働き始める。日々の仕事は、世界中から毎日大量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。しかし、心揺さぶられる手紙を読むにつれ、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始める。そんなある日、ジョアンナが電話を受けた相手はあのサリンジャーで…。
第2次世界大戦下。連合国空軍の女性パイロット、モード・ギャレットが、フールズ・エランド号と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ。高度2500メートルの上空で、モードは機の右翼にまとわりつく、謎の生物を目撃する―。そして、ある重大な秘密を隠し持つ彼女が、この爆撃機に乗った本当の理由とは……